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平成22年 葉山町議会第4回定例会会議録(第3日)


・招集年月日 平成22年12月2日(木曜日)

・招集場所 葉山町役場議場

・開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

 開議 午前10時00分 散会 午後4時21分

・応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

  出席17名 欠席0名

第1番 畑中由喜子 出席 第10番 森勝美 出席
第2番 近藤昇一 出席 第11番 伊藤友子 出席
第3番 阿部勝雄 出席 第12番 待寺真司 出席
第4番 土佐洋子 出席 第13番 金崎ひさ 出席
第5番 山梨崇仁 出席 第14番 笠原俊一 出席
第6番 伊東圭介 出席 第15番 加藤清 出席
第7番 鈴木知一 出席 第16番 中村常光 出席
第8番 佐野司郎 出席 第17番 鈴木道子 出席
第9番 守屋亘弘 出席


・地方自治法第121条により出席した者の職氏名

町長 森英二 副町長
教育長 豊田茂紀 総務部部長 石川恵一
保健福祉部部長 高梨勝 生活環境部部長 成島光男
都市経済部部長 吉田仁 教育部部長 稲山孝之
消防長 有馬弘 総務課課長 池田務


・職務のため議場に出席した者の職氏名

議会事務局局長 上妻良章 次長 山本孝幸
主事 佐々木周子 主事 山崎大輔


・会議録署名議員

第5番 山梨崇仁 第6番 伊東圭介


・議事日程

第1 一般質問
1.山梨崇仁
(1)福祉、教育、文化振興とまちの活性化ビジョン
2.森勝美
(1)ゼロ・ウェイスト事業の進捗状況について
(2)学校教育について
3.鈴木知一
(1)葉山町のごみ処理について
(2)森英二町長の政治姿勢について
4.伊藤友子
(1)収蔵美術品について
(2)子育て支援について
5.畑中由喜子
(1)平成23年度予算について
(2)行政運営について
(3)ゼロ・ウェイストの推進について


・議事の経過

○議長(鈴木道子君)おはようございます。ただいまの出席議員は17名でございます。全員出席でありますので、本会議を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。(午前10時00分)


○議長(鈴木道子君)町長より発言を求められておりますので、これを許します。自席でどうぞ。
○町長(森英二君)おはようございます。町長のお許しをいただきまして、本日の会議に…議長の、議長のお許しをいただきましたので、一言おわびと訂正をさせていただきたいと思います。
昨日の12番待寺議員との質疑の応答の中で、26日金曜日に私はどういう行動をとっていたかということの質問がございました。そのときに、家からビーチFMの町長と語るの座談に直行したというお話をいたしましたが、よく確認をしないで言ったことにおわびを申し上げます。それは前日の25日に収録に向かっていたということで、26日はふだんどおり約9時35分に出てまいりまして、そしてそれからいろいろ決裁だとか担当課との協議、そういったものを済まして、10時過ぎに出張に出たというのが実態でございます。おわびを申し上げまして訂正いたします。どうもありがとうございました。
○議長(鈴木道子君)町長より訂正の発言がございました。今後は発言に十分注意してくださるように議長からも注意をいたします。


