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平成23年 葉山町議会第2回定例会会議録(第2日)


・招集年月日 平成23年6月8日(水曜日)

・招集場所 葉山町役場議場

・開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

 開議 午前10時00分 散会 午後4時41分

・応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

  出席14名 欠席0名

第1番 鈴木道子 出席 第8番 笠原俊一 出席
第2番 長塚かおる 出席 第9番 土佐洋子 出席
第3番 窪田美樹 出席 第10番 山梨崇仁 出席
第4番 守屋亘弘 出席 第11番 横山すみ子 出席
第5番 田中孝男 出席 第12番 金崎ひさ 出席
第6番 中村文彦 出席 第13番 伊東圭介 出席
第7番 荒井直彦 出席 第14番 畑中由喜子 出席


・地方自治法第121条により出席した者の職氏名

町長 森英二 副町長
教育長 豊田茂紀 総務部部長 稲山孝之
保健福祉部部長 高梨勝 生活環境部部長 成島光男
都市経済部部長 吉田仁 教育部部長 上妻良章
消防長 有馬弘 総務課課長 池田務


・職務のため議場に出席した者の職氏名

議会事務局局長 山本孝幸 次長 廣瀬英之
主事 山崎大輔


・会議録署名議員

第3番

窪田美樹

第4番 守屋亘弘


・議事日程

第1 一般質問

1.鈴木道子

(1)安心・安全の対策について

(2)子育て支援について

(3)省エネ対策について


2.窪田美樹

(1)福祉施策について

(2)学校施設整備について

(3)防災関連について


3.金崎ひさ

(1)安心・安全のまちづくりについて

(2)ごみ問題について


4.山梨崇仁

(1)観光産業の活性化について

(2)防災における安全と安心のまちづくり

(3)行政改革へ向けての取り組み


4.土佐洋子

(1)「安全で安心して暮らせるまち」づくり

(2)「文化をはぐくむうるおい、ふれあいのまち」づくり


・議事の経過

○議長(畑中由喜子君) おはようございます。ただいまの出席議員は14名でございます。全員出席でありますので、本会議を再開いたします。(午前10時00分)
直ちに本日の会議を開きます。

