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平成20年葉山町議会第1回定例会会議録(第2日)


・招集年月日 平成20年2月26日(火曜日)

・招集場所 葉山町役場議場

・開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

 開議 午前10時00分 散会 午後4時23分

・応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

  出席17名 欠席0名

第1番 伊東圭介 出席 第10番 加藤清 出席
第2番 鈴木知一 出席 第11番 待寺真司 出席
第3番 金崎ひさ 出席 第12番 鈴木道子 出席
第4番 土佐洋子 出席 第13番 伊藤友子 出席
第5番 山梨崇仁 出席 第14番 中村常光 出席
第6番 阿部勝雄 出席 第15番 森勝美 出席
第7番 近藤昇一 出席 第16番 守屋亘弘 出席
第8番 畑中由喜子 出席 第17番 笠原俊一 出席
第9番 佐野司郎 出席


・地方自治法第121条により出席した者の職氏名

町長 森英二 副町長  
教育長 木太郎 総務部部長 石川嘉一郎
保健福祉部部長 根岸隆男 生活環境部部長 石川恵一
都市経済部部長 高梨勝 教育部部長 吉田仁
消防長 坂本光俊 総務課課長 上妻良章


・職務のため議場に出席した者の職氏名

議会事務局局長 鈴木和雄 次長 山本孝幸
局長補佐 高橋孝行    


・会議録署名議員

第9番 佐野司郎 第10番 加藤清


・議事日程

第1 議案第41号 平成20年度葉山町一般会計予算
第2 議案第42号 平成20年度葉山町国民健康保険特別会計予算
第3 議案第43号 平成20年度葉山町後期高齢者医療特別会計予算
第4 議案第44号 平成20年度葉山町老人保健医療特別会計予算
第5 議案第45号 平成20年度葉山町介護保険特別会計予算
第6 議案第46号 平成20年度葉山町下水道事業特別会計予算
 (以上6件 総括質問)
1.守屋亘弘
(1)公共下水道事業の今後の取組みについて
(2)ごみ処理事業の今後の取組みについて
(3)景観計画・景観条例の策定について
2.伊東圭介
(1)平成20年度一般会計及び他5特別会計予算について
(2)平成20年度町長施政方針について
(3)マニフェスト(選挙公約)の実現目標について
3.伊藤友子
(1)平成20年度予算案並びに町長の施政方針等について
4.金崎ひさ
(1)一般会計予算について
(2)国民健康保険特別会計予算について
(3)下水道特別会計予算について
5.山梨崇仁
(1)平成20年度町長施政方針
(2)平成20年度葉山町一般会計予算


・議事の経過

○議長(笠原俊一君)おはようございます。ただいまの出席議員は17名でございます。全員出席でありますので、本日の会議を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。(午前10時00分)


