現行(紙)の健康保険証の存続を求める意見書
政府は、令和6年秋から現行(紙)の健康保険証を原則廃止し、「マイナ保険証」を基本にするとしているが、マイナンバーカードを巡っ ては、マイナ保険証に別人の個人番号が誤登録されている、資格確認ができない等の相次ぐ問題により、制度やシステムに対する国民不信は広がりを見せている。
また、マイナンバーカードは任意取得であり、それをマイナ保険証 として利用することもしないことも個人の自由であるのに、現行(紙)の健康保険証を廃止してしまうことは妥当ではない。国は、マイナ保険証を取得していない人には、資格確認書を発行するとしているが、 マイナ保険証の取得有無、医療機関のマイナ保険証受入体制の状況により、場合によっては、医療機関の窓口で、資格喪失や無保険扱いとなることが懸念される。
こうしたことから、現行(紙)の健康保険証は廃止することなく、その存続を求めるものである。 以上、地方自治法第 99 条の規定により意見書を提出する。
令和5年 10 月 12 日
葉山町議会
提出先 内閣総理大臣 厚生労働大臣、デジタル大臣
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更新日:2023年10月13日