○議長(畑中由喜子君) 日程第1「一般質問」を行います。
第1番、1番 鈴木道子議員、登壇願います。
○1番(鈴木道子君) 1番 鈴木道子でございます。通告に従い一般質問をさせていただきます。最初に、先般の3月11日、東日本大震災でお亡くなりになられた方、お悔やみを申し上げます。また、被災された方にお見舞いを申し上げます。再び一日も早い復興がおできになるよう、心からお祈りをしております。私ども改選前の議会も、議員の皆様方の御協力により赤十字へお見舞い金をお届けいたしました。御協力をいただいてまことにありがとうございました。また、葉山町といたしましても緊急消防援助隊、2次にわたり派遣をされたこと、また職員が出向されたこと、大変に御苦労さまでございました。感謝申し上げます。そして民間のアサヒビール、大同生命等、避難された町民の方への御協力をいただきましたことについても厚く御礼を申し上げます。
私も先般の臨時会で申し上げましたが、岩手県に5月の初めに行ってまいりました。1つの市と2つの町を拝見いたしました。御迷惑のかからない形で行ってまいりましたが、やはり報道で拝見しているのと違い、現場での惨状を目の当たりにいたしまして、本当に言葉を失った思いでございました。現場に立って素人なりに波の流れですとか被害の様子を現実のものとして受けとめました。私ども葉山町も海を抱える町として、大きな地震が来ることが予想され、そして町民の皆様方も大変不安に思われているところでございます。何か今後の防災として知恵がわき、そして皆様の協力が得られるような形、そして町としてももう一度見直す防災のあり方、これについてこれからも心してまいりたいと思っております。また、今回の統一選でさまざまな御要望、御意見等を承りました。もちろん今回の震災に対する不安感、御要望、御意見、御質問、たくさんございました。また、その他のこともたくさんございました。その中から今回は3つの項目を質問させていただきます。
 1つの項目といたしまして安心・安全の対策について、そして2番目に子育て支援について、3番目に省エネ対応についてお伺いをいたします。安心・安全の対策については、今回の東日本大震災での町の対応につき、今回の対応の反省点と、そしてそこから浮かび上がる今後の課題についてお伺いをいたします。また、今回の避難所での対応、そして子供たち、また高齢者、障害者等、災害弱者と言われる方々への対応についてお伺いをいたします。そして今回は昼間の地震であったことから、まだ児童・生徒が学校に残っていたという点から、児童・生徒への安全対策についてお伺いいたします。そして今後のいろいろな課題についてお伺いをいたします。また、町民の皆様の安全を守るためにAEDの配備等がなされており、また普通救命講習もたくさんの方がお受けになっている状況でございますが、現在の状況と、またこれからの計画等がありましたら、それについてお伺いをさせていただきます。
 2項目目、子育て支援についてお伺いをいたします。子育て支援につきましては、小さいお子様をお持ちの御家庭、また親御さんたちと町との協働というこれからの対応の仕方についてお伺いをさせていただきます。そして私ども会派としても質問をさせていただきましたトリプルP。これはポジティブ・ペアレンティング・プログラムの略だそうでございますが、前向き子育てプログラムについて支援策をお伺いをいたします。世界17カ国で導入が進んでいる前向き子育てプログラムでございます。核家族が多い現代の社会で、子育てに悩む親御さんも多く、親向けの参加体験型の学習プログラムとしてオーストラリアで開発されて20年以上がたっております。当町でも町民の方が子育てプログラムということで実施をなされ、そして何十人かのもう町民の方が体験をされていらっしゃいます。私もその授業参観というんでしょうか、参加をして拝見をさせていただきました。参加をされた親御さんたちは、とても役に立ったと、もう100%の方がそういうお声があり、私も本当にもう一度子育てをやり直したい、このようなプログラムがあるのだったら早く知りたかったというような思いをいたしました。このトリプルP等への支援策についてお伺いをいたします。
 また、かねてから私は読書運動を提唱いたしておりまして、中学校等で朝の読書運動が実施され、大変にいい結果を生んでいるということを伺っております。その読書運動の最初の取り組みといたしまして、ブックスタートの支援策についてもお伺いをさせていただきます。赤ちゃんと保護者が絵本を介してゆっくり心が触れ合うひとときを持つことができる。そして地域に生まれたすべての赤ちゃんと保護者の方が対象であるということ。この絵本を開く楽しい体験と一緒に、温かなメッセージを伝えて、そして絵本を渡す、お渡しをするという事業が行われてきておりますが、町民の方から風の便りと申しますか、うわさとして、町の財政が厳しいからこのブックスタートの本のプレゼントがなくなるのではないかというような懸念の声をお持ちの方がいらっしゃいました。このブックスタート、大変に私は読書運動のきっかけとしても重要な視点というふうに考えております。町の姿勢をお伺いをいたします。
 3項目目の省エネ対応についてでございますが、LED、庁舎内でもLED化をされております。また街灯等もLED化をされているところでございますが、これからのLEDへの変換、そしてまた省エネ策の推進計画等についてお伺いをいたします。御答弁をどうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(畑中由喜子君) 答弁を行います。
○町長(森英二君) おはようございます。1番目、鈴木道子議員の各質問に順次お答えをしてまいります。
まず初めに安心・安全の対策について、1点目の3月11日東日本大震災での町の対応についての課題及び今後の課題というお尋ねでございます。当日当町の震度は4を計測し、津波注意報が発表され、続いて津波警報、大津波警報に変わりました。当町の津波避難計画によりますと、大津波警報が発表されたと同時に、沿岸の地域の住民に対し避難指示を発令することになっております。この一連の体験、当日の3.11の対応について少し内容に触れておきたいと思います。
時系列でまとめてあるもののうち、ポイントについて幾つか挙げたいと思います。まず11日14時46分地震が発生。先ほど言いましたように当町では震度4を記録しております。そして14時53分、防災行政無線で津波注意報を発令しております。そして14時55分、災害警戒本部を設置をいたしました。そして15時32分、消防団各分団10名を招集し詰所へ待機を指示しております。15時30分、津波警報が発表。15時30分、災害対策本部を設置。第1号配備として109人体制を敷きました。そして一色小、葉山小、長柄小避難所を15時40分に開放しております。同時に15時50分、全分団の招集を行っております。16時08分、大津波警報が発表されまして、避難指示に切りかえております。16時40分、本町山中道路、逗葉新道、三浦縦貫道はすべて通行どめという連絡が入っております。16時47分、真名瀬港、1メートル程度の潮位が上昇という確認が消防隊の目視によって行われております。17時15分、海岸線通行どめ及び東電より停電情報。葉山町内7,578軒の停電という連絡が入っております。17時20分、避難所へ水手配、食糧配布、毛布等の配布を行っております。21時55分、私、町長と消防隊の職員で避難所の巡回を行っております。4時、朝ですけども4時4分、停電が全面復旧いたしました。そして13時50分、大津波警報が解除され津波注意報に切りかわっております。したがいまして避難指示を解除いたしまして、14時20分、災害対策本部を解除、16時に避難所の解散を行っております。これが地震発生から避難所の解散までの主な流れでございます。この間、避難所が11カ所開設されまして、608名が避難をしております。
こういったことから、今後の対応ということで1つ考えておりますのが、岩手県大槌町、ここでは役所全体が流されるという大災害に遭っております。そういったことを踏まえますと、私たちの葉山ではBCP、すなわち業務継続計画等の計画の策定を早ぐよう本部に指示を出しているところでございます。また、現在本町で使用している情報システムのバックアップとして、住民情報が記録された磁気テープを草津町に保管をお願いしております。また、本年10月より神奈川県町村情報システム共同化に伴い、データを県央にあります株式会社日立情報システムズデータセンターで管理し、広域的な活用を行うことにより、災害発生時に備えることができると考えております。
次に大震災での町の対応についての中の、避難所での対応。子供、高齢者、障害者等への対応についてでございますが、さきの震災の際、発表された大津波警報に伴いまして、避難指示を行ったわけですが、各避難所へ11カ所608名の方々が避難されました。とりわけ葉山小学校体育館へは、震災、地震発生時日19時20分には300名の避難者の数となり、当町において今まで経験したことのない状況となりました。このような状況の中で、災害対策本部からの指示により、町職員が避難所運営に当たり、乳幼児連れの方から高齢者に対し、飲料水や食糧、毛布の提供、暖房の設置等々、非常に短時間での対応を余儀なくされました。飲料水や食糧の提供は乳幼児、幼児、小学生、高齢者、中学生以上の成人の方々のこの順に行い、気分のすぐれない方には町保健師が対応いたしました。また、当日の体育館の状況を考慮し、乳幼児と高齢者の方には体育館と隣接しております保育園も利用し、対応をいたしたところでございます。なお、この避難所での避難者への対応。いろんな面で職員が230名、それから消防分団、また消防職員、合わせて235名対応で当たったところでございます。
次に安心・安全の対策の2点目、町民の安全を守るためにAEDの配備等について、普通救命講習の状況等についてお尋ねですが、現在町が配備したAEDの数は13カ所14台、及び消防本部に4台を配備しております。今後につきましては再度検討を行い、必要に応じ配備してまいりたいと考えております。次に普通救命講習等の状況でありますが、平成22年度中の普通救命講習の結果は、実施回数14回、受講修了者144名で、そのほかの講習においては実施回数9回、受講者219名であります。
次に子育て支援についての1項目目、町民との協働の対応についてとのお尋ねでございますが、子育ては地域みんなでするものという観点に立って、地域の人々が協力して子育て家庭を支援していくことが必要であると考えております。そこで子育て支援センター「ポケット」を、町民の活力によるNPO法人に指定管理を委託し、そこを核として子育て支援体制の充実、ファミリーサポートセンターの運営、子育てサークルや子育てサポーター、保育サポーターの育成、一時預かりなどを協働で行っております。今後も町民との協働による子育て支援に努めてまいりたいと考えております。
次、子育て支援についての2つ目、トリプルP等の支援策についてとのお尋ねでございますが。平成22年度にトリプルPの紹介として、1日の講座を実施し、28人の参加がございました。これには私も自主的な参加ということで観察をさせていただきました。非常に参加者のお母さん方、特にお父さんもおりましたけれども、非常に感動を持って体験されていたと記憶しております。今年度は今回提案させていただきました補正予算に、5回の講義と3回の個別相談を行うグループワークの補助をしてまいりたいと考えております。
次に省エネ対応についての、LED等省エネ策の推進計画についてでございますが。役場庁舎、小・中学校及び各出先機関においては、冷暖房の設定温度を国の指導基準に適合させるとともに、照明等の適正な消灯の徹底等により、省エネの推進に努めているところであります。環境への配慮からもLED化対策を図り、役場庁舎の照明については、平成21年3月にすべての照明を蛍光灯などからLEDに取りかえております。今後は他の公共建築物においてもLED化を進めてまいりたいと考えております。また公用車導入の際においても、地球温暖化対策等を考慮し、既に低公害車を導入し活用しております。さらに省エネ効果の期待できる車両の検討をしているところでございます
また節電への取り組みにつきましては、国の電力需給対策本部からの平成23年5月13日付で公表した「夏季の電力需給対策について」においては、需要抑制率15%を目標として掲げられており、本町においても15%の節電を目標として、一層の省エネの推進に努めてまいります。自然エネルギーの活用等による省エネ対策としては、公共建築物の状況等を踏まえ、費用対効果など多面的・多角的な視点に立ち、ソーラーパネル等の調査研究をするとともに、検証してまいりたいと考えております。
以上で私の担当するところの第1回目の答弁とさせていただきます。
○教育長(豊田茂紀君) 1番 鈴木議員の御質問にお答えいたします。安心・安全の対策についての3月11日東日本大震災での町の対応についての御質問のうち、児童・生徒の安全対策についてとのお尋ねでございますが。各小・中学校におきましては、災害発生時における児童・生徒の安全を確保するため、さまざまな危機に対して組織的に対応できるよう防災体制を整えるとともに、それぞれの防災計画に基づき、日ごろから避難訓練や引き渡し訓練を実施しております。このたびの震災に際しては、日ごろの訓練を生かしつつ、教職員の冷静な対応と判断により、児童・生徒全員無事に保護者のもとへお返しすることができました。しかしながら震災直後から電話回線が不通となり、保護者に連絡がとれなくなったことや、交通機能が麻痺して保護者が勤務先から帰宅できなくなったことにより、引き渡しには相当時間がかかりました。今後は緊急時においてどのようにして連絡体制を保持するのか、その整備充実が課題と考えます。また、今回の経験を踏まえ、各小・中学校の危機管理体制について改めて点検するよう、校長会などを通して指示をしております。新たな試みとしては、津波を想定した屋上への避難訓練を計画している小学校もあるとの報告を受けております。以上であります。
○議長(畑中由喜子君) 再質問を行います。
○1番(鈴木道子君) では、再質問をさせていただきます。最初に今回の大震災で、先般の報道に三浦半島で津波の被害で県内の水産業も打撃を受けたと、ワカメ、コンブの養殖業者のお声が載っておりました。葉山町においては漁業協同組合さん等の被害等の状況はいかがでしたでしょうか。
○都市経済部部長(吉田仁君) 幸い被害の報告は上がってございません。
○1番(鈴木道子君) 私も特別に聞いておりませんでしたけれども、確認ができましてよかったと思います。それから次にですね、頻繁に報道されておりますが、お茶の、県内6市町村の足柄茶の茶葉から基準値を超える放射性セシウムが検出されたということがいろいろ報道されている昨今でございますけれども、大変にこのセシウムは飛ぶということで、過去に起こりましたチェルノブイリの事故におきましても、放射能汚染が飛び地で被害があったということも報道されております。大変に300キロぐらい離れた当町でございますけれども、この放射線の被害ということが大変心配だというようなお声を、特に小さいお子さんをお持ちのお母様方からお声をたくさんいただきました。風評被害というような件もございますので、これについては大変に慎重な対応が必要だとは思いますけれども、一方で不安を抱えている親御さんに対する安心感を与えるためにも、町としてやはり対応しなければならない点がさまざまあると思います。そこで、一つ一つお伺いしてまいりますが、まず最初に放射線量の測定について当町としての対応をお伺いをいたします。
○総務部部長(稲山孝之君) もう報道等でですね、皆様御承知だと思いますが、神奈川県がですね、放射線量につきましては県下5市1町に定点測定を設けまして、随時正確な情報を流しております。それに基づきまして町としましては、任意的にはホームページでもですね、お知らせしておりますが、消防の屋上に放射線の線量をですね、はかる簡易的なものを毎日14時を測定日として皆様にお伝えさせていただいております。
○1番(鈴木道子君) お子さんたちのことが心配でございますけれども、学校の校庭ですとか、消防の上ですと大変高いところですので、子供たちが遊ぶ校庭での放射線量等についての測定はいかがですか。
○教育長(豊田茂紀君) 学校での測定については、6月2日に第1回目を開始しました。今後は同じ曜日、木曜日、2回目あしたでありますが、そういうことで進めてまいりたい。6校の校庭の真ん中で地表面50センチ及び1メートルのところで測定をいたしまして、測定値は0.09マイクロシーベルトから0.10マイクロシーベルトの間であったというように、第1回目の数字は理解をしております。
○1番(鈴木道子君) そこで私が一言申し上げたいのは、今、6月2日っておっしゃいましたか。2日ですね、はい。これはもう当初から、3月14日でしたかしら、水素爆発があって、それからずっと気流に乗ってこちらに来るんではないかというような心配を、私を含めて町民の方も大変心配をしていらっしゃいました。伺うところによりますと、消防に測定器が2台あるというようなことを伺っておりますけれども、特に学校については、学校も保育園等も、その土壌についてはもっと早い時期に、測定器があるんですから測定をすべきではなかったかと。そしてそれを、こういう数字であったということを早く町民の皆様にわかる形でお知らせをする。この迅速な対応が行政としてされるべきではなかったかというふうに私は思いますが。いかがでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君) そういう御意見もあるというように思っておりますが、あの後毎日のように新聞等で、例えば県内各地の定点における数字が出ておりまして、そういうものを見ながら十分に、何ていいましょうか、言葉がうまく言えないかもしれませんが、もう少し冷静な対応をしてもいいだろうという感じがありましたので、私自身としては6月2日の1週間ぐらい前から準備に入ったということであります。そういう意味で、今、議員が御指摘の、迅速性は欠けるのではないかというのは、事実との関係で言えばそういうことが言えるかなと思っていますが、私としては冷静な対応をしていく、余りにもそういうことで不安をあおらないということも必要であったというように考えております。
○1番(鈴木道子君) 冷静な対応、それから不安をあおらない。おっしゃるとおりでございます。しかしながらやはり町としての、自治体としての自主的な行動ということで、発表するかしないかはその時期を見てということがあろうかと思いますけれども。早期に例えば測定だけはしておく。発表は時を見てやるというやり方もございます。県・国等の指示というか通知等もあったというように伺っておりますけれども、当町としてのもっと自主的な動きというものは、これはこのことのみならず、これからのあらゆる行政の課題として、町の地方自治としてのあり方で、やはり自主性を持つということがもう少しあってもいいんではないか。あるべきではないかというふうな思いから私は申し上げた次第でございます。どうぞ今回のことを教訓にして、今、教育長のお話でございますが、行政の皆様方もやはり町としての自主的な行動ということに視点をぜひ置いていただきたいというふうに思います。教育長、もう一度御答弁をお願いいたします。
○教育長(豊田茂紀君) こういうときはわかります、そのようにいたしますと言うのが一番いいのかもしれませんが、私としてはそういう…楽になりますけどもね、そういう答弁をすれば。そういう答弁をするつもりはございません。冷静に対応してまいりたい。遅くなり過ぎないようにすることは大事ですが、早くやることがすべて正しいとは思っておりません。
○1番(鈴木道子君) はい、わかりました。私は機械があるんだから測定だけは早くして、お母様方から不安の声があったら、実はこんな数字ですとすぐお出しをできると。いついつの時点でこうですと、そのくらいのことは私はやるべきだというふうに思っております。冷静な対応と測定と分けて御判断をいただきたいと思います。
 ちょっといろいろな問題に波及いたしますが、次に備蓄食糧についてお話をさせていただきます。実は備蓄食糧で、いろいろ出ましたけれども、クッキーが入ってる缶ですか、そのクッキーをいただいた方からちょっとかび臭いというようなお話が実はございまして。先般、お水が賞味期限が切れてたということで、消防長のほうから、そういうのはなかったということで本会議でそうですかで終わったんですが。また議員懇談会のときに消防長から訂正がありまして、確かに賞味期限の切れたのはあったけれども、それはまた手を洗ったり使える水なので、それは一応とってあるんだと。それが運ぶ段階においてちょっと混乱した状況があったと。しかし飲まれてはいないという訂正のお言葉がありました。実は余っていたのを本当にどういうものか私も確かめたかったので、もう多分廃棄をするつもりだということですので、いただいてまいりました。おっしゃることがですね、これ、実はこの缶については製造年月日が1997年8月でございます。品質保持期限が2007年7月というふうにこれには書いてありました。もう一つの缶は製造が92年6月26日、そして輸入が92年7月28日と。こういうことでございまして、いや、何かちょっとかび臭かったというお話がございましたので、私もいただいてみました。そういえばかび臭いかもわからないという思いがいたしまして、また消防の方にもお伺いしたり、また防災係の方にもお伺いいたしましたら、いただくときにスープがあって、その中にこれを割って入れていただくと、そういうアメリカ式なといいますか、そういうクッキーだそうでございますが。実はこれは25年の長期保存が可能だということを伺いまして、そんなにもつもので高いものだなというふうに思いましたけれども。この件に関してかび臭かったとか、そういう話は来て、耳にしていらっしゃいますか。
○消防長(有馬弘君) はい。1点だけですね、水を私、飲んでないという報告は多分してないと思うんです。若干飲まれた住民がいて、提供した職員、それから避難された住民が気づいてすぐ回収したという報告を先日の議員懇談会の中でさせていただきました。今、かび臭いという話を聞いた、そういう御意見があったかということなんですけども、私のほうには耳には入って来てません。
○1番(鈴木道子君) 私も別に目視でかびが生えてるという感じがなかったので、それを確かめたくて実はこれを手に入れることができたんですけれども。25年大丈夫だということで、これは25年この庁舎の地下にあると思うんですけれども。それは25年大丈夫だということで保管してある、備蓄として買っていると。今回その598缶ですか、使われたということで、また補充が出ましたけれども、こういう形でこれからもやっていくということでございますか。
○総務部部長(稲山孝之君) 今後につきましてはですね、まだすべての食料品や備品がですね、目標値に達しておりません。それにつきましては今回補正をとらせていただいた以降につきましても、その都度予算化をさせていただきながらですね、その整備、配備には当たっていきたいと思っております。
○1番(鈴木道子君) 一応ですね、下も見させていただいて、この缶にですね、25年もつという大変いいものだなというふうには思うんですけれども。ただここにですね、この注意のところにあるんですけれども、缶の外部が腐蝕していない状態で、標準室温20℃以下で正しく保管された場合25年の長期保存が可能ですというふうに書いてございます。下の地下、庁舎の地下ですと、確かに地下ですから地上とは違い涼しいと思いますけれども、夏季、夏においては結構な温度、30度ぐらいにはなると思われます。ここに注意書きに書いてあるこの状態での保存は、私は難しいというふうに思っているんですけれども、いかがでしょうか。
○総務部部長(稲山孝之君) 今御指摘を受けた当初の温度管理につきましては、今の食糧備蓄については庁舎の地下にしております。これにつきましては空調の設備はございませんが、ただ冷暖房以外にですね、ダクトがございまして、一応冷気はございませんが、室内の空調循環につきましてはさせていただいております。それが20度かどうかということはですね、ちょっと私も温度測定をしておりませんので、御指摘いただきましたので、その測定がどの辺の数値になってるのか、至急調査をさせていただきます。適正な保存ができるようなことにつきましても、さらに検討させていただきます。
○1番(鈴木道子君) 多分何かがあって長期間20℃以下という場所は、冷房を24時間夏季においては入れるという状況が必要なところじゃないとやはり私は難しいと思うんですね。それでその備蓄食糧についてちょっと調べたんですけれども。例えば海のほう、藤沢市等におきましては、この備蓄食糧というのは本当に少ないということを耳にいたしました、乾パン程度で。そしてそれもまあ一、二年ですか、二、三年ですか。そのときに、防災訓練のときに賞味期限が切れる前に、皆さんに、防災訓練に来ていただいた方にお渡しをして、そして順次新しくするというふうなことも聞きました。当町もかつてはそのようなことがあったかに記憶しておりますけれども、この食糧がたくさん備蓄されていて、安心・安全のために町民の皆様に災害時には提供できるということは大変に望ましいことなんですけれども、今の流れとしてはやはりどこの御家庭でも1日、2日ぐらいは何かしら食べるものがあるという状況を考えますと、それほど町として備蓄食糧を大量に備蓄するという必要性はこれから余りないんではないか。流通に頼るというような流れになってきてるというふうにも伺っております。そのことで、例えばこの25年もつけれども、こういう状態でちょっとかび臭いとか何かいろいろお声が出てること、それから高額であるということを考えますと、これは今回のことを基本にして、抜本的にこの備蓄に関しても見直すという必要が私はあると思うんですけども、いかがでしょうか。
○総務部部長(稲山孝之君) 今、議員が御指摘のとおりですね、備蓄の仕方につきましては、確かに物流機関の援助を受けて、そちらに備蓄をするというふうなところの行政もあるということも聞いております。これについては町もですね、その対応が今回の震災を見てですね、一番は道路交通上に支障が起きた場合には、物流から来るだけで対応するということはなかなか難しいこともございます。それらも含めてですね、食糧備蓄についてですね、またはその防災の備品配備につきましても検討させていただきます。
○1番(鈴木道子君) 後ほど議員の皆様方にも試食をしていただきたいと思いますので、たくさんありますので。これは終わります。時間がなくなってまいりますので、いろいろお伺いしたいことがたくさんございまして。
 次にですね、特に今回私はたまたまこのとき東京におりまして、次の日の朝方こちらに帰ってきたような状況ですけれども。葉山町の中の混乱ぶりというのもつまびらかに見たわけではございませんが、その後いろいろ取材をいたしまして聞いたんですが。今回の地震は、停電もしなかったところもあるそうですが、まずぷつんと電気が切れたと。それから揺れが起こったと。海岸のほうで聞いたんですけれども。ですから何事が起こったかということで、大変に不安におなりになったと。そして防災行政無線、これはもうかねてから言われてますが、なかなか聞き取れないという場所がございます。聞き取れなかった。そして特にお年寄りでお耳が遠い、または体が不自由な方はもう大変に不安であったということをお伺いしました。そしてこの通報のあり方なんですけれども、かつて戸別受信機の導入などがどうかという議員からも提案がございますけれども、大変に高額な財政がかかるということでお答えがございましたが。現在何かあった場合に、例えば防災行政無線が聞きにくい場合は、電話が通じてれば875−4000番をかける、またはインターネットで見る。それからあとはメール配信、それからあとはFM葉山で聞くという4つの方法があるというふうに伺っておりますけれども。大変に今回はビーチFMでの対応が、電池があるお宅にとっては情報が大変聞けて助かったというお声がたくさんございますけれども。本当にこれからの緊急時においてどういう伝達手段をしていったらいいかという課題が残されていると思いますけれども。このことについてどのように今後反省点がありますでしょうか。
○町長(森英二君) 今、ビーチFMのラジオ、携帯ラジオですね、これは非常に有効だったという声、私も聞いております。かつて3,000台町内で配りました。まず700台が高齢者に無償で配付しまして、たしか無償だったと思いますが。あと2,300は申し込みのあった方々に配付したと。その後配付してないんですが、これがメーカーに確認すると、今もう生産がされていないと。しかし今の時代ですから、いろんなところ、そういった携帯ラジオ、ビーチFMとすぐ割り込みの放送を流されますので非常に有効だと。これもいろんなメーカーを当たって調査するように防災係のほうには指示をしております。
○1番(鈴木道子君) 1点お願いがあるんですけれども、職員の皆様の間で、今回の検証と申しますか、そういうことをなさったというふうに伺いました。どのような検証をなさり、どのような課題が上がってきたかということについて、まとめができましたら、私ども議員にもそれをお示しをいただきたいと思いますが、お願いできますでしょうか。
○総務部部長(稲山孝之君) 今、それの意見公開ですね、担当者によっていろいろな情報のですね、収集をしております。それらがまとまり次第ですね、お見せをさせていただきたいと思います。
○1番(鈴木道子君) いろいろな検証、反省点、これからの課題、私ども議員も町民の代表として同じ視点に立ってやっていかなければならないと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
 それからですね、今後の放射線量等の測定について、これから学校は水泳が始まりますけれども、プール、それからプールの水抜きというんでしょうか、よくヤゴをとったりするんですけれども。その点のこれからの動きは学校としてどのようになさっていらっしゃるかをお伺いいたします。
○教育長(豊田茂紀君) ちょっと私の説明で十分でないところは部長が補足してくれると思いますが。毎年水泳指導、部活動も含めて、始まる前にプールの水を抜きます。その水を抜く際に、児童たちの平均的な身長のひざぐらいまで水が下がったところでとめて、ヤゴなどが生息してる、前の年からの、夏が終わってからの。そのヤゴなどの水生動物を採集するというようなことを今まではやっておりましたが、今回はこういうこともございますので、それは4校とも中止をいたしました。中学校はそういうことじゃなくて、単純に水を抜いているかと思います。間もなく新しい水を入れていくということになっております。この水につきましては、飲料水と同じ水を使っておりますので、特にここでこのプールについて…の水について放射線量を測定するというような考え方は持っておりませんけれども、現在の水についての対応の仕方はそういうことでございます。