○議長(笠原俊一君)日程第1「議案第41号平成20年度葉山町一般会計予算」、日程第2「議案第42号平成20年度葉山町国民健康保険特別会計予算」、日程第3「議案第43号平成20年度葉山町後期高齢者医療特別会計予算」、日程第4「議案第44号平成20年度葉山町老人保健医療特別会計予算」、日程第5「議案第45号平成20年度葉山町介護保険特別会計予算」、日程第6「議案第46号平成20年度葉山町下水道事業特別会計予算」の6件を一括議題といたします。
去る2月20日に本件に関する説明は終わっております。ただいまより総括質問を通告順に行います。第1番、16番議員守屋亘弘議員、登壇願います。
○16番(守屋亘弘君)皆さん、おはようございます。16番守屋亘弘です。私は、以下3点について質問をいたします。
まず、第1点は、公共下水道の今後の取り組みについてでありますが、この中で市街化区域510ヘクタール面整備に要する費用と財源確保対策を含めた下水道特会、平成20年度予算案について。本件につきましては、去る1月20日にありました町長選に臨んで、当時の森英二立候補予定者の公約に、「変えます、町民が主役の葉山に」と題するチラシの中に「第二の夕張は御免。下水道事業の見直しを」とありまして、これまでの15年間に約400億円が投入され、さらに今後、5年間で93億円の投入が予定されている。そのために、毎年9億円が税収である一般会計から繰り入れられており、福祉や教育ほかへの支出が犠牲になっていると。それで、借金返済額は13億円、借金残高167億円、平成17年度。なお今後5年間に面整備される区域は、正確には350ヘクタールで、その後の9年間、平成32年までに270ヘクタールの整備を予定しており、果たしてどれだけの事業費になるのか、気が遠くなるばかり。これまで守屋町長は中・長期の全体計画を明確にしてこなかった。その上で、見直し案として、1、東伏見台、パーク・ド・葉山四季等のコミプラを継続して活用。2、イトーピアの旧コミプラを葉桜の分を合流し復活させると。3、上山口・木古庭地域は戸別の合併処理浄化槽とする。4、以上の政策転換で汚水処理量を減らすため、20年、21年で計画している処理場増設8億7,000万円は不要と。このように、これは多分公約のたぐいになろうかと思いますが、それと関連して、町長の方針をお伺いをいたします。これが第1点。
第2点は、ごみ処理事業の今後の取り組みについてであります。ごみ処理事業の今後の取り組みと緊急対策としての最終処分場建設等の考え方についてということでございますが、去る2月の12日、議員全体協議会の際に、町長は2市1町のごみ処理広域化計画については白紙に戻したと、そのようなお話がございました。その主たる理由としては、現在のクリーンセンターをいわゆる葉山が担当する不燃物処理施設の建設場所にするというような最悪の事態を回避するというようなお話でありました。そこで、私は循環型社会形成推進地域計画案なるものをよく読みますと、町長がおっしゃったとおり、既にこの計画案ではクリーンセンターに、先ほど申し上げた葉山が担当する不燃物処理施設の用地として計画に織り込まれていることがはっきりしました。したがって、私としては、新町長の大英断であったと心から拍手をしたいと存じます。こういう状況を踏まえて、現在考えられる処理システムといたしましては、葉山町単独で行うか、かつて当時の町長が、ごみ処理広域化の一つのシステムとして地域間協定があるというお話をされましたが、先ほど申し上げたとおり、2市1町のごみ処理広域化計画が白紙に戻ったならば、先ほど申し上げたとおり、地域間協定に基づく逗子市と葉山町で行う方策、この2つが選択肢として残ったと私は考えております。
このような点を踏まえて、さきに町長は1年間をかけてどのようなシステムでごみ処理を行うのか、検討してまいりたいとのお話でございますが、それを含めて、私としましては緊急対策として灰の最終処分場を早急に建設すべきであると考えております。以前の最終処分場は南郷上ノ山地区に昭和56年4月から供用開始、平成6年9月で終了したというように記録で残っておりますが、980平米、1万2,200立米のものでありました。私の記憶する範囲、現在、不燃残渣ははるばると青森県まで運ばれて処理をされております。かつて、ウィズウエストジャパンの東関東リサイクルパークへ私どもは視察に参りました。その際の説明では、平成15年度実績として不燃残渣が550トン、トン当たり8万5,000円、金額にしますと約4,800万円にもなろうかと思います。毎年毎年、不燃残渣だけでも、その処理費が5,000万にも上るという状況であれば、少なくともその処理のために、最終処分場を早急に整備すべきと私は考えております。
3件目に、景観計画・景観条例の20年度の取り組みについてお伺いをいたします。本件については、平成18年度当時の町長施政方針で「19年3月までには策定する」とはっきり記載されております。しかしながら、今までにおいてはっきりしたことは、平成20年度内にそれぞれを策定するという見通しに変わってきております。したがって、その平成20年度を迎えるに当たり、景観計画・景観条例がどのように策定されるのか。この点をお伺いいたします。
以上、3点私の第1回目の質問といたします。御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(笠原俊一君)答弁を行います。
○町長(森英二君)それでは、守屋議員の3項目にわたる御質問に対して順次お答えをいたします。
まず、公共下水道事業の今後の取り組みについて。市街化区域510ヘクタール面整備に要する費用と財源確保対策を含めた下水道特別会計20年度予算案についてのお尋ねでございますが、平成20年度下水道事業特別会計歳入歳出予算案につきましては13億8,808万円で、下水道整備費につきましては、管渠施設工事に約1億9,900万円、処理場水処理機器の増設工事に2億円など、約4億2,800万円を予定しております。なお、財源につきましては、使用料、国・県補助金などが主なものです。今後、事業推進に当たっては適切な財源確保に努めると同時に、財政状況等を踏まえながら効率的かつ効果的に推進してまいりたいと思います。
2点目、ごみ処理事業の今後の取り組みについて。ごみ処理事業の今後の取り組みと緊急対策としての最終処分場建設等の考え方についてでございますが、ごみ処理事業の今後の取り組みといたしましては、さきの施政方針のとおり、分別収集の適正化によるごみの資源化・減量化の推進及び現処理施設の適正な運営に努めるものでございます。最終処分場の建設につきましては、今後の町のごみ処理のあり方につきまして、町民と協働で検討を進めていく中で、必要性も含め検討してまいります。
質問の3項目目、景観計画・景観条例の制定についての20年度の取り組みについてのお尋ねですが、海と緑に広がる交流・文化の町である葉山町にふさわしい魅力あふれる景観づくりを進めていくに当たり、景観計画や景観条例は、その根幹とも言える重要なものであると考えています。その景観計画につきましては、これまでに計画案を作成し、パブリックコメントにより町民の皆様からの御意見をお聞きするとともに、都市計画審議会からも意見聴取を行うなど、法令上策定をするために必要とされる手続はすべて完了しているところです。現在はいただいた御意見を踏まえての計画案の景観重要公共施設の指定について、広域的な観点を踏まえ、県や近隣市と調整を行っているところです。この調整を計画にどのように反映できるか検討をし、20年度に景観計画を公表するとともに、景観条例を策定してまいりたいと考えております。
以上で第1回目の答弁といたします。
○議長(笠原俊一君)再質問を行います。
○16番(守屋亘弘君)下水道事業とごみ処理事業と密接に私は絡む問題だと、特に財源の問題で絡む問題と考えておりますので、質問があちこち飛ぶかもしれませんけれども、それは御了承いただきたいと思います。
まず、1点目の町長の下水道事業にかかわる公約という点になろうかと思いますけれども、今は懐かしい、この「清心」という、町長もよく御存じだと思いますが、これは当時の守屋大光後援会会報で、2001年の町長選の際に、今申し上げた後援会の会報として出てきた中で、争点3として下水道計画は合理的な併用方式でと。で、併用方式とは何かということなんですが、さっき町長…失礼、立候補予定者としての森英二氏の公約とほとんど同じだと。たまたまちょっとイトーピアの旧コミプラに葉桜のものをつなげるよという程度の違いだけで。そうしますと、市街化区域の510ヘクタールはこれからもずっと続けると。それで、先ほど言いましたとおり、平成18年度までには約400億の金が使われていると。それから、今度許認可を受けた累計350ヘクタールまでの費用は合計で493億になる。そうしますと、510ヘクタールから350引きますと、残りが160ヘクタールになる。この費用が幾らになるかはわからない。特に今回、お答えいただかなくてもいいんですけれども、それとあわせてですね、財政状況はどうなっているのか。さっきお読みした町長の公約ということになろうかと思いますけれども。これで申し上げるならば、一般会計から毎年9億の繰り出しがあって、なおかつ21年度で葉山浄化センター建設工事として8億7,000万になるよということなんですけれども。20年度のこれをやめたいということだと思うんですよね。ところが、先ほど町長は20年度の下水道特会に触れておりますけれども、この中で、新規事業として葉山浄化センター建設工事委託で約2億入っているんですよ。で、なおかつですね、20年度町長施政方針の10ページに「下水道の整備については、平成19年度に取得した事業認可に基づき、施設及び管渠の整備を行い」云々とある。そうすると、前と全然方針が変わってない。この町長の公約とそごを来しているんじゃないかと思うんですが、その辺いかがでしょうか。
○町長(森英二君)ただいまの20年、21年に予定している汚水処理場の増設計画8億7,000万と、私はビラの中で書きました。そのときに私が入手していた資料では、8億7,000万という数字が出ていたわけです。で、その後、下水道課のほうで内容を精査といいましょうか、見直しをした結果、7億円でできるという数字が出てきました。そのためにこの20年度に2億円、そして21年度に5億円、合計7億円という予定で施政方針の中でも述べさせてもらった次第であります。
