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平成23年 葉山町議会第3回定例会会議録(第2日)


・招集年月日 平成23年9月12日(月曜日)

・招集場所 葉山町役場議場

・開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

 開議 午前10時00分 散会 午後0時00分

・応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

  出席14名 欠席0名

第1番 鈴木道子 出席 第8番 笠原俊一 出席
第2番 長塚かおる 出席 第9番 土佐洋子 出席
第3番 窪田美樹 出席 第10番 山梨崇仁 出席
第4番 守屋亘弘 出席 第11番 横山すみ子 出席
第5番 田中孝男 出席 第12番 金崎ひさ 出席
第6番 中村文彦 出席 第13番 伊東圭介 出席
第7番 荒井直彦 出席 第14番 畑中由喜子 出席


・地方自治法第121条により出席した者の職氏名

町長 森英二 副町長
教育長 豊田茂紀 総務部部長 上妻良章
保健福祉部部長 稲山孝之 生活環境部部長 成島光男
都市経済部部長 吉田仁 教育部部長 高梨勝
消防長 有馬弘 総務課課長 池田務
代表監査委員 内藤文雄


・職務のため議場に出席した者の職氏名

議会事務局局長 山本孝幸 次長 廣瀬英之
主事 佐々木周子


・会議録署名議員

第5番

田中孝男

第6番 中村文彦


・議事日程

第1議案第19号決算の認定について(平成22年度葉山町一般会計歳入歳出決算)

第2議案第20号決算の認定について(平成22年度葉山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算)

第3議案第21号決算の認定について(平成22年度葉山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算)

第4議案第22号決算の認定について(平成22年度葉山町老人保健医療特別会計歳入歳出決算)

第5議案第23号決算の認定について(平成22年度葉山町介護保険特別会計歳入歳出決算)

第6議案第24号決算の認定について(平成22年度葉山町下水道事業特別会計歳入歳出決算)

(以上6件総括質問)

1.守屋亘弘

 (1)「事務事業評価」方式自体の評価について

 (2)人件費削減と経常収支比率の減について

 (3)各会計決算等の審査意見について


2.金崎ひさ

 (1)平成22年度町長施政方針に述べられた事案の成果について伺う

 (2)不納欠損と収入未済額についての所感を伺う

 (3)不用額について


・議事の経過

○議長(畑中由喜子君)おはようございます。ただいまの出席議員は14名でございます。全員出席でありますので、本会議を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。(午前10時00分)


○議長(畑中由喜子君)上妻総務部長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。
○総務部部長(上妻良章君)議会冒頭の貴重なお時間をいただきまして、大変申しわけございません。御配付のとおりですね、議会第3回定例会本会議初日に議案を審議いただきました補正予算説明資料「平成23年度歳入歳出補正予算に関する付属説明書」に記載誤りがございましたので、おわびと訂正をさせていただきます。訂正箇所及び内容につきましては、お手元に配付をさせていただきました正誤表のとおり訂正をさせていただくものでございます。今後このようなことのないよう、作成に当たりましては十分精査をしてまいります。大変申しわけございませんでした。
○議長(畑中由喜子君)これにて上妻総務部長の発言を終わります。