○1番(鈴木道子君) 近隣の自治体でプールのお水ですとか下水道の土壌の測定ですとか、いろいろやっているところが出てきております。これはまた先ほどの冷静な対応というお話もございましたけれども。今後必要であれば、その判断が難しいんですけれども、やはり町民の皆様の安心の何といいますか、担保といたしまして、そのようなお声がありましたら、今後はプールの水、土壌等の下水道の残渣等の放射線量測定をなさいますかどうか。それをお伺いいたします。
○生活環境部部長(成島光男君) 今、下水道汚泥の放射能の件でございますけども、これにつきましては既に実施をさせていただいております。5月の26日の日にサンプリングさせていただきまして、その結果につきましては昨日ですね、私のほうに届いております。内容をちょっと簡単に説明させていただきますと、下水道のほうのですね、流入水、放流水、これにつきましては放射性ヨウ素、セシウム等については不検出という形になっております。また、脱水汚泥についてですけども、これについて放射性のヨウ素、それとセシウム137、これについては不検出という形になっております。またセシウム134については微量という形で報告のほうを受けております。この微量っていうのは、細かい数値がですね、測定するにはかなり日数がかかるということで、私どもにいただいているのは10ベクレル未満という形で報告はいただいております。これにつきましては今ホームページ上でですね、公表するようにですね、今準備のほうはさせていただいております。
○1番(鈴木道子君) 今のお話にありましたように、やはり情報を、担保ある情報を提供するということで、町民の皆様は安心なさるので、ただただ安心だということじゃなくて、そういう記録があるものをぜひこれからも提供していただきたいと思います。時間がなくなりました、すみません。まだまだいろいろお伺いしたいことがあるんですが。
まず、災害弱者の皆様、特にお年寄り等、これから例えば津波だというようなことがあった場合に、町内会の皆様等の助けをいただきながら、何らかの手だてをしていかなければならないというふうに思っております。ぜひこれはお願いしたいと思います。お年寄り等の災害弱者と障害者等も含めて、災害弱者と言われる方たちに対する今後の避難の方法として、具体的にお考えいただくということをお願いしたいと思います。
それからあと、葉山町に防災士が誕生いたしました。今回の東日本大震災をきっかけに、この防災士ということがにわかに注目を集めるようになったということを伺っております。今まで全国で1,581人だったものが、本年3月末で約4万4,000人に全国的にふえたということもございます。この防災士の制度。講習を受けたり、それから登録受験料等に若干お金がかかります。これに対する補助等もお考えをいただきたい。やはり防災士の御経験ある方を1人でもふやしていくということが、これからの葉山町の安心・安全のためには必要であるというふうに思います。それからあと、自主防災組織に対する補助をもう一度復活するお考えはというような質問が他の議員からも出ましたけれども、このことについてもお願いをしたいというふうに思います。町長、いかがでしょうか。
○町長(森英二君) 町民の安心・安全のために防災士、あるいは自主防災組織に対する支援、そういったものは十分取り組んでいきたいと思っております。
○1番(鈴木道子君) もうちょっと深く伺いたいんですけれども、ほかのことがあるので、またの機会にさせていただきます。
 それから次のお子さんについての、これからの給食の食材についてと、それから学校の課題といたしましては、災害時の通信が不通となった場合の今後の課題。この2つについて私はお伺いしたいんですけれども。ぜひこれは災害時の通信が不通となった場合の今後の対応を具体的に御検討いただきたいというお願いをしておきます。それから先ほどの給食の食材の安全性の確保、これについても父兄の皆様にきちっと安全・安心であるという旨をお伝えをする方法、またその保証をぜひお願いをしたいと。この2つをお願いをしておきます。
それからあと、次に移らせていただきます。町民との子育て支援について、協働の対応ということでございますが。今、赤ちゃんの駅ということが公共施設で授乳、おむつを公共施設でやる、そういう場所を各公共施設で提供しているという動きが各自治体で出ております。このような赤ちゃんの駅構想というものも、ぜひ保健福祉として当町としてもこういうことができるような体制をこれからお考えをいただきたいというふうに思います。御答弁お願いいたします。
○保健福祉部部長(高梨勝君) ちょっと勉強不足で、赤ちゃんの駅っていう構想がよくわからなかったんで、よく勉強させていただいて、できることはすぐに取り込むという形でやらさせていただきたいと思います。
○1番(鈴木道子君) それから学校につきまして、今申し上げました2つのこと…すみません、ちょっとその前に3項目目のLEDと省エネ対策の推進計画ということで、この本会議場もまだ白熱電球が入ったりしておりますので、この対応等をこれから考える必要が。
○議長(畑中由喜子君) 変えました。
○1番(鈴木道子君) これもLEDですか。白熱。あ、そうですか。それはよかったです。失礼いたしました。これからいろいろなところに今般の予算にも入っておりますけれども、LEDがどんどん進んで、やはり費用対効果が出るような形でお進めいただきたいということと、それからあとさまざまな省エネの物件が民間等で出ております。例えば採光のブラインド、光を取り入れることができるブラインド等も出ているということを最近知りました。そのような情報を集めてぜひ省エネ対策を進んでいただきたいと思います。
 前後いたしまして申しわけありません。教育長のほうから先ほどの給食の問題、それから通信が不通となった場合の今後の課題。この2点について御答弁をいただきたいと思います。
○教育長(豊田茂紀君) 4つの小学校のうち2つの小学校で、今回の震災の経験を踏まえて、今議員がおっしゃいましたような保護者とのメール等による連絡がとれない場合の対応を、既に工夫をいたしました。
 次に食材、安心・安全について保護者にちゃんと知らせて、またその担保をとることについては、前者の部分については、学校だより等毎月、各学校、中学校も含めて出しておりますけど、そういう中で既に知らせている学校もあるということでありますし、担保については国や県の基準に基づいたものが市場に出回ってるというように理解しておりますから、そういうことによって担保をとっていきたいと思っております。
○議長(畑中由喜子君) 既に時間がまいりました。これにて1番 鈴木道子議員の一般質問を終わります。どうぞ。
○町長(森英二君) 今の鈴木議員の御質問に対する第1回の答弁のときに、一部ちょっと修正しなければいけないところが出ましたので。当日、11日の15時30分に災害対策本部を設置したときに、第1号配備で109名体制と言いました。これは正しいです。そして15時ちょうどにまた第1号配備の継続をしたわけですけれども、そのときに職員120名、そして分団員80名、そうですね。分団員80名。それから消防職員35名、合計235名体制で避難所の対応に当たったと。これは夜を通して朝までかかって多くの職員に汗を流していただいたことに感謝しているということで、一部修正をしたいと思います。ありがとうございました。
○議長(畑中由喜子君) 第2番、3番 窪田美樹議員、登壇願います。
○3番(窪田美樹君) おはようございます。3番 日本共産党の窪田美樹です。通告に従って一般質問を行います。初めてなので不安もたくさんあります。何とか頑張って質問していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
まず、福祉政策、介護保険についてお伺いいたします。質問いたします。2012年には介護保険が改定を迎え、まだ改定内容が決定されてはいませんが、要支援の方々が介護保険サービスから外されようとしています。そしてヘルパーの派遣時間も夜間対応をすると言っているものの、サービス提供の時間はさらに短時間にされようとしています。小刻みな時間ではサービス内容の低下にもつながると感じ、またこれらの支援事業は自治体の裁量に任される方向も示されています。要支援の方でも介護サービスを利用されている方は多く、サービスを受けられなくては、受けられなくなるようでは大変な思いをされることと思います。かえって今の状態が悪化することも考えられます。サービスが受けられない要支援からサービスが受けられる要介護状態、要介護1とか2になったからと喜ぶというようなおかしなことが起こりそうです。できるだけ軽い状態から適切な手当てをするべきと考え、そういった方々がサービスから切り捨てられないように、町としての何か施策はお考えでしょうか。利用されていた方やサービスを提供されている事業所なども交えた検討会などはお考えでしょうか。
次に、特養待機者解消についてお伺いします。現在、待機者数は減ることなく、高齢化率とともに増加しています。全国的に増加していますから、葉山町でも増加していても仕方がないとお考えでしょうか。私は介護士として働いてまいりました。短期入所施設、ショートステイを利用されている方々でも介護度もさまざま、様子もさまざまですが、何年間も利用されている方々でも、多くの方、できれば御自宅で過ごすこと、自宅が一番と言われ、自宅で最期を迎えたいと思われている方が大勢いらっしゃいます。御家族もできるだけ御自宅でと考えていた方でも、実際介護度が上がってしまったり介護が長期間にわたると、介護疲れも出てきて施設入所を考えざるを得なくなります。現在の葉山町の介護、在宅医療は介護者の負担軽減につながっていないのが現状ではないでしょうか。しかし在宅介護を支えるためにも、介護を受ける方へのサービスはもちろん、介護をされる方への負担軽減も重要です。待機者解消にただ大きな施設をつくる、それには大きな費用がかかるからといって足踏みをしているのではなく、今何が必要なのかを考え、小規模な施設などの建設を含め、一日も早い待機者の解消をすべきではないでしょうか。
また、増加する待機者に対し、特養、老健などの計画的な建設も含め、早急に計画を示し希望を満たせるようにお願いします。有料老人ホームなどと比べ、費用の面からも特養入所を希望され何年待ちという声を聞いていれば、今必要でなくても一日でも早く入所申し込みをしておいたほうが早く入所できるのではという気持ちが出てきてしまうのが現実です。待機者解消につなげるためにも、当事者などいろいろな声を聞き、在宅支援、在宅医療に力を入れ、利用しやすいサービス提供などを築いていけるのではないかと思います。今、葉山町の待機者解消に向けた施策をお伺いします。
次に、子宮頸がんワクチンの接種状況についてお伺いします。私には高校1年生になる娘がいます。昨年度子宮頸がんワクチンの対象者となり、高校受験が終わってすぐに病院に予約の電話をしましたが、新聞・ニュースでも取り上げられていたようにワクチンが不足していると言われ、接種できませんでした。接種の時期が切れるころにワクチンができているだろうから、もう一度連絡をと言われ再度連絡をしましたが、やはり在庫が不足ということで期限内に接種ができませんでした。ワクチンの不足という接種者ではどうにもできない事情により接種できなかった事実を踏まえ、今後これらの対象者に対し町はどう対応されるのでしょうか。
次に、学校の施策についてお伺いします。学校トイレの改修について、以前から話題になっている改修年度のめどの立っていない長柄小学校のトイレですが、依然として改修の声は聞こえてきません。私は長柄小学校2期生として、創立時にはテレビの取材が来るほど、当時はとてもおしゃれな長柄小学校だったと記憶しています。あれから35年、補修を重ねながら多くの子供たちが学んでいることと思います。子供たちの生活の場です。安全性はもちろんですが、精神面もあわせて、臭いと言われるトイレの改修は急がれるものと考えますが、整備の年次計画と方向性をお尋ねします。
また、学校の耐震化ですが、私は3月11日の震災時、横浜の高校の体育館で学校の説明会を聞いていました。頭の上で大型のスピーカーが大きく揺れ大変不安を感じました。被災地では体育館の天井が落下するなども報道されています。葉山の体育館の耐震化そのものは終わっているとのことですが、体育館内には天井、窓ガラス、スピーカー、バスケットゴール、照明等々、大きな物品が多々あります。どれか1つでも落下すれば大きな事故につながります。災害時には避難場所ともなる学校の体育館の内装、設備の耐震性はどのようになっているのでしょうか。
 次に中学校給食について伺います。要望の多い中学校給食ですが、神奈川県では17%と、大阪に次いで全国2番目に低い実施率となっている中で生活をしていると、中学校給食がないのが当たり前という感覚にもなってしまいそうです。しかし全国では80%以上の実施率です。食育の観点からも実施に向け前向きに検討していくべきだと考えます。愛情弁当という方もおられることは承知していますが、今、仕事を持たれる主婦がふえている社会状況の中で、中学校給食を求める声は大変多くなってきています。今実施している小学校給食と一緒につくって葉山中、南郷中に届けるなど具体的な提案もなされていると聞いていますが、実施に向けてどのように検討されているのでしょうか。また、昨年度葉山町立中学校給食調査策定委員会が設置され、現地の視察等も行われてきましたが、検討を早め、早急な実施をされることをお願いいたします。教育長のお考えをお伺いいたします。
 次に防災関連についてお伺いします。3月11日の東日本大震災では、日本国内だけでなく世界にも大きな影響を与える被災状況となっています。いまだ行方不明の方も多く、避難所生活を余儀なくされている方にも一日も早い安息が訪れることを願いながら質問します。まず、この大震災を経験し、自然の力はとても大きく天災は避けて通れるものではないと改めて感じ、この経験を今後の防災にどう生かすことが大変大事なことと感じています。ここ葉山も海がすぐそこにあり、地震イコール津波と頭をよぎります。震災時の防災無線の声が「避難だ、逃げろ」と叫び声になり、その声を聞きながら走って逃げ、助かった方々がたくさんいらっしゃることと思います。
では、葉山ではその防災無線、どうでしょうか。24年も前の古いもの。メンテナンスのときには部品はなく、特注にて修理を行っていると聞いています。難聴地域と言われる地域にはどのような対応がされているのでしょうか。防災無線を聞いている方は、葉山は山が多いから聞こえなくてもしょうがないと思われている方が多く、災害時には命を守る重要な防災無線です。しょうがないのでいいのでしょうか。修理部品のない防災無線機の今後の行方についてお尋ねします。
そして災害時だけでなく、日常の生活時にも私たちの命を守ってくれる消防職員の方々ですが、県下最低の充足率で行われているのが現実です。そして職員として採用が決まっても、すぐ実践ではなく養成期間があるとのこと。震災を踏まえての採用計画の前倒しは考えられているのでしょうか。私は先日、被災地に3日間ですが、石巻市のほうに葉山の仲間と行ってまいりました。被災の状況はテレビで見るよりははるかに悲惨、何キロも何キロも続いていました。どこから手をつけていいのか、何を手伝っていいのかわからない状況でした。私が被災地に出向いて感じたことは、今すぐ役立つのは人で、人的応援が大切、大事だと思いました。被災地への募金支援は大切ですが、報道にもあるように、被災者に届いているのは3割程度で、今すぐに生かされてはいません。支援物資を送っても被災された方々に届ける手がなく積み上がっているのが現実でした。6人で行き3日間、床板をはがし床下の泥、腐敗した魚を汲み出す、その作業を続けてまいりましたが1軒しかできませんでした。そのようなお家が何軒も何軒も続いています。これから梅雨に入り夏が来れば、さらに生活環境は悪化していきます。一日も早い片付けが必要です。葉山町として行政の支援も必要ですが、広く町民の方に支援を呼びかけ、人手、多くの支援隊を送り出すような手だてを考えるべきではないでしょうか。また、毎日の報道を見て、直接個人的な支援をしようとなされる方もおられるのではないでしょうか。こうした方々への便宜を図るなど、行政としてできることが幾つかあるように思います。何らかの支援策、人的支援策を考えられておられますか。直接支援に向かわれる方に対し、高速料金、石巻市でしたが、被災地ボランティアに行かれる方には支援、無料という手続がありました。ボランティア保険など町が負担するなど、可能なものもあるのではないかと考えます。町としての支援策についてお伺いいたします。
以上で第1回目を終わります。御答弁よろしくお願いします。
○議長(畑中由喜子君) 答弁を行います。
○町長(森英二君) 2番目、窪田美樹議員の御質問に順次お答えしてまいります。
 まず1項目目の福祉施策についての1点目、介護保険制度についてでお尋ねでございますが。介護保険制度は高齢者が介護サービスを必要とする際、だれもが介護サービスを利用することが可能となるよう、40歳以上の方々が保険料を納め、社会全体で高齢者を支え合う制度として設立をされました。介護保険制度の開始から約10年が経過し、町民の皆様にも制度が浸透してきたところですが、介護認定者の増加や介護認定後の利用率の上昇、利用範囲が拡大してまいりました。現在、平成24年度から26年度までの第5期高齢者福祉計画及び介護保険事業等計画の策定中であり、町民へのアンケートと調査を実施したところでございます。今後はこのアンケートによる町民の皆様の御意見やその意見を受けての有識者からの意見も考慮しながら、さらなる介護保険制度の適正な運用に努めてまいりたいと存じます。
 次に、特定待機者解消と在宅介護についてのお尋ねでございますが、特別養護老人ホームへの入所待機者につきましては、本年4月1日現在で町内施設の待機者148名、町外への施設待機者30名、合わせて178名となっております。この待機者対策につきましては、先ほど平成24年度から26年度までの第5期高齢者福祉計画及び介護保険事業計画の審議結果が反映することとなります。単に増床による待機者解消では個人が納付する介護保険料にも財源を求めることとなるため、慎重に審議する必要がございます。また、町民へのアンケート結果によれば、介護を受けたい場としての自宅と回答した人が55.7%と最も高く、在宅介護の必要性を強く感じております。これらを勘案しながら今後の第5期計画を検討してまいりたいと考えております。
 次に、子宮頸がんワクチン接種の実態とのお尋ねでございますが、さきの平成22年第4回定例会におきまして補正予算を御承認いただき、平成23年1月1日から当時の中学3年生を対象に子宮頸がんワクチンの接種を開始いたしました。平成22年度における実績は対象者135人で、実際に接種された方は1回目が19人、2回目が11人で接種率は14.1%となっております。平成23年度につきましては、中学1年生から高校1年生までを対象に実施する予定でしたが、現在ワクチンが不足をしている。このような状況から、当分の間初回の接種者への接種を差し控え、既に接種を開始した方への2回目、3回目の接種を優先して行っております。夏ごろまでには順次ワクチンの供給が開始される見込みですので、時期を見て新たに対象となる方々には御案内をしてまいりたいと思っております。
 次に防災関連につきまして、震災後の町の防災資機材及び体制についてのお尋ねでございます。平成11年度神奈川県地震被害想定の中で、南関東地震における葉山町の被害数値は、死者数470人、避難者数5,300人であることから、この被害想定を参考に防災資機材や備蓄食料品について数値目標を立て、更新しながら備蓄中であります。3月11日に発表された津波警報に伴う避難者に配付した食糧や飲料水は、臨時議会で報告しましたとおり、補正予算にて補充をさせていただきました。今後におきましても、県が公表する新たな被害想定等を参考にし、また地域の方々の意見も受けながら、備蓄資機材等購入について継続していく計画でございます。
次に、災害ボランティアに行って感じてることとのお尋ねでございます。当町におきましても、避難所の応援職員派遣要請を神奈川県から受け、4月から現在まで4名の職員を平均8日間派遣をさせました。主な業務としては、石巻市にある各避難所の支援活動であります。想像以上の被害状況の報告とあわせて、活動の内容は各避難所のボランティアと協力しながら、避難生活者の負担の軽減に役立つ支援ができたのではないかと報告を受けております。今後も県との調整を得て、緊急消防援助隊の派遣や職員の支援活動を積極的に実施していく予定でございます。
以上で私の担当するところの第1回目の答弁とさせていただきます。
○教育長(豊田茂紀君) 3番 窪田議員の御質問にお答えいたします。まず学校施設整備についての1点目、学校トイレについてのお尋ねでございますが、学校施設整備につきましては学校耐震化計画に基づき、耐震整備を中心に緊急性の高い設備の整備や老朽化した施設の改修などを優先的に推進してまいりました。学校のトイレにつきましては、平成18年度に耐震補強工事に合わせ上山口小学校校舎のトイレを、平成20年度には一部を除き葉山小学校校舎のトイレの整備を行いました。また、屋内運動場につきましては、耐震補強工事に合わせて、みんなのトイレの設置を含めた大規模改修を行っており、平成22年度は上山口小学校と南郷中学校の屋内運動場のトイレ整備を実施したところでございます。今後のトイレ整備につきましては、現在平成24年度に一色小学校のトイレの浄化槽を廃止し、公共下水道への接続を目指し、一色小学校公共下水道接続工事調査設計業務に取り組んでいるところでございますが、学校からの要望、町の財政状況、さらには東日本大震災の影響で延期が予定されている国庫補助の状況等を考慮し、改修が必要な小・中学校の整備に取り組んでまいりたいと思っております。
 次に2点目、中学校給食についてとのお尋ねでございますが、当町の中学校では牛乳を配食するミルク給食を実施しておりますが、議会での御質問を受けて、平成21年9月から、中学校給食職員調査検討委員会を設置し、調査研究を進めているところであります。平成21年度は町内の学校給食の現状を把握するために、各小学校の給食現場に赴き、実際に調理している給食調理員との意見交換や情報収集などを行いました。引き続き昨年度は実施事例を調査するために、センター方式の三浦市とデリバリー方式の海老名市をそれぞれ訪問し、中学校給食の現状を見てまいりました。今後は各方式のメリット・デメリットを初め、財政面、実施方法等、多方面から検討し、当町規模に適合した方式についてさらに研究してまいりたいと考えております。以上であります。
○議長(畑中由喜子君) 再質問を行います。
○3番(窪田美樹君) まず介護保険制度についてお伺いいたします。国が改定を検討している内容、介護保険のサービス内容ですが、要支援など軽度な方に対する手だては各自治体に移行する方向が示されているといいます。今現在決定ではないですが、町ではどのように検討していらっしゃいますでしょうか。お伺いします。
○保健福祉部部長(高梨勝君) はっきり言ってまだ具体が示されてません。今おっしゃられたとおり、要支援から自立になればサービスが途切れちゃうんじゃないですかと、苦労してる人はどうするんですかということがあります。そういう疑念もですね、早く払拭できるよう、その辺についてよく詳細を検討させていただきたいと思います。またこういうサービスっていうのは、変更時に必ず不安というものはついてきますが、自治体としては運営時に必ずそのサービス低下にならないように何らか考えていくっていうのでこういうサービスを行っておりますので、そういった形になろうかと思います。それで具体的にくれば、各市町村でいつもやることは、国に対してですね、意見を上げるといった形ができるんではないかと思っております。
○3番(窪田美樹君) 私も介護保険の制度の中で仕事をしてまいりました。介護職はきつい、汚いと、とても嫁をもらえるような仕事ではないという現場、そのつらさは大変わかっております。制度を改めようにも町より国に上げていかなくてはという、大変つらい職場でした。しかしお年寄りの方、利用されてる方々からの笑顔を見ると、私は安心して安らぎながら仕事が続けていかれるような状態でした。そういった方々の笑顔を奪わないように、町として独自の政策、そのサービスがこぼれることがないように重ねて求めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 続けて、すいません。自宅で介護を受けたいと希望されている方は55%を超えていると言われています。しかしそれでも入所待機者が178名いらっしゃるということでは、自宅で介護を受けたいけれど、自宅で介護ができずに入所を希望される方がいらっしゃることと考えました。施設整備では、その入所される方の解消のために施設をつくるというのでは、大変な費用がかかってくると思います。その大きな施設をつくるのではなく、グループホームのような小さな施設も必要と考えますが、そういった町での待機者の解消方法についてはいかがでしょうか。
○保健福祉部部長(高梨勝君) この問題というのは、非常に難しいところで、本当に入所が必要で、せっぱ詰まった方の人数が178かといいますと、そこまではいってないと思います。介護度がもうちょっと低くても、先ほど議員が申されたとおり、予約しておこうかなという考えもありますので、その辺のところもよく分析しなければいけないことと、それから、やはり特養の場合ですね、単に計画の中に増床という形、それから建設という形になりますと、40歳で、これから社会保障が負担増になっていると言われている40歳代の方々にも負担を強いてもらわなきゃいけないという形の2つの面がございますので、その辺もよくですね、判断していただくように、この  の中でいろいろな先生方に意見を求めているところでございます。それからまた、本当に大切な、昔、僕なんてよく言われたのが、自分ちの畳の上で死にたいという、この言葉というのは日本人なら残っているんじゃないかなということもありますので、在宅介護についてもどうサービス充実させていくんだという中を、この計画の中でまた練り直していただくように、検討をいただいているところでございます。
○3番(窪田美樹君) 検討、検討と言って、なかなか前に進んでいかないのが現実です。私も実際施設の中で働いていて、本当に待っている方の声を耳にしています。入れないといって待っている方がいらっしゃるのも現実なのです。ですので、その方々へ対しての解消方法を早急に求めていきたいと思います。
 次に、子宮頸がんのワクチンについてですが、初回の接種を控えてもらい、2回目、3回目の方を優先すると言われておりますが、2回…3回接種が必要ですから2回目の方を優先…1回目、2回目の方を優先されるのは当然です。しかし、まだ1回も受けていないけれど接種を希望している子供さんについて、順次おくらせていく。そしてワクチンの状況によっては年度内に接種できないことも起こり得るのではないかと考えています。そのお子さんたちは、高校1年の子は年度がかわると高校2年になってしまい、その接種対象者から外されて…外れてしまいます。その方に対して何か対策はお考えでしょうか。
○保健福祉部部長(高梨勝君) 22年からの流れを見ますと、やはり年度をまたがっても対象者としてるという形になってますので、当然3回目、2回目の方については24年度についても対象にしなければ、何のためにやってるんだということになりますから。高校生の方も本当にその気持ちがあったら、不安になってくるというふうに思いますので、この辺については最大の配慮をさせていただきたいというふうに今、考えておりますが、どうも情報的に聞きましたのが、そろそろワクチンが入ってくるよと。出回るよと。ですから、それは高校生の方から始めたらどうですかという形で、そういうふうに後ろが決まっている方の配慮も考えながら行っていきたいなとは思っております。
○3番(窪田美樹君) 私が次の質問として接種順番ですが、若年、若い方に効果があると言われるワクチン接種、新規の対象者となる中学1年生よりも高校1年生を優先すべきではないかと考えております。と質問しようと思いましたら、そのお答えがいただけました。ただ、明確なお答え、決定事項ではないので、それを決定事項として高校1年生から順番に受けられるように、そして期限が切れてしまったからといって、接種をあきらめるというか、断念する。高額なワクチンですから、お子さんや親御さんもいらっしゃるかと思います。そういう方々に対してお知らせ、期限は切れてしまっているんですけど、こういうワクチンが不足という状態も踏まえ、有効期限を延ばしましたというようなお知らせもいただければ、その町の施策の効果にもつながると思います。そちらのほうも御検討願いたいと思います。いかがでしょうか。
○保健福祉部部長(高梨勝君) 有効期限については、チケットの中に入ってますので、そういうような事態になりましたら、その有効期限の延長はそういう方々にお知らせとともに、医療機関を決めてますので、医療機関のほうにもその期限が切れてもできるような形でという、その二重のですね、ことはやろうというのは、もう検討しております。それから、先ほどの高校生の順番というのが常識線の中でありますので、決定という気持ちでいいんじゃないかなとは思っております。
○3番(窪田美樹君) 実際、私の子供は高校1年生ですが、期限が切れています。そのお知らせは届いていません。ですので、やはり今、届けていただければと思います。よろしくお願いします。
 次に、学校のトイレですが、最も臭いと、町の方でも認めている長柄小学校のトイレ、予算のほうでも計上されていませんでした。長柄小学校のトイレのほうの改修、24年度には一色小学校の下水道調査設計業務、恐らく25年度に接続実施となるのではないでしょうか。そして、その後すぐに手をつけても、長柄小学校は26年度以降となると思います。一番臭いと認められている中でも、なぜ改善計画にも入っていないのでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君) このトイレの問題については、ここ何年間か御質問いただいていることですが、率直に申しまして今おっしゃったように一色小学校をまずさせていただきたい。26年度以降になるんじゃないのという推測は、多分そうなるかな。なぜそういう早めに計画立てられないのということについては、これはもう率直に財政上のこともあるというように申し上げなければなりません。すぐ財政、財政で、財政のせいにするなよと言われることがあるんですが、率直なところそういうことであります。例えば、長柄小学校のトイレよりも浄化槽、外にある浄化槽のにおいのほうが強い。トイレ、全く無臭とは申しません。1カ所だけちょっとにおいがあるところあるかなと私自身は感じておりますが。それ、ちょっと教室からは離れております。浄化槽の…外の浄化槽は風の状況によっては、これは空気抜きといいましょうか、臭気抜きの構造の影響があるというように聞いておりますが、例えばこれをやるにしても、概算で2,000万円かかる。正確な数字ではありませんが、概算でというように伺っておりますので、やはり財政上の問題もあるというように考えておりますので、すぐこれについて年次計画をお示しできないという状況であります。
