スズメバチトラップの作り方
スズメバチトラップとは?
3月上旬頃から4月中旬頃にかけて、冬眠から覚めた女王バチが1匹で巣作りのために庭木や植栽に飛来します。
この時期にハチトラップを設置し、女王バチを捕獲することにより家の周りに巣を作らせない効果が期待できます。
6月以降は女王バチが巣から出なくなり、働きバチしか飛来しなくなります。ハチトラップを仕掛けておくとかえって働きバチをおびき寄せてしまい危険ですので、6月になったらハチトラップは取り外してください。
材料
- ペットボトル(1.5~2リットル程度の大きさのもの)
- 誘引剤(ペットボトル1本あたり、水500ミリリットル、焼酎20ミリリットル、黒砂糖30グラム、酢10ミリリットルを混合)
- 千枚通し(無くても作れます)、カッターナイフ、ヒモ(針金など)、誘引剤を混ぜる容器など
作り方
- 左画像のように、ペットボトルの上部の側面3~4箇所にカッターナイフでH型に縦横幅2センチメートルの切り込みを入れてください。
- 誘引剤の材料を混ぜ合わせ、ペットボトルに注ぎ込みます。
- 右画像のように、H型の切り込みを上は外側に、下は内側に折り込んでください。
- トラップの入口の穴が地上1.5~2メートル程度の位置になるところにヒモでつるします。(必要があればひもを通すための穴をキャップや飲み口部分に千枚通しで開けてください。)
画像提供:日本焚火学会
注意事項
- 設置する場所は以下の点に注意しましょう。
・直射日光の当たらない場所(木陰等)にしてください。
(強い日光は、発酵中の微生物が死んでしまい、ハチを誘引する効果が落ちます。)
・普段から人が通行・作業する場所を避け、そのような場所から3メートル以上離してください。
・近所に子どもがいる場合には、手の届かないような高さ(2メートル程度)に設置してください。
・ハチやその他の昆虫が寄ってきます。ご家族やご近所の方が困らない場所にしてください。 - 誘引剤の量が少なくなり、ハチや他の昆虫の死骸がたまってくると、捕獲状況が悪くなります。液面が見えなくなったときには、ハチの回収および誘引剤の交換・補充を行ってください。その際に中のハチが生きている場合は、刺されてしまう危険があるため、取り出さないでください。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
お問合せ先:環境課
〒240-0192 神奈川県三浦郡葉山町堀内2135番地
開庁時間:8時30分~17時00分
閉庁日:土・日曜日、祝祭日、年末年始
電話番号:046-876-1111 ファクス番号:046-876-1717
更新日:2022年05月23日