○議長(鈴木道子君)では、日程第1「一般質問」を行います。
第1番、5番山梨崇仁議員、登壇願います。
○5番(山梨崇仁君)おはようございます。5番山梨崇仁です。町長からただいまおわびと訂正がございましたが、一般質問で聞いた中で、町長の御発言、間違っていたと後で言われても質問の差し返しができませんので、ぜひそういうことのないようによろしくお願い申し上げます。
では、通告のとおり1項目2点について一般質問をいたします。初めに、福祉、教育、行政改革の1つと訴えてまいりました試行している放課後子どもの居場所事業の進捗について伺います。
昨年度より検討委員会の設置を経て準備にかかり、本年10月末より関係各位の御努力の結果、国で言う放課後子どもプラン、当町においては独自のスタイルの放課後子どもの居場所事業が葉山小学校で試行ながら事業が始まりました。居場所というそのままのネーミングについては若干抵抗があるのですが、町の状況を踏まえた独自の内容で国や県に頼らずみずからの力で実行してみようという点、町民サービスの向上と町の力を掘り起こすという意味に、また町に常に新しい取り組みがあるということも含め、その可能性に期待をしております。女性の社会進出が進み、不況の影響もあって、働く両親を支える福祉施策としてのそのニーズが高まっている経緯もありますが、そのほかにも指導員やサポーターとして地域人材の登用による地域の活性化や、参加する子供にとっても新たな教育の機会として期待されるものであります。また、実行する役所の中においても学校と教育委員会、子育て部署の横断的連携が必要な事業であると考えられ、それによる行政の連帯力の向上にも資すると考えております。
さて、そんな放課後事業ですが、10月末の開始から週1回を重ね既に5回、その進捗状況と行政側の課題など見解はいかがでしょうか。本来であれば家に帰って家族や子供と過ごすことが望ましい子供の環境を考えると、一概に多くのお子さんが来ることが望ましいという事業ではないと思いますが、参考までにこれまでの参加人数や登録人数なども教えてください。
また、福祉、放課後児童という点で関連して議会が10月議会に全会一致で採択した849人の署名つきの陳情、青少年会館の存続を求める陳情の扱いについて、町当局のその後の対応について伺います。
次に、福祉、教育、文化の面において、葉山町の抱える諸問題への対応策と、これからの活性化に考える際のあるべき姿とは何かを伺います。
さきの6月定例会におきましては、図書館の激減した新聞や雑誌、役場や福祉文化会館から新聞の設置がなくなった件を初め、文化公演事業がなくなったことや福祉文化会館のあり方について、葉山の文化を総合計画の中心に掲げている町としては今後どうするのかという質問をいたしました。その際、私としては、数十万円単位や一律のコスト削減で町民へ痛みのインパクトを与えるのではなく、計画的な予算削減、広報や説明を尽くし説明責任を果たした上で取り組むことがせめてではないかと。また、一方でスクラップ・アンド・ビルドやPDCAのマネジメントサイクルの導入などで、まずは大きな行政改革の徹底を促しコスト削減する方法を模索するべきだと訴えました。しかし、そのときの町長答弁などでは、いつものごとくどうも響かないといった印象を持っていたのですが、それから5カ月、それが23年度予算編成方針の依命通知文には少なからず共通するものが見出せたことに強い興味を抱いております。予算編成方針の3ページ目にある5項目の基本的な考え方、私も賛同するというか、私が申し上げてきたことも多く含まれており、これが偶然か必然かわかりませんが、期待をしております。ただし、一番大切な成果、結果までこのまま素直にとれるのか、期待外れに終わるのか、それがわからないのが森町政でもあります。
さて、今回は前々回の質問の確認を踏まえつつ、23年度予算編成方針について、そして将来の人口問題をテーマに、それに対する町長の覚悟、つまり総合計画より的確な町の将来へのビジョン、そのための行政改革への姿勢について、先日発表されました中期財政計画や行政改革大綱、その実施計画をもとに伺ってまいります。ぜひ町長の信念やプライドをお見せいただき議論させてください。
以上、1回目の質問を終わります。
○議長(鈴木道子君)答弁を行います。
○町長(森英二君)1番目、山梨議員の御質問に順次お答えしてまいります。
まず、教育、福祉、文化振興とまちの活性化ビジョンの1番目、子どもの放課後の居場所事業の試行事業の進捗についての御質問でございますが、10月から葉山小学校にて一斉下校が実施される日に試行事業を開始しております。回数につきましては、教育委員会や葉山小学校と調整をしまして、今年度は16回開催する予定でございます。また、登録状況等につきましては、10月から登録を開始したところ、登録者は11月現在35名となっておりますが、実際に参加する児童は13名前後となっております。実施場所は第2音楽室と体育館となっており、第2音楽室では子供たちは折り紙や塗り絵で遊んだり学校の宿題をしたりしております。また、体育館では、ボール遊びやバドミントンなどで遊んでおります。この試行事業を実施する際には、児童館の非常勤職員の協力も得るなどして、子供たちが安全で安心して健やかにはぐくまれる環境の整備に努めております。今後につきましては、平成23年度も試行事業を継続して行い、その結果を検証してまいりたいと考えております。
次に、教育、福祉…福祉、教育、文化振興とまちの活性化ビジョンの2点目、福祉、教育、文化の面において、葉山町の抱える諸問題への対応策と、これからの活性化を考える際のあるべき姿は何かとのお尋ねでございます。福祉、教育、文化の面では、葉山町の目指すべき姿につきましては、総合計画や福祉計画、教育総合プラン等で示しておりますが、その中で、総合教育では4つの柱として、「緑豊かな居住環境をつくる」「環境に配慮したまちをつくる」「資源を生かし地域の活性化を図る」「豊かな心を創造する」として、町の目標を定めております。こうした目標に向け町政を運営していく中で、町の抱える諸問題は、現代社会の変化、特に子供やお年寄りを取り巻く環境の変化が著しく、現在の財政状況から環境面での充実がなかなか難しいことと思っております。しかし、今後とも限られた財源の中でめり張りのある予算配分を行うことで活力のある町を目指したいと考えております。
以上で1回目の答弁といたします。
○議長(鈴木道子君)豊田教育長、ありませんか。では、再質問を行います。
○5番(山梨崇仁君)御答弁ありがとうございました。順次再質問させていただきたいと思います。
では、放課後の子ども居場所事業につきまして、今具体的な人数をいただきました。登録者で35人ということでしたけれども、私のほうに寄せられている声で、まだ登録はしてないんだけども参加はしたいという気持ちの声も届いております。実際に35人という数字、これからふえる予測であったりとか変化する状況というのはありますでしょうか。
○保健福祉部部長(高梨勝君)今のお言葉を聞いてほっとしてるんですけど、参加したいという方の声があるということは伸びるのではないかと。これが楽しい、いい事業になっていけばというふうに思ってますので、ぜひともその参加がふえるように考えております。
○5番(山梨崇仁君)どうも町との保険の関係でまだ登録ができないとかそういったこともおっしゃってたので、そういった方もほかにいらっしゃるのかなと思って今質問させていただいたんですけども、もう1点、実際には参加されている現在の子供たちの、お子さんたちの年齢層とか、年齢層や何かの傾向っていうものってありますか。
○保健福祉部部長(高梨勝君)圧倒的に多いのがやっぱり1、2年生ですか。4年以降になりますとほとんど1%に満たない形になってきますので、やはり低学年がこちらのほう、参加がされてる傾向にあります。4、5年、4年生と6年生で参加があるんですが、これは兄弟ということで1名、6年生で1名、4年生で1名から2名という形で、あとはすべて1年から3年の間で、推移は日々ありますが、ある一定線の数字が出ましたら、こちらのほうの公表ということも考えさせていただきます。
○5番(山梨崇仁君)ありがとうございます。やはり低学年が多いというのは社会的な背景もあるのかなとは思いますけども、では、一方で教育長に伺いたいんですが、教育の専門家としてですね。先ほども私、1回目の質問で申し上げたとおり、子供は本来やはり御家庭や友人とですね、過ごすことが望ましいとは思うんですけども、その今回のこの試行事業の参加人数、現状についてどういった御見解をお持ちか、よろしければ伺わせてください。
○教育長(豊田茂紀君)過去2年半の中で何回かの議会で多くの、少なくない議員の方からこの放課後子どもの居場所プランの遂行について実現するようにという御意見をいただいておりますし、そういう要請文書が町民の方からも寄せられました。そういうことから考えますと、この試行とはいえ今年度後半に始めましたものについては、私の予想した範囲よりもかなり少ない数だなというように受けとめております。
○5番(山梨崇仁君)私が聞きたかったのは、その人数について教育的見地からどうかなと思ったんですけども、少ないという御答弁でしたので、それはそれで受けとめます。
では、今回のその試行に当たりまして、学校のほうで一度広報というか児童だよりというんですか、子供たちに配ってこういう事業が始まりますということを1回だけお伝えしてるそうですけども、それは例えばじゃあ今後応募をふやすためにまたもう一度繰り返すとかですね。実は私、今回のこの事業のある当日に、もちろんこの格好をしてですけども、葉山小学校の正門のところで、私の中で任意というか、当の子供たちに知ってるかいという声をかけました。多分二、三十人ぐらいだと思うんですけど、大体半々ですね。お子さんによって、もちろん保護者の方に渡っている手紙だと思いますので、お子さん本人が知らないことも十分考えられるんですけども、子供に対する、子供の中の認知度もそれほど高いものではないんだなというふうに思ったもので、よろしければもう一度か二度ぐらいですね、もしくはもっと大々的に葉山の広報ということも考えますけども、その認知度を上げるということも一つ方法としてあるんではないかなと思いますけど、その辺はいかがでしょう。
○教育長(豊田茂紀君)23年度も続けていくということになれば、基本的には町の広報等で進めるのが基本だと思いますが、学校の出します葉山小学校だよりの中にも取り上げてもらえるよう校長には要請をしたいと思っております。
○保健福祉部部長(高梨勝君)すいません。担当課としては、ふえるのはうれしいんですが、実はもう一つありまして、試行でうまくいくかどうかというのを試してますので、本当に50%以上の参加があるということになってくるとまた意味合いが違ってますので、放課後の家庭に戻れない方の場所づくりというところが主眼にありますので、ふえるといってもどこまでの範囲かなというのもちょっと試行の中で考えさせていただければと思っております。
○5番(山梨崇仁君)私も提案しながらですね、まさに教育長や部長がおっしゃるとおり、非常に難しいというか、その多ければいいというわけではないと思いますし、少ないから事業化しないという話でもまたないのかなという、ちょっと微妙なバランスがあるところだと思ってるんですけども、その際には、もちろん教福と教育部局でしっかりと話し合わなきゃいけないと思いますし、また参加されているそのお子さんの保護者の方々もですね、中には交えて話す必要もあるんじゃないかなというふうに思います。というのは、人数がたとえ少なくてもその方々にとっては絶対に外せない事業であればですね、それは福祉の観点から必要なのかなという判断をすることもできますし、別になくても学童でいいよという声がほとんどであれば、それはそのときは廃止に向けて検討もしなければとは思っております。
では、話を戻しまして、今回のその試行事業なんですけども、私は、試行なので、まさに今の広報の話もそうですし、さまざまなことを試すべきだというふうに思っても同時におります。実際に伺いますと、教育部門からは、今現在ではその教育するという形では、その施設を貸し出すという意味での協力はしてると思うんですけども、実際の運営やその評価、検討については、今は携わってないかと思いますけど、それについては、今後のお考えはいかがでしょう。
○教育部部長(稲山孝之君)10月から試行的にですね、その学校施設を利用してですね、今始めているわけですが、これは、状況を見ながらですね、教育部とですね、教育委員会と保健福祉部とですね、その状況を調査を、または状態をですね、把握しながら検討を重ねてまいりたいと思っております。
○5番(山梨崇仁君)わかりました。繰り返し申し上げますが、あくまで試行ですので、今までであれば担当課が一つそこが責任を持ってやるという形が常かと思いますけども、申し上げたとおり、横連携ができれば町の組織力の向上にも資すると思います。いろんな形で試行というものを活用していただけたらというふうには思っております。
では、続きまして、青少年会館の件につきまして伺ってまいりたいと思います。6月の一般質問の際に、私から25人の定員に対して59人という2倍以上の登録があるその青少年会館の学童という指摘をさせていただきました。その後、雨漏りなどの老朽化から、地域の町内会や子ども会などから849人の署名つきの陳情が上り、存続を求める陳情という形で上がっております。それにつきましては、申し上げたとおり、議会も全会一致でその陳情を採択しておりまして、委員会の中では、町長からもその建てかえというか、存続に向けた対応にかなり前向きな意思をもらっているという御答弁もいただきました。私もその常任委員会の中で、建てかえるのであれば、その際には検討会をつくってですね、多様な地域の意見というものをしっかり取り入れるべきだというふうに申し上げたんですけども、先日ですね、たまたま、先週かな、たまたま一般質問の準備で3階にいたところ、第2回検討委員会、建てかえの検討委員会というものが開催されてたんですね。たまたまやってたので、そのまま傍聴させていただいたんですけども、恐らく私のほかに議員でも知ってる人はいないんじゃないかなと私は今思ってるんですけど、その議会が全会一致した陳情である上に、それについて検討する委員会なんですから、例えばホームページであったりとか進捗状況については、議会側もそうですけども、知らせるべきなんじゃないかなというふうに思っておりました。
また同時に、中を傍聴してみますと、第1回目の議事録はとっているということでしたけども、第2回目については、運営されてる方々が模造紙を使って話し合いをまとめていって、オリジナルな方法で議事録というふうに残しているというふうに確認をしております。そういったものもですね、可能な限り、要点筆記でも結構なので残しておく、時には公開ができるようにホームページにアップしておくとかですね、そういった方法も必要なんじゃないかと思うんですけど、その辺について詳しく御説明を、今後のスケジュールなどわかっているようでしたら教えてください。
○保健福祉部部長(高梨勝君)詳しくこちらのほうで放課後子ども事業のことで質問を事前に受けてたので、細かい青少年会館のことをちょっと調べてないんで正確にお答えできないんですが、私の知り得る範囲でいきますとたしか2回行われてます。それから、検討委員会につきましても設置して要綱までつくってるんですね。皆さんの意見をいただいたとおり本当に立ち上げております。議事録の公開についてですが、まだ相手方の方たちにその公開についてまだ確認をとってないので私のほうから何とも言えないんですが、決定した時点で仮定のものまで公開していくというのが大体流れになるのかなとは思いますので、それについて検討会の皆様にちょっと打診してみたいなと思っております。
それから、傍聴に対するものをホームページにということなんですが、公開についてもこの委員会の方たちにその辺のところを諮りまして、いいということになれば、何も隠すことをやってないので、すべての公開もそういうものについてもいいということになれば、やはり相手の方の声をまず聞いてから答えさせていただければと思ってますので、今後についてもそういう事実があるのであればそれはすべて確認させていただいてお答えしたいと思います。
○5番(山梨崇仁君)この後質問しますけど、その行政改革大綱のほうにもですね、情報は積極的な公開、伝えるという姿勢で常に公開すべきだということをしっかり書いてありますから、その今回の検討委員会については、議会も申し上げたとおり全会一致で可決している陳情のそのまず第一歩であり、それに対して町長ももちろんオーソライズした件でございますから、耳目が集まっているものをですね、すらっとやってしまうんじゃなくて、それにのっとって公開してる…公開じゃないや、検討委員会をやってるということをぜひとも私は公開していくべきだというふうに思っております。
次回日程についてはもう出てますよね。それから、次回の会合の中で、1月以降も決めましょうという話がございましたら、その辺の確認をさせてください。
○保健福祉部部長(高梨勝君)次回につきましては、12月15日ということで、5時半からということで、いつもどおり皆様のお時間で決めていただいた5時半ということで。
○5番(山梨崇仁君)わかりました。ありがとうございます。あと傍聴した中でですね、少し意見というか感想を申し上げたいと思うんですけども。委員の中から、その素案からですね、建物の件について話せることは大変ありがたいんですが、縦割りの弊害に対する不満も出てました。例えば、今回は子ども育成課のほうで所管して話し合いをしてると思うんですが、中で教育委員会の話が聞きたいとか、町民サービス課の話が聞きたいとかですね、その課を超えて町民の方々は話をしたいという気持ちを強く持っていらっしゃるのを感じました。その思いの裏にはですね、やはり中途半端なものをつくりたくない、せっかく参加してるんですから、自分たちの地域の問題については真剣に話し合っていきたいということが裏にあると思います。私は、そういった気持ちはぜひ期待にこたえてあげたいと思うんですね。ただ、一方で役所には役所の事情があると思います。行政の仕事の限界と言っては申しわけないんですけども、やはり今ある制度と今ある予算の中でいかにやりくりしていくかという話が大変難しいと思うんですけども、ただ、そこで、それをですね、私としては隠す、隠したりとか、一方的に申しわけない、できないというふうにして終わらせるのではなくて、理解を得るという機会だと思います。その役場の仕事に対して説明をして、役場がどういう状況であるかということをあけっ広げに話す必要があるんじゃないか。それによって理解を得て次の時代に向けた協働のまちづくり、大きな言い方で言えばそういった言葉のもとに動いていくのではないかと思います。十分に説明をしてですね、理解を得ながら一緒に丁寧に仕事をしていく、町民と話し合っていく、よくパブリック・インボルメントなんていう言葉で言いますけども、その、巻き込んで町民と一緒に一つのものをつくっていくという姿勢を私はもっと丁寧に強く出していただきたいなというふうに思いました。意見までですので、以上で終わりたいと思います。
では、続きまして、葉山の諸課題とその対応策、そうした項目に移ります。1回目の質問で申し上げましたとおり、その6月の質問の確認、それから予算編成方針、町長のビジョンといったものを活性化へつながるかどうかという視点で伺ってまいりたいと思います。
まずですね、6月に伺いました図書館の件なんですけども、新聞や雑誌が激減したことによって、私は町の福祉や文化施策という一端、行動や心のすき間を埋める情報サービスというもので非常に大きな役割があるんじゃないかということを申し上げました。その点につきまして、変わらずですね、雑誌、新聞を含め、教育委員会としては図書館全体をコスト削減の対象として見ていくのか、その辺、何か変わっている点があるのか、まずその点、確認させてください。
○教育部部長(稲山孝之君)6月の議会でですね、図書館について出たことにつきましては、当時教育長でですね、質より…量より質がかなり整備ができているということを踏まえて、22年度の予算についてはですね、削減をさせていただきました。約9カ月たちまして、いろいろな住民の方から御意見はございますが、現状としましては、委員会としてその状況、今の状況をもう少し見据えながら検討をしていきたいと思っております。
○5番(山梨崇仁君)しばらくは現状の維持で状況を見ていくということでございますが、しばらくはじゃあいつまでなのとかですね、どういった状況があれば改善されるのとか、ちょっとそういった疑問になってくるんですけども。以前図書館については、リフレッシュ計画というものがあると伺ったことがございます。私が聞いたときには、その耐震の問題について、たしか昭和55年か56年にできた建物なので、耐震診断の上でそのリフレッシュ計画をつくろうとした。ところが耐震の結果、0.7を超してたのでリフレッシュ計画はそのままつくらずに終わったという話を聞いた記憶がございます。この際、どうでしょう、その図書館の今後について、今申し上げたように、その図書館の中のソフトの面、それから建物についても公民館機能も持ってるということで、そのまちづくり協会の話も絡んできますけども、なかなか一体化して考えるには難しい問題をはらんでいるところでございます。申し上げたとおり、その図書館の老朽化も含めて中の本をどう扱っていくかという問題もある中でですね、その図書館全体を、建物全体をハード面、ソフト面から考え直す時期なんじゃないかと思います。そのリフレッシュ計画という言葉を使うのであれば、図書館の中と外のリフレッシュ、それを考えていく必要があるんじゃないかと思いますけども、改めてその図書館というものが私は町の文化の一端でありながら、6月申し上げたとおり、福祉の一端も昨今では担っているということを考えますと、重要な計画になってくるのではないかと思いますけど、その点はいかがお考えでしょうか。
○教育部部長(稲山孝之君)リフレッシュ計画につきましてはですね、今、議員もお話があったように、主には耐震の建物関係が古いですので、どうだろうというのが多分メーンということを私も聞いております。それにつきましては、耐震に対して中では対応はできてるということでございます。ただし、30年ももうたつ古い建物ですので、耐震が大丈夫だからといってですね、じゃあ建物はすべて問題ないということではございません。いろいろとその補修をしなきゃならないところが出てるのも議員さんも御存じだと思います。それについてはですね、建てかえや移転というのはすぐにできるものじゃございませんので、今ある現状をうまく使いながら、今ある保管している所蔵する本がございますが、それらを住民の方に提供する、または保管するものも含めてですね、今後はいろいろな面からですね、御意見を聞きながら考えてはいきたいと思っております。
○5番(山梨崇仁君)考えていただけるということで、その言葉を受けとめるだけにしたいと思います。
まだ、引き続きまして、これも、これは前回10月のときに伺いましたしおさい博物館につきましても幾つか伺いたい点がございます。10月のときに、私は65歳以上の無料化を図ってはどうかと、そういった提案をさせていただきまして、昨日も金崎議員のほうから茶室をもっとですね、ここを使っていただけるように検討すべきじゃないかというお話がございました。私、実は前回の一般質問が終わった後にですね、ある人からこんな提案をいただいたんですけども、その新規住民の登録であったりとか、それから退職者が国保の申請とかで窓口にいらしたときとか、あとは出生届なんかで、その人生の節目節目に役場に来て申請をするときなどがございます。そういうときにですね、そのしおさい公園の無料券とかそういったものをつけてあげることで、まずは、まずは町の施設に1回行っていただく、そこで初めて、部長が10月にもおっしゃっていたおもてなしの心ですか、そういったものが初めて効果を発揮してリピーターにつながると思うんですね。なので、導入というかガイドの部分で私は65歳以上だったりとか、その無料券を渡すことであったりとか、金崎議員は茶室をさらに効果的に使ったらどうかと、そういったことをおっしゃっておりましたけども、いずれにしてもそのしおさい博物館をもう少し盛り上げていこうという気持ちに変わりはないと思うんです。その辺につきまして、教育委員会としてはどのようなお考えをお持ちになりますか。
○教育部部長(稲山孝之君)この件につきましては、昨日金崎議員からもですね、御意見いただきまして、それを受けて検討するというふうに考えております。これは教育長とも話しまして、いろいろなその多面的な御意見いただきながら、しおさい公園の円滑運営には努めていきたいと思ってます。今、山梨議員さんからのお話の中でもですね、確かに新転入の住民の方に対して無料を出して、さらにリピーターを考えてというような考えだと思いますが、それにつきましてもですね、これも一つの提案のいいアイデアだと思っておりますので、そういう参考の意見をですね、確認しながらですね、確かに来園者が落ち込んでおりますので、増客をですね、考える手だてとしてですね、またこれも検討という言葉になってしまうんですが、考えさせていただきます。
○5番(山梨崇仁君)実際にしおさい公園に行ってみますと、私の所見としては、年配のカップルの方もいらっしゃいますし、六角堂の向こうの海が見えるところでは、若いお父さん、お母さんがですね、子供を連れて遊びに来られてるということもございます。ですので、こういった提案をさせていただいたんですけども、しおさい公園、今、六角堂と申し上げましたが、六角堂のわきにですね、天皇陛下が皇太子時代にお乗りになっていたオリンピアヨーレという船が今、葉山港から移設、移動して置いてございます。ちょっと話はそれるんですけども、私は、私もセーリング競技をやってたものでよくわかるんですが、余りこうああいったものをですね、日が当たる場所というか、ああいうところに置くのがベストなのかというところ、少し疑問を持ってるんですね。海に出すのであればあそこは置かざるを得ないかと思うんですけど、あくまで町が寄贈していただいた展示品と考えるのであればですね、博物館の中にしまってしまうとか、しまってもっとこう近くで見れるようにするとか、いろんな方策があると思うんですけども、そういったこともしおさい公園のあり方という意味では、ぜひ御検討していただく課題として持っていただければなというふうに思います。
では、続きまして、福祉文化会館につきまして伺いたいと思います。これも6月のですね、文化公演事業の廃止に伴った質問の中で伺ったんですけども、町長からは、あり方について再考してますかという質問に対しては、まだ具体的には動いておりませんという答弁をいただいております。ただ、これはですね、町長の町長質問、平成23年度予算、22年度予算町長質問の中で、町長の御答弁にのっとって私が伺っていることでありまして、読ませていただきます。開館以来自主事業として従来からほぼ同様な形態で実施してまいりました文化公演事業、町財政も厳しい状況を迎え、会館全体の運営、経営を考え直す時期に来ていると考えております。そこで、平成22年度は、従来実施してまいりました3公演を一時休止し、会館全体のあり方を再検討し、新たな事業展開を図ってまいりたいと考え、予算を計上を見送らせていただきましたと。ということで、22年度はもう半ばを過ぎております。その会館全体のあり方、今はどうなってますでしょうか。
○保健福祉部部長(高梨勝君)あり方につきましては、まだ検討の段階ですが、文化公演につきましては、一つ先行して言い過ぎたばっかりにつぶれた部分という、私たち、全く恥ずかしいことをしてしまったんですが、そういった部分でちょっと慎重なことになっております。ただ、この間、いろいろ議員さんのほうからも御提案いただいたり御指摘いただいたりで、お金をかけなくてもできる部分もあるでしょう、文化としての育成の部分の公演もあるんじゃないかということも声をいただいておりますので、その辺について今検討をしてるところでございます。
○5番(山梨崇仁君)文化公演事業について再検討するということはよくわかるんですけども、私が申し上げたのは、町長の答弁としてはですね、「会館全体のあり方を再検討し」という言葉を使われてるんです。つまり、文化公演事業のあり方を再検討ではなくて、会館の1階から2階、3階、今、冷暖房の問題であったりとか、公演を1回行うことで免除も加わって赤字が発生してるという、そういった問題というか状況がございます。こういったものを含めて会館のあり方を再検討するんではないかと思っているんですけども、その辺はいかがでしょうか。