○3番(窪田美樹君) お話にありました長柄小学校の浄化槽、下水道に変えるという話も聞いております。長柄小学校は市街化調整区域ではないのでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君) 市街化調整区域ではないのか…区域なんですが、下水道の担当の考え方というのは、そうであるなしにかかわらず、公共施設については下水道に、公共下水道に接続するのが望ましいという考え方を持っておりますから、そういうことであるとすればということで申し上げました。
○3番(窪田美樹君) それでは、市街化調整区域ですが、公共の施設ということで、その変更の、市街化調整区域への変更の手続などは不要だと考えております。手続が必要ならば、さらにおくれてしまうのではと心配をしております。下水道に…しかし下水道に接続するのと一緒にせず、乾式のトイレに変えるだけでも、下水道の…ごめんなさい。乾式のトイレに変えるだけでも早急に実施すべき。必ず予算が、予算がと、やはり同じお答えになってしまいます。しかし、優先順位、子供たち、私たちが大切な、私たちの大切な葉山を守っていってくれる子供たちです。本当に学校の思い出が臭いトイレというのは、私の子供の卒業文集に載っていたことです。修学旅行や運動会ではない、学校の臭いトイレが思い出というのは、余りにも葉山の生活環境、学校の教育環境で、とても喜べる状態ではない、そう思います。子育てをしたい、葉山だから子育てをしたいと思われる方々はたくさんいらっしゃる中で、その卒業文集を見せたらどう思われるでしょうか。予算の計画、必要だと思いますが、もう少し優先順位、考えていただきたいと思います。
 体育館の耐震化についてお尋ねいたします。各学校の体育館の整備や耐震対応はされているのでしょうか。
○教育部部長(上妻良章君) 今回の地震でですね、大規模空間の劇場等におきまして、天井が落ちて事故があったということは、これら承知しているところでございます。各体育館につきまして、これ、附帯施設につきましてはですね、耐震工事の躯体の実施のときにいろいろ調整等しておるところでございますけれども、耐震工事終わってからかなり時間がたっておるところもございます。天井につきましてはですね、一色小、長柄小、葉山中学、葉山小学校は、まだ天井が残ってございます。葉山小学校につきましては天井が残っておりますけれども、これは耐震の構造になっておりますので、これは安全だというふうには考えております。議員おっしゃるようにですね、優先順位に関しましては、事故等も含めまして高い部分ではあろうかなというふうには思ってございます。南海・東南海地震の情報等もあるところでございますので、何回も同じことを申し上げてしかられるかもしれませんけれども、財政状況等を考えましてですね、今後早急な対応についてですね、検討させていただければと思っております。
○3番(窪田美樹君) 何かその優先順位を決めるのはだれなのかと、常に疑問に思います。落下の可能性があれば、その落下の防止策など対応を考えられているので、天井の落下やスピーカーや等々の落下の可能性があるような考えを持っていられるのであれば、防止の対策などはとられているのでしょうか。
○教育部部長(上妻良章君) 先ほど答弁させていただきましたとおり、今、具体のですね、何年にこの年やるというような方針等はとられてございませんけれども、今後の安全性等を含めましてですね、防止等も含めまして、対応については検討させていただきたいと思っております。
○3番(窪田美樹君) 地震が起こらないことを願うのがいいのかはわかりませんが、できるだけ早い対応、本当に避難をする場所でもあります。子供たちが安全に暮らしていけるように、お願いをいたします。
 中学校給食についてですが、21年度から検討を始められ、この23年度でもさらに研究を重ねると言われておりますが、相変わらず検討、研究だけで、実施されるのかもはっきりされておりません。具体的に実施する御意思はおありなのでしょうか。実施の意思があるのであれば、何年度に実施するために、これとかこれとかの検討が必要と、具体的に示していただきたいと思います。いかがでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君) 学校給食について、今の御質問、ちょっと大きな御質問だなというように受けとめております。21年度、22年度で調査検討委員会を進めてまいりました。あの検討内容については、資料等でお示しさせていただいたかと思いますが。実施する、しない、どちらかの方向性を示すことはできませんでしたので、もう少し私としては23年度以降も検討、組織の工夫も含みながら考えてまいりたい。そういう中で、私自身は個人的には中学校給食について考え方を持っておりますが、それを調査検討委員会の中に反映させていこうという考え方は持っておりません。実施するとすれば、どういうような形でやるのが財政上の問題も含めていいのか。そういうことも含めてですね、検討をもう少し進めてまいりたいということですから、ここで何年度からというところまでは、そういう意味で大きな問題の御質問だったというように申しましたが、そこまではまだ申し上げることはできません。
○3番(窪田美樹君) 私が資料を見ていた限りでは、24年、本年度も継続的に審議をしたい、検討したいということが書かれていませんでした。23年度の調査で、終わっているのか、調査しましたということで報告書ができ上がっております。続けての検討されるのかどうかをお伺いしたかったので、続けて検討されるということですので、具体的に皆さんの御意見、もちろん給食が…中学校給食を望まれない方もいらっしゃいます。そういう方の御意見を聞きながら、前向きに進めていただきたいと思います。
 防災についてお伺いいたします。先日、議会に報告されました期限切れの飲料水のことですが、別に保存し、手洗いなど飲料水以外にも…飲料以外に利用するために保存してあると言われておりました…報告を受けました。その保存場所、また別の場所に保存するから大丈夫というようなニュアンスにとれました。しかし、それを別のまた違う場所でも保存するということは、間違って配ってしまうようなことが重ねて起こらないとも限りません。期限切れとなる前に、防災訓練等で参加者に配るなど、生きた活用はできないものなのでしょうか。
○総務部部長(稲山孝之君) 3月11日の避難者の方につきましては、飲料水については大変御迷惑をおかけしました。その処置につきましては、切れた飲料水についてはですね、確かにこれらの保存や利用については、はっきりした対応をしたいと思っております。今、御指摘にありました防災訓練などにですね、活用するようなことも含めてですね、これから利用していきたいと。ちょっとその辺も調査をさせていただきます。
○3番(窪田美樹君) 災害はいつ起こるかわかりません。もしかしたら今起こるかもしれません。調査、なるべく早く、そして検討していただきたいと思います。私がボランティアに行き…防災無線の聞こえの悪いと言われている防災無線ですが、計画的に見直しが24年も前ということで、今の段階、震災を踏まえる前の段階での計画もあったかと思います。防災無線の改善に向けての何か計画はおありでしょうか。
○総務部部長(稲山孝之君) 難聴地域の住民の方には、皆様には大変御迷惑かけております。その対策といたしましては、防災無線の整備を変えるということもございます。ただ、それに対しては多額の費用がかかります。今現在、町が難聴地域の方にですね、対応させていただいておりますのは、防災情報メール、それから消防テレホンサービス、それから町のホームぺージ、それと湘南ビーチFMの協力を得てですね、できる限り難聴地域の方に対してはですね、それらの対応をしてですね、できる限り防災情報をですね、得ていただきたいというふうに思っております。
○3番(窪田美樹君) 費用がかかるのはもちろんわかっております。その防災無線、費用がかかるのを計画的に改善する、その計画はおありでしょうか。
○総務部部長(稲山孝之君) 災害の重大な情報機関でございますので、皆様に伝える防災無線をですね、施設としては大切なものと認識はしております。現在、防災無線のですね、計画についてはですね、今どういう状態で、いつまでにということに対してはですね、明確なちょっとお話はできませんが、今、箇所がですね、防災無線は42カ所ございます。局ございます。それを現在のものが24年間たっておりますので、実際にしてはアナログ系の現在は対応させていただいております。これをデジタル系にした場合にはですね、約2億強の多分事業費がかかるというような試算はしております。それについてですね、どういうふうな整備をしていくかですね、御指摘どおり経過をもった形をですね、検討しながら、また調査を重ねながらしていきたいとは思っております。
○3番(窪田美樹君) 24年もたつ前に、検討して始めていれば、今ごろもう少しいいようなものが聞こえているのではないかと感じないではありません。防災無線、お年寄りの方がおうちの中にいて聞こえづらいということもあるかと思います。その方々にパソコンをあけなさい、どこかに電話をかけなさいというのは、とても大変な作業と思います。そういう方、弱者に対しての配慮もあわせて御検討をお願いいたします。
 私の友人のお母さんですが、海のすぐそばに住んでいます。防災無線で「避難しなさい。津波が来ます。避難は葉山小学校です。」と伝えられても、避難するのに私は葉山小学校まで歩いて行けないという声をクラス会のときに聞きました。私は、ああ、そうなんだなと、改めて感じました。避難対策についても、地震が起きた、こんな大きな災害が起きた後です。早急に防災に対しての葉山町としての改善を切に望んでまいります。
 私、ボランティアに支援活動、被災地のほうに行ってまいりました。そして行って感じたのは、人の手が一番に、今一番に必要だと感じております。葉山町では町の職員の方や消防署の職員の方は、町として送り出していると伺いました。しかし、人的な応援、一般町民の方々に参加者を募るなど、町として何かボランティアを送るとしての考えはおありでしょうか。
○保健福祉部部長(高梨勝君) ちょっと確認してないんですが、町民ボランティアの役割を担っていただくのは、どこの地域でも社会福祉協議会のほうで行っておりまして、その町民ボランティア同士の間でボランティア派遣して、そこの社協が事務局になって、市のどこそこへと、そういう部分でやっていると思うんですが、そういう形でなると思いますので、ちょっと私もですね、その出だしのところ、ちょっと社協と話ししたときに、そのボランティア関係のことをやっているという話聞いてますので、その辺のところで積極的に行っていただいてると思っております。
○3番(窪田美樹君) 私もボランティアとして行くときに、自分の食べるもの、寝床、すべて確保して現地に行って作業をするということをしてまいりました。しかし、その行くまでの間、ガソリン代、もちろん遠いですから、日帰りというわけにはいきません。会社が仕事の休みの間、そういった日にちを選んで作業、そして行くのにも交通費もかなりの負担になります。現地まで行くのにも、ガソリンもかかります。それも踏まえて、さらに仕事の休みの間ということも考えての作業になると、どうしても行きたくてもちょっと事情がという気持ちになってしまいます。そんな中で、町として少しでもそういう方々に負担、少しで補助のような形をとるお考えはおありでしょうか。
○保健福祉部部長(高梨勝君) もともとがボランティアの考え方というのは、補助を受けてやるものでなく、自分のできる範囲を、自分のできることをやるというのが本当のところかなとは思ってます。ですから、災害が最初に起きたときには強靱の人。で、町の避難所に行く者の手を挙げろと言ったときには、まず避難所だから、プライバシーがないから男だけ来いと。おふろ入れないから、男だけ来いとか、そういう仕分けのこともありまして、できるところからできる人、落ち着いてきたときには、こういうふうに行ったらどうですかという形になりますので、今、政府が考えているのは、交通、そこへ行く手段、ただにしますよというふうになってますので、徐々にそういうふうに、できる範囲の中でやっていただけるというのが原則で考えていただければと思います。
○3番(窪田美樹君) 私もボランティアという観点では、見返りを求めないということ、前、子供のサッカーのときに学びました。サッカーの役員をする、学校の役員をする。それはボランティア活動だというお母様方、御父兄の方もいらっしゃいます。しかし我が子が通うような学校の役員、それはボランティア活動ではないと感じておりました。そのようなボランティア活動、しかし今回の震災は息の長い支援になると思います。毎回毎回そうやって行ける事情がおありの方だけではないと思います。少しでもそういう負担を減らすように、長い支援のための葉山町としての支援を考えていただけるよう、葉山町としてできること、葉山町でできる活動を私は求めてまいりたいと思います。ボランティア保険、災害時のボランティア保険は490円だったと…420円かな。490円かな。そのくらいの負担だったと思います。それを掛けて被災地に行ってまいりました。その400…金額の多さとかではないんです。少しでも葉山町がこうやってほしいって望んでいること、その人たちに対しての支援を求めていきたいと考えております。
 私、この仕事にかかわるようになりまして、お役所仕事というのを切に感じております。何か質問しても、検討中ですとか調査中ですと、なかなか前に進んでいきません。様子も見えてきません。私が仕事を、前の介護の現場で困っている方々に対しては、すぐに手を差し伸べるという解決方法をしてまいりました。今、私の耳に届いている困ったという不安・不満を述べられている方に対して、私は今、調査中なんですとか検討中なんですとしかお答えできないのは、とてもつらいと思います。町の事情、予算がない、計画が計画中だからという町の事情も大変よくわかります。しかし、今必要とされている方々に、できるだけ早い対応をしていただけるよう、そういった目に見える対応が町政に対する信頼を高めていくのではないでしょうか。何をやっているか見えない町政、だから議員の報酬を減らせとか議員の数を減らせとか、町の職員の数を減らせとか、そういったことにつながってきているんだと私は感じてしまいます。つい数カ月前まで、本当に一般町民として私は生活をしてまいりました。しかし、こうして町政を眺める立場になってから、切にそのことが感じられていきます。ここに住まわれている方々、葉山に住まわれている方々は町がよくなることを望んでいられる。みんなそうだと私は感じました。町長や先輩議員の方、そして議会、この町役場に働いている方々も、皆さん葉山をよくしたいと考えられています。少しでも早くに皆さん、町民の方々が安心して暮らし続けられるような葉山になるように願っております。どうぞ皆さん、頑張って、葉山をよくしていきます。どうぞよろしく御指導をお願いいたします。これにて私の質問、終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(畑中由喜子君) これにて3番 窪田美樹議員の一般質問を終わります。
 この際、昼食のため暫時休憩をいたします。再開は午後1時からといたします。
                                    (午前11時59分)
○議長(畑中由喜子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。        (午後1時00分)
 町長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
○町長(森英二君) 大変申しわけない。一部訂正をさせていただきます。先ほどの3番 窪田議員とのやりとりの中でビーチFMが受信できる携帯のラジオ、これを3,000台出していると言ったのは、2,000台の誤り、そのうち700台が高齢者に向けて、あと1,300が一般町民というふうに訂正をさせていただきます。申しわけございませんでした。
○議長(畑中由喜子君) 一般質問を続行いたします。第3番、12番 金崎ひさ議員、登壇願います。
○12番(金崎ひさ君) 12番 金崎ひさでございます。通告に従いまして、2項目4点について質問をさせていただきます。もう既に同僚の質問が繰り広げられている部分もございますので、第2質問において考慮させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 まず1項目目、安心・安全のまちづくりについて伺います。去る3月11日に勃発いたしました東日本大震災は、未曾有の被害を各地にもたらし、日本のみならず世界の人々が大きな驚きとともに、深い悲しみを共有いたしました。お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするばかりでございます。この多大なる犠牲の上、多くの教訓を関係各位に残し、この体験をこれからの安心・安全のまちづくりのために生かしていくことが私たちの課題と痛切に感じております。
 ここ葉山町においても、大きな揺れとともに停電、そして大津波警報の発令、避難所への避難指示などがなされました。結果的には町内においての被害はなく、一安心でございましたが、葉山町の防災、そして安心・安全のまちづくりにとって、日ごろの訓練からでははかり知れない課題を官・民ともに感じたことと存じます。防災マニュアルの変更等も含めて、町行政としてどのような教訓を得たのかということをお聞きいたします。
 まず、町民への情報伝達体制に対する課題、そして避難所での課題をお伺いいたします。そして、園児・児童・生徒の安全性の確保についてお伺いいたします。私が申すまでもなく、被災地での子供たちの被害状況は、心痛めることばかりでございました。そして、助かる命が対応のまずさにより失われてしまったという報道も目にしております。万が一に備えてのお考えを伺います。また、今回の東日本大震災の被災地及び被災者に対し、葉山町としてもさまざまな支援を行っておりますが、そのような他自治体との連携体制の確保に関する課題など、ございましたらお伺いをいたします。
 そして、先ほど申し上げましたように、葉山町でも今回の大津波警報発令に際し、多くの方々が避難するという経験をされました。日ごろの訓練では経験できないような、せっぱ詰まった体験をなさったはずでございます。そのような実際の体験を生かした防災マニュアルをつくり上げるためにも、町民との意見交換会を開催すべきと思いますが、いかがでしょうか。御答弁をいただきます。
 2項目目はごみ問題について伺います。5月に町内7カ所で開催されました町民との意見交換会での御意見を、どのように町として把握し、どの部分をごみ行政に生かすのかをお伺いいたします。
 そして、3月29日に告示されました葉山町ごみ処理基本計画について伺いながら、ごみ行政の将来展望について明らかにできればと思っております。今、ダイオキシン類の発生により稼働停止しております焼却炉について、半年以上がたとうとしておりますが、全く解決の見通しが立っておりません。どのようにするおつもりなのかをお伺いいたします。そして、収集方法も見通しが示されておりません。町長の在任期間も押し迫っておりますので、現実を見据えての御答弁をお願いいたします。また、ごみ半減の方策について伺います。ごみ処理基本計画においては、目標は平成25年にごみ量が5,459トンになっております。現在は8,929トン、いかようにして目標を達成するおつもりなのかをお伺いいたします。そして、経費削減の方策についてもお伺いいたします。ごみ量と同様に、平成25年度には7億円以下にするという目標を掲げております。ぜひ目標に向かって進めていかなければならないことでございますが、町長の考えている方策をお示しください。
 以上で私の1回目の質問を終わります。御答弁をよろしくお願いいたします。
○議長(畑中由喜子君) 答弁を行います。
○町長(森英二君) 3番目、金崎ひさ議員の御質問に順次お答えをしてまいります。まず、第1項目の安心・安全のまちづくりについて、1点目の東日本大震災を教訓として葉山町に反映すべき事項について伺うの中で、町民への情報伝達体制についてと避難所について、また他自治体との連携体制の確保についてのお尋ねでございます。まず、停電になったときの対応として、防災行政無線の伝達の重要性が挙げられます。この装置は、昭和62年4月6日開局後、約24年を経過し、老朽化が進んでおりますので、今後はデジタル化の更新計画を行うとともに、この装置にかわる有効な手段等について当町の地形からくる聞きづらさの解消に向け、研究等を継続し、事業の推進を図ってまいります。また避難所についても、現在神奈川県下13沿岸市町の首長の連盟で現に津波予測の再検証を依頼中であり、また町として独自の調査研究を行い、その結果において適所へ増設することを検討しております。
 次に、他自治体との連携体制についてお尋ねでございますが、現在三浦当4市1町による三浦半島地区広域防災対策推進連絡協議会と湘南7市4町防災事務連絡協議会に当町も構成員となっており、それぞれ広域的な防災対策の推進と防災業務の円滑な運営を図るため、合同訓練の実施や防災研修会に参加し、連携を深めております。今後もさらに各市における防災情報の提供や共有を含め、相互の防災力強化を図る目的で継続してまいります。また、地域防災計画の見直しとBCPの策定について、スピード感を持って実施するように指示を出しているところでございます。なお、現在本町で使用している情報システムのバックアップとして、住民情報が記録された磁気テープを群馬県草津町に保管をお願いしております。また、本年10月よりスタートします神奈川県町村情報システム共同化に伴い、データを県央にあります株式会社日立情報システムデータセンターで管理し、広域的な活用を行うことにより災害発生に備えてまいります。
 次に、園児・児童・生徒の安全性の確保についての中で、児童・生徒については教育長より答弁がされると思いますが、私はここでは保育園の園児についてお答えをいたします。葉山保育園におきましては、毎月1回の避難訓練を行っており、毎年1回の引き渡し訓練も実施しております。このたびの震災時におきましても、日ごろの訓練を生かし、落ち着いて行動することができ、安全に園児を保護者へ引き渡すことができました。今後も訓練を重ねて、園児の安全性確保に努めてまいります。
 次に、防災対策についての町民との意見交換会開催についてのお尋ねでございますが、町民との意見交換は大切なことと認識しております。町内には28町内会・自治会すべてに自主防災組織が結成され、年に数回、地域の防災訓練を実施しておると聞いております。この町内会等による防災訓練は、実動的な訓練と防災講話が主なもので、担当からは東日本大震災以降、訓練時において講話主体のメニューが多いと報告を受けております。このように町民との意見交換については、小さなものから規模の大きな意見の交換の場を含めて、必要性と要望を聞きながら実施していきたいと考えております。
 次に、ごみ問題についての1点目、町内7カ所で開催された町民との意見交換会の総括についてのお尋ねでございますが、この意見交換会は、5月の20日から24日にかけ、町内7カ所で開催し、延べ303人が参加いただきました。意見交換会では、この夏ごろに導入する予定としていた新たな分別収集方式の導入時期が夏には導入することができなくなったこと、及び資源ステーションや戸別収集、指定袋の制度などを他自治体の成果も交えながら説明し、町民の方から御意見や御質問をいただきました。出席された町民の方には、町で考えておりますこのごみの減量政策については、おおむね御理解をいただけたものと理解をしております。
 次に、葉山町ごみ処理基本計画についての焼却炉についてのお尋ねでございますが、クリーンセンターの放流水から基準値を超すダイオキシン類が検出され、焼却炉を停止した事態を重く受けとめ、焼却炉の稼働再開については、安全性の確保を第一に考え、効率性・経済性などさまざまな角度から検討を加え、慎重に対応してまいります。
 次に収集方法についてのお尋ねですが、ごみ処理基本計画では、ごみの半減に向けて分別収集体制を改善し、わかりやすくするとともに、戸別収集、資源ステーション、指定袋を用いた収集法を図ってまいりたいと思っております。
 次のごみ半減の方策についてのお尋ねですが、このごみ半減に向けましては、さきに述べました収集方法に加え、生ごみの自家処理を推進し、ごみの半減をより進めていく所存でございます。
 次に経費削減の方策についてのお尋ねですが、今後収集方法を見直し、資源物などについては行政収集をやめ、集団資源改修を行い、ごみ減量化が進むことにより、ごみ処理経費の削減を進めてまいりたいと考えております。
 以上で私の担当するところの第1回目の答弁といたします。
○教育長(豊田茂紀君) 12番 金崎議員の御質問にお答えをいたします。安心・安全のまちづくりについて、東日本大震災を教訓として葉山町に反映すべき事項について伺うとの御質問のうちの3点目、児童・生徒の安全性の確保についてとのお尋ねでございますが、各小・中学校におきましては、災害発生時における児童・生徒の安全を確保するため、さまざまな危機に対して組織的に対応できるよう防災体制を整えるとともに、それぞれの防災計画に基づき、日ごろから避難訓練や引き渡し訓練を実施しております。このたびの震災に際しては、日ごろの訓練を生かしつつ教職員の冷静な対応と判断により児童・生徒を全員無事に保護者のもとへお返しすることができました。しかしながら、震災直後から電話回線が不通となり、保護者に連絡がとれなくなったことや、交通機能が麻痺して保護者が勤務先から帰宅できなくなったことにより、引き渡しには相当時間がかかりました。今後は緊急時においてどのようにして連絡体制を保持するのか、その整備充実が課題と考えます。また、今回の経験を踏まえ、各小・中学校の危機管理体制について改めて点検するよう、校長会などを通して指示をしております。新たに試みとしては、津波を想定した屋上への避難訓練を計画している小学校もあるとの報告を受けております。以上でございます。
○議長(畑中由喜子君) 再質問を行います。
○12番(金崎ひさ君) 御答弁ありがとうございました。それでは1項目ずつ質問をさせていただきます。同じ項目の中では、通告よりも前後することがあるかとは思いますけれども、全般的に同じ安心・安全のまちづくりについてでございますので、御容赦をいただきたいというふうに思います。
 本当に3月の11日の大震災、これは葉山町にとって・・・・にするべきだというふうに思っております。これを契機に、葉山の町民の方たちが安心して安全に暮らせるまちづくりをする・・・・をした上での実地での役に立つマニュアルづくりというものが必要ではないかなというふうに思っておりますので、反省点などをすべて踏まえた上での今後のマニュアルづくりに役立てていただきたいなということで、マニュアルをどうするんだということではなくて、どのような反省点が起きたのかということを今回はお聞きしたいというふうに思っております。
 そして、町民への情報伝達の体制ですけれども、これは広報車が回るというふうなマニュアルにはなっておりますが、これはどのような形で回られたのでしょうか。まず第一報、町民に対する第一報というのはどういう形でなさいましたか。
○消防長(有馬弘君) まず14時46分に地震が発生しましたので、14時53分に防災行政無線で津波注意報、これを発令しました。私は消防なので、消防の対応といたしましては、まず庁舎の…よろしいですか。庁舎の車両を、全車両を前に出しました。町内の海面監視ということで、海岸線の海面監視を行いました。
○12番(金崎ひさ君) 先ほど町長の御答弁でも、防災行政無線が大切だということて、このことに関して防災行政無線というのは今おっしゃったように古いということなんですけれども、今回の震災の後、やはりこの防災行政無線が壊れているという通報がございまして、私も3月の18日に町民の方から防災行政無線がいろいろ起きる…あるんだけれども、壊れていて聞こえないんだという情報をいただきまして、そして防災のほうにお知らせをいたしました。そして直ったのが4月の19日、1カ月かかったんですね。それで、直らないものではなくて、直るとしたらば、やはりこういう緊急態勢ですので、即体制を整えるというか、修理できるものであれば急ぐべきだというふうに思いますけれども、そのような苦情というのは、ほかにもまいりましたか。防災行政無線が壊れていて、あるんだけど聞こえないという部分はございましたか。
○消防長(有馬弘君) 機械の故障で鳴らなかったという苦情は過去にあります。ありました。
○12番(金崎ひさ君) 私が言った1つだけでも1カ月修理がかかっておりますので、今でもあるんであれば、早急に直せるものは直して、いざというときの対応にするべきだというふうに思いますので、お伝えしておきます。
 それから、海を持っている葉山町にとって、ヨット発祥の地ゆえにヨットで出ている人とか、それからボートで遊んでいる人とか、いろいろと海に出ている人がいると思うんですけど、海に対するお知らせというのはどういう形になっておりますか。危ないから引き上げなさいとか、そういうふうな情報提供というのはどういうふうになっているんでしょうか。町の中では。
○消防長(有馬弘君) 消防団、警戒いたしますので、状況を確認をしてですね、注意報が出ています、警報が出ていますという放送をして、海岸から速やかに上がるようにということで、これは消防だけじゃなくて、町の広報も含めてやっております。
○12番(金崎ひさ君) 届くような声でやってるんですか。どうなんでしょう。海に出ている人たちに対して、海岸で遊んでいるのではなくて、海に出て、例えばサイレン鳴らすとか、回すとか、何かそういう伝達方法ってあるのかないのかだけを聞きたいだけなんですけれど。
○消防長(有馬弘君) 現状のところ、海岸に出てサインを、上がれというサインを送ったり、消防はマイクを持っていますので、そういった方法で伝達をするようにしております。
○12番(金崎ひさ君) 今後の対応として、サイレンを鳴らすとか、そういうことも海で遊ぶ、海岸じゃなくて、海に出ていらっしゃる方が大勢いる葉山町の状況ですので、やはりそれも必要なことではないかなというふうに思いますので、提案をいたしたいというふうに思います。
