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平成22年 葉山町議会第3回定例会会議録(第4日)


・招集年月日 平成22年10月12日(火曜日)

・招集場所 葉山町役場議場

・開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

 開議 午後2時00分 散会 午後3時19分

・応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

  出席17名 欠席0名

第1番 畑中由喜子 出席 第10番 森勝美 出席
第2番 近藤昇一 出席 第11番 伊藤友子 出席
第3番 阿部勝雄 出席 第12番 待寺真司 出席
第4番 土佐洋子 出席 第13番 金崎ひさ 出席
第5番 山梨崇仁 出席 第14番 笠原俊一 出席
第6番 伊東圭介 出席 第15番 加藤清 出席
第7番 鈴木知一 出席 第16番 中村常光 出席
第8番 佐野司郎 出席 第17番 鈴木道子 出席
第9番 守屋亘弘 出席


・地方自治法第121条により出席した者の職氏名

町長 森英二 副町長
教育長 豊田茂紀 総務部部長 石川恵一
保健福祉部部長 高梨勝 生活環境部部長 成島光男
都市経済部部長 吉田仁 教育部部長 稲山孝之
消防長 有馬弘 総務課課長 池田務


・職務のため議場に出席した者の職氏名

議会事務局局長 上妻良章 次長 山本孝幸
主事 佐々木周子


・会議録署名議員

第3番 阿部勝雄 第4番 土佐洋子


・議事日程

第1 議案第24号 決算の認定について(平成21年度葉山町一般会計歳入歳出決算)
第2 議案第25号 決算の認定について(平成21年度葉山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算)
第3 議案第26号 決算の認定について(平成21年度葉山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算)
第4 議案第27号 決算の認定について(平成21年度葉山町老人保健医療特別会計歳入歳出決算)
第5 議案第28号 決算の認定について(平成21年度葉山町介護保険特別会計歳入歳出決算)
第6 議案第29号 決算の認定について(平成21年度葉山町下水道事業特別会計歳入歳出決算)
(以上6件 決算特別委員会審査報告・討論・採決)


・議事の経過

○議長(鈴木道子君)皆様こんにちは。ただいまの出席議員は16名でございます。定足数に達しておりますので、本会議を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。(午後2時00分)