○議長(畑中由喜子君)日程第1「議案第19号決算の認定について(平成22年度葉山町一般会計歳入歳出決算)」、日程第2「議案第20号決算の認定について(平成22年度葉山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算)」、日程第3「議案第21号決算の認定について(平成22年度葉山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算)」、日程第4「議案第22号決算の認定について(平成22年度葉山町老人保健医療特別会計歳入歳出決算)」、日程第5「議案第23号決算の認定について(平成22年度葉山町介護保険特別会計歳入歳出決算)」、日程第6「議案第24号決算の認定について(平成22年度葉山町下水道事業特別会計歳入歳出決算)」の6件を一括議題といたします。
去る9月6日に本件に関する説明が終わっております。ただいまより総括質問を通告順に行います。第1番、4番守屋亘弘議員、登壇願います。
○4番(守屋亘弘君)皆さん、おはようございます。4番守屋亘弘です。私は、総括質問の通告に従って質問をいたしますが、まずは質問内容を説明したいと思います。
1番の事務事業評価方式自体の評価について、2番は人件費削減と経常収支比率の減について、3番は各会計決算等の審査意見についてということでございますが、1番につきましては予算編成枠配分方式から事務事業評価方式への変更に伴い、同方式の決算後の評価について。これは平成22年度葉山町各会計歳入歳出決算審査意見書には、町は平成22年度当初予算の編成に当たり、町税や各種交付金等の減少が見込まれる一方で、少子高齢化や障害施策等に係る扶助費等の増加が見込まれる厳しい財政見通しに立ち、従前の枠配分による予算編成から事務事業評価による方式に変えることとした。歳出減を一般財源額に即した適正規模とすることを見据えて、事務事業評価の徹底による歳出縮減を図り、最少の経費で最大の効果を上げる行政運営を目指したものであるとのことでした。
それで、当該予算については、私は「議会だより」第100号で平成22年度の予算審議結果、副題として一般会計予算に関する審議結果についてという中で、まとめとして本会議で2件の組みかえ動議または修正案のいずれかにすべての議員が賛成したということは、この時点で議員全員が一般会計予算原案に対し反対の意思表示をしたということを意味します。これは極めて異例なことでした。わざわざ私は当時、議会広報特別委員会委員長でありましたので、あえてこのような記載をいたしました。その結果としては、いわゆる塵芥処理費の減額修正によって一般会計予算が成立を見た。それで、先ほどのお話に戻りますけれども、平成21年度当該決算審査意見書では、さて、歳出状況全般を見ると、広く不用額が発生していることに気づく。不用額発生要因の多くは、職員各位の日々のたゆまぬ歳出削減への取り組みの成果や、景気低迷下での落札率の低下による予算額との乖離等によるものと理解するが、当初予算時の積算精度に起因すると思われる事例も見受けられた。これは枠配分方式に関して、決算ではどうであったかということに関し、監査委員の御意見でした。で、引き続いて平成22年度ではどうであったか。全く同じ。歳出状況全般を見ると、昨年同様広く不用額が発生している状況である。不用額の発生要因の中には、落札率の低下による入札差金や、職員各位の節減に向けた努力の成果もあるが、一方で当初予算の積算精度に起因する事例も見受けられた。よって、積算に関しては限りある財源の有効活用に向け、自主性や前年度決算等を踏まえ慎重に行われたい。だから、枠配分方式であろうと、事務事業評価による方式であろうと、監査委員の御意見は全く同じだと。どういうことですか。その点、町長はどのように評価をされているのかをお伺いします。
2点目の人件費削減と経常収支の減について。まず、経常収支の減ということについて、平成20年度のそれは99.8、21年度が99.9、で、22年度においては99.2。0.7ポイント減となった。これは先ほど当該決算審査意見書にも記載がありますので、その際に0.7ポイント減となったという表現だけですから、その理由はどういうことなのか。それと、人件費の削減についてどう取り組んだのか。これは平成22年度町長施政方針では、また今回の予算においては長期低迷する今日の社会経済情勢は、町の財政状況を踏まえ、行財政改革の一環として、職員の給与にも手をつけねばならないと判断いたしました。日々懸命に職務遂行に努めている職員にとって、給与は生活を営む基本であるとのことは言うまでもありません。職員の痛みを伴うこの措置につきましては、私自身大変重く受けとめているところであります。しかし実際は、皮肉ではなく、大変お気の毒にも管理職職員諸君のみが犠牲になった。当時の会議録で確認したところ、部長格7人、課長格25人、課長代理格11人、都合43人のいわゆる管理職職員諸君が、まことにお気の毒ながら犠牲になった。その総額がいわゆる民間で言う厚生福祉…福利厚生費、間違えました。を含めて総額1,400万弱だと。それで、これは余談になりますけれども、当時22年3月24日(水曜日)、本会議で当時の議案第63号の審議の際、9人が賛成、7人が反対したというように記憶しておりますけれども、7人のうちの議員4人が反対討論を行った。9人の賛成議員のだれ一人、賛成討論を行っていない。ただ単に、私はその際に反対討論をいたしましたけれども、なぜ賛成したのか、その理由も私は理解できない。賛成討論、だれもしてないんだから。その中で、先ほど申し上げた43人のうち、私の調査した範囲では消防本部職員諸君が総数12人該当する。これはパーセントにして25.5%です。4分の1の消防本部職員諸君が先ほど来申し上げたとおり犠牲になってしまったと。通常、我々町民の財産・生命を守るために日夜努力されている方々が、かような状況に陥ったということは、私としては大変じくじたる思いがあります。別に私をイの一番に助けてくれというメッセージを送っているわけじゃないけれども、そのような状況を22年度に、ただ1年だけであったとしても、大変心傷むことであったと私は考えております。
したがって、この町長の施政方針を考え、その文脈で見る限りにおいては、全職員に及ぶものと判断したのでしたが、残念ながら一部の管理職員諸君の犠牲においてそれが行われたと。これは一体どういうことか。私はいろいろ考えた。最近になってやっとわかったのは、これはまたいずれ一般質問でも取り上げますけれども、平成20年11月1日付で町長といわゆる職員諸君、職員諸君の組合とも労使交渉に関する確認書なるものがあって、いわゆる組合員たる職員諸君に対しては、合意をしないと給与等の見直しができないということになっております。これは民間企業、民間会社であればそのようなことは考えられるけれども、公務員において労働三権は保障されてはいない。町長の越権行為ですよ。なぜ全職員に及ぶ人件費見直しができなかったのか。
それから3点は、大変お忙しいところ、本日、内藤文雄代表監査委員にお越し賜りまして、まことにありがとうございます。その中で、町財政の状況について、これは平成20年度の決算に関し、私はほぼ2年前、平成21年9月17日(木曜日)、当時の櫻井勲代表監査委員にその所見をお伺いした経緯がありまして、その際に同監査委員は、私の解釈する範囲、先ほど申し上げた経常収支比率を主眼にお考えを述べられたと存じますけれども、平成20年度は99.8%ということで、もう100に近いということで、いわゆる政策経費への充当は、もう余裕がない。一段と財政の硬直化が進んでいると。一方で、先ほど申し上げました地方財政健全化法のいわゆる判断比率で申し上げますと、4つの指標がありますけれども、それはこの指標の、あの計算式では健全であるという数字になっているんですね。だけれども、中身を見れば、今申し上げたように、経常収支比率がもう余裕がない。そういうことで非常に厳しいというふうに思っております。今後の多種多様化する行政ニーズに対応していくためにはですね、ましてや昨今の景気低迷による町税への影響、ましてや基金の減少ということを考え合わせますと、町財政は大変憂慮すべき状況にあるというふうに認識しておりますと述べられました。22年度決算審査を終えて、内藤代表監査委員の御所見を賜りたいと存じます。
引き続いて、下水道投入施設整備事業に関する要望について。これは次に事業予算が計上されていながら未執行となった事例があった。これは下水道投入施設整備事業であり、建設業者と仮契約締結後、議会に工事議決案件として上程されたが、建設予定地の敷地要件の問題により建設工事が頓挫し、予算が未執行となったものである。これは町に対する内外からの信用、信頼を損なう行為であることを十分認識の上、再発防止に向けた体制づくりを徹底するとともに、整備工事の今後について最善の方向性を示すよう要望するものである。ところが、よく考えてみると、平成21年度の当該決算審査意見書には、次に国民健康事業については、業務遂行上の対応に一部不適切な点が見受けられた。全職員は、これらの反省に立って、正確・明確・適切・迅速な事務処理を目指し、町民の信頼を損なうことのないよう、自己研鑽に努め、自覚と責任と熱意をもって業務を遂行されるよう強く要望するものである。あわせて、管理責任者はその職責を十分認識し、日ごろより部下に対し随時適切な教育・指導を行い、緊張感のある職場環境を形成するよう申し添える。21年と22年度、続けて不祥事が起こっている。ただ、要望する、要望するとおっしゃっておられましたけれども、去る8月29日付の当該決算審査意見書を町長に提出されたやに私は考えておりますが、その際に町長はどのような答弁をされたのか、ぜひお聞かせいただきたいということでございます。
それから、最後になりますが、本件の実施設計委託料1,890万は無駄遣いであったか否か。これは新葉クラブの町政報告第26号に「1,890万の無駄遣い」とはっきり書いてある。それで、先ほど新葉クラブの議員の方々に、こういうお話をしてよろしいかどうかの許可を賜った。代表監査委員としてどのようにお考えかをぜひお聞かせいただきたいと存じます。
これにて私の第1回目の質問を終わります。答弁よろしくお願いいたします。
