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平成23年 葉山町議会第4回定例会会議録(第3日)


・招集年月日 平成23年12月1日(木曜日)

・招集場所 葉山町役場議場

・開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

 開議 午前10時00分 散会 午後3時07分

・応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

  出席14名 欠席0名

第1番 鈴木道子 出席 第8番 笠原俊一 出席
第2番 長塚かおる 出席 第9番 土佐洋子 出席
第3番 窪田美樹 出席 第10番 山梨崇仁 出席
第4番 守屋亘弘 出席 第11番 横山すみ子 出席
第5番 田中孝男 出席 第12番 金崎ひさ 出席
第6番 中村文彦 出席 第13番 伊東圭介 出席
第7番 荒井直彦 出席 第14番 畑中由喜子 出席


・地方自治法第121条により出席した者の職氏名

町長 森英二 生活環境部部長 成島光男
副町長 都市経済部部長 吉田仁
教育長 豊田茂紀 教育部部長 高梨勝
総務部部長 上妻良章 消防長 有馬弘
保健福祉部部長 稲山孝之 総務課課長 池田務


・職務のため議場に出席した者の職氏名

議会事務局局長 山本孝幸 主事 山崎大輔
主事 佐々木周子


・会議録署名議員

第7番

荒井直彦

第8番 笠原俊一


・議事日程

第1一般質問

1.荒井直彦
(1)姉妹都市草津町の宿泊助成金事業について
(2)ESCO事業について

2.金崎ひさ
(1)町長マニフェストの達成度について
(2)次期町長に申し送りすべき事項について

3.鈴木道子
(1)NIE(NewspaperinEducation)の学校教育での実施について
(2)町立図書館の活用について
(3)スポーツ等における顕彰について

4.横山すみ子
(1)ごみ処理問題について
(2)下水道問題について
(3)町長在任は一期との公約を守るかどうかについて


・議事の経過

○議長(畑中由喜子君)おはようございます。ただいまの出席議員は14名でございます。全員出席でありますので、本会議を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。(午前10時00分)

○議長(畑中由喜子君)町長から発言を求められておりますので、この際、許可いたします。
○町長(森英二君)おはようございます。1つ御報告させていただきます。本日の未明、1時38分ごろ、長柄1642−311、実は我が家から2件隣なんですけども、そこで出火しまして、231平方メートルの家が全焼いたしました。鎮火は5時15分でした。そして、御主人、92歳の下村さんがそのまま焼死されまして、奥さんは病院に搬送されて、大きなけがにはなってないようでございます。ちなみに町内の第5分団と第6分団、それから逗子の桜山の消防から応援が参りました。以上でございます。
○議長(畑中由喜子君)以上で町長の発言を終わります。