○議長(鈴木道子君)日程第1「議案第24号決算の認定について(平成21年度葉山町一般会計歳入歳出決算)」、日程第2「議案第25号決算の認定について(平成21年度葉山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算)」、日程第3「議案第26号決算の認定について(平成21年度葉山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算)」、日程第4「議案第27号決算の認定について(平成21年度葉山町老人保健医療特別会計歳入歳出決算)」、日程第5「議案第28号決算の認定について(平成21年度葉山町介護保険特別会計歳入歳出決算)」、日程第6「議案第29号決算の認定について(平成21年度葉山町下水道事業特別会計歳入歳出決算)」の6件を一括議題といたします。
本6件については、去る9月22日、決算特別委員会に付託し、休会中に審査を実施していただいておりましたが、既に結論を得ておりますので、この際、決算特別委員会委員長より審査の報告を求めます。委員長、登壇願います。
○決算特別委員会委員長(加藤清君)決算特別委員会審査報告。平成22年9月22日、当委員会に議会休会中の審査として付託された議案第24号決算の認定について(平成21年度葉山町一般会計歳入歳出決算)、議案第25号決算の認定について(平成21年度葉山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算)、議案第26号決算の認定について(平成21年度葉山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算)、議案第27号決算の認定について(平成21年度葉山町老人保健医療特別会計歳入歳出決算)、議案第28号決算の認定について(平成21年度葉山町介護保険特別会計歳入歳出決算)、議案第29号決算の認定について(平成21年度葉山町下水道事業特別会計歳入歳出決算)の6議案について、審査の経過概要と結果を御報告いたします。
審査は9月24日から5日間、関係部課長等の出席を求め、説明及び提出資料により細部にわたり審査を行い、審査最終日の10月5日には町長の出席を求め、次の事項に対して質疑応答(別紙質問会議録)を行いました。
町長質問事項、1、臨時財政対策債を将来的な借金としてとらえるのではなく、必要な財源として使用することについて。2、地域手当を含めた人件費削減に対する考え方について。3、姉妹都市交流事業の今後の展開についてどのように考えているのか。4、新春の集いに関する考え方について。5、消防職員定数の新基準における充足数の考え方について。6、今後の合併処理浄化槽設置整備補助事業のあり方について。7、国民健康保険料の不納欠損処理の実態について。
以上、慎重審査の結果、議案第24号決算の認定について(平成21年度葉山町一般会計歳入歳出決算)は賛成少数により認定しないことに、議案第25号決算の認定について(平成21年度葉山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算)は賛成なしにより認定しないことに、議案第26号決算の認定について(平成21年度葉山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算)は賛成多数により認定することに、議案第27号決算の認定について(平成21年度葉山町老人保健医療特別会計歳入歳出決算)は全会一致により認定することに、議案第28号決算の認定について(平成21年度葉山町介護保険特別会計歳入歳出決算)は全会一致により認定することに、議案第29号決算の認定について(平成21年度葉山町下水道事業特別会計歳入歳出決算)は賛成少数により認定しないことに、次の指摘・要望事項を付し、それぞれ決しました。
(指摘)
1、監査の指摘を踏まえ、不納欠損処理に当たってはその理由を明確にすべきである。
2、町長はみずからが主張、発言した事柄に対し責任を持つべき。
3、地域手当に関し、国の基準とするよう最善の努力をすべきである。
4、決算に関する付属説明書の記載は明確にすべきである。
5、行政の継続性に鑑み、職員異動時の引き継ぎは確実に行うこと。
(要望)
1、姉妹都市草津町との交流に関し、住民間の交流がさらに深まるよう予算措置をすること。
2、消防職員の定数に関する取り組みは、前向きに行うこと。
3、合併処理浄化槽設置整備補助事業のさらなる推進を図ること。
以上、報告いたします。報告文案です。案と言ったのは、決定しておりますので、「案」を一番最初の、取り消してください。以上でございます。
○議長(鈴木道子君)日にちはよろしいんでしょうか。
○決算特別委員会委員長(加藤清君)平成22年10月12日、決算特別委員会。以上でございます。
○議長(鈴木道子君)以上で委員長の報告を終わります。これより委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
これより議案第24号から議案第29号までの6件について一括して討論を行います。まず、いずれかの原案に対し認定することに反対者の発言を許します。次に、認定することに賛成者の発言を許します。では、認定することに反対者の発言。
○13番(金崎ひさ君)13番金崎ひさでございます。議案第24号葉山町一般会計歳入歳出決算、議案第25号葉山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算及び議案第29号葉山町下水道事業特別会計歳入歳出決算の平成21年度決算の認定について、原案に反対すなわちただいまの委員長報告に賛成の立場で、新葉クラブを代表いたしまして討論に参加いたします。
平成21年度は、森町政が誕生し初めての予算編成の年でありました。思い入れもさぞかしと期待をしておりましたところ、残念ながらその片鱗にすら触れることができなかったことを、きのうのように思い浮かべます。その21年度決算の審査を行いましたところ、この3つの議案に関して、新葉クラブとしては認定しかねる結果でございました。
まず一般会計について申し上げます。ごみ処理広域化離脱による損害賠償請求事件の弁護士着手金が予備費対応で450万円使用されております。この離脱に関しては、議会意思を無視し、決定権は私にあると森町長は豪語され、独断でなされたことでございます。それならば、きっちりと横須賀・三浦両市長の理解を得る努力をするのがトップとしての責任であります。しかし、それも怠り裁判に至ったことは、町長の調整能力の欠如と言わざるを得ません。新葉クラブとしては、広域離脱に反対し、その後のごみ裁判等に町費を使わないようにとの陳情には賛成をしております。弁護士着手金が議決事項であれば当然反対するところでございましたが、予備費での充用となっておりますので、この決算を認定しないことにより反対の意思を示したいと思います。