○16番(守屋亘弘君)意味するのが全然とらまえ方が違うんですよ。これ8億7,000万ということは、参考資料として決算特別委員会へ下水道課から出た19年10月5日の資料、公共下水道事業費実績及び計画、この中で20年が4億8,300万円、それから21年度が3億8,600万円、合計して8億6,900万円という数字になっている。だから、この8億7,000万というのは、この数字からとったんだということがはっきりしている。ところが、今の説明では、今年度は2億円だからいいじゃないかと。あるいは21年度5億円。7億円だから8億7,000万から比べりゃいいじゃないかというような御答弁になろうかと思いますけれども、基本的にはですね、公約はじゃあ7億円だったらいいんですか。要するに見直しをするよと。先ほど何回も申し上げますけども、見直しをするんだと書いてあるんですよ。なのに、7億円だからいいじゃないかと。全然話が違う。そういうことじゃないんですか。
○町長(森英二君)当初の数字が8億7,000万だったと。その後、計算が変わってきて7億になった。だから、いいんだということは一言も申しておりません。そういう趣旨で述べたんではないんです。8億7,000万と7億との数字の違いの意味を述べたにすぎません。それから、7億だからいいんじゃないかということも、先ほど重ねてそれは申しておりません。それで、その公約の中でイトーピア、それから…のコミプラを復活させ、葉桜の分もそこで合流して処理することによって、汚水処理場に流れる汚水の量が減るんだから、増設がその分、その当時の数字では8億7,000万ですか、は不用になるんだという方針を書いて出したわけでございます。しかし、その後、今、担当のほうとの話をその後聞いてみますと、今の認可区域の中、認可区域に含めたから葉桜もイトーピアも公共下水道になっているということなんです。これをコミプラに復活するというときには、認可区域から外さなければいけないという法的な手続が必要になるということで、これはかなり手続上、時間とか手間がかかるんではないかということを今は感じているところです。そういう状況の説明でございます。
○16番(守屋亘弘君)どうもね、趣旨が全然とらまえ方が違うんじゃないかと。要するに8億7,000万もかけてね、この文面から見れば、かけることはないんだという趣旨であろうかと思いますけれども。7億円で済むからいいじゃないかというような御答弁で、問題点のとらまえ方が全然違う。これははっきりさせておきたいと思います。
それで、じゃあ9億かかっているよと、先ほどのまた問題点に返りますけども、実際に今度の繰入金は8億1,900万ですね。9億ではだめだけど、8億1,900万円とでオーケーだという、その根拠を教えてください。
○町長(森英二君)9億円というのは18年度のときの実績の数字をもとに、おおむね毎年その程度の金額が繰入金として出されているということで、税金からかなり使われているという意味で言ったのであって、8億1,000万と20年度というのは、この20年度における面整備の面積、計画に基づいて計算したら8億1,000万になったということでございます。だから、9億じゃなくて、8億1,000万だからいいじゃないかと。そういう趣旨は毛頭ありませんから。
○16番(守屋亘弘君)要するに、見解の相違で多分終わってしまうと思うんですけれども、要するに、町財政が大変になったということは、下水道事業はばか高い金がかけて今で続けていたと。この問題意識は、かつて森英二君と私は下水道事業に反対の立場で歩んできた関係ですから、よくそれぞれ認識していることは間違いない。ところがですね、私の考えとしてはここで1点、とりあえず新規事業はやめて、全面的な見直しということをすべきだという考えなんで、ところがさっき申し上げたとおり、町長の施政方針は従来どおり続けるんだと。だって、19年度に取得した事業認可に基づきとなっているでしょう。で、実際問題は、平成19年度でも私は当時の町長に借金を返すために借金をしているような事業だと。確かに平成19年度歳出の面で言えば、事業費が5億600万、で、公債費が7億2,400万強、事業費よりも借金を返すほうが多い。それから、20年度においても同じ傾向で、事業費が4億5,600万強、それから公債費が6億7,800万強。さっき申し上げた、例えば2億の新規の浄化槽センター建設工事、それもやめると。では、あるいは配管布設工事もやめるとなれば、いわゆる町債の1億7,000万も必要なくなるかもしれないし、先ほども申し上げた8億1,900万の繰入金も削減できると。別に私はおかしなことを言っているとは全然思ってないんだけど。こういうスタンスでないと、また来年も同じじゃないですか。5億使うんだと。
それで、先ほど申し上げた、町長のいわゆる文書によると、そのためにその後の9年間に270ヘクタールの整備を予定しており、果たしてどれだけの事業費になるのか、気が遠くなるばかり。全く私もそうですよ。さっき申し上げた510ヘクタールのね、その市街化区域を網羅するんだということであれば、一体幾らかかって、これはあえてきょうお答えいただかなくても結構だけども、こういうような財政状況で、少なくともそれまでの長期の財政計画見通しを立てて、2億円がいいのか、5億円がいいのかやらないと、我々としても相変わらず借金を返すための借金の事業だというようなことになってしまうと。
だから、私の申し上げることは、よく町長おわかりになろうかと思うんですが、その辺の基本的な問題をはっきりさせないと、いつまでたってもこの議論は終わりにならないんですが、その辺いかがでしょう。
○町長(森英二君)守屋議員、大変ありがとうございます。私の考えていることと全く一緒なんです。私もこの4年間の任期の中で最大の仕事はこの下水道事業の進捗をどう進めるか、それが大きく町全体の財政にかかわっている問題ですから。もちろんごみも大きい問題ですが、最大のテーマです。それで、例えば今の提案のように、今すぐ面整備をやめたら、確かにこれから発生する借金はゼロになります。そして、今現在も管渠の整備が終わって、それが努力で接続率が少しずつふえてきています。そうすると、今の接続率で流入量が来たら汚水処理場の能力がどうなるかと。このシミュレーションは全部つくって、後でこれまた資料としてお配りしたいと思いますが、そういう状況からすると、この第2トンネルの中の第3の1本、水処理施設をつくらないと、今、工事したところの処分ができなくなる。あふれてしまうということが数字でわかってきたわけです。それで、20年度、21年度に2億と5億かけて、これをやらないと今ある施設が動かなくなってしまうという説明なんです。そこで、今は工事を進めているわけですが、これ以後について、今の認可は23年までです。ですけども、23年までに予定のものをすべてやるかどうかというのは、今の財政見通しと合わせながらやっていくということで、私の予測では当然スローダウンあるいは場合によっては途中でストップということもあり得るかもしれない。じゃあその場合にどうするのか。ストップした先に、例えば残りのところは戸別の浄化槽でやるのかと。早く水はきれいにしなければいけないという宿命を持っておりますから。そのために、今の下水道、今のままペースで進めたら財政計画がどうなるかということ1つと、今のこれからの面整備にかかる単位当たりのコスト。例えば平米当たりの、1平方キロ当たりの事業費、こういったものと戸別の浄化槽の建設費との比較などもしながら、いつの時点で公共下水道はとめて方向転換をしていくのかということも、これから大きなテーマになってくるということでは同じ認識だと思います。もちろん木古庭・上山口については公共下水道が行くというふうには、到底今の財政状態では思えませんし、効率化からしても従来、先ほどの「清心」の中で述べていたのと同じです。私もそういったところは戸別の浄化槽でいくと。そういった意味で、現在は守屋前町長がその「清心」というビラをまいた後で、下水道審議会に諮って、結果的には市街化調整区域も公共下水道でいくんだという方針を出しているわけなんです。ですから、それを私は見直しをして変更していくよということを政策の中で訴えているわけです。そのようにとらえていただければ、何ら守屋議員の考え方と違うところはないというふうに私はとらえております。
○16番(守屋亘弘君)私の記憶違いかどうかはわかりませんけれども、葉山浄化槽センターはシェルターにするんだと。なおかつ現在の真名瀬のポンプ場から逗子市の下水道処理場につないであれば、当然現在、葉山浄化センターは必要なくなる。で、何でじゃあ、7億でもいいですけれども、そういうようなために7億もお金かけるのかなというのが、私にとっては非常にわからない。あえて7億も。いずれシェルターにしたいといっているところへですね、7億もかけるのかと。で、なおかつ今までの全部の流れの中で、18年度まで300ヘクタールやるよと。ところが、実際にできなかった。当時の数字では243ヘクタールだと。それで、さらに19年度からの23年度まで107ヘクタール、プラスして350ヘクタールにするんだと。で、その際の下水道審議会に出した資料が18年度まで400億、それから23年度までさらに100億で500億になるんだと。で、わあわあ、わあわあ、私なんぞが大変だ、大変だと騒いでいたんだけど、実際にくどいようだけども同じようなステップを踏んでいるんだというしか私には思えません。だから、その辺さっき町長がおっしゃられたようにですね、公約は公約、やっていることはこうだと。それじゃ何のために公約したのか、さっぱりわかんない。その辺は重々考えてですね、これは骨格予算だということなんでしょうから、6月の補正予算でですね、しっかりした線を出してもらわないと、また6月で同じ議論をしなくちゃなんない。まことにそうなると私としては残念だというしか言いようがないと思います。
それから、2点目のごみ処理事業の関連で、先ほど申し上げたとおり、私はこの点では町長は結果として結構な決断をされたと。で、ちょっと担当部長にお聞きしたいんだけども、この循環型社会形成推進地域計画案、平成20年1月30日付で横須賀市、三浦市、葉山町で一緒になっている。これは前町長あるいは前副町長も承知していた計画案なんでしょうか。