○議長(畑中由喜子君)答弁を行います。
○町長(森英二君)おはようございます。まず、1番目の守屋亘弘議員の御質問に順次お答えをいたします。
まず1点目の、予算編成、枠配分方式から事務事業評価方式への変更に伴い、同方式の決算後の評価についてとのお尋ねでございます。平成22年度予算は、21年度予算編成まで実施していました枠配分方式を改め、必要性、公平性、有効性、そして効率性の4つの視点から事務事業を評価した上で、その評価結果をもとに事業査定により必要な事業は拡充・継続し、縮小・休止等改めるべき事業は改めるという姿勢で編成をいたしました。予算を計画的に執行した結果としての決算においては、一定の成果が得られたものと考えております。
次に、経常収支比率の0.7ポイント減の理由、なぜ全職員に及ぶ人件費見直しができないのかとのお尋ねでございますが、平成22年度決算における経常収支比率は、お尋ねのとおり前年度対比0.7ポイント減の99.2%です。比率減の要因といたしましては、比率算出上の分子に当たる経常経費充当一般財源等歳出については、管理職の給与抑制、電算システムの町村共同化に向けシステム改修費を最小限に抑えたことなど、行政改革の取り組みにより4,532万5,000円減となった一方、分母に当たる経常一般財源等歳入は、町税、譲与税及び各種交付金が軒並み減収となったものの、普通交付税の増により全体では330万9,000円の増となったことが主な理由でございます。
次に、平成22年度における人件費見直しへの取り組みといたしましては、課長代理職以上の管理職について、定率減額を実施し、一定の効果を上げることができました。しかしながら、採用間もない若年層職員まで広く削減対象とすることができなかったことは事実でございます。また、職員労働組合との折衝につきましても、信頼関係を保ちながら進めてはいるものの、人件費見直しの実現には一定の期間を要するものと考えております。なお、平成23年度からは諸手当について、組合との交渉も経て、大幅な削減を実現しており、今後さらに研究するとともに、取り組みを進めてまいりたいと思っております。
以上が私への質問項目でございますが、次に監査委員の内藤さん、どうも御苦労さまでございます。よろしくお願いします。
○代表監査委員(内藤文雄君)お尋ねの1点目でございますが、町財政の状況について、大変厳しい状況があるということでございますけれども、町財政の状況を判断する上で、まず歳入の推移を検証しますと、歳入の中核をなす町税、とりわけ町民税の減収が顕著となっております。町民税は平成20年度以降減少に転じており、20年度との比較では約4億4,900万の減となっております。一方、歳出では、義務的経費であります扶助費の増加が顕著であり、同じく平成20年度との比較では約4億8,300万円の増となっている状況でございます。予算額の収支を合わせるために、町は予算編成の査定の際、各課との調整の中で種々の事業予算の削減に苦慮している状況であるというふうに聞いております。また、決算審査の際、施設管理をする各課などからは、維持管理予算が削減されたことによって、維持修繕もままならない状況のもとで、施設管理には同じく苦慮していると伺っているところでございます。こうした種々の状況を踏まえ、総合的に考えますと、町財政はやはり厳しい状況にあるものと認識しているところでございます。
次に、2点目の下水道投入施設整備事業に関する要望についてですが、本件は発注者である町の事情により仮契約解除の必要が生じたことから、仮契約の解除に際しては後々影響の残らぬように十分留意の上、対応されること。また、日常生活に直結したし尿処理施設であることから、町民生活のためには一日も早い施設の完成に向けて庁内が一致協力して合理的かつ最適な対応策を検討の上、速やかに着手することが町の責務と考えております。その旨を決算審査意見書の提出の際、町長に要望したところでございます。このとき、町長さんは、後ほどですね、ごみの委員会等がございますので、その中で議論をさせていただきたい、こういうお話は伺いました。
次に、3点目の本件の実施設計委託1,890万円は無駄遣いであったか否かについてですが、現在のところ町から建設事業中断後の善後策、方針について、何も示されてない状況であることから、現時点で判断することはできかねるところでございます。
以上で私に対する質問の答弁を終わらせていただきます。
○議長(畑中由喜子君)再質問を行います。
○4番(守屋亘弘君)まず1点目の事務事業評価方式に関してなんですけれども、町長の答弁の中では、一定の効果があったというようなお話ですが、「一定」とはどういう意味ですか。
いや、だから具体的におっしゃってください。「一定」じゃわからない。先ほどの当該決算審査意見書、21年度と22年度の文章を読みましたけれども、ほとんど同じでしょ。不用額が云々とか。だから、事務事業評価方式自体が22年度で初めて予算編成に当たって取り入れたと。ということで、若干の猶予というのか、何年も続いた方式であれば、ある程度のメリット・デメリットということも考えられると思いますけれども、ただ一定の効果があったというような答弁ではね、枠配分方式というのは、私が記憶する範囲、例えば一律15%カットだと。そういうことでやってきた。それでもなお、先ほど来お話ししているように、毎年いつも同じ評価ですよ。決算審査意見書で見る範囲。今回も報酬を加えたとしても、まことに残念ながら監査委員の御意見としては同じ評価だと。というように私は理解しているんですけれども、町長はただ一定の効果があったと。その「一定」という意味を具体的に教えてください。
○町長(森英二君)一定枠という場合は、これを文字どおり一律に10とか15%削減ということであって、予算のそれぞれの款においては、枝葉にもっともっと切り込んでもいいだろうと思われるような部署もあれば、もうこれ以上難しいだろうと思われる部署と、それぞれ事情があります。それを一律にやるということは、ちょっとやりすぎといいましょうか、やりにくい面もあるだろうと。しかし、事務事業の評価を徹底的に行うことによって、予算編成においてめりはりがつくということが最大の効果であるというふうに思っております。したがいまして、その意味において一定の文字どおり効果があったというふうに評価をしているということでございます。
○4番(守屋亘弘君)じゃあ、めりはりをつけた予算がどう執行されたかに関してですね、くどいけども、監査委員の御意見は、21年と全く変わらなかった。めりはりをどこへつけたんですか。なおかつ、2番目に記載をしましたけれども、人件費の削減もできなかった。全体のですよ。だから、どこにめりはりをつけたのかね、どういう優先順位を考えて予算編成に当たったのか、そういうことが見えないんですよ。それで、なお先ほど議会だよりで私が記載したことを読み上げましたけれども、一般会計予算原案については、かつての町長の最大の後ろ楯だった森勝美議員でさえ反対したんですよ。実際問題、塵芥処理費、減額修正案を出して可決された。議会は可決したと。ところが、9月議会で補正予算を突然出してきて、減額修正して予備費に繰り入れたもの。おんぼろごみ焼却施設がとまっちゃうよといって、また引き出してきてやったでしょう。議会としても、これは大変だということで、私の記憶する範囲、全員補正予算は賛成したと。そういう点を考えると、私は当時、かつての近藤昇一議員が本会議で発言してますよ。議会軽視だと。自分で言ったことにおいて、突然補正予算を組んできたんでしょ。その予算を執行したかどうか、私は勉強不足でわかりませんけれども、あげくの果ては、昨年の11月25日に至って、いわゆるダイオキシン類の排出問題が明らかになった。本当に予算が、そういう面だけとらまえた場合に、予算が適正に執行されたんですか。ああいうことが起こったということは、どういうことなんですか。どういうように考えてるんですか、町長。
○町長(森英二君)予算が適正に執行されたかという御質問ですけれども、予算の執行に当たっては適正であったというふうに考えておりますし、監査報告にもそのように述べられております。
○4番(守屋亘弘君)これ以上くどくど言わないけれども、不用額を流用したとか、いろいろ書いてあるでしょう。監査委員の御意見として。結びの中に書いてあります。読んでないのかね。残念ながら、実のない討論してもしょうがないから、次に移りますけれども。人件費削減と経常収支比率の減について、これは私は勉強不足であることを白状しますが、私の計算上は、ともに経常収入と経常支出が減ったからと。経常収支比率の計算式に当てはまると減になったのかなと考えているんですけれども、先ほど町長の答弁で私、聞き違えたら謝りますが、管理職職員諸君の給与が減ったからなんていうことは、コンマ7ポイント減の理由の主たるものじゃないんですよ。確かにラスパイレス指数を見ると、21年4月が、私の記憶が正しいかどうかなんですけれども、104.4ですよね。それで22年度4月が102.8かな。1.6ポイント下がった。これは何回も言うけれども、管理職職員の犠牲の上になってるんですよ。先ほど一般質問で取り上げたいと考えていますが、労使交渉に関する確認書、これで町長は手足を縛っちゃった。だから、いわゆる組合員の職員の人件費等の見直しは合意なくしてできないということになってしまった。労働三権とは何か。労働基本権、そういうことに関して町長もよく御存じだと思ったんだけども、労使交渉はできるかもしれない。ただし、合意に至らなくても組合職員諸君の人件費の見直しはできるんですよ。町長がその旨を議会で議案として提出すればいい。しかし、この労使交渉に関する確認書では、その手足を縛っちゃったから、何もできない。町長はその辺どのようにお考えなんですか。