そして、青山テルマの公演に関することを申し上げます。21年度予算案が提案される前に、町長は成人の日の集いで新成人に対し、青山テルマの公演を約束なさいました。330万円の経費が見込まれるその公演の予算案の提示も、議決もない時期に、御自分のポケットマネーで行うことのように軽々しくお約束なさったその言動に、唖然といたしました。その後、予算が成立し、その公演の実現のために職員が大変な苦労した経緯が審査の中で明らかになりました。しかし、それでも実現が不可能となり、330万円の不用額を出しております。これから成人として社会を担う若者たちの晴れの門出に、町長という立場の人がうそをついたという結果になっております。若者たちの中では、本当に楽しみにしていた方がいたことと思います。担当職員から、他の芸能人の公演をして不要額をなくすこともできたが、何とか青山テルマをと最後まで努力したとの御答弁がありました。町長は、御自分の軽率な言動が多くの人に要らぬ苦労をかけていることを認識し、そして何よりも若者への裏切りに猛省を促します。
次に、国民健康保険特別会計について申し上げます。決算特別委員会で賛成者なしで認定しないことに決まったことがすべてでございます。主義主張のさまざまな委員が全員認められない決算であったということは、深く反省すべきです。国民健康保険料の資産割をなくすことにより、借家等で子育てをしている若い世帯に負担増が見込まれる懸念があり、激変緩和策として補正予算計上された2,000万円が議会で可決されたにもかかわらず、繰り入れ処理を忘れ、未執行となっておりました。その責任の所在は職員にあるとのことで、職員を処分し、町長みずからは議会に対して何の責任もとらなかったことは、行政のトップとしてあるまじき行為でした。また、不納欠損額が前年度に比べ6倍となっており、1億6,200万円余りでした。平成6年から16年度の432世帯の処理をした金額とのことでしたが、町長質問の際、19年度までの処理をしなかったことに対し、余りに高額になるので16年度までとするよう指示をしたとの答弁がありました。このような数字を操作する指示がトップダウンで行われることに、何の違和感も持っていないような町長答弁により、賛成者ゼロという前代未聞の結果になったことと思います。
最後に、下水道事業特別会計について申し上げます。21年度に行われた葉山浄化センター水処理施設増設工事において、入札差金で第4系列の汚水調整池を設置したことは、やはり問題にせざるを得ません。協定の金額内での工事であり、法的には問題ないとはいえ、第3系列の工事は承認していても、第4系列に関しては何の話し合いもないまま手をつけるべきではなかったと思います。審査の中で、第1系列を今、全面的にとめて点検整備中であり、そのため審査日前日、大雨で水量が増し、新たに設置した第4系列の汚水調整池を使用したとの答弁がありました。点検整備のため必要な汚水調整池であったことは認めますが、なぜ一言議会に説明をして設置をしなかったのかと悔やまれます。議員も経験された町長ゆえに、議会軽視のそしりを免れないと思います。
そして、かつての議会では、この関連議案に対し新葉クラブは、公共下水道事業が葉山を第二の夕張にすると唱えていた森町長が第4系列に手をつけたということで、町長のお考えに整合性が認められないという理由で反対をいたしました。よって、議員として筋を通す必要があり、決算に反対をいたしますが、決して公共下水道事業に反対の立場ではございません。下水道使用料が2億円を超え、ラニングコストを上回る金額となりました。これまでの職員の努力はいかばかりかと推察いたします。今後も順調な運営がなされることを期待いたします。
以上で私の反対討論を終わります。なお、議案26号後期高齢者医療、議案27号老人保健医療、議案28号介護保険各特別会計には賛成をいたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(鈴木道子君)次に、認定することに賛成者の発言を許します。
よろしいですか。(私語あり)一応すべて賛成の方というつもりでおります。では、賛成者の発言はいらっしゃいませんね。
では、次に認定することに反対者の発言を許します。
○9番(守屋亘弘君)9番守屋亘弘です。私は、高いところから僣越ながら、生き生き葉山の会を代表して、議案第24号、同第25号、同第26号、第29号に反対の立場から討論に参加いたします。
まず、議案第24号の一般会計歳入歳出決算についてでございますが、これは21年度予算案の審議の際に、かなりいろいろ議論を呼びまして、例えばくれ竹の郷葉山推進事業、あるいは姉妹都市宿泊費助成事業等々で、結局本件は増額修正して議会の承認を得たという経緯があります。まず、くれ竹の郷推進事業については、私の感ずるところ、町長が唐突に本事業を打ち切るというような、何か間違った判断をされたと、そのように私は受けとめました。すなわち、22年度では復活したという経緯も含めれば、その当時、町長判断は間違っていたという結果になろうかと存じます。それと、先ほど申し上げた姉妹都市宿泊費助成事業につきましては、平成20年度、町長は草津町に音楽祭、温泉感謝祭、スキー教室、合計3回も行っております。しかしながら21年度の予算案の作成においては、当事業を打ち切ったという判断をされました。その際に私は、平成21年3月16日(月曜日)の各予算案の町長質問の中で、金崎ひさ議員は、町長だけが公費を使って草津町と交流すればいいという問題ではないと発言されました。私の感覚からすれば、極めて真っ当な発言であったと高く評価したいと存じます。いいでしょう。(私語あり)それと、いろいろあるんで、全部覚えきれませんけれども、町民会議の対応については、何であったか。当初、町長はごみも下水道も町民会議に諮問して進めるのだと、そのような発言をされたやに私は記憶しております。しかしながら、21年6月をもって、突如任期がきたから町民会議は解散だと。評価も検証もせず、せっかく町民各位が協働の精神に基づいて、一生懸命努力なさったにもかかわらず、一方的に打ち止めにする。そのようなことを一生懸命努力なさった町民の方々に対して大変失礼であると、あったと私は考えております。