○議長(畑中由喜子君)日程第1「一般質問」を行います。
第1番、7番荒井直彦議員、登壇願います。
○7番(荒井直彦君)おはようございます。7番荒井直彦でございます。通告に従いまして、2項目5点について一般質問させていただきます。
まず1項目目でございます。姉妹都市草津町との草津温泉宿泊施設助成制度についてでございます。1点目、過去5年間の実績と現状の認識、2点目、今後の方向性について町長のお考えをお尋ねいたします。私の知る限り、群馬県草津町とは昭和44年3月に姉妹都市関係を結ばれており、さらに昭和56年4月からは草津温泉旅館協同組合と葉山町との宿泊施設利用助成制度を締結し、今日まで30年余り経過をしております。その制度に関しては、その歴史、重みある姉妹都市関係の構築をしている柱の一つと認識しております。しかし、この近年、葉山町独自の助成制度の条件を変更するたびに、年間実績においては件数並びに利用者も減少しており、昨年度の実績は1年間で267名、金額で助成金は26万8,000円でありました。第3次葉山総合計画の後期基本計画の素案を読む限り、今後も草津町とは文化、観光、スポーツ、産業などの交流する分野及び年齢層を拡大していくという方針が書かれております。拡大していくのであれば、まずは宿泊助成制度を見直すことが不可欠だと思っております。
次に2項目目、ESCO事業についてです。このESCO事業に関しては今から2年前、平成21年6月の議会において、現在の議長である畑中議員が一般質問されております。そのときの会議録を読む限り、平成21年の10月からESCO契約を締結し、平成22年度よりESCOサービスを開始するという予定の記載があります。その後、2年間の経過がいたしました。伺います。1点目、過去の経緯、2点目、現状の認識、3点目、今後の方向性についてお尋ねいたします。
以上、2項目5点について私の1回目の質問を終わりにいたします。回答のほうをよろしくお願いいたします。
○議長(畑中由喜子君)答弁を行います。
○町長(森英二君)7番荒井議員の御質問にお答えしてまいります。
まず、姉妹都市草津町の宿泊助成金事業について、過去5年間の実績と現状認識についてのお尋ねでございますが、草津温泉旅館協同組合に加入している旅館・ホテルに宿泊し、本事業であります宿泊助成券を利用された人数は年々減少傾向にあり、平成18年度の549人に対し、平成19年度は378人、平成20年度は408人、平成21年度は329人、平成22年度は268人と、実績としましては5年前の半数以下の48.9%の利用状況となっております。要因としましては、この間、宿泊助成対象の助成金額や宿泊日数を見直したことも一因として考えられますが、町民等の姉妹都市交流に対する考え方やとらえ方、また、利用者が固定化している等の傾向から、多様化する町民ニーズやライフスタイルの変遷などの影響が見られるものと認識しております。
次に、その今後の方向性というお尋ねでございますが、昭和56年4月に草津温泉旅館協同組合と協定を締結し、草津町の温泉旅館協同組合に加入している旅館・ホテルを利用される町民等に限り、その宿泊費に対し長年助成を行ってまいりました。本事業につきましては、過去から宿泊助成金の減額や、近年では平成21年議会第1回定例会での予算審議、また、その結果を踏まえた予算審査等により、事業を縮小しながら継続してまいった経緯がございます。しかしながら、宿泊助成制度を利用される方々も減少をし、固定化してきております。また、本来の姉妹都市交流事業の趣旨に合わせ、今後内容を検討していく時期に来ているのではないかと思っております。
次にESCO事業について。ESCO事業とは民間事業者が省エネルギー診断や施設改修工事等の包括的なサービスを行い、費用をその省エネルギーによって得られた経費削減分の中から支払うという事業であります。平成21年3月に役場庁舎及び町内6カ所の小・中学校を対象に事業募集を行ったところ2社の提案がありましたが、省エネルギー効果や費用の回収面等を勘案した結果、実施を見送っております。現状では当町の各施設の規模が小さく、また、役場庁舎については平成22年3月に主な照明をLED化したことなどから、一般的なESCO事業としての効果は薄いと認識をいたしております。しかし、現在のESCO事業の中には、小規模施設等において施設の改修に合わせ維持管理費等の見直しを行うことによってESCO事業を成立させるという事例もございますので、そのようなさまざまな事例を踏まえながら当町の施設規模に合った省エネルギー施策を検討してまいりたいと思っております。
以上で第1回目の答弁といたします。
○議長(畑中由喜子君)再質問を行います。
○7番(荒井直彦君)答弁ありがとうございました。町長の御報告の中で人数、平成18年から減少していって、現在では268名、対前年…あ、対5年前の48%にしているという部分の認識と、あと金額で言うとですね、申し上げますと、平成19年の助成金が114万、平成20年度は123万、ただし、平成21年からは59万、そして平成22年度は26万になってきてますという状態なんですね。それで、ここでからくりというのが…からくりというのは、条件を変更したために激減をしているという内容にたどり着いてしまったんですが、町長が就任してから平成19年度は条件は変えてなかった。平成20年度に1回変更されて、21年度からももう一度変更されております。その変更の内容のことに関しては実際にですね、大人は2泊まで、1泊につき2,000円、子供は2泊まで1,000円という条件を、平成20年から変えてしまったんですね。で、実際に平成20年から変えてしまったら助成の金額も半分になって、なおかつ人数も100名単位で減ってしまったという状態になってしまって、現状では26万8,000円の助成、なおかつ人数も半分以下になってしまったというのが現状なので、こうですね、先ほども僕も申し上げたんですが、後期計画の中で、第3次葉山町総合計画の中で実際に年齢層を拡大していく、そしてもっと推進していくような意味合いを書かれているんであれば、ここきて一度条件を見直す機会を設けていただけないでしょうかという質問なんですが。
○町長(森英二君)この助成の対象は変えてはおりません。年齢層も大人も子供も助成の対象にしていることは変わりありません。で、私、就任して以来この経費の、要するに歳出の削減といいましょうか、そういったところからまずここのところを見直しをしようということで、宿泊の日数、それから金額、これの見直しをした結果こういう数字になったということでございます。ただ、そうは言いましても、これを草津への宿泊を楽しみにといいましょうか、している人たちもいるわけでございまして、どういう人たちが主に活用しているのか、そういったことも改めて精査をして、例えばスポーツの交流、あるいは文化・芸術の交流ということで草津へ訪問することによって交流が深まるという趣旨もございますので、中身を再度検討していきたいと思っております。
○7番(荒井直彦君)前向きな答弁ありがとうございました。そこでですね、ちょっとこちらは私が思ったことなんですが、町のホームページの姉妹都市の項目の中にはですね、あけていくとですね、先ほど私が述べたですね、昭和44年からとか昭和56年からのいろいろな経緯が書いてあるんですが、そのところにですね、草津町の温泉宿泊施設の公式のホームページとリンクを張っていただけたらですね、すごく町民の方も草津の中身、今、姉妹都市のところをあけるとですね、その歴史しか書いてなくて、申請書しか書いてない状態ですので、できればですね、草津温泉宿泊施設の公式のホームページと了解をとってリンクをしていただきたいというのがお願いなんですが、いかがでしょうか。
○町長(森英二君)そのような、必要な、より丁寧な案内になるように改定をしていきたいと思います。
○7番(荒井直彦君)はい、ありがとうございます。それでですね、もう一つ、毎年毎年ですね、葉山町が独自に草津温泉宿泊施設と締結ということで、文書を更新しているかどうかはちょっと不明だったんですが、できれば葉山町が、町長名なのか総務部長名なのかわかりませんけど、温泉施設組合に毎年毎年更新する文書を出してですね、向こうに葉山町がこういうことをやっているんだということをわかるように残していただきたいんですが。
○町長(森英二君)これは交流事業でございますので、こちらの考えていること、行っていることが草津町のほうにも伝わるように、丁寧に行っていきたいと思います。
○7番(荒井直彦君)はい、ありがとうございます。それでは次に移ります。ESCO事業に関してでございます。昭和61年…あ、ごめんなさい。平成21年6月に畑中議員のほうからすばらしい提案があって…(私語あり)あ、ごめんなさい。議長…今の議長から提案があってすばらしい、葉山町でもすばらしいESCO事業ができると言っている会社の方たちがいられました。当然その方たちは葉山にも住んで、逗子の、隣町の逗子にも住んでいる方でした。ところがですね、最終的には、先ほど町長が述べたとおり実施を見送られたということで、方向転換をされたようなイメージがあったようでしたが、森町長の答弁に先ほどは最後まで2社が入札というか残って、最後まで調整をしたけど断念したということなんですが、その2社からは逆提案、または助言をいただいたんでしょうか。
○生活環境部部長(成島光男君)町長の答弁でございましたけども、最終的に2社が残りまして、そちらのほうの内容と我々の方で検討した結果、提案がございましたけども採用という形には至らなかったということでございます。それ以降ですね、この2社のほうからですね、担当課のほうにこういうことはありますよというお話は承っております。ただ、この町長答弁でもありましたけども、この庁舎についてのLED化等を進めた中で、やはり大規模な形でのESCO事業というのは行えないという形で現在は中断しているような形でございます。ただ、提案はございますので、我々はその提案についてのお話は今現在は伺ってはおります。
○7番(荒井直彦君)私はですね、議員になってからそのたまたま縁があってですね、その業者の方、僕の知り合いもいましたのでいろいろ本音の話を聞きました。実際にですね、小学校・中学校のESCO事業化というのはなかなか難しいという、もともとのESCOに対するその施設の選択がちょっと的外れだったようなお話を個人的には聞いてしまったんです。で、実際にですね、過去のいろいろなESCO事業のその業者がやった部分を調べてもですね、学校というのは実際のところ少なかったです。ないに等しかったと思います。それでですね、実際にですね、最近のESCO事業に関しての各地方の実態の実績としては、いろいろ応用してですね、特色ある構造がふえてESCO事業を成立させているという情報がありまして、実際に具体的には庁舎内の設備において、ボイラーというんでしょうか、空調システムに関してはESCO事業というものが成立する可能性があるというふうにお聞きしたんですが、そのことに関してはどういう状態になっておりますでしょうか。
○総務部部長(上妻良章君)今、荒井議員お話しいただきましたように、現状ESCO事業の中でこういった庁舎等かなり規模の小さいものであってもですね、そういった対応ができるというようなお話を聞いておりますけれども、それに関して現在具体的にですね、どうこうという話までは今至ってはおりません。
○7番(荒井直彦君)じゃあ、質問、庁舎内のですね…ごめんなさい。空調システムは何年式の幾らぐらいのもので、耐用年数はどのくらいの機種なんでしょうか。
○総務部部長(上妻良章君)庁内のですね、冷温水機等のシステムにつきましては庁舎建設時の昭和59年、設置をさせていただいております。これにつきましては20年度にオーバーホールをさせていただいておるところでございますけれども、そのときの設置はたしか3,000万ほどの金額であったというふうには聞いてございます。機械ものでございますので、耐用年数等難しいところございますけれども、オーバーホール重ねながらですね、今後とも現時点では使用していきたいなというふうには思っております。
○7番(荒井直彦君)機械のですね、耐用年数というのは実際、電気も含めて15年ということで、この機械の耐用年数というのはどのくらいの、昭和59年に設置をされて今はもう既に28年たっておりまして、実際にどのくらい耐用年数がこれからあるというふうに認識をされているんでしょうか。
○総務部部長(上妻良章君)先ほどもお答えをさせていただきましたとおり、機械ものでございます。どのくらいという御質問でございますけれども、同じ答弁になって申しわけございませんけれども、オーバーホール重ねながらですね、現時点、私の考えでということであるならば10年ぐらいは何とかもたせたいなというふうには思ってございます。
○7番(荒井直彦君)じゃあ、大変申しわけないんですが、僕の方からちょっと。業者からは言われてないんですが、実際にですね、電話をかけて、単純に私の機械、機械のほうのメーカーに調べたんですが、耐用年数というのはもう15年、昭和59年のものはもう耐用年数、もう既に28年たっているので過ぎているそうです。実際にですね、その機械は、確かに総務部長がおっしゃったように3,000万の機械で、実際に1年間で、私が調べた限りだと、年間で280万の都市ガス代を払っております。最新設備のそのボイラーに変えれば、効率で言うと、経済効率で言うと0.8、2割から3割の減ということで、年間で言うと50万弱経費が浮くんではないかと。それと、将来性を考えて温暖化にも役立つということで、それは消費税…あ、ごめんなさい。CO2を削減できるという機械で、今後ですね、もしESCOを事業として小規模で設立させるためには、ボイラーを含めたですね、熱源の設備を中心にですね、検証して、費用対効果の悪い老朽化設備を更新しながらESCO事業をさせるという、設備更新型ESCOということで再公募をして、新しいボイラーを購入したらいかがでしょうか。
○総務部部長(上妻良章君)貴重な御提案ありがとうございます。今後ですね、環境部門等と調整をしながらですね、よりよい形、環境等にも寄与するような形のですね、ボイラー等検討…前向きにですね、検討をさせていただきたいというふうに思っております。
○7番(荒井直彦君)それとですね、ESCO事業を導入する場合はですね、維持管理費用も含めるので、現在町で行っている一括契約の内容に関してもある程度明確にしといていただきたいというのが希望があるんですが、要はですね、一緒くたにすべての契約を5,000万なら5,000万で契約してしまっている場合があるので、それを例えば維持管理費で幾らとか、そういうわかるように、調べたときにわかるように、これは幾らかかっているというふうにわかるように随時、契約されるほうがいいと思うんですが、ちょっとそこのほうをもう一回確認をしておきたいんですが。
○総務部部長(上妻良章君)全体の契約というのは効率性を考えて契約をさせていただいておるわけでございます。個々の金額どのような形で個々のものを契約をしておるかという内容に関しましてはさらに密に、それは契約等の中で明らかにはさせていただきたいというふうに思っております。
○7番(荒井直彦君)じゃあ、最終確認なんですけど、ESCO事業に関してはボイラーを中心に熱源を考えながら、再公募する方向を考えながら将来対応できるつもりでいるということでよろしいでしょうか。
○総務部部長(上妻良章君)同じような答弁で申しわけございませんけれども、前向きに検討はさせていただきたいというふうには思っております。
○7番(荒井直彦君)これで私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。
○議長(畑中由喜子君)これにて7番荒井直彦議員の一般質問を終わります。
第2番、12番金崎ひさ議員、登壇願います。
○12番(金崎ひさ君)12番金崎ひさでございます。通告に従いまして、2項目5点について質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
まず1項目目、町長マニフェストの達成度について伺います。森町長は4年前、四十数項目に及ぶマニフェストを掲げて町長選挙に臨み、当選なさいました。そのマニフェストは有権者にとっては聞こえのよい言葉の羅列であり、町長御就任直後に勘違いで書かれていたとか、勉強した結果できないことであったとかの理由で撤回したマニフェストも数多くあったことがきのうのことのように思い出されます。この4年の間には森町長を熱烈に支持した方たちから落胆の声が私の耳にも届くようになり、議会においては予算の否決、決算の不認定が続き、また議会軽視が繰り返され、ついには問責決議が可決され、不信任案までが提出される事態となりました。私の森町長に対する評価は、葉山町にとってまさに失われた4年間であったと感じております。しかし、10月の議員研修会において講師の先生から、外部評価の前にまずは自己評価をすべきであるとの御意見を伺いました。よって、町長マニフェストに対する町長御自身の評価を伺いたいと存じます。
2項目目は、次期町長に申し送りすべき事項について4点ほど伺います。森町長の任期もあと残すところ1カ月余りで、この定例会が最後の議会でございます。町長がかわっても政治の継続性の観点から申し送りしたい事項もおありかと存じますので、お伺いいたします。
まず1点目、ごみ問題について伺います。これに関しては前町長からの施策の継続性と議会の意思を無視し、2市1町の広域処理から離脱なさいました。そして、森町長はごみ行政に対する思い入れも将来展望も示すことなく、離脱のみが目的であったのではないかと思わざるを得ません。焼却炉が停止して1年、ただ時が過ぎるのを待っているかのように、指導力のかけらも見ることなく任期が満了するところでございますが、何か思い入れがございましたらお聞きいたします。
2点目は、し尿処理施設について伺います。これに手をつけたことは評価いたしますが、途中で頓挫いたしております。いかにも森町長らしいと言えばそれまででございますが、これも宙ぶらりんのまま任期を終了するおつもりなのかをお伺いいたします。
3点目は、市街化調整区域の水処理について伺います。これこそ町長マニフェストの中で私は期待し、施策の展開を待っていたのでございますが、残念ながら4年間、何事も起こらなかったとの感想でございます。一昨日の議員懇談会において下水道審議会の答申に対する町長のお考えを伺いました。全体計画を622ヘクタールから581ヘクタールに減らし、その差41ヘクタールを合併浄化槽で行うとの結論でございました。かつての町長の御答弁では、市街化調整区域は合併浄化槽で行うとの方向性を持っていたと推察いたしますが、市街化調整区域の68ヘクタールを下水道区域に組み入れた理由と、御自分のマニフェストとの整合性を伺います。
4点目は障害者グループホームへの町有地提供について伺います。この件に関しては、この場においてはっきりとお約束をいただいております。私は勝手に町長任期中にとお願いいたしましたが、まだ姿が見えておりませんので、ぜひ次期町長に申し送りをしていただかなければならない事項と思っております。御見解を伺います。
