ブルーカーボンの取り組み
ブルーカーボンとは
「ブルーカーボン」とは、沿岸・海洋生態系が光合成により二酸化炭素を取り込み、海底や深海に蓄積される炭素のことをいいます。
ブルーカーボンの主要な吸収源としては、藻場(海草・海藻)や塩性湿地・干潟、マングローブ林があげられ、これらは「ブルーカーボン生態系」と呼ばれています。
ブルーカーボン⽣態系には、二酸化炭素吸収源としての機能以外にも、⽔質浄化機能や⽔産資源の活性化、教育及びレジャーの場の提供など、私たちの⽣活に多くの恩恵をもたらします。ブルーカーボン⽣態系の保全活動を推進することが、地球温暖化の防⽌のみならず、⽣物多様性に富んだ豊かな海を醸成し、ひいてはわたしたちの豊かな⽣活に繋がるのです。
藻場の保全・再生及び漁業資源増殖のための連携に関する協定
協定調印式の様子
葉山町沿岸では、2016 年頃より魚介類の産卵、生息及び生育の場や水質浄化等、多面的な機能を有する藻場の減退が進んできたことから、残存する藻場の保全及び減退した藻場の再生や海藻養殖の生産性向上を図るため、2023年9月11日に葉山町、湘南漁業協同組合葉山支所(旧:葉山町漁業協同組合)、鹿島(鹿島建設株式会社)の3者による「藻場の保全・再生及び漁業資源増殖のための連携に関する協定」を締結しました。
本協定により、次の取り組みを連携して行っています。
- 藻場の保全・再生に関すること。
- 藻場の保全・再生による漁業資源の増殖に関すること。
- 上記2項目の周知啓発・教育に関すること。
磯焼け対策の取り組み(支援)
葉山町では、藻場の保全・再生を図るため、食害生物であるウニ類やアイゴ等の駆除、母藻の設置やアマモの種苗生産・移植等を行う地元漁業者や活動団体に対し、補助金を通じて活動を支援しています。
【活動団体等】
- 湘南漁業協同組合葉山支所
- 葉山アマモ協議会
- JOFIクリーンオーシャンプロジェクト活動組織
磯焼けが進む葉山町沿岸の藻場の状況
(2018 年)【葉山アマモ協議会提供】
葉山町沿岸の藻場の再生状況
(2023 年)【葉山アマモ協議会提供】
ブルーカーボンブック(葉山アマモ協議会)
最近の地球温暖化対策としてのブルーカーボンの解説を含め、ブルーカーボンに関係するアマモ等の海藻の生態や磯焼け、葉山の藻場保全や漁業などを統合し、分かりやすい絵と解説による教育・啓発の本。
2025年3月に葉山アマモ協議会から町立小学校に寄贈。
三浦半島(4市1町)の取り組み
世界的にも地球温暖化や海洋環境問題への対策が喫緊の課題となっている中、日本テレビ放送網株式会社(以下、日本テレビ)と東京湾・相模湾に面した三浦半島4市1町(横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町)は、海の豊かさを、将来に向けて守っていくために、二酸化炭素の吸収源となる藻場の再生(ブルーカーボン)や、漁業振興に向けた磯焼け対策、また多くの人々にアクションを起こしてもらうための意識啓発の施策やスキームについて、連携して調査・研究を開始することとしました。
こうした中、共通の課題の解決に向け、相互に連携し、水産業の発展や海洋環境保全を図ることを目的として、三浦半島ブルーカーボン推進会議を設置し、4市1町で連携して磯焼け対策に取り組んでいくこととしました。
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更新日:2026年07月02日








