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平成17年葉山町議会第2回臨時会会議録





・招集年月日 平成17年11月16日(水曜日)



・招集場所  葉山町役場議場



・開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

開会午前10時00分
閉会午前10時24分

・応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

  出席17名欠席0名

第1番 伊東圭介 出席 第10番 笠原俊一 出席
第2番 佐野司郎 出席 第11番 横山すみ子 出席
第3番 金崎ひさ 出席 第12番 鈴木道子 出席
第4番 待寺真司 出席 第13番 鈴木知一 出席
第5番     第14番 守屋亘弘 出席
第6番 阿部勝雄 出席 第15番 森勝美 出席
第7番 近藤昇一 出席 第16番 伊藤純子 出席
第8番 畑中由喜子 出席 第17番 伊藤友子 出席
第9番 加藤清 出席 第18番 中村常光 出席


・地方自治法第121条により出席した者の職氏名

町長 守屋大光 助役 鈴木勘之
教育長 木太郎 総務部部長 鈴木旦男
福祉環境部部長 根岸隆男 都市経済部部長 石川嘉一郎
消防長 石屋博 教育次長 後藤一雄
総務課課長 山本孝幸    


・職務のため議場に出席した者の職氏名

議会事務局局長 石川恵一 次長 行谷正志
局長補佐 高橋孝行    


・会議録署名議員


第12番 鈴木道子 第13番 鈴木知一


・議事日程

第1 会期の決定
第2 会議録署名議員の指名
第3 町長行政報告
第4 意見第10号 原子力空母配備合意の撤回を求める意見書(案)


・議事の経過

○議長(伊藤友子君)おはようございます。ただいまの出席議員は17名でございます。全員出席でございますので、議会第2回臨時会は成立いたしました。開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。(午前10時00分)



○議長(伊藤友子君)日程第1「会期の決定」を議題といたします。
お諮りいたします。本日、議会運営委員会を開きまして、会期は本日1日間と決定いたしましたが、御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日間と決定いたしました。



○議長(伊藤友子君)日程第2「会議録署名議員の指名」を議題といたします。
会議録署名議員は、会議規則第111条の規定により議長において指名いたします。12番
鈴木道子議員、13番鈴木知一議員のお2人にお願いいたします。



○議長(伊藤友子君)日程第3「町長の行政報告」を行います。
町長の報告を求めます。
○町長(守屋大光君)おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、行政報告を行わせていただきたいと存じます。
平成17年度の公共事業葉山処理区(一色)枝線築造工事(その12)請負契約に関しまして、去る9月5日に予算額2,637万6,000円で8社による指名競争入札を執行いたしたところ、第1回目の入札におきまして、葉山町上山口3396番地、株式会社葉山緑化土木が2,460万円で落札いたしました。これにより一部工事に着手いたしておりましたが、去る9月下旬になって、ことし10月からの神奈川電子入札共同システムによる入札参加資格者共同登録名簿における取引業者の登録状況を調べたところ、同法人の建設業許可期限が平成17年4月10日で切れており、直ちに同工事の実施を中止するよう勧告いたしました。このような経過によりまして、同工事を中断しておりますが、葉山緑化土木に対しましては11月8日付で契約の解除並びに違約金の請求等の手続を行うとともに、この工事の実施につきましては速やかに新たな契約により執行する方向で準備を進めておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。
以上で行政報告を終わります。
○議長(伊藤友子君)以上で行政報告を終わります。