○町長(森英二君)今現在、会館の館長と折を見て話をしておりますが、今の入館者数、これを何としてでもふやしていきたいと、そのための受け入れ体制、そういったようなものも含めて今、館が、館自体がいろいろと案をつくっているというふうに聞いております。それをある時期で一体となって検討をしたいと思っております。
○5番(山梨崇仁君)もう一度申し上げますけども、平成22年度は、従来実施してまいりました前の3公演を一時休止して、会館全体のあり方を再検討し、平成22年度再検討すると言い切ってるんですね。だから町長質問がそこで終わってるんです。先ほどは、一般質問と同じように、そこで町長の答弁があったから議員は納得してそこで質問をじゃあ次に移そうとしてるんですね。これは近藤議員の長柄のバス停と同じですか。ジョークじゃなくて、消防の定員数もそうですよ。ほんと、これ、会館のあり方を再検討するというふうに聞いてるから予算についても認めてる部分もあるんでしょうし、この答弁について私は今ある程度裏づけをもらわないとですね、じゃあ福祉文化会館、期待して3月待ちますというふうには言えないんですけど、改めていかがですか。
○保健福祉部部長(高梨勝君)私もその辺のところの理解がよくできてなくて申しわけなかったんですが、それについてはもう一度ですね、町長とその辺のところを詰めて、あり方についてまたお答えさせていただきたいと思います。
○5番(山梨崇仁君)時間もないので次に進みたいんですけども、まだ22年度、残り3カ月、4カ月あります。あり方を検討するのであればですね、福祉文化会館については毎回予算委員会でも議論になる対象ですので、しっかりと23年度予算ではこうしていくという方針を見せていただかないとなかなか難しい問題になるんじゃないかなと思いますので、その点は改めて申し上げたいと思います。
続きまして伺ってまいりたいんですけども、ちょっと今の答弁を聞いて、ごめんなさい、次の質問に移るのに伺っていいのか悩んでしまっているんですけども、これからの活性化、あるべき姿、そういう点で180度転換した質問になりますけど。私、今回の質問に先立ちまして、議員の方々のこれまでの質問なんかをよく見返しさせていただくんですけども、平成21年6月18日にですね、尊敬する先輩議員である佐野司郎議員が、町長の目指す町の姿という1項目で一般質問をされていらっしゃいます。その中で森町長に他自治体とのパイプ、連携、そういったものについて動かれていますかという質問をしていらっしゃいます。その御答弁については、三浦半島首長懇談会を初め港を持っている市町村との合同懇談、なぎさづくり、松沢知事が出席される機会もございますので、そういったところでパイプをつくっているという御答弁なんですけども、私その当時も思ったんですけど、決して森町長御自身がですね、町の営業マンというか、町からパイプをつくろうとして自発的に動かれてる会ではないなと、どちらかというと県主導で県が集まってというところに集まってパイプづくりをしているんだなというふうに印象を持ったんですけども、例えば、最近お隣の逗子市には、パイプづくりのために行かれてますか。
○町長(森英二君)特にパイプづくりのためにという目的で訪問はしておりません。
○5番(山梨崇仁君)あのですね、私、どうしてこういう質問をしているかというと、私もこの厳しい財政状況を乗り越えていくには、広域ということでは裁判が起こっているのでその言葉は使えませんけども、その付近の自治体と連携をする、事業を連携してやっていくということは限りなく必要なことだと思ってます。これについては、先ほど申し上げた行政改革大綱にもですね、事務連携をしていくというふうに書いてあるんですね。それは、一職員がノックして話をさせてくださいというふうに言いに行くのではなくて、私、基本はトップアプローチが基本だというふうに思います。そういった意味で、町長がですね、隣の逗子市…横須賀市さんのほうには行きにくいのはわかるんですけど、逗子市さんに行かないでどういったパイプづくりをしているのかという点では何もしてないんじゃないかというふうに印象を持つんですけど。
どうしてもこんな質問をしているかというとですね、先月、10月に町の…失礼、総務建設常任委員会のほうでですね、長野県の小諸市、軽井沢町、御代田町の共同事業検討会というものを視察に参りました。これは、すごく担当ベースの内容をやってるので、ちょっと私わかりかねる部分もあるんですけども、大変細かい事業一つ一つを3市町で連携して幾つもやっているんですね。全部で36項目あるんですけども、それについて今後継続するかしないかの評価を含めて大変細かいのが書いてあります。もし必要でしたら後でお渡ししますけども、こういった共同事業、実際に行われてるんです。中を読んでいきますと、葉山にも十分転用できそうなものもございますので、そういった意味で改めて伺いますけど、共同事業、それから行政改革大綱にのっとった動きとして、町長、近隣とのパイプづくりって大事じゃないですか。
○町長(森英二君)例えば、私、20年に就任して以降、比較的早い時期、その20年のうちに逗子市に申し入れをしまして、例えば今、葉山には温水プールはないと、逗子には立派な温水プールが新しくできてると。市内居住者は1回利用料が300円、市外は600円。ですから、この差額の300円を葉山の町民に補助金を出すから、市とすれば葉山の人の利用がふえるはずだから、ぜひそれを受け入れて提供していただきたいという申し入れを担当を通じて行いました。それをまず拒否されました。逗子は逗子で独自にやっていきますと。副市長とも私は会ったときにその話もしましたけども、進展しませんでした。したがいまして、市内にある民間の温水プールと、やはりここも料金体系が一緒でしたので、300円の補助で今、町で共同で使わせていただいております。同時に、横須賀の「すこやかん」という施設をやはり同じように差額を町で負担するということで行っております。そのように、共同でできるところは共同でやるべきだということで進めていく考えに間違いはありません。
それから、先ほど、より近隣のところとの提携と、これはごみとのことを言ってたんだと、今度の焼却の件ですね、それをなぜ近くにする。これ、逗子は交渉しておりません、答弁きのうも、しておりません。まだ明確にどの市町村と言わなかっただけで、複数の行政体と交渉はしていきます。そして、きのうも私、触れましたけども、いつこういう事態が来てもあわてないように、できれば早くから打診をしてその可能性を探っていきたいということで、私はほかの町とも、複数の町とも交渉を進めております。それには副知事も同席してやっていくと、理解を得るようにしております。そのように共同できるところ、連携できるところについては、どんどん進めるという考えには間違いはありません。
○5番(山梨崇仁君)ちょっと私の質問と趣旨が大分違っておりまして、私は、もう一度言いますけど、パイプづくりをしてますか、パイプづくりのために逗子市に行かれてますかということを伺いました。決してメタボ健診のときの話であったりとか、ごみ処理焼却炉について話をしてますかという質問ではないんです。パイプづくりをしてますか。つまりいつでも話ができるようなホットラインを持ってますかということを伺わさせていただきました。その根拠については、ここにあります、申し上げましたとおり、第4次葉山町行政改革大綱実施計画22〜24年度版、最終ページ、13ページ、基本目標2の取り組みに事務処理の合理化、効率化または広域的な事務処理を図るため、他市町村とともに事務の共同処理の導入を検討するほか各種負担金を見直ししますと。この大綱を実施するのは、決裁するのは町長ですよね。実施するのは町長がリーダーシップをもってやるもんじゃないでしょうか。それがメタボ健診とかごみ処理のことを話されて、だから、断られたから民間にしたんだなんていう話がパイプづくりの私は話のテーマになるとは思わないんですけども。改めて伺います。まず、お隣の逗子市、もちろん横須賀市も可能であれば結構なんですけど、これからの町に向けて、まちづくりに向けて共同することが大事であるという考えをお持ちであれば、パイプづくりをするお考えはありますか。
○町長(森英二君)外部からのパイプということで、今殊さらここで名前を挙げるほどのことはございませんけれども、今は副市長が空席になっておりますけれども、それまでは私の大学の後輩が副市長をやっておりました。そういった意味では、直接市長との接触の前にそういったことは可能であったんですが、今は、市内に住んでいるわけでもありませんし、そういう意味ではちょっとパイプとなっておりませんけども、このパイプづくりについては、今明確に答えられるものはございません。
○5番(山梨崇仁君)全然私とかみ合わないですね。先ほど私、この質問に移ることをためらった理由はそこにあるんですけども、今回通告文に「活性化」と書いた理由を申し上げます。それは、図書館や福祉文化会館の文化を切り口に町民の文化の担保にどれほど真剣か、それを聞きたかったことが1点。それから、行政改革大綱や予算編成方針、そういったものについて確認することで職員との意思疎通、ここにも書いてありますけど、行政改革大綱にもトップマネジメントの強化と書いてあります。トップである町長、あなたがどれほどこの行政改革大綱であったりとか、職員をマネジメントすることを強化しよう、責任を持ってやっていこうという意思があるか、その本気を知りたかった。それが私の町の活性化へつながると思ったので「活性化」という言葉を書きました。ですから、今のお話を聞いていると、私ちょっと全然甚だ期待違いだったんじゃないかという残念な気持ちを持ってしまっております。
21年6月には佐野議員も聞いていらっしゃいますし、きのうは中期財政計画の指摘としてですね、待寺議員もまちづくりのビジョンが必要なんじゃないかという指摘をしていらっしゃいます。私も全く同感で、ビジョンあってこそさまざまな動きができるというふうに思ってるんですけども、町長には、町民の方にはもちろん職員に対してもビジョンの共有というのはないんじゃないですか、いかがですか。
○町長(森英二君)ビジョンの共有はございます。
○5番(山梨崇仁君)あの…(私語あり)すいません、時間もないので。あると言うのであれば、それをぜひとも私は、どの職員に聞いても森町長はこのビジョンで動いてるよね、そういった言葉をもらえると思いますので、それは私が個人的に確認をさせていただきたいと思います。
ただ、こういった質問をする中でですね、その行政改革大綱の中に管理から経営へという言葉がありました。よくNPMという理論で、新しい行政の運営の仕方を経営していくという考え方でやっていこう、そういったことの一端だとは思うんですけども、もしよろしければ、そこにですね、ミッションステートメントという経営の理念について、私はぜひ、もし御存じであれば結構なんですけども、お調べいただいてですね、ミッションステートメント、そのビジョン、ミッション、バリューというものを持つことがいかに経営にとって大事か、それをぜひとも私は勉強していただきたいというふうに思います。
1点戻りますけども、これまで多くの議員が昨日質問をしてますので、私、大分質問を省かせていただいてるんですけども、1点だけ臨時財政対策債について、町長の、23年度予算の具体的な話ですけども、伺いたいと思います。
22年度の予算編成方針の中には、臨財債の発行を抑制すると明確に明記してございます。ただ、23年度予算編成には、この臨財債の発行を抑制するという言葉がなかったんですね。決算の町長質問の中では、その経常収支比率を下げることがまず町長の主策にあって、臨財債の発行やむなしというような私は印象を持ってたんですけども、これまでの議会での答弁を伺っていると、どうも本意はどこにあるんだろうという疑問を持っております。臨財債の発行について、23年度、改めて町長のプライオリティーはどこにあるでしょうか、教えてください。
○町長(森英二君)その質問に対しては、きのうほかの議員とのやりとりの中で述べたつもりでございます。臨財債といえども借金に変わりはないと、これは町債とあわせた全体的にはどれぐらいになるかというものは需要予測、つまり予算の要求、概算要求というものとのバランスで、それと繰り越しがどうなるか。要するに予算全体の中でその借金の問題も考えていくんだということはきのうもお答えしたとおりでございます。
○5番(山梨崇仁君)結構です。私も21年に町から出ました財政改革であったりとか、今回の行政改革大綱であったりとか、その基本的には臨財債は借金であると、それは公債費に反映するものであり将来への先送りになると、だからなるべく抑制する、そういうふうにはっきり明記されてますので、私はそのスタンスを支持したいと思います。
では、最後にですね、人口動態、それから施設管理という点で話を伺いたいんですけども、行政改革大綱もその実施計画も、また連動する中期財政計画もすべて人口減の社会に対する見通しをもとにしていると思います。基幹的な収入である住民税や固定資産税の減少が当然予測されると思うんですけども、ただ、総合計画の基本構想は違うんですね。御存じのとおり2010年に3万1,400人…ごめんなさい、2010年をピークに2015年3万3,000人と横ばいしながら3万1,400人まで減少するというふうに書いてあります。ただ、それについてまちづくりで1,600人分を補完して3万3,000人を2015年までキープするというふうに書いてありました。これも繰り返しで申しわけないんですけども、21年6月の佐野議員の中でもこういった質問が出ておりまして、町長の御答弁では、これから21年の6月の時点で住宅が細分化することによって3万3,000強、それよりまだ若干町の人口はふえるだろうという見通しを持っておりますというふうに御答弁をされていらっしゃいます。ただ、町は例外ではなくてですね、その国立社会保障問題・人口問題研究所の推計によれば、2010年3万2,092人をピークに段階的に減少して、2015年は3万1,887人、2030年は2万9,489人と3万人を切り、高齢化率は34.4%に上昇、当然人口規模が小さくなれば生産人口も減るため、確実に町税収入は落ち込むと見通されております。一方で交付金や補助金といった国・県を頼るというのは、私は、見てのとおりむしろ国・県はですね、葉山町よりさらにひどい財政状況だと思ってますので、それに頼るというわけではなくて、私は町独自の力で存続していってほしい。また、葉山はそれができる力があるというふうに思っております。その上で、今からですね、その準備をする必要があるんじゃないかと考えておりますが、そこでですね、一番大切な施設について伺いたいと思います。
1点だけでございます。昨日、これは教育部長に伺った…教育長に伺ったほうがいいかと思うんですけども、昨日、学校のほうについては耐震化が一段落をして今後は施設のメンテナンスのほうに力を入れるというふうに御答弁がございました。私の意見としてもですね、その公共施設、特に調べさせていただくと学校がひときわ昭和40年代、50年代初頭に建てられたものが多くて、まず学校に対して施設の不安が一番あるんじゃないかなというふうに私も思っております。今現在、町にも公共公益施設整備基金がございますけども、その学校というもの、例えば学校、もちろん例えばこの町役場、保健センターと特化してもいいんですけども、その特化した基金というものを今からこそ将来に向けて準備する必要があるんじゃないかというふうに思っておりますが、そういったお考え、いかがでしょうか。
○総務部部長(石川恵一君)議員が言われましたように、公共公益施設という形で現在2億強のこの基金を積んでおります。現在耐震化という形で教育委員会の学校施設についてはほぼ終わっていると思いますが、町が持っている児童館等を初めとする施設、新しいものもございますけども、木造では青少年会館があります。そちらにつきましては、耐震をやると1億を切るという状況の中でもって今建てかえについて検討を進めております。議員が言われますように、今後行う施設に対して、基金、名目的にこの基金は何々という形でもってうたえれば一番よろしいわけですけども、ただし、基金については、これからますます需要が多くなるという形では、この公共公益施設、この基金につきましては、ある程度の積み立てが必要だと、そのようには考えております。
○5番(山梨崇仁君)そうなんです、部長がおっしゃったその公共公益施設整備基金は、確かに積み立てが必要なんですけども、その用途がですね、道路とかさまざまなものに、施設であれば、公共公益の施設であれば使えるという形です。私が申し上げたかったのは、あくまで学校であれば学校、町の当局の施設であれば町当局の施設に特化をした基金を今からこそ積み立てておく必要があるんじゃないかと思っているんです。その、例えばの話ですけども、学校が何かの事情で大きく壊れたりしたとき、そういったときに、それをどこから捻出するとなると、やはり今の状態では借金をするしかない。ただ、申し上げたとおり古い建物ですから、いざ何が起きるかわからない、それから耐用年数ももう半分を過ぎているものが多々ある中でですね、それに対して人口減少社会ということを前提に考えると、今からある程度目的を持った基金をつくる必要があるんじゃないかというふうに考えて申し上げさせていただきました。よろしければもう一度答弁をいただいてもいいですか。
○総務部部長(石川恵一君)施設については、本来であれば町が持っている施設、当然建築年わかるわけですから、それに対する耐用年数等々を考えながら施設の計画というものをつくればよろしいわけですけども、現在その部分がないという中では、これからはそういうものを計画的につくっていきながら、基金、議員が言われるようにその施設が耐用年数を迎えたときに建てかえるというような形でもって基金を、何々基金という形で特化するということも必要なのかなと思いますので、研究をさせていただきたいと思います。
○5番(山梨崇仁君)わかりました。私のほうからは、以上で質問を一通り終わるんですけども、私、途中で大変言わなければならないことを言い忘れておりました。先ほどですね、町長に私と大分すれ違っているということで残念な気持ちを表示したわけですけども、先ほど町長とですね、質疑の中で、私は大分かみ合わなくてちょっと途中で話をやめてしまった部分もあったんですけども、私、今から3年半前に議員として職責を預かったものですから、私は決して森町長が…を、森町長をあきらめることはございません。3月もしっかりと私の気持ちを提案し、こうあるべきではないかと訴えさせていただきたいと思っております。森町長の任期も残り1年です。残り1年ですけども、残り1年を消化するような23年、24年ではなくて、残り1年をさらにあと4年、あと8年とつなげるような気持ちで、職責を賜っている身ですから町長もぜひ頑張って町のために働いていただきたい、そのふうな思いを込めて私の質問を終わらせていただきます。
○議長(鈴木道子君)これにて5番山梨崇仁議員の質問を終わります。
第2番、10番森勝美議員、登壇願います。
○10番(森勝美君)10番森勝美でございます。通告に従い、2件8項目について一般質問をいたします。
まず、ゼロ・ウェイスト事業の推進状況についてお伺いします。バブルがはじけて10年、リーマン・ブラザーズショックから1年、日本経済は厳しい冬の時代となっておりますが、ごみの量だけは、なぜか大量生産・大量消費・大量廃棄時代の名残そのままのような感があります。当町では、ごみの資源化・減量化であるゼロ・ウェイスト事業を推進中であり、近隣自治体にも少なからず影響を与えているように見受けられます。ごみを限りなくゼロに近づけ、むだを省き、リデュース、リユース、リサイクルの3Rを進めるというのがゼロ・ウェイスト事業であります。これは、日本人がもともと持っている「もったいない精神」にほかなりません。円高が続いているにもかかわらず原油は高いまんまであり、資源のない日本で重油を使ってごみの焼却を続けることは、今後考えなければならない問題と思います。幸いにも当町ではゼロ・ウェイスト事業に取り組み、徐々に住民にも浸透しつつあるわけですが、モデル地区である一色台住宅と牛ヶ谷のごみの収集状況をお伺いします。
次に、モデル町内会の人たちは、ごみの分別についても積極的に取り組んでおられるわけですが、モデル地区の住民の人たちの意見や感想をお聞きしていることと思いますので、お伺いしたいと思います。
次に、モデル町内会で期待されるのは、どのくらいごみが削減されたかではないかと思いますが、モデル町内会のごみ削減効果についてお伺いします。
次に、事業系ごみ処理対策についてお伺いします。一部の事業者は、直接ごみ処理業者と契約して処理を行っておられますが、多くの事業者は直接搬入をされていると思います。炉が停止している今、焼却ごみの減量化に御協力をお願いしなければならないと考えますが、対策をお伺いします。
次に、学校教育についてお伺いします。南郷中学校では、11月18、19日に、町内にある29の事業所で受け入れていただいたと「かけはし250」の南郷中だよりにありましたが、中学校の職場体験学習についてお伺いします。
早くから長柄小学校では戦争体験を聞く学習や昔遊びを地域の高齢者に教えていただくなどしており、お孫さんのいる方もいない方も地域ぐるみで学校への協力をされています。学校と地域のふれあい学習についてお伺いします。
次に、決算資料として提出されたデータを見ますと、給食調理の残渣より学校給食の食べ残しの量のほうが多いことに驚いて質問をさせていただきました。
次に、昨年春の学校給食法改正で、学校給食の目的が食生活改善から食育の推進へと変わっており、子供たちの食育には栄養教諭の確保が今こそ必要と思われますのでお伺いします。
以上で私の第1回目の質問を終わります。御答弁をよろしくお願いします。
○議長(鈴木道子君)答弁を行います。
○町長(森英二君)森勝美議員の質問に順次お答えしてまいります。
まず、ゼロ・ウェイスト事業の推進状況について、一色台住宅、牛ヶ谷のごみ収集状況について伺うというお尋ねでございます。一色台地区につきましては、本年4月から、燃やすごみ、容器包装プラスチック、プラスチックごみ、草木類の4種類について各家庭の敷地の道路に面したところに出してもらう、いわゆる戸別収集を行い、その他の資源物等につきましては、地区内に資源小屋を設け、そこにいつでも出していただけるようになっております。牛ヶ谷地区につきましては、9月から燃やすごみ、容器包装プラスチック、プラスチックごみの3種類について戸別収集を行い、その他の資源物等につきましては、地区内12カ所の資源ステーションに曜日ごとに出していただいております。また、古紙、古布、缶、金属類につきましては、集団資源回収を行い、町内会・自治会が回収業者と契約を結び、直接回収業者が収集を行っております。
次に、モデル地域の住民の方々の感想、意見についてというお尋ねでございますが、一色台地区につきましては、自治会が行ったアンケートによりますと、戸別収集について約8割の方がよい方法であるという回答をいただいております。牛ヶ谷地区につきましては、9月26日に行われました町内会の班長会議や11月14日に町が行った住民の方々との意見交換会では、町並みがきれいになったといったものや、戸別収集は大変便利であるといった前向きな意見や感想をいただいております。
次に、モデル町内会のごみ削減効果についての御質問でございますが、まず、一色台地区におきましては、モデル地区になる前の平成21年9月と自家処理推進や分別収集改変を行った後の本年5月との比較では、燃やすごみの量は約7割削減されました。牛ヶ谷地区におきましては、分別収集改変の前の本年8月と実施後の、2カ月後の10月のごみ量を比較しますと、燃やすごみが約58%、埋め立てごみは8割削減されました。これは、今まで燃やすごみとして処理していた草木類や古着、古布が資源物として出されたことや、町民の方々の御協力により資源化可能であった紙類や不燃物の混入が大幅に削減されたこと、また、埋め立てごみの大半を占めていたガラス瓶の分別が向上したことなどによりごみの量が削減されたものと考えております。
次に、事業系ごみ処理対策についてのお尋ねでございますが、本町のごみ全体の約2割を占めると考えられる事業系ごみの対策につきましては、平成19年度からそれまで焼却していた植木剪定枝の堆肥化を行っております。これにより、平成20年度においては焼却ごみの約8.5%に当たる782トンを資源化することができました。今後におきましては、飲食店やスーパーなどから排出される生ごみの処理について、個々で生ごみ処理機を導入できない小規模な事業所を含めて効率的に処理する方法を検討してまいります。
また、県内の市町村に比べてクリーンセンターへ搬入する際の本町のごみ処理手数料が安価であること、また事業者がごみの減量化・資源化するよりもごみとして排出することが安易である現状等を考慮して、ごみ処理手数料の見直しを進めてまいります。
以上で私の担当します第1回目の回答といたします。
○教育長(豊田茂紀君)10番森議員の御質問にお答えいたします。2番目の学校教育の1点目、中学校の職場体験学習について伺うとのお尋ねでございますが、両中学校では特別活動や総合的な学習の時間において職場体験学習に取り組み、生徒たちに地域社会のさまざまな事業所で職場の、職業の現場を体験させております。職場体験の意義は、発達段階に応じた望ましい勤労観や職業観をはぐくみ、みずからの進路選択、必要な能力や態度を身につけることにあります。また、社会で求められる礼儀を身につけられ、地域社会の一員としての自覚と地域理解を深める機会ともなっております。対象学年は2年生で、葉山中学校では2月に、また南郷中学校は11月、それぞれ2日の実施期間で町内及び逗子の各事業所の御協力を得ながら実施しております。なお、実施後には、生徒は礼状と感想文集を持って各事業所にあいさつに伺うとともに、それぞれの体験をまとめて校内で発表会等を実施しております。
次いで、2点目、学校と地域のふれあい学習について伺うとのお尋ねでございますが、今日子供たちを取り巻く環境の多様化・複雑化に伴い、教育をめぐるさまざまな課題が生じておりますが、その解決のためには、学校・家庭・地域の連携が不可欠となります。そこで各小・中学校では子供たちの健全な成長・発達を目指して地域人材などの教育力を活用した取り組みを積極的に推進しております。小学校では、特別活動や総合的な学習の時間において、田植え、昔遊び、戦争を語り継ぐ活動、外国語活動などで地域の方々の御協力を得ているところであります。また、中学校でも職場体験学習やFGC活動など、地域そのものを学習のフィールドとした活動を展開し、成果を上げております。今後は、学校・家庭・地域が一体となって地域ぐるみで子供を育てる体制をより一層充実させていきたいと考えます。
3点目、学校給食の食べ残しについて伺うとのお尋ねでございますが、現在各小学校におきましては、ごみの減量化に向けて食べ残しのないよう給食指導を行うとともに、子供たちの食が進む給食献立の工夫、残渣の水分を取り除いての減量化などの努力をしております。また、教育委員会としましては、これまで環境課と協力する中でさまざま処理方法について検討してまいりましたが、給食で出るまとまった量を処理するには、一般家庭と同じ方法では限界があるため、現在適切な処理方法を環境課と検討しております。来年度は、引き続き学校での減量化に取り組むともに、新しいごみ処理の取り組みを視野に入れながら減量化を推進していきたいと思っております。
4点目、栄養教諭について伺うとのお尋ねでございますが、食生活を取り巻く社会環境が変化し、食生活の多様化が進む中で子供の食生活の乱れが指摘されるようになり、食の自己管理能力や望ましい食習慣を身につけさせることが必要となりました。こうした中で、食に関する指導、学校における食育のことでありますが…の中核的な役割を担う栄養教諭制度が創設され、平成17年度から試行されているところです。湘南三浦教育事務所管内の7市町のうち現在鎌倉など4市には既に1名ずつの栄養教諭が配置されており、県は今後残りの3市町にも順次配置していきたいとしています。町内には栄養教諭の資格を取得した栄養士の方がおりますので、県から枠をいただければ定数配置をしていきたいと考えております。以上であります。