 それから、いろんな議員がこの安全についてですけれども、ビーチFMが聞こえる、聞こえないというふうなことがございましたけれども、ビーチFMの所在が津波に流されそうなところなんですが、そういうふうなビーチFMが頼りにしている情報としてですね、町も頼りにしていると思うんですけれども、津波が来たときに、あそこはもうまさにそんな、何メートルの津波が来なくても流されてしまう。そして、いざそういうときに、補完場所というのはビーチFMにはあるんですか。
○消防長(有馬弘君) ビーチFMにつきましてはですね、緊急時に使用できないと今おっしゃるとおりだと思うんですけども、そういった事態に備えてですね、消防本部の司令室、こちらのほうに対応できるようになっております。当日もビーチFMの職員が参りましてですね、対応しておりました。
○12番(金崎ひさ君) それは大変安心いたしました。ふと考えて、どうなのかなというふうに思ったもので、ちょっと質問させていただきました。それで、避難所に本当に私、今回すごく対応が早かったかなと思いますし、11カ所の608名の方が避難されたということで、本当に大変なことにならなくてよかったというふうに思っております。それで、大津波警報が出たときに避難指示を出すというふうなことになっているようでございますけれども、ここにいろいろと資料をいただいております。全議員が配っていただいたと思うんですけれども、11カ所の場所も指定されて…ここに報告されておりまして、608名ということも出ておりますけれども、毛布とか水というのを配布した場所が9カ所ですか。そして配っていないところも何カ所かあるんですが、その辺はどういうふうに、ここは配る、配らないという、同じ避難所として設定したにもかかわらず、誤差があったと思うんですが、それはどういう形なんでしょうか。
○消防長(有馬弘君) おっしゃったのは、プレオールのことをおっしゃっているのかと思うんでけれども、プレオールに32名の方が避難をされたんですけども、実はプレオールにつきましてはですね、災対本部の中で避難をしている事実がちょっとわからなかったんです。私、後日、震災が終わった後日、活動服を着きて役場のほうにいましたらですね、多分、鐙摺の町内会長さんだと思うんですけども、私のところに来ましてですね、何で非常食を含めて配布しないんだということで、非常におしかりを受けました。僕、事実がわからないものですから、どういったことでしょうかと確認をしましたらですね、実は32名避難していたんだという中で、何も届かなかったということでおしかりを受けまして、確認をいたしましたら、消防の者に伝えたという、その方はおっしゃってました。服装なんかよく確認をしたらですね、どうも消防団のほう、方に伝えたらしくて、後日消防団の役員会議の中でこの話も出たんですけれども、消防本部とですね、消防団との連携が非常に悪くてですね、こういった事態を招いてしまったということが、非常に大変申しわけないなというふうに思っております。今後はこのようなことがないような対応をしていかなければいけないというふうに思っております。
○12番(金崎ひさ君) 11町内会の2,437世帯が避難勧告をしたということで、私、ここで町長も今、いいお話をいただいたんですが、大切、いろんな体験をなさった方たちの意見をいただきながら、これからのマニュアルづくりをつくっていかなければならないというふうにおっしゃっておりました。もう私は既にそういうことをなさっているかなと思ったんですけれども、やはり11町内会のお世話をした方たちとか、避難をしてくださいといって中心になって動いてきた…動いた方たちをお呼びして、どういう問題点がありましたかとか、そのようなことを聞く場を設けるべきではないかなというふうに思うんです。それでこそ生きた体験がこれからのマニュアルに響いていくのではないかというふうに思うんですが、今、消防長がおっしゃったようなことも、みんなの前でこういうふうに、どういうふうにすれば、これからは本当に、きょう今回この議会にですね、要望書が出ておりまして、その裏にですね、皆さんごらん…津波緊急避難場所提供いたしますというコマーシャルが出ておりまして、このように緊急にですね、対応してくださる民間の方がいらっしゃると思うんですね。だから、町だけが把握している避難所ではなくて、プレオールはわからなかったとおっしゃっていますけれども、そのような通報システム、ここに人がいますよというシステムをつくらなければいけないし、それで実際にそういう、本当にわからなかった、町側からなかった避難所もあったということですので、そのようなことを、関係者をせめて11町内会の方たちを集めて、そして実際に現地にいらした職員の方もいらっしゃるし、消防の団員の方もいらっしゃると思うんですよ。そういう本当に実地に体験した方たちを集めて、どうすれば葉山町のためになるマニュアルづくりになるのかというのを、早急に考えていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○町長(森英二君) それ、大変重要な御指摘でございます。で、町としても職員、それから分団員、そして消防職員、合わせて235名が24時間活動しました。特にそれは避難所での活動が多かったわけですが、多くの職員もかかわっておりますので、いろいろな問題点、こうあったらよかったじゃないかというのは、感想はそれぞれ持っていると思います。それと今の町内会で動いていただいた方々の貴重な御意見をお聞きする会を、ぜひ早急に設けていきたいと思っております。
○12番(金崎ひさ君) ぜひ近いうちにやっていただきたいというふうに思います。それで、そのときに11番議員の横山議員がきのう質問いたしましたけれども、自主防災組織、これ、21年度、森町長になってからだと思うんですが、購入の費用を削除しております。これもこの震災を受けて、どうしても必要なもの、例えば発電機とかね、真っ暗な中で何にも資源、毛布も何も来なくて、寒くて、そしてどうしようもなくて過ごしたという方の話も聞いております。そして、食べるものも備蓄もなくということなんですよね。ですから、せめて自主防災組織のほうで、その辺をきっちり何がいるんだというふうなことも検討していただいて、これから予算づけ、補正でも何でも結構ですので、必要なところには必要な予算を充てていただきたいと。いつ起こるかわからないということですので、ぜひよろしくお願いいたします。
 それから、学校のことですけれども、児童・生徒、これは学校で何も預かって、そして安全に、確実に家族にお引き渡しした。私、今回のことは大変早い対応だったと思います。で、一人で帰さないで、親が来るまでちゃんと学校に預けていたということなんですね。それはそれで、先ほどおっしゃいましたけれども、町長でしたか、帰宅困難者が出たということで、お渡しするにも親が帰ってこれないという状況があったと思うんですよ。放送の内容なんですけどね、私も夜8時、9時まで「学校に預かっております、引き取りに来てください」という放送がすごく入りましたけれども、行きたくて行けないんですよ、皆様。だから、それを聞いていた人がね、多分行けないのに、何であんなにね、早く来い、早く来いと言うのかと。ね。そして、行けるんなら、すぐ行くでしょう、親ですから。だから、本当は学校に預かりたくないんじゃないかというところまで憶測されてます。ですから、学校はもう親が来れるようにったときに、来るまでには安全に預かっておりますので、皆様御安心ください。児童・生徒は学校でお預かりしておりますと。だから、来れるときに来てくださいということでいいと思うんですけども、その辺はいかがですか。私が聞いた反省点なんですけど、教育長いかがでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君) 今の最後の部分は、そうであったとしたら、私、消防本部にいてその放送、聞こえなかったんですが、おっしゃるとおりだと思っております。早く追い出しますよという考え方は持っておりません。葉山小学校に避難した児童の中で、一番最後に保護者にお渡ししたのは午前2時。それまでは保健室で女性教員が添い寝をして保護しておりました。そういうことで、決してそういう考え方は持っておりませんが、伝え方についてはもっと工夫をというか、気持ちのこもったものにしたいと思っております。
○12番(金崎ひさ君) よろしくお願いいたします。聞いた方がね、そのようなことを私におっしゃっていました。親だから、行けるものならすぐにでも行くでしょう。でも、帰れないから、東京か何かで帰宅困難になっているから行けないんだから、そんなに早く来い、早く来いと言うのはおかしいというふうな、これは率直な町民の方の御意見ですので、ぜひそれは今後のことにマニュアルに入れていただきたいと思います。
 それから、かぎの件ね、消防長、お返事いただきましたけれども、かぎは持っているけれども、職員の方が来なければ物資の入っているかぎはあけられないんだということで、皆さん御不自由した方がいるということで、消防長からの御返答では、かぎを壊してでもいいからあけなさいというふうにしているんだと。だけども、本当にまじめなかぎ保管者が、やっぱりマニュアルどおりじゃないとできないと思う方がいるかもしれない。だからそのマニュアルは取っ払って、いざというときにはかぎを壊してもいいから町民の方たちに支給するようにというふうなマニュアルにも変えていかなきゃいけないと思うんですけども、いかがでしょう。
○消防長(有馬弘君) 防災倉庫のかぎの件ですけれども、緊急時は自主的にかぎを、そのかぎを使って、あけてくださいということで、担当に確認したら口頭でずっと言っていた部分がありまして、それが学校の先生もかわりますし、校長先生もかわりますし、うまく伝わって、多分なかったんだと思うんですね。それは我々の責任だと思います。それで、今後は文書にてですね、そういった形でお出しして、全員の方にですね、そういったことで周知をさせるというようなことをしようということで話し合いしました。緊急時は倉庫を壊してでも使ってくださいよということも、あわせて文書の中に入れたいと思っております。簡単に壊れるもの…壊れると言ったらちょっと語弊があるんですけども、外せるような戸になっておりますので、そのようにしたいと思います。
○12番(金崎ひさ君) それから、私、ちょうどこの震災のときにですね、ちょうど真名瀬の埋立地にいたんですよ。津波が来たら死んでいたなと思うんですが。それで車で、それでそのまま御用邸の前を、警察の前を通ったときに、御用邸の信号はもう消えてました。そして警察官がばたばたと出てきたその直後、本当に直後だったんですね。それで警察に私は飛び込んでいって、何か大変ですかと言ったら、まだ何にもわからないんですとおっしゃってました。それで、あわてて家に帰ろうと思って、真名瀬から御用邸のところに来て、右に曲がったんですね。そうするとですね、真正面から園バスが来ました。そして園バスで左へ曲がって、幼稚園、私立幼稚園のバスですが、送迎バスですが、まっすぐ来て、それから長者ヶ崎のほうに曲がって行ったんですね。それですから幼稚園のほうにもやはり地震が揺れたら多分それを考えると、揺れる前にバスが発車したのかなと思いますけれども、海岸のほうに向かって走っているわけですので、津波が来て、そういう悲劇がありましたよね。今回の震災地で、園バスが流されて、そして運転手だけ助かって、子供たちが閉じ込められて、夜中に泣き声が聞こえたと。そして次の日行ったら、そこに火が出て、園バスが燃えて、みんな亡くなっちゃったというふうなことがありますよね。そういうことがあってはならない。そして幼稚園にも…保育園のほうは行政が管理しておりますのでいいですが、幼稚園のほうにもやはりいざというときには園の中で何とか対応するように、一刻も早く親に渡したいのはわかりますけど、園バスがちょうど曲がって行くのを見たものですから、そういうところもマニュアルづくりに生かしていただきたいというふうに思うんですが、ひとつ通告しておいていただけますでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君) 幼稚園協会など組織を通して、そういうことについて協議をして、知恵を出してまいりたいと思っております。
○12番(金崎ひさ君) よろしくお願いいたします。それから、もう25年も前なんですが、学校で4年生になったらキャンプをしていたんですね。今聞くとやってないそうなんですが。4年生全員が学校に、体育館に泊まって、そしてキャンプをしてカレーをつくってというと、うちの息子がちょうどそれに当てはまっていて、それで5年生になると外部に泊まりに行って、6年生になると修学旅行に行くという、そういう準備段階として学校に泊まったキャンプがあるんですが、防災キャンプのようなものもいいことではないかなと思うんですが。今すぐやれということではないんですけれども、やはり学校の体育館に子供が学校にいる限りでは、親が来るまでは学校に預かるという体制をとるのであれば、学校に泊まる体験というのもさせるべきではないかなと思いますので、今後それも検討していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君) 今は5年生が校外キャンプ、6年生が修学旅行と、御指摘のとおりでありまして、4年生以下のそういう校内キャンプは企画しておりませんが、今回のようなことで体育館に避難するというようなことが考えられるわけですから、今後研究をさせていただきたいと思っております。
○12番(金崎ひさ君) それから、町民との意見交換会をなさって、そしてこれからのまちづくりに対して意見を生かしたマニュアルづくりをすると思うんですが、実は私たち新葉クラブといたしまして、6月の1日に出前フォーラムというのを毎年、毎回やっているんですけれども、やりました。その中での御意見を一つお伝えしておきますけれども、昔はあったというんですが、この場所は海抜何メートル、海まで何メートルというふうな看板が出ていたというんですね。今はちょっと余り見当たらないんですが。そういうことも必要ではないかなと思いますので、それもつけていただけたらなというふうな御要望があったことだけお伝えしておきます。今後のまちづくりに生かせるものであれば、生かしていただきたいというふうに思います。
 それから、1番議員が大変質問をされたんですが、放射能の測定です。いろいろお聞きしましたので、もういいんですが。土の中の測定はしておりますか。学校の…土表1メートルとさっき聞いたんですが。土中の検査はしてますか。
○教育長(豊田茂紀君) 土中の検査はしておりません。地表面50センチと地表面100センチのところをしております。
○12番(金崎ひさ君) この震災を受けて、各地で、各自治体がさまざまな取り組みをしております。学校の運動場の土の検査をしているところもあるからお聞きしたんですね。これをすぐ葉山町にやってくれということではなくて、町が取り組んでいるのはどうかということをお聞きしただけなんで、一応そのことは結構ですけれども。
 それからもう2つあるんですね。海の、海水浴を持ってますので、海水…1メートルから1メートル50センチぐらいの水深のところの海水の検査をしている自治体もありますが、これを葉山町はやってますか。やるつもりがあるのかないのか。海水浴シーズンに備えて。
○都市経済部部長(吉田仁君) 現在のところですね、各海水浴場の海水は、はかってございまして、町独自ではございませんが。今後、町独自でですね、その海水を改めて検査するということは今のところ考えてございません。
○12番(金崎ひさ君) それで、この夏の節電対策として、企業が日曜出勤というのをやるというふうなことも、幅広く、おしなべて電気を使うという意味で。それで、保育園対応なんですが、日曜日を開放してほしいというところもあって、それに対応するという保育園もあります。葉山町は、御要望があるかないかはわかりませんけれども、もし御要望があれば日曜出勤のする方に備えて日曜日に預かるというふうなことも考えたほうがいいのかなというふうに思ってますけれども、いかがでしょうか。
○保健福祉部部長(高梨勝君) 現状の就業関係調べたところは、そういう方はいらっしゃいません。いらっしゃいません。要望は今のところないということです。ただ、これ、日本国挙げて、みんなで何かやろうというときに、どうなのかなという考えが出てきますので、そういう方の要望が出てきたときに、自治体としては何らかの考えを検討していかなきゃいけないんじゃないかなとは思っております。
○12番(金崎ひさ君) 上山口のお祭りが、おみこしをかつぐ人がね、日曜出勤になっちゃうから、土・日をおみこし…お祭りなんですが、今回は中止したという話を聞いたものですから、葉山町でも結構日曜出勤でお勤めをする人がいるのかなと思ったので、今、部長がおっしゃったように要望があれば対応するということで、私、これはね、システムの改良になると思うんですね。土・日は預かるそうなんですが、日曜日しかお休みがない方ではないと思うんですよ。例えば美容室なんかは火曜日がお休みですからね。だから、全部日曜日もこれを機にあけておいて、その子が何曜日に休むかというのをローテーション組んでやるというのも、いいのかなというふうに思いますので、要望があったら徐々にでも考えていただきたいというふうに思います。
 それでは、ごみ問題、命の話の次に大切なごみの問題について入らせていただきます。では、2項目目のごみ問題について伺います。今、意見交換会7カ所でなさいましたが、おおむね理解を得たと町長おっしゃいました。私は上山口の集まりに出ました。そして、こういう資料を2枚ともいただいてまいりました。それで、おおむね理解を得たということで、ほかの部署はわかりませんけれども、上山口の感想を述べる前にですね、この資料を私は質問をしたかったんですけれども、議員ですので本会議でやればいいと思いまして、しませんでした。それで、お聞きいたします。費用対効果はあるのというところなんですが、よろしいですか、部長。「指定袋の製造、流通費には町の試算で3,600万円の経費がかかることが見込まれます。しかし、指定袋導入により燃やすごみが減量することで、焼却費用の削減が約6,400万円見込まれるため、投じた費用以上に効果が見込まれます。」と書いてあります。これ、議会でいただいた資料とちょっと数字がちょっと違うんですが、まあこれは町民の方にお示しした数字ですし、最近の数字ですので、伺いますが、焼却費用の削減が約6,400万、これは何年かかって6,400万なんですか。指定袋を使うとすぐに6,400万減る見込みですか、町として。
○生活環境部部長(成島光男君) この数字は1年間での数字でございます。
○12番(金崎ひさ君) そうすると、例えば23年度から…24年度からでもいいですけど、24年度3,600万円の指定袋をお金をかけてつくる。そして焼却費用が6,400万減る。25年度は3,600万円かけて指定袋をつくる。そうすると幾ら減るんですか。ゼロですよね。毎年毎年6,400万円減るわけではないですよね。
○生活環境部部長(成島光男君) 議員が言われるとおりだと思います。
○12番(金崎ひさ君) これはね、私はまやかしだと思うんですよ。3,000万円もうかる。3,000万円浮くんだから、指定袋をつくってもいいんじゃないかと、ごまかしちゃいけないと思いますよ。6,400万円、毎年毎年減るんであればですよ、毎年毎年3,000万円の収益が上がるんであれば、指定袋をつくることによって収益が上がるんであればいいですよ。だけども、そうじゃなくて、焼却するものはゼロにはならないんですから、6,400万円が何年たっても6,400万円減るだけでしょう。2年目からはゼロでしょう。半減袋を使うことによって削減した金額が6,400万円で、それを何年もつくり続けて、指定袋をつくらなきゃいけないということですよ。2年たったら7,200万、3年たったらそれ掛け、またプラス3,600万ですよ。6,400万円なくなりますよということを、ここで堂々と出していいんですか。いかがですか。
○議長(畑中由喜子君) 暫時休憩いたします。              (午後1時47分)
○議長(畑中由喜子君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。       (午後1時50分)
○生活環境部部長(成島光男君) お時間いただいて申しわけございませんでした。ただいまの御質問の件なんですけども、毎年ですね、指定袋を作成する、この場合3,600万円かかります。指定袋を作成したその効果として、その年に6,400万円程度の減が見込まれるという形で掲載させていただいています。で、この2年目を考えるときにですね、やはり指定袋を作成させていただきます。例えば、指定袋を作成しなかった場合、ごみ量については指定袋を利用したという過程で当然下がっていると考えますので、指定袋を利用しなかった場合はごみ量はもとに戻るんじゃないかということが考えられます。で、そこで、この指定袋を作成することによって6,400万円の削減効果が出ると。ですから、考え方としては、段階的に6,400万、1億2,800万円が減っていくということじゃなくて、このごみ袋を利用することによって毎年6,400万円削減していく効果が出てるというふうな形でこういう記載をさせていただいたということでございます。
○12番(金崎ひさ君) そうすると、6,400万円の効果が出るという見込みで書いたということですね。そういうことですよね。はい、わかりました。それでは、その捕らぬ狸の皮算用ではないですが、その指定袋を使って皆さんが半減してくださればいいということで、これだけ減れば6,400万円の効果がありますよということだと思います。それでですね、ごみを減らすために3点セット、指定袋と戸別収集とそれから資源ステーションですか、これは町長の上山口での御答弁では、もう3点セットは崩しても…崩すかもしれない、議会で半減袋は否決されておりますので、この3点セットでなくてもやる可能性もあるという御答弁をなさいましたが、本心はどうでしょうか。
○町長(森英二君) この3点セットでごみの半減化は確実に実行できるであろうという自信を全体として持っております。したがいまして、何としてでも議会の御理解をいただいて、半減袋の条例化、これを予算化して実行していくことで確実にやっていきたいというののあらわれでございます。
○12番(金崎ひさ君) では、上山口では資源袋を使わないかもしれないというふうな御答弁をなさって、私ここに書いているんですけれども、違うなと、議会でのお話とは違うなと思って聞いていたものですから、でも、まあいいです、違うのは常のことですので。それで、今のことですけれどもね、町民を余りにもばかにした考えでね、半減袋がなければね、また6,400万円上乗せになっちゃうということ自体、町は何を考えているんだということだけ申し上げておきます。半減袋を使ってその中に入れろという指導をするわけではなくて、半減という、ごみを減量することはこういうことだという精神を教えるんじゃないんですか。私はその辺がもう本当に間違っていると思います。それから、焼却ごみの…ゼロにしたいという町長のお話ですけれども、私はこれは本当に徹底してやってもいいと思います。半減袋をつくるよりも各家庭にごみの、生ごみの焼却機を差し上げて、そして葉山町はもう生ごみは収集しませんのほうがまだ効果があると思いますけど、いかがですか。
○町長(森英二君) 生ごみの自家処理はこのごみの半減化に対して非常に重要であるという認識は持っております。その一つの例が一色台、100軒見当の、世帯見当の自治体で…自治会でございますけども、ここが戸別収集と資源ステーションと、それに生ごみ処理機が約8割の家庭に普及させて、導入させていただいております。したがいまして、このセットで導入した結果、全体で燃えるごみが7割以上減っているという実績、いかに生ごみの自家処理が重要であるかと、これは何らかの方策を一生懸命考えていきたいというふうに思っております。
○12番(金崎ひさ君) ですから、3,600万の袋を、燃やす袋をつくるよりも、電動生ごみ処理機でもいいですから、各家庭に少しずつ普及して、その費用を何年やるんですか、指定袋を、もし条例ができて…条例が可決されたら。今は否決されているからいいですよ。だけども、3,600万毎年毎年生ごみ処理機を買って、町が、各家庭に差し上げて、そして四国のゼロ・ウェイストをやっているところのように、生ごみは一切町はもう収集しません、自家処理をしてくださいと言えば問題ないじゃないですか。で、各家庭に処理機をあげてしまったら、もうそれ以上の出費はないんですよ。指定袋はつくる…つくらなければまた倍増するって部長おっしゃいましたよ。つくり続けるということは3,600万を使い続けることですので、果てがないじゃないですか。ですから、もう少し考えを、考えしたほうがいいんじゃないですかということを私は申し上げたいなというふうに思っております。
それから、ごみ処理基本計画の中にあくまでも…何ですか、半減袋をつくるのに御理解を得て条例提案をするというふうに説明をされましたけども、これは今回条例提案されておりませんが、あきらめたわけではないということですか、部長。
○生活環境部部長(成島光男君) 今回、この6月定例会につきましては、さきの5月に説明会をさせていただきました。そういう内容をですね、住民の方からいろいろな御意見をいただいております。また、先般3月の議会の中でも住民のほうにですね、説明が足らないんじゃないかという御意見もいただいておりました。そういうの踏まえてですね、再度内容を検討していきたいと考えておりましたので、6月につきましては、提案のほうにつきましては見送りをさせていただきました。
○12番(金崎ひさ君) 恐らく可決はされないと私も信じたいところでございますが、そのようなことに固執するよりも、どうすれば減量があるか、どうすれば減額になるか、その辺をもう少し真剣に考えていただいたほうがいいなというふうに思います。
 それから、いろいろと補正予算が出ておりますので、補正予算のことで後でまた審査のときに質問をいたしますが、やはり大きな変換を町が決定したのではないかなと感じられるような補正予算が提出されておりますので、そのあたりはまたここで言うのはやめます。それで焼却炉のことです、もう時間もないんですが、ダイオキシン調査のことに関して、焼却炉を近いうちに決定を…結論を出すというふうなことを町長おっしゃっておりますが、実はもういろいろところころ変わるのであれなんですが、第1回の定例会において町長はですね、県との改善計画が出てくるので、それに対して結論が出たところによって安全性、いろいろなものを考えて結論を出すというふうにおっしゃっているんですよ。だけど、この前のごみ問題特別委員会では、県との焼却炉に対する結論というのはまだ改善計画すら出てないわけですから、いつになるかわかんないんですよ。で、先ほどの第1回の定例会、私に対する答弁をもう無視して、撤回して、その県との調整はもう抜きにして、焼却炉の問題について結論を出すというふうに思っていらっしゃるのですか、今。どうですか。
○町長(森英二君) まだダイオキシンの原因究明、そういった最終的な調査が終了しているわけではございませんので、そういったものを最終調査結果を見ながら結論を出していきたいと思っているということです。
○12番(金崎ひさ君) 町長はごみ問題特別委員会に出席なさっておりませんので、ここで申し上げますが、部長、町長に御報告しているんでしょうか。改善計画、これはいつごろ、その炉に対してですよ、炉に対して結論が出て、結果がわかって、原因がわかって、そして何をどうすればいいとわかるのがいつになるかというのは部長すらわからないとおっしゃったんですよ。町長はわかってらっしゃるんですか。いつごろがめどというのはわかってらっしゃるんですか。報告受けてないと思うんですけども、いかがでしょうか。(私語あり)
○町長(森英二君) いつになるという明確な時期については承知しておりません、まだ。
○12番(金崎ひさ君) 2月の25日に出された森町長名の横須賀三浦地域県政総合センター所長あての改善計画報告書、これに関しては焼却炉に関することは一切触れておりません。原因究明のために、どこからダイオキシンが出たのかというのをわからせるために、まず遠くから消去法でいくということで3点挙げられております。これの検査に何カ月もかかるんですよ。そして、それがなくなって、そこからダイオキシンが出ていないということがわかったら、初めて炉の、炉の灰から出ているんだろうという推測のもとに改善計画を出すんでしょう。部長、そうですよね。
○生活環境部部長(成島光男君) そういう予定で今考えています。
○議長(畑中由喜子君) 金崎議員、発言時間の残りが迫っております。
○12番(金崎ひさ君) はい、大丈夫です。そしたらね、ちゃんとその部長との話し合いができているんですか。もうし尿の処理もそうだし、何事もそうです。町長が勝手にですね、私の答弁があってからここで問題にするんですけれども、勝手にもう今にも決まるからもうちょっと待ってくれみたいなことを、ここで何人もの議員言ってますよ。結論は鋭意努力している、近いうちに結論を出すとおっしゃるんですよ。そしたらば、私に対する答弁として、県との改善計画が、これが出てきた時点でいろいろ考えて、そして結論を出すとしたら、町長もう任期ないですよ。(私語あり)どういうふうに考えて、その場しのぎの答弁をしないでください。今までこの一般質問の中で聞かれた方に対する答弁を私はここに書いているんですよ。みんなそのつもりで控えていると思いますよ。で、私は自分の答弁と合わないからどっちを撤回するんですかという意味で質問したんですが、どうするんですか、町長。(私語あり)
○議長(畑中由喜子君) 傍聴席は御静粛にお願いします。
○町長(森英二君) 環境の担当の部署…部長を初め、担当課とは報告は受け、連携はとっております。で、今までの他の議員さんへの答弁にも行いましたように、そう遠くない、早い時期に炉を再開する、あるいはとめる、廃止するという結論はできるだけ早い時期に結論づけていきたいということに変わりはございません。
○12番(金崎ひさ君) そうすると、県の、県の指導計画が出る前に結論づけるということですか。
○町長(森英二君) それもあり得ます。
○12番(金崎ひさ君) どっちかにしてください。私の討論を…討論じゃなくて答弁を…言ってるんですよ、ちゃんと。県の改善計画が出た時点で安全性を考えて、もちろん私がそのときに町民の方々から何百人の署名を得て、炉を停止してくれという要望書が出ているの御存じかと言ったら、承知しておりますと。私はそのときに、そんな不安を感じている町民を無視してまで炉を動かすんですかという話をしました。覚えてらっしゃると思いますよ、1月議会ですから、ことしの。そしたら、県の改善計画を見てからするということだったんです。どっちかだけお答えください。あと1分ですので。
○町長(森英二君) 先ほど答弁したとおりです。
○12番(金崎ひさ君) 議長、答弁いただいておりません。県の改善計画を待って結論を出すのか、あるいは待たないで結論を出すのかと聞いているんです。どちらですか。