○議長(伊藤友子君)日程第4「意見第10号原子力空母配備合意の撤回を求める意見書(案)」を議題といたします。
意見書案を朗読させます。朗読。
(書記朗読)
○議長(伊藤友子君)提案者の説明を求めます。
○11番(横山すみ子君)11番横山です。原子力空母配備合意の撤回を求める意見書(案)について、提案理由の御説明をいたします。
去る10月28日の日米安全保障協議委員会(2プラス2)での中間報告の合意によって、横須賀市への原子力空母配備の通知が行われました。横須賀市の蒲谷市長は、この合意について事前に何の打診もなく、原子力空母配備の通知が突然行われたことはまことに遺憾であり、納得しがたいとの見解を示され、即日外務省に出向いて外務次官に対して配備の受け入れを撤回するよう申し入れました。また、横須賀市議会は11月2日に臨時議会を開催し、原子力空母配備合意の撤回を求める意見書を全会一致で採択されました。葉山町議会においても、既に本年3月4日に原子力空母の横須賀母港化反対の決議を行っております。
今回の中間合意は、日本の地元自治体、地域住民の意見を全く無視した形で行われ、合意後に説明するという強引な決め方が大きな反発を招いています。横須賀市に隣接する葉山町民としては、横須賀市への原子力空母配備の影響については、全く一体のものとして受けとめられます。原子力空母の安全性について、日米政府は強調していますが、1998年にはサンディエゴ湾で原子力空母ステミスが座礁し、原子炉が緊急停止した事実もあります。また、アメリカの原子力軍艦事故マニュアルも公開されておりません。日本は世界で唯一の原爆被爆国として、非核三原則を掲げています。日米政府はこの核問題に対する国民の感情を十分に酌み取らなければなりません。また、今回の米軍再編問題についての地元自治体を無視した国の進め方は、いかに外交・防衛の問題とはいえ、国内の合意形成についての基本を無視した強引な進め方で、地方議会議員としては大きな不安を感じざるを得ません。神奈川県の松沢知事は、キャンプ座間や相模総合補給廠を抱える座間市や相模原市、原子力空母配備問題の横須賀市と連携して、国と交渉していくとの姿勢を示され、既に行動を起こされています。葉山町としても横須賀市や神奈川県とともに、この問題についての意思表示を行い、協力して行動を行うべきであると考えます。
以上の理由により、日本政府は今回の横須賀市への原子力空母の配備合意を撤回し、米政府に対して横須賀市への原子力空母配備撤回の申し入れを行うよう強く求めます。以上御説明いたします。
○議長(伊藤友子君)提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。意見第10号は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。
(「異議あり」の声あり)
御異議ありますので、これより討論を行います。まず、反対討論を行います。
○14番(守屋亘弘君)14番守屋亘弘です。私は、当意見書案の提出に反対する立場から討論に参加いたします。
去る11月8日に松沢成文神奈川県知事が、政府の代表たる麻生太郎外務大臣と会見した際、同外務大臣は、原子力空母の配備について、「通常型空母が退役するので、仕方ないのではないか」と述べた旨の新聞記事がありました。私も、我が国が唯一の被爆国ということは重々承知しておりますけれども、現在の東北アジアの状況をかんがみるならば、我が国は核の脅威に日々さらされているととらまえております。このような現実を考えた際に、我が国政府並びに同盟国たるアメリカのやむを得ざる選択であったと私は理解しております。
昨日の新聞には、北朝鮮が核爆弾二、三個完成という旨のコメントを、訪朝したアメリカ・リチャードソン・ニューメキシコ州知事に言明したという記事もあります。このような状況下で、なおかつ日本と中国の間においては、東シナ海の春暁ガス油田をめぐって、まことに残念ではありますけれども、突発衝突の懸念も密かにささやかれております。
我が国の安全、端的に申せば、私並びに私の家族が、いかに安全に暮らすかということは、申すまでもなく国の責務であります。先ほど申し上げたとおり、我が祖国がその観点に立って苦渋の決断をしたということでありますので、あえて私は当意見書案の提出に反対するものであります。以上。
○議長(伊藤友子君)次に賛成討論を行います。
○7番(近藤昇一君)7番近藤です。私は日本共産党を代表し、原子力空母配備合意の撤回を求める意見書案に賛成の立場から討論に参加いたします。
アメリカ海軍は2008年に原子力推進空母を米軍横須賀基地に配備すると発表しました。現在の通常型空母キティホークにかわるものであり、原子力空母の母港化は日本で初めてのことであります。しかし、横須賀を空母の母港とすること自体、世界的に見て大変異常なことであります。ましてや原子力空母となれば、核汚染の危険を押しつけ、アメリカの先制攻撃機能を一段と強めることになり、日本の平和と安全を脅かす重大問題であります。さきの大戦において、広島・長崎に原爆を投下された唯一の被爆国である我が国にとって、国民の悲願である非核の願いを踏みにじるもので、到底容認することはできません。アメリカの世界戦略に呼応し、米軍基地の強化・恒久化につながりかねない米軍の再編に協力していく流れの先には、再び戦火を見る思いがします。戦後60年の節目の年に戦争を省みるのではなく、アメリカとともに軍事力を増強し、アジア・中東をにらむ戦力の一翼を担うことは、ASEAN諸国からの孤立を招きかねません。アジアにおける我が国の役割は、武器を突きつけてリーダーシップをとるのではなく、先進国として持続可能なアジア、ひいては地球全体の発展、平和に貢献することであると考えます。
アメリカの空母は、現在12隻あり、うち10隻が原子力空母で、キティホークとジョン・F・ケネディの通常型空母は間もなく退役の予定で、アメリカ政府は後継空母は原子力空母しかないという状況を利用して、横須賀に原子力空母を配備しようとしています。配備予定のミニッツ級の原子力空母は、発電容量10万キロワットの原子炉を2基保有し、つまり3,000万人の人が住む首都圏の海の玄関口に当たる横須賀を原発並みの原子炉を持つ原子力空母の根拠地にするということであり、事故ともなれば甚大な被害に直結します。アメリカ政府は、安全に運用されることを保証すると言いますが、絶対安全ということはあり得ません。日本国内でのたびたびの原発事故で、安全神話は既に崩壊しています。