○議長(鈴木道子君)再質問を行います。
○10番(森勝美君)御答弁ありがとうございました。まず、1番目の一色台住宅と牛ヶ谷のごみ収集状況についてお伺いさせていただきます。一色台住宅では、モデル地区のトップとしてのスタートでしたけれども、生ごみの自家処理が多分大変進んでいたのではないかということで、ここに一色台住宅にお住まいの松本さんの考案されたバクテリアdeキエーロというこの生ごみ処理機のすぐれものが大いに活躍しているというふうにも伺っていますが、その最初のですね、ころのその一色台の生ごみの状況についてはどのような状況だったのか、お伺いします。
○生活環境部部長(成島光男君)この一色台地区につきましては、この4月からモデル地区として実施させていただいております。今、議員言われましたこの地区にはですね、松本さんという方がですね、独自でキエーロというものをですね、開発されて、その町内会の中でも御近所の方とかですね、そういう方と一緒にそういう処理をされておりました。特にこの一色台地区につきましては、この生ごみ処理につきましては、かなり関心をいただいてですね、町のほうの協力もいただいております。実際現在もですね、かなりの割合で生ごみ処理につきましては、この町内会につきましては協力のほうはしていただいてると思っております。
○10番(森勝美君)このキエーロの実施ですか、作成されて考案された松本さんの状況をNHKでも放映されまして、全国的にかなり知られるようになったようなんですね。それで横浜市でもこれを取り入れるというふうな話も聞いております。牛ヶ谷でもこのキエーロを使ってる方、いらっしゃって、もうそのまま、箱ではなくて地面にそのままですね、セットしてある方を私も拝見させていただきましたが、やはりごみについて、牛ヶ谷では伏見台の今、会長さんをしていらっしゃる十亀さんという方がそりを考案されたんですね。そのそりで狭い場所のごみは収集しているというふうにもなっております。このようにですね、主婦がごみにかかわるだけではなくて男性がかかわってくださっているということがこの推進の大きな力になっているというふうに私は思います。藤沢市のごみの収集をせんだって視察させていただいたときに、最初のころは取りこぼしがあって、どこにそのごみが置いてあるかちょっとわからず、取りこぼしというようなこともあったようなんですが、この地域についてはどうだったんでしょうか。
○生活環境部部長(成島光男君)私もですね、藤沢市のほうに視察の同行させていただいてそういうお話を伺っております。葉山町では、一色台住宅と牛ヶ谷地区のこの2カ所について今、戸別収集をやらさせていただいておりますけども、一色台につきましては、団地ということで整然と整列しているような地区でございますのでそういう話ってあんまり伺っておりませんけども、牛ヶ谷地区につきましては、やはりどうしても最初のうちにおきましては、一部分についてとり忘れをしたとか、ちょっと奥に引きこもったところの部分についてのとり忘れとかそういうのはございましたけども、現在、始めてからもう2カ月…3カ月ですか、3カ月が過ぎまして、そういう部分はかなり減ってきていると思いますけども、まだ職員につきましても全員がですね、この戸別収集に経験していただくということで実際いつも同じ方ということではございませんので、まだ若干ですね、そういう取りこぼしというのはございますけど、そういうことのないようにですね、お話はさせていただいて十分注意していきたいと思っております。
○10番(森勝美君)それから、ステーション回収に比べて藤沢市の収集職員の話では、腰の痛みがなくなったというふうにおっしゃっていたんですね、非常に印象的だったんですが。ステーションですと一遍にたくさんのものをパッカー車に投げ込んだりするその力、エネルギーがすごい要るのと、体力的にきつかったけども、今はその戸別収集になって、歩くのでダイエット効果もあるとか、非常にメリットがあるんですって、それで腰の痛みも治りましたというようなお話をされていました。やはり一番その回収をする、収集をする職員の方のやっぱりためにも、これ、非常にいいことだったなと思って、思いましたが、こちらのほうのクリーンセンターのその職員の御感想というのはお聞きになったことはありますか。
○生活環境部部長(成島光男君)やはり戸別収集やり始めのころはですね、どうしても今まで歩いて収集するという形じゃなかったものですので、最初やはりつらい部分というのは伺っておりました。また、藤沢と違い、服装関係ですね、例えば靴なんかにつきましても藤沢は軽量の靴を履かせていて、葉山については通常どおりの形でやらさせていただいている。こういう点につきましてやはり違いはあるのかと思いますけども、今現在では、かなりですね、なれという部分も出てきていると思っております。戸別収集を始めてですね、職員がですね、腰痛になったとかそういう話は伺っておりませんので、やはり1カ所当たりの収集業務がステーションですとかなりの量をやらなきゃいけない、腰を曲げなきゃいけない。ただ戸別収集ですと1カ所当たりの、1件当たりのですね、ごみ量が少ないので、腰の負担には少ないんじゃないかな、そのようには考えております。
○10番(森勝美君)やはり、では来年の7月からのスタートを大いに進める参考にもなるかなというふうに思います。
次に、モデル地域の住民の一番関心があるのは意見とか感想なんですけれども、先ほどは、一色台地区ではアンケートをとって8割の方たちがとてもよいという回答だったと。それから、牛ヶ谷については、町並みがきれいになったとか、戸別収集が非常に便利だという御意見があったそうなんですが、一色台の資源小屋は、もう非常に見る人も楽しいおしゃれな建物だなって思うんで、ついだれでものぞいてみたくなるような感じもあるので、住民の人たちも楽しくそのごみの分別ができているのではないかと思っています。
そして、牛ヶ谷地区では、商工会館の前にコンテナがずっと、資源物のためのコンテナがカラフルなのが並ぶんですね、その収集日には。そのときに、必ずだれかがそこにいらしているということで、通りかがりにも拝見でき、いや、今ちょうど収集してる、皆さん持ってきている時間帯なのだなということがわかります。それで、その後はきれいに片づいていますので、非常に町並みがきれいになったということが実感できてるんではないかと思うんですね。それから、ジョナサンの前の図書館の入り口の信号のところの、あの狭いところにステーションがあって、非常に通行人の方も、それから収集する方も非常に気苦労が多かっただろうということが解消されて、あそこは今はもう非常にきれいなっているということで、とても牛ヶ谷の人たちの喜びようがよくわかる、手にとるようにわかります。
熱心な町内会長さんとか、もともと住民の方が熱心にそういうことを提案されていたということもよくわかります。分別がおもしろいからやる、それから、キエーロの生ごみが本当に消えているのが不思議で楽しいというような意見も私お聞きしているんです。これからもやはりこういったことを、こういう皆さんのお声を今後に向けて「ごみっぺらし通信」でされているわけですが、回覧板で来るので一瞬見過ごしてしまうということもあると思うんですよね。ですけども、これをぜひ大いにPRをしていただいて、もう心の準備を町民の方たちにしていただくということが非常に大事と思いますが、今後のこのPRですね、戸別収集の、常に常に私はする必要があると思いますが、説明会だけではなくてこういった資料を常に回すというふうなことはどうでしょうか。
○生活環境部部長(成島光男君)今、議員が言われましたとおり、この地区からですね、いろんな御意見は伺っております。やはり一番私も思ってますけども、ステーションがなくなって町がきれいになったというのは御意見としてかなり伺っております。逆に課題につきましても、収集形態がどうだというお話も何点か伺っておりますけども、これにつきましては今後の課題とさせていただきたいと思っておりますけども、今言われました町内、住民に対しての周知等につきまして、この12月から1月にかけまして説明会をやる予定でいます。この中では、やはり当然この牛ヶ谷地区で行った戸別収集とかですね、そういう実績報告などもさせていただきたいと思っております。
また、この牛ヶ谷地区に関しましては、先ほど町長答弁でもございましたけども、班長会議とかですね、住民との意見交換会を行って、町のほうでもごみ量がどのようになったかというのも推計した、実際計量したものがございます。そういうものにつきましても、この町内会にですね、この12月の1日からだったと思いますけども、回覧をさせていただくと。この地区の方について、まずはこういう結果であったというのを報告をさせていただいております。
○10番(森勝美君)非常に大事なのは、やはり情報の豊かさ、やはり常にこうあふれているような状況であればもう皆さんそれにだんだんなれてくるという、もう今のコマーシャルが物語っていますよね。そういうことから考えて、やはり常にPRを欠かさないようにしていただきたいと思います。また、モデル町内会のごみ削減効果について先ほど伺いましたが、これがもう一番期待されることではなかったのかって私は思うんですね。以前に実施する前に比べて一色台が7割削減された、それから牛ヶ谷が8月まで、9月からスタートしたわけですが、10月になって燃やすごみが58%削減された、このすごさですよね。これがまた大変皆さんの努力と思うんですけども、それと埋め立てごみが約8割削減というんですが、埋め立てって要するに不燃ごみの残渣とかそういったものの理解でよろしいですか。
○生活環境部部長(成島光男君)埋め立てごみはそういうものでございます。
○10番(森勝美君)だから積極的にモデル地区になろうということはですね、ごみに対する住民の本当に大きな関心の高さがうかがえ、もう削減効果が目に見えるような形になっているということは、やはり分別に力が入りますでしょうし、よい循環になっているかなというふうに思います。このゼロ・ウェイスト事業でごみが50%削減などとても大変な至難のわざだとか、そう言い切ってる人も、思ってる方もいるように思いますが、このように実績としてあらわれた数字を、やはりまた先ほども申し上げたんですけど、このPRをしていく、やればできる、皆さん本当にやっぱりもったいない精神を私は持っていらっしゃるということがよくわかりました。ですから、この精神をですね、本当にゼロ・ウェイスト推進事業には、この精神あれば解決できるということで、日本人の本来持っているそういう精神に訴えていくということも非常に重要かと思います。他の町内会でもモデル地区の要望とかあるかどうか、ちょっとお伺いします。
○生活環境部部長(成島光男君)ちょっと私まだ直接そういうお話は伺っておりませんけども、担当課のほうにはそういう話があるんではないかと思っておりますけども。やはり今回このモデル地区としてですね、牛ヶ谷をやらさせていただきまして、今ごみ量がかなり減ったという議員の方からのお話がありましたけども、やはり可燃ごみにつきましては、今まで分別してなかったようなものを分別した、特に草木類とかですね、古布、そういうものもですね、資源物として出せるようになった、この点についてかなり大きな効果があったのではないかと思っております。また、不燃につきましても先ほど8割というお話ございましたけども、これにつきましては、やはりガラス瓶についてですね、今まで埋め立て、ガラス瓶という形じゃなくても、いろいろちょっと割れたものとかですね、埋め立てに回ってた部分というのはかなりございました。こういうものがですね、やはり徹底されて資源物なんだということを住民の皆さんが理解していただいた結果がこういう数値であらわれてきてるんじゃないかなと思っております。
○10番(森勝美君)非常にいい傾向ですよね。やはり日本は資源がない国なので、物を大事にするということをもう本当に考えていただいてる方たちが非常に多いということは、もういい例でしょうと思います。
次に、事業系ごみの処理の対策なんですね。これ、非常に今のようにですね、焼却炉が停止している状況のときには、特に御協力をいただけるとありがたいかなと思うので、私、11月2日に「知事と語ろう!ふれあいミーティング」というミーティングに出席した折に、知事の話でですね、厚木市の商店街では、そのお客さんから生ごみを受け取って、それでそのコンポスターに入れて、それを肥料にしたものを農家に配って、それでできた野菜を会員と、それからその店頭で販売しているというお話があったものですから、私も問い合わせてみたんです。厚木市の中町通り商店街というところで、実際に大型の要するに電動生ごみ処理機ですよね、肥料化できる。それでそこに会員、お客さんの会員を募っていて、その会員の方が生ごみを持ってきてそこに入れると、引換券のようなものが出てくるんだそうです。それでためておいて野菜を受けとるとか、あとは商店街ではその肥料を農家にお願いして、そこで野菜をつくっていただくということをやっていた。というのは7月まではやっていたんだそうです。今はそれをちょっと休んでいるという状況のようなんですけれどもね。私、以前から商工会でそういったことをぜひされたらどうだろうというふうに提案をしてきたんですけれど、ぜひ、今こそですね、お客さんに関係なく、スーパーなり飲食店の事業者の中だけでもそういう取り組みをできないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうかね。
○生活環境部部長(成島光男君)事業系のごみにつきまして約2割程度ございますけども、今言われるように生ごみ関係もかなりございます。我々もこの事業系ごみをですね、やはり削減しなくちゃいけないと思っておりますので、商工会とはですね、お話しさせていただいておりまして、今回、会員700名ほど会員がおられるんですけども、そのうちの事業系関係のごみを排出する方に対しましてアンケートをですね、とらさせていただこうかなと思っております。このような方法をとりながらですね、事業系についての対策を行っていきたいというふうには考えております。
○10番(森勝美君)ぜひ早急に進めていただければと思います。
次に学校教育についてお伺いします。中学校の職場の体験学習なんですけれども、葉山中学は2月からということで2日間、それから南郷中はせんだって18、19日に、11月のですね、実施されまして、たまたま保育園にちょうど18日の日に南郷中学の生徒さんが3人、きびきびと働いていました。そして男の子が1人と女の子2人だったんですけれども。もう男の子に子供たちがまとわりついて嬉々として喜んで飛んだりはねたりしてる姿を見ましてね、非常に心が癒されるという状況を私拝見しました。そしてその子供たちは自分たちも保育園で育ったので保育園を希望したということで、小さいお子さんに御飯を食べさせてあげたりとかね、女子生徒がやっていらっしゃいました。非常に板についてるんですね。特別違和感とかもなくて、こんな若い保育士さんいつから入ったんですかといったら、いや中学生ですって言われて、本当に感心をさせられました。南郷中学では29ですね、いろんな、町立保育園もそうですし、いろんな保育園幾つかありますし、幼稚園、それから図書館とか近代美術館、葉山の動物病院、それから動物病院が2つですよね。あとスーパーとか、ほんと子供店長さんじゃないですけども、多分子供たちが働いてたら、皆さん非常に興味もあるでしょうし、いろいろと聞いたりもされると思うんですけれども。この事業者、協力してくださる事業者というのは、葉山中学も南郷中学も同じ事業者ですか。
○教育長(豊田茂紀君)必ずしも同じ業者ではございません。重なっている部分もございます。
○10番(森勝美君)それで非常に有効、子供たちが体験を通して学ぶということは、もう何よりもいい教育というふうに私も思うんですが、気にする向きは勉強のおくれをちょっと心配するという、私もちょっと意見を聞いたんですけれども。実際はどのようにPTAとか保護者の方たちがお考えになってるのかお聞きできますか。
○教育長(豊田茂紀君)保護者がどういう意見や感想を持ってるかというところまでは、詳細に承知しておりませんが、学校はきちんとその前に実施要領等を保護者にも生徒を通して配って、そういう中でこの意義を説明しておりますので、その中で理解をされてると思っております。
○10番(森勝美君)これは子供たちの成長にね、何よりいい授業だなというふうに思っています、思いました。こればっかりじゃなくて、今度はふれあい学習なんですけれども。先ほどもね、将来の夢とかそういったことも培われるということのメリットもあるという、教育長のお話でしたが、本当にそうだと思います。お客さん相手だとすれば、お客さんのいろんな感情とかそういったものもじかに受けたりするんで、やはり社会、自分たちも社会の一員だということもね、経験できる、非常にいい教育というふうに受けとらせていただきます。
次に学校と地域のふれあい学習ですが、長柄小学校ではもう早くから戦争を語り継ぐということで、地域の高齢者の方からお話を聞く機会がずっとありましたね。それで副読本まで作成されるほど非常に充実した学習だったというふうに私も聞いておりますし、それ、目にもさせていただきました。これで今たまたまですね、きょうは長柄小学校が昔の遊びということで、きょうとあしたと実施されているわけです。お手玉とか、今の若いお母さんにも教えたいようなカルタとか、そういったことをですね、学校の先生、校長先生のほうから地域の老人会、町内会に依頼が来るんですね。それで希望者はぜひ何人でもいいですから参加してくださいというお便りをいただくんですけれども。なかなか皆さん意外とお忙しくて、大体そういう地域の方たちが同じメンバーになってしまうと。それで小学生はいつも1年生ですから違うんですけども、参加するお年寄りとか地域の方は大体同じ方なので、同じことをまた教えるっていうこともいいんですけども、その教わった小学1年生が今度次に来る1年生に教えるようにしたらどうだっていう提案もされているんですね。それはどういうふうにお考えになりますか。
○教育長(豊田茂紀君)学ぶ児童は今おっしゃったように1年生ということです。教える方は特定の方にずっと継続して教えていただくというのは、それなりの意味があると思いますし、過去に勉強した2年生、3年生がそういうことを1年生に教えてはどうかというのは、一つの御意見として承っておきたい。
○10番(森勝美君)それから、中学生の地域との交流学習ということで、自治会の役員の方たちが対応されているんです。各町内会で、長柄の場合は下町内会からイトーピアまで5つですかね。町内会の方たちが受け入れて、その自治会館でいろいろお話を聞くんですが。たまたま日常生活の話を子供たちとしたときに、ごみの話を出したところ、生ごみの話になって、生ごみって何ですかって聞かれたっていって、非常にびっくりしたっていうお話を聞いたんですね。当然懇切丁寧に生ごみとはこういうものだというふうに教えて、中学1年生ですかね、その子供たちも納得された、理解されたようですけれども。意外とそういった当たり前のようなこともわからない。勉強を主と考えている、子供たちはそういう日常の雑事には余り煩わさないように親御さんもしているのかどうかわかりませんけども。やっぱりこうやってふれあい地域でそのFGCですか、そういう授業をしたことによって、子供たちがまた新しい知識を得たと。これも本当に非常に重要だな。意外と皆さんそれぐらいのことでって思われるかもしれませんが、ますますこれは重要な学習になろうと思います。これからもどうぞ、そうですね、地域で育ってる、地域で子供たちが見守られてるということ、子供たちも実感できるということで、ぜひ今後とも続けていただきたいというふうに思います。
では次の学校の給食の食べ残しです。先ほど教育長がごみのほうからとらえられたんですが、もちろんですね、食べ残しが多いことは生ごみとして焼却されるという今現実ですから、非常に問題があるとは思うんです。その前になぜ食べ残しが多いのかを知りたいというふうに思ったんです。せんだってこの資料をいただきましたので、その資料を持って各小学校に、たまたまほかの用事もありましたので伺って、どういう理由でしょうかって伺ったんですけど、校長先生ははっきりしたお答えがよくされない。私は体力的なこともあるし、たまたまそのとき病気だったかもしれないしとか、いろんな例を挙げて御説明申し上げたんです。給食っていうのはカロリー計算をして、その子供たちに必要量をちゃんと提供しているので、それを食べないということは、残すということは、やはり1日のカロリーが足りないんじゃないかって私は思って心配するんですね。それはやはり体力にも影響するし、知力にも影響する。食べるもので人間はできているのですから、そういうことを考えて私このたび非常に気になったのでお伺いするんですけど。家庭で食べ残しっていうことは私余りないというふうに思うんですけど、家庭での状況、学校でわかるわけないんですけれども、その原因とか要因というのは教育委員長はどのように把握されていますか。
○教育長(豊田茂紀君)今ここに教育委員長おりませんが、家庭での食べ残しが本当にゼロなのか、子供が残した分、親がかわりに食べてるなんて、僕ら、皆さんの経験もそうだろうと思いますけど、数量的には多分食べ残しが家庭ではないように見えるでしょうが、学校ではそういうわけにはいかないので、議員おっしゃったように、体調が悪かったとかそういうものが絡んでるというように考えております。
○10番(森勝美君)食育をされていると先ほど教育長も御答弁の中でおっしゃいました。それで今現実に問題として食生活改善よりは食育にもう方向転換されて、法的にもそういうふうに決まってると。しかしながら日本が食糧自給率が40%、この時代にですね、ほとんどの食糧を輸入に頼ってるわけですよ。こういう事実があるにもかかわらず、私はこの給食の食べ残しについて、もう少し学校でも真剣に取り組んでいただきたいと思いますが、いかがですか。
○教育長(豊田茂紀君)これからも真剣に取り組んでまいりたい。
○10番(森勝美君)これはやっぱり日本が食糧、今はどこのスーパーに行けば欲しいものは何でもそろいますよ。そういうことを目にしていて、子供たちが食べ物がなくなるなんてことは多分もう想像もしてないと思うんですが、戦争を経験した方たちは、それでこそまた地域の方たちの子供たちに対するふれあい学習っていうのも大事っていうこともあるんですけれども。今の親、子供たちの親にしても、そういったつらい思いを経験もしていない。高齢者と一緒に住んでれば別ですけれど、やはりそういったことを担うのはやっぱり学校の教育かなというふうに思って質問をさせていただいています。そしてこの教育を学校の授業ではあらかたできていると思うんですね。しかしながら、やはり肝心なそのための栄養教諭がどうしても必要になってくるだろうということで、関連して私は質問をさせていただいてます。
せんだってですね、北下浦小学校ですか、の栄養教諭のお話を伺う機会がありまして。そのときにですね、県でも地産地消を進めているわけですが、その一環としてですね、栄養教諭が地域の…これは横須賀市が契約している農家の野菜類を給食に使う。その一環として子供たちにその収穫を手伝わせているということで、子供たちも食べることを大事にするし、自分たちのとったもので調理されたものについては関心も示すということで、食べ残しについてそういう傾向が余りないというふうにも聞きました。やはりこれはですね、やはり近隣の農家の人たちとも接触するし、自分たちも手伝う。そういうやっぱり教育について非常に重要。葉山には1名栄養士が研修を受けて栄養教諭になってるということで、なるべくその方に、給食づくりでお忙しいのはわかるんですが、授業のほうにね、振り向けられないかも。これ、県で進めていることですので、先ほども鎌倉とか4市には確保されているけれども、あとの3市町ですか、まだだと。これは知事に私このことを本当にね、直接話してもいいかなと思うぐらいでした。というのは、知事が地産地消でその栄養教諭をですね、とにかく各学校にっておっしゃるんですから、ぜひこの際予算の時期ですのでね、何とか確保できないかお伺いしたいんですが、いかがですか。
○教育長(豊田茂紀君)非常に幅広い御意見でしたので、すべてにお答えすることができないかと思いますが、もし議員が知事にお会いになる機会がありましたら、ぜひ湘南三浦教育事務所管内の3市にも栄養教諭を配置するように訴えていただければありがたいと思っております。そのほかについては、これは水田耕作を含む体験学習や、あるいは食べ残しをしない、そういう日常の教育活動との関係のことを触れられたと思いますので、そのときにお答えしたとおりであります。
○10番(森勝美君)それと町の町有の竹林があるわけですけれども、あそこのタケノコをぜひ私、給食に生かしてほしいなと思っておりましたら、北下浦小学校では実にそれを給食に生かして、子供たちがタケノコ掘りをして給食に使ってるということもお話を伺いました。地産地消のね、教育とか食育というのは、非常に地域に密着した授業だとも思いますので、これを産業振興とかいろいろと環境課とかね、連携があります。ごみの問題でも、給食の食べ残し、それから調理の残渣も環境課と連携で処理する方向で考えられてるということも伺えましたので、これも子供たちのためにですね、ぜひ実施をされるようにお願いしたいんですが、いかがでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君)御指摘のような点を含んで努力をしてまいります。
○10番(森勝美君)それで、ボランティアだけがですね、ボランティアさんが環境課とその竹林の整備もしているわけですけれども、フィールドワークとして中学生の職場体験学習なんかにも今後取り入れていただいて、今、葉山町では9月でその竹林の世話は終わったようですが、この緑を大事にとかね、環境教育とかいう意味で、実際問題として体験をさせていただければと思います。これで環境課では6月から9月までというふうに、手入れの時期を決められているということですけれども、新しいカリキュラムですか、中学校のこれから編成をされるわけですから、それこそ環境課、産業振興課とか連携をとって進めていただきたいと思いますけども、いかがですか。
○教育長(豊田茂紀君)御意見として承っておきます。
○10番(森勝美君)では、これで一番お願いしたいのは栄養教諭を何しろ確保していただく、もう来年度新しい新学期からですね、していただければと思います。私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(鈴木道子君)これにて10番森勝美議員の一般質問を終わります。
この際、昼食のため暫時休憩をいたします。再開は午後1時からといたします。
(午前11時56分)
○議長(鈴木道子君)休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時00分)
一般質問を続行いたします。第3番、7番鈴木知一議員、登壇願います。
○7番(鈴木知一君)7番鈴木知一です。通告に従いまして一般質問を行います。
葉山町のごみ処理についてと、森英二町長の政治姿勢についてを伺います。まず、ゼロ・ウェイスト取り組みについて伺います。3年ほど前までは葉山町のごみ処理の問題は、財政的に見ても、コスト比較についても、施設整備費と維持管理費を合わせた中では、広域処理で約23億、焼却炉のみ更新で26億、今の炉を使っていく自区内処理では3億円も上回っていました。そして循環型社会形成推進交付金が3分の1交付された場合は、それに7億円がついて、広域処理のほうが10億円もの差がついて安上がりという結果でした。しかも資源化率でも22%の差がつくと言われておりました。そして私は2市1町ごみ処理広域化計画については、まだ結論を急がずに、自区内処理では財政的な負担が増大したり、施設用地の選択など課題が多く、覚書を破棄するまで、あるいはどのような状態になっても自区内処理よりは広域処理のほうが合理的であり、地球温暖化防止のためにも当然と考えていると申し上げました。