それから地域手当、これは改めて一般質問で笠原俊一議員が取り上げられると存じておりますけれども、森町長が就任して20年度、21年度、国の基準を上回って支給した額が、20年度4,800万、21年度5,000万、合計9,800万。そのために特別交付税が20年度1,000万、21年度900万、合計1,900万削減されてしまったと。総合計すると、約1億2,000万、私ども含めて町民サービスに回すべき金額がなくなってしまったということであろうかと存じます。
と、次にごみ処理事業についてであります。これは以前にも指摘をいたしましたけれども、ごみ排出量において21年度は1万1,982トン、この数字は平成19年度の1万1,941トンを上回っている。町長が就任して20年度、21年度、ゼロ・ウェイスト施策を進めているにもかかわらず、何ら大多数の町民の方々に、その施策が浸透してない証左であろうかと存じます。また、先ほど13番金崎ひさ議員が、横須賀市・三浦市との訴訟に、訴訟関係についてお話をされました。私も450万円の弁護士費用については異議があるところでございますけれども、その原因は、森英二町長にあるということは間違いないところであります。私は、2市1町ごみ処理広域化については断固反対をいたしますけれども、この裁判は引き起こした点について、横須賀市の訴状では、森町長はなぜ横須賀市・三浦市に5月12日まで、当時の20年5月12日まで回答を留保したいとしたのか。議会にはそれ以前に2市1町ごみ処理広域化計画から離脱するという話をしているにもかかわらず、その場で断ればよかったものを、よかったということであって、その間に、私の勝手な推測ですけれども、考え直すから待ってくれというような、非公式な話をされたんではないか。それゆえに信義則違反だというような、今さら聞いたことのないような理由をつけて裁判訴訟を提起されたということではなかったのか。
それと、最後に経常収支比率についてであります。これは20年度が99.8%、その上に南足柄市が99.9%でありました。21年度は葉山町が99.9%、南足柄市がどうであったか。97.8%。2.1%数字を下げたのであります。これは首長のリーダーシップにおいて南足柄市長はみずから大幅な市長の給料を削減し、なおかかる努力を惜しまなかったという結果であろうかと存じます。ただただこのような結果を招いたことに関して、緊張感がないと、皆さんもそのようにお考えであろうかと存じます。
次いで、議案第25号につきましては、先ほども13番議員がおっしゃっておりましたけれども、同様に、まずは不納欠損額について、私の考えるところ、ちょびちょび出さないで、平成6年から平成16年度までの1億6,200万、さらに平成19年度までのものを一括して出せばよかったんですよ。これはすなわち前町長の負の遺産だという理由で十分成り立つにもかかわらず、2カ年に分けて、何か理由もはっきりしない。ただ2カ年だ。これで少なくとも特別委員会においては、だれ一人賛成しなかった。それと同様に、監査委員の平成21年度葉山町各会計歳入歳出決算審査意見書の最終ぺージに、「国民健康保険事業については業務遂行上の対応に一部不適切な点が見受けられた。この点に関して、管理責任者はその職責を十分認識し、日ごろより部下に対し随時適切な教育指導を行い、緊張感のある職場環境を形成するよう申し添える。」と記載をされております。この場合の管理監督者は、当然町長を指すと私は理解しております。ゆえに、町長はみずから罰することなく、ただただ緊張感がないままに、こうして座っているということは、私の理解のほかであります。
並びに、第26号の後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算については、21年度予算案について、我が会派は賛成をいたしました。しかしながら、そのときの判断に誤りがあった。まことに深くおわびをしなければなりません。どうも申しわけございませんでした。この時代の流れの中で、やはり原点に立ち返り、これはぜひ見直すべき状況であると判断して、原案に反対をいたします。
並びに、議案第29号下水道事業特別会計歳入歳出決算についてでありますけれども、これはかねてからこの事業に私どもは反対をしてまいりました。特に、森英二町長が就任して、かの1月…失礼、20年1月20日の当時の町長選の際に、森英二候補は、当事業の抜本的見直しということを公約で掲げておりました。しかしながら、20年、21年度、2カ年を経て、一体何を見直したのか。例えば国民健康保険特別会計は、独立採算制というのであれば、当特別会計も独立採算制であるべきであります。片一方が独立採算制、片一方は違うよと。そんな手前勝手なことは論理的に成り立たない。と申しますのは、毎々指摘するとおり、一般会計から巨額な繰入金を得なければ、当特別会計は全く成り立たない。なおかつ、いわゆる先般いろいろと議論を呼んだ浄化センターの建設工事委託にかかわる協定、これについては、結果として担当部署が独断で、町長の許可もなく、約7,000万円の工事を下団と組んで行ったということであろうかと私は考えております。
その中で、いろいろと議案等の扱いで混乱したことは、皆さんも御記憶の中にあろうと思いますが、要するに町長の何らリーダーシップもなく、考えようによっては担当部署が適当に下団と組んで町長をないがしろにして工事を行ってしまったということであろうかと存じます。こういう点を含め、なお今後22年度、23年度で下水道審議会に諮問するというようなことを町長は発言されておりますけれども、一体何を諮問するのか。「何を諮問しよう」と諮問するのか。それ以外に私の考えようがありません。
以上をもちまして、私の反対討論といたします。(拍手)
○議長(鈴木道子君)ほかに討論ありますか。
○3番(阿部勝雄君)3番日本共産党の阿部勝雄です。日本共産党を代表して、議案第24号平成21年度葉山町一般会計歳入歳出決算、議案第27号平成21年度葉山町老人保健医療特別会計歳入歳出決算、議案第28号平成21年度葉山町介護保険特別会計歳入歳出決算に賛成の立場で、議案第25号平成21年度葉山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算、議案第26号平成21年度葉山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、議案第29号平成21年度葉山町下水道事業特別会計歳入歳出決算の3特別会計歳入歳出決算に反対の立場で討論を行います。