○生活環境部部長(石川恵一君)この地域計画案につきましては、まだ交付金をいただくための葉山町がどういうふうな形でもって考えているかということで、事務担当でもって作成をさせていただきました。当然この申請をするときには、決裁をいただかなければならないという中で、前町長にも現町長にも…前町長にはまだお見せできませんでしたけども、現町長に提出をするときにごらんをいただきました。で、またこの地域計画ですけども、これはあくまで交付金の対象となるかという部分で、どういう計画が正しいのかということを判断していただくと。そういう場面だと思っております。
○16番(守屋亘弘君)これをちょっと皮肉じみて言いますけど、拝読させていただいた範囲においては、例えば26ページで施設解体事業調査、これが21年から22年になる。それからですね、22年3月末に焼却施設の休止、まあ停止ですよね。それから、し尿処理施設の休止ということがうたわれていると。これから類推すると、クリーンセンターにいわゆる先ほど来申し上げている不燃物処理資源化施設を設置するんだと。用地としてはここを考えているんだということで、先ほど来申し上げたように、こういう話は、当然町長は初めて聞いたという段階で、ちょっと町長の去る12日の説明は舌足らずというか、よく私にはできなかったけれども、それでなおかつこの計画案の中には、全体の建設費が320億だったものが350億近くまで膨らんでいる。ですから、350億としますと、30億オーバーしている。320億に対しては9%アップだ。2点我々の知らないことがうたわれていて、なおかつ、私は町長、偉かったと思うんだけど、これは今度は誉めますよ。(笑い)今まで全然知らないことがこういう計画案で判を押せと言われて、町長は押さなかった。確かに大変な決断だったと思う。時間がなかったそうです。だから議会軽視だと言う人は言う。けども、全然知らないことが、新町長も知らなかった。議会の我々も知らない。クリーンセンターに用地を持ってくると。で、なおかつ建設費が350億。30億膨らんでいると。それで、判を押せといったって、だれだって判を押せない。私だって判を押さなかった。そういう面を含めて、少なくとも結果として2市1町のごみ処理広域化計画は白紙に戻ったと。したがって、今後も横須賀、三浦、葉山でやる広域化の考えはないと。そういうことで理解してよろしいんでしょうか、町長。
○町長(森英二君)そのように理解していただいて結構です。
○16番(守屋亘弘君)そうしますと、私が申し上げたとおり、2通りのあと選択肢があろうかと思います。これは葉山町単独でやるベースと。それから、いわゆる地域間協定で、逗子市と葉山町でやる。私はかねてから前の町長にも質問して提案をしております。これは逗子市と葉山町でやる。現在私が調べた範囲は、逗子市は70トン2炉の全連続式ストーカー炉を保有して、なおかつ大ざっぱに申し上げれば、1炉稼働の1炉整備だと。1炉は遊んでいる。だから、葉山町と逗子市のいわゆる燃やせるごみは十分に現在の設備でも対応は可能だと。これは逗子市がオーケーするかどうかわかりませんよ。数字的な面で私が調べた範囲は十分可能であると。で、なお私が緊急対策として灰の最終処分場を設置すべきということについては、逗子市のレポートを読んでいる範囲において、平成21年度末で逗子市の灰の最終処分場もいわゆる満杯になってしまう。そういう面を考えて、それと先ほど申し上げた不燃残渣の処理に毎年5,000万円もかけているというような状況を考えれば、かつてのようなスペースだけでも十分対応ができるんじゃないかと。
それで、平成14年3月発行の一般廃棄物処理基本計画書の33ページに、「最終処分においては全面委託処分に頼っているが、自区内処理の原則から早急に最終処分場の整備にとりかからなければならない」となっている。ところが、残念ながら当時の町長も、あるいは行政サイドも、そういうようなアクションを起こしたのかどうか。今までずっといわゆる灰の処分も含めたものは、現在は草津町に行き、あるいは一部は横須賀市のリフレックスの工場で処分をしてもらっていると。したがって、いわゆる大変な処理のための業務委託費がかかっている。だから、簡単にいうと、一般会計100億の中で10%が、人件費含めた10%がじんかい処理費、いわゆるごみ処理費用に使われてしまう。し尿を入れると13%、これは県下1、ワースト1、ずっとこのままできた。そういう面を考えて、私はあえて最終処分場の早期の検討、それから実施ということを提案をしております。
それとなお1つ、6月の補正予算まででも結構なんですけれども、当面現在のクリーンセンターの焼却施設を使うということであれば耐震診断をしてほしい。これは今まで昭和52年の4月供用開始以来、多分耐震工事もしてないんじゃないかと思います。で、これから先ほど町長が言われたとおり、1年間かけていろんなシステム、どうあるべきかのシステムを考えると。それはそれで結構ですよ。ところが、いつ大震災が来るかどうかわからない。この中でこういう対応をしておかないと、残念ながら焼却施設が機能しなくなる場合もある。これは現在のところ、三十二、三年、もう供用開始からたっていますから、まあ私に言わせたら、おんぼろの施設だというように認識しているんだけども。そういう対応をぜひお考えいただきたいということと。
1つこの計画案に関連してですね、先ほど申し上げたとおり、22年の3月にこの計画、その2市1町でやってよとなった場合に、クリーンセンターに先ほど葉山の担当する施設をつくるんだということで、焼却施設もし尿処理施設も休止、撤去することになっているんですよね。だから、その面を含めて考えると、やはり今時点でも休止して、ほかで処分できるんであれば、焼却処分するところが見つかれば、同じようにさっきのクリーンセンター跡地に…跡地というか、を利用して単独施設でも私はできようと思うんですよね。その辺も葉山町単独処理するための施設を。意味わかりますか。
だから、2つの先ほど申し上げた単独処理するのか、地域間協定でやるのか、その2つの多分選択肢しかもうないと思うんですけれども。それの中で、最悪の場合は単独でやるとなれば、クリーンセンターの用地を新規施設を着手するための用地として考えるということも十分に考えられると思います。その点、町長におかれては1年かけると申しますけれども、早急にですね、1年かけるめどというよりも、この6カ月間ぐらいで出さないと、どんどん、どんどん機械損失ということが起こり得るんですね。私はかつて自分の広報紙の「かがり火」で逗子と葉山町のごみ処理トン当たりの計算を出したんですけれども、それに伴ってですね、計算上は、葉山町は5億毎年逗子に比べて多い処理費を払っているということになるんですね。だから、1年おくれりゃ5億、2年おくれりゃ10億、そういう莫大な金額が失われていると。それをよく認識してもらいたいんですが、やはり1年という数字が必要なんでしょうか。
○生活環境部部長(石川恵一君)大変申しわけございません。先ほど来、守屋議員が言われています循環型社会形成推進交付金、この交付金に基づきまして地域計画を計画させていただきました。その中でもって議員がクリーンセンターをもう名指ししているようですけども、確かにそこにはクリーンセンターを当てにして書いてございます。ただ、この交付金というのは当然国のほうから出していただくと。そういう部分では葉山町がこれから事業を行っていく上で交付金をいただけるかどうかと、そういうものの中で、場所はまだ決まっておりませんけれども、何か計画を立てて、その計画が国の方針に合っていると。そういう部分を確認していただくためのものでございまして。場所につきましては、葉山町もそうですし、三浦市は決まっているようですけれども、横須賀市につきましても葉山町と同様の、場所についてはこういうところでということで特定をさせてもらってこの計画を出させていただいているので、その場所が決定しているということではございません。当然私ども事務方としましても、町長のほうの決裁をいただいて、当然これから場所についても金額等についても検討していかなければならないと。そのように思っております。
○16番(守屋亘弘君)計画案なるものは、少なくともクリーンセンターで立地を考えたということは間違いないところであろうかと思います。なおかつ、他のところで考えるということになりますと、いわゆる用地買収費については、それぞれの例えば不燃物処理施設を担当する葉山町で負担すると。単純な費用の問題で考えれば、クリーンセンターの用地を広域化の施設をつくるために使うんだということであれば、私は間違いないんだけれども…間違いないと思いますけれども。そういう面で、仮定だといっても、こういう一たんスタートするとそれがとまらないと。あのときこうなっているからいいじゃないかと。従来の流れから言えば、多分そうなってしまったと思います。で、とにかくそういう面でそれはまた認識の違いだ云々ということがあろうかと思いますけども、少なくともこの案自体がそういう前提で成り立っているということは我々も知らないし、当然町長も知らなかったということははっきりしていることであろうかと思います。
とにかくもう余り時間がないんであれですけれども、そういう意味で、下水道事業とごみ処理事業、今後のごみ処理事業については今のところはっきりわからない、幾らかかるのかもわからない。だから、両方ですね、うまく長期財政見通し、例えば下水道事業に一般会計から8億だの9億繰り出すと。で、なおかつごみ処理事業を推進するに当たっては、一般会計で処理するということになろうかと思いますが、それが例えば22年、23年、24年、あるいは3年ぐらいに集中的に発生するということは、どこの自治体調べてもらっても結構ですけれども。3年、大都市になれば4年。ですから、そういう意味でよくごみ処理、それから下水道両事業のバランスといいますかですね、財政とのバランスをよく見て、間違いないかじ取りをぜひお願いしたいと思います。まあ意見ばっかり、あるいは提案ばっかりになりますけれども、非常に大切なことなんで、るる申し上げているところです。
それから、最後の環境計画・環境条例について…景観計画、ごめんなさい。つい観光協会のことに頭が行ってしまうもんですから。景観計画と景観条例についてなんですけれども、先ほど申し上げたとおり、18年度3月…正確に言うと19年3月には策定するというお話だったんですが、なぜか先送りになっていたと。それで、これについては町長も御存じであろうかと思いますが、平成16年6月に景観法が作成されまして、たしか平成17年の6月に全面施行されたように記憶しているんですが、それで17年の4月に景観行政団体に葉山町はなったよと。で、ちょっと担当部署、部の部長さんにお聞きしたいんだけど、じゃ今までこの行政団体になって、どういうような施策なりを行ってきたんでしょうか。