森町長は平成20年5月7日、2年ほど前から進めてきた横須賀市、三浦市との2市1町ごみ処理広域化計画から、町単独でのごみ処理を検討していくことを明らかにしました。そして5月13日の本会議では、このごみ処理広域化計画の再検討を願う町民の陳情に対し、議会は賛成の意思を示していましたが、とうとう5月末日には事実上覚書を破棄して、この計画から離脱をしました。6月10日の各新聞には、葉山町に離脱補償を請求という記事が載っていました。朝日新聞の記事を御紹介します。葉山町に離脱補償を請求。ごみ処理広域化、横須賀市長が方針。三浦半島のごみ処理広域化計画をめぐり、葉山町が横須賀市、三浦市との枠組みから離脱したことを受け、横須賀市の蒲谷亮一市長が9日、葉山町に補償請求する方針を明らかにしました。この日開かれた市議会本会議で山下薫議員、新政会の一般質問に答えた。葉山町の離脱についての感想を問われた蒲谷市長は、覚書の締結までして2年間にわたり2市1町でつくり上げたものが、一当事者の一方的な離脱で無に帰したことはまことに遺憾と答弁。今後三浦市と連携して広域化計画づくりに携わった職員の人件費やかかった経費の補償を葉山町に求めていく考えを明らかにした。2市1町は平成18年2月にごみ処理広域化協議会を設立し、19年3月には基本計画案を策定。しかし1月に町単独のごみ処理計画を主張する森英二町長が当選、葉山町は枠組みからの離脱を決めた。以上、6月10日の朝日新聞の記事です。
その年の町のホームページのトピックスに、6月5日付で2市1町広域化計画から離脱しましたという町長の離脱の理由が掲載されていました。読み上げさせていただきます。離脱の理由について、計画では横須賀市に大型の焼却炉を整備するとありました。これを連続運転するには一定量のごみを投入し続けなければならず、政府の掲げる2015年度には燃やすごみの20%減量を義務化するという施策にも、また地球温暖化防止のため、ごみを出さない、燃やさないという世界の流れにも逆行します。また、同じく横須賀市につくるとされていた生ごみ資源化施設については、全体的な一般廃棄物処理システムの中で、本格稼働している事例が今のところ見られません。さきに逗子市が鎌倉市に共同で建設を検討していた生ごみ資源化施設を断念した理由の一つでもありました。この計画は20年という長期にわたるものであり、その間に技術革新も進むと思いますが、この計画では新方式への変換の可能性を閉ざすことになると考えます。以上ですが、町長覚えていらっしゃいますでしょうか。
横須賀市の人口約42万人、葉山町の人口は約3万3,000人、つまり横須賀市の10分の1にも満たない数です。葉山町が幾らごみ量の減量に走っても、その効果は10分の1以下でしかあらわれません。町長が心配した横須賀市に大型の焼却炉を整備し、これを連続運転するには一定のごみ量を投入し続けなければならず、政府の掲げる2015年度には燃やすごみの20%減量を義務化するという施策にも、また地球温暖化防止のためごみを出さない、燃やさないという世界の流れにも逆行すると言っていました。葉山町が幾らごみの減量に走っても、その効果は10分の1以下でしかあらわれません。しかも2市1町で協議しながら進めていこうという計画です。かえすがえすも町長の議会の意思を無視した身勝手な判断に私は腹が立ちます。しかも前代未聞の自治体同士の訴訟問題では、あきれてしまうほどであり、町長の資質に尽きる問題で、その罪は重大であります。これは今でも裁判は続いていますが、横須賀市、三浦市とももっともっと話し合えば裁判などにはならなかっただろうと悔やまれます。
その後6月に「葉山町ゼロ・ウェイストへの挑戦」の資料が議員全員に説明されました。その後の展開は皆様の御承知のとおりです。私はごみ問題を正面より考えるより、バイオマスタウン構想という中に取り入れて、ごみ処理の問題解決をしていくほうが、より多くの町民に理解されやすいのではないかと考えています。最近、このバイオマスという言葉がよく聞かれるようになってきました。バイオマスはバイオとマスが合わさった言葉で、バイオは生物、マスは量という意味で、生態学分野の用語でした。現在、一般に使われているバイオマスは、再生可能な生物由来の有機性資源で、化石燃料を除いたものとしています。また、簡単に植物資源ということに置きかえることもあります。
次に、バイオマスタウンという言葉は御存じでしょうか。バイオマスタウンは国で定義されていますので、それを紹介しますと、一定の区域において、広く地域の関係者の連携のもと、バイオマスの発生から利用までが効果的なプロセスで結ばれた総合的利活用システムが構築され、安定的かつ適正なバイオマス利活用が行われているか、あるいは今後行われることが見込まれる地域です。このバイオマスタウン構想を公表している市町村に我々の会派、尚政会で3年にわたり何カ所か視察研修に行っていますので、紹介します。
平成19年、沖縄県伊江島では家畜排泄物、サトウキビなどを利用した高品質の堆肥供給、バイオエタノールの生産など、多用途利用技術の実証試験を視察研修しました。平成20年、福岡県大木町を視察研修しました。生ごみ、し尿、浄化槽汚泥を利用して、バイオガス発電を行い、発生する液肥は地域の農業に利用しています。平成21年愛媛県内子町を視察研修しました。森、畑、町の3つのプロジェトで間伐材や竹資源のペレット化など、資源循環型社会の構築と次世代への担い手創出を目指しています。平成22年3月には山形県長井市を視察研修しました。ここはバイオマスタウン構想ではありませんが、県と国の補助金を利用した、生ごみともみ殻、家畜の排泄物などを利用したレインボープランを実施しています。そして、ことし11月に鹿児島県志布志市を視察研修しました。林業、製材業からの剪定枝や一般家庭からの庭木や草、生ごみなどを堆肥にする資源循環型のまちづくりを推進しています。また、県内では三浦市で水産業から出る水産加工残渣、汚泥、し尿、農産物残渣をメタン発酵施設で発酵させ、エネルギー利用や堆肥化などを進めていくそうです。以上、3年にわたり尚政会で視察した場所を御披露しました。
それらを振り返って葉山町を考えてみますと、現在、葉山町の環境問題での課題は数多くあります。老朽化が進むごみ焼却炉施設、生ごみの処分問題、荒れ始めている里山の問題、大量に出る植木剪定枝、砂浜に打ち寄せられる海草類、地球温暖化防止のためのエコな生活、安全でおいしい身近な農作物を地産地消で、などなど挙げていけばきりがありません。問題となる課題と思いを持ち寄ってお互い何ができるか考えていくと、バイオマスタウン構想の出発点だと思っています。みんなで考えていく、納得してみんなで取り組んでいくことが大切なことです。
今まで視察研修に行った市町村の中で、すばらしく印象に強く残っているのが、鹿児島県の志布志市です。志布志市の人口は葉山町とほぼ同じですが、面積が葉山町の17倍もあります。広大な農地と温暖な気候を生かした特色ある農業や畜産が盛んです。ここでは生ごみの収集を週に3日も行っております。植木剪定枝を粉砕し、生ごみと混ぜ合わせて堆肥にしています。剪定枝4、生ごみ1の割合で、乳酸菌液、それは糖蜜、塩、水、ヨモギの汁を混ぜた液体、この液と呼ばれるものを噴霧しながら混ぜ合わせる。4カ月間かけて発酵分解させ堆肥の袋詰めにして販売しています。この事業は収集を含めて民間に委託されています。志布志市ではこのようにごみ減量を目的として生ごみ処理化を行っています。一部事務組合から離脱し、焼却に依存しないごみ処理を実現した、焼却炉のない市であります。埋め立てごみを8割削減、再資源化率は7割を超え、市としては全国1位であります。
また、ここも住民の主体的な参加が重要な役割を果たしています。一般的な自治会や町内会は任意加入でありますが、ここでは衛生自治会をつくり、全世帯が強制加入している。これはごみを出さない世帯はないかららしいのです。この衛生自治会がごみステーションの管理、路上の清掃等を行っていて、面倒くさいことが重要なことだと言っていました。衛生自治会の活動に対しては、市、衛生自治会が発行する地域通貨「ひまわり券」が支給され、ひまわり油、トイレットペーパー、石けん、堆肥などなどと交換してもらうことができるそうです。集められた生ごみは堆肥化され「おかえりじゅんちゃん」という堆肥になります。ちなみに「じゅんちゃん」の「じゅん」は循環の循であります。志布志市は欲張りで、7つもの日本一を目指しています。そのうちの1つがごみの資源化日本一。職員の熱意が全然違うことを感じました。そして志布志市はごみの減量化についての視察は年間五十数件あるそうですし、海外からの視察も多いと聞いています。
志布志市にはごみの焼却場がありません。ごみは埋め立てています。平成2年に建設した埋め立て場は、20億から30億円かかり、平成16年で満杯になる予定でした。しかし熱心な職員がいて、夢中になってごみの資源化を行いました。平成12年からはそれはそれは大変だったそうです。当時は年間1万4,000トンのごみを埋め立てていましたが、現在埋め立てているごみは何と2,000トン、計算ではあと50年はもつそうです。1万4,000トンの埋め立てごみのうち、6割が生ごみという事実で、それを資源化したんですと説明してくれました。志布志市では生ごみは週に3回回収されています。生ごみはしっかりふたのできるポリバケツに各家庭から集められ、朝回収車が回ります。そしてごみ処理場に集められます。またごみ処理場では庭や山や街路で伐採された植木剪定枝などの木材原料を大きな機械で粉々にする。これは堆肥をつくる原料になります。これと生ごみを粉々にしたものに乳酸菌液、先ほど申し上げましたが、糖蜜、塩、水、ヨモギの汁などを混ぜ合わせた液体と呼ばれるものを噴霧しながら混ぜ合わせる。確かに余りにおいはありませんでした。これを三、四カ月熟成させると、じゅんちゃんと呼ばれる堆肥ができるそうです。年間420トンの堆肥ができ、5キロ100円で販売し、市民から好評で完売してるそうです。
ごみは市民によって28品目に分別されています。志布志市民の年間にかかるごみ処理料は1人当たり何と6,000円だそうです。全国平均が1人当たり1万5,000円というのですから、その半分以下、すばらしいと感じました。ペットボトルももちろんきれいに洗う、だから資源としてAランク付され、業者に高く買ってもらえるとのこと。しかも日本リサイクル協会から1,600万円のごみ再商品化拠出金をもらえるほど資源化しているそうです。そして何よりも驚いたのは、ごみの回収と資源化に携わる方々が若い人が多く、しかも何より熱心なのでした。説明を聞いていても非常に気持ちがよく、近いうちに本当にごみゼロの町に志布志はなるかもしれないと思いました。その話の中で、やはりね、ここまでできない人もいますよ。ですからごみ出し困難者対策要綱とかつくったりしているし、職員でごみ分別お助け隊を編成したりしているとのこと。熱心できめ細かく、しかもどこか楽しみながら仕事をしていると感じました。
このように葉山町でもバイオマスタウン構想として全体を考えながら、問題解決を目指していく必要があると思います。この志布志では市民の7割が生ごみを出すそうで、確かに田畑の多い地域でありますが、何と7割の人が生ごみを出している。コンポストやキエーロとか、じかにそれを利用しないで、生ごみも資源ということで、そういう意識が強い市だと感じました。また、埋め立てごみの半分の1,000トンが紙おむつであるという分析結果が出ていまして、これを固形燃料として再利用する方法を研究する会があり、これを推進しているそうです。
次に3年間の森町長の政治姿勢について伺います。率直な今の町長の気持ちをお聞かせください。以上で第1回の質問を終わります。よろしく御答弁をお願いいたします。
○議長(鈴木道子君)答弁を行います。
○町長(森英二君)7番鈴木知一議員の御質問にお答えしてまいります。まず、葉山町のごみ処理について。その1、ゼロ・ウェイスト取り組みについて伺う。2、生ごみ植木剪定枝の処理について伺う。3、これからの考えられる町独自のごみ処理について伺う等のことでございますが、
これらを一括してお答えしてまいります。
平成20年の6月に葉山町ゼロ・ウェイストへの挑戦、同年11月に葉山町ゼロ・ウェイスト計画施策骨子を発表し、ごみ半減に向けて5つのモデル地区において生ごみの自家処理の推進や、戸別収集などの分別収集の改変などを行ってまいりました。このほかにも手動式の生ごみ処理機モニター事業や、分別体験モニター事業などを行い、町民の方にもこうした体験を通じてごみ減量に実感していただいてきたところであります。さらには、ごみ減らし隊やごみボランティアなどの、ボランティアの方々と一体となって、広報やイベントなどを行ってまいりました。今後につきましては、新たに策定したごみ処理基本計画に基づき、モデル地区などで得られた成果や経験をもとに、全町でごみ半減に向けて取り組んでまいる所存でございます。
次に、生ごみや植木剪定枝の処理についてのお尋ねでございますが、生ごみ処理につきましては、モデル地区や手動式生ごみ処理機モニター事業、また窓口での販売を通じ、家庭での生ごみ処理を推進するとともに、生ごみ処理に取り組む世帯に対して、電話での相談などのケアを行うことにより、継続して使用していただいております。植木剪定枝につきましては、事業系の植木剪定枝については平成19年度から堆肥化を行っております。家庭から発生する植木剪定枝につきましては、今後の分別収集体制の改変に伴い、事業系と同様に堆肥化を行っていく所存でございます。
次に、これからの考えられる町独自のごみ処理についてのお尋ねでございますが、現在行っているものに加え、新たに有効な処理方法については研究検討は続けてまいります。先ほどから非常に丁寧にお調べになって、長時間にわたって質問項目を立てられました。私は自分の信念として、広域化ではなく、ごみの減量化に最大限取り組むという姿勢で生ごみ処理の問題、いろんな問題に取り組んでまいりました。この活動がマスコミでも取り上げられ、NHKでの放送は特に影響が大きかったわけですけれども。全国から問い合わせとか調査、頻繁に調査も来ております。そういった中で今までに昨年からことしにかけて、4カ所で大きな先進環境都市シンポジウムがありまして、九州あるいは四国、いろんなところから先進自治体が集まったシンポジウムに、葉山からも参加してほしいということで私も参加をしてまいっております。そういった中で私の葉山での取り組みに非常に関心を持たれた奈良県生駒市の市長さんが、その場で来年1月の30日のシンポジウムを生駒でやりたいと。葉山の事例をぜひ基調講演として行ってもらいたいという依頼を受けておりまして、それにも出かけて行く予定でございます。そういったごみの減量化に向けての全力で取り組むには、やはりボランティア活動の方々の力も大事であるし、ましてや急激に広域化計画から方向転換したこの方針について、必死になって取り組んできた、また来ている職員たちに深く感謝しているところであります。
さて、第2問目の町長の政治姿勢についてという、大変難しいといいましょうか、微妙なテーマ、考えによって非常に大きなテーマをいただきました。それで、私としてはこの答弁をどういう視点から取り組むべきかということで、鈴木知一議員にお尋ねを個人的にいたしました。そのときに明確にお返事がいただけなかったものですから、私なりにじゃあ政治姿勢というものをどうとらえて答弁したらいいかということをお話ししてまいりたいと思います。
いろんな行動のもとになる、人間の行動のもとになる、政治もそうですけれども、その背景にはやはりそれまでに生まれ育ってきた環境、そういったようなものも非常に影響するのではないかと。これ、例えがいいか悪いかわかりませんけども、民主党の鳩山由紀夫総理大臣のときに、母親からのお小遣いで何億円だどうのとかっていう揶揄された報道もありましたけども、ああいった政治一家、活動の中で育つ環境の方もおれば、同じ政治を目指してる中でも、いろんな境遇、そういったものの中で政治に目覚めてきたという人もおられようかと思います。そこで私の根本にあるものに若干触れておいたほうがよろしいんではないかなと思います。人の生い立ちみたいなものを聞くのは大変御苦労でしょうけども、しばらくお聞きください。
私は昭和15年1月に東京品川で生まれました。翌年太平洋戦争が始まり、父親が愛知県豊橋、生まれ育った愛知県豊橋に母親と私とそれから妹、3人でそちらへ移り住みました。父親は南方方面に出征して行きました。愛知県の豊橋といっても、もう父親は長く住んでおりませんでしたので家はありません。親戚の家を頼ってそこで生活しておったわけでございます。ちなみに豊橋は結構養鶏が盛んなところでもあります。そのうちの1軒の親戚が比較的手広く養鶏の事業を行ってまいりました。その中の一つの鶏舎、今思えば広さにして4畳ぐらいでしょうか。そこへまず家族3人で住みました。もちろん質素なものです。そして戦後を迎えるわけですが、その間戦争の砲撃、B29を中心とした爆撃に逃げまどった記憶が鮮明に残っております。もちろん貧乏なんていうものは口に出せることではなく、もっとすごいものです。そこへ父親がマラリアを患って帰還してまいりました。そして4人で住むようになりました。十分な医療もありません。そういった中で病気が長引きます。仕事ができない。母親はいろんなものを荷車に積んで行商に出て、我々の生活費を賄ってくれておりました。
そういった中で私も大学へ行くということになったわけですけども、その当時父親は完全に立ち直って小さな町工場、下請工場を経営しておりました。入学して半年あたりは仕送りも受けておりました。しかし親会社と同時に倒産、私は長男ですから、そのときは兄弟6人になっておりました。学校をやめて働くか、あるいはアルバイトで卒業するかということになりまして、以来私はアルバイトで、仕送りももちろん受けられませんので、アルバイトで学校を卒業いたしました。そのときに、三上富三郎という、私の恩師に当たりますが、マーケティングの権威者がおりまして、その当時、私は企業ドクター、経営診断士、経営コンサルタントをその三上先生が行っておりまして、その授業がありました。私も自分の父親の倒産に瀕してのコンサルタントの出入りを見ておりましたので、これは自分のするべき仕事ではないかということで方針を定めて、4年間卒業と同時に三上先生の紹介で経営コンサルタントの研究所に入所して、それ以来、最年少で国家資格を取ることができましてからしばらくして独立、そして以来、したがいましてもう四十数年経営コンサルタント一本で来ております。
先ほどの大学時代のことに戻りますけれども、当時は北海道から九州まで非常に幅広く地方の学生が大勢おりました。私も地方です。一緒に仲間と下宿を見つけまして共同生活してました。そのときにお互いのそれぞれ境遇が違う。貧しい者もいれば健康な者も、あるいは豊かな者もおりました。そういった中でお互いの助け合いだとか精神、そういったものも感じることが、学ぶことができました。そういう背景の中から、やはり人は強くなければ生きられないなと、本当に強くなければ生きられない。どんな極貧の中でも生きると。しかしある面で優しくなければ生きる資格がないというものも、この大学時代に学んだわけでございます。そういったことを時に触れて話しておるわけでございますけれども。
さて、そういった中で町長としての姿勢ということに関しましては、私は最も基本には、特にトップですから、クリアでなければいけないと。常に自分の身辺はきれいでなければいけない。20年に町長になりましてから、複数カ所から、関係団体からまずお中元が届けられました。そこには町から補助金も出してる団体です。これは、今までこういうことがあったのかと不思議に思ったんですけども。即担当を通じて丁寧にお断りをして、以来1カ所からもそういったものは来ておりません。これはもう基本中の基本だと思います。そういった姿勢を保ちながら、これはやはり職員にも通じていくことではないかなと思います。要するに利権的なものは。
そこで思い出しますと、就任後、鈴木知一議員からのたしかあれは一般質問の中だったと思いますけれども、裸の王様にはならないようにくれぐれもという趣旨のアドバイス的な一般質問をいただいたことを、非常に鮮明に覚えております。これはどういうことかと。これはもともとの語源は別のところにありますけども、それがひいてはトップ、組織やそういったもの、団体のトップになる者は、周りからちやほやされて、あるいは一部の人間だけを大事にすれば、それ以外の情報は入らなくなる。いずれ裸同然で自分の意思は十分できないと、行動できなくなると。こうならないようにと。まさしく私もこの葉山町という企業の、行政のトップになれば、それは非常に戒めなければいけないということで、幸い私は選挙を通じまして、町民ボランティア活動として、要するに町民主体の政治をつくりたいという志に燃えた方々が、一致して私の応援をしていただきました。幸いそういう人たちに背かないように、いい政治をしなければいけないと心がけておりますので、今も定期的に会合を持ちながら、自分の行っていることの検証をしながら、御意見を伺いながら政治を進めてきております。そういったことで裸の王様にはなりたくない。
そういったことをバックに置きながら、政治の、政策の順位づけとかそういったものに関係するかと思いますけれども、私は折に触れて触れたことがあります。伊藤友子議員からも引用されたことがありますが、マズローの欲求5段階説というもの。ごめんなさい、伊藤友子議員がおっしゃっていたのは、先ほどの人は強くなければという、真名瀬の遊歩道の問題に関してお話が出たことがありますが。マズローの欲求5段階説というのは、私はやはり政策決定に大きく影響してきてるんじゃないかなと思います。まず1つは生理的欲求。これはまず生きるために食べる、飲み物。こういったものがまず与えられなければならないと。これがなければ次の安全の欲求につながらないと。暑さ寒さをしのぐという、こういった安全の欲求。ともかく人間そこへ進んでいきます。その次に社会的欲求ということで、何ていいましょうか、自分の周りの人たちと一緒にいたい。同じ仲間でありたいというような、記憶とか愛情の欲求とも呼ばれる。これはいろんなサークル活動をつくって活発にしていきたいというものに対する、あるいは補助のあり方ということも関連してくるかと思います。次の4番目が自己尊重の欲求。これは人から褒められたい、認められたい、あるいは地位を上げていきたいという欲求でございます。そういう上昇欲求を持ってる人たちには、それなりの補助というものがあるだろうと思います。そして究極的に最後が自己実現の欲求ということで、これはまさしくきのうきょうも出ておりますボランティア活動で、本当に頭の下がる思いで、ごみの減量化に地域の活動で取り組んでいただいてる方。全くの手弁当で。しかしこれが自分個人のためではなくて、地域社会のため、またこの葉山のためにということで、いろんな工夫をしてつくっていただいてる。こういったものがNHKでも紹介されたりして、共感を得ているのではないかなというふうに思います。
ですから、こういった政策の順序づけというものがございますけれども、一つの中には一つ典型的な身近なケースとしては、このアメリカでことし中間選挙が行われました。オバマ大統領が大統領就任から次までの真ん中で中間選挙。これで基盤である民主党が記録的な大敗をいたしました。その原因がいわゆる共和党を中心としたリバタリズムというグループが、これ新自由主義と訳されておりますけれども。従来のリベラルパーティー、自由主義とは逆に、もっと個人たちがこれを強くすると。極端に言えば何億円、何十億円という収入を持ちながら、収入を得ながら、その人たちからたくさんの税収を取るというのはおかしいじゃないかという、この一つのリバタリズムのあらわれなんです。これがどういうふうに進んでいくかということは、やはり政策決定にかかわってまいります。日本は今、民主党が政権中心ですから、リベラルパーティーのほうに近いと思っておりますが、そういった中で、私はこれからの残された期限の中で、政策を進めていくには、やはり最も基本にしたいのは環境問題です。その最たるものが地球レベルでの環境問題。地球レベルでの環境問題ということになれば、一番の環境破壊は戦争であり、原子爆弾、核兵器です。ですから私はこの環境に関心を持つ。それと先ほど言いました戦争体験。そういったものがベースにありますので、この核兵器廃絶という問題は非常に大きなテーマです。したがいまして、年に1回、平和団体が行進を行います、広島まで。そういったときに、中間で通過する自治体の首長にも、外へ出てメッセージを欲しい。できれば途中まででも歩いてほしいという要請があります。私はずっと途中まで歩いております。そのときに団体の方から歩かれる首長は初めてだというふうに言われておりますけれども、これは非常に私の信念としてやってることです。
それから環境のもう一つは…(私語あり)あと2分ください。
○議長(鈴木道子君)町長、簡潔にお願いいたします。
○町長(森英二君)その続いての大きな環境テーマというのが、やはり地球レベルのCO2削減、こういった問題です。そのために、最初に戻りますが、ごみは燃やし続けるんではなくて、これは削減していく。ゼロに限りなく近づけていくということが私の信念としての公約として掲げたものでございまして、これを突き進めていくということでございます。どうもありがとうございました。
○議長(鈴木道子君)再質問を行います。
○7番(鈴木知一君)大変御丁寧な御答弁ありがとうございました。質問項目を少なくして大変よかったと思っております。せめて町長になってからの政治姿勢をお話しいただければ、これを聞いているインターネットないし録画で聞いている町民にとってもわかりやすかったのかなと思います。
それでは最初のごみ処理について伺いますが。第1質問の中で、鹿児島県志布志市のごみの資源化率ナンバーワンの、全国1位のお話をさせていただきましたが、どうもゼロ・ウェイストというのは、ただごみをなくせばいいということで、それよりももっとすばらしいのは、生ごみでも紙おむつでも資源化して再利用する。それのほうのがもっとすばらしい施策と考えますが、町長いかがでしょうか。
○町長(森英二君)進めようとしていることはまさしく資源化です。
○7番(鈴木知一君)例えば町長は自区内処理、広域処理はやめて自区内処理でいくとお話ししました。植木剪定枝は富士宮でしたっけ。なぜ私は志布志市の話を細かく御説明したかというと、自区内でそれを完結させる、循環型社会ができているということを、こういう例があるということを説明したかったんです。葉山町にもし生ごみ処理と植木剪定枝。また将来紙おむつの再利用、資源として再利用できるようになれば、相当のごみ量を減らすことができると思います。町長の今のお考えで、そういうことが葉山町で可能かどうかお伺いします。
○生活環境部部長(成島光男君)植木剪定枝関係につきましては、現在富士吉田市のほうでですね、堆肥化という形でさせていただいております。ただ、今、議員が言われるこの志布志市ですか、こちらと同じような方法が葉山町のほうで可能かということでございますけども、葉山町の中では資源化した堆肥となったものとかですね、バイオガス等、生成、作成したとしてもなかなかその後の消費関係のほうに結びつくということが難しいのかなっていうふうには、私たちがいろんなことを考えた中では思っております。そういう点考えますと、この志布志市と同じような方法というのは現段階ではちょっと難しいんではないかなというふうには思っております。
○7番(鈴木知一君)そういう循環型社会を考えると、例えば里山の問題、地産地消の安全でおいしい身近な農作物を休耕地とか町有地、あるいはそういうのでそういうところで使っていくための肥料として、循環型、葉山でこれから利用も大変出てくると思います。また、個人のガーデニングや空き地の花壇、ボランティアの花いっぱい運動や清掃、美化運動の推進等、どうして葉山の中で循環するような、継続できるような事業を頭の中で組み立てられないのかなと不思議でしょうがないんですが。志布志市では草木は1キロ4円と聞いてます。民間委託で受ける業者、生ごみは1キロ10円で、それを再利用できる堆肥として5キロ100円でしたっけ、先ほど申し上げましたが、間違ってたら訂正いたしますけど。そういう持続可能な、将来にもわたっての循環型社会を念頭に入れた事業計画というのを目指さないと、今の生ごみ処理は果たして持続継続される事業かなと非常に思います。キエーロとかそれ自体は協力してくれている町民たくさんいらっしゃいますが、本当に3年、5年、10年先まだ続いているのかなと考えている中で、やはりごみ処理は行政主導、あるいは民間委託で責任持ってやるシステムを考えないと、これからの葉山のごみ行政どうなるのか
なと心配でたまりません。