21年度予算は、百年に一度という景気悪化を招き、大企業の今年度決算見込みが大幅に赤字になると報道され、期間工切りや派遣切り、正社員にまで及ぶ労働者の首切りが連日のように報道されている中で、先行きの見えない状態の出だしでした。私は21年度の予算編成時の討論で、この景気が墜落するごとく悪化したその原因は、人間らしく働くルールを破壊したこと、内需を無視した輸出に頼る外需頼みにしてきたこと、アメリカを中心とした外国投資家による投機市場で稼いできたこと、特に2004年から小泉内閣が派遣労働者を製造業まで拡大したことが大きな原因であったことなどを述べて、これは政治の責任であることを示し、その解決はルールある経済社会へ政治の方向を変える必要を述べました。その後、政権の交代はあったものの、根本原因の人間らしく働くルールづくり、内需拡大、外需頼みの投機的経済からの脱出の3点は果たされず、いまだに経済危機は脱したとは言えない状況が続いています。予算編成時に町長が施政方針で、アメリカのオバマ大統領が目指した国民皆保険の医療制度改革や勤労者の減税分を富裕層への増税で賄う方針を打ち出したことは、金持ち優遇減税の方向から医療制度拡充や勤労者への減税の実施する勤労者や一般住民の懐を温めて、内需拡大政策へと政治の方向を転換させることが、この世界同時不況を解決する一つの方向を示したものとして評価されました。だが、残念ながらアメリカでも簡単には進まず、いまだこの経済危機を脱したとは言えない状況が続いています。
このような状況の中でも、葉山町は財政力指数、実質公債比率、将来負担比率等で県内ではましなほうではないかということも示した中で、大変だ、大変だと萎縮するだけでなく、課題や喫緊の課題など十分に精査しながら、住民福祉に必要な施策は積極的に取り組んでいく必要性があると訴えました。21年度決算の認定に当たって、こうした住民福祉にどう取り組んだか、評価できる点、指摘すべき点などを比べて結論を出しました。
まず一般会計決算について評価すべき点として、1つ、ごみ問題でも指摘される経費削減に当たって、じんかい処理費が大きく削減されています。全体的にごみ量は対前年度比、比べて横ばい。むしろわずかながら増加している中で、経費の削減はそれぞれの見直し等によるものと言えます。経費削減に向けた努力は評価すべきことと考えます。しかし、全体のごみ量は、わずかであっても増加していることはゆゆしきことと考えます。分別、資源化の促進は当然ですが、減量化になお一層の努力を求めるものです。
評価する2点目は、クリーンセンターの維持管理費の削減です。つまり、し尿処理を下水処理場に投入する方向に切りかえたことです。現在はし尿の処理を横浜市に委託している関係で、処理費は大きな減額にはなっていませんが、2年後には大きな減額になると予測されています。過去何年も指摘してきた方式変更を決断され、対応に踏み切ったことを評価したいと思います。
次に、方向転換による施策として、漁港環境施設調査検討事業があります。浜辺に遊歩道をつくる計画を見直し、漁港の整備に回す。町長の選挙公約でもありましたが、遊歩道に対する賛否両論ある中で、漁協や住民の意見を聞いて新たな施策として船揚げ場の修繕に方向転換され、環境整備に一歩前進させる事業施策を始めたことを3つ目の評価としたいと思います。
4つ目の評価は、新規事業として県下最初となる住宅リフォーム助成制度があります。残念ながら補助額が5%、5万円と、余りにも少額なためか、利用者が余り伸びず、検討を加える必要があると思っています。何といっても、神奈川県下で最初というのは、評価に値すると思います。ただ、この金額では利用が伸びず、「仏をつくって魂を入れず」になっては困ります。地域振興に役立っている多くの自治体を調査研究し、利用して喜ばれるような魂を入れていただきたいと注文をつけたいと思います。
評価する5点目として、美術展示事業が挙げます。過去何年も、高額で買い入れた美術品を、町民の目には触れず、毎年多額の費用をかけて保存している状態を批判し、町民の前に展示することを求めてきました。宝の持ち腐れとならないよう訴え続けてきましたが、ほとんど聞き入れてもらえなかったものです。全品を一度に展示することは不可能でしょうが、その一部であっても町民の前に展示したことは、町民の財産である絵画がやっと日の目を見たのではないでしょうか。今後もいろんな場面で町民の目に触れるよう、さらに努力をしていただきたいと思います。
6つ目の評価は、学校の補助金を増額したことです。これは議会が修正したものではありますが、予算執行に当たって教育関係者から一定の評価をいただきました。町長が削減した予算を議会が修正し、当事者に喜ばれなかったら大いに困るところでしたが、当事者からは有意義に活用させていただいたとの感想もいただき、増額予算でありましたが、結果的には有効活用されたと思っています。議会の成果かもしれませんが、予算の執行に当たっては町部局でありますから、これもよかったものと自画自賛して評価したいと思います。
今、数点を挙げて評価しましたが、すべてよしとは言えません。財政困難な中で、2000年度までは国の交付金として交付されるべき財源を、地方にしわ寄せする臨時財政対策債を一般的地方債と同等に考え、借金をふやさないとして、限度額以下に抑え、みずからの財源を縮小し、住民に対する福祉施策を削減したことは、町民に無理やり我慢せよということになり、福祉の後退を余儀なくされました。この起債は、本来は国から交付金となるものです。交付金となれば半分の支給でよいなどという自治体はないと思います。臨時財政対策債は、国が本来交付金として支給すべきものの代替として、苦肉の策として考えた制度であり、きちっと活用して社会福祉等の充実を図るべきことを強く求めたいと思います。
指摘のもう1点、住宅耐震事業の後退です。これも以前から、診断だけでは危険度はわかったが補強しないとなれば、あえて危険を知らないほうがよかったという意識が働くのではないかと、補強工事までの補助をすべきだと強く要望してきました。補強工事まで補助をする制度に拡大、その結果、補強工事まで補助すべき制度に拡大したものでした。残念ながら、補強工事補助は中止となりました。大きな後退と言えます。30万円の補助では、高額となる耐震工事や建てかえをちゅうちょされるかもしれませんが、利用が少ないからといって廃止、削減すべきものではなくて、活用されない原因を調査・研究し、さらに活用されるよう努力すべきです。
以上注文をつけて、一般会計への賛成討論とします。
続いて、老人保健医療特別会計決算、後期高齢者医療制度にかわったこの制度は、残務整理的なもので、あえて意見を差し述べるものではなく、賛成したいと思います。なお、我が党は、後に述べる後期高齢者医療制度を廃止し、当面この老人保健医療制度に復活させることを求めています。