○都市経済部部長(高梨勝君)この間、この計画づくりについてですね、都市計画審議会に策定の意見を聞いたり、パブリックコメントにより町民の皆様の御意見を聞くという作業を行いまして、19年度までに計画案の策定まで行われております。
○16番(守屋亘弘君)ちょっと失礼。確認で恐縮なんだけども、町民へのパブリックコメント云々とありましたけれども、実際に実施したんでしょうか。
○都市経済部部長(高梨勝君)昨年5月の1日からパブリックコメントの公募をいたしまして、それにより意見をちょうだいいたしまして、案の多少練り直しをさせていただきます。で、実はそのパブリックコメントの中で重要、先ほど御答弁申し上げたとおり、景観重要公共施設の部分で、ただいま県と三浦、逗子、葉山の4者で協議を行っていまして、その部分が整った場合、この計画の中に取り入れられないんじゃないかということで、ちょっと発表を、景観計画の発表をちょっとおくらさせていただいている状態でございます。ただし、景観条例の策定につきましては、当初の予定どおり20年度3月の、来年の3月の議会に提出させていただくように、こちらのほうの予定は崩さないように行わせていただきたいと思っております。
○議長(笠原俊一君)守屋亘弘議員、時間が迫っています。
○16番(守屋亘弘君)最後になろうかと思いますが、私権の制限等でかなり難しい問題があると伺っておりますけれども、その辺やはり制定なり、策定に当たっては苦労なさったんでしょうか。
○都市経済部部長(高梨勝君)その点につきましては、十分考えながら、意外と私権の問題については緩やかな形になろうかと思いますが、その辺も十分検討させていただきたいと思います。
○16番(守屋亘弘君)どうもありがとう。
○議長(笠原俊一君)これにて16番議員守屋亘弘議員の総括質問を終わります。
第2番、1番議員伊東圭介議員、登壇願います。
○1番(伊東圭介君)1番伊東圭介です。議長への通告に従いまして、平成20年度一般会計歳入歳出予算ほか5特別会計歳入歳出予算につきまして、尚政会を代表して総括質問をさせていただきます。
去る1月20日に行われました町長選挙に際して、森町長はマニフェストを掲げて初当選を果たされました。平成20年度予算編成は時間がない中で行われた関係で、いわゆる骨格予算として編成されたとのことではありますが、森町政のスタートとなるものであり、マニフェストに掲げた事項の実現に向けて大変注目されるものであると考えます。
国の経済情勢は、先日22日に発表された2月の月例経済報告で、景気の基調判断を1年3カ月ぶりに下方修正し、生産と輸出、雇用の判断を引き下げました。また、景気の先行きについても、下振れリスクが高まっていると明記されるなど、一層先行きに不透明感が強まりつつあると考えます。一方、地方財政の状況も大幅な財源不足が続いており、地方債残高は平成2年度の52兆円から平成17年度には204兆円と急増しており、極めて厳しい状況が続いております。各地地方自治体にあっても、これまで以上に徹底した行財政改革に取り組む必要があると考えます。当町を取り巻く情勢も、自主財源の根幹を成す町税収入においても、給与所得等による大幅な増収は見込めず、逆に扶助費等の伸びによる義務的経費の増加に加え、今年度からは、後期高齢者医療特別会計の創設により新たな繰出金も発生し、歳入歳出ともに厳しい財政状況であります。しかしながら、このような状況であっても、町民生活に十分配慮しながら喫緊な課題に対応していかなければならないと考えます。以上の状況を踏まえ、質問をさせていただきます。
1項目目、平成20年度一般会計及びほか5特別会計について。さきに述べたとおり、大変厳しい状況下で編成された今年度予算について、編成における基本的な考えをお伺いをいたします。また、重点施策として挙げた6つの項目についての取り組みについて伺います。
次に、今年度予算に盛り込まれた新規事業の取り組みについてお伺いをいたします。
2項目目、平成20年度町長施政方針について。平成20年度予算と町長施政方針を見ますと、さまざまな施策・事業が盛り込まれており、特に少子高齢化対策、防災対策、社会基盤の整備等の将来的ビジョンに立った施策事業が注目される部分であると推察いたしますが、町長が考える具体的な施策の推進及び取り組みについてお伺いをいたします。また、施政方針の中に、第3次葉山町総合計画と一致しない事業の実施を考えているという要旨の記述がありますが、具体的な事業と総合計画の取り扱いについてお伺いをいたします。
3項目目、マニフェストの実現目標について。町長が今回の選挙において掲げたマニフェストの実現に向けた、その姿勢や取り組みについては、我々議会も今後にわたって進捗状況を含め検証していかなければならないと考えております。今回、そのマニフェストの項目で、平成20年度予算に反映した施策があればお伺いをいたします。
次に、マニフェストの項目によっては実現に中長期的な期間を必要とするものもあり、地道な対応がなければ難しい項目もあると思われますが、マニフェストに掲げた項目の4年間のタイムスケジュールについてお伺いをいたします。
以上で1回目の質問とさせていただきます。御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(笠原俊一君)答弁を行います。
○町長(森英二君)ただいまの伊東圭介議員の御質問に順次お答えしたいと思います。
まず、第1項目の平成20年度一般会計及びほか5特別会計予算についての1点目、予算編成の基本的な考え方についてというお尋ねですが、平成20年1月20日に葉山町長選挙が執行され、予算の編成期間等を考慮し、いわゆる骨格予算として人件費や公債費といった義務的経費や経常的経費及び法令に定めるものや緊急性・継続性のあるもの等を中心に予算編成をいたしました。そのほかの政策的経費等につきましては、6月の補正予算で充実を図ってまいる予定でございます。
次、2点目の重点施策の取り組みについてというお尋ねについてお答えいたします。町税収入の小幅な増収にとどまり、極めて厳しい財政状況にありますが、子育て、高齢社会、障害者・児福祉に向けた施策の推進、環境保全対策の推進、防災・安全対策の推進、よくわかる魅力ある教育の推進、民主的・効率的な行政運営の推進、行政改革の推進、以上の6項目を重点に取り組んでまいりますが、前年に引き続き実施する事業及び計画されていた事業を含めて行ってまいります。
次に、第1項目目、平成20年度一般会計ほか5特別会計予算についての3点目、新規事業の取り組みについてというお尋ねですが。平成20年度当初予算における新規事業としては、全体で39事業となりますが、既に計画されておりました主なものでは、緑地管理事業の葉桜緑地崩落対策工事、道路新設改良事業の下山口上山口線用地取得、公園用地取得事業として主馬寮跡地の取得、子育て支援推進事業の子育て支援センターの開設、焼却灰等運搬処分事業の植木剪定枝運搬処分委託、南郷中学校校舎や図書館の耐震診断業務委託、長柄小学校校舎の耐震補強工事実施設計業務委託や各小・中学校等へのAED、いわゆる自動体外式除細動器の設置などとなっております。
次に、平成20年度町長施政方針において、施策の推進及び取り組みについてのお尋ねですが、私の基本的な考え方として、葉山の自然を守り、生かす町、循環型でエコロジカルな社会形成、行政・財政の仕組みの再生、子供、お年寄り、家族が元気で生き生きとした町を柱として積極的に取り組んでまいりますが、極めて厳しい財政状況となる見通しを考慮し、最少のコストで最大の効果を目指すことを念頭に置き、施政方針で申し述べました主な事業を推進してまいります。財政状況の見きわめと財政の健全化を重視し、枠配分方式により限りある財源を有効かつ効果的に活用することを心掛けたところであります。また、効率的で効果的な運営により、より質の高い行政サービスを提供していくことが必要であり、それらの施策を予算に計上いたしました。計画された事業については、誠心誠意、全力で執行に努めてまいる所存であります。
次に、2点目の第3次総合計画との整合性についてのお尋ねですが、具体的な町政運営については、根幹を成す既存の第3次葉山町総合計画に基づく中期基本計画に掲げる諸事業を実施することを基本としますが、私の政治的基本姿勢において一部の事業見直しを要するため、当該事業を精査・検証の上、町民の皆様や議会で意見をお聞きするほか、審議会等の手続を得て、早い時期に計画の策定を進めてまいりたいと思います。
第3項目目のマニフェストの実現目標についての1点目。平成20年度予算に反映した施策についてというお尋ねについてお答えいたします。平成20年度の骨格予算に反映させていただいた主な施策として、妊婦健康診査に対する補助を従来の2回から5回にふやし、妊婦への対応を充実させます。また、心臓疾患等への対応として、AED(自動体外式除細動器)をこれまでの4カ所に加え、本年度は各小・中学校、南郷上ノ山公園、葉山しおさい公園、図書館、教育委員会、以上の10カ所に設置し、救命体制の充実に努めていきます。さらに、市街地の美観の形成と災害の防止を目的に、これまでの生垣設置に対する補助対象にブロック塀等撤去費用を追加いたします。人件費につきましては、副町長を置かないことにより、約1,840万円を削減し、公債費につきましても、対前年度マイナス120万円の200万円で計上させていただいております。また、町長専用車は廃止いたしました。他のマニフェストにつきましても、私の政治信条として在任期間において掲げた諸事業につきましては、既に従来より継続して実施している事業を含め、各分野にわたり取り組んでおるところでございます。
次に、2点目のマニフェストに掲げた項目の4年間のタイムスケジュールについてのお尋ねですが、マニフェストにつきましては、私の政治信条としまして、在任期間において取り組むべき事業や考え方を示したもので、まずは現状を認識し、十分調査検討を行い、事務事業の見直し、改善等に取り組んでまいります。また、今後のタイムスケジュールにつきましては、既に当初予算で対応できた事業、6月補正予算時に対応する事業、また十分時間をかけて検討を要する事業など、新年度に入り、早い時期にまとめさせていただきたいと思っております。