○町長(森英二君) 県の改善計画というのは、これを、炉を再開させようという意思を町が決めたときには、じゃあ、こうこうこういう改修、こういう保全が必要だよという指導が県から出るわけです。しかし、それを見たら例えば膨大な費用がかかるとか、いろんな問題もあるかもしれません。そういったようなことも含めると、その改善計画を出てくる前に炉をとめるという結論もあり得るという答弁をしているわけでございます。
○12番(金崎ひさ君) 時間がないのでこれで終わりますけれども、ごみ問題特別委員会の委員ですので、町長の出席を求めて今の部分はかなり詳しくお聞きしたいと思います。ありがとうございました。
○議長(畑中由喜子君) これにて12番 金崎ひさ議員の一般質問を終わります。
第4番、10番 山梨崇仁議員、登壇願います。
○10番(山梨崇仁君) 10番 山梨崇仁です。初めに、震災から3カ月が過ぎようとしています。このたびの東日本大震災を受けて亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、今もって安否のわからない方々がいらっしゃること、また、いまだ避難生活を続けられ、多大な苦労を重ねていらっしゃる10万人近い方々へ、一日も早い被災地の復興と御無事を祈念いたしております。一方で、同じ福島県におきまして、福島第一原子力発電所の事故は今もって深刻な状況です。しかし、その復旧作業においては、危険を省みず、過酷な環境において復旧に当たった自衛隊や消防、警察、そして今もって作業に従事されている東京電力並びに協力企業社員の皆様の御努力、そしてその御家族の心労に敬意を払いつつ、皆様の御無事と早期の事態の収拾を祈念しております。
それでは、改選後初めての質問に入らせていただきたいと思います。議長並びに同僚議員各位には平成23年度第2回定例会におきまして一般質問の機会を与えていただき、感謝申し上げます。また、理事者の皆様におかれましては引き続きとなりますが、すべて一言一言があしたの葉山のためという議論となるよう、建設的な議論を期待しております。よろしくお願いします。
さて、さきの震災では被災していない関東圏にある私たちですが、3月11日の衝撃以来、被災地のことを思って、当然の自粛行動がさまざまな場面でとられています。私たちのことで言えば、4月に行われました統一地方選挙も自粛ということを常に持ちながらの活動でもありました。しかし、選挙は別としても、未曾有の大被害を受けた日本が今こそ一つになって東北を、日本を元気にしよう、そういった思いが各地でつながり、広がっていると感じております。例えば4月の花見のシーズンに際しては東北の日本酒を飲んでほしい、自粛しないで花見をしてほしいという声をメディアでも報じていました。また、各地でもさまざまな形で東北支援を打ち出している企業、団体、個人がいることは御承知のとおりです。私も町が活性化すること、日本全体が活性化すること、それこそが私たちにできる東北への力の一つであると信じております。正直、私も、では今から葉山町が夏へ向けて何ができるかと言われますと、限られたことしか思いつかないんですが、政治家としてこういった議論をして、こういった考えのものがあるということを知らせること、それが…それだけでも何か変わるんではないかという思いで質問の筆頭に取り上げさせていただきました。今こそ一つになって活性化へ積極的にという立場から、葉山町の町内経済、特に観光産業を軸とした、商工、農業、漁業の最近の動向と、それに対する町としての取り組みを伺っていきたいと思います。
次に、申しわけございませんが、1カ所通告書に訂正がございます。通告の質問用紙の2−1におきまして放射線物質、「放射線」と表記してしまいましたが、正しくは「放射性」、放射性物質の間違いでありました。訂正しておわび申し上げます。
さて、3月11日以降、実にさまざまな声、私もいただいてまいりました。主に津波や地震にかかる防災、そして計画停電などについてであります。また、放射性物質の飛来についても多くの心配する声をいただき、私自身も情報をいかにしてとり、判断するのか勉強しながら、行政当局へも問い合わせ、声をいただいた皆さんとともに協力し合ってきた一人であります。そこで、このたびはそういった声を改めて行政へ伝えながら、危機管理において私自身の考える次に取り組むべき課題と、その考え方について議論をさせていただければと思います。予見したわけではありませんが、3月の一般質問でも防災関連の質問を行い、町内会や消防団の組織力を高め、地域がつながる、例えば要援護者の支援などが重要なときだと訴えました。また、津波ハザードマップや防災マップ、ことしは洪水ハザードマップがつくられる予定で、また、土砂災害マップについても6月の県の説明会もございます。それに対して何度となくそれらマップを一元化し、情報を集約した冊子を作成すべきと訴えていたことも御記憶いただけているかと思います。今回はそれらに続きますので、同じことを繰り返すつもりはありませんが、まず結論から申し上げれば、やはり私は災害時の情報、それを重要視しており、この際は情報支援システム、仮称でございますが、そういったものを町として新たに構築すべきだという考えに至っていることをお伝えいたします。そしてそれを前提として、その重要性、根拠をお伝えしながら実現の可能性を伺います。
次に、行政改革へ向けての取り組みとして、5月31日に説明をいただきました下水道投入施設建設事業にかかる事実関係調査委員会報告に見る対策の具体から行政改革の一歩を伺ってまいります。私はこれまで4年間何度となく縦割り行政を打破する横連携の仕事を、PDCAをベースとした組織としての仕事の進め方、経営管理について質疑を行ってまいりました。ミッションステートメント、組織のフラット化、スペシャリストの育成、ITの活用やコミュニケーション方法の改善によるナレッジマネジメントなど、一言で言えばこういった内容がございました。具体的には、そのツールとして行政評価の導入と改善、研修制度の見直し、組織の姿、意思疎通の方法にグループウェアの利用など、狭い了見で恐縮ではございますが、勝手ながらさまざまな指摘や提案をさせていただいてまいったつもりではあります。しかし、その具体的な成果については今もってつかめるものがありませんでした。しかし、今回の下水道投入施設調査報告によれば、まさにそういった私の思いとリンクすることが「再発防止について、まとめにかえて」として明記されています。これが絵にかいたもちなのか、具体的な策のある再発防止の定義なのか。議員懇談会の報告では教育長がまとめられ、それを町長がオーソライズしたと聞いております。担当部長並びに教育長にこの言葉を選び明記した責任を伺わせてください。
さて、以上3項目4点の質問です。御答弁のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(畑中由喜子君) 答弁を行います。
○町長(森英二君) 4番目、山梨議員の御質問に順次お答えしてまいります。
 まず、産業…観光産業の活性化についての震災後の町内経済、観光産業の動向と町としての活性化策のお尋ねでございますが、町の震災後の状況としましては、計画節電やガソリン等の不足による飲食店の客数の減少や、真名瀬駐車場の利用台数の減少がありましたが、5月の連休明けには徐々に回復の兆しが見えてきております。町の活性化策については今回の補正予算をお認めいただければ、葉山町の玄関口として町内外の人々が交差する重要な拠点である南郷地区の活性化を図り、町内に点在する魅力ある商品や特産品が1カ所で購入することができる商業施設を建設するため、葉山町商工会へ業務委託し、実験販売事業、調査事業を実施していきたいと考えております。なお、神奈川県のふるさと雇用再生特別基金市町村補助金を財源としたいと考えております。
 次に、防災における安全と安心のまちづくりについて、1点目の東日本大震災発生時の対応と、福島第一原子力発電所事故による放射線物質飛散に対する対応についてのお尋ねでございますが、この放射性物質が人体に与える健康被害の問題については、当町におきましても国や神奈川県の通知、情報を逐次収拾しながら対応しているのが現状でございます。具体的には、東京電力が示す福島第一原子力発電所事故の収束に向けた道筋の進捗状況を見据え、県とともに県民生活の安心・安全に沿った情報提供を発信するべく、連携を図っているところです。また、当町でも5月19日から独自に放射線量の測定を開始し、毎日午後2時に消防署の屋上で測定した数値をホームページ上で公表しているところでございます。なお、今月2日から葉山町立保育園、それから市内小・中6つの学校の校庭におきまして放射線量の検査をし、これは今のところ予定では週1回という予定でおりますけれども、これもホームページ上で発表してきているところでございます。
 さて、2点目のかかる今後の体制見直しの具体的な内容とスケジュールのお尋ねですが、情報の伝達手段として防災行政無線の重要性が挙げられます。この装置は昭和62年4月6日開局後、約24年を経過し、老朽化が進んでおりますので、今後はデジタル化の更新計画を行うとともに、この装置にかわる有効な手段等について当町の地形からくる聞きづらさの解消に向け研究等を継続し、事業の推進を図ってまいります。また、避難所についても現在神奈川県下13沿岸市・町の首長連名で県に津波予測の再検証を依頼中であります。また、町として独自の調査研究を行い、その結果において適所へ増設することを検討しております。スケジュール的には有識者で組織する津波対策推進想定検討部会を年4回開催し、沿岸市・町構成員による津波対策推進会議で進捗の状況を把握することになり、1年後には検証の結果が出るものと聞いております。
 次に、行政改革へ向けての取り組みの下水道投入施設問題に対する対策の具体と行政改革の一歩とのお尋ねであります。クリーンセンター維持管理では、これまで長期にわたり、し尿は焼却による処理を行ってきたところでございます。この…現在この焼却処理を改め、し尿を下水道施設に投入することにより、一時的なし尿の運搬処分にかかる経費は発生いたしますが、施設の維持補修費が不要となるほか、燃料としている重油の使用量が大幅に削減することができると予測され、行政改革へ向けた取り組みからも、経費の削減及び温室効果ガス発生量の削減に大きく貢献するものと期待しているところでございます。なお、この下水道投入施設建設におきましては、過日議員の皆様に事実関係の調査報告をさせていただいたとおり、計画を見直す必要があり、その対応を現在図っているところでございます。
 以上で第1回目の答弁といたします。
○議長(畑中由喜子君) 再質問を行います。
○10番(山梨崇仁君) 御答弁ありがとうございました。順次自席より再質問に入らせていただきたいと思います。
 町として、補正予算のほうでも南郷の…ちょっと正式名称忘れてしまいましたけども、事業ということで私も拝見しております。ちょっとそれは後段で伺いたいと思うんですが、まずですね、ことしの夏に向けて、先ほど真名瀬の駐車場や町内飲食店というお話がございましたけども、実際に漁協組合さんなんかでも遊魚船の利用客が3月、4月は半減近く、それ以下になったんじゃないかというような声もございます。また、ワカメやヒジキといった葉山の特産についても、その放射能を心配して、昨年のものがないかという問い合わせがあったりとか、幸いなことに葉山の場合は漁師の皆さん直接的に販売するルートを持っているので、その辺は御説明しながら対応したそうなんですけども、その放射能を嫌って昨年のものがないかといった声も届いているというふうな話もございました。
で、私調べましたところ、2007年7月にですね、新潟県中越沖地震の際に、今回と同じように柏崎の刈羽原子力発電所が放射線物質の漏えい事故を起こしておりまして、その風評被害というものが多大なものがあったと聞いております。県全体で2万人以上の宿泊旅行がキャンセル、で、場所によっては例年の1割程度まで客足が落ち込んだということも聞いております。それが葉山町の場合どこまで風評被害という言葉でそれを影響を受けるかということは適切に説明するのは難しいと思うんですが、町として葉山が安全なんだと、もちろん余震の影響などもあるので、今現在は安心なんだということを葉山町、もしくは沿岸の自治体、で、一方で昨日まで天皇陛下もいらっしゃっておりました。そういった意味で、安全な町ということを町として県としてアピールしていく、そういった機会が必要なんじゃないかなというふうに私自身は考えております。もし、そういった機会を設けていらっしゃるようでしたら後ほど教えていただければと思います。
で、それに関連しまして、ことしの夏、海岸においてもですね、葉山町でも各種のスポーツ大会、イベント、地域振興の、もちろんお祭りも含めてさまざまなイベントが行われます。基本的に町としては例年どおりのその共催や後援、そういったものを図っていくおつもりでいらっしゃいますでしょうか、伺います。
○都市経済部部長(吉田仁君) 議員御指摘のようにですね、その何とかしなきゃいけないと、職員も全員そう思っております。で、今、課長ともこの場で話しているんですが、例年行っているものはなるべくですね、同じような形で開催していきたいというふうに担当部は考えています。
○10番(山梨崇仁君) 私も本当にぜひ積極的なことを、今こそ打ち出さなければいけないときだと思っていますので、ぜひとも具体的な手段として出していただければと思っております。で、その中で行政のほうにも多く声届いていると思うんですが、ことしの花火はどうなるんだという声が私のほうにも、もちろん議員の皆さんのほうにも多く届いていると思います。で、鎌倉・逗子は事情があるということで計画停電の影響、それから企業の支援が余り受けられないということを理由に挙げて、既に花火の中止を決めております。で、一方で平塚のほうまで行きますと、七夕祭りなんかは規模縮小で行いますというふうにして、決定…開催を決定しております。で、もう7月末に行うことを考えますと、そろそろ日時を決めて広報、本当にかからなければいけない時期だと思うんですけど、町としてはどういう姿勢を持っていらっしゃいますか、わかる範囲というか、言える範囲で結構なんですけど、教えてください。
○都市経済部部長(吉田仁君) 花火大会につきましては近いうちに、この議会の最終日か終わってすぐぐらいになると思いますけども、御存じのように実行委員会というのがございまして、それを開催を待ってどうするかという決定になると思っておりますけど。
○10番(山梨崇仁君) 先ほどから申し上げているとおり、私は議員の立場として申し上げられることはぜひやるべきということをあえてここで申し上げておきたいというふうに思います。
 もう1点、先ほど冒頭でちょっと伺いました、三浦半島全体もしくは県のこの沿岸線全体におけることしの海水浴客の増客、増員に関する連絡協議会、そういったものなどは行われているんでしょうか。また、その中でことしの夏のあり方について予測があると思うんですが、こういった取り組みをしていこう、そういった議論というのは交わされているんでしょうか、教えてください。
○都市経済部部長(吉田仁君) その海水浴に特化してPRしていこうということは今やってございません。一つ、先ほど金崎議員のですね、御質問の中で、その海水浴のその放射能の問題、県のですね、福祉局生活衛生部というところのデータを町に送ってもらっているんですけども、その茅ヶ崎のサザンビーチちがさきというところが基準になっているんですけどね、で、今回のことがあって、葉山でも長者、森戸、はかっていただきました。その結果申し上げますけども、ヨウ素にしてもセシウムにしても不検出という結果が出ておりますので、海水浴たくさん来ていただければと思っています。
○10番(山梨崇仁君) できることであれば、その不検出といった表示をするだけではなくてですね、安全なんだ、ぜひ来てほしいというような積極アピールするようなことをぜひしていただきたいなという思いで今回の質問に取り上げさせていただきました。
話を続けますが、別の視点で、観光振興という視点で6月の2日に横須賀市の長井で「すかなごっそ」、JAよこすか葉山の経営する直販所が開設されました。大変な盛況だと聞いております。そこでは葉山牛などを扱って地産地消をうたっているそうですが、私自身は若干心配になる部分もございまして。といいますのが、横須賀市の長井でそういったJAの農産品が直販される、一方でその先の三崎では「うらり」があってその水産品を買うことができる。また、長井の水産直販所もございますし、武山をちょっと越えれば佐島もあります。そういった意味で、私の焦りというのはですね、横須賀や三浦で買い物をして、海岸線を走って葉山を抜けて帰ってしまうんじゃないかと。で、お金を落とす目的地ではなくて、朝夕の通り道に葉山がなってしまうということを若干危惧をしております。で、通ってくれるならまだしも、それが横横を使って高速道路で縦貫道を抜けてぽんと行かれてそのまま帰られてしまったら、町の産業振興という視点は非常に悪化していくんじゃないかな、そういった焦りを持っておりまして、先ほど一番初めにお話もいただきました、答弁もいただきましたが、その逗葉新道の入り口でことし商工会との実験を行うと言われている南郷地区活性化事業ですね、こちらのほうに非常に興味を持っております。まだ補正予算、採択されたわけではないので、今後のビジョンというものを事前審査にならない程度に教えていただければと思うんですけども、いかがでしょうか。
○都市経済部部長(吉田仁君) おっしゃるように、今回補正予算でお願いしてございまして、この南郷地区、中央道から旧の逗葉新道、県道311号線でございますけども、その交差点部分にですね、町としても何かいい施設がないかというところで、商工会といろんな話をしてまして、今回県の出資金ございまして、それを使ってですね、約1,100万円のその中で、例えばですね、実演販売を8月から10月の間に、葉山のそのブランド品といいますか、特産品をですね、実験的に販売してみたいですとか、そういうところの、どういう物を売ってどうしていくか、あるいはどう施設をつくるかというその調査をですね、ぜひやりたいと。大変そのポテンシャルのある場所だと思いますので、ぜひお認めいただければと思いますけど。
○10番(山梨崇仁君) まさに部長のおっしゃるとおり、私も大変なポテンシャルがある場所だと。逗葉新道の入り口、葉山の玄関口になりますので、そういった場所でそういったものができる、実験を経ていろんなビジョンが描けるというのは非常な可能性があると思います。ただ、私もかねてよりその町の財産でもある、例えばあじさい公園やしおさい公園の活性化を図っていっていただきたい、そういった意味で葉山の町財政に対する収入を得るような仕組みをつくってほしいということはかねがね申し上げてまいりましたけども、もちろんそういったものを含めた葉山全体としての人の動き方、動線を考えた産業活性をぜひとも。補正が通った後になると思うんですけども、その先の町が考える町の将来ビジョンというものを見せていただきたいなというふうに思います。
では、質問を次に移らさせていただきます。東日本大震災を経た災害対策に対する町の姿勢について伺ってまいりたいと思います。ただ、これまで同僚議員がかなり多く質問をしていただき、私の聞きたいことを大分はしょることができましたので、幾つか確認を含めて伺ってまいりたいと思います。まず、陳情出ておりますが、私も気になっておりましたその学校や町全体の放射線に対する管理、対応、プールの問題や下水汚泥の問題、さまざまございますが、一定の見解をいただきましたし、より深くは今後陳情審査の中で私もお話を伺っていければなというふうには思っております。で、この場で私のほうから1点だけ申し上げたいことがあるんですが、その放射性物質について、よく今、国のほうでも福島県内20ミリシーベルトといった規定を設けて、それを文部科学省がいろんな声を受けた上で1ミリシーベルトを目標にする、そういった基準に対する変更を行いました。で、この目標について葉山町として、教育長でも町長でも結構なんですけども、どういった見解をお持ちであるか、その点を教えてください。
○議長(畑中由喜子君) 山梨議員、もう一度お願いします。
○10番(山梨崇仁君) すいません。町長に伺います。文部科学省が基準を変えました1ミリシーベルトにつきまして、どういった見解をお持ちでいらっしゃいますか。
○町長(森英二君) 先ほど、6月2日から各校庭、学校の校庭・園庭、それから5月の19日からは消防署の屋上での放射能測定を行っておりますけども、すべて0.01以下の値になっているということで、今の国のほうでの、福島県での基準値の変更というものとは、この葉山町は直接は連動してこないというふうに思っております。
○10番(山梨崇仁君) はっきり申し上げますけど、町長、全然わかってないです。(笑い)教育長に伺います。学校の問題なので教育長に伺ったほうがいいかと思います。1ミリシーベルトに対する見解をお聞かせください。
○教育長(豊田茂紀君) ちゃんとした答弁ができるかどうかわかりませんが。1シーベルトの100万分の1が1マイクロシーベルト。で、何ていいましょうか、0.1マイクロシーベルトという一つの、人体には影響はないよと言われるものを1日24時間、年間365日浴びたというか、いう状態で0.876ミリシーベルトですから、1ミリシーベルトとの関係で言えば許容範囲だというように私自身は考えております。その上で、チェルノブイリの原発の事故や、それから中部太平洋で非常に、50年代後半から80年代にかけて数多く行われた核実験、これが海流の影響で日本にも流れ着いて、プルトニウム等が、日本では自然には存在しないはずのものが若干とはいえ地中に現在存在していると言われておりますが、それらは今回の件の1,000倍とか数千倍という数字でありますから、そういう意味で私は午前中、鈴木議員の御質問に対して、冷静に対応する必要があるというように申し上げたわけでありますが、その1ミリシーベルトの数字をどう評価するかということについては、今の私の御説明で答弁にかえたい。
○10番(山梨崇仁君) 御答弁ありがとうございます。1ミリシーベルトが、まさに教育長がおっしゃったとおり年間の許容量であり、それを24時間、365日で割り返すと0.114、つまり、0.114マイクロシーベルトを年間積算で1ミリシーベルトになるというふうに考えていただければと思います。私も今回いろいろ勉強させていただいた中で、日本国内の通常時のその放射線を受ける数値というのが1から2.5ミリシーベルトと言われておりまして、それが要するに通常時の放射線量にすべきだというのが今回の文部科学省の目標値であるというふうに認識していただければと思うんですが、私がただこれでもう1点申し上げたいのが、いろんな調べた中でもですね、これに対して出てない見解がありまして、内部被曝について、内部被曝について、はい。1ミリシーベルト許容というのは、例えば飛行機に乗ったとか、温泉街に行ったとか、要するに外部の被曝であって、その一定の期間そこにいたときに受ける被曝なんですが、そういった被曝したものを体内に入れたときの内部被曝の数値がどれぐらいいいのかというのが国からは一切出てないと私は調べた中で感じているんですね。で、先ほども鈴木道子議員からもお話がございましたが、水であったりとか…プールの水であったりとか、給食に、その食材に対して放射線を含んだものがある場合、それを1ミリシーベルトまでは食べてもいいよというのは全くの誤解であるということだけは事前に申し上げておきたいというふうに思っております。
 はい、では、続きまして質問を防災のほうに話を移らせていただきます。今回災害情報の、災害の情報支援のシステムを構築すべきだというふうに私の中で至っているということは冒頭に申し上げましたけども、まずわかりやすいのがですね、町外にいらっしゃる葉山町民の方々、先ほども金崎議員からもありましたけども、小学校にお迎えに来れないお父さん、お母さんが、町外で、じゃあ町がどうなっているのかということを受け取るには、携帯メールの情報サービスに登録をしているか、テレホンサービスで防災行政無線を聞くしかない、そういうのが3月11日の町の実態であったと思います。私のほうによく見て、私自身の妻もそうなんですけども、その帰宅困難者となった町外の方々が、町がどうなっているのか、町がひょっとしたら津波を受けているかもしれない、しかし停電でテレビは映らない。そういった中で、もし仮にインターネット、もしくは今スマートフォンなどが使えて、携帯電話からホームページなどを見ることができるんですが、そのホームページの中に3月11日当日、12日と、迅速な葉山町の状況をお知らせする情報システムが欲しかった、そういった声をいただいております。そういった声について、どのようにお考えでいらっしゃいますでしょうか。総務部長、お答えいただけますか。
○総務部部長(稲山孝之君) 今回の災害につきましてはですね、いろいろその伝達事項についてはさまざまな検討しなきゃならないと思っております。今、議員がおっしゃったようにですね、ホームページを通してその情報提供をするというのは今、町の中では一番利用されているのかと思っております。その件についても、先ほど議員…午前中議員さんにお話ししましたが、そういうのを含めてもですね、検討や調査をしていただきたい…していきたいというふうにお答えをさせていただいておりますので、ちょっと調査をしていきたいと思っております。
○10番(山梨崇仁君) では続いて、一方で町内ですが、先ほどから話題になっております防災行政無線について、そもそも難聴エリアというエリアに対して、その世帯数というのは何軒あるんでしょうか。
○総務部部長(稲山孝之君) 町民の皆様にはですね、その難聴区域とかですね、エリアとかいう表現をさせていただいておりますが、その指定区域をしたものをですね、表示はございません。で、なぜかといいますと、難聴地域にはその状況に応じてさまざまですね、聞こえるときもあれば聞こえないときもあるということが起きておりますので、その指定はしておりません。ただ、その難聴地域で聞きづらいという方の要望等はですね、ある程度把握しておりますので、そちらの方に対してはですね、できる限り情報がすぐに提供できるようなですね、対応は考えていきたいとは思っております。
○10番(山梨崇仁君) 確かに、その日の天候によって防災行政無線の声が流れてしまう、それによって聞こえづらかったり、時にはよく聞こえやすかったという声も聞いております。難聴という考え方でいくとそうなってしまうんですけど、じゃあ逆にクリアに聞こえる世帯数というのはどれぐらいあるんでしょうか。割合でも結構なんですけども、その辺は、そういう見方では把握されていらっしゃいますか。
○総務部部長(稲山孝之君) その、どのぐらいの方がですね、正常に行政無線をですね、受けているかというのはちょっとまだこちらもデータを出しておりませんので、指摘が…確かにどのぐらいかはですね、やっぱり調査する必要があります。今後ちょっと調べさせていただきます。
○10番(山梨崇仁君) 答えにくい質問してしまって申しわけないと思いますが、先ほどおっしゃった、その検討をするということの課題の中で、そういった難聴がどのぐらいかわからないからというんじゃなくて、じゃあ、聞こえるエリアはどのぐらいあって、じゃあ、それ以外は聞こえないとした場合にどのぐらいかというやはり数値で判断をしていかなければいけないと思いますので、私が申し上げたような視点をぜひとも活用していただければというふうに思います。
で、部長がおっしゃいましたその検討を進めていく期限なんですが、いつごろに検討をし、その防災体制の刷新を行っていかれるのでしょうか。で、といいますのが、通常であればまだか、まだかで終わってしまうんですけども、今回の震災を受けまして、東海地震、東海沖地震に対するその地震が起きる可能性というものが向こう20年間に75%という学者の声があったのが、もはやもう80%後半にまではね上がった、人によっては2012年度中に東海地震が起きるんじゃないかといった声を上げている科学者の方もいらっしゃると私も情報を得ております。そういった意味で、早急に行わなければいけない問題だと思うんですけども、いつごろまでにその防災体制の刷新、もしくは申し上げている情報体制の整備、行っていただけるでしょうか。
○総務部部長(稲山孝之君) 御指摘のとおり、もう今すぐ起きても不思議じゃないという情報も入っております。今回行政無線だけではなくてですね、特化しないでですね、災害対策全般に対してその3月11日のこれはかなり教訓、職員もですね、相当泊まりをしてですね、よかれとして失負したケースがあります。そういう今回体験を持っていますので、それらをですね、体験を生かしたものもですね、今回のその災害対策、計画の見直しについてですね、したいと思っています。なおかつ、地域の方にも相当ですね、御協力を得ております。で、実際その得たものに対してもですね、重要な資料になりますし、また、意見をお伺いしたいと思っています。また、その消防団、消防団の方も相当活躍をしていただきました。それから、あとは警察。警察に対してもですね、これは 危機の全体のことも含めますので、警察と協議をしながらですね、その関係ある方たちといかに 早くその場を設けてですね、で、貴重ある作成をいち早くできればと思っております。
○10番(山梨崇仁君) まさにおっしゃったとおり、その警察、消防、それから町民の方々、先ほど金崎議員がおっしゃったように、私もその震災の瞬間に避難所を仕切られた方々の意見などをぜひ取り入れていかなければいけないと思っております。で、時によっては議員の方々ですら、やはり地域にいらっしゃる議員の方々ですから、その声をそこの中にはね返す、防災会議の本当に実体験の伴ったものを構築していく必要があると思っておりますが、いつかということだけはお示しいただかないといけないのかなと。先ほど申し上げたとおり、急げばいいんだとか、早くやりたい、思いだけではなくてですね、いつ開くんだというのは考えておかないとですね、それにバックデータをしたスケジュールもつけられないと思うんですけど、いかがでしょうか。
○総務部部長(稲山孝之君) 第1の質問で町長の答弁でですね、その関係する県、市町村で今その対策協議をしております。で、それが検証ができるのが約1年後と言われております。1年も待っておれませんので、これは町独自としてですね、何らかの対応を考えて、これは各部の協力を得なければなりませんので、それらをですね、早急に詰めていきたいと思っております。
○10番(山梨崇仁君) なかなか日程について明確な御答弁いただけないので、この辺にしたいと思いますけども。横須賀市に…これは議会側の問題ですけども、横須賀市では防災に対する特別委員会を設置もしておりまして、私が言うのは変ですけども、議会でももちろんやるべきだと思いますし、こういうことというのは熱いうちに打てではないんですけど、すぐにやることに本当の意味があると思いますので、本当迅速な対応をお願いしたいと私からも重ねてお願いを申し上げたいと思います。