以上で私の1回目の質問を終わります。御答弁をよろしくお願いいたします。
○議長(畑中由喜子君)答弁を行います。
○町長(森英二君)金崎ひさ議員の御質問に順次お答えしてまいります。
まず1点目、町長マニフェストの達成度についてと、町長自身の評価について伺うということでございます。これまでも議員の皆様から同様の質問をいただいてまいりました。お答えをさせていただいておりますように、町長就任時にマニフェストに掲げた内容については町民の方々とのお約束ということで、一つでも多く実現させるべく、努力をしているところでございます。これまで行ってきたものの中には、ごみ処理広域化の見直し、議会のインターネット中継、町長・教育長など特別職の給与の削減、AEDの適正配置、また地産地消対策事業、小児医療費助成の拡大等の取り組みを実現させていただきました。ただ、マニフェストの中には時間のかかるものもございますので、その道筋をつけるだけのものもございますが、この4年間におきましてできる限り多くのマニフェストの実現を努力をしてきたと考えております。失われた4年間という御指摘でございますが、これは昨日も13番議員の質問に対して、るる、この考え方、また行ってきたこと、いろんなことを申し上げました。これは何もなかったと、うそだったと言わんばかりの「失われた」という表現と受けとめます。しかしそれは的を射た判断ではないと、ここで申し上げておきたいと思います。
次に2項目目、次期町長に申し送りすべき事項についてというタイトルでございますけれども、私は今の時点まで、次期選挙には立候補しないで1期4年で終わるというふうな明言はまだいたしておりません。したがいまして、したがいまして、この次期町長に申し送るべき事項というのは、私のとらえ方は、だれが町長になってもこういった事項は必要ではないかと、やるべきじゃないかというふうなテーマととらえて答弁させていただきます。まずごみ問題でございますが、就任以来、脱焼却・脱埋め立てを目指し、ゼロ・ウェイストの考え方に基づき、生ごみ処理機の普及啓発やモデル地区での実験など、ごみの減量化の達成について取り組みを行ってまいりました。今後このごみの減量化の問題につきましては町として最大級の大きな課題と、テーマととらえておりますので、だれが次期町長になってもこれは継続していく必要があるというふうに認識をいたしております。
次にし尿処理施設についてでございます。御承知のとおり、下水道投入施設建設工事については建屋の規模に必要な敷地面積が確保できていないことから、本年第1回定例会におきまして当該予算全額を更正減させていただいたところでございます。こうしたことからも、新たなし尿処理のための施設整備につきましては慎重に検討を進めているところでございますが、今後につきましては本町にとって効率的かつ安価に処理ができる下水道投入施設の早期実現を目指して検討を進めているところでございます。
次に、市街化調整区域の水処理についてということでございますが、現在公共下水道の供用開始が行われていない区域においては、新築や改築を行う場合など合併浄化槽の設置が義務づけられております。市街化調整区域におきましては、よりよい水環境の整備に向けて既存のくみ取り便槽、または単独浄化槽から合併浄化槽へ転換をしようとする者に対して補助を行っております。今後につきましても、より効率的な水環境の整備を進めていくべきと考えております。
で、今質問の中で市街化調整区域は合併浄化槽でいくと、そういうふうに話していたんじゃないかというふうな御指摘がございます。事実、私は選挙に立候補するに際して、市街化区域においては公共下水道、これが効率が一番いいであろうと。調整区域においては、これは合併浄化槽でいくということを考えておりましたということを一昨日の議員懇談会でも申し述べました。そういった前提に立って、この5年間の中で、任期の中で見直しをするという時期が入っておりましたので、途中でではなくて、一昨日答弁しました、説明しましたように、認可区域の変更等を行わせていただいたわけであって、4年間何もやらなかったということとはちょっと違っているかと思います。そしてその説明の中で、私は調整区域の中においてもある37メートル間ですか、家の間隔、こういったものを設定して、その経済効果、費用対効果を厳密に計算した結果、一部分については公共下水道でいくほうが、より効果的であろうという結論に至ったという説明はさせていただいたところでございます。
次に、当町では現在障害者に対するグループホームは一色地区において1カ所設置されており、施設利用者に対し、国・県及び町から施設運営にかかわる補助と入居者に対する家賃補助を行っております。現在平成24年度からの第3期葉山町障害者福祉計画策定に向けて、有識者や障害福祉団体の関係者などからなる委員…策定委員会において、さまざまな角度から障害者に対する検討を進めている状況でございます。以前に実施いたしました障害者御本人やその御家族に対するアンケート調査結果においては、日常生活の確保はもとより、相談事業の充実、就労援助など、障害者福祉に対するニーズは多岐にわたっております。
お尋ねのグループホームに関しましては、障害がある方々の御家族の介護軽減や、御家族の高齢化により、必要な施設であるということは認識をしておりますが、一方ではアンケート調査の5年後に希望する過ごし方はという設問に対しまして、自宅でできる仕事をしながら自宅で過ごしたいとの回答が高い割合となっている状況にあるのも事実でございます。知的・身体・精神障害のある方々が求める施策について優先順位を設け、障害福祉サービスを検討することとなろうと考えております。なお、町有地の提供につきましては、町民の財産であることから、有効活用することが重要であると認識をしておりますが、町の普通財産として所有している土地はその形状や土地の面積、地目などがさまざまであることから、今後は施設建設の意向を持つ事業者からの建設計画、相談があれば、行政内部において横断的な組織等により実現可能な土地の検討を行うとともに、介護保険事業者である障害者を対象とするグループホーム設置の可能性を模索することなど、あらゆる角度から検討をしてまいりたいと考えております。
そして、先ほどこの御家族に対してのアンケートのテーマについてお話をさせていただきました。つまり、5年後に希望する過ごし方はということでは、自宅でできる仕事をしながら自宅で過ごしたいという回答が多かったということも事実であると申し述べましたが、前回金崎議員さんとの質問に対する私の気持ちとして、この障害者あるいはこういった方々の親御さん、特に家族の方はやはり一番心配になるのは自分たちが健在…健康で一緒に生活しているときのことは何とかなるけれども、自分たちがいなくなったときにはどういうふうな過ごし方ができるのか、こういったことを真剣に取り上げて考えてほしいという趣旨の御質問に対して、私はその気持ちは非常によくわかりますから、これは前向きに、積極的にとらえていきたいという答弁をさせていただきました。このことについては今もいささかも変わりはございません。冒頭の質問項目にありますように、だれが次期町長になってもこの考え方はぜひ引き継いでいきたいと、またいっていきたいと、いただきたいというふうに考えているということを最後に申し述べて1回目の答弁といたします。
○議長(畑中由喜子君)再質問を行います。
○12番(金崎ひさ君)答弁ありがとうございました。それでは1項目ずつ再質問をさせていただきます。
まず、町長マニフェストの達成度についてでございますが、私が失われた4年間と登壇してお話ししたことが少し町長のお耳にさわったようでございますが、これは私の感想でございまして、本当に失われた4年間だと思っております。というのは、町民の幸福度がこの4年間にどの程度上がったのかなと。どのように考えてみても横須賀、三浦、それから逗子、神奈川県ですか、そのあたりの関係も非常にやりづらくなったということもございます。ましてや、三浦、横須賀あたりから、うまく調整もしないで、調整さえすればあの弁護士さんを前のごみ問題特別委員会にお呼びして、なぜこのような訴訟問題が起きたのかというふうなことを検証したことがございますけれども、非常にやり方がまずかったと。これは訴訟を受けるような問題ではない、もう少しうまく調整をすればこのような事態にはならなかったというふうな御答弁をいただいております。やはりそのように近隣とうまくやれないということ自体、葉山町にとって大変な損失だというふうに私は思っておりますので、そのことを申し上げておきます。これはあくまで私の感想でございます。
それで、町長のマニフェストの達成度でございますが、今、達成度のことは2点…3点ほどおっしゃいましたけれども、四十数項目の中で12月には13番議員がかつての質問をなさったときに、今は6割ぐらいかもしれないけど、任期満了までには8割ぐらい、80%ぐらいの達成度になるだろうというふうな見込みをおっしゃっていましたが、今でもそのように思っていらっしゃいますか。
○町長(森英二君)そのように思っております。
○12番(金崎ひさ君)四十数項目を掲げてマニフェスト、これはもうちゃんと議員皆さん持っていらっしゃると思うんですけれども、これの80%の達成度といいますと35項目ぐらいは達成していない、あるいは行き先が見えていなければ…もちろん4年間に全部完成するとは私も思っておりませんが、手をつけたものが35項目ぐらいないと、80%の達成度と御自分が評価すること自体私は間違っていると思います。で、今回質問をするに当たって、もう一度私は自分で検証をいたしました。そして思い起こしました、いろいろと、一昨日の消防の5年計画、10年計画もございましたけれども、それも全然調整ができていなくて、町長が突然議員を集めた席で3年計画を言ってみたり、それから支所の話をしてみたり、職員が本当に面食らっておりましたけれども。これで思い出したんですけれども、何ですか、あそこの遊歩道の話ですよね、遊歩道。確かに町長は、御自分がこれは力を入れて選挙のマニフェストとして掲げて遊歩道をなくするというふうなことを…なくしました。現実的には船揚げ場になって皆さんが思うようになりましたけれども、それまでの経緯、突然議員を集めておいて養浜にするとかね、思い出したんですよ、実はきのう。そういうふうな発言をなさっていますよね。で、いろいろと紆余曲折があって、みんながすごく努力なさってやりました。それで、それはもう一つ完成したことですので、私はこれは評価したいと思っております。町民の気持ちを…成功させたということで。そしてインターネット中継、これはとっても町長のトップの功績だというふうに思っております。インターネット中継によってこの議場にいらっしゃらない方も多くの方がごらんになっております。そして議会の内容のことがわかって、それでいろんな失言、町長の失言も皆さんの知るところとなり、そしていろんな森家の御夫婦でやるやりとりとか、それからかつての賛成したことを夫が言えば…反対していたことを夫が言えば賛成するという、そういう議員としての不条理なところが全部見えてますので、インターネット中継というのはこれはとってもいい森町長の功績になったというふうに思っておりますけれども。それで私はいろいろと検証しました結果、80%の達成度ではなくて、私は8%の達成度だというふうに思っております。これ数点しか達成してないんですよ。そして、手をつけていない、ほとんど手をつけていらっしゃらないんですよね。そういう認識が非常に御自分に甘い。御自分に甘いということが、やはり葉山町にとって失われた4年間だというふうに思っております。
で、きのうのお言葉を、町長のお言葉を受けてお話をいたしますけれども、町長不信任案、7人の与党の皆様の反対を受けて達成できませんでした。10人の議員しか賛成する方がいなくて、12人いなければ町長を不信任に持っていくことはできなかったから、これは否決となりました。でも、町長のその自分に甘く、そういう、言うだけで何もしないというこの4年間の姿勢を見るに見かねてその不信任案を出した伊東圭介議員がですね、義を見てせざるは勇なきなりという思いで私は立候補の決断をなさったんだと思いますよ。町長がしっかりしていれば、議席をなくして、ましてや副議長の要職ですよ。そういうものを投げ打って、この葉山の町を何とかしなければいけないと思って立候補を決意したその気持ちというのは、町長がだめだからじゃないですか。それをですね、町長マニフェストを数点しか成功させていないのに80%達成したと考えていること自体間違いだと思いますが、もう一度達成度を教えてください。
○町長(森英二君)ちょっと同僚…金崎議員から見たら同僚の議員の一生懸命よいしょする、立候補の動機まで語るということはちょっとここの質問の趣旨とはかけ離れていると私は思っておりますけれども、言葉のついでに出たと見て、今幾つか指摘がありました。例えば遊歩道の中止、これについて養浜というものもあると私が発言したと。これはですね、28日、一昨日の議員懇談会でお話しした中にあるかと思いますけど…あ、失礼しました。そうじゃない、きのうですね。遊歩道中止をして、そして住民公募で真名瀬漁港再整備検討委員会というものを立ち上げました。それを私が自分で私的諮問機関としてリードしながら会議を進めたわけです。その中でみんないろんな意見を出してもらいました。その中に私は養浜という考え方も一つありますねというものを出して、皆さんにも検討してもらったわけであって、これを唐突にそういったものを出してどうのという性格のものではありません。会議の中でいろんな意見が各自から出ている中で出てきたことだというふうに思っております。
それから、これは遊歩道の中止ということは、これは非常にもう入札も間際になって非常に重い決断になるから、これはトップとしてじかに知事に訴える必要があるだろうということから、実は当選して数日後に表敬訪問、知事の、松沢知事を表敬訪問いたしました。そのときに持っていたその真名瀬遊歩道建設計画、それの与える影響、いろんな資料を持参をいたしまして直接松沢知事に訴えました。これは何としてでも中止をしたいと、だから了解していただきたいというような趣旨で話を進めまして、それが決定したわけでございます。そのことが影響してかどうか、それまでにかけていた調査費、設計費、遊歩道をつくるためのですね、460メートルにかかわる調査費、設計費の返還を、補助金を求められるかなとみんな心配はしておりましたけども、とうとうそれはなしで済んだことはよかったと思っております。そして、漁業整備のために船揚げ場が完成したわけでございます。
そういったことから、いろいろと政策を進めてまいりましたけれども、あの四十幾つかのマニフェストの項目と言いますけれども、実際にはマニフェストとしての掲げるといいますか、実態にそぐわなかったというのは、例えば逗子市に沼間6丁目につくられる予定で検討が進められていました総合病院、これが完成するについては、また完成した暁には私は協力をしていきますと。非常に葉山からは、葉山からは接近しにくい、公共交通の難しいところだから、直通のバスとかそういった交通手段も考えるなど、積極的にこの総合病院の誘致に、また建設・経営に関与していきたいということを掲げましたけども、あれはその後、間もなく断念せざるを得ないということで実現しなかったわけですから、こういったものはマニフェストからは外さなければならないということで考えておりますが、その後やはり、再三申し上げておりますけれども、時間のかかるもの、そういったものもございます。そういったものはまだ完成はしていないから、これは達成度合いには計算に入れられないんじゃないかという点も確かにあります。しかし、それをるる研究したり検討している、そういったものも含めますと、私は先ほど言いましたとおり80%のその達成は行っていると。8%というのがどこから出てくるものかわかりませんけれども、ね、今そんなことをやっているよりも、そういったマニフェストについては誠心誠意努力をして達成をするために行ってきたと。
それから、その町長の近隣自治体との接触、これがうまくなく、町民として嫌な思いをしているという御指摘でございましたけれども、これは以前から申し上げておりますように、横須賀市さん、三浦市さんには…対してはきちんと、誠心誠意状況のお話をしてお断りをしていきたいと。逡巡しているということではなくて、それをしっかり直接トップに伝えようということで、2度にわたり市長を約束を取りつけて訪問いたしました。しかし、それは無断でそのままその場にあらわれずキャンセルになっていると。したがって、あとは副町長に伝えたり、あるいは文書でその手続を進めてきたということで、信義則にもとるという行為は一切とってはいないというふうに自分では思っております。そういったことで町民の幸福度を下げたということとはつながらないというふうに考えております。
○12番(金崎ひさ君)これは御自分の評価ですから、インターネットを通じていろんな人が聞いていらっしゃいますので、この程度のことで8割も達成したんだというふうな考え方を町長が持っていらっしゃるということ自体は町民の方々に流れることだと思います。それで、はっきり言わせていただきますけれども、イトーピアのコミプラを復活して、葉桜で水道使用料を削減するとかというのも選挙の前にチラシを入れて、その地域の人たちが期待をしたということがございまして、同僚議員であった待寺議員がこのことについて陳謝をしろということでかなり一般質問をしておりました。で、町長もこれはもう本当にできないことであったと、間違いだった、だから陳謝をするというふうなことも数多くあるんですよ。ですから、もう少し謙虚にね、もう少し謙虚に、四十数目挙げたけれども、達成したのは本当にこれしかできなかったと。そして準備段階でまだ皆さんにお示ししていないけれども、いろいろと苦労していますと言うんならいいですよ。80%を達成しましたと、達成度は御自分の考え方が80%だと言うから私がちょっと自分に甘いんじゃないですかということを言わせていただいたわけです。
それでですね、次の次期町長に申し送りすべき事項についてということに入らせていただきますけれども、まずごみ問題、だれが次期町長になってもというふうなことで、まるでかわるということを前提に私は申し上げているんですけれども。というのは、マニフェストに「1期4年に全力投球、次代の町長を養成する」とあるんですよ、マニフェストに。(私語あり)ございます。それでですね、ないと思っているのは御自分だけかも知りませんけれども、「1期4年に全力投球、次代の町長を養成する」ということなんですよ。まさかどなたかを養成したとも思えませんけれども、このように書いてあるから、私はもう次の町長にどういうことを申し送りするのかなということで項目に入れさせていただきました。