以上で第1回目の答弁とさせていただきます。
○議長(笠原俊一君)再質問を行います。
○1番(伊東圭介君)御答弁ありがとうございました。それでは、再質問をさせていただきます。
今、御答弁でかなりの部分、御答弁いただいたというふうにも思いますけども、少し確認をしたい部分もございますので、再質問をさせていただきます。
まず、1項目目の部分でございますけども、予算編成においてですね、骨格予算で当初予算を組んだというお話でございますけども、昨年度の当初予算と比べても、わずか1億8,000万程度のマイナスという現状でございます。近隣の市町村含めて県内の市町村を見てもですね、昨年に比べれば、当然マイナスの予算を組んでいる自治体が非常に多いわけでございます。6月に、この政策的なものを盛り込んでいくというお話でございますけども、その余裕が実際にあるのかどうかという部分になろうかと思いますけども、その辺、町長どのようにお考えでしょうか。
○町長(森英二君)この当初予算につきましては、従来からの継続している事業ですとか、人件費等が中心になっておりますので、大きく事業費をとる予算というものが余り入っていませんので、2%の減で終わっております。また、今後進めていく、特に6月の補正予算でどういったものを取り入れていくか。そして、またこの4年間で、後の項目にも関連しますが、順次それは内容を精査しながら、同時に財政状況を十分見きわめながら進めていきたいと考えております。
○1番(伊東圭介君)骨格的予算といってもですね、大分通常で考えればですね、いわゆる政策的な予算もかなり今回もう入っているんだというふうに私は判断をしますけども。そういうことでよろしいんでしょうか。
○町長(森英二君)結構でございます。
○1番(伊東圭介君)それからですね、町長はですね、企業の会計のですね、経営コンサルタントということで、財政的にはプロに近いというふうに私は判断するんですけども、町長が見られたこの現在のですね、町の財政状況の概要についてですね、例えば経常収支比率が18年度の速報で90であったりとか、実質公債費比率が7.3であるとか、そういった基金の残高ですとか、そんな細かいというか、いろんな数字を見た中でですね、今、どのようにこの葉山町の財政を見ているかという、概要で構いませんので、お答えを願えればと思います。
○町長(森英二君)御承知のように、18年度まで不交付団体であったと。それが、19年度から交付団体になるということは、財政がトータル的にそれだけ厳しくなっているというあらわれなんですが、その中でも特に注目すべきは、この団塊の世代の人たちが退職をどんどんされていると。そして、給与所得者の町民税が後で減っていくんではないかと。要するに、そういう退職していきますから収入が減ってくる。そういったことによるあらわれが20年度あたりにももう出てきていると。これが21年、22年、まあ長く見れば23年度ぐらいまでは非常に厳しい状態になるかなと予測をしております。そういったことを踏まえて、出るほうの計画を相当綿密にやらないといけないなと。そういう認識でおります。
○1番(伊東圭介君)今、町長最後に言われました、出るほうの歳出のほうの抑制をやはりきっちりやっていかなければならないというお話だったと思うんですけれども。もう一つの見方として、歳入の増加に向けた取り組みというのも一つ方法としてはあろうかなというふうに思いますけども。そういったことをまちづくりも含めての話になろうかと思いますけども。歳入増に向けた取り組みについて、何か考えていることがあればお伺いをしたいと思います。
○町長(森英二君)歳入につきましては、非常に大きなテーマでございます。で、1つは、私も選挙期間中通して主張してきた中には、里山ですとか農業、それから漁業、そういったものの再生を図りながら葉山ブランドとしての加工品の普及といいましょうか、宣伝、これは町内で働く、そういう特に第1次産業の人たちの活性化とそれを販売する業者の活性化、そういったものも地道にこれは続けていきたいと。また、力を入れていきたいと思っております。
で、あとこの歳入増というときに、ややもすると考えがちなのが、じゃあ市街化調整区域を市街化区域に変えて、そこに事業を展開できるような企業を誘致するとか、住宅を販売して人口増加を図るとか、そういう考え方も確かに出てくることがあると思います。しかし、これは先ほど来も出ておりました、葉山町全体の計画的な形成といいましょうか、そういうバランスですね、そういったものも考えなければいけないので、そういう新たに事業所を増やしていくということにはかなり厳しい面もあるかなと思いますが、ただ、一つ動きとして今申し述べていいかなと思いますのは、現在の例えば主要街路に面したところで、ある民間の方々が、民間人が持っておられる土地をお借りをして、そこへ葉山のブランド的なものを集中させて道の駅をつくりながら、そういった営業センターというようなものをつくろうではないかという動きも出ております。こういったものも一つの収入増の活性化になるのかなと。一つの例として申し上げました。
○1番(伊東圭介君)なかなかですね、この歳入の大幅な増加というのは、なかなか難しいというふうに私も考えています。やはり景気が多少なりともよくなることも一つでしょうし、またそういった法人税を含めたですね、もの、それから地場産業を含めたやはりそういった葉山ブランドの確立、さまざまなことをやっていかなければならないというふうに思っております。で、今、町長はどっちかといいますと、その市街化調整区域を含めた部分の市街化の編入には割と今、僕がとったところでは、否定的な考え方もあるのかなというふうに思いますけども。実際にそういった地域にお住まいの人の話等もですね、お聞きになったことがあるでしょうか。その辺をお聞きしたいと思いますけども。
○町長(森英二君)私も木古庭方面、また上山口方面にもある程度の友人、知り合いの方もおられます。ただ、それらの人たちに個々に話を聞いても、その現実に住んでいる場所、例えば街道に沿ったところにいる方、それから中へ入った方、いろいろとニュアンスが違うようですので、私は一概にこれが市街化区域への編入といいましょうか、変更を進むべきとか、抑制すべきというような明確な結論は出していないというふうに御理解いただきたいと思います。これは慎重に進めなきゃいけないことだと思います。
○1番(伊東圭介君)まさにそのとおりだというふうに思います。いろんな考えの方がいらっしゃるわけでございます。土地を持っている方もいらっしゃれば、家の敷地だけ持っている方もいますし、いろんなその立場によって考え方は違うというふうに私も思っております。ただですね、やはり今の市街化調整区域の地区がですね、決していい状況でないということだけは町長も承知していると思いますけども、葉山の事業所じゃないところ、例えば横須賀ですとか、そういったところの土木業、また建築業の置き場があったりですとか、資材置き場があったりですとか、さまざまな部分でやはり住環境にはいろんな支障も出ているということは御承知おきいただければというふうに思います。
それから、こういった財政の厳しい中ですね、この予算を編成するに当たって基金を取り崩してたりとか、それから町債を発行してということでこの予算組みをされているわけでございます。そんな厳しい中でございますけども、とにかく町民の福祉のためにやらなければいけないものがあるわけでございます。そういったときにですね、町長が考える事業の優先度についてどのようにお考えになっているか、お聞きをしたいと思いますけども。
○町長(森英二君)この事業の優先度というのはいつの時代でも、どこでも必要なことだと思います。そのことを今こそ非常に重要なときではないかなと感じております。そこで、私はあの施政方針演説の中でマズローの欲求5段階説というものをあえて述べさせていただきました。また、後ほどそのことに関する御質問があるようですので、そのときに詳しくお答えする予定でおりますけれども、やはり人間はまずは生存することが第一であって、そして生きたい、安心して、安全で生きたいというところ、そして例えば一つの家庭に例えれば、お父さんの収入が減って苦しいというときに、何を削っていくのか。やはり遊興的なものであるとか、レジャー的なものはある程度2番、3番手において、食べるものは確保しなければいけない。しかし、子供の教育だけはつけたいというのが日本の今までの伝来のよさじゃないかなと思うんです。そういったところから、限られた予算の中の配分を決めていくときに、そういうバランスの中でも優先度というものはやはりマズローの第1段階、第2段階ということで進めていくようになるのかなという思いで提案させていただいたわけでございます。
○1番(伊東圭介君)マズローの話についてはですね、後ほど山梨議員のほうでやられるということでございますので、それはいいですけども。やはり町民生活に密接に関係したもの、それから喫緊に行わなければいけないもの、そういったものは恐らく事業の優先順位からすれば上位になってくるんだろうというふうに思います。それから、私がもう一つ、いつも言っていることなんですけども、その事業を行うに当たってのタイミングというのが非常にあるんだろうというふうに思います。そのタイミングを逃すことによって、やはりその後行われてもですね、なかなか効果が上がってこないですとか、もう二度とその土地が買い取りができないとか、いろんなことがあると思います。そういったことが起きる前にですね、やはりそのタイミング、事業を行うタイミングですとか、土地の買収もそうです、何でもそうなんですけども、そういったことも一つ非常に大事なことなんではないかなというふうに思いますけども、町長、どういうふうに考えますか。
○町長(森英二君)これは私一人の問題ではなくて、二百八十数名いる職員一人ひとりが常に問題意識を持って仕事に当たっているというところから、今、何が必要なのか。こういう状況においてどう対処したらいいのかということの判断は一人ひとりにしていただき、上のほうに提案してもらうと。こういった意識が全職員に必要ではないかなと、そうとらえております。
