明けましておめでとうございます。

葉山町、99歳。いよいよ100周年に向かう年になりました。来年の元日に100歳を迎える前祝いの年、すでに記念のロゴやキャッチフレーズも決まりました。皆様が今年から大いに盛り上がってくださること、文化やスポーツ、葉山のみんなと楽しむイベント、葉山のこれまでを知り、これからを想う機会に、役場も混ぜていただき、様々な催しが行われることをとても楽しみにしています。

一方で、役場は地域の皆様とともに、これからを見据えた大きな課題に向き合い、方針を示さなければなりません。例えば、新しい学びと楽しい学校のあり方、その校舎や地域にある公共施設の更新と再編、ペット共生社会の実現や生ごみ処理とその分別収集など。様々な議論をする上で、町のビジョンと具体的な方策をまとめ、これからの100年に向け、覚悟をもって前進する町政の姿をお示しします。

振り返ると、昨春は長年の願いだった中学校給食を開始し、エシカルなまちづくりをベースに、全ての給食にオーガニック調味料を導入することができました。また、エシカルシンポジウムを初めて開催し、ビーチクリーンをしている小学生のチーム「ブルーマーブル」を表彰するなど、環境の町として着々と前進しています。健康面では、県立保健福祉大学と東京大学と協定を結び、先進的な知見を葉山の町で実証する取組みをはじめ、健康長寿の町、葉山の福祉の力をさらなる高みへ進めることができます。

子どもからご年配の皆様まで、葉山好きな方々の力と企業など民間団体の力、そして役場が連携して、100周年をきっかけに、一つになれる町へ。

住む幸せ、ウェルビーイングを実践できる、私たちの葉山の素晴らしさに感謝し、さらに魅力を磨きあげましょう。本年もたくさんの笑顔のため、ともに、よろしくお願いいたします。