介護保険決算についても、余り町の意思が差し挟める制度ではなく、保険料の高騰や介護給付の附則など、問題も指摘される中ではありますが、町の施策としては余り関与できないものと考え、賛成します。
次に、議案第25号国民健康保険特別会計決算及び第26号後期高齢者医療特別会計、29号下水道事業特別会計の3議案に反対の立場で討論を行います。
まず、国民健康保険特別会計ですが、21年度は資産割を廃止する賦課方式を変更されました。資産割廃止については、葉山町の現状から反対するものではありませんが、この変更に当たって、もともと資産を持っていない若い人などは、急激に保険料が引き上げられることになる。このことを指摘し、激変緩和措置の必要性を強く求めました。町も趣旨を理解し、基金の取り崩し8,000万を繰り入れて激変緩和措置を講じるよう検討されてきました。検討の結果、さらに2,000万円の財源が必要として、補正で一般会計からの繰り入れ2,000万を議決しました。
激変緩和措置とは、もともと資産の持たない人など資産割廃止分が直接ふえることを緩和するものと考えています。しかし、この基金の取り崩しや一般会計の繰り入れには大きな問題がありました。まず、補正予算で議決した一般会計の繰り入れ2,000万円ですが、不手際があり、21年度には全く繰り入れられていません。この不手際については、今後二度と発生しないようなシステムを含む検討をされることを強く求めます。しかし、激変緩和措置には財源の2,000万も繰り入れられなかった。基金取り崩しの8,000万も、予算編成時にほぼ毎年同程度基金から取り崩しを行っている6,000万円も、合計1億4,000万円の基金繰り入れ分が使われなかったといって、そっくり基金に戻されました。つまり、基金の取り崩しはゼロ、一般会計からの繰り入れゼロでした。資産割による激変緩和に必要な1億円も、保険料引き下げのための基金繰り入れ分6,000万円も、すべて保険者の負担となっています。急激に引き上げられる保険料をいささかでも引き下げたいと、町が1億円を投入する必要を認め、激変緩和措置を考えながら、すべて保険者が負担したことになります。それでも最初に懸念した賦課方式の変更による激変が緩和されているのなら少しはましですが、もともと資産のない若い人など、対処が必要と認められる方々には全く関係なしに、保険者全員の保険料の引き下げる方式にしたと、決算委員会の中で明らかになりました。繰り入れるべき財源が全く繰り入れられず、結果的には全体の保険料引き下げにもなっていません。つまり、さんざん議論した激変緩和措置は全く実行されないものでした。激変緩和措置分の1億円と、毎年同様に当初繰り入れる6,000万円すべてが保険者負担となりました。これは結果こうなったというものではありますが、予算立てそのものがあいまいで、保険者の負担をできるだけ抑えるべき施策をとられなかったことになります。今後保険者の負担をできるだけふやさない方法を検討することを強く求めたいと思います。
また、今回のように全体を引き下げる方式よりも、特に所得の低い方々に配慮した応能割・応益割50対50の比率を検討し、所得の低い方々の保険料に配慮した賦課方式などを検討していただきたいと思います。
さらに、不納欠損が多額になったことで、さまざまな意見が出されていますが、この平成16年度までの11年分の不納欠損、これを出さざるを得なくなった原因は、とうに請求権をなくなったにもかかわらず、長年にわたって放置してきたこれまでの町の姿勢こそ問題であって、我が党は不納欠損を1度にやろうが2度に分けてやろうが、大きな問題ではないと考えますが、この不納欠損せざるを得なくなるまでの経過は見過ごすことはできません。21年度に徴収員を増員してまで収納率向上を掲げておりますが、これを空文句にしないで、2年間の請求可能期間内に十分な対応を求めるものです。しかし、その中に経済的に困窮し、支払いができないような人はいないか。保険料が生活を圧迫するようなことがないかなど、保険者とも直接お話しし、保険者の身になって対策を講じていただきたいと思います。また、保険料そのものが近隣と比較して2万円も高いことが、町民の中から是正を求める請願が出されるまでに至っています。議会ではこの請願を全会一致で採択したにもかかわらず、ほとんど改正されることなく終わってしまいました。高い保険料が、さらに収納率を下げる原因の一つとも言え、格差是正に向けた努力を求めたいと思います。
なお、この国民健康保険特別会計は、全員が不認定した委員会の意思を重く受けとめていただきたいと思います。理由はそれぞれ違ってはいるかもしれませんが、全会一致での不認定となったことについては、それぞれ検討を加えていただきたいと思います。
次に、後期高齢者医療特別会計決算の反対討論を述べます。この制度は、年齢によって差別する医療制度で、当初から「現代のうば捨て山」と揶揄されるような制度で、早急に廃止すべき制度であります。現政府・民主党も政権につくまでは即時廃止を主張され、参議院では廃止法案が可決しているものでした。政権交代ですぐに廃止するものと思っていましたが、何と4年間も先送りし、しかも現在検討している改革案は、75歳の差別年齢を55歳に早め、すべて国保に編入するなど、うば捨て年齢を早めるものと言われています。町の意思は全く通じない制度ですが、だからといってこの法案を認めるわけにいかず、私たちはこの決算そのものに反対したいと思っています。即刻廃止して、もとの後期高齢者医療制度に戻し、その後に十分な検討を加えて、よりよい制度を確立するべきものと考えます。
最後に、下水道事業特別会計の反対討論を行います。この下水道事業でも不手際があり、謝罪や、町長が減給するなど問題の多い年でした。処理場第3系列の機械工事協定締結に当たって、我が党は下水道事業団丸投げを強く批判し、反対しました。3系列目であり、過去2系列とほぼ同じ設備を入れるのに、なぜ町が対応できないのかと、町職員による調査検討を強く求めましたが、職員の能力では対応しきれないと、下水道事業団に丸投げにしたことから、差金が出たと、新たな工事まですべて事業団任せ、議会には何の通知もなく新たな工事を進めてきた状況においては、議会から一たん否決されるまでに至りました。我が党はほとんど下水道事業団任せで何の疑問も抱かない事業団丸投げ体制にこそ原因があると考えます。二度とこのようなことが起きないためにも、新たな対応も含めて対応でき、力量を持った職員の配置など、町の能力を高めることが重要だと考えます。また、町職員では不可能と、最初から丸投げするのではなく、少なくとも前2系列の比較検討ぐらいはできるものと考えます。疑ってかかれとは言わないまでも、大きな項目ぐらいは見るべきでしょう。防食工事が含まれていないかなどは発見できるものと考えます。緊張感を持って当たっていただきたいと思います。
