セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモに注意してください
特定外来生物である「セアカゴケグモ」「ハイイロゴケグモ」の生息域が拡大しています。
令和6年4月14日、葉山町内で初めて「セアカゴケグモ」の生息が確認されましたので、ご注意ください。
確認状況
1.発見日時・場所
令和6年4月14日、南郷上ノ山公園のテニスコートABC面スタンド(観覧席)周辺で発見されました。
2.発見内容
セアカゴケグモ(メス)
3.対応
- 利用者から発見の報告があり、公園管理者が直ちに殺虫剤で駆除しました。
- 現場周辺では注意看板を設置し、公園管理者が定期的に見回りをしています。
- セアカゴケグモに咬まれたことによる健康被害の申出はありません。
生態・特徴
- 日本では1995年に大阪で初めて発見されました。大阪の湾岸地域では、工場内、公園内のブロックの隙間、墓石の隙間、道路側溝の蓋の裏などから発見されています。
- 体長は約0.7~1センチメートルです。全体が光沢のある黒色で、背中に目立った赤色の帯状の模様があります。毒を有するのはメスのみであり、オスは無害です。
- 攻撃的ではありませんが、素手で触ると咬まれることがあります。
- 卵のうは直径約1~1.5センチメートルで乳白色です。

セアカゴケグモ(メス)背面

ハイイロゴケグモ(メス)背面

ハイイロゴケグモ(メス)腹面

ハイイロゴケグモ(メス)腹面
写真提供:東京都福祉保健局
生息場所
- 日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物のあらゆる窪みや穴、裏側、隙間に営巣します。
例)プランターの底、室外機の裏、庭に置いた靴の中など - 屋外に置かれていた傘、衣服、おもちゃ等に付着して、屋内に持ち込まれる可能性があります。
咬まれたときは
- ほとんどの場合、咬まれると、針で刺されたような痛みを感じ、咬まれた場所が腫れたり、熱く感じたりします。
- 時間が経つと全身に痛みが拡がり、寒気や吐き気を感じることがあります。
- 咬まれた場合には水で洗うなど清潔にし、できるだけ早く医療機関の診察を受けてください。
- 日本ではゴケグモの毒で死亡した例はありません。
もしも、発見したら
- ゴケグモを見つけても、素手で捕まえたり、触ったりしないようにして頂き、環境課までご連絡ください。
- 一匹見つかれば周囲にも潜んでいる可能性があるので、さらに注意して頂き、屋外での作業には軍手を着用し、ズボンの裾から入り込まないように注意してください。
駆除するには
- 家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を噴霧する等、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の物理的な方法でも構いません。
- 生息しそうな場所には普段から注意を払い、クモの巣があれば、棒切れなどで払って、クモが巣を作らないようにすれば、クモからの被害を避けることができます。
リンク先
セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!(環境省ホームページ)(外部サイトへリンク) (PDFファイル: 389.1KB)
- この記事に関するお問い合わせ先
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お問合せ先:環境課
〒240-0192 神奈川県三浦郡葉山町堀内2135番地
開庁時間:8時30分~17時00分
閉庁日:土・日曜日、祝祭日、年末年始
電話番号:046-876-1111 ファクス番号:046-876-1717
更新日:2024年06月03日