○1番(伊東圭介君)そういうタイミングを見計らって職員は一生懸命ふだんからやっているんですけども、最終的判断というのはやはり町長がされるということでございますので、その辺はやはりいつも部長のことを非常に高く評価されているようでございますけども、最終判断、責任は町長がとるということで行っていかなければならないというふうに思います。
それから、今後公債費の増がやはりですね、葉山においても見込まれるんではないかなというふうに私は考えております。一つには、公共建物の耐震化、これはやはり行っていかなければならない。それとあわせて、この葉山町のいわゆる箱物でございますけれども、建築から大分年数がたってきています。そんなことで、今後建てかえる時期も近づいているんだろうというふうに考えます。そのとき、やはり公債費というのも見込まれてくるんでございますけども、その辺、町長どのようにお考えでしょうか。
○町長(森英二君)先ほど守屋議員の御発言のときに、これは質問というよりも、最後のほう、もう意見ということでありましたので、クリーンセンターの耐震診断ということも必要ではないかという御意見がありました。まさに、こういったものもタイミングというものが非常に大事な事案であろうと思います。これは、ですから自区内処理とか、そういった処理方式とタイミングを合わせながら、いつ行えばいいのかということも、これは十分考えなきゃいけない宿題になっていると思います。そういったことで、やはり何といいましょうか、そのとき必要なことを即座にできるような意思決定というものは大事になる。だから、そのときに費用がかかるものについては、公債費をいわゆる発行、借金しなければいけないということもあるわけですが、そういった意味も含めて、すべてこの財政全体とのこの絡みといいましょうか、にらみをしながらやっていくようになると思います。
○1番(伊東圭介君)ありがとうございます。それでは、今、大体の町長の予算に対する、また葉山の財政に対するお考えをお聞きしました。
次にですね、町長施政方針についてということでございますけども、施策の推進及び取り組みについては、最初の御答弁でよろしいかというふうに私も思います。
2点目のですね、第3次葉山町総合計画との整合性という部分でございますけども、第1質問でちょっと私、はしょった言い方しましたけども、「第3次葉山町総合計画に基づく中期基本計画をもとに諸事業を実施いたしますが、さきに述べた、申し上げた私の基本的政治姿勢において一部の事業見直しを要する」という一文がございます。まさにそのとおりの御答弁があったわけでございますけども、具体的にこの総合計画と、今現在のですね、総合計画と整合性がとれなくなるだろうという部分の事業についてお教え願えればというふうに思いますけども。
○町長(森英二君)第3次総合計画、そして第3次中期計画の中に、例えば今、大きな事業でありますごみ処理の考え方、これは2市1町で進めていくんだというふうに明記をされております。また、公共下水道事業においても従来から守屋町長時代に唱えられた方式でいくんだと書かれております。こういったものは根本的に変わってくるということも含めて見直しが必要と、ここに書いた次第です。
○1番(伊東圭介君)そうしますと、大きく言えばこの2点だと。ごみ処理、それからもう一つ下水道事業という2点が変わるんだということでよろしいですよね。その点においてですね、先ほど守屋議員はごみの一つ、横須賀・三浦ブロックのごみ処理広域化においてはですね、広域処理とするものについて、町長がよく英断を下したというお褒めの言葉があったわけでございますけれども。私の立場としますとですね、やはりその判断というのは決して英断ではないというふうに考えます。やはり今まで行ってきて計画を進めてきたものがあるわけでございます。それをここに来て、急遽単独処理、もしくはその地域間協定によるごみ処理に切りかえようということだというふうに思うんですけども。私どもはやはり町単独の処理をするものと、広域で処理するものの経費のランニングコストを含めてですね、比較をするべきだということで、やはりコストの面というのは非常に重要なわけでございまして、その辺を出してからという判断を願っていたわけでございますけども。先日の2月12日の全協で、まず町長はそのことを広域は白紙、中止ということになろうという発言をされました。それは先ほど守屋議員も確認をしたところでございますけども。で、それに至る理由がですね、やはり場所の選定ができていない。それから、その広域の部分については時間がないんだという、この2点だったというふうに思いますけども、本当に時間がなかったんでしょうか。その辺はいかがでしょうか。
○町長(森英二君)今、時間の点に確認がありましたので、それは1月の29日、午後5時近く、そのごみ処理の担当の部課長ほかが町長室に見えまして、あす、この資料を持ち寄って2市1町、それから鎌倉、逗子、そういったところが協議をするんだと。ここで判こを押すということは、2市1町の広域化にゴーサインを出すことになりますという話があったわけです。午後5時です。あすの朝までにということだったので、実際にはじゃああすの朝まで時間をくださいということで、そのときにはその場で引き取ってもらって、その夜、私は何人かの方に相談をしました。そして、朝、担当に判こは今の時点では押せないと。今の段階では押せないということで判を押すのを拒否をしたというのが、時間的な問題です。
ですから、せんだっての全協のときにも議会軽視、無視という話が出ましたけれども、これは全然当たらない話でありまして、私はあのときにちょっと説明するときに、順番が変わったかなと思うんですが、用地が決まってないということをまず先に言ったわけですが、それよりも何よりも議会でごみ特別委員会が設けられて、いろいろ審議されていて、宿題が行ったり来たりしている。その中の段階で、もうゴーサインを出すという、判こを押すということはできないということが、実はその用地が決まってないということとあわせて重要な問題であるというふうにとらえたわけです。
○1番(伊東圭介君)その時間がないというとらえ方の部分でございますけども、仮にこの葉山がですね、この広域から脱退をすればですね、当然残った横須賀・三浦というのも当然また計画を変更していかなければならないというふうに思うんですけども。そういったことを考える中で、もう少し2市の担当者、もしくは首長さんと事前に話ができなかったのかなという気がするんですけども。当然この葉山が抜けることによって、横須賀も三浦もまたおくれる可能性があるわけですよね。そのことを考えれば、横須賀も三浦も場合によっては1年間先送りも視野に入るんではないかなと思うんですけども。今まで町長は横須賀の蒲谷市長、三浦の吉田市長にお会いをして、その話をされてますでしょうか。
○町長(森英二君)三浦市の市長さんを訪ねたときは、ちょうど消防の大会があって、そちらに出席されていたので副町長とお会いしました。しかし、そのときに、この…副市長、失礼しました。副市長とお会いしましたが、ごみ処理の問題は具体的な話は出ませんでした。表敬訪問でしたから、こちらは。あと横須賀の蒲谷市長さんとお会いしたときには、葉山さんとは今、ごみ問題でいろいろと協議を進めておりますので、よろしく御理解をお願いをいたしますという程度の話はいただきました。で、私はそのときはまだそのように切迫して1月29日の時点で判こを押す、押さないという問題が出るとは想像もしていなかったものですから、まだまだ時間をかけて、いろいろと調査分析してからでもいいんだろうなと思うから、脱落、うちは抜けますよとか、そんなことを判断する段階でありませんから、そういう話はしておりません。
そして、今の話の、じゃあ1年後、先に先送りされるとかという問題がありますが、これは確かに私も判こを押さないということを判断するときに、果たして費用的な問題で非常に2市1町の場合に比べて単独の場合は莫大に差があるのかもしれないという話は担当からも聞きました。大きな差があるんではないかと。それが非常に胸の痛い思いでした。しかし、それはこれから日進月歩の時代で精査、技術の進歩もあるだろうし、先ほどの守屋議員からも指摘ありました、その内容によって協定すると。逗子市さんとかどことかということも一つの選択肢として、先ほどは二者択一という表現されましたが、いろいろ組み合わせもあるということも思いまして、あえてそこでは判こは押さない判断をしたわけですが。そのとき、この間も言いましたように、ここで単に判こを押して協議を進めていって、いやあ、中をよく調べてといいましょうか、葉山の中の事情をよく問題にしたら、これは到底できないということになると、これはもう一緒になってから計画進めてから破棄するんだから、これは離婚に当たると。それよりは今の覚書を破棄する婚約破棄の方がまだ傷が少ないんじゃないかという例えでお話をさせていただきました。
○1番(伊東圭介君)恐らくこれは平行線になろうかなというふうに思いますけども、私どもは基本的に広域の方が有利だろうという立場におります。その一つのものは、先ほど守屋議員も言いましたけども、例えば耐震のことなんかもそうなんですね。大きなそういった災害時にもですね、単独で行えば、壊れたものも含めて単独でやっていかなければならない。町長の言われる日進月歩と言われますけども、そういった動きにも、広域のキャパが大きい方が逆に対応ができる可能性が高いわけですよね。一回つくってしまえば、それも何十年も単独でやった場合は建てかえはできないわけです。それから、環境的な負荷というのも一つあろうかと思います。当然コストの面、一つ一番大事な部分もあります。それとあわせて、環境負荷というのが一つこの葉山にとっては非常に大きな問題だろうかなと思います。それをあわせた形で考えて、メリットのある方をとるべきだというふうに思います。で、その環境負荷については町長どのように判断をされているでしょう。
○町長(森英二君)今の伊東議員のお話ですが、広域の方が絶対いいんだと。それを賛成しているという発言がありましたが、私はちょっと意外に思いますのは、ごみ問題特別委員会で広域がいいのか単独がいいのかの審議をされている段階だったんですよね。で、特に自区内処理の方の数字的なデータ、判断材料が十分出てないから、それを出しなさいというふうに事務方の方に指示をしていたと。その数字が出るのを待っているという段階ですね。ですから、今のお話でしたら、メリット・デメリット全部出してから判断するのが私は一番フェアだと思いますよ。しかし、それは伊東さん、先ほど会派を代表してという質問でしたから、自分たちが信じている当時の町長の、またその部局の方針で出てきたものだから、理解をしたいという気持ちはわかりますけれども、ごみ特の問題を私はあえてごみ特がある段階でそういう今ね、やっているのはそういう私は感想を持っております。
