肺炎球菌ワクチンとは

 肺炎球菌はのどや鼻にいる細菌で、気管支炎や肺炎、敗血症などを起こします。乳幼児や高齢者では、細菌性肺炎の原因の多くを占めています。

 肺炎球菌ワクチンとは、肺炎球菌によって引き起こされる病気を予防するためのワクチンです。肺炎球菌には90種以上の型がありますが、高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンはこのうち23種類の型に効果があります。この23種類は実際に肺炎などの原因となっている肺炎球菌の型のうち7割以上を占めています。

   なお、インフルエンザシーズンにおける細菌性肺炎全体の50～60％は肺炎球菌によって引き起こされています。インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンを両方接種することでインフルエンザシーズンの肺炎や死亡を抑えることにつながります。

肺炎球菌予防接種費用助成事業について

以下の対象者に、接種費用一部助成券を発行しています。

対象者について

次の1か2に該当する人で、葉山町に住民登録をし、接種を希望する人

1. 接種日当日に65歳の人
2. 60歳以上65歳未満の人で、心臓、じん臓若しくは呼吸器の機能又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障害がある人（これら身体障害者手帳1級をお持か、それに準ずる人）（2に該当する人で接種を希望する場合は、町民健康課窓口にて申請が必要です）

（注釈）ただし、既に「ニューモバックス」の接種を受けたことがある人は対象としません

（注釈）予防接種法の改定により、令和6年度から上記の人のみが定期接種の対象となります

（注釈）公費助成対象となるのは1回限りとなります

（注釈）副反応が強く出る可能性があるため、接種後5年以内の再接種はできません

自己負担額

3,000円

接種期間

65歳の誕生日から66歳の誕生日前日まで（65歳の誕生日を迎えた月末に助成券を送付します）

接種までの流れ

1. 65歳を迎えた月末に助成券が届く
2. 助成券が届いたら下記の医療機関に予約する
3. 健康保険証と助成券を持参して予防接種を受ける

医療機関

葉山町・逗子市肺炎球菌ワクチン予防接種実施医療機関一覧(PDFファイル:91.4KB)