平成28年 葉山町体育協会との意見交換会

開催日時

平成28 年11 月24 日(木曜日)  午後6 時
 

場所

 教育総合センター 2階

参加者

葉山町体育協会
会 長 中川六郎(陸上協会)
副会長 根岸博之(バレーボール協会)
理事長 歌代光雄(ソフトボール協会)
副理事長 山本晴之(セーリング協会)
副理事長 池田誠睴(ゴルフ協会)

葉山町議会(教育民生常任委員会対応)
近藤昇一議長
書記 石岡実成議員
委員長 待寺真司議員
副委員長 山田由美議員
委 員 金崎ひさ議員
委 員 飯山直樹議員
委 員 窪田美樹議員
委 員 笠原俊一議員

概要

海も山もあり環境に恵まれている葉山町。この環境を、ベルツ博士やイタリア駐日公使が「最適の保養地」と紹介したことが葉山の近代スポーツの発展に繋がり、ヨット・乗馬・テニスなどを楽しんだと言われる。葉山は「近代ヨット発祥の地」として、東京オリンピック、国体、2016 年は国際モス級の世界選手権も開催された。このような環境のもと、葉山町体育協会は昭和26 年創立、もうすぐ70 周年を迎える。

「葉山のこれからの体育振興をどう考えるか」という宿題が出された
山田「町の中のベンチ(散歩の休憩所)・子供が体を動かせる遊び場」
金崎「スポーツを通して団結を深める町・もっとスポーツが出来る場所が欲しい」
飯山「民間とコラボして運動施設を運営する・マリンスポーツの発展」

中川会長からは体育協会の《将来のビジョン》に合わせ、興味を持ち中身を知ってほしいと、次のように想いを語られた。
●「すべての子どもたちにスポーツを」というスローガンを掲げ、子どもたちが色々なスポーツを体験して、自分で自分に合ったスポーツを見つけられるようにしたい。
●「町民大会を支援し、スポーツ人口を増やす」小学生からシニアまで多くの方々がスポーツを楽しむことによって心身ともに健康で明るい生活が出来るようにしたい。
●「加盟団体の活発化と新加盟団体も増やす」27 年に水泳が加盟し、現在の21 団体となった。より活発に、新しい団体が生まれることも期待している。大人から子どもまで楽しめる様々なスポーツ大会を開催している。
●「各団体の情報交換・共有と一元化」町でどんなスポーツをやっているのかホームページで分かるよう取り組んでいる。
●「草津町と姉妹都市スポーツ交流を増やす」スキー・水泳教室のスポーツ交流は48回目を迎え、ゴルフ協会、陸上競技会の交流も始まった。
●「選手の育成とコーチの継承」と、優秀選手の表彰を総会で行っている。
●「町民だけでなく周辺地域の人も参加する大会が開催出来る町に」そのための計画を
作りたい。
との話に、体育協会の皆さんが長きにわたり葉山のスポーツ振興を支えてこられたと強く感じた。

≪これからの葉山のスポーツ振興≫
●平成23 年改正された国のスポーツ基本法の中に“地方公共団体の長は、地方スポーツ推進計画を定めるよう努めるものとする”とあるが、葉山では未だ作られていない。協会としても、体育振興としても形だけの計画ではなく、現状を認識し子どもたちのため近未来に何を求めるか、目標となるスポーツ振興計画を作りたい。そこにはスポーツ施設、指導者の充実を計画に盛り込んでいきたい。とはいえ条例に拘りすぎずに、ありとあらゆる方策を模索する。
●国体に変わるスポーツ大会の誘致や複合型スポーツセンターの誘致なども一つの考えである。そこには学校などの統廃合も含め考えられるかもしれない。
●避難場所となっている学校体育館は、土砂災害・津波被害が想定される場所もあり、体育施設と災害センターを兼ねた施設はどうか。
●町民が何を望んでいるのか、議員が情報の発信・収集をやってみてほしい。
●議員がスポーツ団体に加入してほしい。

「将来に向けて、行政、議会、協会が一緒になって、スポーツ振興
を考えることをお願いしたい」
時代背景が変わる中、何が出来るのか。
理想と現実を照らし合わせながら、今以上に交流の場を持ち、共に体育振興を推進していくことを約束する場となった。

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更新日:2019年01月17日