パレスチナ自治区ガザ地区における早期平和実現を求める決議
パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスとイスラエル軍との武力衝突が始まり、1か月以上が経過した。この武力衝突により一般市民、特にガザ地区の子供たちに大きな犠牲が生じていることは極めて悲劇的な状況である。
こうした事態を受け、11月8日には先進7か国(G7)外相会合が、ガザ地区の人道危機に対処するため、戦闘休止を支持するなどとしたG7外相声明を発表した。また、国連安全保障理事会は11月15日に緊急会合を開き、ガザ地区の子供の人道状況を改善するための戦闘の休止と人質の即時解放を求める決議を採択した。11月24日から数日間、一時停戦と人質の一部開放が実現したが、事態完全終息には至っていない。
ガザ地区での人道危機改善に向けては本格的な停戦、事態の鎮静化が必要であり、イスラエルと自立可能なパレスチナ国家の双方が平和、安全及び相互の承認の下に共存することを想定した二国家解決が公正で永続的で安全な平和への道であることについては、本町としても国連やG7と認識を一にするものである。
葉山町議会は、このたびの紛争に対して一刻も早い事態の解決、改善を求める。
以上、決議する。
令和5年12月13日
葉山町議会
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更新日:2023年12月14日