地蔵菩薩立像(じぞうぼさつりゅうぞう)
種別 彫刻
指定年月日 昭和42年11月21日
所在地 葉山町長柄(仙光院)
構造 寄木造 彩色
像高 165.5cm
時代 鎌倉時代中期
概要
胎内の修理銘札
もとは長柄長徳寺に安置されていた地蔵菩薩立像です。長徳寺の廃寺に伴い、平成15年に仙光院に移されました。
製作年代は鎌倉時代中期までさかのぼり、地元では畠山重忠の念持仏と言い伝えられます。
胎内には五枚の修理銘札が残されており、寛文六年(1666年)、享保三年(1718年)、明和四年(1767年)、天保十三年(1842年)、明治二十一年(1888年)に修理されたことが分かります。寛文六年修理銘札の中には原作者が運渓道人とありますが、確かなことは分かりません。
平成22年度に修復塗彩が施され、仙光院境内の地蔵堂に安置されています。
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更新日:2020年06月23日