非核・平和

葉山町非核平和都市宣言

世界で唯一の被爆国日本。私達は長崎、広島の皆さんの苦悩を決して忘れることはできません。しかし、地球上での争いは未だ止むことなく、核兵器の存在は人類に脅威を与えています。葉山町は、恒久平和を願い、「核兵器を持たず、造らず、持ち込ませず」の非核三原則を堅持し、この美しい海と緑と平和な生活を永遠に伝えるため、ここに非核平和都市であることを宣言します。

平成4年11月1日

葉山町長

平和首長会議(旧名称:平和市長会議)

葉山町は、世界各国の都市と連携し、核兵器のない平和な世界の実現に取り組んでいく平和市長会議の趣旨に賛同し、平成24年10月1日に加盟しました。

平和市長会議の加盟認定証の写真

平和市長会議とは

 平和市長会議は、世界の都市が緊密な連携を築くことによって、核兵器廃絶の市民意識を国際的な規模で喚起し、核兵器廃絶を実現させるとともに、人類の共存を脅かす飢餓、貧困、難民、人権などの諸問題の解決、さらには環境保護のために努力することによって世界恒久平和の実現に寄与することを目的としています。

詳しくは平和市長会議のホームページをご覧ください。

平和に関する取り組み・イベント

葉山で平和を考える一日(令和7年8月7日開催)

福島さんによる講演会(手話通訳あり)の様子

町民の皆さまが「平和」について考え、行動していただくことを目的として、毎年町立小中学校の夏休み期間に開催している当イベント。

令和7年度は葉山町福祉文化会館にて、8月7日(木曜)に開催しました。

神奈川県原爆被災者の会葉山支部の会長であり、長崎県より認定された交流証言者でもある福島富子さんによる講演会、町民の皆さまから募集したアート作品の展示に加え、令和7年度は新たに映画上映を行いました。

また、手話通訳をつけ、より幅広い方々へ平和への思いを届けることができました。

その結果、89名の方にお越しいただき、盛況のうち幕を閉じました。

葉山町平和標語コンクール

葉山町平和標語コンクール 令和6年度横断幕

非核平和事業の推進のため、町内在住・在学の中学生を対象に、非核や平和、人権に関する標語を募集したところ、216名から361点の作品の応募がありました。令和7年9月26日に開かれました選考委員会で厳正に審査しました結果、次の作品が選ばれました。

受賞作品一覧

標語 氏名 学校 学年
金賞 手をとって 違いを越えて ともに生き 福原 直篤 葉山中 3年
銀賞 世界へと 平和の種を植えに行こう 山本 龍征 葉山中 2年
銅賞 手をのばす そのやさしさが みらいをつなぐ 藤浪 光輝 南郷中 1年
佳作
 
生きたいと 願いがこもった 千羽鶴 堀 伊吹 葉山中 3年
平和とは、行動しないと、叶わない 森嵜 根 葉山中 3年
話し合おう 海の広さの 心持ち 折谷 理菜子 南郷中 3年
思いやり よりそう気持ち 世界まで 下平 ゆず 葉山中 1年
ありがとう 小さな種から咲く平和 高梨 忠仁 南郷中 1年

(注釈)「高」は「はしごだか」が正式

(敬称略、学校・学年については、応募時の令和7年9月のものです)

入賞すると広報葉山に作品が掲載されます。金・銀・銅賞受賞者は、作品のほかにインタビューが載ります。

また、金賞受賞作品で横断幕を作成します。横断幕は、南郷中学校入口の歩道橋および葉山消防署前の歩道橋に掲示します。

平和を考えるバスツアー

 平和を考えるバスツアーは、平和に関する施設をバスで巡り、戦争のおろかさや悲惨さを伝え、感じ、考えてもらう機会とすることを目的とした、日帰りバスツアーです。

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更新日:2025年12月18日