葉子育て支援センター ぽけっと 6月29日(土曜日)

「町長と葉山のはなし」開催結果の概要

「町長と葉山のはなし」の様子

6月29日のアンケート集計結果は下記PDFファイルを確認ください。

1.日時

平成25年6月29日(土曜日) 午前10時30分~正午

2.場所

子育て支援センター ぽけっと

3.出席者

14人

4.町長より

 今年度は子育てに力を入れていきたいと考えていますが、さまざまな課にまたがって取り組んでまいります。たとえば都市計画課は公園の整備を管轄していて、遊具の新設を提案しています。産業振興課では稚魚の放流や潮干狩りのイベントを実行しました。どういった取り組みをしたら葉山が盛り上がるのか、町民の皆様からも意見を投げかけていただきたいと思います。
 では、具体的にどういった取り組みをしているのかをご説明いたします。まず、今年の4月から小児医療費無料化を小学校6年生まで拡大しました。所得制限はありますが、これは三浦半島では唯一となります。そして、公園の遊具についてですが、町内には62箇所児童公園があります。これまで遊具の撤去ばかり行ってまいりましたが、増設を順次進めてまいります。公園に行けば人が集まっていて話し合いができる、といった環境を整えていきたいと思います。森戸海岸では魚と触れ合うタッチプールや稚魚放流、潮干狩りを産業振興課・環境課・生涯学習課が連携しておこないました。環境課では小学校低学年を対象にたけのこ掘りを行い、それによって竹林の整備につなげようと計画しています。保育園につきましても、民営の認可保育園の設立に向け、調整を行っております。
 また、役場内のことですが、副町長の辞任に関しましては、町政に対する意見の相違で辞任という結果になりましたが、職員一同、一致団結して職務を行っております。また、町議会副議長の件では、街宣車が来るなどご心配をおかけしましたが、その後皇室の方のお出迎えにも行かれましたし、特に問題はありません。職員につきましては、行政はサービス業であるという観点から基本的な接客マナーについての接遇マニュアルを作成しました。庁舎にお越しの際には厳しい視点で見てください。そういったご意見をいただきながら、町がすごしやすい場所となるよう努力してまいります。

5.意見交換

意見
 民生委員をしています。公園の遊具の点検をおこなっていますが、どんどん遊具が撤去されているので、ぜひ増設してください。今まで町に要望しても「お金が無い」という回答でした。また、公園の草刈りを年2回おこなっているようですが、それでも草が茂っています。マダニ被害の報道もありますので、対応をお願いします。京浜団地に上がる坂では、夏になるとマムシやスズメバチが発生しますので、気を付けるように声掛けをしています。

回答
 葉桜での意見交換会の際に、公園の放射能の話が出ましたが、マダニや山ビル、マムシ対策などと合わせて、草むらでの放射線の測定についても対応していきたいと思います。

意見
 すくすくパラダイスの活動をしていますが、活動を始めたころから、公園が少ないことや、公園の遊具が少ないことについての声は上がっていました。町のお母さんたちの声と行政の思惑が合致していないように思います。他の市町村が子育てに対してどんな取り組みをしているのかを調査し、いろいろな課から知恵を出し合い、小さな町だからこその利点を生かしていければ、葉山はもっとよくなると思います。

回答
 葉山は自然が豊かですが、だからといって子どもたちは海や山へ行けばいい、というものではありません。子どもの遊び場について、行政とお母さんたちがつながる必要はあります。支援センターをもっと有効に使えるようにしていきたいと思います。

意見
 「ぽけっと」の2階の多目的室の利用についてですが、参加費をとるイベントには使えなくなり、有料で使える施設を探さなくてはならなくなりました。プレママ広場や妊産婦ケアなどは、足を運んでもらうことに大きな意味があります。プレママ広場も、わずかな参加費を徴収していますが、講師の方の交通費も出せない状況です。有料のイベントはポケットで開催できないという町からの指導があった以上、そうしなければならないとは思いますが、たとえば習い事も広い意味で見ると子育て支援になると思いますし、この活動は個人収入になるような事ではないので、もう少し規制を緩やかにしていただきたいです。

回答
 ある程度の線引きは必要になります。この施設については、長柄の葉桜地区のお母さんたちからするととても遠い場所であり、逆に児童館などを使っていろいろな場所で出張して開催していただいたほうが、参加者は増えるのではないでしょうか。