それでごみ問題についてですけれども、一昨日ですか、結局今の焼却炉は停止というか、廃止に向かっての休止をするということでございますけれども、そのときにもお伺いいたしましたけれども、町長の口から答弁いただかなかったんですが、議会から2本の決議が出ています。2本の決議。このことについて、やはり議会に対して説明するには逆なでなんですよね、あの御説明は。この決議に対する対応はどういうふうに考えてらっしゃいますか。
○町長(森英二君)幾つか決議が出されておりますので、今言っているのがどういう内容の決議だったのか、もう一回詳細にお願いします。
○12番(金崎ひさ君)だから信頼できないというんですよ。きのうの…おとといの資料の中で次の理由により休止し、民間施設により処分を継続すると書いているんですよ。で、町長もそのように言われました。休止するにはごみ処理基本計画を変えなきゃいけないんですよ。で、その決議が葉山町ごみ処理基本計画の修正に際し…際しては丁寧な説明を行うよう求める決議を上げているんです、この議会で。そして次の言葉、民間施設により処分を継続するとありますでしょう。これには葉山町のごみ処理を近隣自治体との協力を基本に行うことを求める決議を上げているんですよ。決議が上がっていながら今答えられないということは、頭の中に入っていないんですよね。それで将来展望をこのように休止し、民間施設による処分を継続すると議員を集めて説明すること自体議会軽視じゃないですか。決議に対してどのような対応をして、どのようにするか、どうなりましたというのが町長のなすべき姿じゃないですか。本当に町民だけではなくてね、議員もね、幸福度が下がっていますよ。おっしゃってください。
○町長(森英二君)ごみ処理基本計画の中ではこの焼却炉については安全性・効率性・経済性、そういったものを十分考慮して方向を定めていくというふうに述べております。それちゃんと頭の中に入っておりますよ、私だって。それに従って住民の、特に重視しなければいけないのは安全性、そういったものにのっとって、もう35年近くという経年劣化も見られるということから、再度ここで膨大な費用をかけて改修しても、その経済性がどうなるかということは一昨日の議員懇談会で話をさせていただきました。これが町のためになることだということから、そういう方向を出していったということでございます。それと、決議の中で今も上げていたというその近隣自治体との共同、あるいはその協調ですか、そういったようなものも述べてあることは承知しております。しかし、現実においては今、民間の3団体に委託をして焼却を行っておるわけですから、今は、当面はそれを継続をするということの説明を一昨日させていただいたわけであって、近隣自治体とのその連携と、あるいは提携というものをあきらめているとか、断念しているということではないということでございます。現実は民間企業に委託をしているということを申し述べたわけでございます。
○12番(金崎ひさ君)あきらめたり断念してもらったら困るんですよ、議会はまじめに決議を上げているわけですから。ですから、町長のおっしゃる答弁を私が書くとしたらですね、「このような決議が上がっておりますけれども、ともかく修正に関してはこれから丁寧に説明をいたします。そして今は民間でやっていますけれども、近隣自治体との調整をこれから努力いたします」という答弁をするべきでしょう。説明をするべきなんですよ。それを一切触れずに全く無視したかのような説明をなさるから議会軽視だと言われるんですよ。本当にあれですよ、もうこれ以上言ってもしょうがないですけれどもね。わかりました。そして、基本計画の中で焼却施設を使うと、休止してからずっと問題にしているんですけれども、ごみ処理基本計画の中に今の焼却炉を使い続けて24年度か何かには1つに、稼働を1つにして、そしてごみを半減するんだみたいなことを書いてありますよね。そういうのも手をつけない限り廃炉には決められないんじゃないですか。それを変えてからじゃないと廃炉を決められないんじゃないんですか。その辺はいかがですか、町長、認識ありますか。ごみ処理基本計画御存じですか。
○町長(森英二君)そのごみ処理基本計画の中で述べられていることについては実行していきたいということで賛成したわけですけども、それを修正する必要が出たときには当然修正することはやぶさかではないと。しかし、きのう…一昨日の段階では12月にこの焼却炉をどうするかの方針を、考え方を述べるという約束をかねてよりしておりましたので、一昨日の時点でそういう方向を示したということです。
○12番(金崎ひさ君)ですから、先ほど文章を私が書くんだったらこういうふうに答弁書を書きますよと言ったように、決議が上がっているのは重々承知しておりますが、これから丁寧な説明をしてごみ処理基本計画の改定に向けて努力いたしますぐらいの一言があってもよかったんじゃないですかと言っているんです。もうなかったからいいんです。要するにわからなかったということだと思いますよ。一つお聞きします。バグフィルターのろ布、これは使わないで買っただけで置いてあるんですよ、町長御存じですか。炉を廃炉したらどうするんですか、この在庫は。(「町長」の声あり)町長。はい、町長に答えてもらって…はい、議長。私の答弁書をごらんください。答弁者は町長となっております。今回は町長以外に聞くつもりはございませんので、町長手を挙げてください。(私語あり)はい。
もう結構です。わからないんですよね。自分がやったことに対してどのような無駄遣いが起きるかということなんですよ。そのろ布を買った金額お幾らだと思いますか、800万ですよ。し尿処理施設も1,980万、これプラスもう少しあるから2,000万近い無駄遣いになろうかというところで守屋議員もおっしゃっていましたけれども。そしてこれからやらなくてもいい調査をするんでしょう、ダイオキシンの水が。これは幾らなんですか、調査費が。これは義務ではないというふうに聞きましたよ。町長は御自分の森家からそれだけのお金を出せますか。町民から預かったお金だから平気でそういうことをなさるわけでしょう。ろ布の、何で私は買ったかというところが問題なんですよ。23、22年度決算でね、バグフィルターのろ布800万、819万でしたかしら。何で焼却炉がとまっているのにこういうのがいるんですかと言ったら、稼働した際に使うためにストックして置いてあるという説明を受けたんですよ。じゃあ、廃炉に決めたらこのストックしたのはどうするんですかということなんです。町長全く御存じなかったんですか。
○町長(森英二君)廃炉にしていく、そのために今の休止状態を続けるということに方向を決めたわけですから、それはもう使用しないということは当然でございます。
○12番(金崎ひさ君)今の御答弁は813万無駄にしても当然だというふうな御答弁だというふうに思います。こういう本当にね、財政難、財政難と言いながらね、とんでもないところでざるのように抜けているんですよ。それをチェックするのが議会の仕事だと思っておりますので、ここで申し上げておりますけれども。これをね、知らなかった、申しわけない、ちょっと調査して売るなら売るとか何とか、還元しますとかという誠心誠意のある答弁がいただけないんですか。仕方がないんですか。もういいです。結構です。その程度だというふうなことがわかりました。
それで、三浦市と横須賀市が2市でやっている焼却炉が長坂にできますよね。そして木古庭と上山口とそれから下山口の一部が環境アセスメントの区域に入ってらっしゃるのは御存じですか。
○町長(森英二君)環境アセスメントの範囲に入っていることは承知しております。そしてそのアセスにかけるという、立派にできている本も受け取っております。
○12番(金崎ひさ君)御感想は。
○町長(森英二君)これは中身をまだよく読んでおりませんが、葉山も該当するところになるので、これに意見を述べてくださいということで、ある人からは頼まれております。その横須賀の関係者からですね。そういったものに対しては意見が来ておりますので、それに対する葉山町なりの考え方というものを伝えてきております。
○12番(金崎ひさ君)その程度なんですか。今、2市から裁判を受けているんですよ。で、町長は12月8日に絶対負けないと言っていますよ。それで4番議員も負けないと言っていますよ。だけど、もし勝ったにしても黙ってないですよ、控訴されますよ。8日にしゃんしゃんと終わりで、はい、これで終わりましたではないでしょう、ね。そうするとですね、町長、首長たる者ね、こういう環境アセスが葉山の町民の中にかかっているんですよ。そして2市の焼却炉を燃すことによって葉山の町民が環境アセスの中に入ってて、煙を受けるかもしれないし、被害があると思いませんけれどもね、そこに一言物申せる立場になっているんですよ。何で交渉のカードにしないんですか。そういう考え方はないんですか。
○町長(森英二君)裁判についてはもう結審しているんです。判決が8日に出るんです。今まだ交渉している段階ではないんです。すべて終了しております。そして8日に判決が出るということを考えた場合に、今、横須賀市・三浦市に直接アセスについて物申すということは差し控えたほうがいいだろうと。必要であればその後になってくるというふうにとらえております。
○12番(金崎ひさ君)何をかいわんやですよ。振り上げた手をおろさせるためにいろんなことを考えるのが町のトップとしての町長の責任でしょう。調整能力のないトップはトップではないというふうに思います。もうこれは御自分がまだ立候補するかどうかわかんないし、次期町長になるかもしれないから、だれがなっても申し送りするという考え方をやらせてもらうというふうに町長おっしゃっていましたけども、調整能力のない方が次期町長になっても近隣ともうまくいかないし、葉山町民は不幸ですよ。ともかく、こういう問題が起きているということを認識してください。私は上山口に住んでおりますので、この環境アセスの中に入っているんですよ。ですから、ですから、自分たちのごみを燃すのであれば、燃すのであれば仕方ないですよ。でも、燃さないんですから、葉山町としてこれは何とかしなければならない、反対しろと言っているんじゃないんですよ。反対しろと言っているわけじゃないんですよ。ですから…考える能力もないのですかと言っているわけでございます。
では、次のし尿処理施設に入らせていただきます。(「答弁」の声あり)私の1時間はこれは私の時間でございますので、今に関しては町長に答弁を求める何物もございません。し尿処理施設について伺います。で、このし尿処理施設でございますけれども、結局は直接投入とかを県に相談しているということがきのうの守屋議員のお話でわかったんですけれども、今までのような建屋をつくって、そして広いのを小さくして今までの形でやるのではなくて、全く方式を変えてやる可能性もあるということで、白紙状態ということでよろしいんですね。
○町長(森英二君)先ほどの発言の中で、交渉という話の中で、相手が上げたこぶしをおろさせるような交渉のためにアセス云々と、これは全くかかわりのないことで、もう公判は全部終わっているわけなんです。そして間もなく判決が出る段階で、何が交渉だの、上げたこぶしをおろすだのと、全く的を射てない発言だから発言を求めようとしたんだけど、それを遮ったわけです。ね、今そんな段階じゃないんです。それで、今の、何ていいましょうか…(「し尿処理」の声あり)し尿処理のそれは白紙状態と言いました。そうではありません。環境担当が県のほうと誠意、また鋭意交渉をしていると、また相談もしていると、そういう段階だということです。
○12番(金崎ひさ君)議会にはまだ示されていないということでの白紙ですかということですので、まだどうなるかわからない、処理方法もまだ決まっていないということだというふうに認識をさせていただきました。それで、どうしても…どうしても先ほどのことで、交渉能力がないということで全く違う時点だと。ですから、裁判とそれから今度の環境アセスとは違うことだと考えていること自体が町長として交渉能力がないというふうに私が申し上げて、その意味合いがわからなければいいです。
はい、では、市街化調整区域の水処理について伺います。市街化調整区域の水処理について、その一部分は公共下水道に組み込んだのはそのほうが効果があるということで、市街化調整区域の一部を全体計画の中に入れたというふうに先ほど答弁なさいましたけれども、このですね、下水道審議会の答申を得なければ全体計画も決まらないしというふうに私は承っていたんですが、一昨日の話では町長の判断で全体計画というのを答申を受けたわけじゃないけれども、縮小したというふうにおっしゃいましたよね。できたんですよね。これはもっと就任直後でもできたんですよね。で、というのはね、全体計画に市街化調整区域が入っているから合併浄化槽に進められないんだ、だから下水道審議会を開催して全体計画から市街化調整区域を外してもらわないと合併浄化槽の設置ができないんだというふうな議論…理論を、答弁をいただいた覚えがあるんですけれども、いかがですか。
○町長(森英二君)下水道審議会は、これは有識者にお願いをして葉山町の水処理の、特に公共下水道事業のあり方というものを審議していただくと。そしてそれを町としては参考にしながら、それをもとに…もとにというか、そのとおりとは限りません。それを参考に結論を出していくということで、5年ごとに今行っているわけなんです。だから、20年に私は就任しましたけれども、その後、この、ここにきて審議会が昨年の12月から開かれて8月に結審し、それをもとに結論を出したということで、そのときに難しくなるかなと思っていたのは、答申案が1つに絞られて出てきたときに、自分の思っている考え、それと大きく離れているときにどう対処しようかということは思ってきておりましたけれども、結果的にはそれぞれの併記で、複数併記で出てきたということで、いろんな多様な考え方があるということが判明した中で、その中から参考にしながら最終結論、つまり市街化調整区域の一部であっても費用対効果を厳密に計算したら、このほうが、下水道に入れたほうが、経済性、効率性、いろんな面でいいという考え方に結論なったということで最終判断をしたということです。
○12番(金崎ひさ君)では、その最終判断をするに当たってお聞きいたしますけれども、市街化区域、市街化区域の513ヘクタールの8割が進まないことには市街化調整区域に下水道が進まないということは御存じですか。
○町長(森英二君)この計画区域といいましょうか、工事の優先順位、いわゆる順序、順番、これはもう当然密集度の高いところ、それから幹線工事が終わっていてそれに附帯したところの工事を行ったほうがより早く効果が見られると、そういったいろんな点から順位を決めていくわけであって、市街化区域は一番最初になると、一番最初というか、それが終わってから調整区域に入っていくということになっております。
○12番(金崎ひさ君)ですから、513ヘクタールの市街化区域の8割といったら410以上ですよね。それで、今、認可区域の中に319の事業認可を今回とりましたよね。あ、391。そうすると、これが5年間延伸しましたから29年の3月までこれをやるわけですよ。で、これでも市街化区域の410まで行かないんですよね。そしてまたさらに5年計画を出して認可区域を広げなきゃいけないわけですよ。そして幾ら広げるかわかりませんけれども、例えば今回のように41広げたとしますよね。そうすると420ぐらいになったとして、そして初めて市街化区域に手がつけられるんですよ。あ、市街化調整区域にね。その辺、町長は、だから思い入れと違うという話をしているんですね。市街化区域は水環境をよくするために早く水処理をきれいにしなくてはいけない、下水道事業待っていたら遅くなるから合併浄化槽にするんだというのがマニフェストだったでしょう。それなのに5年先延ばし、さらに5年先延ばし、一体何年になったら市街化調整区域に下水道が来るんですか。そういうシステム御存じですか。市街化調整区域全域の80%を下水道事業で済まない限り市街化調整区域に手をつけられないというシステムは御存じでしたか。
○町長(森英二君)承知しております。
○12番(金崎ひさ君)そうすると、まやかしですよ。下水道…市街化調整区域の68平米を…68ヘクタールを今回の全体計画に残したということ自体まやかしではないですか。あ、ごめんなさい、ちょっと違った。ごめんなさい。
○町長(森英二君)その件につきましては何度も説明をしてきております。調整区域の中であっても家と家との間隔、密集度、そういったものから経済…要するに費用対効果と、B/Cを計算をしたらそれが公共下水道がふさわしいという結論を出したということであって、しかし、その説明の最後に、きのうも…おとといですか、入れましたけれども、今後5年間、こうやって今、下水道事業を進めていくその間に、また見直しの時期が来ると。その際にこの全体計画についてもまた再検討することもあるというふうにとらえてあるわけです。だから、前回の審議会で全体計画を622と決めてましたよ。しかしそれを今回の見直しで変えたわけですから、そういったことが今後においてもあり得ると。しかしそれは調整区域にまで工事が行くのはもっと先になるわけだから、時間的にも何も問題はないということは理解できるはずと思います。
○12番(金崎ひさ君)町長のマニフェストとの整合性を申し上げているわけで、市街化調整区域の68ヘクタールを下水道区域に組み入れたということは、ね、そういうことですね。組み入れたということはそれは何年先に下水道が来るんですかということなんですよ。で、市街化調整区域に合併浄化槽で進めて、そして一刻も早く葉山町の水環境をよくするんだというのが町長のマニフェストだったでしょう。それを全く手をつけないまま4年間が過ぎてしまって、そして今度の下水道審議会の答申に対するそういう返事を、決め事をしたということは4年前にできたんではないかということと、それから組み入れたところに持ってきて、いつじゃあ市街化調整区域に公共下水道が来るんですかというお話なんです。でも、それはもう結構でございます。あとはこれから次期町長とのやりとりで、この後私も残された3年間、議員として頑張っていきたいというふうに思っております。町長とのやりとりはその後にしたいと思いますけれども。
最後のグループホームへの町有地提供について。これは町長の御努力で、御決断でインターネット中継がなされました。そして、私がここで該当者の代表としてここでお話をしたときに、町長は本当にすてきなお答えをいただいて、私は感動したんですよ、あのとき本当に。初めて町長と意気投合したということで、議事録にもあるかと思いますけれども、それを聞いていた方たちが大変期待をして待っております。これは裏切れないことだと思いますので、もちろん今、前向きにやるということでしたので、ぜひ部長たちもお耳に入れておいて、これは町有地を提供してグループホームが追い出される前に、借家ですから、追い出される前に何とか形をつけてあげなければいけないということを町長はあのときおっしゃったわけですから、その意向だけは部長の方たちにぜひ受けとめていただいて、粛々と進めていただくことをお願いして私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(畑中由喜子君)これにて12番金崎ひさ議員の一般質問を終わります。