○町長(森英二君)管理職諸氏の犠牲のもとに云々というのが出てまいりますけれども、私はまず我々特別職は何%、それから管理職が部長級、課長級、それから課長代理級は何%、3から5ですね、具体的には。そして、一般職員、組合員については2%という線で交渉をしておりました。その際にも、まず組合員のほうからは、それはのめないという、結果的にそのとき妥結に至らなかった。しかしその後の交渉において、結果的には管理職の人にのみそうやって削減をお願いをしているんだから、それと同じとは言わない。一般の組合員についても2%で妥結できないかという交渉はしてきましたけれども、残念ながら妥結に至らなかった。これがやはり私はそれぞれの仕事に対する意欲、そういったものを考えると、こういう基本的な賃金、そういったものについてはよく話し合った上で、理解された上で妥結していくのが一番いいというふうに思っております。現状においてもそういう考えでございます。ただ、先ほども言いましたけれども、管理職の人にのみ、結果的に削減されたけど、これは一般組合員、一般職員についても、全職員で痛みを分かち合っていこうという方針で出した一環であったというふうに御理解いただきたいと思います。
○4番(守屋亘弘君)先ほど22年度の町長施政方針を読み上げましたけれども、もう町長の任期は来年の1月19日までと。あと残すところ数カ月。前にも何回も申し上げてるんだけども、中期財形計画の中ではね、23年度以降、地域手当の見直しもやるよと、みんなうそ。うそっぱち。できてないんだもの。町長と教育長の地域手当を見直しただけでしょう。あの文面では町長、教育長の地域手当を見直しますなんて、断定してないんですよ。全体の職員の。いつやるんですか、逆に。これは決算と関係ないかもしれませんけれども、私自身は議員として職員諸君とも血を流し、骨を砕く、そういう覚悟はできてる。いろいろ議会議員の中で多くの議論がありました。それでも私自身としては定数削減、あるいは議員報酬の見直しということは、先ほど内藤代表監査委員がおっしゃったように、大変厳しいんだと。面でこの判断もやむを得ないと考えているんです。しかし30%前後の人件費が、そのパーセントの多くの割合を占める、いわゆる組合職員諸君は手つかずだと。もう何もしないということですか。
○町長(森英二君)中期財政計画の中で人件費の削減ということもうたいました。そして、その中で、地域手当については特に何回も議会の中で取り上げられました。これはまず組合員とか職員云々の前に、まず私は教育長にお話をして、2人でまず率先垂範で引き下げましょうと。その上で全職員の方々に相談して交渉していきたいということでございます。まだまだ私としてはこれで話し合い、交渉、そういったものを完全にあきらめたとか、打ち切ったとか、言ってるわけではございません。最大限の努力はいたしてまいります。
○4番(守屋亘弘君)検討する、努力をするで、4期…あ、失礼、1期4年を終わっちゃうと。そういう解釈を勝手に私はした。それと、先ほどちょっと申し述べましたけれども、内藤代表監査委員には大変御多用のところ、お越し賜りましてありがとうございます。それで、先ほど町財政の状況については御所見を賜りました。厳しい状況である。これは例えば先ほども申し上げましたけれども、20年度の決算において当時の櫻井代表監査委員も、大変ゆゆしい状況であるという見解を述べられましたので、私の受けとめ方は同様に、現在もそのような厳しい町財政状況が続いていると、そのように解釈をいたしました。
引き続いて下水道投入施設整備事業に関する要望についてでございますけれども、先ほどの御答弁では、町長は監査委員各位に直接かくかくこうする、ああするというようなお話がなかったやに受けとめましたけれども、実際議会の場で説明するというように町長は言われたと、そのように受けとめてよろしいんでしょうか。
○代表監査委員(内藤文雄君)町長との話し合いの中では、議会でというお話ではなくしてですね、ごみ問題と下水道投入施設に係る問題については、ごみ問題特別委員会、本会議じゃなくて、委員会ですか、ごみ問題特別委員会で町の対応についてそこでいろいろと御協議をするというような受けとめ方をしております。
○4番(守屋亘弘君)町長はなぜごみ問題特別委員会で話したんですか。
○町長(森英二君)私は、監査委員に直接そのし尿投入のことをるる細かく説明するというよりも、議会…今まだいろんな点で検討中であるから、検討中であるから、その結果は、あるいは状況は議会に話をしていくというお話をしたつもりでおります。
○4番(守屋亘弘君)ですから、先ほど代表監査委員のお話ですと、いわゆるごみ特で話すよと言われたやに私は理解しましたけれども、それで正しいんですか。
○町長(森英二君)私の考え方を監査委員に伝えたのは、先ほど答弁したとおりでございます。その直後に、ごみ問題特別委員会が議会としては正式な委員会として開かれているので、そこで私が話をしたというふうに理解しているんじゃないかというふうに思います。
○4番(守屋亘弘君)よく理解できないんだけど、し尿の浄化センターへの投入施設は、ごみ特で扱うと思っていたんですか。いや、だけど、代表監査委員は、先ほどごみ問題特別委員会でお話しするやに私には聞こえたんですけど、どっちが正しいの。
○町長(森英二君)私にはそのようには聞こえておりません。
○4番(守屋亘弘君)いや、内藤代表監査委員には大変申しわけないんですけれども、ちょっと今も申し上げたとおり、正確に表現すると、し尿等の下水道施設への投入施設に関しては、議会では所管部署は教育民生常任委員会なんです。ごみ特ではありません。ですから、どちらが正しいことをおっしゃっておられるか、もう一々詮索はしませんけれども、町長が勘違いしてるのかなあと、すぐ思ったんですけれども。そういうことじゃないんですか、町長。
○町長(森英二君)先ほども答弁いたしましたように、監査の報告、意見書を受け取る際に、その会話の中で、このし尿投入の問題も話題にはなりました。しかし、それはごみ特で説明するとか何とかということを私が言う必要もありませんし、ただ、今まだいろんな面で検討中であるから、その様子については議会のほうに諮っていくんだという意味の説明をしたというふうに理解していただきたいと思います。
○4番(守屋亘弘君)毎度の話で、代表監査委員には大変恐縮でございます。いつも町長答弁で混乱してるんです。だから、別に驚かないでください。ただ、もし代表監査委員がおっしゃったようなことであると、町長はとんでもない思い違いしてると。議会のどこで議論をするのかね、議会で話すからいいよというような聞こえ方ですよね。だから、その辺もう一度申しわけありません、たびたび。
○代表監査委員(内藤文雄君)私もですね、監査の意見書につきまして、一括してですね、トータルで町長のほうに御報告申し上げたところです。その中で、ごみ問題あるいは下水道問題、一番私もですね、気になったところでございましたので、その辺を含めて町長のほうにですね、御要望申し上げたところでございます。というのは、早くですね、対応策をつくって、一日も早く先を見通してくださいという意味合いでもってですね、御要望したところでございまして、それに対しましてですね、町長さんもですね、私のほうの一括した説明の中で、ごみも下水道も含めてですね、そのような話をしたのではないかというふうに私は今、理解しておるところでございます。
○4番(守屋亘弘君)まあ、大変、代表監査委員には申しわけございませんでした。よくわからなかった。実質のところ。それと、最後の本件の実施設計委託料1,890万は無駄であったかどうか。私は現時点では確かに代表監査委員のおっしゃることも一理あると考えておりますけれども、実際問題、もし正確な実施設計ができ上がっていたなら、今まで議論されている不祥事というものは発生しなかったと考えております。
もう1点は、どうしても私は頭が悪いのか理解できないんですけれども、町側の説明に納得できない。というのは、自分のところの土地が自分のものかどうか理解できなかったということでしょ。ふだんそんなこと、言葉ちょっと余計な言葉言っちゃうといけないんで抑えますけれども、自分の家の敷地とか、そういうような常にそれこそ登記簿謄本等を取り寄せれば確実にわかりますよね。それができなかったということは、本当の意味ではない。これいずれ明らかになると私は確信しておりますけれども、そういう面を踏まえて、実際に実施設計のもとに予算を計上し、なお入札まで行った。そういう経緯を踏まえて考えますと、実施設計は正しかったという。しかしながら、最後は何やら土地問題があって、ということで現在まで何だか知りませんけども、ずるずるずるずるきちゃってると。もし実施設計のようなシステムで次回あるいは今後、その当該施設がつくられる。であれば、実施設計委託料は無駄ではなかったかもしれませんけれども、他のシステムで建設計画を進めるということになると、完全に1,890万は無駄だったと私はこのように解釈しているんですけれども、先ほど来申し上げたとおり、来年の1月19日で町長は任期が終わると。1期4年。だから、そのまますっといっちゃうかもしれない。何にもしないで。何にもしないほうがいいんですよ、本当に。町長は一生懸命、部下を信頼していたと。ところが部下は町長を信用してないんですよ。そういう面を考えたら、ある時点ではっきりさせないと、下手すると時効になっちゃう。日が暮れちゃう。ですから、これは最後にお願いになりますけれども、例えばことしじゅう、何らかの方針の決定等がなければ、それは無駄だったというような評価等をぜひしていただきたい。これは私のお願いでございます。
もう時間も迫りましたので、これにて私の総括質問を終わります。
○議長(畑中由喜子君)これにて4番守屋亘弘議員の総括質問を終わります。
第2番、12番金崎ひさ議員、登壇願います。
○12番(金崎ひさ君)12番金崎ひさでございます。新葉クラブを代表いたしまして、平成22年度葉山町歳入歳出決算に対し、通告に従い3項目11点について総括質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
平成22年度は、森町政1期4年の折り返し地点であり、本来ならばその成果が実るころであるべき年度でございました。ところが、思い起こせば、その当初予算において森町長提出の予算案は、森町長の不変の信奉者であった1人の議員を除き、すべての議員が反対をするという多くの問題を抱えた予算案でありました。そして、議会から提案された2本の組みかえ動議と1本の修正案もことごとく否決という、前代未聞の状況から始まったのです。担当職員の並々ならぬ努力により、何とか定例会最終日に再提出された予算案が可決されました。職員とそれぞれの議員との長時間にわたる折衝の最中、町長は早々と庁舎を後にしたという風評が沸き上がるほど、町長に対する信頼が失墜したことを改めてここに申し上げておきます。