焼却炉の問題なんですが、きのうの神奈川新聞に、葉山のごみ焼却施設再開まで最低2カ月、当面外部委託で対応の記事がありました。30日の本会議でお隣の伊東圭介議員から町の説明を求める緊急動議が提案されましたが、その中の説明では町民への謝罪の言葉がなく、議会への連携がとれてないという問題が指摘されました。このクリーンセンターの放流水から排出基準値を超えるダイオキシン類が検出された問題は、町民にとって不安が現実なものとなりました。35年が経過し、老朽化している焼却炉をこれからも使い続けていくのか。町長、本当のところをお伺いいたします。
○町長(森英二君)今2点の御質問になるかと思いますが、町民への周知という問題…が足りない。その問題につきましては今、原稿がほぼでき上がりまして、印刷に入ろうとしております。これはきのうもちょっと触れましたけども、この機会に町民の方にごみの減量化に一層の御協力をお願いしたいということのお願いと、その上段でこういう事故、事件が…問題が発生しましたと、今鋭意努力しております。いましばらくの調査が必要です。合わせたものをお配りをしてまいります。
それとあと、この今35年たったものをこれからも使い続けるのかということの、その方針はまだ出ておりません。今調査中です。
○7番(鈴木知一君)調査中というのが、2カ月かかると言えばそうなのかもしれませんが、やはりトップの判断という、いずれ町長がお決めにならなきゃならない問題でありますし、腹の中には決めてるのかなと思いまして。ごみゼロ・ウェイストを推進していくという3年前のあの自区内処理と言い出したころからすごい町長の意識は後退してるのかなと。もう覇気がないというか。あと何年炉を使っていくか、少しでもお話しいただけませんか。
○町長(森英二君)今いみじくも町長の腹の中では結論出てるんじゃないかと、大胆な予測をされたようでございますけれども。今、ダイオキシンの調査を行っております。それの調査結果がどういう状況になるのかということとも非常に関連をしてまいりますので、今の時点でのお答えは差し控えたいと思います。
○7番(鈴木知一君)何回か今まで一般質問をしまして、明快な回答が返ってこないので、だんだん一般質問もね、やる気も萎えてきちゃうというか、本当に。この前、議長会主催の議員研修会がありまして、金崎議員もその内容についてお話ししたんですが。読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏の講演を聞く機会がございました。その中で記憶に残っていますのが、範は歴史にありということで、何事にも手を抜いてはならない。常に全力で当たれ。2つ目は傲慢になってはいけない。仕事に慣れてくると生意気になる。常に謙虚であれと。3つ目はどんな人でも嫌いにならない。嫌いになることはない。嫌いになってはいけない。そしてノーブレス・オブ・リージュというフランス語の言葉ですが、身分の高い者はそれだけ重い責任があるということです。そしてそれにふさわしい政治が行われているかということです。私はこの言葉を森町長にわかってもらいたいのでお話ししましたが。町長というお立場で重い責任を感じていると思っておりますが、自分御自身の責任というか、お考えはいかがなものでしょうか。
○町長(森英二君)町長というトップの責任の重さというものは、なる前の想像以上のものでございます。したがいまして、発言等においても慎重を期す余りに、歯切れが悪い、元気がないという御指摘を受ける場面もあろうかと思いますけれども、思ったことそのまま言えるという立場ではないことも御理解ください。
それと先ほどこの町長の政治姿勢の中で、この就任以来のことについてもっと触れてほしかったと。就任以来のいろんな政策の決定、それから執行については、すべてのその背景にあるものを話したつもりでございます。一つ具体的なもので落としてしまったのがあるかと思いますが、やはり広く直接住民の声を聞くと同時に、自分の意見も言える。また耳の痛いことでも聞くということのために、既に二十数回の直接対話、町長と語るふれあい座談会を実行しております。こういったものはやはり直接民主主義の一環ではないかなと思っており、大事なことだと思っております。
○7番(鈴木知一君)森英二町長が誕生して3年になろうとしています。そのときの町長選挙は平成20年1月15日告示、20日投票でした。投票率57.96%で、森町長は5,636票を獲得し当選しています。森町長の公約であるマニフェストは、行政をスリム化し、財政健全化させます。下水道事業見直しと赤字削減、ごみ政策、プロジェクトチームによる町民参加型町政、役場は最大のサービス業だと。教育・子育て日本一の町を目指します。安心・安全福祉の町を目指します。自然を守り生かします。逗子市への総合病院の誘致に積極的に協力します、と幾つかありました。
その中の行政をスリム化し、財政を健全化させますについては、副町長廃止と特別職給与削減、町長公用車の見直しなどでありました。しかしプランは当初わずか4カ月で2市1町ごみ処理広域化から議会の意思を無視して勝手に離脱してしまったこと。しかも横須賀市、三浦市ともよく話し合うこともせずにほごしてしまい訴訟になっているということ。町長に当選したら奥様の森勝美議員が町議をやめるという話もありました。今でも森勝美議員は議員をやめていません。多くの町民はこの2つの問題について納得はしていなくて、半ばあきらめてる状態だと私は考えています。確かに2年ほど前なら町民の力でリコールとか議会からの対応では町長不信任案などの具体的な批判もあり得たかと思います。しかし3年が過ぎようとしてる中、半ばあきらめてる状態だと私は考えております。
残り4分となりましたが、私ごとで、私は残りの時間をお借りして私の議員の引退のあいさつをさせていただきたいと思います。私は今の議員任期終了後で引退することを決めました。ですから次の町議会選挙には立候補いたしません。その理由は、家内が1年前に大病し、治療は無事終了していますが、時々体調は疲れやすく、つらそうです。また、私の父も認知症が進み、母も高齢で介護が重荷となっています。家内の父親も病院にお世話になりがちで、家内も今後はなるべく実家にいて両親の世話をしたいと言っています。やはり一番大切なのは家族だと考えています。ですから次の選挙では1人でも多く若い人が立候補していただきたいと思います。私は議員定数を17人から3人減の14人に賛成をいたしました。次回の選挙ではさらに狭き門となりましょうが、若い多くの男性がまちづくりの夢を持って立候補していただきたいと思います。14年間、一色・下山地区を初め、多くの方々の御支援をいただきながら議会活動に参加できましたことは、私の人生にとってかけがえのない時期でありました。これからは議員の経験を生かして地域活動などに積極的に参加していこうと考えております。あと4カ月間を残しており、早いあいさつとは思いましたが、今後もこの気持ちは変わりませんので、申し上げさせていただきました。
これで私の一般質問は終わりといたしますが、町長御答弁があればどうぞ。
○町長(森英二君)大変な立場に役場にいて立ち会うことになったことを感じております。今2点お話ししたいと思います。1点目は最初のマニフェスト云々ということで、マニフェストの中に妻、森勝美は私が町長に当選したらやめるとあったと言いますが、マニフェストにはありません。4つある私の後援団体、その中の1つとそういう話をとりまとめておりましたが、その後これは民主主義には反することであるということに至って、新聞各社にも全部声明を出して、それはなしにするということで、議員は続けるというものを宣言をしております。マニフェストにあったということも、誤解を受けるような発言はやめていただきたい。鈴木知一議員、私は非常に理性的で理知的な議員さんだと常々感じておりました。最後にそう言ったのが残念でしたけど。
それよりも今、2期8年でおやめになると…(「14年」の声あり)その理由が主にお身内の方の、奥様の病気療養をお手伝いするといいましょうか、そういう事情であるということは、やはり志を持って議員になられた御本人としては、非常に無念のものがあるだろうと本当にお察しいたします。思えば、お父様もおじい様も、ここで議会で活動された議員一家でございます。そういった意味では今後とも、そういうことにまだなってませんけども、としてもやはり地域活動を中心として議会に対する監視活動は続けていただけるんではないかなと期待をしております。どうもお疲れさまでございました。ありがとうございました。
○議長(鈴木道子君)これにて7番鈴木知一議員の一般質問を終わります。
続いて第4番、11番伊藤友子議員、登壇願います。
○11番(伊藤友子君)11番伊藤友子でございます。通告に従いまして2点につきまして一般質問をさせていただきます。
まず1点目でございますが、収蔵美術品についてでございます。美術品の現状について。町が所蔵している美術品については、現在教育委員会で管理し、保管業務を担当しております。葉山にゆかりのある画家の絵ということで、昭和62年から平成16年3月まで、主にさいか屋横須賀支店、有限会社滝屋美術、水谷美術株式会社等から購入。元町長、田中富氏、前町長、守屋大光氏の代に収集したものです。その額は総額1億7,769万3,200円になります。これらは申すまでもなく、葉山町民の税金で買い上げたものでございます。議会が予算を認めたから買えたのだと言われればそれまででございますが、その当時圧倒的に町長与党派が多かったあのころは、町長の意向が非常に強く、このような結果を残しました。ざんきに耐えません。この件では当時、私の議会広報「友子通信」に、予算は大筋で合意したけれど、だからといって白紙委任したわけではありませんとして、美術品購入は無駄遣いだと何度か指摘をいたしました。町長や先輩議員からひんしゅくを買ったのを今思い出します。これは事実だからいたし方ありません。
買い上げた当初から将来の常設展示場、あるいは美術館建設の意図はなく、現在に至りました。1年に2回くらいは美術品のごく一部が図書館等で展示公開されるようですが、また、議会でも美術品について予算委員会や決算委員会でたまに美術品の質疑がありますが、町民の皆さんには全貌や実態が見える機会はありません。ここで私が一般質問に取り上げないと、積極的な活用や大胆な手を打たないままひっそりと埋もれて、宝の持ち腐れになる可能性大ではないかと危惧いたしております。現状はどうなっているか、また今後についてお伺いいたします。
子育て支援について。1、葉山町子ども会育成連絡協議会と下部組織の単一子ども会がうまく連携できない問題点についてお伺いいたします。9月議会でもこの問題を取り上げましたが、時間切れとなり最後の詰めができませんでしたので、再度質問させていただきます。前回、葉山町子ども会育成連絡協議会の現状をお尋ねいたしましたところ、現在連絡協議会には子ども会4団体が加盟し、児童188人、保護者107人、合計295人の会員数となっている。葉山町子ども会育成連絡協議会の活動は、学校や家庭以外で体験できない経験や、学年を超えての交流など、子供の育成に寄与するものと考え、教育委員会としては今後もさまざまな面で支援していきたいとの前向きな御答弁をいただきました。その後、単一子ども会には現段階で16団体あり、児童647人という大きな団体であることがわかりました。もしも全員が、詰めて町子連と言いますが、町子連に加盟できていたら、子ども会の行事や活動に地域の連携や連帯感も生まれて、また他の地域との交流で、葉山の子供であることにより誇りや親近感も湧いてくるのではないでしょうか。本来なら単一子ども会16団体がすべて町子連に加盟するのは自然のなりゆきですが、それができないのはどこに問題があるのか。既に教育委員会では原因を把握していらっしゃると思いますので、問題点をお尋ねいたします。また、改善を兼ねて今後の支援策についてお尋ねをいたします。
以上2点につきまして私の第1回目の質問は終わります。御答弁をよろしくお願いいたします。
○議長(鈴木道子君)答弁を行います。
○教育長(豊田茂紀君)11番伊藤友子議員の御質問にお答えいたします。
1番目、所蔵美術品についての1点目、美術品の現状についてとのお尋ねですが、町が所蔵している美術品につきましては、現在教育委員会において専門家からいただいた情報などを参考にしながら、美術品に適した温度・湿度を設定し、適正に管理保管を行っております。
2点目の美術品の今後についてのお尋ねですが、教育総合センター内での展示を継続して行うとともに、図書館展示コーナーにおいて例年2回開催している所蔵美術展を来年度は回数をふやすことなどの検討をしているところであります。こうした展示につきましては、広報や町ホームページ等で周知を図り、広く町民の皆様が目にすることができるよう努めてまいりたいと考えております。
次に子育て支援についての1点目、葉山町子ども会育成連絡協議会と下部組織の単一子ども会がうまく連携できない問題点についてとのお尋ねですが、現在町内の子ども会が16団体あり、葉山町子ども会育成連絡協議会への加入子ども会は4団体となっております。各団体役員、また育成者にかかる負担等の問題から、加入率が低下しているのではないかと考えますが、今後とも教育委員会として各団体の連携が進むよう支援を続けてまいりたいと考えております。
2点目の今後の支援策についてとのお尋ねですが、子ども会育成連絡協議会の活動は、学校や家庭以外での体験できない経験や、学年を超えての交流など、子供の健全育成には不可欠と考え、団体運営が円滑にできるよう、協力を検討していきたいと考えております。以上であります。
○議長(鈴木道子君)再質問を行います。
○11番(伊藤友子君)御答弁ありがとうございました。再質問に移らせていただきます。
まず、町長にお尋ねいたします。おととしの12月ございますか、この私は同じ所蔵美術品の件につきまして一般質問をいたしました。そのときにですね、町長、こんなに美術品を保管するだけでですね、たまにごく一部、それも私、そんな大きいものではないというふうに何回か見て記憶しておりますが、これをですね、一度全部展示して、売れるものは売ったらどうかということに、町長はすぐに賛意をお示しになりまして、売りましょうということでしたが、今でも売り払ってよいとお考えですか。
○町長(森英二君)あのときにもお答えいたしました。町民が余りお目にかかることのない、幾ら立派でもですね、そういう絵画が死蔵されているのではないかということから、これは今の所管の問題、大変行政財産から普通財産の、行政財産から普通財産へ移さないと、一般のオークションとして町部局が管財課の所管として行動することができないと。いろんな問題がありますので、どうしても教育委員会の御了解といいますか、御理解もなければいけないというのが現状でございます。私の方針には変わりはありません。
○11番(伊藤友子君)そこでですね、普通…今、行政財産でございますよね、今。それで、教育委員会に保管を、それと保管と管理をゆだねておりますけれども、普通美術品とかですね、文化財とか、そういうものを自治体として持っているところでは、条例をつくっているんですよね。それで、どういう決まりで教育委員会にそれじゃ保管して、こうこうこうだというような、葉山町は全くないんですよ、今までに。条例一つないんです。だから、本当に間借りをして教育委員会にお願いをしているだけにすぎないわけです。これですから私は心配をして、そんなに無用の長物のようなものならね、お売りになったらどうですか、オークションにでもかけたらどうですかと申し上げたんですが、あれから約そのおととしのでございますから、まあ足かけ2年はたちますよね。何にも一歩も動いてないというふうに私は思うんです。これは教育長や教育委員会の問題ではなくてですね、やはり町の財産としてですね、どういうふうにするかということにとってもこれがあいまいなんです、今に至るまで。条例一つなくて、これだけのものをですね、やっぱり町民の血税で買ったんですから、ここを何とかしなければならないと思いますが、いかがでございますか。
○町長(森英二君)今、条例云々の問題は初めて聞いたわけでして、かつては日通倉庫という専門のああいう保管する企業に200万か300万かかけて保管してもらってた。それを解消して、教育委員会に持ってきたということで、所管が教育委員会ですからそこで保管しておりますけども、今の条例云々をよく調べまして、同時に教育委員会とも話し合った上で、何とかこれを前に進めていくように努力したいと思います。
○11番(伊藤友子君)それでですね、所有している美術品の資産価値を判断する第3者機関のね、やっぱり設置などが必要だと思うんですよ。というのは、この所蔵美術品の一覧表を見ますとね、平成元年に買ったのでは1,500万、それから1,360万っていうのもありますね、2,300万、2,200万。1,000万を超えるのがですね、4点ありますね。あと、もう100万単位ですよ、全部、600万とかですね、400万。で、それがですね、今、これ以上か、あるいは今、オークションにかけて、同じように売れるんならいいんですが、今、こんなに経済が底冷えをしていまして、文化財あるいは絵画、美術品の価値というか、お金を出して買う人が少なくなったんでしょうか。非常に資産価値が少なくなって、問われて、何ていうんですか、小さな美術館をバブル期につくったところでは、みんな美術館を閉めているところが多いそうでございます。ちょっと私も調べましたけれど、そこまではきょうは申しませんけれども、本当にね、これは美術館をつくらなくてよかったのかもしれないなと思うぐらいに大変なことのようでございますが、それは他の市だとか町のことにいたしまして、やはり葉山町のですね、この問題をこのまんまにいつまでもしておいてはいけないのではないかと。それですから、私が御提案いたしますのは、今後…それから、もう一つですね、これを将来の葉山町の財産、美術品として持っていこうというようなね、そういう衆議一決ができたときにはですね、この表ではですね、平成…そうですね、平成14年ごろにですね、かなり美術品の寄贈を受けています。はい。これもやはり美術品の中に入っていると思うんですね。だから、今後、葉山町でやはり民間の方から寄贈をしたいというときにはお受けになるのかどうかですね。そういう問題も出てきますよね。今の資産価値というものをきちんと評価し、ずっと後までこれを葉山の財産として持っていくんであればね、寄贈もやはり葉山の美術品の中に入っているんですから、これから物によってはお受けになるということもあるわけですね。その辺もお考えになったことないと思うんですが、いかがですか。
○町長(森英二君)言われるとおりお考えになったことないんですけれども、寄贈を受けるかどうかという今、お尋ねだと思います。民間の人からこういう美術品あるいは絵画を寄贈したいと申し出がある場合は、恐らくそれなりの理由といいましょうか、葉山にゆかりのある人がかいたものとか、つくられたものとかということもあろうかと思いますが、ただそれを受け入れる基準がどうなっているのか、ちょっと私、今ここではわかっておりませんので、調べたいと思います。
○11番(伊藤友子君)そういう問題が出てくると思うんですよ。それじゃないと、今の美術品はただお金をかけてね、皆様の日の目を見ないで、すばらしい大きいものもあるはずなんです。小さくたってすばらしいものはあると思いますけど。それを展示する方法だって決まっていないわけで、だから、その辺をやはり今後ですね、絵画や美術品のその寄贈を受けるか受けないか。また、展示するにしても効率的な活用方法を考えて、これは教育長のほうにお願いするんですが、研究する必要があると思います。収集、保存、公開、これをですね、重点的に取り組むには片手間ではできないと思うんです。やはり、何ていうんですかね、有識者委員会のようなもの、そういうものをつくって、もっと第三者の目で客観的に評価する必要だってあると思うんです。これにはですね、時間がかかっても、いろいろな事業提案を内々で決めないでですね、オープンに町民の皆様にしていくためには、議会と町民と、それから職員と、それから専門家との共同事業とするべきだと思いますが、どうお考えですか。
○町長(森英二君)今、美術品に関する美術品選定というか、選考というか、何か委員会みたいなのがあったように聞こえていますので、それは所管は教育委員会だと思いますから、そちらに聞いてください。
○11番(伊藤友子君)じゃ教育長にお伺いいたします。今、この美術品を客観的に評価して、保存の点、それから公開するにしても、効率的な公開をどうするべきかとか、そういうのをお決めになるのはどこで決めるんでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君)直接的には教育委員会と理解しております。
○11番(伊藤友子君)教育委員会でそのような何か委員会のようなものはおありなんですか。公平に、できるだけ公平に判断するというような。ございませんか。
○教育長(豊田茂紀君)私が就任してからは、そういう組織はないと思っております。また、開いたことはございません。
○11番(伊藤友子君)これはいろいろな問題提起をさせておいていただきます。今すぐにお答えが出ないと思っています。通告とは、所蔵美術品の中で今後どうするかというのは、教育委員会のほうの所管ですから、教育委員会の教育長の御答弁であるはずですが、やはり条例ですとか、それから葉山の財産ということになりますと、ただ保管業務、管理業務も教育委員会にお任せになっているだけにすぎないので、やはり総務だとか、町長だとか、そういうお考えが非常に濃厚になってくると私は思うんですよ。いかがでしょうか。今後の問題ということで、町長。
○町長(森英二君)今申しましたように、たしか、名称が違うかどうかわかりません、美術品選考委員会的なものが以前あったやに聞いております。私がまだ議員やっている以前のころかもしれません。ですから、それがどういう構成で、メンバー構成、どういう運営されていたのか、これが町部局が主管なのか、教育委員会が主管なのかも調べてみないとわからないということです。それは対応いたします。
○教育長(豊田茂紀君)すいません、ちょっと教育委員会の基本的な考え方をもう一度説明させていただいてよろしいでしょうか。先ほど議員が申し…御説明なりましたように、この町の教育委員会の所蔵の美術品のほかに、町当局がといいましょうか、町長部局で収蔵されている美術品もあるというように聞いておりますが、教育委員会が所蔵している美術品45点、その中の一部は銅版画という形で博物館に、そしてそれ以外の例えばエルミタージュ美術品というようなものは、いわゆるコピーというんですか、コピーといっても安いものじゃありませんが、そういうものはたしか七十数点、学校で廊下等に展示されているというように考えておりますが。このたしか私が就任にさせていただいたおととし20年の9月、10月の議会の中で、町長に対する質問、私も出席させていただきましたが、その中で町の財政がこういう状況だから、だから、一部でも売ってはどうだという御意見が出まして、そのときに町長が先ほどお答えになったようなことがございました。そのとき私、僭越だったのかもしれませんが、教育委員会としては、これは町の財産だから売るつもりはないと。また、今、売るにしても購入価格をかなり下回るような状況で売ることになるから、そういうことは考えないというように申しましたところ、そのほかに3人の議員の方から、1人は町の経常収支の比率の考え方を考えれば、そういうことを言わないで売りなさいよ、検討しなさいという、議事録を読み直したんですけれども、という点がありました。もう2人の方は売るという観点ではなくて、教育委員会所蔵のものだからといって教育委員会の中だけで展示するというような狭いことを考えないで、庁舎の中で展示することを考えてはどうかということや、それからどれを展示するかどうかは、あんたが絵の心得がそんなにあるとは思えないし、事実ないんですが、あんたの判断で決めることじゃないだろうという、ちょっと乱暴な言い方かもしれませんが、そういう趣旨の御意見等もいただいたということを覚えております。
さて、その同じ議会の後半の中で、伊藤友子議員からは一般質問の中で、将来これを売る、売らないという観点ではなくて、もっと町の町民の財産なんだから、町民がちゃんとそれをいつでも、どこでも見れるように工夫をしたらどうだ。で、専門の美術館を持っているわけではございませんし、図書館等や博物館で展示しても限界ございますから、例えばカタログをつくるというようなことを考えてはどうかと御質問ありまして、私はあのときに、非常にいい御助言いただいたと思いますと。21年度、22年度中にカタログをつくれということであればいろいろ考えなければならないんですが、そういうことについても研究、検討をさせていただきたいというように答弁をいたしました。私自身はその考え方、今も変わっておりません。その上で町長から、昨年も当時の管財課長と私呼ばれまして、美術品を全部とはもちろんおっしゃいませんが、売ってくれないかと。で、売った売り上げを教育費の予算に回すことだって考えられるよというようなことを言われましたが、私としてはそれにはすぐのれないなという感じでおりましたし、行政財産から一般財産へ切りかえての私自身全くもうわからない。あのときも管財課長から説明聞いたんですが、すぐ忘れてしまうようなレベルでして申しわけないんですが。そういう点の難しさもあるという状況ですから、町長がお売りになりたいという気持ちはお持ちだということは存じ上げておりますが、私自身は基本的に現在も町の財産であり、売却を前提として入手したものではないので、さらに今、売却しても利益が上がるというようなことは考えられないので、売るということは考えていない。ちょっと長くなりましたけど、そのことを前提として、教育委員会が態度変えたと思われるのは残念ですから申し上げます。その上で、議員が今、指摘されたように、例えば資産価値の判断をする第三者機関とか、あるいは展示をする際に、じゃあ今回はどういう意図で、どの作品を展示するのかというようなことを客観的に考える組織的な動きが必要ではないかという部分があると思いますので、それは町長部局とも関連がありますので、町長部局とも研究をさせていただきたい。そのように思っております。
○11番(伊藤友子君)はい、ありがとうございます。非常に明快でございました。この美術品がやはり今の教育長のお考えを、御答弁をお伺いしますと、ぜひ教育委員会ばかりじゃなくて、この町長あるいは町長部局のほうの方たちともですね、御相談の上、本当に効果的・効率的な展示・運営方法を客観的に判断するような方策もお考えいただきたいと。そうすればですね、いずれ町民の目に触れる機会は多くなるんではないかと思うんですよ。ぜひその辺を今後の問題として楽しみにいたしております。また、いつぞや私はカタログでも、やはり町民の皆さんの税金で買ったんだから、カタログぐらいは配っていただけたらと思いましたが、それもお忘れにならないで23年度以降に必ずとおっしゃっていただきましたので、楽しみにいたしております。
では、子育て支援の…(教育長挙手)失礼いたしました。
○教育長(豊田茂紀君)23年度以降にというようにおっしゃいましたが、23年度の教育予算の中には23年度自身の要求は率直に申し上げますが、忘れていたということではなくて入れておりません。しかし、また未来永劫にというような形でしかられるのも困りますので、23年度から既に担当課長は22年度内でございますが、現在、調査研究に入っておりますので、23年度調査研究し、24年度以降の早い時期にそういう予算化をしていければいいなと思っております。
○11番(伊藤友子君)はい、ありがとうございます。ではですね、そういう美術品のこれからの将来の計画がおできになりましたら、議会のほうにぜひ中間報告でもちょうだいできればありがたいと思います。いかがでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君)そのようにさせていただきたいと思っております。
○11番(伊藤友子君)では、2点目の子育て支援の再質問に入ります。教育長、町子連と子ども会の連携を密にする対策をどうしたらいいかということなんですが、前回も申し上げましたけれども、連絡協議会が教育委員会から一括して16団体の補助金を受け取られて、連絡協議会から出すということは不可能でしょうか。
