教育計画|葉山町立一色小学校

1.教育の基本方針

  • 憲法、教育基本法、学校教育法に示されている教育の理念に基づき、地域・保護者・児童の実態を踏まえて一色小学校の教育を推進する。

2.学校教育目標

学校教育目標

「 自ら学び 考えて行動できる子

~自立・創造・しなやかな心~ 」

 

3.学校運営方針

(1)児童が生き生きと生活する学校

 1.学校教育目標の実現に向け、全職員で全校児童を育むという共通認識のもと、協働して教育活動にあたる。

 2.学校生活を楽しく豊かなものにするための活動を工夫する。

(2)未来を切り拓く力を育む学校

1.校内研究を推進し、教職員一人ひとりの指導力及び学校全体の指導力の向上に取り組む。
2.各自が、授業研究・授業改善に努め、その成果を実感できるようにする。
3.主体的・対話的で探究的な学びの実現に努める。

(3)児童が安心して過ごせる学校

1.共に学び共に育つ支援教育の充実を図る。

2.児童の気持ちに共感的に寄り添い、「いじめ」のない学校を目指す。

3.  教育相談コーディネーターを中心として、外部機関とも連携を図りながら、より充実した教育相談体制を目指す。自然や人とのふれあいを通した豊かな情操・人権感覚の育成に努める。

4.  学習環境の整備・充実に努める。

(4)地域とともにある学校

1.学級経営や授業、情報発信等を通して信頼の獲得に努め、信頼を通した相談しやすい教師・学校を目指す。

2.  コミュニティ・スクール運用を見通した地域・保護者との連携体制を推進する。

4.2025年度 指導の重点

学校経営方針に基づき設定します。

(1)児童が生き生きと生活する学校

〇学校教育目標の実現に向け、全職員で全校児童を育むという共通認識のもと、協働して教育活動にあたる。

(2)未来を切り拓く力を育む学校

〇校内研究を推進し、教職員一人ひとりの指導力及び学校全体の指導力の向上に取り組む。

(3)児童が安心して過ごせる学校

〇共に学び共に育つ支援教育の充実を図る。

5.教育課程

(1)各学年年間授業時数

各学年年間授業時数一覧
  国語 社会 算数 理科 生活 音楽 図工 家庭 体育 道徳 特活 総合 外国語 総授業時数
第1学年 306 - 136 - 102 68 68 - 102 34 34 - - 850
第2学年 315 - 175 - 105 70 70 - 105 35 35 - - 910
第3学年 245 70 175 90 - 60 60 - 105 35 35 70

35

980
第4学年 245 90 175 105 - 60 60 - 105 35 35 70 35 1015
第5学年 175 100 175 105 - 50 50 60 90 35 35 70 70 1015
第6学年 175 105 175 105 - 50 50 55 90 35 35 70 70 1015

(2)日課表

日課表一覧

児童登校 午前8時10分 ~ 午前8時25分

0校時・朝の集い

・朝の会

午前8時25分 ~ 午前8時45分
1校時 午前8時50分 ~ (午前9時35分)
2校時 (午前9時40分) ~ 午前10時25分
中休み 午前10時25分 ~ 午前10時40分
3校時 午前10時45分 ~ (午前11時30分)
4校時 (午前11時35分) ~ 午後0時20分
給食 午後0時20分 ~ 午後1時00分
昼休み 午後1時00分 ~ 午後1時25分
清掃 通常 午後1時25分 ~ 午後1時40分
水曜日 なし
5校時 通常 午後1時45分 ~ 午後2時30分
水曜日 午後1時30分 ~ 午後2時15分
6校時 通常                              午後2時35分 ~ 午後3時20分
  水曜日 午後2時20分 ~ 午後3時  5分
帰りの会 5時間 午後2時30分 ~ 午後2時40分
6時間 午後3時20分 ~ 午後3時30分
水曜日 午後3時  5分 ~ 午後3時15分
クラブ活動 午後2時25分 ~ 午後3時25分
委員会活動 午後2時25分 ~ 午後3時10分