そのような情勢を反映するかのように、平成22年度にはダイオキシン類発生によるごみ焼却炉の使用停止、そしてし尿の下水道投入施設の頓挫など、唖然とするような事態が生じております。そのような平成22年度の行政運営を終えた森町長御自身の所感を伺いたいと思います。
まず1項目目、平成22年度町長施政方針に述べられた事案の成果について伺います。1点目、人件費について。職員の給与にも手をつけなければならないと述べられております。その結果と成果について、御感想をお伺いいたします。
2点目、ゼロ・ウェイスト推進事業についての成果をお伺いいたします。
3点目は、町長と語るふれあい座談会について、町民参加で政策立案や評価を行う討論型世論調査につながったのかどうかを伺います。
4点目は、公共下水道事業について、町長の思い入れが成果としてどのように達成されたのか伺います。
5点目は、し尿の下水道投入施設建設について伺います。町長施政方針では、22年度・23年度の2カ年継続事業として進めてまいりますと述べられております。それが不可能になったことは承知しておりますが、決算審査に当たり、まずは総括として町長の答弁を求めます。
6点目、南郷上ノ山公園テニスコートの無休化についての町長の所見を伺います。
7点目、保育園待機児童解消について、その成果を伺います。
8点目、精神障害者地域作業所「トントン」が行った町内で最初の地域活動支援センターについての成果を伺います。
9点目、23年度中策定を目指すという自治基本条例についての取り組みを伺います。
2項目目は、不納欠損と収入未済額についての所感を伺います。負担の公平性の観点からも、限りなくゼロに近づける努力をするべき事項でございます。縮減に向けての取り組みを伺います。
3項目目は、不用額について伺います。監査委員の意見書にもございますように、ごみ焼却炉が停止以降、22年度中は一度の補正も組まず、必要経費は不用額からの流用で賄っております。その総額を伺います。
以上で私の1回目の質問を終わります。御答弁をよろしくお願いを申し上げます。
○議長(畑中由喜子君)答弁を行います。
○町長(森英二君)まず、平成22年度町長施政方針に述べられた事案の成果について伺うの1点目、人件費についてとのお尋ねでございますが、平成22年度における人件費見直しへの取り組みといたしましては、課長代理職以上の管理職について定率減額を実施し、一定の効果を上げることができました。しかしながら、採用間もない若年層職員までを広く削減対象とすることができなかったことは事実でございます。また、職員労働組合との折衝につきましても、信頼関係を保ちながら進めてはいるものの、人件費見直しの実現には一定の期間を要すると考えております。施政方針でも述べましたように、給与は生活を営む基本であることは言うまでもなく、職員の痛みを伴うこの措置につきましては、大変重く受けとめております。なお、23年度からは諸手当について、組合との交渉も得て、大幅な削減を実現させており、今後さらに研究するとともに、取り組みを進めてまいりたいと考えております。
次に、2点目、ゼロ・ウェイスト推進事業についてのお尋ねですが、一色台自治会及び牛ヶ谷戸町内会の両モデル地区において、新たな分別収集方法を実施いたしました。このモデル地区では、町内会・自治会の方々の協力によりまして、戸別収集、資源小屋、資源ステーションの運用を行った結果、新たな方式であっての減量効果や改善点を確認することができました。また、生ごみ処理機につきましては、従来からの窓口での販売に加え、新たな手動式生ごみ処理機「まぜまぜ」とベランダdeキエーロのモニター実験を行いました。その結果、モニターの方々から好評であったベランダdeキエーロの販売を23年度から行っております。
次に、町長と語るふれあい座談会についてというお尋ねでございます。ふれあい座談会は、各所に出向き、町民の方々の生の声を聞くことにより、コミュニケーションを深め、町政の信頼を得るとともに、今後の町政の運営の参考にすることが目的であります。本事業につきましては、ホームぺージや郵送での町への提案と同時に、多種多様な御意見や御提言をいただいたことは、町の貴重な財産と考え、多様化する住民ニーズに対応するため、その成果は十分達成したものと認識いたしております。
次いで、公共下水道事業についてのお尋ねでございます。下水道事業実績としましては、事業認可区域350ヘクタールのうち、整備区域については平成21年度、22年度にかけて約10ヘクタール増加し、291ヘクタールの整備が完了いたしております。また、平成22年12月21日に葉山町公共下水道審議会を開催し、全体計画区域の見直し、汚水量原単位の見直し等について、さらに事業認可区域の拡大か期間延長かについて諮問させていただき、22年度は都合4回審議会を開催し、答申作成に向けて検討いただきました。なお、本件につきましては、葉山町公共下水道審議会より平成23年8月24日に答申をいただいております。
次に、5点目のし尿の下水道投入施設建設についてのお尋ねですが、し尿の焼却処理につきましては、平成21年度当初に休止をし、下水道投入施設建設に向けて準備を進めてまいりました。御承知のとおり、下水道投入施設建設工事は、平成22年度・23年度の2カ年継続事業としておりましたが、当初計画していた建屋の規模に必要な敷地面積が確保できないことから、本年第1回定例会において当該予算全額を更正減させていただきました。今後につきましては、失敗を繰り返さないよう慎重に検討をするとともに、できるだけ早く対応してまいりたいと考えております。
次に6点目、南郷上ノ山公園テニスコート無休化についてのお尋ねでございます。テニスコート無休化につきましては、従来休日となっておりました毎週月曜日及び国民の祝日の翌日、これらを平成22年6月1日から試行的に無休化したものでございます。この結果、平成22年度テニスコート使用料全体を見ますと、収入済額が683万7,000円、利用件数1万1,191件であり、前年度と比べますと収入済額で105万9,000円、件数で917件の増加となっております。このうち、無休化に係る収入済額は70万7,000円、利用件数1,114件となっております。このことから、テニスコートの無休化につきましては、一定の成果が上がっているものと考えております。
次に7番目、保育園待機児童の解消についてというお尋ねでございますが、平成22年度の待機児童対策といたしまして、4月より町立葉山保育園の定員を90名から10名ふやし100名といたしました。また、民間の葉山にこにこ保育園におきましては、第2回定例会に補正予算として施設整備補助金2,000万円を計上し、承認していただき、増改築工事を7月に着工、10月に完成いたしました。11月からは、定員60名から25名ふやし、85名の保育を実施いたしております。その結果、待機児童対策に効果が生じ、待機児童を減少することができました。今後も待機児童の解消に向け、さらなる調査研究に取り組んでまいります。
次に8点目、地域活動支援センターについてのお尋ねでございますが、障害者自立支援法において市町村では障害を持つ方々の介護訓練や相談、更生訓練等の生活支援を行うよう定められております。現在、本町では精神障害者が生活訓練や作業活動を通じて将来への社会復帰及び社会参加促進施設として平成22年12月より就労支援施設B型として「トントン工房」が、また同施設において地域活動支援センターとして「ぽーと」がサービスを実施いたしております。就労支援施設B型では、心の病から自信を取り戻し、機織り、弁当の製造販売、役場庁舎内の売店運営などを行い、地域活動支援センターでは心の病の再発を防ぎ、安定した生活を営めるよう、軽作業や学習の場を提供し、サロンでくつろぎ、施設利用者間で行動しながら、安心した人間関係を築く場となっております。2つの事業に対し、事業への問い合わせや見学者も多数おられると聞いており、当該施設が地域に根づき、地域福祉の拠点として重要な施設となってきたものと認識いたしております。
次に、自治基本条例の策定についてのお尋ねでございますが、自治基本条例は、自治体にとって憲法にも当たる重要な条例であり、町にとっての基本理念や原則などを明らかにするもので、現在幾つかの市町村において条例化されるとともに、策定に向けた準備を進めている市町村が多いと聞いております。本町におきましても、昨年から自治基本条例検討委員会を立ち上げ、検討を重ねてまいりました。しかしながら、昨年出されました住民監査請求に対する葉山町監査委員からの監査結果におきまして、現存する要綱で設置された他の委員会等についても、改めて検証の上、法令に則した設置とされるよう対応を図られたいとの附帯意見があることから、検討委員会のあり方を見直し、今年度は自治基本条例検討懇話会として昨年から行ってきました検討内容について、12月をめどに御意見を伺いたいと考えております。今後、懇話会の意見を参考にするとともに、より多くの住民に認識を深めていただきながら、条例案の研究をしていくべきものと思っております。
次の質問項目、2項目目の不納欠損と収入未済額についての所感を伺うとの中のまず1点目、縮減に向けての取り組みを伺うとのお尋ねですが、現在、町税を初め国民健康保険料、後期高齢者医療保険料、介護保険料、保育料、し尿処理手数料、汚水処理施設使用料、下水道使用料が不納欠損を行っており、それぞれが法に基づき適正に処理されたものと考えております。今後の欠損につきましては、安易な債権放棄ではなく、適正に処理をしていく所存でございます。また、すべての税、また料の収入未済額が増加の方向にございます。共通した要因といたしましては、平成20年9月に起きましたリーマンショック以降、経済状況の悪化から個人所得が減少し、大変厳しい状況が続いており、これが大きく影響しているものと推察されます。今後、未済額の縮減に向けた取り組みを町が一丸となり行っていく必要があることから、合同徴収対策として、ワーキンググループを立ち上げ、諸問題や納付手法など問題解決に取り組んでいるところでございます。その中で、町税に関しましては、税負担の公平性の確保を図ることから、従前からの鎌倉県税事務所との合同滞納整理や県徴収対策課との連携による職員の短期派遣制度など最大限に活用し、縮減に向け取り組んでまいりたいと考えております。