○教育長(豊田茂紀君)過去の経緯をつまびらかに私自身が理解しているわけじゃありませんが、町子連から子ども会が離脱するとか、あるいは町子連に加入するというのは、町子連の規約の中でも明確になっておりまして、町子連の総会の中で了承されれば加盟も離脱もできるというようになっておりますので、子ども会が町子連から離脱するのは勝手に子ども会だけの判断で離脱したんではないというような理解をしております。その上で一時そういう離脱した子ども会には補助金が出ないというような感じのことが実際にあったかどうか、あるいはそういう意見が強かったのかどうかはわからないんですが、そういうことはおかしいんじゃないのということで、たしか議会の了承も得て、今のような形で単一子ども会に直接補助金が町から振り込まれると。1人700円という額ですが。という形になったと思っておりますので、現在、それを変更することは考えておりません。
○11番(伊藤友子君)やっぱりね、そこがネックだと思うんですよ。やっぱり連絡協議会というものは例えば文化団体でもその上に文化団体があって、それぞれ書道協会だとか、絵画協会だとか、いろいろ入っておりますよね。ですから、できるだけやはり連絡協議会がある以上、連絡協議会、今、4団体しか入っていないそうでございますけれども、できるだけ連絡協議会に入っていただかないと、連絡協議会として活動することがですね、縮小あるいは廃止せざるを得ないという声が上がっているんです。で、その中の一つは、スケート教室なんですね。子供たちは最後に楽しみにしているそうでございますが、この何か昭和16年ぐらいから…失礼いたしました。平成16年ぐらいからだんだんと補助金が少なくなっていっているそうです。で、スケート教室そのものは、もともとは教育委員会のほうで平成16年前まではしていたそうですが、ぜひかわってやってほしいということがあって連絡協議会のほうでやってはいるんだけれども、その補助金が少なくなってきた分ですね、個人負担になるんだそうです。個人負担の率が高くなってくる。そうすると、これ以上、みんな子供たちは楽しみにしているけれども、子供たちの楽しみにだんだんそれも補助金が少なくなれば難しくなるし、子供たちが連絡協議会に入ってくる子供たちのやっぱり割合というのも少ないからでしょうか、その辺がとても心配をしている連絡協議会の役員の方たちがいらっしゃいます。ということは事実です。ですから、これをやはり改善したい。
それから、やはり連絡協議会の役員としてはですね、ぜひ16団体がみんなとにかく入ってもらいたい。で、なぜ入らないかというのはですね、役員を押しつけられるから嫌だというね、若いお母様やお父様方がいらっしゃる。それはもう私もそうだろうと思います。で、横須賀市とかですね、三浦市が非常に子ども会の連絡協議会が活発だというのは、かなりもう現役をリタイアされて、いろいろな社会的な経験をなさった、例えばですね、元校長先生でいらしたり、学校の先生でいらしたり、会社員だったり、いろいろな御職業を一度離れられて、子供たち、子供はとてもかわいい、面倒を見るのが好きだというような方がやっぱりなさっていらっしゃるんだそうですよ。で、葉山でもそれを自分たちでは見つけられないので、ぜひ教育長さん初め、やっぱり役所の方のお力をお借りしたいと。私、これはおっしゃること当然だと思うんですが、教育長、いかがでしょうか。
○教育長(豊田茂紀君)少し説明させていただきますが、その前に子ども会の育成連絡協議会と下部組織という関係ではないんですが、上下の。単一子ども会がうまく連携できないのは、その子ども会が必ず町子連に加入してないからではないかという意味に聞こえましたが、そういう御意見であればそれは少し私は伊藤議員とは違った考え方を持っております。で、例えば町子連がやってきていた、例えば行事の中のスケート教室等について参加者の個人負担がふえてきて、だんだんそのスケート教室自身ができなくなっている、例えばというようにおっしゃられました。これについて、スケート教室への補助金をここでふやしますというようなお約束はできかねますが、一つの御意見として承っておきたい。それから、今後の支援策についてに関連して、例えば子供の大好きな学校の先生のOBを町子連とか、そういうところの会長とか、理事とか、役員の中に入ってもらって指導の先頭に立ってもらってはどうかというのは一つの御意見として受けとめさせていただきます。
で、町子連と単子の関係について、私自身はそれぞれ私なりに3つずつ連携がうまくいってないとか、子ども会活動や町子連の活動がうまくいってないというのは考えておりますが、その前に、昨日、金崎議員からも同じような御意見をいただいたときに、町子連がことし初めて11月11日に子どもサミットというのを開催しました。町子連4子ども会は参加しましたが、それ以外に5つの町子連に入ってない子ども会も参加したということをきのう御紹介いたしましたが、そのほかにけさになってですね、さらにもう一つあって、きのうの時点でそれは金崎議員にお答えできませんでしたが、ここで若干伊藤議員への答弁として紹介させていただきますと、11月27日にですね、子ども会の集いというね、やっぱり町子連が実施いたしました。これについては町子連に参加してない子ども会2団体が参加したというのがけさの段階で担当課長がつかんでくれまして、つまり町子連も町子連に入ってないからこうするよという、除外するよというようなことではなくて、町子連に入ってる、入ってないにかかわらず、広く協力していこう、連携していこうという姿勢がありますし、だからといって、単子がそのまま甘えていていいというようにも考えておりませんので、やはり私としては、例えば年度末に単子の役員等がおかわりになる機会に、教育委員会としは町子連にも再加入していただきたいというような文章等、呼びかけの形で出すとか、そういう努力をしてまいりたいと思っています。
その上で申しわけありません。単子と町子連の活動の限界みたいなものはどういうところにあるのかということを3点ずつ申し上げますと、1つは町子連の活動について言えば、活動の基礎が実はプロパーの活動もありますが、基本的には単子、単位子ども会が活動の基礎単位というように思っています。そこの限界があるだろう。で、あくまで町子連は上部団体ではなくて、その単子との関係では連合体的、協議体的な緩やかな組織関係にあるのではないかと、そういうように考えております。その上でですね、町子連の役員の方たちの活動の限界、いろんな会議があるとか、いろんな事務的な仕事があるということで、活動の限界も出てきている。自分の子供が小学校の中学年、高学年になっていくに従って、子供の活動の範囲が子ども会を超えて広がってきております。多様化してきておりますから、そういうところにも、親として子供と一緒にかかわっていくという中で、町子連だけにほぼ専念できるというわけにはいかないわよと。この3点が町子連活動の一つの制約のようになっているのではないかと私は考えております。
単子について申しますと、全子ども会が、すべての子ども会が町子連に入ってないというところでは、逆の形の制約になっておりますし、子供自身の活動はさっき申しましたのと同じように、子供の活動が子ども会や町子連、子ども会を超えて多様に広がってきていると。そういうこともあって、その限界がある。それから、子ども会のリーダーの保護者の活動のそういう限界もあるという部分があります。じゃあそういう中で、どうすれば少しでも今の現状をプラスの方向に持っていけるかということについて、事務的なお手伝いを教育委員会が、町子連の事業的なお手伝いをできることもあるのか、そういうことも考えてまいりたいという中での取り組みをまずしてみたいなと、23年度から。そういうふうに私自身は思っております。ちょっと長くなって失礼いたしましたが。
○11番(伊藤友子君)長い御答弁、御丁寧なと申します。御丁寧な御答弁ありがとうございました。教育長のお考えもとてもよくわかります。そして、最後のですね、教育委員会としていろいろとその子ども会に、単一子ども会、それからその上の子ども会の連絡協議会ですか、それにもいろいろな支援を教育委員会なりにしていきたいなというところを、やっぱり真摯に受けとめさせていただきまして、私もいろいろとお願いやら御提案をいたしましたので、どうぞ学校外のその子ども会の育成をですね、現実的に見守って、一歩でも二歩でもこの連絡協議会と子ども会が密接につながるように、ぜひ御努力をお願いしたいと思います。
それで、最後に私、申し上げたいことがございます。それは、この子育て支援というきょうのテーマですね。たまたま一つだけ子ども会のことだけ私は申し上げましたが、本当に将来のことを考えますと、子供は地域の宝だし、葉山の宝でございます。で、そういう観点では、やっぱり子供っていう、子供の声が聞こえる地域っていうのはとてもいいものでございますよね。このごろは本当に幸せなことに、私の近くでも小さいお子さんがふえまして、保育園のバスやら、幼稚園のバスなどでとても通りをですね、子供が泣いたり笑ったりする声が聞こえて、ああいいな、前と違ってきたなって思います。
で、それに引っかけるというわけではございませんが、実は先日、これは議員のですね、定数を削減いたしました。3名削減したんです。そうすると、それと、もう一つは職員と同じに0.2%の報酬削減も…報酬じゃない。そういう削減を町長はこれでですね、来年その14人になりますと、17人から3人減りますから14人ですね。そうすると、実質2,080万、それにいろいろな経費を入れますと、もっと、もっと、そうですね、2,800万ぐらいになるんでしょうかね、1年間で。それをどうお考えになりますか。やっぱりこれは町長として大変これは行政的に財源を確保できたとお考えなんでしょうか。それとも、いや、そんなの関係ない。それは議会の勝手でしょうと。選挙対策でしょうとお思いになりますか、どうでしょうか。
○町長(森英二君)正直想像すらしない今のお言葉が、想像していないような言葉が出てきました。町長としては何も考えていないと、感じてないと、単なるね、選挙対策じゃないかと。今、いみじくも出ましたけども、そういう問題じゃないと思います。やはり世の流れ、また特別職職員、一般人事院勧告、そういった全体的に給与削減に取り組んでいる中で、議会の皆さんとしても大変御協力をいただいたと感謝しているわけでございまして、貴重な財源として予算の歳入に入れさせていただきたいと思っております。
○11番(伊藤友子君)そう思っていただければ、議会のみんなはやっぱり留飲が下がるかもしれませんが、前に私が議長のときにですね、守屋前町長は、それは議員の勝手でしょうって私におっしゃったんですよ。全然行政に反映しないと。でもね、実際にはこれだけ2,080万、経費抜きで下がるんですよ。で、これをですね、議会は法定では今、26名、それが今、17名で、今度14人になるんですよね。どれだけ下げて行政に寄与したかという、議会からね、財政的に、全然検証できてないんですよ。炉の修理なんかに使われたらたまらないと私思っているんです。で、先ほど申しましたように、子供は地域の宝、葉山の宝。この子供のね、育成のためにこの1年間2,000万強、この分をですね、ぜひ議員としてはですね、私個人の今、考えでございますが、子供のために使うんならほかの議員も納得じゃないかと思いますので、ぜひ下がった分はこういう子供の対策に使っていただけたらありがたいな。そして、検証が済めば、議員の削減したことにも意味があるなと思うんですが、いかがでしょうか。
○町長(森英二君)私の大きな政策のテーマであります教育とか、子育て環境というものには大変お金が必要になってまいります。貴重な財源として使わせていただきたいと思います。
○11番(伊藤友子君)本当に私は貴重な財源だと思いますよ。もうね、議員の定数は削減したら後へは戻れないと思います。今、そういう情勢だと思います。社会情勢ですね。それでね、やはり町民の代表で出てきていますけれど、いろいろな種々さまざまな方々の代表でみんな入っているんですが、その人たちの御意見のね、3人分は代表者としてなくなってしまったということで、とても惜しいなと私は思うんでございますが、その分をぜひ有効に財源として、子供のために、そして地域の活性化、にぎやかな声が聞こえるというね、このいい環境を子供たちがつくるんですから、ぜひそういうためにお使いいただきたいと。そして、これからはですね、議員定数削減をしたこの分を議員がどれだけ財源として生きた使い方ができたかというのを検証する必要があると私は考えております。
以上で私の一般質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(鈴木道子君)これにて11番伊藤友子議員の一般質問を終わります。
この際、暫時休憩をいたします。再開は3時20分からといたします。(午後2時50分)
○議長(鈴木道子君)休憩前に引き続き会議を開きます。(午後3時20分)
一般質問を続行いたします。第5番、1番畑中由喜子議員、登壇願います。
○1番(畑中由喜子君)1番畑中由喜子でございます。本日は、通告にありますように3項目、7点にわたり一般質問を行います。
まず、1項目目に平成23年度予算について伺います。平成23年度予算は平成20年1月の町長選に際し、任期を1期だけと宣言された森町長にとって任期中最後の予算編成となるもので、いわば仕上げの予算ということになろうかと思います。そこで、1点目に23年度予算編成に当たり、最も重点を置いて取り組む点は何かを伺いたいと思います。平成23年度予算編成方針では、行政改革の推進を徹底し、葉山町中期財政計画の内容を踏まえ、1、必要な事業には必要な予算を計上すること。2、なぜ必要であるのか、明確な根拠を示すこと。3、予算を削減する場合は、削減による影響を分析すること。4、予算削減による影響を回避する方策を模索すること。5、1から4によりめり張りのある予算編成を行うこと。この5点を基本的な考え方として事務事業評価結果の活用、補助金・負担金の見直し、普通建設事業費の抑制、人件費の検証、歳入確保を財源の創出とするこの編成方針として取り組むとしています。基本的な考え方はいずれもごく当たり前に聞こえる、いわばだれもがうなずける事柄ばかりですが、実際の編集作業に対してどこに重点を置いていかれるのか、お考えを伺います。
2点目に、任期中最後の予算編成となる平成23年度予算に、マニフェストの反映はどうされるのか、町長の思いを伺いたいと思います。
3点目に、これまでに取り組んでいきたい、あるいは検討していくと御答弁された項目のうち、特に最近議会で取り上げられたもの、地域福祉計画、子宮頸がんワクチン助成、わかりやすい予算書づくり、保育計画策定、学童保育の拡充、子どもの居場所等の検討結果について、23年度にはどのような対応を考えておられるのか、伺います。
2項目目として行政運営について。まず、1点目として、効率的で働きがいのある行政組織について。森町長は就任以来、一度も機構改革には触れておられませんが、総合計画の推進、マニフェストの実現に向けて適材適所の人事、あるいは職員が伸び伸びと能力を発揮できるような環境となっているかが問われるところでございます。お考えを伺っていきたいと思います。
2点目として、行政改革の進捗状況について。現在、葉山町は平成21年度までの第3次行政改革の結果を踏まえ、平成22年度から新たに策定された第4次行政改革大綱と行政改革大綱実施計画に沿って、行政運営が行われているところでございます。その進捗状況を伺います。
3項目目として、ゼロ・ウェイストの推進について取り上げます。このたびのクリーンセンターにおけるダイオキシン類の基準値を超える検出による焼却炉の停止は、まことに残念であったと言わざるを得ません。関係部署の職員は既に重い責任を感じていると述べられましたが、今後の戒めとして、このような重大な結果を招いたことを町行政全体として受けとめ、猛省を促したいと思います。
ゼロ・ウェイストの推進の1点目に、戸別収集に向けた体制づくりについて伺います。ことし5月の「広報はやま」でお知らせした来年度から戸別収集が始まりますという予告は、住民の間に大変な反響をもたらしました。ごみの問題は私たちの毎日の暮らしに最も密着した課題なのです。ごみの資源化・減量化を目指すことに異論はなくても、どうやってそれを実現できるかは別次元の問題と考えるべきでしょう。議会からも再三にわたり指摘されてきましたが、戸別収集開始に向け、町はどのような体制で臨むのか、伺います。
最後に、資源ステーションの設置基準と管理について、戸別収集と同時に資源物の回収はステーション方式で行われますが、2カ所のモデル地区の実績を踏まえ、町内全体としてはどのような設置基準でいくのか、また、その管理はどう行うのか、伺っておきたいと思います。
以上で私の1回目の質問といたします。御答弁をどうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(鈴木道子君)答弁を行います。
○町長(森英二君)1番畑中議員の御質問に順次お答えいたします。
まず、平成23年度予算について。予算編成で最も重点を置いた点はということでございますが、依然として低迷を続ける社会経済情勢下において、健全な財政を維持できる力強い財政基盤の確立を目指し、計画的な行財政運営を行っていくため、平成23年度予算編成方針の作成に合わせ、中期財政計画を策定し、公表したところでございます。平成23年度の予算編成においては、中期財政計画に定める今後の取り組みを着実に実践していくことを前提としつつも、少子高齢化対策としての福祉施策のさらなる充実、ゼロ・ウェイストの推進など、必要な事業に必要な予算を配分するというめり張りのある予算編成を行うことを主眼に置いて、現在編成を進めているところでございます。
次に、マニフェストの反映はというお尋ねでございます。マニフェストについては、町の将来像を念頭に置き、財源等を考慮し、施策を推進する考えであります。ただ、その中には、短期間にできるもの、既に行ったものもございます。長期間かかるものもございますが、現在行っております予算編成において実現できるよう努力してまいりたいと思います。
次に、地域福祉計画、子宮頸がんワクチン助成、わかりやすい予算書づくり、保育計画の策定、学童保育の充実、子どもの居場所等の検討結果についてのお尋ねでございますが、地域福祉計画につきましては、関係する町の各個別計画、町社会福祉協議会で策定しております地域福祉活動計画とも連携をとりながら、計画の策定に向けていきたいと考えております。
子宮頸がんワクチンの助成につきましては、引き続き継続してまいります。
わかりやすい予算書づくりにつきましては、予算のみならず、行政が持つ情報を正確、迅速かつわかりやすく伝達することは、行政にとって最も基本的で重要な責任の一つであると考えております。このことを踏まえ、広報紙やホームページ等を活用するなど、またそのほかの方法も聞きながら多くの方にわかりやすく情報が伝達できるよう研究してまいります。
保育計画策定につきましては、本年11月より葉山にこにこ保育園が定員を増加させ、保育を開始しており、これにより待機児童が減少いたしましたが、今後も保育の需要は継続するものと考えられますので、待機児童数や国の福祉、保育制度の変化など、多方面から検討をしていきたいと考えております。
次に、学童保育の拡充につきましては、平成23年度も現状のとおり継続してまいりたいと考えております。子どもの放課後の居場所事業につきましては、本年10月から葉山小学校にて試行事業を開始いたしましたので、23年度もこの試行事業を継続して行い、その結果を検証してまいりたいと思っております。
次に、効率的で働きがいのある行政組織について、また行政改革の進捗状況についてでございますが、行政運営についての1点目、効率的で働きがいのある行政組織についてとのお尋ねでありますが、現在の組織は平成19年度に機構改革を行い3年が経過し、その間に行政を取り巻く状況の変化に対応すべき課題など、少しずつ変化してきたと思っております。職員総数は減少しておりますが、少人数でも効率的で迅速な対応がとれる仕組みが効率的であり、意思決定システムをより迅速化するとともに、組織横断的な行政運営システムの充実が重要であると考えております。
第3次行政改革につきましては、平成17年度から平成21年度までの5カ年で計画期間が終了しております。現在は本年4月に策定いたしました第4次の行政改革大綱並びにこれに基づく集中改革プランに基づいて推進しているところでございます。今後につきましても継続的に行政改革を進めてまいります。
次に、3項目目のゼロ・ウェイストの推進についての1点目、戸別収集に向けた体制づくりについてのお尋ねですが、戸別収集の全町実施に向けて現在、モデル地区での収集の状況を踏まえ、クリーンセンターを中心として収集コースの設定作業等を行っております。そのほかの作業につきましては環境課で行っております。また、進行状況の確認や共通の認識を持つために環境課とクリーンセンターとで断続的な打ち合わせを行っております。今後につきましても、環境課とクリーンセンターの協力体制のもと、全町での戸別収集に向けた準備を進めてまいります。
次に、2点目の資源ステーションの設置基準と管理についてのお尋ねですが、今後設置を予定しております資源ステーションの設置基準につきましては、おおよそ25世帯から30世帯につき1カ所の割合で、通行の妨げにならない場所を考えております。また、現在のごみステーションは九百数十カ所ありますが、資源ステーションについてはおおよそ500カ所とする予定でございます。資源ステーションの管理につきましては、集団資源回収で活用していただくため、町内会・自治会で管理をしていただくことを考えております。
以上で第1回目の答弁とさせていただきます。
○議長(鈴木道子君)再質問を行います。
○1番(畑中由喜子君)御答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問に移らせていただきたいと思います。
まず、1項目目の平成23年度予算についてのうち、最も重点を置いて考えている点はどこかということでございますけれども、これはこの点につきましては、昨日も同僚議員から同様の質問がございまして、町長は22年度を踏襲して子育て、教育、環境、ゼロ・ウェイストに重点を置いていくというような御答弁があったと思います。私に対する御答弁もめり張りのある予算編成ということで、少子高齢化社会に対応したとおっしゃいましたね。福祉施策とか、ゼロ・ウェイストの推進などを掲げておられましたけれども、子育て、教育、環境、ゼロ・ウェイストに重点を置いていくというようなことでよろしいでしょうか。
○町長(森英二君)そのとおりでございます。
○1番(畑中由喜子君)はい、わかりました。そのようなことで受けとめさせていただきたいと思います。
それで、2点目のマニフェストの反映ということなんでございますけれども、23年度は先ほども申し上げましたけれども、町長にとっての仕上げの年ということになりますので、心してマニフェストの実現に取り組むべきではないかなというふうに考えます。そうした意味から、平成23年度には、特に何か取り組みたいというお考えのあるもの、先ほど重点的には子育て、教育、環境、ゼロ・ウェイストというふうにお答えいただきましたけれども、御自身のマニフェストの観点からすると、何かございましたら伺っておきたいと思います。
○町長(森英二君)マニフェストの中に掲げておりますコミュニティーバスという表現使いましたが、交通不便地の交通条件を整えていくという、これも毎回テーマに上がっておりますけど、何とか早い時期にテスト運行と、そしてそのコース不便地の優先度というのはおかしいですけども、選別した中でできるだけ進めていきたいと思っております。
○1番(畑中由喜子君)コミュニティーバスのテスト運行と交通不便地の解消に向けた取り組みをしていきたいというふうにお答えいただきました。すいません、やっぱりちょっと聞き取りにくいので、次回からもうちょっとボリュームを上げるか何かしていただけますか。
○議長(鈴木道子君)目いっぱい上げるように、すみません。
○1番(畑中由喜子君)交通不便地の解消ということは、もう私も前の町長のときから要請をしている部分でございまして、森町長の代でこれが幾らかでも進捗することになれば、それはすばらしいかなと思います。で、葉山町の高齢化もますます進んでいくわけですので、そのコミュニティーバスの需要というのは高まってくるの、これはもう言うまでもない現実でございますので、そこへの取り組みということ、これは本当に難しい面がございます。国の補助金は既に途切れておりますので、ただ、交通計画を持てば、この部分の補助金がおりるという、今もそれはございますので、その辺の活用、これは住民も参加するというのが条件でございますけれども、その研究というものをまたぜひお願いをしたいと思います。交通計画に関しましては、私も取り上げてまいりましたけれども、今回の一般質問でも同僚議員もやはり取り上げておられました。で、かつて、葉山町の総合計画、第2次までですかね、それには交通計画というのがたしか入っておりました。その後、これが抜けております。たしかそうだったと思うんです。横須賀市などの例を見ますと、交通計画というのはちょっと総合計画に位置づけられておりまして、そのためにやはり年度、年次を追って進めてきたという経緯がございます。やはり、総合計画に位置づけられないと、なかなかそれを進めるのは難しいのかなという現実もあろうかと思います。その辺で総合計画への反映ということはいかがでしょう、交通計画ですけど。
○総務部部長(石川恵一君)今、議員の言われました総合計画ですけども、現在、後期の計画をやっております。その中でもって8月にさきの先日ですか、町長からもお答えしましたけども、1,500名の方を無作為に抽出して、いろいろな項目についてアンケートを取っております。その中でもって、これから審議会のほうに諮問をする内容等を精査し、諮問をしていただき、答申をいただきます。その中に、今、議員は交通計画の項目を入れるべきだと、入れてはどうかという御質問ですけども、今、町長とまだ相談はしておりませんけども、これから町長とお話をさせていただいて、アンケート結果を踏まえた上でもって検討させていただければと思います。
○1番(畑中由喜子君)これはぜひ町長のお考えをね、伺っておきたいと思います。やはり町長が交通計画を総合計画に入れる必要はないんだよというふうにお思いならば、それはもういたし方のないことですけれども、実は町民の方はね、にとっては、交通計画が総合計画に位置づけられようがどうであろうが、それは余り実感としてはおありにならないと思いますよね。ただ、行政としてはそういうものの取り組み方というんでしょうかね、手順というものがありますから、その部分はやはり議会からの提案を受けて、町長がどう判断していただくか、あるいは町長みずからの発想でどう動くかというところが大切だと思うんです。で、いかがでしょうか。
○町長(森英二君)8月に実施しましたアンケート調査等の分析、それからそういったものどう取り入れていくか、これから検討いたします。
○1番(畑中由喜子君)いや、違うんですよ、町長に今伺ったのは、町長としては今現在ですね、アンケート調査には入ってないかもしれないんですよ、調査結果には。それは町民の方は交通計画が総合計画に位置づけられようがどうであろうが、実際にコミュニティーバスが動くかどうか、交通不便地が解消されるかどうかが、そこに起因するというふうには気づいていらっしゃらない方のほうが大部分だと思うんです。だけど、現実の行政の動き方としては、やはり総合計画に位置づけられるかどうかというのが、手順を追っていくというそこを見ませばね、必ずそれは大事なことになってくるわけじゃないですか。で、それがいかがかということを町長として今どう考えていらっしゃるか。交通不便地の解消をしていきたいというのが思いとして強く持っていらっしゃるんであれば、そこは矛盾する話ではないというふうには私は思います。
○町長(森英二君)御指摘のとおりでございまして、これは大事な事業というふうにとらえておりますので、そのように計画の中に入れていくと考えで進めたいと思っております。
○1番(畑中由喜子君)これがまず一歩だと思います。交通計画が入ったから、総合計画に入ったからといって、すべてが解決するわけではございませんが、これがまず第一歩だというふうに思いますので、ぜひそこは有言実行でお願いをしたいと思います。
で、次に何点か、今まで議会で取り上げてまいりましたこと、どのような検討結果になっているかを伺いました。で、まず、地域福祉計画なんですけれども、町長のお答えは、策定に向けていきたいというふうに考えているという御答弁をいただきました。で、これは23年度中にもう取り組まれるということでよろしいでしょうか。
