菅原恵利子さん

菅原さん

[一色在住・居住歴約20年]

森山神社例大祭や浜の盆踊りなどイベントのマネージメントや映像記録制作のかたわら、手ぬぐい作家として森山神社土曜朝市、一色海岸アート展に出展するなど様々な活動をしている。

人間らしい暮らしができる町

菅原さんがデザインした布の浴衣

浴衣の布は唐草模様のなかに葉山のゆるゆるした時間を菅原さんがデザインしたもの

仕事に追われ、昼夜も分からないくらい籠りきりの生活に嫌気が差し、東京を脱出!肌で風を感じながら、息をする生活に憧れて葉山に移住し、毎日大好きな着物で過ごせる環境に幸せを感じています。

葉山は山、川、海が町の中で完結するビオトープみたいな空間。

日本家屋に住み、昔ながらの文化は無駄がなく始末が良いことにも気付きました。庭からみる景色一つ取っても、うつろう季節に五感が研ぎ澄まされ、いい意味で気が緩み、新たな発見があります。

そしてそのイメージを手ぬぐいのデザインにしています。

ゆるやかに、居場所を守る

森山神社の朝一で作成した手ぬぐいを手にしている写真

誰しも自分のいる場所がきれいになることは嬉しいと思い、自らの地域の集まる場を清掃し、守るための仕掛けとして森山神社の朝市を世話しています。

10年経っても無理せず自然な成り行きに任せるスタイルで雨の日の出店もそれぞれの自由。

みんなが少しずつ地元に還元することでゆるやかにつながり、居心地のよい場所になっています。

これからも穏やかな自然と人に囲まれたここでの暮らしからたくさんの学びを得ていくのが楽しみです。

おすすめの場所

【一色海岸】
歩いて三分、毎日違う海と空模様に癒されます。
夏、沖まで泳いでぷかぷか浮かびながら眺める三が丘山の稜線も大好きな風景です。
 

更新日:2022年02月25日