この際、議事都合及び昼食のため暫時休憩をいたします。再開は午後1時からといたします。
(午前11時27分)
○議長(畑中由喜子君)休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時00分)
一般質問を続行いたします。第3番、1番鈴木道子議員、登壇願います。
○1番(鈴木道子君)1番鈴木道子でございます。本日は3項目について一般質問をさせていただきます。
町の行政については、さまざまな議員から質問あるいは森町長への反省点等るる述べられているところでございますが、葉山町の教育、これは行政がどのような形であるにせよ将来の葉山をつくりゆく、私は大変な重要な点であるというふうに理解をしております。行政の有無にかかわらず、教育は粛々と積み重ねられていかなければならないと思っております。そのような観点から、きょうは教育問題に、教育委員会に関して教育について3項目の質問でございます。
1項目目、NIE、ニュースペーパー・イン・エデュケーションの学校教育での実施についてお伺いをいたします。皆様御存じのように、NIEは学校などで新聞を教材として活用することで、1930年代にアメリカで始まり、日本では1985年、静岡で開かれた新聞大会で提唱されました。日本新聞協会は1996年にNIE基金を発足させるとともに、NIE事業を積極的に推進し、日本新聞教育文化財団へと引き継がれました。学校に新聞を提供するNIE実践校制度は1989年9月、パイロット計画として東京都内の小学校1校、中学校2校でスタートし、1997年には全国へと拡大をいたしました。この日本新聞教育文化財団、略称して新聞財団と申しますが、新聞財団は2000年10月、日刊新聞発祥の地である横浜市にNIE全国センターを開設し、そこを拠点に全国規模でNIEを推進しております。
また、NIEは世界共通でございます。世界新聞協会WANの調査によりますと、NIEは2006年4月現在、世界64カ国で実施され、日本を初めアメリカ、フランス、ノルウェーなどではNIE週間を設けているそうでございます。日本での2011年度の実践指定校は全国47都道府県542校でございます。1996年には218校であったものが毎年増加して、現在の542校となっております。また、先般、本年7月25日、26日は青森で全国大会が開催をされました。また、昨月、11月を本年からはNIE月間と定められました。ちなみにそれ以前2005年から10年までは、新聞財団が11月の第1週から1週間をNIE週間として様々な活動をしてきております。また、ちなみにこのNIEの協会の会長は、神奈川県の横浜国大の教授でいらっしゃいます。前教授も横浜国大の方でございました。このNIEにつきまして、町内の小・中学校での過去の実施状況について伺います。また、今後の展望についてお伺いをいたします。
次に町立図書館の活用についてお伺いをいたします。町立図書館につきましては、建設以来長年が過ぎております。また、逗子市では新しい図書館ができ、私ども葉山町の町民の方も何人かが利用なさっている状況でございます。葉山町内の町立図書館の現状での課題は何か、そしてまた今後の目標についてお伺いをいたします。さらに、子どもの時間の設定ということで通告に書きましたが、仮称「子どもの時間」、あるいは「赤ちゃんの時間」の設定を提案いたしますが、これについてお伺いをいたします。
3項目目、スポーツにおける顕彰についてお伺いをいたします。大変に全国大会で優勝したり、また、いろいろな分野で優秀な成績をおさめる町民の方がたくさんこのごろ出ていらっしゃいます。その掌握方法と顕彰の基準についてお伺いをいたします。
以上3項目、御答弁をよろしくお願いをいたします。
○議長(畑中由喜子君)答弁を行います。
○教育長(豊田茂紀君)1番鈴木議員の御質問にお答えいたします。
NIEの学校教育での実施についての1点目、町内小・中学校での過去の実施状況について伺うとのお尋ねでございますが、NIEの活動は新聞の切抜きを補助教材にする従来の授業とはやや違いがありますが、当町の小・中学校でも以前から各教科において新聞を活用した授業が行われております。特に小学校の国語では、新聞記事にスピーチの題材を求めたり、中学校社会科では日々の授業の中で時事問題を扱うほか、定期試験の問題としても取り上げるなどの活用を図っております。
NIEの2点目、今後の展望について伺うとのお尋ねでございますが、新聞を活用することで社会への興味・関心が高まるとともに、自然と新聞閲覧習慣が身につくなど学習成果が期待できますので、引き続き新聞の活用を図ってまいります。
質問の2点目、町立図書館の活用についての現状の課題は何かと、今後の目標は何かとのお尋ねですが、現在図書の蔵書冊数は約14万冊で、内訳は一般図書10万冊、児童図書約4万冊、視聴覚資料は約3,500点を所蔵しております。また、ブラウジングコーナーには新聞5紙、雑誌56種類を配置しておりますが、利用者の御要望にいかにしてこたえていけるかが現状の課題であり、今後の目標であると思っております。
次に3点目の子どもの時間の設定についてというお尋ねですが、現在子供の読書のきっかけづくりとして、幼児を対象におはなし会を毎週水曜日に実施しております。読み聞かせを中心に指遊びなど、親子で楽しめるよう工夫しておるところでございます。また、9月からは保健センターで実施しております4カ月健診時に、おはなし会のパンフレットやお子様に薦めたい本の紹介なども行い、読書のきっかけづくりに努めておるところでございます。
3点目、スポーツ等における顕彰についての掌握方法と基準について伺うとのお尋ねですが、スポーツ等における顕彰は個人・団体の功績や善行をたたえるものであり、その掌握方法につきましては所属協会・所属団体などからの情報提供や、新聞などによる掌握方法をとっております。また、基準につきましては葉山町表彰条例、同施行規則に準ずるほか、葉山町体育協会においても同協会細則第2条に規定される表彰基準により、毎年4月の総会において表彰を行っております。以上であります。
○議長(畑中由喜子君)再質問を行います。
○1番(鈴木道子君)再質問させていただきます。順序を追ってさせていただきます。このNIEにつきましては、私は平成19年の6月の定例会で初めて質問させていただきました。そのときの教育長の御答弁が、新聞販売協同組合の方でお話し合いをする予定があると。そこで学校の校長会を通じていろいろな形で新聞を提供していただければ、どういうふうな形で教科のほうでそれを採用していくのか、一番大事なこの点を検討させていただきたいという内容の御答弁をいただいております。多分そこでいろいろもんでいただいて現在があると思いますが、現在町内の学校で新聞をとっていらっしゃると思うんですが、その状況についてお伺いをいたします。
○教育長(豊田茂紀君)現在ですね、葉山町内の6つの小・中学校におきましては、横須賀新聞販売協同組合、これを3市1町が加わっております。全国組織もあるというように伺っておりますが、例えば葉山小学校では、朝日・読売・神奈川・東京・毎日新聞、それから朝日と毎日の小学生新聞をいただいてる。社によっては定期的ではなく、不定期に1週間に2回とかというところもあるように伺っておりますが、中学校におきましては葉山中学校を例に挙げますと、朝日は2部いただいておりますが、読売・神奈川・毎日・東京、それから中学生ウィークリー、こういうものを6つの小学校・中学校でいただいておりますので、それらを図書室で自由に閲覧できるよう、などの工夫をして利用させていただいていると。なお、これはすべて無償でいただいてるということで、非常にありがたいことだと思っております。
○1番(鈴木道子君)無償でいただいてるということで、本町の役場にもいただけないかななんて今思いましたけれども、大変にありがたい話だと思います。授業でもさまざま、先生方が工夫をなさってこの新聞を活用していらっしゃるというふうに伺っております。私はこれを一歩進んでNIEという形も、またこれから検討してもいいのではないかなというふうに思っております。と申しますのは、新…学校の新指導要領にことしの4月からこの教育内容の改善事項の第一に、各教科等における言語力の充実というものがうたっております。この言語力の充実ということについて、かねてから文科省ではこの新聞の活用というようなことを強く話が出ているそうに伺っております。そういうことを考えますと、ちなみに中学校は来年の4月から新学習指導要領のこの形がとられるというふうに伺っておりますけれども、新学習指導要領に新しい改善事項として載ったということは、また葉山町としても新聞の活用については一歩何かを進めていく必要があると思っておりますが、いかがでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君)基本的には議員がおっしゃるような形で進めてまいりたいと思います。なお、学習指導要領を議員もお調べになったようでございますが、新学習指導要領になって初めてこの問題が取り上げられたのではなくて、その前回、平成12年…ごめんなさい。平成10年に告示された学習指導要領、中学校は現在も使っておりますが、小学校は去年まで使っておりますが、その中でもわずか単語の形ではありますが、教材の取り扱いの中で新聞を扱うということも含まれておりますから、今までもそういうようにやってきているというように理解しております。なお、私、今後ですね、これを具体的にどういうように組織的に学校が取り上げていくかということにつきましては、これは学校に対して一定の働きかけはいたしますが、最終的な判断は教育課程編成権を持っております学校の判断にゆだねていきたい、そのように思っております。
○1番(鈴木道子君)先生方、大変、私どもが学校時代を送りましたときと違って超多忙である日常というふうなことは、よく私も理解しております。このNIE等に関しまして、校長先生や管理職の方が後押ししたり、それから同僚間がグループで、同僚の先生方がグループで研究したり、また役割分担して授業をしているケース、さまざまなことがございます。ちなみに新学習指導要領にまた新しい形で問題意識として読解力、または表現力の重要さが示されましたのは、実は葉山町にお住まいの東京私学教育研究所の板垣さんという方が「新聞活用実践教師14人の思いを分析」という小冊子、これをおつくりになりまして、私も少し拝見したんですが、本当に簡便な形で検証されております。このことがNIE学会、これは日本NIE学会誌の創刊号でございますが、このことが大変わかりやすい検証となって、そして新学習指導要領に大きく影響したということを伺っております。先ほど神奈川県の全国NIE会長も横浜国大の方、先生だということ、そしてまた当町の町民の方がこのようなことをなさったという、大変にえにしが深い町でもございます。これから今活用して、またさらに引き続き活用なさるという御答弁がございましたけれども、確実な今までの活用の検証、そしてこれからの研究というものを体系づけてやるというような整頓が必要かというふうに思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君)今までの取り組みを整理して体系づけ、今後の発展に生かしていくということにつきまして、総論的にはそのとおりかなというように考えております。
○1番(鈴木道子君)それからさらに申し上げさせていただきますが、この読解力向上には学校の教科すべてにこの基本のことだというふうに私も伺っておりますけれども、OECD経済協力開発機構の生徒の学習到達度調査、御存じのPISA2000年によりますと、この子供たちの総合読解力と新聞の閲読頻度、読む頻度ですね、に相関関係がわかったということがございました。そしてまた今お子さんたち、テレビ・インターネットが普及して、もう本当に大変に駆使されているところでございますけれども、このインターネットは情報量と双方向性、利便性に優れている。しかし新聞は一方で一覧性、詳報性、詳しく報道する詳報性、解説性、記録性などの特徴があるということが整頓されております。そして何といってもこの情報の命という信頼性、この信頼性はNIEの各種調査では最も信頼されている新聞というふうなことが出ているそうでございます。今、大変に高度な情報社会でございますけれども、この情報社会を生きる力量を高めるということについても、そしてまたスピードが、今さまざまなメディアがスピードを信条としておりますが、このNIEは立ちどまってじっくり考えるという、今の子供たちに何かとても大切なことではないかということを私も再確認した次第でございます。で、確実な検証と研究ということを先ほど申し上げましたが、今、横浜で2カ月に一遍ほどこのNIEの研究会が開かれているということを伺いました。この研究会に今まで御参加なさった先生はいらっしゃいますでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君)参加した教師がいるというようには私、まだつかんでおりません。
○1番(鈴木道子君)お忙しい先生方でございますけれども、何か、やはりこちらの点にも目を向けて、このNIEに関するこのような研修会等にどなたか、やはり担当の先生をお決めになって参加してみるということも、また一歩進んだ形というふうに私は考えますけれども、ぜひ御検討いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君)参考意見として伺わせていただきたいと思っております。
○1番(鈴木道子君)今、十分に活用している新聞の授業について、また新たな展開、そして新たな進歩があるかもしれません。ぜひ、大切な子供たちの教育については積極的に動かれることを要望しておきます。
次に、町立図書館について移らせていただきます。現在の利用状況、私も逗子と双方、両方利用させていただいておりますけれども、現在人数的に、例えば週の流れですとか、そのようなことがわかりましたらお教えをいただきたいと思います。
○教育部部長(高梨勝君)年間では、この間決算委員会でも申し上げたとおり14万5,000ぐらいなんですね。それで大体、ピークが大体夏休みに来てます。それが大体6,000人ぐらいという形になっております。週で言いますと土・日が700から800の間、平日が500ぐらいが平均という形だと思います。
○1番(鈴木道子君)この利用状況の流れ、すみません、私は細かいことを通告を申し上げてなかったので、時間がかかることなのでここではお伺いいたしませんけれども、例えば何か特徴が、何曜日が多いとかそのような特徴が多分出てくることがあるかと思いますので、またそれはほかの場でお伺いをいたします。
ところでこの図書館についてでございますけれども、図書館法の公立図書館の第2章の14条には、図書館協議会を置くことができるというふうに記されております。これからの現状の課題、それからまた今後の目標等考えますと、逗子の新しい図書館並みにうちのほうもできればいいと思っておりますけれども、何せ財源が限られているということもございますので、具体的な話にはなかなか難しいということは私も承知しております。その中で、やはりじゃあどういう葉山町として特徴を出すか、それはソフトの面でいろいろ工夫をこれから考えていくことが私は重要であるというふうに思います。そこで、この図書館協議会というものが現在ありますでしょうか。
○教育部部長(高梨勝君)言いわけからさせていただきますと、平成10年から12年に1回懇話会を、要綱をつくって行っております。それからそれを受けて今度、図書館リフレッシュ計画というのを、検討会を平成20年に行った経緯がありまして、これは教育委員会からの諮問とか、そういう問題が出たときに設立をしていくということになってますので、今後も何か図書館で大きな変化をもたらすときには、そういった方たちのお知恵をお借りして行っていくのが今後の課題になってくるのかなと思います。
○1番(鈴木道子君)平成20年、今23年でございますので、これからの図書館のあり方、教育、これは学校、子供たちの教育はさることながら生涯教育、私たちの大人の教育・文化の接点としましても大変図書館は重要な部分というふうに理解しております。また、当町には体育館・温水プールもございませんので、近隣自治体に出るというようなことがございます。何か葉山町で癒しの部分といいますか、何となく行く部分は図書館が…図書館ぐらいかなというような場面もございますので、図書館の利用方法の充実ということにつきましても今、協議会あるいは利用者の懇談会と申しましょうか、このようなことを、ものを創設いたしまして、これからの図書館のあり方、よりよいあり方を、町民の皆様を初めいろいろな方のお知恵を拝借してつくり上げていく時期であるというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○教育部部長(高梨勝君)現状の課題につきましては、利用者にどのようにこたえていくかというのが、やはり今、財政状況上本当に直面しているところが、どうリクエストを受けられるかというのが、僕、図書館に1年だけしかいなかったんですが、本当に肌に感じてまして、そちらのことになりますと、やはり今利用してる方たちにどうアンケートをとっていくかというほうが先だと思ってます。それとともにですね、やらないのではなく、そういう課題をもうちょっとクリアできて、それでもう一歩のところに、利用のところいかないと、ただ集めて聞きました、はい、答申いただきましたっていう形ですと失礼な形になると思うんです。ですからこの、こちらのほうで第1回目の答弁させていただいたとおり、当面するものをとにかくクリアできるように私たちがちょっと何とかしなきゃいけないなという部分ではあると思います。やらないではありませんが、そういった現状を踏まえながら検討させていただきたいと思っております。
○1番(鈴木道子君)私は具体的に協議会、あるいは利用者懇談会というふうに申し上げましたけれども、いずれの形にせよ、町民の方の御意思・要望というものをしっかり把握する時期だというふうに思っておりますので、ぜひ工夫をしてアンケートなり何なりで一歩進めていただきたいというふうに思います。
それから、次に「子どもの時間」というふうに申し上げましたが、実は私は東京の杉並区で赤ちゃんタイムをつくったという報道を見ました。これは現在葉山町では毎週水曜日に、先ほどおはなし会がやっているということで私も何回か拝見させていただきました。そのおはなし会は、しかしながら15時から15時30分の30分間だけですね。拝見してますと、赤ちゃんの…赤ちゃんじゃない、そのお話会をする場所でちょっと周りの大人の利用者の方に気を遣いながら、ちょっとだけ静かな感じでやっているということで、私はとてもその杉並区でやっている赤ちゃんタイム、これは今は限られた中央図書館だけらしいんですけれども、来年度からは杉並区の全部の図書館で実施するということだそうでございます。ちなみに毎週火曜日の午前10時から正午までという2時間だそうでございます。本当にお母様方も赤ちゃんを抱いて、そして御自分の本も見ながら、そして赤ちゃんに語りかけながら、周りの方の思惑を気にすることなく図書館を楽しめるという時間だというふうに拝見をいたしました。このおはなし会を一歩進めて、葉山町としてもこの赤ちゃんタイムのようなものをしっかりと形づくってもいいのではないかなと。このようなことをぜひ御検討をいただきたいというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。