関連で、神奈川県がその津波ハザードマップの元データについて見直しをしているという話が5月1日、新聞紙上ございましたが、町としてその後ハザードマップの見直しの計画予定について何か情報は得ていますでしょうか。
○総務部部長(稲山孝之君) 県が見直しを今検証…あ、失礼しました。見直しをですね、検討しております。で、その報告を受けた後にはですね、今の現在ではどういう形をとるか、どういう   方針をとるかですね、まだこちらには受けておりません。
○10番(山梨崇仁君) いつごろといったそれも、期日なんですけども、県がいつごろまでに見直しをするかという情報も得ていないでしょうか。
○総務部部長(稲山孝之君) 津波のハザードに対してもですね、県のほうもやはり検討部会等のですね、あと対策協議会ございますので、それらをすべて検証した中で、今の段階では県としては1年後を目指して調査を進めているということでございます。
○10番(山梨崇仁君) 合点はいかないんですけども、町という規模も考えますとその1年後であれば、その1年後出た瞬間にはすぐにそれを刷り込んでホームページ、もしくは1冊の本と出せるような準備をしておいていただければなというふうに私…これは要望ですけども、お願いを申し上げたいと思います。期日がわかっているものであれば、その1年後に向けて町としてできる準備をしていただきたい、そういった思いでございます。
 続きまして、自主防災組織、町内会と言いかえてしまいますけども、3月9日の一般質問におきまして私自身も防災に対する地域のつながりを最も大事にしてほしいと。それは町内会のつながりであり、消防団の力でありということで、町民サービス課で新規の…新規住民票、移住の方々に町内会の案内であったりとか、町内会長の連絡先をお伝えしたりとか、もしくは消防団加入へのお誘いをしてはいかがですかという質問をさせていただいておりまして、当時の総務部長でありました石川部長からは、今、議員の言われましたとおり、町から町内会、あるいは住民に対してそのような形でもって働きかけをしていきたいと、そのように思いますといった御答弁をいただいております。で、私が申し上げたいのは、今回の自主防災組織の支援という点で、これも前回申し上げたんですけども、町から自主防災組織の構築に対するアドバイザーを町から派遣することはできないかということを改めて申し上げたいと思いますが、その点いかがでしょう。
○総務部部長(稲山孝之君) この件につきましてはちょっと今初めてのことですし、またそういう組織を防災組織の中でですね、活動するということは確かに有効になると思いますので、参考にさせていただきます。
○10番(山梨崇仁君) ぜひ、改めて申し上げれば、防災組織ができ上がっている町内会によってはものすごい進んだ先進的な組織をつくられている方々も、町内会もあるんですが、一方でその防災組織が全く立ち上がっていない町内会もあるということを申し上げさせていただきました。ですので、そういった、おくれてと言っては変ですけども、町内のその温度差をなるべく埋められるように、行政側から防災のアドバイザーを派遣して体制構築に努めていただきたい、そういったお話でございます。
 もう1点、今回の、先ほどから議論に出ていますラジオであったりとか、もしくは停電によったそのLEDのライトが必要だという声を私のほうにはいただいておりまして、町からですね、できることであれば電池を使わない手動の発電式のラジオであったりとか、そこにライトがついたもの、そういったものを町から配付することが検討できないかといった私は思いを持っております。それも単純に町から全戸配布ではなくてですね、申し上げているように、自主防災組織に加入をする、もしくはその自主防災組織からそういったものを配付してもらうことで、より地域に密着した町との、物を通じてというか、インセンティブを通じてのコミュニケーションができるんじゃないかなと思っております。で、単純にどの…2,000個配られたそのラジオというのはビーチFM固定だったというふうに聞いておりますけども、今単純にラジオ1個買おうとすると四、五百円で買えますし、その手動発電式のライトつきのラジオであっても1,000円、2,000円で購入することもできます。そういったものを町から町内会に配っていくこと考えられますでしょうか。いかがでしょうか。
○総務部部長(稲山孝之君) 自主防災組織につきましては、災害時は相当の活動をですね、重点になると重きを持っております。で、備品になりますので、今回、今、補助金を休止をしてというお話をさせていただいておりますので、それらのことも含めてですね、先ほど町長のほうからもですね、その方向の答弁をしておりますので、その中で自主防災組織の中でですね、提供等の、または備品等の購入をですね、考えていただければよろしいかなと思っております。
○10番(山梨崇仁君) どういった予算、どういった事業名でも結構なんですけども、私が申し上げたのはその自主防災組織の足元を固める力としてアドバイザーの派遣、もう一方はその自主防災組織を広めていく、そして町からのつながりを生むという一つの手段として今ニーズがあるラジオ、これも防災行政無線が聞こえないという方々にとって、その電池を使わないラジオがあるということで難聴地域をカバーするということも私は行政の建前として理由が立つんじゃないかなと思っておりますので、そういった提案をさせていただいております。ぜひ御検討の一つとして入れていただければというふうに思います。
では、続きまして、下水道投入施設問題に見る対策の具体と行政改革の一歩と題しました件に話を移らさせていただきたいと思います。初めにこの報告、5月31日、議員懇談会におきまして説明を受け、拝見させていただきましたけども、もう一度確認ですが、今回の報告はだれがだれに報告をしているものなのでしょうか。
○町長(森英二君) これは下水道投入施設建設事業にかかる事実関係調査委員会委員長である森英二から議員の皆様に説明をしたものでございます。
○10番(山梨崇仁君) それから、御説明の中でこれが中間報告であると、そういった御答弁がございました。それは間違いないでしょうか、確認させてください。中間報告ということで間違いないですか。
○教育長(豊田茂紀君) あのときに私出席させていただきましたが、私も町長もこれは中間報告だとは御説明しておりません。中間報告をすべきであったのではないかという御意見は出ておりますが、これが中間報告でこの後さらに正式な報告書を出すという考え方は、私自身は持っておりません。
○10番(山梨崇仁君) 私の聞き間違えだったら申しわけないんですけども、じゃあ、これは最終報告であり、これにのっとって責任の所在を明確にし、今後の対応を図っていくということでよろしいでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君) 私、副委員長ですがといって逃げるわけではありませんが、私自身は先ほど言いましたようにこれが最終報告だと、姿勢報告だというように考えております。これ以上新しいものが出てくるというようには思っておりません。
○10番(山梨崇仁君) それは大変心外なんですけども、であればですね、この内容については報告書と言えるものじゃないということを改めて申し上げなければなりません。というのが、具体的に申し上げるとですね、例えば3ページ、ここでページ名挙げてもしょうがないんですけど、言葉だけ申し上げますと、「したがって、成果品が仕様書のとおりあるかないかについては、これ以上のことは報告できない」であったりとか、「管財課課員が6月の時点で気づいたものと、9月に入ってから気づいたものがあり、矛盾する」というふうに、矛盾するとはっきり書いてあるんですね。で、もう一番ひどいのがですね、「終わりに」の(2)で、「事実確認には限界があった」と書いてあります。その調査して報告するのに、事実確認に限界があったらそもそも調査なんかする必要ないんじゃないかと思うんですね。で、例えば、先ほどの話に戻りますけども、成果品の仕様書のとおりあるかないかについては報告できないというふうにまとめられて、中間報告でまとめられて、今後、例えば先方であるNJSさんと環境課であれば環境課のほうで、名前の表現が違うものであるからというふうに理由は書いてあるんですけども、もう一度改めてすり合わせをして、これが当初環境課がオーダーした成果物の一つだと、NJSさんとすり合わせをして、実際はどうかを確認するのが調査委員会なんじゃないですか。その辺の報告が上がってくるのかと思いまして、会もまだ閉じてないというふうにおっしゃっていました。ですから、そういった報告が上がってくると思って我々…私は少なくとも待っているんですけども、改めていかがでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君) 5点、整理すれば3点あったかと思います。一番最後から申し上げますが、あのときにまだ調査委員会は閉じてないというように申し上げました。しかし、閉じる予定であるとも申し上げまして、私はあの会議が終わったらその日の午後にでももともと調査委員会は解散していただくという予定でおりましたから、そのようにしていただきました。それから4点目ですか…の関係で、限界があったということについて申し上げますと、私ども調査委員会は捜査機関ではない。いわゆるそういう意味での司法的な捜査権限を持っている組織ではございません。これが一つ。
それから、一つ一つ、例えば6月から土地が不足がわかったのが、議会の決議文は7月、あるいは8月、9月、11月、いろいろありました。そこのところ、複数回事実確認をいたしました中でも、6月と言った職員は6月、いや、9月だと言った職員は9月、そこのところ、君がうそをついているのかとか、君が勘違いしているんではないかというような聞き方までしましたけれども、そこまでは明らかにはできませんでした。それはやっぱりそういう意味での捜査権を持っている組織ではありませんから限界はあると、率直に申し上げます。
それから、ほかにありましたよね。基本的にはそういう考え方であります。もしもこれが捜査権を与えてきちっと明確にやるということになれば、それは庁内の私どもの調査委員会ではなくて、告訴をするか告発するか。ただし、これが告発したこと、告発、告訴した内容が全然違うということになればこの名誉の問題にかかわりますが、そういうことの中で処理されることだというように思っております。議会は、3月4日の議会の決議は、町長に対して原因究明を明らかにし、責任の所在を明らかにし、今後の対応を図るべきだということはありましたが、正式に捜査機関に対して告訴、告発を含んで対応すべきだという決議ではございませんから、町長はそういうふうに対応されたというように私は考えております。
○10番(山梨崇仁君) 捜査権という言葉を使われてましたけども、私はそういった飛躍した話ではないと思います。単純に議会が求めたことは、その事実関係はどうだったのか、その原因はどこにあったのか、責任の所在であり、犯罪者をあぶり出せと言っているわけではないと思うんですね。ですので、私が申し上げたいのは、その捜査権ではなくて単なるコンプライアンスの問題です、これは。組織として法令を遵守し、自浄作用がいかに働くかを行政側に求めた決議が今回の決議であり、それに答えることが必要だったんですけども、そこは捜査権だとかですね、その外部の力を頼ったような言い方されてしまうと、そもそもじゃあ意味なかったじゃないかという話になっちゃうんですね。こんなの、直接議会が言って、議会が資料出してくれと言ったってできた話ですし、求めているのは行政が起こした問題に行政がみずからの力で自浄していくこと、それが必要なんじゃないでしょうか。所管の委員長なのでこの辺にしておきますけども、引き続き議会としてはこれは所管事項なり新たな調査をしなければいけないというふうに私自身は感じておりますので、引き続き聞いてまいりたいと思っております。
で、私が今回のその質問のテーマに挙げさせていただきました、今回のこの調査報告書を受けて、5番目にですね、「再発防止について、まとめにかえて」というところで、1回目の質問で申し上げたように、私がかねてから申し上げてきたその行政改革のあるべき姿、葉山町が求めてほしいと思っているその姿がいろいろ書いてございましたので、あ、これはぜひというつもりで今回質問に挙げさせていただいております。時間もないので、幾つか特筆して聞きたいことだけ確認してまいりますけども、その横連携をしようということ、それから必ずチェックをして問題がないように事業を進めていこうと、そういったことがここにまとめに大まかに書いてあることなのかなというふうには思いますが、今回ですね、このまとめにかえての中に書いてあるんですけども、複数の部・課にまたがる件については、該当の部・課から定期的に町長に報告をし、協議を行うなど、マニュアル化することなども必要であろうとあります。2点あるんですが、まずこの今回の件で該当する部・課はどこなんでしょうか。それから、町長に報告することはマニュアルになかったんですか。2点伺います。(私語あり)どちらでもいいんで、早くしてください。
○議長(畑中由喜子君) 答弁お願いします。
○町長(森英二君) 当然、まず環境課、それから下水道課、また総務課、そして…あと教育長、抜けているところがあったら教えてください。11名の関係者から事情聴取といいましょうか、調査をしておりますので、その11名のそれぞれの部署がどこになっているのか、教育長からお答えいただきます。
○教育長(豊田茂紀君) 議員の御質問は、このまとめにかえての再発防止の中で、複数の部や課にまたがることについて今後どう進めるか、その中では今回の件はどこの部と課にまたがるかという御質問だと思います。部と課にまたがるのはかなりあるのかな…かなりというのも抽象的ですが。今、町長が補足せよというようにおっしゃった部分で11名の方にお聞きしたのは、部で言えば総務部とそれから…何だ、あそこは。生活環境部であります。具体的には…そういうことを申し上げてよろしいんでしょうか。総務部については20年、21年、22年度の総務課長、それから、21年、22年の管財課長、それから、社会…生活環境部では環境部長と、それから20年、21年、22年の環境課長だったと思います。はい。そのほか、課長と今、部長の職責を申し上げましたが、課長補佐、係長、主査まであったと思います。今ちょっと手元に持っておりませんから正確かどうかわかりませんが、そんなに間違いはないと思っています。
○議長(畑中由喜子君) 確認のため、暫時休憩させていただきます。 (午後3時02分)
○議長(畑中由喜子君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。     (午後3時05分)
 町長、御答弁をお願いします。
○町長(森英二君) 31日の報告を行いましたときの添付資料として、ここにこの設計及び建設工事に関する経緯というA4・2枚綴じを配付しております。この中の右のほうに、関係する部・課、一覧が全部載せてございます。これを見ますと御理解いただけると思いますが、まず上がってくるのは執行課である環境課、それから合議の財政課、そしてあと監督としての総務部長。で、随意契約に関して、やはり環境課と財政課、あとこれ以下ずっと下にいきまして、管財課がここに出てまいります。管財課。それからあと下水道課、道路河川課、都市計画課、これ協議課、協議をする関係の課が一覧が載っております。あとずっとぺージにありますが、おおむねそういった課が関係していたということで記載して報告しております。
○10番(山梨崇仁君) あとクリーンセンター入ると思うんですけども。細かい話は結構です。そもそもクリーンセンターの案件なので、ぜひともその辺も忘れないでいてください。要するにですね、これ、どこの主管課一つが問題とかではなくて、長期にわたってさまざまな部署がかかわったにもかかわらず、結果として間違った方向に進んでいたということだったと思うんですね。それについて事実関係を報告して、責任の所在が明らかになっていませんで終わってしまうというのは、そうなってしまえば、それこそリーダーシップの不在をですね、みずからあらわにしているとしか私は思えないんですね。といいますのが、決議は責任の所在を明らかにして、それに対する対応というふうに決議しておりまして、責任が森町長お一人であれば別にいいですよ。全員だれかわからないけど、結果責任全部おれがとるから、森町長が責任でいいよというなら、それでいいんですよ、グレーでも。ですけど、そうじゃないんですよね、きっと。であれば、どこでどなたが、だれが言い間違えたのかを、可能な限り、たとえ21時間やっていようがですね、100時間やっていようが、可能な限り追及していかなければ、責任の所在って明らかにならないんじゃないんですかね。それができないんであれば、できない事実として、その資料も必要だというふうには思います。ここの文章の最後にまとめてありますけども、町長に最後伺います。「おわりに」の一つ前にですね、指示を行う、命令を発することだけではなくて、首長の指導力というのは、補助執行者である職員全員の士気や気概の高揚を発揮させる動機づけを行ってほしいというふうに、調査の結果、書いてあるんです、これ。調査の結果、町長が指導力が指示を行う、命令を発することだけではなくて、あなた、それだけなんですか、いつもやってることは。というふうにとるんですね。ですので、最後に町長に伺いたいのは、今回これ、横連携も必要、チェックも必要というふうに書いてありますけれども、恐らく部長陣方はこれを受けて横連携をして、この資料をしっかり読み込んでいると思います。町長はそれに対して今後どういった行政運営を図っていくか、最後に一言貴重なお言葉をいただければと思います。
○町長(森英二君) この調査報告書、皆さんに報告する、議会に出す前に、部長会議でもこれを配付して話題にいたしました。協議いたしました。その際に、ある部長さんからは、我々がふだん行っているいろんな業務の遂行、横との連携、協議、あるいは報告、そういったことはきちんとやられてると。すべてがまずくいってるんではない。今回の場合は非常に多くの課がまたがって、より密な連携、それから報告、そういったものが必要であると。そういったものが欠けていたから今回起きたんだということの確認もその部長会議の中でもされました。そういう発言もありました。そういったことを含めて、これは特に大きく、たくさんの課がまたがるようなケース、あるいは多額の経費をかけた審査あるいは計画、こういったものについては、より緊密に連携を密にすると同時に、私のほうへの報告、そういったようなものもきちんとするようにということは、より一層厳密に進めていきたいというふうに考えております。
○議長(畑中由喜子君) 既に時間が経過しております。これにて10番 山梨崇仁議員の一般質問を終わります。
 この際、暫時休憩をいたします。再開は午後3時40分からといたします。  (午後3時10分)
○議長(畑中由喜子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。        (午後3時40分)
○12番(金崎ひさ君) ありがとうございます。私の先ほどの一般質問の中で、発言の中で、このたびの大震災を葉山町にとって・・・・にするという云々の発言をいたしましたが、それは教訓にするという意味合いでございまして、恐れ入りますが、取り消しと訂正をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(畑中由喜子君) ただいま、金崎ひさ議員から、先ほどの一般質問における発言の中での不適切で誤解を招く発言があり、同発言部分を会議規則第60条の規定により取り消したいとの申し出がありました。
 お諮りいたします。これを許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数 )
御異議なしと認めます。よって、金崎ひさ議員の発言については、後刻記録を調査の上、措置することといたします。
 一般質問を続行いたします。第5番、9番 土佐洋子議員、登壇願います。
○9番(土佐洋子君) 9番 土佐洋子でございます。議長のお許しをいただきましたので、2項目、4点について一般質問をさせていただきます。
 1、「安全で安心して暮らせるまち」づくり、@東日本大震災での町の対応について伺います。まず初めに、このたびの東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
 この東日本大震災から3カ月が過ぎようとしておりますが、今もなお強い余震が襲い、福島第一原発の事故においては収拾のめどが立っておりません。大震災当日の3月11日2時46分、強い地震を感じ、すぐにテレビをつけて情報を得ようと思いましたが、テレビがつかずに停電しているということを知りました。町では災害対策本部が設置され、津波警報、防災行政無線で避難勧告放送があり、私は母を連れて葉山小学校へと避難をいたしました。これはお昼の明るい時間でしたので避難をすることができましたが、夜停電をしているときだったらどうだったのだろうと、とても不安を感じます。避難勧告を受けた葉山町内11の町内会2,437世帯の方々は勧告どおりに避難されたのでしょうか。また、帰宅困難者に向けての案内を町として発動されたのでしょうか。東日本大震災では、幸いにしてほとんど被害のなかった葉山町ですが、甚大な被害を及ぼす地震が発生する可能性があると言われています。いざというときに災害から町民の命や財産を守るために今回どのような対応をされたのか、そして反省点について伺います。
 次に、Aの危機管理体制の充実強化、配備計画の見直しについて伺います。平成23年度議会第1回定例会の私の一般質問の中で、森町長は危機管理についての認識の低さを認めていらっしゃいますが、それでは町民が困ります。大規模地震の発生が予測されており、今回の大震災の規模などからして今までの防災対策では到底十分とは言えません。どのようにして危機管理体制の充実強化を図り、防災志向の普及や防災力の向上に努めていくのかを伺います。
 次に、B町に避難されている方々の対応についてを伺います。大震災の数日後より福島県いわき市から19名の方々が町内の施設に一時避難をされていたということは行政報告で伺っておりますが、その県以外にも町内に避難されている方々がいるのではないかと想像ができます。町として葉山町に転入、避難されているという方、転入希望を希望される方への支援ができないのかどうかを伺います。
 次に、2、「文化をはぐくむうるおい、ふれあいのまち」、@海水浴や三浦半島観光連絡協議会主催バスツアー以外の町の活性化策について伺います。これは、前回の議会でも取り上げさせていただきましたが、時間切れとなってしまったために改めて質問をさせていただきます。活性化策について町からの積極的な姿勢が全く見えてきません。Aの葉山夏みかんサイダー等以外の観光資源の発掘についても同じで、町長はこれ以外に考えていることはないのでしょうか。
この@とAについて、海水浴やバスツアー、葉山夏みかんサイダー以外のといたしましたのは、今までに何度となく町の活性化、そして観光資源の発掘について質問させていただきましたが、毎回同じ答弁しか聞くことができませんでしたので、森町長としてあと約半年の任期の中で御自分でぜひ実行していこうと考えていらっしゃることがありましたらお聞かせください。
 これで私の第1回目の質問とさせていただきます。御答弁、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(畑中由喜子君) 答弁を行います。
○町長(森英二君) 土佐洋子議員の御質問に順次お答えしてまいります。
 まず、1項目目の「安全で安心して暮らせるまち」づくり、1点目の東日本大震災での町の対応についてのお尋ねでございますが、当日、当町の震度は4を計測し、津波注意報が発表され、続いて津波警報、大津波警報に変わりました。当町の津波避難計画では、大津波警報が発表されたと同時に沿岸の地域の住民に対し避難指示を発令をいたしております。この一連の体験から、避難指示や避難所内の対応等につきまして、担当者、課などによる課題を抽出し、今後の職員の初動体制に反映したいと考えております。
 次に、危機管理体制の充実強化、配備計画の見直しについてのお尋ねですが、平成23年度から消防本部消防総務課から総務部総務課に防災係が移管され、町全体で自然災害時等の迅速な対応と命令系統の確立が機構的に強化されました。今後は、災害対策本部の円滑な運営に係る各マニュアル等の再点検や、東日本大震災を教訓とした職員の訓練も重ねて実施し、災害時対応能力の向上を図ってまいります。また、神奈川県は、本年度中に地域防災計画の修正や防災戦略の数値目標を掲げた減災計画を示しており、各市町村においてもこれに準じた計画を立てるようにと指導されております。こうした災害対応の軸であります地域防災計画の見直しと業務継続計画等の策定について、スピード感を持って実施するように指示を出しているところでございます。なお、現在本町で使用しております情報システムのバックアップとして、住民情報が記録された磁気テープを草津町に保管をお願いしております。また、本年10月より神奈川県町村情報システム共同化に伴い、データを県央にあります株式会社日立情報システムデータセンターで管理し、広域的な活用を行うことにより災害発生に備えてまいります。
 次に、町に避難されている方々の対応についてのお尋ねですが、3月11日の東日本大震災後の当町の避難者への対応は、一色町民憩いの家を避難所として開設し、対応しました。この際、福島県いわき市から19名の方々が避難され、3月17日から4月5日までの間、一時避難所としてお使いいただいたところでございます。このことについて、当町の避難所として神奈川県のホームページに神奈川県内の避難者受け入れ施設の御案内として、施設の収容可能人数や問い合わせ先などについて現在も掲載中であります。また、一色町民憩いの家とあわせて堀内町民憩いの家につきましても同様の受け入れ体制を確保いたしましたが、避難所として利用を希望する方はおりませんでした。なお、この避難者の受け入れ体制確保につきましては、ふだん憩いの家を御利用いただいております方々や町内会などの皆様方の御理解、御協力によるものであると感謝いたしております。
 次に、「文化をはぐくむうるおい、ふれあいのまち」づくりについての海水浴や三浦半島観光連絡協議会主催バスツアー以外の町の活性化策についてのお尋ねですが、三浦半島観光連絡協議会の主催による首都圏からの集客促進を図るため、JR大宮駅のイベントスペースにて3日間観光キャンペーンを実施し、モニターを使って三浦半島観光PR活動を行い、葉山町の観光ガイドマップや三浦半島グルメマップを配布し、県外からの誘客を図ってまいりたいと考えております。また、平成23年8月に葉山町観光協会の協力で小田急百貨店藤沢店におきまして観光キャンペーンを開催する予定であります。
 次に、「文化をはぐくむうるおい、ふれあいまち」づくりについての葉山夏みかんサイダー等以外の観光資源の発掘についてのお尋ねですが、現在葉山産の夏みかんを用いた新商品の開発を葉山町商工会の協力により東京家政学院大学に委託し、特産品となるような商品開発を行っております。なお、委託期間は今年度中となっております。
 以上で第1回目の答弁とさせていただきます。
○議長(畑中由喜子君) 再質問を行います。
○9番(土佐洋子君) 御答弁ありがとうございました。では、順次自席より質問させていただきます。
 まず、初めの@東日本大震災での町の対応についてですが、今回の大震災では、避難勧告の後に避難指示に変わりました。そして、町のホームページに載っていますのは、地震のときの避難の心得というのがあるんですけれども、ここには「避難の勧告・指示があったらいつでも避難できるように準備をしておく」とありますけれども、この避難勧告と避難指示についての違いをあらかじめ理解しておくことがみずからの身を守ることにつながりますし、みずからの判断で早めに避難することができると思います。この避難勧告と避難指示について町民の方にもわかりやすく説明していただきたいと思うんですけども、その違いをまず伺いたいと思います。
○町長(森英二君) 地震あるいは津波警報が発令されますと警戒本部を設置しまして、この際は教育長がトップになります。そして、避難勧告ということで、できるだけ避難をしてくださいという運動に、キャンペーンになります。そして、大津波警報が発令されますと災害対策本部を設置し、町長がその本部長になると。それと同時に避難指示に変わります。避難指示というのは、勧告よりももっと強い調子で絶対に避難してくださいという半半ば強制的な避難指示という形に変わると。確かにこの違い、同じように避難、避難で、対策と、勧告と指示では違いが不明確であるという御指摘のとおりだと思いますので、これは「広報はやま」等も通じましてより周知を徹底していきたいと思っております。
○9番(土佐洋子君) その避難指示というのよりは避難勧告は拘束力が強くなりますけれども、その指示に、その避難指示に従わなかった方に対しても直接強制までは行われないものですよね。
○町長(森英二君) あくまでも要請といいましょうか、生命・財産を守るために避難してくださいということで、それを守らなかったときのペナルティーというものは、罰則はございません。
○9番(土佐洋子君) その避難勧告というものの上に避難命令というもの、言葉があるのかどうかわからないですけども、そういうものというのはあるのでしょうか。
○町長(森英二君) 避難命令に匹敵するような表現が避難指示という表現で使っております。
○9番(土佐洋子君) はい、理解いたしました。それではその当日のことを伺いたいんですけども、葉山町内で600人以上の方々が町内11カ所の町指定避難場所や近隣住民協力避難地に避難をしたわけですけれども、私が避難した葉山小学校では、約300人の町民の方が避難をされていました。避難場所における避難民1人当たりの必要面積というのがおおむね3.5平米とされていますけれども、この葉山小学校の体育館、本当のところは216人の収容人員だと思うんですけれども、それで300人の方が避難したということはキャパをオーバーしているということですけれども、それに対しての見解はいかがですか。
○町長(森英二君) 私の詰めておりました災害対策本部は消防署の3階にございますので、すぐ後ろが葉山小学校です。したがいまして、時間をおいては避難の状況、そういったものを観察をしておったわけでございますけれども、キャパをオーバーして非常に窮屈な思いをしているという感じは受けませんでした。それと、当初から各区割りのブース、分けるものをちゃんと用意して配置、設備しましたので、ある程度プライバシーの守るというようなこともできました。これは、すぐテレビ等で被災地の、災害地の体育館とかそういったものがずうっと映し出されるのを見ておりますと、大概のところが何もその仕切りがなくてそのまんま、ざこ寝みたいな形になってしまっていると。そういったものに比べて葉山の場合はそういったものがきちんと配布されてよかったなと、追加ですけども、そんな感じを受けました。非常にぎゅう詰めで苦労しているという感じは受けませんでした。