また、我が党はこの終末処理第3系列の工事協定締結に反対しました。また、入札差金の発生により新たな工事を進め、第4系列の貯水槽に攪拌機をつける行き過ぎがあるものなど、議会に通知もなく進め、いざその支払いにかかわる議決議案にも、議会軽視であり、強く反省を求めて反対しました。その後、町長が給料の減額など一定の反省と議会軽視への謝罪、今後下水道事業団丸投げ体制を改める検討を進めるなどの反省を踏まえて、支払い契約の議案には賛成しました。5,000万以上の契約は議会議決が必要だとする陳情なども出ましたが、金額をはっきり決めて締結する契約と、大枠の金額を決めて内容の契約行為まで含める協定との違いを考えれば、今回の事業団との協定は、まさに大枠で結ぶ行為であり、最終金額がはっきりした段階で支払い行為を認める議会意思の必要性は理解できます。したがって、支払いに対するこの、支払いに当たって、協定の金額の枠内であることを判断しながら、工事の不手際はあったものの、我が党は賛成をしました。しかし、このような問題が二度と起こらないように、下水道事業団丸投げを改める努力を尽くすべきことを申し添えておきます。
以上、一般会計等の反対・賛成討論といたします。(拍手)
○議長(鈴木道子君)他に討論ございますか。
○7番(鈴木知一君)7番鈴木知一です。私は尚政会を代表して、議案第24号平成21年度一般会計歳入歳出決算と議案第25号平成21年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算について反対の立場で討論に参加をいたします。
一般会計の歳入決算額は100億629万3,000円、歳出決算額が95億2,800万9,000円、歳入歳出差引額が4億7,828万4,000円で、22年度に繰り越しすべき財源を392万9,000円、これを差し引いた実質収支額が4億7,435万9,000円の黒字となっています。歳出状況全般に言えることですが、不用額が多く発生しています。この要因の多くは、歳出削減への努力や景気低迷での落札率の低下など、予算額との差が多いと見られます。しかし、この貴重な財源をよりきめ細かく効率的な執行を考えずに不用額にもっていくことは、同時に年間という時間も無駄にしていることと考えます。一人の職員が責任を感じ辞職した件については、わざわざ2,000万の補正予算を組んだ国民健康保険事業についても、繰り入れされずに未執行となる現状では、管理監督者は適切な教育指導を行ってはいないし、緊張感も責任感もない職場環境になっていると考えます。森町長の責任は大変重いものと考えます。
また、本町での最大の課題であるごみ処理の問題については、資源化・減量化施策としてのゼロ・ウェイスト計画は否定するものではありませんが、ゼロ・ウェイスト政策だけではこの問題を解決することはできず、将来に向け、安定的持続可能なごみ処理計画が必要であり、現在の計画では一貫性を欠いていると考えます。
新春の集いの開催の考え方ですが、今まで町長と議長が連名という共催の形で、300人以上の参加者がありました。しかし、21年度はわずか75人の参加でした。一般の方たちもどうぞ来てくださいと、案内も出さずになかなか参加もしにくいことだと考えます。次回の新春の集いは何とか納得のいく開催の仕方を考えていただきたいものです。
また、21年度施策…失礼しました。施政方針演説にもあり、町長のマニフェストにもある人件費総額の抑制も達成できていません。
以上、町税など町民からの貴重な財源をより有効に活用していくことを考えれば、平成21年度の一般会計歳入歳出決算は反対すべきものであります。
また、平成21年度の国民健康保険特別会計歳入歳出決算は、葉山町国民健康保険運営協議会の委員への報酬の未執行の問題点や、2,000万円の補正予算を組んでおきながら繰り入れされずに未執行となる現状、また不納欠損額は1億6,218万9,000円となり、前年度の約6倍に当たる額であり、保険料負担の公平性の見地から、さらに有効な取り組みを求めます。したがって、当然反対すべきものであります。
なお、議案第26号平成21年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、議案第27号平成21年度老人保健医療特別会計歳入歳出決算、議案第28号平成21年度介護保険特別会計歳入歳出決算及び議案第29号平成21年度下水道事業特別会計歳入歳出決算については、委員長の報告のとおり賛成といたします。
以上で私の討論を終了いたします。(拍手)
○議長(鈴木道子君)他に討論ございますか。
○5番(山梨崇仁君)5番山梨崇仁です。明るい葉山を代表して、私は平成21年度葉山町一般会計決算、老人保健医療特別会計決算、介護保険特別会計決算及び後期高齢者医療特別会計決算の以上4件に対して賛成の立場から討論に参加し、平成21年度国民健康保険特別会計決算、下水道事業特別会計決算の2件には反対の立場から討論に参加いたします。
初めに、一般会計と3件の特別会計について申し上げます。最も評価すべきことは、清掃費にかかる大幅な費用の削減ではないでしょうか。私が議員になる前から注目していた不燃物収集経費が、長年の随意契約から入札による契約へ変更され、およそ3,340万円の削減となりました。また、し尿処理については、委託方式を採用し、特A重油の焼却1億1,550万円分を削減し、それは同時に大幅なCO2排出の抑制にもつながっております。その他の増減を含め、結果21年度清掃費として1億3,200万円のコスト削減となったことは、大変大きな評価を得る点だと思います。
また、CO2排出抑制と言えば、地球温暖化対策事業における3,400万円の補助金で、老朽化した庁舎内の照明や町内の街灯の一部がLED化されたことは、その照明の色にさまざま意見はあるものの、施設管理コストの軽減、環境対策の二面から見て評価すべきと感じております。
さて、それぞれの事業にこういったさまざま評価すべき点がございますが、一方で事業執行という業務評価の観点からも、適切な業務遂行がなされたと考えております。そこで、改めて1点だけ指摘をさせていただきます。それは平成19年度決算時にも申し上げましたが、職員皆さんにおかれては、成果・長所の説明をより強くしていただきたいということです。皆さんは批判や問題を起こさないようにすることにはなれているように感じますが、本来あるべきは、それと同時に成果・長所を伸ばすことを追求し、それをPRし、決算書の数値にあらわせない評価、つまり職員の皆さんの日々の仕事に対する姿勢や思い、考えも見せていただければ、株主に対する広報IRとも言える役所の決算は、より公正で納得のいく評価を受けることができると考えております。