○教育部部長(高梨勝君)私ちょっと事務の担当なので、実行可能なところから入らせていただきますと、図書館についてはスペース的に、杉並なんていうのは恐らくプレイルーム的に乳幼児型の部屋を1つ取れるようにして、そこに乳幼児の本が置いてありまして、その中で独立した形でできるようになってたしかスタートしたのが、僕が図書館長やってるときに見ました。それを何年かかけてハード面のところも含めてやってると思うんです。我々も図書館につきましてはもう御存じのとおりスペースも限られておりますし、どのような形でハードを変えていったらいいかっていう部分のクリアが大変難しいことがあると思います。
それから、今、私たちが図書館でやる目的としては、やはりどなたが来られてもというところになってますので、甘えてるんですが、日本人のよさで譲り合いの中でやっていただくっていう形になっておりますので、子供の、毎週の子供のおはなし会のこの30分から45分間は、多少の声が出ても皆さん理解していただいてるっていう形で、葉山らしさっていうふうに、いろいろな「らしさ」があるかと思いますが、葉山の図書館らしさっていう形で今置かれてますので、当面の間はこちらのほうでうまくやらせていただきまして、子供の利用時については福祉のときに、ブックスタートで健診時に行いまして、健診のときに図書館から、4カ月、5カ月の子は字じゃなく視覚と聴覚、そういうものに訴えるような本だっていうことで、30冊ぐらい提供してます。そういった形で赤ちゃんタイムっていう形で、施設ごとの特色を生かしながらやっていければなというふうには思っております。
○1番(鈴木道子君)読書運動に対しての大変な御理解があり、さまざまな工夫をしていただいて、そしてやっていただいてるということは、大変に町民の方にとってもすばらしいことだというふうに私も評価をさせていただきます。私が申し上げてるこの赤ちゃんタイムはまたちょっと観点が違うかなというふうに思います。今の30分間のおはなし会、これを何といいますか、もう少し強い形でお母様方と赤ちゃんの時間を設定するということで、本当にそのおはなし会では少しぐらい声が出ましても周りの大人の方は別に何の文句もなく、本当にいい形で共同で、共有している、共通の時間を過ごしているという、大変に小さな町のほほえましい時間というのは私もよく理解しております。しかしながら、小さいお子さんを連れて行きますと、そこでお母様がマナーを教える。ここは図書館なんだから大きい声でお話してはいけないのよということを子供に言い聞かせても、子供ですからすぐ忘れてギャーとか奇声を発したりということが間々見られるところでございます。そういうときにちょっとやはり肩身が狭いと思いますか、いいますか、そのような感がなきにしもあらずという状況だというふうに思っております。本当に子育て中のお母様方が、子供と一緒にこの時間だけは本当に一緒にお話をしながら心おきなく図書館を楽しめると、こういう時間のためにも、今の30分間を例えばおはなし会の後にそういう時間にするとかいう形で、1時間なり2時間、この赤ちゃんタイムというふうに延ばすということができないかなというふうに思うんですけれども、再度いかがでしょうか。
○教育部部長(高梨勝君)まことに申しわけないんですけど、今の段階ではやっぱりハードを含めて考えないと、来てる方、やはり皆さん図書館は意外と静寂の中だなっていうイメージで利用されてる人が多いので、どうしても赤ちゃんということになりますと字より物で、音が出る本を好きなんですね。ですからそうなるとハードの中で、やはり区切ってそういって自由にもっと音を出してもいいような部屋を提供するような形で、何か考えられないかなっていうことは今思いついてるんですが、早急にってなるとやっぱりハードが絡んでますので、ちょっとその中を考えながら検討させていただきたいなと思っております。
○1番(鈴木道子君)そうしていただくということなので、もう終わらなきゃいけないんでしょうけれども、ハードの部分じゃなくて、ハードまでいかなくてもいいんです。この杉並区もハードではなくて普通の、お母様方も本が、自分の本を赤ちゃん抱きながら見れる、そして赤ちゃんを連れてお子さんのほうにも行ける、そういう時間です。もちろんそのハードで建て分ければいいんでしょうけれども、赤ちゃんを連れたお母様がその童話のそこだけじゃなくて、御自分も赤ちゃんを連れながらお料理の本ですとか、いろいろ見たい本を行く、2人が楽しめる。つまり子育て中のお母様方が家に閉じこもるのではなく、公園だけに行くのではなく、やはり本に楽しむという時間を持たせてあげたいと私は思っているのです。そのために、やはり小さいお子さんをお持ちのお母様方は、赤ちゃんを連れながら図書館に行くというところの、何か気にしている部分、それを取り除けることができたらということで、私は一つのこの、私がいつも気にかけてたところが、ああ、こういうやり方があるんだということで、町でもこういうことができたらいいなというふうに思っておりますので、利用者の小さいお子様お持ちのお母様方、あるいは図書館の職員の方の日常の使われ方等をよく審議していただいて、今のおはなし会を若干延ばしてそのような時間を設定するという案についてぜひ御検討いただきたいというふうに思っておりますが、再々度お願いいたします。
○教育部部長(高梨勝君)僕、何か意地悪みたいであれなんですけど、赤ちゃんとお母さんが来て本を借りるということは大変すばらしくて今もやってて、ごく自然の流れの中のは否定するものじゃないですね。ただ、タイムを設けて、ここは自由に何やってもいいんだよっていうのを今取り入れるのが難しい話だということなんです。ですから、赤ちゃんもそこでわあって大声出しながら自由に走り回れるような時間ってなると難しいっていうことでありまして、その辺のところを御理解…多少、本当に小さい部分のずれだと思いますので、また本当に検討しながら、ただ僕の、僕なんて考えなきゃいけないのは、その方たちとともに、こちらにいる方たちのニーズも受けなきゃいけませんので、その辺のところがやはりあつれきを起こさないように、日本人の本当に優しい心を、多少だったらいいよっていう中の甘えの中からちょっとずつ今やらせていただいてますので、今後に向けて検討ということにさせていただきたいと思います。
○1番(鈴木道子君)検討していただくので、ぜひお願いしたいと思います。赤ちゃんタイムだから走り回っていいとか、そういうことではもちろんございませんので、図書館における親子の赤ちゃんタイムということですので、杉並区のほうでまた来年度全図書館でこれが実施されたときには、私もちょっと現場を見ていきたいと思いますので、またその状況等お話ししながら前向きな形で御検討をいただければというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。
では次の問題でございますが、スポーツの顕彰ですが、これは確認の質問でございますけれども、たまたま私が、実はこの「広報はやま」11月号に、全日本ジュニアテニス選手権で優勝なさった、葉山に在住の高校3年生松崎勇太郎さんが表敬訪問をなさったという記事が載っておりますが、これはたまたま私がちょっと知人がおりましたのでそのことを耳にして、こういう全国で優勝ってとてもすばらしいことなので、それは葉山で御存じですかっていうようなことで、職員の方は御存じなかったというようなことがございました。それで葉山のこのいい成績をおさめた方の、今までいろんな方をきちっと表彰なさっていらっしゃいましたけれども、この表彰漏れといいますかね、こういうことがございましたので、どういう形になってるのかなということをお伺いしたいと思ってこれを載せていただきました。よく私も見ましたら、この「ダンロップ全日本ジュニアテニス選手権‘11」ということなので、これはプライベートな大会というふうに思いました。このプライベートな大会でこのような優秀な成績をおさめた方について、町としてはどのような掌握の仕方をしていらっしゃるかお伺いをしたいと思います。
○教育長(豊田茂紀君)その松崎さんの件については議員のほうから間接的に教えていただいたというのが率直なところであります。こういう表彰、顕彰につきましては組織的に対応がありまして、例えばですね、日本体育協会、その傘下に陸上協会とか水泳連盟とかがあります。その中に野球協会もあるでしょう、社会人の。で、高校や中学校に行きますと、高校ではスポーツ関係は高等学校体育連盟と高等学校野球連盟の2つの組織があります。野球以外はすべて高体連、略しておりますが、そっちに含まれます。中学校でも中体連がある。そういう中体連とか高体連という組織が主催する、あるいは共催するさまざまな大会については、そこでの入賞や優勝につきましてはすべてその組織を通して把握しておりますから、我々もそれを、葉山には高等学校はありませんが、つかむことはできます。しかしそういう高体連、高野連、あるいは中体連、中野連っていうのはないのか、中体連等に入ってない大会、今のテニスでも非常にたくさんの大会がありますが、例えばこの松崎君はここで7月に優勝したことによって、大阪市長カップのテニス大会へ無条件で招待されました。10月の末ですか。もう1つ名前忘れましたが、11月にも無条件で別の全国的なカップに招待されております。大阪市長杯カップは大阪市長、大阪市が主催し、市長杯カップですが、全国から参加者が招待選手も含めてありますので、そういう部分にまでは私ども、高体連組織ではないですからそこの部分はつかみ取ることはできない。じゃあどういう努力をしているかっていうと、基本的にはやはり自己申告といいましょうか、葉山でもそういう例がありました。中学生で全国大会の水泳大会に出たおととしの南郷中学の生徒については、その中学生の親から学校の校長を通して我々つかむことができましたし、エアロビクスについてもそういうことがあります。ヨットについてもそういうことであります。そういう自己申告のようなものを通してつかめ得た部分については、先ほど申しました基準等に基づいて対応していきたいというように考えております。
○1番(鈴木道子君)わかりました。ちなみに私も県のほうに伺いまして、やはり今、教育長がおっしゃったようなことの話でございました。ということは自己申告ということですので、体育協会、今スポーツ推進会になりましたかね。その体育協会の方にぜひこのプライベートな競技等で何か成績をおさめた場合には、自己申告をしてくださいということを、ぜひ今回のことを例にとりまして、周知をもう少し十分にしていただくことが必要かなというふうに思いますけれども。お願いできますでしょうか。
○教育部部長(高梨勝君)恐らく体育協会のほうも、そういう周知はされてると思いますが、こういう例がありましたよということで、今度理事会でですね、御紹介させていただきまして、なるべくこういういいことですのでね、幅広く拾うようにやっていこうよという形で、私たち事務局のほうとしては提案させていただきたいと思います。
○1番(鈴木道子君)ぜひ、これから伸びる子供たちですので、葉山町全体としても賞賛し、励ましてあげたいと思いますので、周知のほうよろしくお願いいたします。
それからもう1点は、こういう方たちを、スポーツ台帳といいますかね、そのような形で整頓して、何かきちっと記録を掌握しておくと。それは職員の方が人事異動等がありましても、何かそういう台帳のようなもので整頓していくということが私はこれも大事だと思います。また、この方たちが大人になってからも葉山にずっとお住まいになっていらっしゃるかどうかということはわかりませんけれども、何かの形でまたスポーツの優秀な成績をおさめた方が、葉山町の教育あるいは生涯学習等について、またいろいろ御活躍いただく場面があると。そのときにすぐ明らかになるように、そのような台帳的なものも必要かと思いますが、いかがでしょうか。
○教育部部長(高梨勝君)私も生涯学習課でちょっと前、五、六年前だったんですが、たしか担当はですね、表彰のでパソコンに取り込んで、こういう年度のやつですとか、あとファイリングもたしかあったと思いますので、そういった形でそういう台帳にかわるような形では整理されてるとは思いますが。ちょっと確認不足で申しわけないんですが、そういった形はしてると思いますので、その辺のところもう一回確認しまして、整備のほうはこのまま続けてくれということでは指導しておきます。
○1番(鈴木道子君)ぜひ確認していただいて、充実した形にしていただくことを要望しておきます。
最後ですけれども、私は答弁者で町長、教育長というふうに書いてございます。通告にはございませんけれども、この教育について大変に、この間の大震災で津波で逃げるということについて、「てんでんこ」という言葉をずっとお子さんたちに伝えてきた地域があって、子供たちはもう本当にその言葉が頭にこびりついて逃げたというようなことも報道でちょっと拝見をいたしました。それからあと、ちょっと古い話ですけれども、小泉元首相が米100俵ですか、そのようなお話も引かれたりしたこともございます。本当に教育ということは、これからの展望、葉山の将来のみならず、日本の将来にとっても私たちがいつもいつも視点を確実に当てていかなければならない場面だというふうに、皆様と一緒に私も思っております。この点につきまして、町長任期がもう終わりが近づいてまいります。次期の町長がどのような方になるかはわかりませんけれども、今期務められた町長として、また次の町の教育のあり方について、お話が何かあれば承りたいというふうに思います。
○町長(森英二君)この1時間は教育問題に絞って、教育長を対象にやられると思ってたものですから、火事騒ぎで徹夜ぼけの面もあるかもしれませんけども。今、最後のほうで鈴木議員がおっしゃったように、これからの葉山だけじゃない日本、また世界を背負っていく青少年、子供たちの教育の問題は非常に重要なテーマだということは、私も再三この場でも述べてまいりました。4年間を通して教育面に対しては最大限の配慮を予算面等についても行ってきたつもりでございます。
この今、教育問題の中で特に図書館のあり方、そういったものについて大分時間が割かれていたというふうに認識しております。そのときにハードとかソフトとかというような言葉が行き交ったんですけれども、私は基本的に今の図書館が、もうできて大分時間も年数も経過してるということと、手狭になっていると。行くとよく車がですね、あの図書館の駐車場に入っていく道路にまで置かれているということで、これは何とかしなくちゃいけないんじゃないかなと思っておりました。最近、近年できる新しい図書館というのは、非常に多機能な問題、先ほど逗子の例も挙げておられましたけども、逗子の場合は非常に図書館機能と向かい合わせてプラザ、市民の交流の場所と。これが一体となって非常にうまく活用されているケースではないかなと思います。そういった意味でも、今、葉山の図書館では2階にまちづくり協会が、そしてその協会の研究だけじゃなくて、サロン的な機能も持ってるわけですけれども、果たしてあの場所が最適なのかなということも感じておりました。あれと1階の入ってくる右側の学習室といいましょうか、そういったところが、あの学習室になってるところが一番サロン的な場所としてはふさわしいんじゃないか。しかし単純に1階と2階を交代するというのも何かネックがあるのかなと思って。これはもちろん中長期の財政計画との絡みで、計画的に建てかえということも視野に入れた考え方が必要になってくるんではないかなと思います。そしてほかの場所に移れば、今の図書館のは、じゃあどういう施設に活用するかということもあわせて研究していくことが必要じゃないかなと、そんなふうに考えております。これは図書館という、葉山にとっても一つの文化の拠点になる場所でございます。だれがトップ、町長であっても、一つ大きな課題として視野に入れていく必要があるんじゃないかなと考えております。
○1番(鈴木道子君)今承りました。ぜひ、大変年数がたった図書館でございますので、これは次に町長になる方にもぜひ重要な政策として計画的に入れていただきたいということを私は申し上げまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(畑中由喜子君)これにて鈴木道子議員の一般質問を終わります。
第4番、11番横山すみ子議員、登壇願います。
○11番(横山すみ子君)11番横山すみ子です。本日は1、ごみ処理問題について、2、下水道問題について、3、町長在任は1期との公約を守るかどうかについての3項目について、5点にわたって御質問させていただきます。
今回取り上げました項目は、葉山町にとって緊急かつ重要な問題ばかりで、昨日以来何人かの同僚議員が取り上げられております。まだ一向にはっきりとした御答弁が伺えません。昨日は議長から議員に対して質問を工夫してとの御注意までありました。町長がずばりお答えいただければ、何度も押し問答という事態は避けられます。よろしくお願いいたします。早朝の火災によってお疲れのところと思いますけれども、在任期間最後の一般質問、そして一般質問の順位では私が最後でございますので、まさに最後のやりとりということで、心を込めて御質問させていただきますので、ずばりとお答えいただきたいと思います。
今回の一般質問は森町長の1期4年、任期最後の議場でのやりとりとなります。3番目の質問項目に挙げましたが、1期4年に全力投球、次代の町長を養成というマニフェスト、町長選挙でのお約束を守られれば本当に最後の質疑、御答弁ということになります。また、本日は答弁者には町長のみをお願いしております。いずれの質問も町長の方針に関するものですので、1対1で行うやり方がふさわしいと思います。
1項目目、ごみ処理問題、2項目目、下水道問題は11月29日に行われました議員懇談会での町長の発言、あるいは当日の資料を参考に御質問いたします。