学年・曜日によって、授業時数が異なります。詳しくは学校までお問い合わせください。

(3)委員会・クラブ活動について

委員会(5・6年生)

  • 運営
  • 掲示・新聞
  • 放送
  • 環境
  • 給食
  • 図書
  • 保健
  • 体育
  • 飼育・栽培
  • 集会
活動のねらい

活動を通して、望ましい人間関係を形成し、集団の一員としてよりよい学校生活づくりに参画し、協力して諸問題を解決しようとする自主的、実践的な態度を育てる。

組織

5・6年生の児童により構成する。
委員長(6年生)、副委員長(5・6年生1名ずつ)、書記を決める。

クラブ(4・5・6年生)

  • バドミントン
  • タブレット
  • 家庭科
  • 卓球
  • レク
  • ドッジボール
  • バスケットボール
  • 工作・イラスト
  • サッカー
  • 陸上
活動のねらい

活動を通して、望ましい人間関係を形成し、個性の伸長を図り、集団の一員として協力してよりよいクラスづくりに参画しようとする自主的、実践的な態度を育てる。

構成

4・5・6年生の児童によって構成し、1年間同一クラブに所属して活動する。

6.学校いじめ防止基本方針

(1)いじめの防止等に関する基本的な考え方

本校のいじめ防止に関する基本的な姿勢

 いじめは、いじめを受けた児童の教育を受ける権利を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず、その生命又は身体に重大な危険を生じさせるおそれがあるものです。
 したがって、本校では、すべての児童がいじめを行わず、ほかの児童に対して行われるいじめを認識しながら放置することが無いよう、いじめが心身に及ぼす影響その他のいじめの問題に関する児童の理解を深めることを旨として、いじめの防止等のための対策を行います。
 また、家庭や地域、関係機関との連携を大事にし、児童が多くの人々と関わり、多くの目で見守られるよう学校を中心としたコミュニティー作りに努めます。

いじめの禁止

本校児童は、絶対にいじめを行ってはいけません。

学校及び職員の責務

いじめが行われず、すべての児童が安心して学習やその他の活動に取り組むことができるように、保護者、地域住民他関係者との連携を図りながら、学校全体でいじめの防止と早期発見に取り組むとともに、いじめが疑われる場合には、適切かつ迅速にこれに対処し、再発防止に努めます。

(2)いじめの防止等に関する内容

1.いじめの未然防止のための取組み

  • 児童の豊かな情操と道徳心を培い、心の通うコミュニケーション能力の素地を養うため、すべての教育活動を通じた道徳教育及び体験活動等の充実を図ります。
  • 児童が自主行う行ういじめ防止に資する児童活動に対する支援を行います。
  • 交流活動や行事等を通して保護者並びに地域住民その他の関係者との連携を深め、地域で児童を見守る体制づくりに努めます。
  • いじめは決して許されないという共通認識に立ち、全職員がいじめの態様や特質等について校内研修や職員会議を通して共通理解を図り、組織的に対応します。
  • 児童の少しの変化も見逃さず、見守っていくために、校務の効率化をはかり、児童とかかわる時間を多くするように努めます。
  • 障害のある児童、帰国児童・外国人児童、性同一性障害・性自認にかかる児童、東日本大震災被災児童等に対するいじめの未然防止・早期発見にも努めます。

2.いじめの早期発見のための取組み

  • いじめを早期に発見するため、在籍する児童に対する定期的な調査を次のとおり実施します。加えて、児童からの相談に対しては、必ず学校の教職員等が迅速に対応することを徹底します。
    [1] 児童対象いじめ等アンケート調査 年3回
    [2] 個人面談(教育相談)を通じた学級担任による児童からの聴き取り(随時)
  • 児童及び保護者がいじめに係る相談が行うことができるよう次のとおり、相談体制の整備を行います。
    [1] スクールカウンセラー・教育相談コーディネーターの活用等
    [2] いじめ相談窓口の設置(養護教諭、教育相談コーディネーター等)
  • 相談・通報のあった事案は、「いじめ防止等対策委員会」を通して情報共有に努めます。