しかし実際のところ、住民と議会の対応が多い上に、単年度決算で常に足元を振り返って見なければならず、そして膨大な事務処理に忙殺される日々では、私の指摘はとても難しいことかもしれません。けれども、少しずつでもそういった意識を求めて仕事に臨んでいただければ、より強い信頼と深い理解のもとに、町民との豊かな関係が築けると考えております。
次に、国民健康保険特別会計及び下水道事業特別会計決算に反対の理由を述べてまいりたいと思います。いずれも争点は21年度中の不祥事に係る当局の対応、体制が問題であるとの考えです。なぜ葉山浄化センター汚水処理場第4系列を使用することを事前に説明しながら進めなかったのか。それも、なぜ仮協定でありながら実態は工事完了後の議案上程となったのか。ルール上、問題ないと判断したのかもしれませんが、町の大きな政策課題となっている下水道事業、それも森町長の公約変更でもある第3系列工事、それに関連しており、議会を町民もその対応、説明責任の不足に納得することはできないでしょう。
また、国保会計においては、そのミスが発覚した後の当局の対応にも疑問が残ります。当該職員については、2件のミスをあわせて一つの処分とされてはいないだろうか。今後はミスを起こすたびに2階級降格になってしまうのか。つまり、ほかの職員のモチベーションや職場の信頼を搖るがせてはいないだろうか。詳細については考査委員会の議事録を情報公開請求しましたが、非公開となってしまったため、推察の域を出ません。しかし、第三者が結論だけ見れば、当局の対応、懲罰の判断が適切であったのか、疑問が残ると考えております。
ただし、一方で下水道事業も国民健康保険も、事業そのものは評価している点があります。例えば下水道で言えば、平成21年度、ついに下水道使用料収入が2億円の大台に乗り、浄化センター等施設の維持管理、関連事務経費などを独立再三で運営できる決算となりました。それは、これまでの限られた財源の中で、歴代の多くの職員の皆さんが努力してきた成果であると言えます。また、当該年度について言えば、下水道整備によって布設の本数をふやしつつも、水洗化率向上にもしっかりと努め、21年度も82%から83%へ接続数を着実に上昇させた成果も、職員の皆さんの日々の努力があったからだと認識をしております。
以上のように、評価すべき点もありますが、国民健康保険についても同様で、このたびの一連の課題が浮き彫りになった21年度決算は、その経過を認定はできないと判断し、反対すべきとの立場をとらせていただきます。
さて、最後に、森町長に重ねて申し上げなければならないことがございます。それは、補助職員の事務執行の適正さを大きな判断理由として一般会計決算の認定に賛成をしておりますが、リーダーとしての町長のその言動、施政方針との一貫性に評価、賛同しているわけではありません。4年目を迎えられる森町長におかれましては、こういった一つ一つの意見、事象が何を言わんとしているのかを、みずからの身に置きかえて真摯に考えていただき、そしてみずからの常識の枠で取捨選択するのではなく、時には初めからあり得ないと思えることにもしっかりと時間をかけて自問自答を繰り返し、慎重かつ信頼を得るような町政運営をしていただきたい。森町長にはより懐の広い仕事をしていただきたい。心からそう願っております。
以上、平成21年度葉山町の6会計決算に対しての明るい葉山を代表して、山梨崇仁の一括討論といたします。(拍手)
○議長(鈴木道子君)他に討論ございますか。
(「なし」の声あり)
討論がなければ、これにて討論を終結いたします。
これより1件ごとに採決を行います。本件については起立により採決いたします。
議案第24号平成21年度葉山町一般会計歳入歳出決算に対する委員長報告は不認定です。したがって、原案について採決いたします。議案第24号については、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
(起立少数)
起立6名の少数であります。よって、議案第24号は認定しないことに決定されました。
次に、議案第25号平成21年度葉山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算に対する委員長報告は不認定です。したがって、原案について採決いたします。議案第25号については、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
(起立なし)
起立ゼロでございます。よって、議案第25号は認定しないことに決定されました。
次に、議案第26号平成21年度葉山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立を願います。
(起立多数)
起立12名の多数であります。よって、議案第26号は認定することに決定されました。
次に、議案第27号平成21年度葉山町老人保健医療特別会計歳入歳出決算について、委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立を願います。
(起立全員)
起立全員であります。よって、議案第27号は認定することに決定されました。
次に、議案第28号平成21年度葉山町介護保険特別会計歳入歳出決算について、委員長報告どおり認定することに賛成の方は起立を願います。
(起立全員)
起立全員であります。よって、議案第28号は認定することに決定されました。
次に、議案第29号平成21年度葉山町下水道事業特別会計歳入歳出決算に対する委員長報告は不認定です。したがって、原案について採決いたします。議案第29号については、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
(起立少数)
起立7名の少数であります。よって、議案第29号は認定しないことに決定されました。


○議長(鈴木道子君)以上で本日の日程はすべて終了いたしました。明日は午前10時再開いたします。
本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。(午後3時19分)




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