○9番(土佐洋子君) 葉山小学校の体育館でも私も町長にばったり会いましたので、視察に来ているんだなというのは感じましたけれども。その仕切りがありましたけれども、それはすぐにあったわけではなくて、避難して何時間かしてから間仕切りが来ました。葉山小学校での収容人員が216人ということで、毛布は250枚用意されてたんですね。その300人入っていましたので、多分50名ぐらいの方が毛布がなくて寒い思いをさせてたんじゃないかと思うんです。その体育館の中には幾つものストーブがありました。でも、幾らストーブがありましたといいましても、体育館、高さがありますのでなかなか暖まりませんので、みんな避難されて、本当に停電もしていましたし、ぶるぶると不安な夜を過ごされていたんではないかと思うんですけども、どのようにお感じになりますか。
○保健福祉部部長(高梨勝君) 避難所の担当が私だったので御指名されたと思うんですが、毛布につきましては、最初何人いるんだということで配って、その後、足らない分は行ってこいと言って、葉山小学校は二、三回行ってますから、最終的には人数分が足りてるはずです。それで、あそこのキャパが二百幾つというのは知ってました。まず逃げてきたときに、泊まる前までは、とにかくあっち行けこっち行けはかわいそうだよということで、まずはあそこにいました。もしだめだったら保育園使っちゃおう、福祉文化会館に行こうと、それから一色小学校もあるじゃないかということで、もしあれだったら広報は一色小学校ですよ、もう、という話にしてました。ところが夜になってきてだんだん分散されまして、泊まる範囲では、先ほど言いました二百幾つまで落ちてきましたので大丈夫だったということですが、もしものことはもう想定しながら動いてました。ですから、その辺の部分、それからストーブが足らないんだったら動けということで、何回もうちの職員ぐるぐる回りましてね、とにかく職員の顔を見ることが安心するんだろう、何かがちょっとでも届けば安心するんだろうということで、それだけは気をつけながら避難所回りをしたということでやってました。
○9番(土佐洋子君) 私はそれも職員の方がしっかりいらして、この葉山小学校の体育館では食糧の配布などのときも、初めはその食糧が人数分足りていませんでしたので、まずは未就学児から小学校低学年、高学年というふうに順々に配っていらっしゃいましたので、何も混乱もなくスムーズにできて、その、本当に町の職員や、学校の先生もいらっしゃったかと思うんですけれども、本当にとても対応がよかったと思います。しかしながら、聞くところによりますと、そういうところばかりではなかったようで、ですので、初めから町内会ごとなどに避難場所を、ここの町内会はここに避難してくださいというように決めておくことが必要かなって思うんですけれども、それはできないんでしょうか。
○消防長(有馬弘君) 避難場所についてはですね、町内会単位で避難場所を決められているというふうに思っております。
○9番(土佐洋子君) まず、じゃあ私が勘違いかもしれないんですけど、消防の方に聞いたときに、私がじゃあ私は家が近いので堀内会館だと言いましたら、そこは避難場所じゃないよ、葉山小学校だよと言われたので葉山小学校に避難したんですけども、そうだったんでしょうか。
○消防長(有馬弘君) 先ほどの私の答弁、ちょっと訂正させていただきます。避難場所はですね、町内ごとに決められてるわけではなくて、町民はどの避難場所でも行って構わないと、行きなさいということなんですね。ただ、議員おっしゃっているのは、決められたほうがよりスムーズに避難できるんじゃないかという御質問だと思うんですよ。それは今後検討していけばいいのかなというふうに思いますけども。
○9番(土佐洋子君) それは用意されている毛布や食糧のことなどもありますので、それは、はい、よく検討して、早めに決めていただけたらと思います。
 で、山梨議員も質問されてましたけれども、その災害発生時の、皆さん東京からお仕事などで帰ってこれない帰宅困難者に対して町としては情報の発信というのは検討されていくとおっしゃっておりましたが、電話がつながりにくい状態がずっと続きまして、町内に、東京から、お仕事から帰ってこれない方が町内に自分の家族がいると思ってるんですけど連絡がとれないので心配されていたり、また逆に避難所に携帯も持たずに小さなお子様と、とるものもとりあえず避難されているという知り合いの方もいらっしゃいましたので、私は微力ながら自分の携帯とアイフォンで情報の発信には努めたつもりではありました。他の自治体では、今回の震災を踏まえてツイッター以外でもそういう情報の発信に努めようと検討されているんですけれども、地域防災計画の中でも23ページの「帰宅困難者対策」というのがありまして、「町は、交通事情等の提供など、帰宅困難者への支援について関係機関との調整を行い、家族の安否等に関する情報や避難場所の提供、徒歩等で帰宅する場合の支援について検討を行う」とありますけれども、これはもう平成20年2月に修正さたもので、もう23年の6月ですので、検討している段階ではなくて、もうしっかりとこういうのができてないといけないと思うんですけども、それに関してはいかがでしょうか。
○議長(畑中由喜子君) 答弁いかがですか。
○総務部部長(稲山孝之君) 平成20年の2月にこの地域防災計画、最新のがあるんですが、その中ではあくまでも想定の中でのことで今回の計画をさせていただいております。3月11日の震災がございましたので、それに基づきましてこの防災計画もですね、よりよいその活用ができるような見直しを検討していきたいと今考えております。
○9番(土佐洋子君) その考えているときにあわせて、その避難所の割り振りとかがもしもできていない状態でしたら、その災害が起こった時点で、例えば葉山小学校の体育館はいっぱいだけれどもここの小学校の体育館だとあいてるとか、そういう情報も流せるような仕組みをつくっていただければと思うんですけれども、できますか。
○総務部部長(稲山孝之君) 避難所につき…何ですかね、帰宅困難者に対するその避難体制の充実を図ることだと思うんですが、町の中では27カ所の避難所がございます。これは一時避難所、長期滞在型避難所を含めてですね、あります。今回その長期になった場合はですね、この避難所に対するところへですね、帰宅難民の方に対してはですね、そちらのほうに誘導を図るようにしております。その長期滞在型避難所で言いますと、御存じだと思うんですが、各小学校、中学校の施設、それから南郷公園の場所、計7カ所が長期の方に対してですね、提供を図っていくことで現在は避難所の計画をとっております。今回は、しつこいようですけども、大震災のその教訓がございますので、またさらにですね、その避難所のその運営をですね、見直していかなきゃならないだろうということの意見も出てますので、それを含めて、今の段階では早急に見直しを進めていきたいというようなことで考えてはおります。
○9番(土佐洋子君) 今、総務部長が答えられたその長期滞在避難場所にその南郷上ノ山公園が載っていまして、収容人員1万2,770人ということですけども、これはお外ですよね、屋内ではないですよね。外に避難してるんですか。
○総務部部長(稲山孝之君) 南郷上ノ山公園は、御存じのように相当利用者が、または利用されておりますので、そのときにですね、また大きな広大な地域でございますので、そこをまずは避難所としてですね、できれば長期型にも活用できるということで現在は指定をさせていただいております。
○9番(土佐洋子君) よく理解できなかったんですけども、それは避難所と、長期に住めるような避難するための仮設みたいなのを建てるという意味なのでしょうか。
○消防長(有馬弘君) 南郷公園につきましてはですね、おっしゃるとおり屋外です。町でテントをかなり所有してますので、そういったもので対応するというような考えで指定をさせてもらってます。
○9番(土佐洋子君) ここの、この同じ防災資機材一覧を見ると大きなテントがこの南郷上ノ山公園にあると思うんですけど、3張ですか、4張ですか、それを張って下にブルーシートを張るというイメージでしょうか。
○消防長(有馬弘君) テントの数がですね、今ちょっと手元に正確な数字がないんですけども、多分40張以上は多分町内にあると思うんですね。そういったものを必要に応じて対応、そういったもので対応したいということです。
○9番(土佐洋子君) この防災、地域防災計画のこの南郷公園のところに「テント2K×3K 三方幕付」というのが4つとなっている、これかなと私は思ったんですけども、これでこの公園に1万2,770人の方を収容できるんですか。
○消防長(有馬弘君) 防災倉庫はですね、ほかにもたくさんございます、葉山町には。全部で大きい防災倉庫が全部で9個、簡易な防災倉庫が11基あります。その中にですね、テントのほうは収納してございますので、そういったものを活用してですね、全部で多分40張以上にはなるというふうに先ほど答弁させてもらいましたけども、そういったものを使って対応するという形で。それと、今は個人でもキャンプ用のテントとかそういったものを持ってる方もいらっしゃいますので、そういったものも活用していただくというような考え方で避難場所という形で載せさせていただいております。
○9番(土佐洋子君) それで対応できればいいかと思うんですけれども、それはちょっと心配に思っております。まずその長期滞在避難場所というのと、この私は一時(いちじ)避難場所と読むのかと思いましたら、一時(いっとき)避難場所って言うらしいんですが、この違いについても、一時というのがどのぐらいのものなのか、長期がどのぐらいのものなのかということも教えてください。
○消防長(有馬弘君) 一時避難場所というのはあくまでもそのままの、読んで字のごとく一時(いっとき)、その町内会でまとまって避難を最初にしてですね、そこである程度の安全が確認されて、町内会単位でまとまったら長期の避難場所に移動していただくというのが基本的な考え方です。そのための一時避難場所というふうに理解をしていただければと思います。
○9番(土佐洋子君) 一時避難場所に小学校など、中学校など入っているところがありますけれども、この場合はずっといられるということですよね。でも、その一時(いっとき)というのが本当にもうこの前の3月11日のような1日ぐらいのことを一時(いっとき)と指して、それから小学校、中学校などに避難するというふうに考えていてよろしいのでしょうか。
○消防長(有馬弘君) はい、あくまでも一時(いっとき)、その一番初動の段階での避難場所という考え方、一時(いっとき)というものは。じゃあおかしいんじゃないのか、この間は遅くまで避難してるじゃないかって多分おっしゃりたいと思うんですけども、その状況によって判断を我々がしてるというふうに理解をいただきたいというふうに思いますけども。
○9番(土佐洋子君) 消防の方が判断できていても町民の方々にもわかるようにホームページなどを使って、広報などを使って教えていただければと思います。
 実際3月11日、避難するときは、避難指示が出たのがお昼の明るい時間でしたので何事もなく避難場所に向かうことができましたけれども、あれが夜の停電してしまった後などでしたら街路灯も信号もお店もなく真っ暗な状態で、その避難場所まで行くことも不可能な方とかも多かったのではないかと思うんですけども、そういうことを想定して町では何か対応をされていますか。
○都市経済部部長(吉田仁君) 震災のですね、その避難所までに行く夜中の想定もいたしまして、総務部のほうにその防災課が移管に伴いましてですね、部長の中で話ししてございます。その一つの例を挙げますと、その今、町、県、日本じゅうそうでしたけども、交差点に交差点鋲っていうのがありましてね、それはその太陽光で発電して、夜交差点で危ないですよと、赤いのを照らすがございまして、それを道路河川課の担当で調べまして、いろんな色があるんです。黄色、緑、青と。そこをその真っ暗な、月夜じゃないときの想定までいたしました。避難所に行くまでの間に光が見えれば住民の方も若干安心感があるんじゃないか、あるいは避難所のそばに、避難所の、学校で例えればですね、正門のところにそのソーラーの発電でできる街灯が1本あれば安心感があるんじゃないかと、その数字までその総務部とも話を詰めてまして、何を選定して、その避難所から、先ほどから総務部長答弁してますけど、全体を見てですね、どういうふうにやっていくんだということは徐々に徐々にスピードを上げてやっていこうということは話が出ておりますので、御安心いただいて大丈夫だと思います。
○9番(土佐洋子君) 今のお話を聞いてちょっと安心いたしましたので、早くに実現できるようにしていただければと思います。
 葉山町は犬の登録の率が人口に対してとても高いと聞いております。避難場所に家族の一員としてのペットを連れていくことができずに避難所に入ることを断られてしまった方とかもいると聞いておりますが、そういうペットがいる家庭の方々の避難についての対応はいかがでしょうか。
○議長(畑中由喜子君) 総務部長から発言を求められておりますので、どうぞ。
○総務部部長(稲山孝之君) ちょっとその今の御質問の前にですね、都市経済部長のほうからお話が具体的なものがありまして、先ほど部の協力を得てですね、よりよいその体制づくりをしていこうという話をちょっとさせていただきました。今、吉田部長のほうからですね、そういう話を私のほうに受けて協力体制をとりながら住民の安全をいかに避難させるためのものもですね、検討していただいております。ですので、これからはそのほかの部にもいろいろかかわってきますので、その辺の各部の強化をしながら住民の安全を図っていきたいというふうに今調整をさせていただいております。
 それから、一時避難所とですね、長期滞在の避難所でちょっとその補足をさせていただきますと、27カ所の避難所は一時避難所に指定しております。そのうち先ほど言いました小学校、中学校、南郷公園、ここが滞在型避難所といいます。滞在型避難所といいますのは、その自分の町民の方を対象にしたことを想定をしまして、自宅にもう戻れませんというような大災害が起きてしまっているという方に対して長期滞在型の避難所として提供してですね、そこの運営を行政が図っていくということで指定をさせていただいております。
○議長(畑中由喜子君) それでは、今のペットに関連する答弁を、町長。
○町長(森英二君) 今のペットの対応ですけれども、たまたま私、葉山小学校が近くて、消防本部からですね、行ってたときに、やはり犬を連れてくる人がおりました。体育館に入って行くあの渡り廊下のようなところがありますね。そこに接続した部屋、あそこに犬を保管しておりました。ほかの避難所ではちょっと見てないんでわかりませんが、それがいったんで。ですから、ペットは全部禁止とやっているわけではないということだけ感じております。
○9番(土佐洋子君) では、全部が全部そうではないのかもしれませんけれども、葉山小学校ではペットを連れても避難できたということで、ほかの避難所でもそのような対応ができていればと思いますので、そういうふうにペットを連れての避難ができるように進めていただきたいと思います。
 次に、Aの危機管理体制の充実強化、配備計画の見直しについて伺います。私は、大震災後、岩手県の釜石市市街や鵜住居地区などにがれきの撤去作業に行っておりました。現場で作業をしていて思いましたことは、これが葉山町で起こったらということで、津波対策を見直す必要性を強く感じています。御存じのように鵜住居地区では、指定避難場所ではないけれども避難訓練が行われた防災センターに200人ほどの町民が避難いたしまして、多くの方々が鵜住居川をさかのぼってきた濁流の犠牲となってしまいました。葉山町の津波ハザードマップを見ていて、災害時に町民が混乱してどこに避難したらいいのか、その避難場所には地震災害の指定というのと風水害の指定という2つありますよね。この津波のハザードマップを見たときに、例えばどちらが風水害でどちらが地震の災害のかってぱっと見てわからないと思うので、芝崎の児童館はどうなのかとか、堀内会館はどちらなのかというのがはっきりとわかるかどうか、わからないので、避難するときに町民にわかりやすいように説明できるようなものが必要だと思うんですけれども、それはいかがお考えでしょうか。
○総務部部長(稲山孝之君) 御指摘のとおりでございます。その避難所をつくってもですね、避難することのルートがわからなければ意味ないですので、今回をその教訓にしましてですね、町民の方にどういう形でその避難所に行くルートをですね、図示でできるようなこともですね、皆様には配布ができればですね、または何かの情報、例えばホームページででもですね、そういうものを含めてですね、提供はしていきたいと思っております。
○9番(土佐洋子君) このハザードマップのことも山梨議員がずっと質問されていることなんですけど、本当に今回の震災があったので心配で、その一応ハザードマップには茶色い矢印が…矢印じゃない避難経路が書いてありますけれども、途中途切れてしまっていたりとか、あと矢印とかがないので、どちらの方向に避難したらいいのかわからないということがあると思います。例えば、私の自宅がどこにあるかというのもはっきりわかりませんので、番地を入れるとか。町のホームページを見ても同じことで、自分のうちがどのくらいの海抜にあってどのくらい海に近くて、避難所まで一番近いところがどこでどの経路を通ったら一番近いのか、その避難所を目指そうとしてかえって津波に向かってしまうということがないように、早急に津波ハザードマップの見直しをしなければいけないと思うんですね。先ほどの山梨議員の質問の中で、その県の津波ハザードマップの見直しが1年後と言ってましたけれども、そんなことを待ってられないと思いますので、町としてそういう見直しというのは独自にできないものですか。
○総務部部長(稲山孝之君) これは先ほどもちょっとお話をさせていただきましたが、県のその対策を待っていますと1年後、そこまで悠長なことを言っておれませんので、町独自のですね、対策として避難経路計画とかですね、そういうものをまず考えていきたいと思ってます。先ほど都市経済部長が話しされたのはですね、そういうものも含めて夜間とかですね、または雨天のときとかですね、いろんな状況がございますので、それらを含めて住民の方がどういう形で迅速に避難場所へですね、または施設に行けるようなことを検討は進めています。早いうちに町民の方にはお知らせしたいと思っております。
○9番(土佐洋子君) その早いうちというのがいついつって示していただけるとうれしいんですけども、例えば、どちらかな、藤沢市では、県の津波ハザードマップの見直しに先駆けて独自の津波避難誘導マップ、葉山町もこういうものに当たるかと思うんですけども、これは9月にも12万部作成して配布するという方針でこの6月の補正予算案に計上しているらしいんですね。でしたら、まず葉山町でも今回の補正予算に上げるべきではなかったんですか。
○総務部部長(稲山孝之君) そこまで今の段階で進めて進まなかったものですので、今回その予算、補正にですね、上程はさせていただいてはおりません。
○9番(土佐洋子君) でも、なるべく早く、本当に第1答弁の中で町長が地域防災計画を見直しをスピード感を持ってと述べられておりましたので、本当にスピード感を持って進めていただきたいと思います。そして、またバッファゾーンというのがございますけども、これは6メートル、海抜6メートルラインとされてますけども、これは妥当ですかね。
○総務部部長(稲山孝之君) そのバッファゾーンにつきましては、今現在の津波ハザードマップから出てきているその6メーターの想定内を図示をしております。これにつきましてもですね、今回その東日本の大震災を見ますと、それ以上の津波が想定、葉山に想定ができますので、そのラインの見直しも含めてですね、検討は今現在しております。
○9番(土佐洋子君) ぜひとも早めに実行できるように、よろしくお願いしたいと思います。
 新聞やテレビの報道などでも御存じかもしれないんですけども、鎌倉マリンスポーツ連盟が全国で啓発を進めているオレンジフラッグというものがございます。これは、津波警報などが発令されましたときに、そのときに海に出ているウィンドサーファーやヨットの方たちに対して津波警報が出ましたよというお知らせをするものなのですね。やはり防災無線の届かない沖合にいると何もわからないので、例えば海岸沿いにあるビルやマンションなどに協力していただいて、大きいものですと縦横6×6ぐらいのオレンジのフラッグ、そして浜でもそのライフガードとかいる場合には、もう少し小さめの旗を振るらしいんですね。そのオレンジというのが一番海、海上に出ているときにすごい目につくもので、この前も、先月でしたか、鎌倉の材木座海岸で津波避難訓練が行われまして私も参加してまいりました。そのときも、もう10分以内すべて海上にいた人たちが避難をすることができました。そういうことも葉山ですぐに実行できることだと思うんですけども、いかがでしょうか。
○総務部部長(稲山孝之君) 海上の今、ウィンドサーフィンとかですね、ヨット、海上のマリンレジャーを楽しんでいる方に対してもですね、それらのことも含めて、まず安全の伝達がいち早くできるように、これも中でも考えをさせていただきます。では、どういうふうにするんだというのはまだお出しはできませんが、一番いい方法論、またはその海洋の方の専門者とかですね、そういう団体やボランティアがございますので、そちらのほうの意見も聞きながらですね、整備はしていきたいと思っております。
○9番(土佐洋子君) それはオレンジの旗をつくればいいことで、例えば避難をするときに協力いただける近隣住民避難協力ビルなどにお願いして、7月の9日からでしたっけ、海の海水浴が始まるのは。それに合わせてなどできればと思いますが。
○消防長(有馬弘君) そのオレンジの旗の件につきましてですね、実は先月半島の消防長会議がございまして、その中で自分もちょっと気になったものですから鎌倉の担当の者に聞きましてですね、どういった形で進めたのという形をお話をさせてもらいました。そのときはもうそれでちょっと時間がなかったものでその程度で終わったんですけども、後日また詳しくちょっと資料等があったらいただきたいんでということで、そのときは話をそうして帰ってまいりまして、防災、総務部に移管されましたけども、そういった話を聞いてまいりましたので、もう一度私のほうからですね、消防本部に確認をとってですね、どういったシステムをとって現状に至ったかということを確認してですね、総務部と調整しながら進めていければというふうに思います。
○9番(土佐洋子君) 海水浴のオープンまで1カ月ですので、そのときに間に合うようにぜひお願いしたいと思います。
 私、緊急消防援助隊が被災地で作業しているときの写真を見たんですけれども、それはもしも津波が来たときのためにかと思うんですけども、ライフジャケットをして作業をされていたんですね。葉山町内の小学校では、卒業式で見かけましたが、防災頭巾を持って卒業式など出席していました、児童の方々が。この防災頭巾が今ライフジャケットつきの防災頭巾というものもあるんですね。今、例えば学校がお母様方にその防災頭巾をつくってもらって児童が持ってきているのかとかいうこともわからないんですけども、これからは防災頭巾つき、ライフジャケットつきの防災頭巾というのも普及も検討されていってはいかがかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○総務部部長(稲山孝之君) いろいろ参考になる御意見を非常にいただいておりますので、今の防災頭巾を含んだライフジャケットもですね、活用できるかどうか、それもちょっと検討をさせていただきます。
○9番(土佐洋子君) またいろいろと提案させていただいておりますけども、次に、町に避難されている方々の対応についてを伺います。町長は第1答弁で一時避難されていた方々の報告、19人の方がいわき市から一時避難されて、もうその方々は帰られたというお話だったんですけれども、今現在に葉山町に避難している、または避難しようと考えていらっしゃる方々の対応についてを伺いたかったんですね。実際に葉山町内にも今現在被災地から避難されている方々というのはいらっしゃいます。町長は御存じないかもしれないんですけども、避難者登録というのをされていると思います。例えば、鎌倉市などでは、震災により住居が全壊または半壊などの被害を受けて住居を失った方、または原発事故の避難対象地区に住んでいた方を対象に、住宅家賃の補助として1カ月5万円、駐車場代として1万円、生活支援金で1世帯当たり3万円、入居支度金として1回ですけれども、1世帯当たり10万円を生活支援として補助しているのですけれども、町としてそのような制度はできないんですか。
○総務部部長(稲山孝之君) ちょっと遅くなって申しわけありません。どこのその部でやるかちょっと今お話ししてたんですが、現在町のほうでは、今のこの生活支援型のですね、ことはしておりません。ただ、そういう近隣市が実施しているのであればですね、ちょっと参考にさせていただきます。
○9番(土佐洋子君) ぜひ検討していただきたいと思います。それで、関連でお聞きしたいんですけども、午前中の 窪田美樹議員の質問の中で、葉山町はその被災地に対しての支援ができないのかということで、できないらしいようなことを保健福祉部長がおっしゃいましたけれども、その同じ鎌倉市では、ボランティアバスを市から出して被災地へ向かうということも予定していますし、個人がその災害車両登録をして被災地に行くときには、その鎌倉市長の名前で高速道路が無料になるというチケットは発行していただけるんですけども、それ以外に1往復につきガソリン代を5,000円出そうということも予定しております。だからそういうことも含めまして被災地支援というのを考えていただきたいと思います。そして、「広報はやま」だったと思うんですけれども、その被災者が、町内にいる被災者の方が水道料金の減免ということが載っていました。ホームページのほうには下水道使用料の減免というのもあるんですけれども、「広報はやま」には載っていないので、インターネットを使えない方は気がつかないかと思うんですけども、この下水道使用料の減免について次の「広報はやま」で載るのかどうか、皆様にお知らせすることができるのか、教えてください。
○生活環境部部長(成島光男君) 今の次の広報にこの減免のお話が載るかということですけども、この次の7月号には一応載らないような形でなっております。
○議長(畑中由喜子君) 土佐議員、時間があと残り5分です。
○9番(土佐洋子君) はい、そうです、時間がないんですけども、それじゃこの町民の方についてそれはお知らせできないんですか。もし、またはその水道料金の減免にいらっしゃった方にその下水道使用料の減免についてもお知らせするというシステムなんでしょうか。
○生活環境部部長(成島光男君) 当然下水道料金についてお知らせできないということはございませんので、町のほうで確認できればですね、こちらから連絡を差し上げるというような方法はとらさせていただきたいと思ってます。ただ、今、葉山町のほうで国の総務省のほうからですね、全国避難者情報システムというもので、任意、これはあくまでも任意なんですけども、被災地、避難先からですね、各市町村のほうに来てる、こういう方について今、町民サービス課のほうでそういう情報を、氏名、生年月日、性別、避難前の住所、避難先、これらを情報として登録するような形をとっております。ただ、この情報について町の内部でですね、ある程度共有できるような形で、例えば減免、下水道の減免とかですね、その他の減免なんかも町の中の職員がわかるような形で内部の情報では共有をさせていただいております。
○9番(土佐洋子君) では、避難者登録をしていただければ減免の…減免は受けられるということですよね。
○生活環境部部長(成島光男君) 受けられます。
○9番(土佐洋子君) また、避難されてきている方が小児医療費のその対象になる方だった場合とか、例えば障害者の方だった場合とかは、その県をまたいでそういうのが使えるのかどうかというのがわからないんですけれども、葉山町では4月から小児医療費の助成が拡大されましたよね。そういう対象の方が来た場合に町で対象になるのかどうか
○保健福祉部部長(高梨勝君) たしか小児医療については、配慮してくださいということで厚生省から通知が来てて、葉山町としてはそれに配慮していこうということで、たしかあのとき、1回ですね、避難のいわき市が来たときにその中にいたので、そういうことが出たらどうするのといったら、そこはやっていこうということで、小児医療については考えました。それから、医療費についても、保険証がなくても受けられるとかいって医師のほうも配慮していただいてましたので、それの医療関係については、そのところはできてると思います。
○9番(土佐洋子君) それでは、避難してきていただいた方とかにも優しい町でいてほしいと思いますし、こちらからも被災地へボランティアとして行きやすい町であってほしいと思います。
 2つ目の「文化をはぐくむふれあいのまち」づくりについて伺いますけれども、町長の答弁で第1答弁にありました葉山産の夏みかんを用いた新商品の開発、これは楽しみにしたいと思うんですけども、これは今年度中に開発をして来年度から販売とかできるような、例えば道の駅ができるような話もされていましたし、そういう中で販売をしていくということでしょうか。こういうので町が本当に活性化とかできればいいと思うんですけども、お答えをお願いします。
○都市経済部部長(吉田仁君) 東京家政学院大学のほうに委託研究申し込みをしてまして、工程からいきますと今年度いっぱいに新しい何かその葉山町の歴史等々を含めたものでミカンを使って新しい商品を開発してくださいという申し込みなものですから、来年早々に売り出すというのは少し物理的には乱暴かなと思いますけど。
○9番(土佐洋子君) そういうものなのかというのもわからないんですけども、せっかく今年度中に開発とかできるんでしたらなるべく早く発売をしていただいて、葉山の名産となるように頑張ってほしいなと思うので、どうぞよろしくお願いいたします。
 これで私の質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(畑中由喜子君) これにて9番 土佐洋子議員の一般質問を終わります。
 以上で本日の一般質問を終わります。

○議長(畑中由喜子君) 本日の日程はすべて終了いたしました。あすは午前10時再開いたします。本日はこれにて散会いたします。どうもお疲れさまでした。(午後4時41分)




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