○町長(森英二君)23年度中に取り組んでまいります。
○1番(畑中由喜子君)それで正解だと思います。というのは、総合計画の実施計画に葉山町地域福祉計画策定というものがきちんと位置づけられておりますので、私などが質問に取り上げるまでもなく、この葉山町地域福祉計画策定に入られることとは思いますけれども、これを取り組んでいただけるということは、やはり大変結構なことだというふうに思いますし、これで福祉が進んでいけば、また大変いいことだというふうに思います。ちなみに、社協のほうでは今年度ですかね、見直し…活動…地域福祉活動計画を見直しの作業をしていらっしゃると思いますけれども、そことの連携も当然必要なことと思いますので、そのあたりはいかがですか。
○保健福祉部部長(高梨勝君)第1回目の御回答で、そちらのほうとの連携を取りながらということで回答させていただいております。
○1番(畑中由喜子君)先行して社協のほうはことしも今年度で見直しの作業に入っておりますので、町として乗りおくれないようにそこのところは進めていただきたいと思います。
次に、子宮頸がんワクチンの助成のことですけれども、昨日、3番阿部議員が取り上げられて、とっても詳しく質問をされておりました。そして、町長のお答えとしては、たとえ国の予算が単年度で終わったとしても、町の単独事業として継続して今後も取り組んでいくという大変心強い御答弁をいただきまして、安心したところなんですけれども、いま一度私にも確認のためだけ、御答弁をお願いします。
○町長(森英二君)繰り返しになりますが、23年度…失礼。この補正で現在の3年生については1月から3月までの間には2度しか受けられません。で、あと3回目は2度目を受けてから半年間の余裕がないと受けられませんので、23年度にかかわってまいります。ですから、この分は23年度に新たに新規予算で計上します。それと同時に、今の2年生、それが新年度3年生になるときに全額補助できるように予算づけをしていくと。そういうことでございます。
○1番(畑中由喜子君)将来のある若い人たちの罹患率がこれで少しでも下がれば、非常にこれは意義のある事業だというふうに思いますので、ぜひ外さずに今後とも続けていただきたいと思います。
次に、わかりやすい予算書のづくりということなんですけれども、これの御答弁は広報紙やホームページ等を活用するなどして研究していくというところにとどまっております。で、まだこの御答弁だと、実現は先のほうかなというふうに感じるんですけれども、例えばゼロ・ウェイストの推進を例にとっても、いかにその地域や住民に御理解と御協力をいただく必要があるかということを考えますと、それがこれからの大きな課題であると思うんですね。で、そういう中で現在の手段として、広報紙とかホームページのその工夫の範囲では、やはりもう足りないのではないかなというふうに思います。で、前回取り上げさせていただきました北海道ニセコ町のわかりやすい予算書ですけれども、あれはそういう意味では、町民の方に本当に町行政が何をやっているのか、どういうところに自分たちの税金が使われているのかということが理解していただくために、非常に役に立つものだと思うんですね。確かに、あれをつくるには、職員の時間も別に割かなければいけません。予算が成立してからこういうものをやっていきますよという、また別枠で予算書をつくらなければいけないわけですからね。で、もちろん経費もかかります。けれども、それにも余りあるほどの効果が期待できるのではないかというふうに考えます。ですから、御提案申し上げたわけですけれども、いかがでしょうか。
○町長(森英二君)ただいま1回目の答弁で広報紙、ホームページ、そのほかの方法によりと私、答弁いたしました。それが一つの私のニセコのものを見せていただいたのが、非常に有効に町民に浸透するだろうと思っておりますので、それを実行する意味で広報そのほかの方法でと表現させていただきました。
○1番(畑中由喜子君)そういたしますと、ネーミングはニセコ町と同じものを使う必要はもう全くないわけですけれども、それに類似するものを町長としては考えておられて、それは23年度予算からつくっていこうというお考えだというふうに考えてよろしいでしょうか。
○町長(森英二君)ニセコ町のケースにおいては大変膨大な量になっております。そこら辺の調整もしながら23年度予算が確定した、ここで承認されたら、すぐ作業に入って、できるだけ早く町民の方に見てもらえるように作業を進めたいと思っております。
○1番(畑中由喜子君)わかりました。町民の方に理解していただくための道具として、ツールとして非常に役立つものだと思いますし、葉山町らしいですね、工夫をしていただいて、何とか広報紙やホームページとはまたひとつ違った、何ていうんでしょうね、情報提供のものとしてつくっていただけたらというふうに思います。
で、次に、保育計画の策定なんですけれども、今回の御答弁は待機児童数とか、国の制度の変化など、多方面から検討をしていきたいというところでとどまっておりますけれども、6月の議会では、私の質問に対してはっきりつくるというふうに明言されました。ぜひ、これは後退しないでいただきたいと思うんですけれども、部長がつくるということで、その方向で考えさせていただきたいということをおっしゃったら、担当が言っておりますので、つくりますけどというふうに町長は御答弁されたんです。覚えていらっしゃいますか。ぜひ。
○保健福祉部部長(高梨勝君)恐らく言いわけになってしまうんですが、次世代でこれでできて、おおむねはできていますよと。この中で事業計画も、課題も、それからアンケートも取りながら定数重量もつくったんですが、この間の補正予算のときにも申し上げたとおり需要予測が余りにも難しすぎまして、4月に28で、25取ればいいということで、185のやつも既に達成したところ26になってしまったと。需要予測が余りにも難しいので、ちょっと6月からこの時点で急にですね、ちょっと慎重な形をとらせていただきまして、計画という形じゃなく、そういう動向をよく見ながら、計画書というともうつくっちゃえばいいやという形にならないで、毎年毎年もう状況を判断をしながらいかなきゃいけないんじゃないかなということと、それから国の制度と、それから国の考え方が余りにも変わってきてしまっているので、その辺をもう一回ですね、再度見直して、研究してからその方向に向けさせていただきたいという。ちょっとあれなんですが、後退じゃなく、慎重にやらせていただくということで御理解いただければと思います。
○1番(畑中由喜子君)後退だとしか言いようがないかなと思います。で、国のね、新待機児童ゼロ作戦においては、待機児童が50名いる、以上いる市町村という、確かにその枠はありますよね。葉山町の場合、その二十数名、30名前後、行ったり来たり、多いときは一時的には50名近くというのもありますけれども。そういうことも含めて、法に基づかなくても考えていくべきだろうというふうに御答弁いただいたわけですよ。で、イタチごっこというのは確かにあるだろうと思うんですね。きちんとしたものができていけばいくほど、そのまた需要が高まっていく。で、またよその町からも引っ越していらっしゃるということも考えられる。それは、だけど、町の人口増につながり、活性化につながり、先ほど伊藤友子議員が質問しておられましたけれども、子供たちのにぎやかな声が聞こえる町、これはすばらしいことじゃないですか。ぜひとも、やはりどういう保育をこれから町はしていくのかという、そこの部分でね、計画をお願いしたいと思うんです。いかがですか、再度。
○保健福祉部部長(高梨勝君)繰り返しになりますけど、これ、22年3月に、ことしの3月にできて、需要予測が26年のものがことしでもう充足してしまったということもありますので、その辺を慎重に調査しながら、つくらないんじゃなく、方向性を定めながらいくということで御理解いただければと思います。
○1番(畑中由喜子君)あのね、大分後退したなと思うんです。というのは、その需要の予測が難しいのは今に始まったことじゃないんですよ、ね。常にそうでしたよね。募集のころ、わあっとふえて、で、すごい町としても努力をしていただいて、お母さんたちにもいろいろ理解をしていただいて、で、ようやくさばいて、すごく少なくなったと思ったらまたばっとふえる。もうその繰り返しですから、その状況は前と今も変わってないだろうというふうに思います。で、その需要予測が難しいからといって、今、言いわけ的にと御本人もおっしゃいましたけれども、部長のお考えでは、今すぐこれをつくるのが難しいということですけれども、やはりつくるという方向性を出している以上ですね、早めに計画として策定すべきだというふうに、大分後退してしまいましたけれども、これは申し上げておきます。
それで、保育園のことなんですけれども、ちょっと伺ったところ、今、葉山の公立の町立保育園では一時預かりをやめていますよね。で、その分をポケットのほうで見ているというふうに伺っていますけど、それでよろしいですか。
○保健福祉部部長(高梨勝君)今の現状はそういうふうになっております。
○1番(畑中由喜子君)それで、あそこの支援センターは今、指定管理で行っておりますけれども、いつもですね、決まった方たち、主に決まった方たちで一時預かりがいっぱいの状況なんだそうです。それで、なかなか預けられないという悩みがあるということでお話が来ています。で、とても難しいことかもしれませんけれども、本当に必要な人たちが入れているのかどうかね。預けられているのかどうかというのが、やはり大きな問題じゃないかなっていうふうに思うんですね。その辺、指定管理で町が直営ではないので、直接はわからないかもしれませんけれども、その辺どういう振り分けが考えられるか、いかがですか。
○保健福祉部部長(高梨勝君)その辺のところって非常に難しくて、相手方がこれが必要だというのと、僕たちが総合的に考えて必要じゃないのって言い切れるかどうかという問題もありますので、その辺も含めてよく話し合ったり、調査させたりしてですね、考えさせていきたいと思います。
○1番(畑中由喜子君)一時預かりの需要がそれだけ多くてね、預かりきれないという状況があって、本当に預ける必要がある人たちが困っているとしたらば、いかがなんでしょうね、ここのポケットだけじゃなくて、町立保育園で一時預かりをやめた経緯というのがちょっと私今、思い出せないんですけど、それはもう無理なんですか。
○保健福祉部部長(高梨勝君)実際の話はですね、定数以上を受け入れたというところが大きなところなんです。ですから、本当に必要のある人というのは、僕も保育園にいたから一時預かりの重要性って、よくわかっていますので、その辺もですね、ちょっと担当、園長も含めてですね、もう一回話し合ってみたいなと思っております。
○1番(畑中由喜子君)町立保育園のほうはもう定員をオーバーする形でお預かりしているわけですから、その中でまた何か事件が起こったりしたら大変ですが、このポケットのほうの状況もよく見ていただいて、きちんとしてた運営が図られるように目配りをお願いしたいと思います。いかがでしょう。
○保健福祉部部長(高梨勝君)それについては全力を挙げてやらせていただきます。
○1番(畑中由喜子君)子育て関連のことは本当に今、需要が多くて、女性が外で働かなければならないこの社会状況、身につまされる部分があるわけですので、間違いのないように対応をお願いしたいと思います。
で、学童保育の件なんですけれども、ここの部分では、今、青少年会館での建てかえということが出ておりまして、取り組んでいただいているところでございますけれども、国の方針がこれから義務設置に変わっていくんではないかという点もございますよね。御答弁としては現状維持していくというお話なんですけれども、国の方針…まだ方針の段階ですけども、どのようにこれから展開していくことが考えられるか、いかがでしょう。
○保健福祉部部長(高梨勝君)国につきましては、昨日もたしかあれで、4年生から6年生までの拡充という話が25年度までにということで出るようなことを聞いておりますが、私の考えですと、今、子どもの居場所のほうでも需要がですね、3年生までって何かなというのがちょっと考えていきますと、やっぱり高学年というのは家に戻りたいというのが子供側からはあるよというのもちょっと耳に入っていますので、その辺のところもやっぱり子供の心も見ながらですね、国の指針だけ…こういうことを言うと、国の指針だけでいいのかっても怒られちゃうかもしれませんが、やっぱり子供のほうの気持ちというのも考えながら、この辺についてちょっと考えさせていただきたいなと思っております。
○1番(畑中由喜子君)違うんですよ。その枠は広げて、いつでも受けるよという体制はとっておかなきゃだめじゃないですか。子供がそこに来るか来ないかは、強制するわけじゃないですから、それはいいんですけども、受ける側として体制を整える必要があるということでしょう、学童保育で。これから国の方針としては広げていこうということですし、時間も延長していく必要があるんじゃないかという考え方ですから。だから、葉山町としても当然保育園がいっぱいで預けきれないお母さんたち、保育園は学童以下ですけれども、学齢期以下ですけれども、その続きとしてはね、あるわけですよね、必要が。だから、その辺の拡充というのは必要なことだと思うんですよ。だからこそ、国もこれ打ち出してきていると思いますしね。で、町はただ、その中で現状維持していくというだけではいけないんじゃないかなって思っているわけです。いかがですか。
○保健福祉部部長(高梨勝君)23年度は現状なんですが、23年の現状の中で、僕の今、考えているところも調査の対象の中に入れながら慎重に拡充していきたいなということなんです。してないというわけでもないし、するでもないんですが、その辺のところをよく見定めて、国だけが言ったからというものでやっていいのかなという私の中にもありますので、その辺は23年度の中で拡充に向けての検討をさせていただきたいと思います。
○1番(畑中由喜子君)むしろ私は考え方が逆で、町という基礎自治体ね、住民の生活に最も近いところにある自治体が子育てについてどう考えるか。子宮頸がんのワクチンの助成もそうですけども、結局町民にとって何が一番大切なのかという観点に立てば、国があるから、国の補助があるから、国の方針がこうだからということではなくて、やはりみずから発想する必要があるということなんですよ。そのことだけは強く申し上げておきたいと思います。
次の子どもの居場所づくりで、現状先ほど5番議員が詳しくお聞きになって、私もメモ取りました。で、現状はよくわかりましたけれども、23年度も試行を続けていくという御答弁がございました。で、試行は試行で結構なんですけれども、子どもの居場所ということに関して、私はやはりその学校施設内で学童保育、子供たちをお預かりすることができれば、最も子供たちにとっても、親にとっても安心な場所であるということをもう何年来にわたって申し上げてきました。なかなかこの教育財産という部分との折り合いがつかなくて、これはもう前の守屋町長のときから申し上げていることで、いまだに実現を見ていないんですけれども、この子どもの居場所づくり、居場所というこの事業だけの試行で終わることなく、やはりいろいろなことを検討していただきたいと思うんです。今後も引き続き。いかがでしょうか。まず、町長に。
○町長(森英二君)この問題は非常に深く進んできたところでありまして、やはり空き教室が活用できれば一番理想でございます。しかし、それが学校の利用の実態というものを踏まえると、この差し当たっては23年4月の入学児童、それから卒業というもので、生徒の数がどう異動してくるのか。それと、学級編制、クラス編制がどうなるのか。それとも微妙に影響してくるかなと思っております。
○1番(畑中由喜子君)教育長に伺いたいところですけども、多分同じお答えなので、また次回に回したいと思います。このことについては、学童保育のこととの拡充という部分とあわせてまた、引き続きお願いをして、提案をさせていただきたいと思います。
で、次に、行政運営についてのほうに移ります。まず、御答弁の中で、組織横断的な行政運営システムの充実が重要であると考えているというところがございました。で、この点に関しては、かねてから議会からも指摘のあったところでございまして、今後どのような対応を図られるのかなというところをお聞かせいただけたらと思うんですけれども、実際には何か一つの課題が見えたときに、その都度、横断的な組織づくりをしていくのか、体制づくりをしていくのか。あるいは、常に何ていうんでしょうね、横断的な体制を日ごろからいろいろな知恵を寄せ合うような話し合える場をつくっておくのか。その辺いかがでしょう。
○町長(森英二君)よく民間企業なんかですと、プロジェクトチームということで期間を切って各分野から人を集めて対応するというケースもございます。ただ現状、葉山の役場の中を見たときに、例えば今のゼロ・ウェイスト、ごみの問題でよく全町的な取り組みという御指摘といいましょうか、が出てまいりますけれども、実際にはそれぞれの部署においても今、行政改革でぎりぎりの人数に絞り込んで行っているのが実態ですと、そこからどうやって人と時間を割くのかと、もう現実問題としてすぐ壁にぶち当たります。そういった中では、例えば環境課とクリーンセンターで連携しながら最大の努力をしていくと。そこで足りないところ、あるいは保管するような部分は一般のボランティアの方々の知恵も、あるいは労力もいただいたりと。そういうことで実際は乗り切っているわけですけれども、この行政運営の中で、いわゆる自治体の中の場合に、この横断的というのがどういうふうに可能になるのか。やはり実態を見ると非常に難しいところがあるというのはひとつお話しさせていただきたいと思います。
○1番(畑中由喜子君)御答弁の中でそういうふうにいただいたんで、これは画期的なことだなと思って私はうれしく思って今、再質問させていただいたんですけど、これはね、やはり職員の数が少なくなればなるほど、みんなで知恵を集めるということが必要になってくると思うんですよね。それでこそ初めてまた職員もやりがいがあるでしょうし、自分の能力を生かす場所が出てくるということもあろうかと思いますので、こういう行政運営システムを構築していくということは大事なことだと思いますので、これは引き続き考慮に入れて検討を続けていただきたいと思いますし、必要な場面では必ずそういうものを生かしていただきたいと思います。
で、私は以前にも横断的なということに当たるかどうかはあれですけれども、行政組織としてはですね、排水処理にかかわる部署を一つに統合すべきだというふうに申し上げてきました。で、今、確かに部としては生活環境部に下水道課とそれから環境課、合併浄化槽とか入っていますよね。で、それはいずれも生活排水処理に関することですので、一つの課としてまとめて対応すべきじゃないかということを申し上げてきました。昨日、下水道の審議会云々のお話がやはり同僚議員からも出まして、どういう諮問をするのかというふうに御質問に対してですね、結局下水道課が下水道審議会に対して諮問していきたいことっていうのは、公共下水道をどうするかということしかないんじゃないかなって私思ったわけですよ。で、それでは、町の現状、合併浄化槽の制度をどう取り組んでいくのかということとはかけ離れちゃうわけですよね。両方をあわせて諮問していかなきゃいけないわけで、そういうことが果たして今の組織でできるのかどうかというのも非常に疑問に感じたわけです。ですから、この辺のことをぜひともですね、機構改革とまではいかなくても、全部の機構を改革しろということではなくてね、部分的ではございますが、やはりその実情に合わせた対応ということは必要じゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
○町長(森英二君)新年度に向けて検討してみたいと思います。
○1番(畑中由喜子君)ぜひともこれは真剣に取り組んでいただかないと、審議会は動いていくわけですので、よろしく。新年度なんて言っていると間に合わない可能性もありますので、その辺を検討をお願いしたいと思います。
一つ行政評価の必要性という中で、職員の仕事への…違ったかな。明確なかかわり方というところ…ごめんなさい、次のところで、コスト意識の意識改革が必要だという部分があるんですけれども、一つ私、このところちょっと非常に引っかかる問題があるんですけれども、議会ごとに専決処分として交通事故の処理の問題が出ています。で、コストを考えたときにですね、これはどうなっているかというと、すべて保険で賄われて、町自身、あるいは職員自身も全く何も損害を賠償する必要はないという部分なんですよね。で、その辺でやはりコスト意識がその部分において希薄になっているという危険性はないのかなというふうにちらっと思うんですけれども、これはやはりこれだけ交通事故が多いとですね、例えば今回出てきたのは、信号で止まっている車に追突する。あるいは、誘導員がいたにもかかわらずバックしてフェンスにぶつけた。これは何を意味しているのかなというのは、非常に危機感を持ちます。そういう意味で、コスト意識をはっきり持ってもらわなきゃいけない。幾ら町の懐が痛まないからといって、それでいいということは全く絶対あり得ないわけですから、その辺いかがですか。
○総務部部長(石川恵一君)議員言われますように、今回の専決処分、一応3件のうち2件が本人の注意散漫、不注意という形でもって起きた事件だと思います。議員言われますように、そのコスト意識を持つということは当然大切です。ただ、この地方公務員としてこの事故に対して個人に責任を負わせると、そういう部分についてどうなのかなということについて明確にちょっとお答えすることはできないわけですけども、その辺のところは考えていく必要があるのかなと、そのようには思います。
○1番(畑中由喜子君)ですから、仕組みとしてね、個人がかぶる仕組みにはなっていないけれども、それにかわることをやはりきちっと考えなきゃいけないというふうに思います。それを申し上げておきたいと思います。
それで、時間がなくなってきちゃったので、ゼロ・ウェイストのほうに移りたいと思います。今回ですね、ダイオキシンが流出したということはもう本当にまことに遺憾と言わざるを得ないんですけれども、今回、それを質問事項には出しておりませんので、一つだけその資料として提出をお願いしたいと思うんですが。いつの時点で、多分バグフィルターをつけた時期だと思うんですけれども、県に対して排水を外に放流していないという説明をしたと。で、それがいつから今度は実際には放流するようになったのか。そして、いつから県にその放流していますという報告をしたのか。その辺の実情、はっきりと示す資料を用意していただきたいと思いますけども、いかがですか。
○生活環境部部長(成島光男君)この資料につきましては、後日提出させていただきたいと思います。
○1番(畑中由喜子君)今会期中に特別委員会もあります。ごみの特別委員会もありますので、それまでに間に合うように提出していただけたらと思います。よろしくお願いします。
そして、クリーンセンターとの戸別収集に向けた体制づくりについてなんですけれども、例えば来年7月に戸別収集を始めるとすると、28町内会中2カ所モデル地区で既に始まっていますから、26地区ですよね。で、住民説明会などをそれぞれ十数回、牛ヶ谷では22回というふうに伺っておりますけれども、開催する必要があったとすると、合計でそれぞれ10回としてもですよ、260回を超える説明会をしなきゃいけないと、そういう数字になってくるわけですよね。で、クリーンセンターと環境課が総出で行ったとしても、とても追いつくようなものではないんじゃないかというふうに思います。で、だからこそ、以前から申し上げているように、役場の全職員が横断的に、これ横断的にですよね、かかわる組織づくりが必要だと、住民の中に入って行って、今、これだけごみはもう大変な事態なんですと。この御協力をいただきたいと。ぜひともこれを完成させなければなりませんということで御説明に上がらなければいけない。で、果たして、これがクリーンセンターと環境課だけでできるのかどうか。いかがですか。
○生活環境部部長(成島光男君)今言われました約260回、これについてまだちょっと我々も何回というふうに把握しておりませんけども、クリーンセンター、また環境課、この今いるごみの担当の者、あとクリーンセンターでの事務所、また現業のほうで現在、収集コースの設定等にかかわっている者もございます。これらの人数をですね、例えば2つの班に分けて集中的に出て行って説明会等を行う、そういう対応を今のところ考えております。ただ、このグループで賄えるかどうかというのはちょっと私も非常に不安なところはございますけども、我々としてはこういう対応でですね、やっていかざるを得ないのではないかなというふうには考えております。
○1番(畑中由喜子君)この説明会の難しさというのは相手があることなんですよ。こちら側からいついつ、ここでやりますと勝手に決めて、皆さん来てくださいって済む問題じゃないと思っているんです。相手が、聞く人がなるべく大勢来てくれなきゃいけないわけですから、そうすると、相手の都合もあるわけでしょう。私はそう思っているんですよ。だから大変だと思っているんです。だから全員で、クリーンセンターと環境課が全員でとっかかって、2つのグループに分けて、そんな簡単な話じゃないと思います。ですから、町役場全員で、だから言いかえると、役場の職員全員がこれからゼロ・ウェイストをどうやって進めていくのか。戸別収集をどうやっていくのかというのを熟知して、それで説明に出向かなきゃいけないということだと思うんです。だから時間が必要でしょうし、早く体制づくりをということを前から申し上げているんです。それを理解いただかないといけないと思いますけども、再度いかがですか。
○生活環境部部長(成島光男君)今、議員が言われることも私よく理解できると思っておりますけども、各町内会にですね、赴く日にちにつきましては、ある程度決めさせていただくというのは当然あるかと思います。ただ、それだけではなく、町内会でやるということでなくて、ある小さいサークルとかですね、子ども会のお母さん方たち、そういう方からのですね、こういう日にやってくださいと言われたときに、こちらからすぐ出られるような体制をとるためにですね、なるべく早めにそういうものを周知していければですね、ある程度の回数はこなしていけるんではないかなと、そのように考えております。
○1番(畑中由喜子君)私は非常に懐疑的です。町長、これは心して対応していただかないと、とても間に合うような問題じゃないというふうに思っています。それだけは申し上げておきたいと思います。
最後に、資源ステーションの設置なんですけれども、これは各町内会ごとに本当にさまざまな事情があると思います。でも、基本は条件が合いさえすれば、常設型の資源ステーションが必要じゃないかなというふうに思います。当然町もそういう形でこれからお話し合いを重ねていこうと思っていると思うんですけど、その辺はいかがですか。
○生活環境部部長(成島光男君)資源ステーションにつきましては、今まで行政収集という形でやっておりましたけども、今後につきましては、町内会・自治会がですね、業者と連携して契約をしていただきまして、契約業者が収集を行っていただくと、そういう形に変えさせていただきたいというふうに考えております。各町内会・自治会の中、当然いろんな考えがあるかと思います。今、牛ヶ谷地区では町内会の御協力の上にですね、かなりうまくいっているんじゃないかなと我々は思っておりますけども、その辺につきましては、これからですね、町内会のほうの方々とお話し合いをさせていただきたいというふうに思っております。
○議長(鈴木道子君)これにて1番畑中由喜子議員の一般質問を終わります。以上で一般質問を終結いたします。


○議長(鈴木道子君)本日の日程はすべて終了いたしました。明日から12月8日までの6日間は委員会開催のため休会とし、来る12月9日、午後2時再開といたします。
本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。(午後4時21分)




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