横須賀基地で原子力艦船の原子炉事故が起きれば、7万7,000人が犠牲になると、17年前、アメリカの大学教授が明らかにした事故被害の予測が改めて今日注目を集めています。この被害予測をしたのは、アメリカ・カリフォルニア大学のジャクソン・デイビス教授で、1988年に市民団体からの依頼を受けて行ったもので、その結果を、日本の港に停泊した軍艦における核事故、デイビスリポートしてまとめました。事故は、原子力艦船の原子炉が火災で4時間にわたって燃えた場合を想定しています。事故によって炉心にたまっていた放射性物質が放射能雲となって東京上空へ移動、地表や食糧、水道などを汚染、都市生活も麻痺状態に、短期的死者は、がんなどで2万4,971人に及び、1週間でさらに2万5,565人が増加、その後の1年で2万6,994人にふえ、死者は合計7万7,000人を超えると予測しています。原子力空母の配備については、蒲谷亮一横須賀市長は、何らの打診もなく、突然通知があった。核に対する市民の不安は今なお根強い。反対だと表明し、松沢成文神奈川県知事は、原子力軍艦は日本の法令が適用されず、安全審査ができない。人口密集地でのリスクが大きい。到底納得できないとコメントを出しています。
また、原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会が、これまでに集めた署名は既に45万人に上ります。原子力空母・原船などが頻繁に寄港している横須賀市では、5年前、独自に寄港中のアメリカ原子力軍艦の原子炉にかかる万一の事故を想定した防災マニュアルを策定して、市民ぐるみの訓練をしています。しかし米軍は、原子力艦船の事故はあり得ないとして、電話で基地内の艦船に事故は起きていないと回答するだけで、事故が起きても通報義務もなく、住民の安全は置き去りにされたままです。しかし原子力艦船の事故はあり得ないどころか、日本を初め世界各地で頻発しています。原子力空母の横須賀母港化問題を考える市民の会によると、1975年には潜水艦母艦プロチウスがグアム島で原船からの放射能の強い冷却水を大量に放出、1977年には原船と原子力空母の母港であるアメリカ・ピュージェット造船所で2週間に4件の放射能事故が発生、3人の労働者が被曝するなどの事故が多発しています。日本でも1980年、沖縄ホワイトビーチで原子力巡洋艦ロングビーチの異常放射能事件が発生、1996年には原船カメハメハと原船トピーカが横須賀基地に寄港中、通常の3倍の放射能が計測され、98年には横須賀港内で異常放射能が3回計測されています。
このデイビスリポートは、公的な調査にゆだねるまでは、軍艦推進用原子炉事故の可能性は計算不可能であると指摘、そして原子力艦船の寄港を受け入れることは、日本の国民にとって計算不可能なリスクを受け入れることに等しいと警告しています。母港化した原子力空母は、一時的な寄港と違って、修理などで1年の半年は横須賀に停泊します。住民が原子力空母の核被害を心配するのは当然のことであります。ブッシュ政権の先制攻撃戦争政策に基づいて、原子力空母は最も能力の高い艦船として、いつでも、どこへでも迅速に出動し、先制攻撃を行います。原子力空母の母港化は、日本を恒久的に先制攻撃基地にするもので、これはアジアと世界の平和の流れに反するものであります。国内では先制攻撃能力の維持強化のために、空母艦載機による夜間離着陸訓練や低空飛行訓練は一層激しくなり、全国至るところで住民の苦痛は激増することにもなります。また、原子力空母の配備や将来の核兵器持ち込みに道を開きかねない危険を含んでいます。1961年の日米首脳会談で、ラスク国務長官は、日本人に原子力が兵器以外にも利用される事実をよく理解させる必要があると述べて、日本国民の核アレルギーの解消を打ち出しました。それ以来、アメリカ政府は日本国民を核なれさせ、核兵器を公然と持ち込める環境をつくることをねらってきました。
このように、将来の公然とした核兵器持ち込みの危険性を含んだ原子力空母の配備を許すわけにはいきません。そもそも、アメリカ政府が横須賀母港を絶対化していることが問題であり、日本政府は73年の空母ミッドウェーの母港化をめぐる国会論議の中で、おおむね3年と言明してきました。それを30年以上も空母を居すわらせ、さらに継続させるのは約束違反であることは明らかであります。日本共産党は、アメリカの空母母港化返上を主張しておりますが、多くの市民、町民、国民が望んでいる当面の課題である原子力空母の配備をやめさせるという一致点で、この意見書案に賛成するものであります。以上で賛成討論とさせていただきます。(拍手)
○議長(伊藤友子君)他に討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
討論がなければ、これにて討論を終結いたします。
これより採決を行います。本件につきましては起立により採決をいたします。意見第10号は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。
(起立多数)
起立多数により、意見第10号は可決されました。よって、意見書(案)を意見書として、政府関係機関に提出し、神奈川県知事あて参考送付いたします。



○議長(伊藤友子君)以上で本会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。
お諮りいたします。これをもって閉会することに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、これをもって平成17年第2回臨時会を閉会いたします。御苦労さまでございました。(午前10時24分)


以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成17年11月16日

葉山町議会議長   伊藤友子
署名議員 鈴木道子
署名議員 鈴木知一


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