「堀内防災広場の駐車場としての利用」は、防災空地としての位置づけはないものの、災害時には災害廃棄物置き場としての機能を有している。そのような極めて重要な空地を確保しておくべきところ、民間委託により駐車場としての利用の予算が提案された。担当課からは、普通財産に移管し、民間委託により3年間の利用を考えており、駐車場としての利用のみならず、災害時やイベント利用時には配慮するとの答弁があった。また、3月3日に開催された予算特別委員会における町長への質問において、町長から「空地として放置することは望ましくないという前提で、民間委託ではなく直営で運営することも視野に入れる」旨の答弁があった。
よって、堀内防災広場を駐車場として利用することは望ましくないと考えるが、直営での運営により柔軟な対応を図ることができれば一定の理解を示す。よって「堀内防災広場の駐車場としての利用」に係る予算は、法整備及び補正予算で対応するまで、堀内防災広場フェンス設置工事の執行の中止を求めるものである。
なお、駐車場収入は、堀内防災広場の今後の整備事業に充当することを望む。
以上、決議する。
令和7年3月14日
葉山町議会