1の1、クリーンセンター排水中のダイオキシン類基準値オーバー問題の経過と結論について伺います。29日の議員懇談会で町長の御説明を伺ううちに、基本的な問題についての疑問がわいてまいりました。当日資料の2ページまでは焼却炉についての説明と、問題発生時からの対応の報告です。3ページに原因の特定とあります。焼却灰に触れたことが原因であると特定した。この原因究明のための準備で、貯留施設の灰及び場内清掃によって回収した汚泥の処分方法、処分先の確定に時間を要したため、早急な清掃作業が行えなかったことや、などの記述があります。その後水質の検査を続けて、焼却灰に触れた水が放流されたことが原因だったと特定したという趣旨が書かれております。ごみ焼却炉の焼却灰以外にダイオキシン類基準値オーバーの原因となるようなものがあるのかなと、逆の疑問がわきました。現在、焼却炉は停止したままで、焼却炉のどこに原因があったかは調査もまだできてない段階であると思います。次のダイオキシン類基準値超過の再防止策の項目で、内容を取りまとめますとかなり長く書かれておりました。焼却灰を扱う場所は密封した建屋で、さまざま防塵装置も必要だ。水も場外に出せない等と説明されています。対処の困難さを挙げて焼却炉を休止させたまま民間業者に焼却委託する以外ないとの結論が導き出されています。この結論に至るまでに県との相談はされたのかと御質問したところ、町のみの考え、町長のみのお考えというお答えでした。
私も古い現焼却炉にお金をつぎ込み再稼働させることには反対です。しかし、34年たった古い炉に年間1億3,000万から1億4,000万円もの修繕料をつぎ込んで使い続けるという判断をされたのは森町長です。しかし、29日にはこの古い炉を使い続けるという御自分の政策判断の誤りについては一言もありませんでした。ダイオキシン類問題についての経過と結論についてお答えください。
1の2の東伏見自治会、パーク・ド・四季葉山自治会からの廃炉要望については、廃炉を前提としての旧炉の方針を出されましたので、御答弁は不要でございます。
1の3、ごみ焼却炉についての今後の方針については、本会議の場で改めて御説明ください。
2の1、下水道審議会の答申を受けた町の方針について。これも今まで議員から御質問ございましたが、改めて伺います。下水道審議会の答申を受けて、町長の方針が議員懇談会では説明されましたが、公式な本会議で改めて御説明を願います。
3の1、町長在任は1期との公約を守るかどうかについて。昨日来、議会が終了したら態度表明するとの御説明ですが、御自分の任期切れ2カ月前に、町の重要政策について夢を語り、あるいは方針を決定するのは常識では考えられません。そのため、1期4年で退任されず、もう一度町長選挙に臨まれるのではないかという憶測が飛び交うのは当然の反応であると思います。次期町長選挙に向けての態度表明について伺います。
以上で第1回目の御質問といたします。御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(畑中由喜子君)答弁を行います。
○町長(森英二君)11番横山すみ子議員の御質問にお答えいたしますが、先ほど議員がおっしゃったように、この一般質問、やりとりがこの任期の最後のチャンスになりますので、心を込めてお答えしていきたいと思います。簡潔に、はい。
平成22年、まずクリーンセンターの件でございますが、平成22年11月25日からの焼却炉停止後、ダイオキシン類基準値超過の原因究明調査を行った結果、灰に触れた汚水が水処理施設に流入した可能性が高いことが判明いたしました。このことを確認するため、クリーンセンター場内の側溝、桝、水処理施設等の汚泥引き抜き清掃を行い、その後ダイオキシン類の測定分析を6月、7月及び8月の3回実施し、測定結果は基準値を大きく下回ったことを確認いたしました。これらのことにより、排水が灰の貯留施設等で灰に触れた後に放流に至ったことが原因であると特定し、本年9月30日に県へ報告をいたしました。
次に両自治会からの、これはよろしいということですので、省略いたします。
次に下水道問題についての、答申の受けた町の方針についてでございますが、一昨日の議員懇談会で御説明させていただきましたとおり、事業認可区域については堀内、一色、下山口各地区の合計約41ヘクタールを加えた391ヘクタールとし、事業認可期間は5年間延伸といたしました。
次に全体計画についてですが、費用対効果の比較において、公共下水道による整備のほうがより効率的な整備と判定された市街化調整区域の中の一部、68ヘクタールを含む581ヘクタールを全体計画といたしました。すなわち従来の今決めておりました622ヘクタールを581ヘクタールに変更するというものでございます。しかし今後この延伸した5年間のうちに、再度全体計画の見直しもあり得ると考えております。
次に、最後の町長在任は1期との公約を守るかどうか。また次期町長選挙への態度表明についてというお尋ねでございます。ここでちょっと確認をしながら申し述べておきたいと思いますが、この4年前、選挙に出馬するに当たりまして、6つの団体、組織が私の支援をしてくださいました。その中の1つのグループと、1期4年で掲げた公約を全力を挙げて実現に向けて努力していくという取り交わしをしたということであって、よくマニフェストとか公約という言葉を使われておりますけれども、選挙公報とかそういったものに載せるたぐいのこれはものではありませんので、支援団体の1つと取り交わした約束事であるということでございます。それの確認をさせていただきたいと思います。
そうしまして態度表明につきましては、きのう来ずっと複数の方からお尋ねをいただいておりますけれども、この議会が終了した後にその場を設けたいと、そのように考えております。これで1回目の答弁といたします。
○議長(畑中由喜子君)再質問を行います。
○11番(横山すみ子君)それでは順次再質問いたしますけれども、だんだんヒートアップいたしますと忘れてしまいそうですので、1つだけ先に申し上げますが。6つの団体のうちの1つと約束を取り交わしても、その団体は全町に向けて町長は1期でやめるというのが公約だよということで、チラシやマイクを使ってたくさん宣伝をされまして、インターネットもですね。皆さんは森町長が公約したと事実上思っておられるわけで、それは私との約束ではない、公約ではない、マニフェストではないというのは、それは日本語をもてあそぶものではないかと思いますので、一言だけ先に申し上げます。
それでは、クリーンセンター排水中のダイオキシン類基準値オーバー問題の経過と結論について。この12月で報告と方針を出すということでお約束をお守りいただいたと思います。ですが、それが議員懇談会という形で、11月29日の本会議ではこのことについて報告がございませんでしたので、やはり多くの皆さんの目に触れる、多分今もインターネット中継、相当数見ておられると思いますけれども、この場で改めて確認をさせていただきたいと思います。先ほど第1質問の中でも申し上げましたけれども、ダイオキシン類が検出されたのは確かに排水中からでございました。その夕方に県からの指導によりまして、炉は直ちに運転を停止いたしましたので、焼却炉のどこに問題点があったかということについては調べることができない状態にございます。先ほどお話がございましたが、9月30日に報告を出して、町長が議員懇談会で私どもに方針を示されたその間、約2カ月近くですね。町長はどのような指示を出してどのような検討をされたか、焼却炉に関してですね、お伺いをいたします。
○町長(森英二君)私はかねて12月には発表の場を持つと言っておりました。そして当初はこの場で何人かの方々から恐らく一般質問等も出されるだろうと思って、そういったところで説明をするのがよいのじゃないかなと思っておりましたが。本会議が始まる二、三日前ですか、議運が開かれた席上の中で、議員懇談会を開いてそこで説明をしてほしいというふうに決まったと、正・副議長が私のところへ見えまして、それで急遽議員懇談会の場で説明、発表すると。懸案の3点、4点を行うということに至ったわけでありまして、これは議会の意思を無視して私が勝手に懇談会を開いたということではないことをよく説明させていただきたいと思います。
さて、9月の30日に県のほうに、6月、7月、8月連続して3回の検査を行った、それを1カ月かかります、結果が出るのは。したがいまして8月の最後の検査の結果が9月になったということで、県のほうに報告したと。そしてその後、これに基づいて、我々はじゃあ炉をどうするかということを、やはり内部で検討に検討を重ねて今回に至ったということでございまして、きのうやおととい決めたということではございません。もうその前にちゃんと方針は決めて、それの説明の資料と説明文も用意をしてきていたということでございます。
○11番(横山すみ子君)なぜ9月30日以来どのような検討をされたかということをお伺いしたかと申しますと、昨日の守屋議員の一般質問の中で、ゼロ・ウェイスト政策を町長がおとりになった経緯について詳しいお話を伺いました。私も外側から見ておりまして、4月17日のごみ問題特別委員会で陳情が採択をされておりました。これはごみの広域化協議について継続して取り組むようにという陳情が採択をされて、その後正・副議長と当時のごみ特の正・副委員長が町長に対して議会の意思を説明に行ったと。その間、5月の連休明けに町長は離脱を1人の意思で行われたわけでございますけれども、どうしてその後、ゼロ・ウェイスト施策というふうに言われ始めたかがどうしても納得いってなかったんですが、昨日お話を伺ってよくわかりました。離脱はしたものの、具体的なごみ処理の政策についてお困りのところへ、ある民間の方が案を持って来られたと。そこにオンブズマンの方が仲介に入られて、森町長に恩讐を越えて提案をされたという説明がございました。私はその当時の町のうわさでございますので、これは当人から確認してはおりませんけれども、5月の連休中に湯河原の某所でこの問題について集まりがあってこういうふうに決まったと。それで町の政策が決まるんですかと驚いた覚えがございますので、今回は町の方針を決めるに当たって、町長のお立場で一体どのような検討をされたかということを確認をさせていただきたかったんですが。内部でかなり早く方針を決めて資料づくりにかかられたと。その間、なぜ県とのやりとりがなかったんでしょうか。
○町長(森英二君)ごみ処理広域化からの離脱を決めて、それは私のそれこそマニフェストに掲げたものに従って離脱をしたと。その経過は何度もお話しする機会がありましたから重複は避けますけれども。両市長にお会いして、よくこちらの私の考え方を理解してもらって、それを了解を得たいと思っておりましたけれども、しかしそれは会えなかった。で、副市長とお会いしたときに副市長は、御自分のほうから森町長さんは公約に掲げて当選された方ですから、その点は非常に重く受けとめておりますというお話はいただいておりました。そしてその後、これはその離脱する理由の最大のものが、今これから世界的にごみは燃やす時代ではないと。どんどん減らしていく、燃やすごみは減らすんだということが世界的な流れで、世界的にまだ焼却炉を一番多く持ってるのは日本であって、世界的にもどんどん減らしているという学習もしておりました。そういったことからまずごみを減らすという方針のもとに、でなければ広域化であれば横須賀につくる大型の焼却炉をずっと燃やし続けなければいけない。燃やし続けるということはごみは減らせないということになるわけです。それはやはり私のこの考え方と全く反することだから、信念を持って広域化離脱して燃やさないでごみを減らしていくことに信念を持ったんだということでございます。
それから1点、きのうの4番議員のお話にも出てきましたけれども、今、横山議員はある民間の方がというお話がございましたけれども、その方はかなり熱心に外国にまで、先進地にまで行かれたりしながらごみの減量化、そういったものを学習をずっと続けてきておりました。そして図書館の2階だとか、私自分が出たところも覚えておりますが、そういったところで学習の発表会とか学習会を行ってきました。私もそれに参加をして、そういったごみをどうやって減らしていけばいいのかという先進例等も学習する機会を得ました。そこから結果的に上勝町で第1号で宣言されたゼロ・ウェイスト宣言というものに触れ、そういった形をとるのが当町にとっても大事であるというふうに至ったということでございます。
あと、9月の20日、県にダイオキシンの結果の報告をした後、なぜ県と協議しないのかと。これは県と協議するテーマではないんです。再開するとすればどういう補修、どういう対応が必要ですかという指導とか相談がありますけども、この炉を存続させるのか、あるいは休止のままでいくのかという決断は県は行いません。私どもで行うことなんです。その結果をもって、炉を再開させる場合には県との協議がまた再開していくということであるので、結果的にはこの炉の問題についてその後の県との協議はないというふうに理解してください。
○11番(横山すみ子君)なぜ県と協議したのかっていうふうに私が確認をさせていただいたかといいますと、新しい議会に入りまして、しばらくの間の町長のお話を聞いておりますと、県の指導を待つ、県の姿勢を待つということがたびたび言われておりましたので、それは私どもも県へ聞きに行っておりますので、違うなというふうに思っておりましたので、確認をさせていただきました。方針の変更については、町独自の判断で一応の方針を出したということでよろしゅうございますね。
午前中の、隣におります同じ会派の金崎議員の質問の中で、議会の決議第4号についてお話がございましたが、町長はあんまり決議が多いのでどれがどれだかというようなお話でございましたので、念のため読ませていただきます。
葉山町ごみ処理基本計画の修正に際しては丁寧な説明を行うよう求める決議。ごみ焼却施設の廃止等大きな変更を行う場合は町長の独断ではなく、まずごみ処理基本計画の修正を行い、町民、議会に丁寧な説明を行い理解を得てから実施すること。2、ごみ処理基本計画の修正に際しては、その事業の複数の選択肢を示し、そのメリット、デメリット及び所要経費等について比較検討できる資料を作成し、提示することを議会として求める。以上決議する。平成23年6月17日、全会一致で決議をいたしておりますが、今この中継を見ていらっしゃる方は、余りにも当たり前なことをなぜ議会が決議したかと不審に思われるかもしれませんけれども。今までの政策決定に関して、御自分で判断されるというケースが多かったものですから、議会としてはやはりここまで説明していただかないと同意ができないということで決議をさせていただきました。もし必要でしたら後ほど差し上げたいとは思いますが。この休炉にしたまま民間委託をして、いずれは廃炉にするというのは、非常に大きなごみ処理政策の変更だとはお思いになりませんか。
○町長(森英二君)何からの変更なのかはわかりませんが、私はずっと焼却炉を使用し続けるともし言っていたんであれば、休止から廃炉を目指していくというのは変更になりますけども、そういうことは言っておりません。
○11番(横山すみ子君)ごみ処理基本計画、町長がお出しになりましたので当然お読みだと思いますけれども、町民の皆さんが頑張ってごみを半分にすれば、今4本ある炉のうちの2本、1系列で済むようになるよと。それから先、もっともっと努力すれば、ごみを燃やさなくてよくなるよというのが計画でございまして、今の状態で行きますと、葉山の中で燃さない、将来は炉も廃止してしまう、これはまことに大きな財政的影響も伴う政策変更だと思いますが、改めて伺います。
○町長(森英二君)財政面から言っても、その私の決めた方針が最善であると考えております。そしてその案を住民に示して、じゃあ賛否を問うて決めるのかと、そういったニュアンスの先ほどの質問でしたけれども。これはやはり政策の決定者として、リーダーとして私が結論を出して、それを皆さんにお知らせしていくというのが筋だと思っております。まさかこれで住民の方々に住民投票で決めましょうとか、そういったようなテーマではないと思っております。
○11番(横山すみ子君)4年前の選挙のときを思い出すと、町民の意見を十分に聞き、ともにつくり上げていくという言葉を枕詞のように言っておられました。私は今、この決議を読み上げましたのは、議会の立場で議会としてもこれ、聞いておりませんことですので、町民から聞かれても説明のしようがない。町長、こんなふうに考えているみたいよということでは済まされませんので、これ、当然のことでございます。案を幾つか示して、メリット、デメリット、経費、長期的な考え方を示してやるのが行政では当然のことでございまして、民間のNPOがごみを減らそうと考えているというのとちょっと重さが違いまして。なので、きょうは町長にお一人に伺いたいと思っておりますが。ごみ処理基本計画、何年間の計画でございますか。何年間の計画か。失礼。
○議長(畑中由喜子君)どうぞ、引き続いて横山議員。
○11番(横山すみ子君)ごみ処理基本計画で、最初の何年間かでごみを半量にして、それからさらに頑張ればごみがゼロになるからっていう御説明、たびたびされておりますけれども、このたび発表されておりますごみ処理基本計画は何年間でしょうか。
○町長(森英二君)ごみの半減化計画というのは18年度比25年度にまず半減すると。それからの5年間でまた半減をするという計画になっております。そして今、NPOとは性格が違うというお話があったけど、まさしくこういう自治体ですから、そこでのリーダー、トップとして責任のある決断を行い、それを住民の方によく説明する。また議会にも説明すると。で、29日に議会の皆様にはるる説明をいたしまして、またそれに考える必要な資料も十分つけて行ってきた。また、今までのごみ特別委員会も何度も行われ、その都度細かく説明が今までの経過等も踏まえて、いきなり何もなしで決断されているわけではないということで、十分説明は尽くされております。
○11番(横山すみ子君)そこのところが町長、本当にお考え直しいただかなければいけないところで、町長の頭の中にある、胸の中にある、だから決めた、それから100回説明すると言われても遅いんです。議会に説明されて、町民に説明されて、そこで異論が出たら計画変更されるんですか。
○町長(森英二君)これはもう決断したことですから、この方向であくまでもごみのゼロを目指してゼロ・ウェイスト政策を推進するということに変わりありません。それから住民とよく対話をして意見を聞きながらということをマニフェストといいましょうか、スローガンのように言ってきたという話です。そのために約20回を超える町民と直接ふれあい座談会ということで、各地に出向き、その地域地域のニーズをよく直接聞くということが、住民との意思の疎通だということを行ってきてるわけでございます。
○11番(横山すみ子君)専ら苦情となるような発言はしないようにという前置きつきの懇談会だったと思いますけれども。それではダイオキシン問題や焼却炉の方針について、こういう会合を開いてこられましたか。
○町長(森英二君)決断をする前にこういうことも考えているとかということの幾つもの案を出して説明会ということはしておりません。ただ、今回も出てきてましたけども、横山議員が省略されましたが、東伏見台、それからパーク・ド・四季、この2カ所の自治会からは安全性の面からも、環境の面からも、この焼却炉はもう廃止して使わないでほしいという要望が、私のところにも、また議会のほうにも出されているということは、一番この民意のあらわれではないかなと思っております。