意見
 葉桜では絵本の読み聞かせなどを行っています。
施設利用に関する線引きが必要なのはわかりますが、どうしたら線がなくなるのかも考えていただきたいです。子育て支援センターで開催することが、参加者の信頼感にもつながります。同じことをしていても、開催場所で意味が違ってくるのではないでしょうか。子育て支援センターの利用について、有料のイベントはダメということではなく、そのイベントの意義について、もっと考えていただきたいです。

回答
 お母さんたちの立ち上げたNPOはたくさんあります。行政ができることはどんなことなのか、また、どんな支援が必要なのかを考えていきたいと思います。

意見
 ポケットは月曜日が定休日ですが、人件費等の問題もあると思いますが、月曜日も利用できるようにしてほしいです。また、ローラーすべり台やターザンロープなどの大型遊具がある複合施設が葉山にはありません。県内には中井町や秦野市などに大型のすばらしい公園があります。県外施設の視察などが多いようですが、県内にも視察すべきすばらしい施設はたくさんありますので、そういったところを参考にしていただきたいです。
また、保育園の新設も進めてください。

回答
 保育園は大きな課題ですので、民営の認可保育園新設に向けて計画を進めていきます。公園に関してですが、南郷公園の遊具が老朽化しています。まだ計画の段階ですが遊具を新設したいと考えています。町内には小さい子対象の公園はいくつかありますが、中学生の居場所を確保することも、今後の検討課題となります。

意見
 葉山公園の駐車場がいつも片方閉まっています。特に夏場は遠くから来る観光客の車でいつも満車になってしまい、葉山公園に遊びに行きたくても駐車できないため、行かれません。公園に遊びにくる町民のための駐車スペースを設けるなど、対応を考えてください。
ゴールデンウィーク中、南郷公園の第2駐車場がしまっていました。遊べる場所が少ないので駐車場を開放してください。

回答
 葉山公園につきましては神奈川県の施設になりますので、この場でお返事はできませんが、対応を考えたいと思います。
南郷公園の駐車場につきましては、休日は第2駐車場を開放するようになっていますので、どういう経緯だったのか確認します。
(第1駐車場を優先に駐車をお願いしており、満車等になった場合に第2駐車場を開放しております。)

意見
 シングルマザーで実家に帰ってきました。子どもを預けるところを探したり、仕事を探したり、生活環境を整えるのがとても大変で、肩身の狭い思いをしています。休日に保育をお願いした場合、鎌倉市や横須賀市は年齢や目的に関係なく、申請すると補助がでます。子どもを預けやすい環境を整えることは女性の自立支援にもつながりますので、ぜひ検討していただきたいです。

回答
 葉山町の場合、保育園の定員が100人のところ120人を預かっている状況です。保育園を新設することによって、特定保育や病後児保育など、いろいろなことが可能になると考えています。

意見
 上山口小学校や葉山小学校は人数のばらつきがあり、空き教室もあると聞いています。空き教室を有効利用することによって、学校を子どもたちの遊び場として提供すればいいと思います。

回答
 学校は少人数学級を導入しており、また、総合学習や特別学習などで教室を使う機会が増えており、空き教室を開放することは難しいと聞いています。ですが、学童保育はぜひ学校で行ってほしいと思っていますので、それも含めて検討していきます。

意見
 保育園について、希望してもおばあちゃんがいるから保育園に入れませんと言われますが、小さい子を預かるのは祖父母でも大変です。柔軟な対応をしてほしいです。
また、孫を預かっても、歩いて行かれる公園が近くにありません。葉山には車でしか行かれない公園がたくさんあるので、せめて町民だけでも駐車場を無料にするなどしていただかないと、出かける場所がありません。

回答
 他市では4~5人に1人は保育園に入れますが、葉山は9~10人に1人という状況ですので、どうしても優先順位をつけなければなりません。まずはこの状況を解決するために、民間の力を借りて認可保育園の新設を進めていきたいと思います。

この記事に関するお問い合わせ先

お問合せ先:子ども育成課
〒240-0192 神奈川県三浦郡葉山町堀内2135番地
開庁時間:8時30分~17時00分
閉庁日:土・日曜日、祝祭日、年末年始
電話番号:046-876-1111 ファクス番号:046-876-1717

更新日:2018年01月31日