次に、3項目目の不用額についてのごみ焼却炉停止により流用したその総額を伺うのお尋ねですが、平成22年10月14に採取の排出水がダイオキシン類水質排出基準を超過したことにより、同年11月25日より焼却炉を停止いたしております。焼却炉停止後の経費といたしましては、1億1,071万4,000円でございます。そのうち流用した総額につきましては、6,189万4,000円となっております。以上で第1回目の答弁といたします。
○議長(畑中由喜子君)再質問を行います。
○12番(金崎ひさ君)御答弁ありがとうございました。それでは、暫時再質問をさせていただきます。1項目目の平成22年度町長施政方針に述べられた事案の成果について伺いますが、私が9項目羅列させていただきまして、改めて町長も施政方針をお読みになったというふうに思いますけれども、そこに書かれておりますことは、やはり町長の町政運営の中心になるべきことだろうというふうに思います。そして、さまざまな生き物でございますので、さまざまなことが起きまして、そして22年度の決算を審査しなければならない状況になっております。そこで、町長が施政方針で述べたけれども、やはりこういう状況で、こういうことができなかったというふうな、あるいはこれは本当に成果が上がったというふうな町長の御感想をまず伺って、そして審査に入ればいいのかなというふうに思いましたので、細かく挙げさせていただきました。
まず、人件費について、これは先ほど4番議員がちゃんと施政方針の3ぺージ目をお読みになったので、私もここで読もうかなと思ったんですが、繰り返しになりますので読みません。そして、その読まれたような大変な意気込みをもって職員の痛みが伴うことなので、本当に気の毒だけれども断行すると。4番議員と同じように、私も全職員にそういうことを今回は財政が大変厳しいという中で進めていかれるのかなというふうに思っておりましたけれども、結果としては管理職のみで、それでも一定の効果が上がった。確かに5,273万円の伸び…マイナスになっております。そして、伸び率もマイナスの0.19かな、とにかく下がっておりますけれども、一番ここで問題なのは、構成比がアップしているんですね。人件費の構成比が。そのことに関して町長はどのように感じていらして、先ほどからるる述べられておりますので、ずっとこれからも削減に向けてというふうな、23年度はさまざまなことで下げてきたということで、また結果が出ていると思いますが、22年度の決算でございますので、この構成比が上がっているということについての御感想をお願いいたします。
○議長(畑中由喜子君)じゃあもう一度。
○12番(金崎ひさ君)結構です。全体の総枠が減っているので、総額が減っているので下がるのは当たり前なんですが…はい、どうぞ。
○町長(森英二君)大変申しわけない。私、今、構成比という言葉の意味を福利厚生費の厚生と勘違いしまして、どんなものを指しているのかと今、部長等に問い合わせていたところでございます。失礼いたしました。そういった意味で、人件費の全体に占める構成比が上がっているということについてどう思うかと。これは先ほど4番議員の答えとも重複いたしますけれども、やはり特別職、2人しかいない特別職、それから幹部職員のみでなく、全職員にたとえ薄くても全体にこれが波及できれば、より人件費削減に大きくなり、構成比は引き下げられたものと思っておりますが、それがまだ今途中であり、22年度にはできなかったという結果だととらえております。
○12番(金崎ひさ君)金額もそうなんですが、私は全体の予算の中での構成比というものは大変重要だというふうに思っております。清掃費にしても構成比が非常に大きいとか、そういうところを全体枠の中で福祉に幾ら使うのか、高齢者に幾ら使うのかというふうなところを見分けるところも決算の重要なポイント、予算の重要なポイントではないかというふうに思っております。
それから、人件費に関しましては、労使交渉でいろいろと信頼関係を保ちながら進めていて、まだ結果が出ないんだというふうな、大変言葉を聞くと一生懸命町長もなさっているのかなというふうに思うんですが、現実的にはこの本当に緊迫した財政難を職員皆様方一人ひとりが何とかしなくてはならないという思いを持っていらしていて、そして逆提案されておりますよね。5,000万ぐらいの削減を職員の方から逆提案されて、その中に町長がちょっと大きなカット、町長の給料の大きなカットも含まれていたということもあって、町長がそのことを蹴られたというふうに思っておりますが、私は町政…施政方針の中で、これだけ述べられているんであれば、切る必要はなかったのではないかなと。一丸になって、それではということで、私も身を切るし、みんなも、じゃあやってくれということで、せっかくの逆提案、のむべきではなかったかと思いますが、その辺は町長は、そこまでして人件費を削減する必要はなかったというふうに思っていらっしゃるんでしょうか。
○町長(森英二君)その点につきましては根本的に間違っております。情報が間違っております。私は具体的に逆提案を受けたとは理解しておりません。ただ、町長は何十%カットしたらどうなんだと。そうしたら交渉にのるよという意味の発言は代表から、組合の代表からありましたけど、その中で、じゃあ組合はこれくらいの交渉に数字をという今言ったような逆転的なものは一切ございません。
○12番(金崎ひさ君)私は、もちろん議会に出された資料ではございませんが、ここを何%カットしてということで、総額5,000万少しだったと思いますけれども、そのような資料も見せていただきましたので、じゃあそれは町長の目にはとまらなかったということでしょうから、それはそれで結構でございます。じゃあ、もしそこまで…そこまでもしきっちりと逆提案をされていたら、真剣に考えたかもしれないというほど人件費に関しては深刻に受けとめて、何とかしなくてはならないという思いを持って町政運営に当たっている、いたと、22年度は。ということでよろしいんでしょうか。
○町長(森英二君)いたという過去形ではなくて、今もそのつもりでおりますし、これからもその方向でまいります。
○12番(金崎ひさ君)はい、わかりました。それでは、次の2項目目、ゼロ・ウェイスト推進事業について伺います。ゼロ・ウェイスト推進事業に関しましては、やはり今、モニターの拡充ということで、22年度は一色台と牛ヶ谷戸のモデル地区を、モニターじゃなくモデル地区を拡大して、そして半減袋のモニターもいろいろと拡充をして努力をしますということでございましたけれども、半減袋というのは22年度最後に否決をされております。そして、その後のゼロ・ウェイスト推進事業というのが見えない、私はもうゼロ・ウェイストという言葉は、町長はあきらめたのかなというぐらい、減量に対する施策が見えない、施策として出てこないということで、大変ごみに関しては非常に私も心を入れて取り組んでいるものとして、残念に非常に思うんですけれども。まず一色台・牛ヶ谷戸のモデル地区、一定の効果を確認できたということなんですけれども、これは減量に関する分別に関する効果が、成果があったというふうにとらえてよろしいでしょうか。
○町長(森英二君)ここで言う効果があったというのは、減量化の数字的なものはもちろんですけれども、不法投棄とかそういう不法な出し方がなくなって、町がきれいになっていると、なったと。それから地域のコミュニティーが深まって、協働で町をよくしていこうという雰囲気が、より醸成されたというふうに聞いております。いろんな効果があったということでございます。
○12番(金崎ひさ君)本当にそれはとてもいい効果があったと私も思います。そして、実際にお話を聞いても、これを何で少しずつ広げていくと減量化にも、そしてごみに関する意識の高まりにもなるんではないかなと。そして23年度は少しずつ広げていくのかなというふうな期待もかけられるものでございましたけれども、22年度決算としては、この一色台と牛ヶ谷戸、2つがとてもいいモデル地区になっていただけたというふうな結果であったということで受けとめさせていただきます。
それで、ゼロ・ウェイストに関してですけれども、ちょっと外れますが、継続ということで、相変わらず町長はゼロ・ウェイストを、ゼロ・ウェイストという言葉がまだ生きているというふうに思っていらっしゃるかどうかだけお伺いします。
○町長(森英二君)今、ゼロ・ウェイストという言葉は、我が町だけじゃないのは御承知だと思います。御承知のように、徳島県の上勝町でゼロ・ウェイスト宣言を国内では最初に宣言いたしました。諸外国においてはそれ以前から行っております。参考までに申し上げますと、ことしの2月の16日から3日間、国連それから日本の環境省共催で、東京におきましてゼロ・ウェイストの世界会議が開かれました。タイトルにも「ゼロ・ウェイスト」と使われて、世界で相当の50、60の国、自治体が出席した。そういう国際的な言葉になっているわけでございますので、これを何としてでも葉山町でも定着させていきたいと、こういうふうに考えているわけでございます。あきらめているわけではございません。
○12番(金崎ひさ君)私は一般的なゼロ・ウェイストという言葉をお聞きしたわけではなくて、町の施策としてゼロ・ウェイスト政策がまだ生きている、そしてこれを進めていくんだ、そして何とかしなくてはならないという勢いがあるのかどうかをお聞きしているだけでございます。
○町長(森英二君)これは町としても非常に大きな政策ととらえておりまして、決してあきらめることなく、最善の努力をしていきたいと考えております。
○12番(金崎ひさ君)最善の努力を期待します。それで、今は総括質問でございますので、どのような努力をするのかというのはこれからの問題でございますので、見ておきますが、町長もあとがないわけでございますので、職員の方たちがどのような発想をなさるのか、それを見守りたいというふうに思っております。