3.いじめの早期解決のための取組み

  • いじめを見た、またはその疑いがある行為を見た場合は、すぐにいじめをやめさせます。
  • いじめに係る相談を受けた場合は、すみやかに事実の有無の確認をします。
  • いじめの事実が確認された場合は、いじめをやめさせ、その再発を防止するため、いじめを受けた児童・保護者に対する支援と、いじめを行った児童への指導とその保護者への助言を継続的に行います。
  • いじめを受けた児童が安心して学習するために必要があると認められるときは、保護者と連携を図りながら、いじめた児童に対し、一定期間別室等において学習を行わせる措置を講じます。
  • いじめを見ていた児童等にも自分の問題として捉えさせ、誰かに知らせる勇気を持つよう指導します。
  • はやしたてたり、同調している児童に対しては、それらの行為がいじめに加担する行為であることを理解させるよう指導します。
  • いじめの当事者間における争いを生じさせないよう、いじめの事案に係る情報を関係保護者と共有するために必要な措置を講じます。
  • 犯罪行為として取り扱われるべきいじめについては、町教育委員会及び所轄警察署等と連携して対処します。

4.インターネット上のいじめへの対応

  • 発信された情報が急速に広がってしまうこと、発信者の匿名性、その他のインターネットを通じて発信される情報の特性をふまえて、インターネットを通じて行われるいじめを防止し、児童及び保護者が効果的に対処できるように、情報モラル研修会等必要な啓発活動を行います。

(3)「いじめ防止等対策委員会」の設置

いじめの防止、いじめの早期発見及びいじめへの対処等に関する措置を実効的に行うため、「いじめ防止等対策委員会」を設置し、学期に1回程度開催します。いじめと疑われる相談・通報があった場合には、会議を緊急開催します。

1.「いじめ防止等対策委員会」の構成

  • 校長、教頭、教育相談コーディネーター、養護教諭、該当児童学級担任、(スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等)
    ただし、検討事項や事案内容に応じて、依頼可能な第三者の参加を柔軟に検討し、校長が任命します。

2.活動内容

  • いじめ防止等の取組内容の検討、基本方針の検証・修正
  • いじめに関する相談・通報への対応
  • いじめの判断と情報収集
  • いじめ事案への対応検討・決定
  • いじめ事案の報告
  • 再発防止に向けた取組検討
  • いじめの防止等のための対策に関する研修を実施し、職員の資質向上を図ります。

(4)重大事態への対処

いじめにより、児童の生命・心身又は財産に重大な被害が生じた場合や、相当の期間学校を欠席することを余儀なくされている等の疑いがある場合は、葉山町教育委員会を通じて町長に報告し、葉山町教育委員会と協議の上「いじめ等調査委員会」を設置し、迅速に調査に着手します。

1.「いじめ等調査委員会」の構成

  • 事案内容により構成員については葉山町教育委員会と検討し、校長が任命します。構成員については、専門的知識及び経験を有する者等の第三者の参加を図り、当該調査の公平性・中立性を確保するよう努めます。
    校長、教頭、教育相談コーディネーター、養護教諭、該当児童学級担任、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、町教育委員会指導主事、町教育研究所指導員・相談員、等

2.活動内容

  • 発生した重大事態のいじめ事案に関する調査
  • 調査によって明らかになった事実関係について、いじめを受けた児童やその保護者に対して、適時・適切な方法での提供・説明
  • 神奈川県教育委員会への調査結果報告(調査結果を報告する際は、いじめを受けた児童やその保護者が希望する場合は、調査結果に係るいじめを受けた児童や保護者の所見をまとめた文書を添えて報告する)
  • 再発防止に向けた取組検討

(5)取組みの検証

いじめの早期発見に関する取組みやいじめの再発防止に関する取組みについて、適正に評価します。

(6)その他

このいじめ防止基本方針を平成26年4月25日に定める。改定については、いじめ防止等対策委員会及び職員会議にて検討し、校長により決定するものとする。


令和5年4月1日 一部改訂

この記事に関するお問い合わせ先
お問合せ先:一色小学校
〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色1060
開校時間:8時30分~17時00分
閉校日:土・日曜日、祝祭日、年末年始
電話番号:046-875-9221