○11番(横山すみ子君)署名つきでこの2つの自治会から要望が出されて、それは非常に重いものだとは思いますけれども、葉山全町3万3,000人超えましたでしょうか。そのうちごみ出す方は全世帯でございます。ダイオキシンが出て炉がとまってるというのは、皆さん心を痛めているところでございまして、先日、11月12日に議会がダイオキシン類の基準値オーバーについて説明会を開催いたしましたときも、マスコミの方やあるいは町民の方から、町がやらないのになぜ議会がやるのかというお問い合わせをいただいて、議会としては決議を上げてダイオキシン問題についてきちんと調査をして報告するようにという決議を上げているので、そのことについて報告をさせていただくという御返事をしたことがございます。町としてダイオキシン問題、そして焼却炉の方針変更について、各地区きちんと、決定ではなくて、御説明をして意見を聞く御用意はございませんか。
○町長(森英二君)炉が11月の25日にとまりました。それから緊急的に、これは何カ所かに回って、減量化に協力してもらわなければいけないと。言葉でこそ非常事態宣言と言葉は使わなかったけれども、それに近いような表現を使いながら、たしか7カ所だったかな、7カ所の地域を集会を開きまして、炉がとまっている現状、そしてこれは少し時間がかかると、結論出るまで。その間も燃やし続けなければいけないんだから、これは外部に出していくしかない。その当時は横浜市さんとか、民間とか合わせて出してたわけですから。それを少しでも少なくするためには、この減量化に協力をしてくださいと。またあわせて生ごみ処理機、家庭で御使用くださいということを強く、熱くお願いをしてきたということはございます。
○11番(横山すみ子君)ごみ問題に関しては、7カ所で強く熱く語られても、大変回数としては不足だというのは事実だと思います。今私が持っておりますのは、11月5日付朝日新聞の夕刊でございますが。小金井市が市長辞任という記事に伴って、小金井市の状況について説明されているものでございますが、周辺の自治体が市長の発言に非常に心傷ついただけではなくて、小金井市がしっかりとした将来の青写真をごみ問題について持っていないから、焼却を引き受けると将来が心配であると言っていらっしゃるという記事が載っておりました。これは警戒感と書いてございますが。信義違反の主張が引き金ではあるけれども、根本にあるのは小金井市がこの問題を自分で解決するということが見えないからという記事が出ておりますことを申し上げておきたいと思います。
もう1点お伺いをいたします。広域化協議から離脱をされました後、葉山町の総合計画基本計画を審議会に諮問、答申も得ず変更されておりますが、これは事実でございますか。
○町長(森英二君)何について変更しているのかよくわかりませんので、教えてください。
○11番(横山すみ子君)議長、よろしければ休憩をとっていただいて、総務課に対比表もございます。これは森町長としてなさったことでございますので、基本計画の中のごみに関する部分について、かなりの修正が行われました。必要でしたら休憩をお願いしたいと思いますが。
○議長(畑中由喜子君)休憩の動議ということですか。
○11番(横山すみ子君)必要でしたらということですが。
○議長(畑中由喜子君)町長、事実確認の必要がありますか。
○11番(横山すみ子君)それでは議長、休憩の動議を出します。(「賛成」の声あり)
○議長(畑中由喜子君)ただいま休憩の動議が出されました。賛成者がございますので、この動議は成立いたしました。そして休憩の動議を議題として採決いたします。この採決は起立によって行います。この動議のとおり決定することに賛成の方は起立をお願いします。
(起立多数)
はい、起立多数です。したがって休憩することの動議は可決されました。
暫時休憩いたします。(午後2時31分)
○議長(畑中由喜子君)休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時46分)
休憩前に引き続き一般質問を続行いたします。町長の答弁を求めます。
○町長(森英二君)時間をいただき、ありがとうございました。「第3次葉山町総合計画中期基本計画の修正について」というこの修正の趣旨についての文書をつくっておりますので、これをちょっと読み上げさせてもらいます。
これまで葉山町は国の基本方針を受けて策定された神奈川県ごみ処理広域化計画に基づき、老朽化した焼却施設の更新や最終処分場の確保など、施設問題を軸としてごみ処理広域化の協議を進めてきましたが、平成20年5月末日をもって2市1町ごみ処理広域化協議会からの離脱を決め、ごみ政策の転換を図ることとなりました。また、葉山海岸遊歩道の整備につきましては、観光資源の発掘とネットワーク化のための散歩道などの整備の中で、美しい海岸に親しめるよう、平成12年から葉山町総合計画基本計画の中で位置づけられていますが、現基本計画の期間内に具体的な整備検討が進まない状況であります。これに伴い、従来展開してきた第3次葉山町総合計画中期基本計画の施策を一部見直し、中期基本計画を修正するため、パブリックコメントの実施並びに総合計画審議会を開催し意見を伺った結果、次のとおり修正をいたしますということで、パブコメは平成20年12月20日から21年1月8日までの間で行っております。そして、その結果を総合計画審議会を開催いたしまして、21年1月23日に総合計画審議会にその内容を、修正したい内容を説明をいたしまして、了解をいただいたのがこの新旧対照表でございます。
この中では、修正前は、ポイントとしては、これまでより効果的なごみの減量化・資源化や財政面での負担軽減を図るため、4市1町、横須賀、鎌倉、逗子、三浦市、葉山町による横須賀三浦ブロック広域連合設立準備協議会に参画し、ごみ処理の広域化に向けた検討を進めてきましたが、これまでの成果や検討結果を踏まえ、引き続き広域的処理を推進する必要があります。ごみの総排出量は、ここ数年云々とございまして、せっかくですから読みましょう。ここ数年横ばいから減少傾向を示しており、また町民1人当たりのごみ排出量は減少傾向が続いています。今後も引き続きごみの減量化や処理費用の低減に努めるなど、適正なごみ処理を行っていく必要があります。これまでコンポスターの貸与や紙パック、古紙類、白色トレー、ペットボトルの分別収集など、ごみの資源化に取り組んできましたが、ここ数年、資源化率は横ばいの状態にあります。こうした状況を踏まえ、今後ともより一層の資源化に取り組む必要があります。これが修正前の文書でございます。今読み上げたのが。ですから、ここではごみ処理の広域化を続けていくんだということを表明しております。
それを修正後は「廃棄物の処理・再資源化の推進」というタイトルで、焼却炉の老朽化が進んでいるほか、処理費用、委託処理の増大による処理効率の低下など、ごみ処理をめぐる現状は非常に厳しいものとなっています。町民1人当たりの処理費と排出量は、ともに神奈川県下において高い水準となっており、早急に適正なごみ処理の実現に向け、体制を整えていく必要があります。これまで近隣市との共同によるごみ処理広域化の検討を進めてきましたが、町として広域的処理には頼らず、単独処理を原則として徹底的なごみの資源化・減量化により持続可能な処理を目指していきます。ごみの総排出量と資源化率は、ともにここ数年横ばいの状況が続いており、今後は抜本的な施策の導入によって、特に焼却ごみと埋め立てごみの早期削減に取り組む必要がありますと。これが修正後の今読み上げたところでございます。
それを受けまして、それと同じような趣旨で、これは議会の皆様に示した文書でございます。「葉山町第3次総合計画中期基本計画の修正に当たって」ということで、我が葉山町は大正14年の町制施行以来、人と自然が共存する魅力ある町として発展してきました。現在も青い海と緑豊かな自然環境、そして良好な住環境が形成され、海及び緑を核とする住宅と観光の町として持続しています。葉山町では、まちづくりに向けての指針として、平成12年に「海とみどりにひろがる交流文化のまち葉山」を将来像として基本構想を定め、それを具体化し、実現するために施策を総合的・体系的に示す基本計画を、さらにその施策を具体的に展開するための事業内容やスケジュールを示す実施計画を定めました。さて、現在の基本計画は、中期基本計画として平成18年度から平成23年度までの6年間を計画期間として策定いたしました。しかしながら、施策の変更もあり、このたび見直す必要が生じたため、その一部を修正いたしました。これからは計画の実現に向けて全力で取り組んでまいりますので、皆様の一層の御理解と御協力をお願いいたしますと。平成21年3月、葉山町長森英二と。こういう文章を提示しております。
そして、先ほどお示ししましたように、総合計画審議会は21年1月23日に開いたわけですが、そのときにこの計画についての諮問・答申という形ではなく、こういうふうに計画を変更したいんだと、したいんだということの説明をして了解をいただいたということで現在に至っているということであります。
○11番(横山すみ子君)御丁寧な御説明をいただきまして、ありがとうございました。先ほどからの町長のお話の流れからいきますと、パブコメは行ったと。住民に説明会はされましたか。
○町長(森英二君)これは住民にはパブコメをかけた段階で全部中身は公開されているという理解で、改めて人を集まってもらっての説明会は行っておりません。
○11番(横山すみ子君)パブコメを何月何日から何月何日まで、18日間ですね、やりますと言われても、なかなかそれをごらんにならない方もいらっしゃいますので、先ほどの丁寧に行いますという町長の姿勢からいくと、まことに説明が足りないかなと。もう一つは、1月23日、これは新しい審議会だったかと思うんですが、古い審議会のほうにお話をされたときに、賛成が得られたという印象の議事録ではありませんでした。これは私のほうも議事録を再度調べまして確認をしておきますが、総合計画というのは町の最上位の計画でございます。まして今、後期基本計画の案がパブコメ終わりまして、これから何月かに議会にかかってくると。先ほどからお話をしておりますごみ処理基本計画も、総合計画の下に位置づけられるものでございまして、その総合計画の修正に関しては、より慎重に行っていただきたいということを申し上げます。
それでは、次の問題に移らせていただきます。町にとって大変重要なのは、ごみ問題もございます。ごみ問題は特に財政に対して重い負担を今かけておりますので、この進路のとり方については町民の皆様も非常に心配されているところでございます。民間委託、民間業者に委託、3業者に委託しているから、まあこれでよいかというふうに私には聞こえてしまったんですけれども、この小金井の例を見ましても、今の状態で到底よいとは言えないと思いますので、町長がどういう姿勢を、次の選挙に向けてどういう姿勢をとられるか、ちょっと私もはかりかねるところがございますが、物事を決める際にはもうちょっと丁寧に議会や町民の意見を聞いて、決める前に話し合いをしていただきたい。そして決まった後には、そこの話し合いに出られなかった方、いっぱいいらっしゃるわけですので、かなり多い説明をしなければいけないというのは、ごみ問題については当然のことだと思いますので、それは心にとめておいていただきたいと思います。
もう一つの町の重要課題である下水道問題についてお伺いをいたします。先ほど午前中も審議が行われました。その中で、公共下水道区域を拡大をしたというふうに、私は方針として拡大をしたというふうに私は読み取れたんですけれども、それで間違いございませんか。
○町長(森英二君)この5年間の期間の延長、それに際して今まで350ヘクタールという計画になっていたものを391に拡大をしたわけですね。そして全体計画は縮小したということです。だから、増大と減少が同時にあるわけです。
○11番(横山すみ子君)今、私の手元に森町長が選挙のときに出された選挙公報、後援会マニフェスト、支援団体のマニフェストの一覧がございまして、昨日から何度読んでも覚えきれないので、下水道に絞ってお伺いをしたいと思いますけれども。20年、21年、22年と、この進行状況にしてチェックした新葉クラブ「夢」の原稿がございます。その中で一番最初のところ、20年11月、当選されて約10カ月たったところですけれども、待寺真司議員の一般質問で、下水道整備計画見直しによる地域再生計画策定に着手はと、町長に伺ったところ、町長は木古庭・上山地区を中心とした市街化調整区域は合併浄化槽で対応し、早い時期に水処理環境整備を図りたい。地域再生計画を進める検討のための委員会などを導入したいとお答えになっておられますが、委員会はおつくりになったでしょうか。
○町長(森英二君)その後、今回の下水道審議会が12月…昨年の12月から下水道審議会は開きまして、今月…ことしの8月に答申をいただいたと。その以前には開いてはおりません。
○11番(横山すみ子君)私もごみ問題のほうはかなり傍聴をさせていただいたんですが、下水のほうは抜けておりまして、聞いてなかったのかもしれないんですけれども、事業認可拡大の申請の時期が22年から23年にあるので、そこで全体計画についても見直しの諮問をするというふうに再々お答えになっておられましたが、御当選は20年の1月でございますね。それで、大変困難な問題ですので、審議会にかけるのであれば早く、早めにかけて、町全体でもこのことについて話し合える状態をつくらなければ、進む方向がはっきりできないと思うんです。今回の下水道審議会の7人の意見がそれぞれという非常に苦しい答申かなと思いました。私も数回傍聴をさせていただきまして、これは大変な審議をされていると思ったんですけれども、なぜ20年に諮問されませんでしたか。
○町長(森英二君)23年3月末までに次の認可区域を決めなければならないと。それまでに審議会を開いて御審議いただければいいということですので、ほぼ、私の任期は4年ですけども、3年間の間でそれ決めていくという結果になったわけです。毎年これは計画の変更するとかということじゃないので、その間に行えばいいということで、任期中に行ったということであります。
○11番(横山すみ子君)任期中に3年間で行えばよいというのは、だれが言ったことですか。23年に事業認可区域変更の申請をするから、全体計画の見直しまであわせてそこで諮問すればよいというのは、もう既に本日12月に入りました。町長任期はたしか来月の19日ですか。それで11月29日に下水道をこんなふうにしますよと議員懇談会で言われても、みんな本当にえっという状態でございます。3年間…4年ですよね。あるから、あとのほうの事業認可区域とあわせていいという判断は、町長の判断でございますか。
○町長(森英二君)そのとおりです。私の前は18年に事業認可区域の見直しを行っております。その前は13年に行っております。今回は24年3月までということで、5年ごとに見直しをしていくということになっておりますので、それまでに資料を提出する、決定をするということです。
○11番(横山すみ子君)まことにすれ違ってるなと思うんですけれども、事業認可変更区域の拡大で、毎年何ヘクタールやってと、このぐらいいきたいということを県や国と協議するのは、これは事業を進める中ですることですけれども、全体計画について見直しをするというのは、さっき総合計画に私がこだわりましたのも、これ、本当に財政、それからいろんな政策にかかわる問題なので、なぜ任期最後の何日でしょう、50日切れたところでこの話を聞くのかと、先日の議員懇談会では途中から頭が真っ白になってしまったんですが。なぜ早めにやろうと、スピードをもって政策を実行するとマニフェストに書かれております。なぜそれほどおくらせたんでしょうか。
○町長(森英二君)13年に行い、18年に行い、今度23年に提出すると。24年からの計画についてということで、これはそれ5年ごとの事業認可区域の拡大は、進捗によってふやしていかなければならない。そして350まで今きていたわけです。ですけども、それが全部進んでから全体計画にかかわる調整区域のほうにまで入っていくわけですから、期間的な問題は何もないというふうに理解をしていたということです。
○11番(横山すみ子君)このやりとりを聞いて、聞いていらっしゃる方はわかってくださると思うんですけれども、下水道審議会は事業認可区域の変更だけではなく開催できます。で、このことについて御審議いただきたいと、町長が諮問をされれば、下水道審議会は動くことができました。そのことは申し上げておきます。なので…違いますか、どうぞ。
○町長(森英二君)いや、それは御指摘ですから、いいんですが。ただ、市民に対しての説明が何もなかったように受け取られてますが、特に調整区域の木古庭・上山口、そういったところでは公民館といいましょうか、あれを使いまして、近隣の住民の人に集まっていただいて、この下水道の進め方についてということでいろいろと意見交換、御意見もいただいたりしたということを行っております。そういうことだけつけ加えておきます。
○11番(横山すみ子君)このことを触れるつもりがなかったんですけれども、木古庭・上山での説明会に町長はお出になって、最後まで御同席されたんでしょうか。それから何回されましたでしょうか。
○町長(森英二君)これはそれぞれの地域で1回ずつ行っております。これは職員が出席して行っております。その報告をつぶさに聞いているということです。
○11番(横山すみ子君)木古庭まで行くのに、公用車で行けば20分ぐらいで行けるところですので、当然最高責任者が同席をして、その地域の皆さんに大きな変更をお願いするかもしれないというときには、同席をして、自分の考えを伝え、相手の考えも聞いてくるというのがトップリーダーとしてのあり方ではないかなと私は思いますので、すいません、お答えいただいたので、ついそちらに入ってしまいました。
それでは、最後の1の3のごみ焼却炉については、先ほどあわせてお答えをいただいたということで、最後の3の1、次期町長選挙に向けての態度表明については、これははっきりしていただけなかったんですけれども、先ほど議会決議を読み上げさせていただきました。前の議会、そして審議会も決議の山を築いてしまいました。これは議会が決議をしたということは、議会が政策的な判断を示したということで、これに反する提案がきた場合は、議会はノーと言うぞという意思表示でございますので、この点だけは申し上げておきます。私の一般質問、これで終わります。
○議長(畑中由喜子君)これにて11番横山すみ子議員の一般質問を終わります。以上で一般質問を終結いたします。

○議長(畑中由喜子君)本日の日程はすべて終了いたしました。明日から12月8日までの7日間は委員会等開催のため休会とし、来る12月9日、午後2時再開といたします。
本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。(午後3時07分)




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