では、ふれあい座談会、町長と語るふれあい座談会について、3項目目に入りますけれども、これは本当に町長のお読みになったと思いますが、施政方針では、町民参加で政策立案や評価を行う討論型世論調査にまでつなげたいという、すごい意気込みを持っていらっしゃるんです。これは言うだけではなくて、本当にどこまで進んだのか。22年度の成果をお伺いいたします。
○町長(森英二君)これは22年度に始まったことではないんですけれども、例えば選挙当時、公約の一つに挙げておりました真名瀬遊歩道、これの環境に対する問題、そういった視点から見直しを行っていくんだということで、その後、じゃあこれはどういうふうに見直しをするんだということが住民公募をかけまして、全員が住民参加の検討委員会をつくり、そこで1年以上もんで、成果に結びつけて、この3月…いや、失礼、4月に代替案の漁港整備が完成したと、こういうようなものはやはり住民の英知を集めて、これを成果に、政策に生かしていくという一つの見本でございますが、そういったことは今後も必要であろうということで、政策に挙げたということでございます。
○12番(金崎ひさ君)それは町長と語るふれあい座談会ではないというふうに思うんですが。町長はそうではなくて、今の検討委員会、真名瀬遊歩道に関する検討委員会をして、そして昔で言う町民参加型の…何だっけ、ありましたよね。町民会議ですか、ごめんなさい。町民会議のようなものを新しく項目ごとにつくり上げるということを、町長と語るふれあい座談会とどういう並列にしているのか、ちょっと今、ごめんなさい、そういうふうな質問ではなかったんですけれども、今、町長がおっしゃったことに関してわからなくなったので、お聞きします。
○町長(森英二君)町民ふれあい座談会等を通じて出てきた提案とか案で、それが結果的に町の公式の検討委員会とか審議会とかに発展する場合もありますが、そうではなくて、単なる町民有志を集まってもらっての検討会あるいは懇話会、そういった形で討論形、参加型というふうな形もあり得るという意味でございます。
○12番(金崎ひさ君)そこまで行くのが一つ、真名瀬遊歩道があったからだということだと思うんですけれども、やはり私は本当に町長になられて、森町長が町民の中で対話を直接対話をしようということで、ふれあい座談会ということをなさったというのは、一つの画期的なことだったように思っております。ただ、ただそこでは、どのようなことが話されて、そして町長の特有の性格だと思いますけれども、ここで話したことと、よそで話したことと違う答弁があったり、混乱を来すという、これは今年度の話ですけれども、ごみに関することでも、言った言わないというふうなこともありましたし、そして議事録をとるようなことも必要だというふうな提案もさせていただきましたけれども、じゃあその場でふれあい座談会の中で討論型の世論調査として、町長がこれから政策立案や評価を行う…自分の思いを皆様に評価していただいて、そして思いを変えていって町民の皆様はこういうふうなことを考えているんだったら、じゃあこの施策はこういうふうに変えようとかという、そういうためのものだというふうに思っていたんですが、そうではないということですか。
○町長(森英二君)自分で考えていたものを、こういうふうに変えていこうとか、ということのためかと今お尋ねのように聞こえましたけれども、そういうケースもあるかもしれません。しかし、新たにその会話の中からヒントを得て、新しく設定していく、導入していく施策というものもあるかもしれません。いろいろな意味で、そういった直接のニーズ、考え方を聞くということに意義があるということでとらえております。
○12番(金崎ひさ君)それでは、ふれあい座談会からそういう一つのテーマにグループ分けをして、そして町民参加になったという実例が22年度に何があったかを教えてください。
○町長(森英二君)何月度だったか覚えておりませんけれども、何年何月、ある会合で、ふれあいの中で、そこではテーマごとに分けましてグループ討議にまで展開させて、そこの中で住民の方からその進行、リーダー役を決めていただき、書記係を決め、発表係も決めて、それぞれ提案をまとめていくと。そういった試みも行いました。これはかなりの意見、そういったものが出てまいりまして、今ここで具体的にその資料を持ってないので、どういう内容があったか答えられませんけれども、かなりの参考にさせていただいたということもございます。
○12番(金崎ひさ君)わかりました。では、審査の中で、私は委員ではございませんけれども、ふれあい座談会の効果について、そのような、こういうことがあったんだよって、議員の皆様にお示しできるような成果がありましたら、資料として提出していただいていくと、評価につながるのではないかなというふうに思います。町民の方々の御意見を伺うというのは、本当に大切なことでございますので、それが町政に反映できれば、こんなに住みよいまちづくりのためになることはないというふうに思っておりますので、資料がありましたら、よろしくお願いいたします。22年度だけで結構でございますので。
では、公共下水道事業について伺います。この件に関しましては、7ぺージにあるんですけれども、全体計画の見直し作業を行うためにということで、町長のマニフェストにもございます。私が理解している限りでは、公共下水道というのは市街化調整区域は合併浄化槽で行うんだと、もう公共下水道は市街化調整区域には持っていかないんだというふうな、たしかそういう公約をなさったと思いますが、それは間違いではございませんか。
○町長(森英二君)下水道事業というものは、莫大な費用と長期の期間を要すると、非常に重要なものであると。そういったことで、町の財政に非常に大きな影響を与えている。財政、プライマリーバランスを考えるときに、これは非常に避けて通れない下水道の問題であると。そういう意味で、私は公約の中では「公共下水道の見直し」という表現で使って選挙公報にも出していたと記憶しておりますが、ただ、折に触れて発言する場合に、公共下水道が市街化区域、ここがもうそういう計画の区域ということで、みんな期待して待っているので、できるだけ早く進めていきたいと。しかし財政状況とにらみながらだから、計画がある程度以前よりは縮小せざるを得ないと。そして早くきれいな生活排水を出すためにも、市街化調整区域、これについては合併浄化槽で早く水をきれいにするのが得策ではないかということを発言している場面も事実ございます。そういったことも含めて、公共下水道審議会、これを昨年の12月から開いていただきまして、この8月の24日に最終答申、実に11回にわたる審議会が開かれまして、答申案をいただきました。今その内容を精査しながら、これからの財政計画、そういったものと含めながら検討をして、最終的に町長としての判断をするという段階にきております。
○12番(金崎ひさ君)わかりました。では、公共下水道の見直しということが公約であって、そして市街化区域を公共下水道で行うということが、それのことに触れているのが公約であって、そして水をきれいにするためには、じゃあ市街化調整区域はどうするのかということになると、合併浄化槽がいいのではないかという脈絡で話されたということですよね。そうしますと、その審議会のほうで、全体区域の見直し、そして事業認可区域の拡大か期間延長かというふうな答申を…答申じゃなくて、諮問をされたということで、私は町長は公約に対しておかしいんじゃないか、そういう諮問をすること自体が公約に即していないんじゃないかというふうに思っておりましたけれども、今、町長の御答弁のあり方によっては、じゃあそれは間違いなく町長の公約どおりの諮問をなさったというふうに町長自身ももちろん御自分ですから理解して出されたんだと思いますが、そごはなかったというふうに思っていらっしゃるということですよね。
○町長(森英二君)議員さんであればよく御存じと思いますが、今の平成23年度末までの公共下水道の事業認可は350ヘクタールです。あと残りわずか、まだちょっと残すような感じで今、進行中でございますが、24年度からの5年間の事業認可区域をどういうふうにするのかということも、当然市街化区域というのは513ヘクタールございます。その中の350ヘクタールが今の事業認可区域なんです。これ、23年度中までに実施しようという計画で進んでおります。じゃあ残りの市街化区域はどこまでをこの5年間で行うのかという認可区域の見直しというのはそういう意味でございます。
○12番(金崎ひさ君)わかっておりますが、私は公共下水道には大変な思い入れを持って町長になられたというふうに思っておりますので、その事業認可区域の見直し、公共下水道の見直しということも含めた中で、事業認可区域の見直しも行われるのかなと思ったものですから、ちょっと違うかなと思ったんですが、今の御説明で、町長の気持ちがよくわかりました。ちょっと私に対することは、公共下水道に関してはちょっとだましのテクニックかなという気もいたしますが、私が理解力が不足していたということで、なるべく私の思いどおりに町長が動いてくれるんだろうなというふうな…私の思いと町長が一緒なんだと思ったところが間違いの始まりでございました。わかりました。
それでは、一般会計からの繰入金6億8,000万が繰り入れられておりますけれども、これは私、常に市街…都市計画税内におさめたいということを町長は常におっしゃっていたと思います。それはもちろん5億2,000万なんですが、この繰り入れに関して町長は不本意ながらということでしょうか。一般会計からの繰り入れ、下水道事業に関する繰り入れですけれども、6億8,000万、決算書に出ております。ただ、町長は都市計画税の範囲内でおさめたいというふうなことを所々で答弁なさっておりまして、都市計画税というのは5億2,000万なんですね。ところが、結果として6億8,000万の繰り入れになっておりますので、これは不本意だったのか、あるいはいたし方ない、あるいは今の御答弁の周りでは進めたいという気持ちですので、いたし方ないというふうに思うんですが。10ヘクタールぐらいはちょっと遅々としたもので、大した進め方ではないとは思いますけれども、この繰入額について町長の御見解を伺います。
