野菜の会

「町長と葉山のはなし~野菜の会~」開催結果の概要

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1.日時

平成30年2月9日(金曜日)
9時00分~12時15分

2.場所

三留牧場内第3圃場

3.参加者

19人

4.内容

(1) 畑作業(地ならし)

   皆さんと一緒に約2時間畑作業(地ならし)を行った。

 

(2) 意見交換

   葉山に直産の市場機能と商品の集まる場所を、と目指して検討が進み、一昨年9月にオープンしたHAYAMA STASION(以下H.S)も1年と半年が過ぎました。今回はそのH.Sに主力商品として葉山の地場野菜を納品されているJA横須賀葉山の野菜の会の皆さんにお話を伺いました。恒常的な販売所ができたこと、葉山野菜にかける意気込みや農業者としての目線から、町政へのご意見等をいただきました。

 

Q 野菜の会の活動内容を教えてください。

【意 見】

   平成21年の秋、葉山らしい野菜を作りたいと、翌年の農産物品評会時に野菜の会を発足しようという話になりました(会員25人)。毎月 11 日に定例会を実施し、行政センターの農業指導などもあります。会員で農協の行事に参加したり、旅行へ行ったりと「一声かければ何でもまとまる」会です。

 

Q   H.Sができて変化はありましたか?

【意 見】

・  H.Sができて意識が変わった。収入は2/3がH.Sの売上によるもので、活気・やる気が出た。

・  H.Sができて商売とはこういうものかと分かった。いいものを作りたいと意識が変わった。横須賀のすかなごっそにはない葉山らしさがある。商工会とも連携していきたい。これからどんなものを作っていくかがテーマ。

・  正直に言って H.Sは1回も入ったことがない。 売れるようなものは作っていない。欲がない。自分が作りたいものを作っている。

・  野菜の会は自分たちのやり方を隠さずオープンにやっている。みんなそれぞれのやり方があり、さといも一つとっても植え方が違っていて驚くこともある。そういった意見を聞くことで作り方も変わってきた。JAの協力で荷造りの勉強もしている。

・  収入もあって楽しい。 コミュニケーションも取れる。

・  少ない納品でも喜んでくれるのでやる気になる。

・  作って食べて売る。Win-Winの関係が作れると良い。

・  会に入れてもらって良かった。情報共有・交換ができた。また、自分で作った野菜を売ったのが嬉しかった。

・  跡継ぎがいないので、これ以上何をすることもできない。

・  H.Sは近いので、売れて足りなくなってもすぐ補充できる。

・  葉山のブランドを作る。少しでも多く出せたら活性化に繋がる。

・  葉山の野菜が少ないと感じる。横須賀・三浦の野菜に負けないように作りたい。

・  H.Sができて人生が変わった。面白くなった。

 

Q   葉山野菜のブランティングを考えていますか?

【意 見】

・  ブランド名が入ったレジ袋を行政に作ってもらうと葉山野菜が広く知られていくと思う。

・  ブランドは自分で作るものじゃなく消費者が作りあげるもの。ある程度物量があり、いつでも葉山野菜を買うことができるという状況が必要。品切れで買えないというのはブランドにならない。生産者が物量を確保し、他よりも良いものを消費者に与えるということが先。

・  すでにJA野菜部でブランド名が入った袋を作っている。また、シールも持っている。

 

【山梨町長】

   本日は貴重な体験・お話を聞かせていただきありがとうございました。 食は身体を作る大事なものです。食に対する町民の期待も大きいです。葉山は食の安全に関心の高い方や、子ども達に良いものを食べさせたいと強く願っている方が多く、行政には、畑を借りたい、農家に繋げて欲しい等様々な話が入ってきます。そういった方達と皆さんを繋ぎ、皆さんには、プロとしての意識、作る事の難しさ、こだわりやポリシーなどを伝えていただき、勉強する機会を与えてほしいとも思っています。ブランドについても、皆さんでもっと話し合っていただき、葉山の野菜はこうなんだというのを出していってほしいです。

   引き続き、野菜の会を盛り上げていただき、葉山の野菜のあり方について一緒に考えていければと思います。

 

 

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更新日:2018年03月23日