議長挨拶

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土佐議長

第50代議長 土佐 洋子 議員

この度、葉山町議会第50代議長に就任いたしました土佐洋子でございます。大変光栄に存じるとともに、職責の重さを改めて痛感いたしております。申合せによる約2年間、議長職を務めさせていただきます。

5月より通年議会がスタートいたしました。開かれた議会を目指し、議会運営、議会改革に取り組んでまいりたいと考えております。通年議会のメリットは、閉会期間がなくいつでも本会議を招集できること、災害時などの緊急対応が迅速に行えること、また、専決処分が減少するため議会の監視機能が強化されることです。さらに、十分な審査時間が確保されるため、議会運営の充実・活性化に繋がります。また、通年議会に合わせて、葉山町議会として3度目となる議員活動実態調査が始まりました。この議員活動実態調査の後に、30年以上改正がされていない、議員報酬について検討する必要があるのではないかと考えます。

開かれた議会の実現と主権者教育の推進として、議会は町民の皆さまの代表として、まちの未来をともにつくる場です。議会の役割や政策決定のプロセスを、子どもたちを含めたすべての町民にわかりやすく伝えることが、成熟した民主主義社会の基礎になります。今年度より町議会ホームページに「葉山町議会キッズページ」が公開されています。とても親しみやすくわかりやすくなっています。私は、若い世代が政治に無関心ではなく、自分ごととしてとらえ、未来の担い手となっていくために、主権者教育の充実を図りたいと思います。町内の学校との連携などで政治への関心を育む環境を整えられればと思います。

2025年1月1日に葉山町は町制施行100周年を向かえました。新たなスタートとして、これからの100年を見据えた議会のあり方として、これからを見据えたまちづくりには、持続可能性、多様性の尊重、そして柔軟な政策対応力が求められます。議会においても、中長期的な視点での政策議論を積極的に進めるとともに、多様な意見を包摂する場としての機能が強化できればと思います。町政はすべての人に開かれたものでなければなりません。情報が行き届かず、制度から排除されてしまう人がいる現状を変えるため、議会はあらゆる人々を受け入れ、差別や排除をなくし、全ての人が平等に参加できる状態を追求したいと考えます。

その第一歩として、私は手話言語条例の制定を推進したいと思います。手話を言語として正しく位置づけ、聴覚障がいのある方々の権利と尊厳を守るとともに、誰もが町政に平等に参加できる環境を整えることは、町の多様性を尊重することにつながります。特に2025年は日本で初めて東京2025デフリンピックが開催されます。第1回大会がパリで開催されて100周年の記念すべき大会です。葉山町内からも日本代表選手が出場すると伺っています。ぜひ、町をあげて応援できればと思います。

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更新日:2019年05月01日