○町長(森英二君)御承知のように、都市計画税というのは下水道事業に充てるだけではなくて、都市計画公園だとかいろんな使用目的がございます。しかし現状、まだ下水道は整備は済んだけれども、接続が済んでなくて、使用料がまだ十分入っていないという現実もございます。そうしまして、本来ならば下水道施設の維持管理は下水道使用料、利用者負担で賄うのが一番理想的なわけですけれども、それが十分ではないと。一つ、それから償還金、過去における十数年の莫大な下水道債、これの償還金がございます。これを賄っていくために一般会計からのまだ当面繰り入れがそのような額で必要になっているということでございます。
○12番(金崎ひさ君)公共下水道の使用料でランニングコストはもうね、4年ぐらい前から賄っております。これはよかったということで、私たちは拍手したことがありますので、それはちょっと町長、認識が違うかと思います。
では、し尿の次の5項目ですけれども、し尿の下水道投入施設については、もうこれはとやかく言いません。そして、決算の審査に当たって、8ぺージ、22年度・23年度の2カ年継続事業と進めてまいりますというふうにおっしゃっていますので、この前の全議員に対しては委員会で23年度中にはできないということで、あきらめたという答弁をなさいましたが、ここで町民の皆様に向かっても22年度・23年度はできないということを、はっきり言っていただいて審査に入りたいと思いますので、よろしくお願いします。
○町長(森英二君)はい。当初22年・23年、2カ年事業として進めてまいりまして、途中で土地の問題を中心に計画が少し足踏みしております。しかし最終的な方法が今現在検討中、精査中でございますので、その結果がこれから出て、そして設計、施工、そういったことを考えると、今年度つまり23年度中の実現は事実上不可能であったと断念せざるを得ないということは、ここで明言をしておきます。そういった意味で、計画年度中に実現できなかったことは大変申しわけない。残念であったと申し上げたいと思います。
○12番(金崎ひさ君)申しわけなかったの一言ぐらいあったほうがよかったかなと思いますけれども。では、6番の南郷上ノ山テニスコートの無休化について。これは町長の本当に思い入れのこもったものだと思いますが、一定の成果を上げて、確かに利用者も多く、喜ばれる方も数多くいるという成果だというふうに思います。ただ、最初に予算のときでしたか、これ、1日でも雨が降ると費用対効果は、今はとんとんだけれども、1日でも雨が降ると費用対効果としては費用のほうが経費がかかるんだというふうな説明を受けております。費用対効果ばかりではなくて、町民の満足度ということも大切かと思いますが、余りにも差異があると困るんですが、費用対効果もうまくいって、町民の満足度もうまくいってるという事業になったということでよろしいんでしょうか。
○町長(森英二君)はい。これはふえたといいましょうか、かかる費用に対して収益が上回っておりますので、その点では計画どおりでございます。また、いつ申し込んでもできるんだという、また月曜日が会社の都合で定休日になっているという方もおられます。そういった方から非常に喜ばれているという声も直接聞いております。また、祭日の翌日、これにやれるということの効果は、直接プレーヤーの人たちから聞いております。
○12番(金崎ひさ君)では、7番の保育園の待機児童解消について伺います。「にこにこ」の支援もして、2,000万円を経費、組んだのも承知しておりますが、これ、いまだに待機児童は減らないんですよね。減少はしているけれども、ゼロにはならないんですよね。そのことに関しては、ちょっと審査のほうで入ると思いますけど、今の待機児童の数と、それから今後の見込み、対応、どういうふうにしようというふうな思いがあるのかどうかだけ伺います。
○町長(森英二君)このように今、第1回答弁で申し上げましたように、認可にこにこ保育園とか、また町立保育園で増員をしておりまして、かなり待機児童が減りましたけれども、しかしまだ幾らか残っております。これは幸いなことに、当町には若い世代の方を中心に人口が若干ふえております。そういった意味で、保育園のニーズが高まっていて、たしか3月時点、末時点で19名だったかなと思いましたけれども、その後の経過等はまた審査の中で参考に調べていただければと思っております。
○12番(金崎ひさ君)細かいことはまた審査の中でいろいろの議員がやってくださるというふうに思います。では、地域活動支援センター、私はこれ、障害者自立支援法に基づいて「トントン」さんのお仕事を名称変更してやるだけかなというふうな思いをしていたんですが、結果として何かとても2項目に分けて、地域活動支援センターが、もちろん「トントン」に通われている方を対象のみなんですが、いいぐあいに動いているというふうな御答弁を町長からいただいたんですが、これは本当によかった…よい結果になっているんですよね。部長でも構いませんが、町長、今、先ほど答弁いただいたんですが、ただの名称変更だけではなくて、内容も充実したかどうかだけ伺います。
○町長(森英二君)この「トントン工房」につきましては、昨年の12月のときにオープン式といいましょうか、開所式がございました。そのときに小パーティーという位置づけではありましたけれども、自分たちの手づくりの料理を出して、皆さんにもてなしていたということで、その内容が非常によかったと私、理解しまして、急遽1月に行います町主催の新春の集いのパーティー料理として依頼をいたしまして、これも満足いく内容でございました。その後、そのパーティー、新春の集いに参加された方の中から、自分たちのある会合に「トントン」さんに頼みたいという話も来ておりまして、この食事づくり、そういったものに発展につながっているというふうにも、これは一端ですけれども、そのように所員、あるいは皆さん張り切って実施している、活動しているというのがひしひしと感じております。
○12番(金崎ひさ君)就労支援のB型もそうなんですが、もう一つのほうの心の病の交流に関してのほうをお伺いしたいなというふうに思ったんですが。今わかればあれですが、わからなければ、審査のほうでまたお聞きいたしますけれども。そのあたりもとても調子よく来れると。場所が変わったり、あるいは対応が変わったりすると、なかなか出勤できないような子供たち、繊細な方たちを相手にしていらっしゃるわけですから、この障害者自立支援法に基づいて少し様子が変わると、行けなくなっちゃうということをとても心配していたわけです。それはないわけですよね。うまくいってるということでよろしいですか。
○町長(森英二君)そのとおりと聞いております。
○12番(金崎ひさ君)よかったです。自治基本条例の策定、これは23年度中にできるのかどうか伺うんですが。いかがでしょうか。
○町長(森英二君)先ほど第1回目の答弁でもお答えをいたしましたが、この12月をめどに、今の検討懇話会のまとめをしていただき、それを十分参考にしながら、その後の基本条例としての議会への提案できる段階まで進めていくように準備をしていきたいと考えております。
○12番(金崎ひさ君)自治基本条例というのは、本当にもっともっと一般の町民の方たちと巻き添えながら、私たち議会人、議会にいる者も、何をどこまで進めているのか、さっぱりわからないような状態なんですよね。私だけがわからないのかどうかわかりませんが。もう少し密に、いろいろな方たちに、12月を過ぎて、町長任期のない後ですので結構ですけれども、23年度中につくりたいという方針を出されておりましたので、質問をさせていただきました。23年度中の策定、特に森町長のお手元の中では非常に難しいというふうに理解をさせていただきます。
そして、2項目目の不納欠損について、これはもう本当に一丸となって行っているということで、一丸となって行っていただかないと、代表監査のおっしゃっているように、町財政は大変厳しくて、この収入未済額さえうまく収入できれば、大きいんですよね。4億とかね、すごいお金なんですよ。これ、何とか総力を挙げて、何とか縮減に向けて努力していただきたいというふうに思いますが。やっていらっしゃると思いますけれども、もう一度お願いいたします。
○町長(森英二君)詳細につきましては審査委員会の中で明らかにされると思いますけれども、差し押さえ等も含めて鋭意努力をしているということは事実でございます。
○12番(金崎ひさ君)それで、1つだけ、国保の不納欠損なんですが、昨年21年度決算のときに、余りにも大きいので半々に分けましたと。21年度は不納欠損を半分して、そして22年度にまた半分落としますみたいな、もう予定された金額で、委員のみんなびっくりしたんですけれども、それは町長の指図ということだったんですが、今回は計画どおり行ったということでよろしいんでしょうか。町長も承知の上でそうしろということだったと思うんですが、よろしいんですか。
○町長(森英二君)そのとおりでございます。
○12番(金崎ひさ君)はい、わかりました。それで、不用額についてのごみ焼却炉停止について充用した金額というのが6,189万6,000円で間違いないわけでございますよね。
○町長(森英二君)そこに出ている金額に間違いございません。
○12番(金崎ひさ君)監査委員のあれにもありまして、私も当時どこからお金を持ってきているんだということを質問したときに、同じ項目の中で流用しているからいいんですみたいな話を聞きました。やはりそれではいけないんじゃないかなと。それで、委員…御意見にもありますけれども、一つ一つ補正を組んで示してくれるべき金額ではなかったかなというふうには思います。で、今年度になってからきっちり補正を組んでいただいておりますので、それで結構でございます。
それでは、これからはあと私の総括質問をこれで終わらせていただいて、審査の中でまた意見がありましたら質問させていただきます。ありがとうございました。
○議長(畑中由喜子君)これにて12番金崎ひさ議員の総括質問を終わります。以上で本日の総括質問を終わります。


○議長(畑中由喜子君)本日の日程はすべて終了いたしました。明日は午前10時再開いたします。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。(午後0時00分)




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