○1番(伊東圭介君)今、町長が言われたね、前の守屋町長とか現執行部でもいますよね、町長も信頼している部長さんたちですよね。その辺はね、全く勘繰り、いわゆる勘繰りとしか言いようがないわけですよね。そういう部分で言っているんではなく、私どもも会派としていろんな勉強会を通して、それから視察等も重ねる中でですね、いろんな情報をとっている中での判断をさせていただいているわけです。で、コスト面については町から正確なものはまだ出てきていませんよ、それは確かに。しかしながら、いわゆる僕の言ったのは、環境負荷の問題もあるでしょう。先ほど守屋議員が言われた、最終処分場をこの葉山町に設ける、その大変さ、町長どういうふうに認識しているんですか。今、住宅街でごみステーションを一つつくるのに、設置するのにどれだけ苦労をしているか、わかりますか、それ。いかがでしょうか。
○町長(森英二君)ですから、あの全協でも言いましたように、場所がクリーンセンターのところへもし来れば、一番よくないこの文教とか、住宅地の中を10トントラックが30台、あるいは50台通ると。こういうことの環境、これは一番悪い状態じゃないですかということを懸念していたということを申しております。
○1番(伊東圭介君)今も実際クリーンセンターは稼動しているわけですよね、あそこの場所で。新たなその土地買収費用に比べれば、もし道を拡幅するですとか、安全な歩道を設置するとか、そういう費用に回せるんじゃないかなとひとつ思うんですけども。これは恐らく平行線になりますので、また別の機会も含めてですね、やらせていただきたいというふうに思います。
続いてでございますけれども、3項目目のマニフェストの実現目標についてということでお伺いをいたします。町長もマニフェスト、マニフェストと言われるんですけども、どれがマニフェストかわかんないですね、正直。恐らく町長が言われているのは、これはコピーですけども、これ緑色で印刷されて、物によっては公選ビラとして表紙が貼られていたものです。これをマニフェストと言われているんでしょうか。どれをマニフェストと言われているんでしょうか、御答弁をお願いします。
○町長(森英二君)それは選挙の間近のとき、それと選挙中に配ったビラでございますが、それもマニフェストと書いてあります。その前に、もう昨年のうちに入ると思いますが、B4の大きさの、先ほど守屋議員がちょっと示されたと思いますが、10項目の内容が挙げた、あれが最初に挙げたマニフェストと書かれたものです。ですから、マニフェストという名前が書いたビラは2枚あります。
○1番(伊東圭介君)そうしますとですね、この「森英二、変えます、住民が主役の葉山に」ということで、この中に「森英二のお約束、マニフェスト」と書いてある。これは違うんですね。これのことですか。これがもう一つのものということですか。そうしますと、これもう一つのマニフェストだというふうに言われるということですと、先ほど守屋議員も言われていましたけど、イトーピアの旧コミプラを葉桜の分を合流し、復活させるという見直し案が一つございますけども。これが今年度の予算には今のところ全く入ってきてないわけでございます。今までの下水道事業の継続的な予算編成になっているんですけども、この辺についていかがでしょうか。
○町長(森英二君)今のその点につきましては、先ほど守屋議員にもお答えしましたように、認可区域にもう既に入っているから下水道につなぐんだと。入っているかと、もうつなぐために認可区域に入れたわけですね。そうすると、それを独立またさせるということになると、認可区域から外すという法的な手続、そういった問題が出てきて、非常に短期に解決できる問題ではないという認識でいるということです。
○1番(伊東圭介君)それは今に始まったことじゃないですよね。今に始まったことではないですよね。もうイトーピアつないだときには入っていたわけですよね。このマニフェストを書く段階で変わったわけではないですよね。わずかこの1カ月前ですよ、町長選挙。こんないっぱいあって、ころころころころ変わっているじゃないですか。選挙中、森町長が葉桜の部分で演説をしているのを聞きますと、このイトーピアの旧コミプラを復活させて、葉桜分も合流させると。1世帯1,000円で、1人あたま100円で安くなるんだということを言っていましたよね。(私語あり)じゃあそれは、その辺いかがですか、ちょっと公式に議事録とりたいんで。
○町長(森英二君)今の伊東議員の発言のことはしておりません。
○1番(伊東圭介君)そうしますと、そういったことは言ってないということでよろしいですね。今、確認をさせていただきました。
それから、それに当たってはですね、この下水道の件に関してもですね、町長はもう今回の町長選4回目でございます。で、こういったことがですね、復活できるという見通しで今回立候補されて、当選されてきたのかどうか。それちょっと確認させてください。
○町長(森英二君)そういう希望といいましょうか、可能性を信じておりました。
○1番(伊東圭介君)素人目に見てもですね、あそこの状況を見てですね、あれがすぐ使えるって思う方がですね、ちょっと納得いかないなというふうに思うんですね、私は。少なくても、もうあれだけ使ってない、中の器具も含めて、全部やりかえるというのが常識的な判断だというふうに思うんですけども。そういった判断をされなかったということでしょうか。
○町長(森英二君)あそこは約600から700世帯を想定して、イトーピアだけですね、つくったものです。したがって、あれをそのまま復活させるということはできっこありません、物理的に。葉桜の分を入れるわけですから。ただ、あの場所を使って新しいそのコミプラ施設を入れるという意味です。復活という意味は。そのまま同じものを使えるわけがないでしょう、だって。
○1番(伊東圭介君)そういったものにしてもですね、その費用も全く今回のマニフェストには載せていませんし、全く私たちの部分から言えばですね、これはおかしいなと、公約的には非常におかしい、矛盾があるんじゃないかなというふうに思います。
それから、もう1つ、2つ、3つ、4つぐらいになりますかね、ちょっと時間がないんで急いでやらなきゃいけないんですけども。まず、このチラシは公約じゃないということでよろしいですか。「森英二さんを応援します、みんなで明るい葉山をつくる会」という部分が発行しているものでございますけど、いかがでしょう。
○町長(森英二君)それは私の公約ではなくて、私とそこの私を応援してくれている、その団体との協定書です。こういうことを守ってやっていきましょうという、いわゆる協定書であって、公約集、マニフェストとはまた違いますよね。
○1番(伊東圭介君)まあ協定を結びましたって書いてありますよ。政策協定を結んだ。政策協定を結んだということは、要するにマニフェストですよね。同じことですよね。これを守ります。これをやりますから応援してください。しますよと。そのことですよね。違うんですか。
○町長(森英二君)だから、そこのグループ、団体とのお約束事ということです。そのとおり書いてあるでしょう。
○1番(伊東圭介君)そうしますと、そのグループとのお約束なんですか。これは町民とのお約束じゃないんですね。それ確認させてください。
○町長(森英二君)そういう町民との約束ということは書いておりません。それはその協定を結びましたということの確認です。
○1番(伊東圭介君)そうすると、町長はこの協定書を守るんですか、守らないんですか。
○町長(森英二君)守っていきます。
○1番(伊東圭介君)そうしますと、まずこのものについてですね、5番目に1期4年に全力投球し、次代の町長を養成ということで、これは職員を前にしてのごあいさつの中の2番目だったと思うんですけども、二言目というんですかね、にも言っていましたけども、私は1期4年で終わるという話をされて、これはもう守るということでよろしいでしょうね。
○町長(森英二君)これは選挙運動の期間中にも直接マイクを通して町民の方に話しましたし、そこにも書いてあるとおり1期4年で全力投球するという覚悟をそこに書いております。
○1番(伊東圭介君)そのときにですね、この1期4年でやめると言われている町長が、この葉山町にとって非常に大きなごみ問題、それから下水道問題について大きな転換をしようとしているわけですよ。職員が目の前でのあいさつの中、最初のあいさつの中で、私は4年しかやりません。だけど、これだけ大きな転換をしますといったときに、それは士気が上がりますか、下がりますか。町長考えてどう考えているんですか。その辺。
○町長(森英二君)私はあのときに、自分は1期4年間全力で投球しますと。したがって、スピード感を持ってですね、全力でみんなで進んでいきたいということを話したことをしっかり覚えております。そういう意味で、重要な問題については、これは長年にわたる大きな事業ですから、下水道もごみも、それの方向性をつけていくということがまずスタートのなります。そういった意味で方向転換をするけれども、その完成はもっとずっと先にわたるわけですから、極端に言えば、未来永劫のように続いていく事業ですから。その端緒をつくるという意味になります。それは何期であろうと関係ないと思います。
○1番(伊東圭介君)何か非常にですね、無責任に感じるんですね。今の答弁も含めてですね、1期4年しかやらない。それでそこで方向転換をして未来永劫続いていく事業、それから長期的に続いていく事業についてですね、非常に大きな方向転換をわずかな期間で決断をして行っていくということでございますよね。非常に危険だなといいますか、考え方どうなのかなという気がします。
それから、もう時間がないんであれですけども、もう1点、この部分でございますけども、先日の議会でも言われていましたけども、その他の部分の「森勝美は議員を辞職する」ということでございますけど、これはこの間も言われたように、公約じゃないんですね。確認させてください。
○町長(森英二君)公約ではありません。
○1番(伊東圭介君)しかしながら、この会の方たちとは締結、協定を結びました。だから、守るんですということでよろしいですよね。
○町長(森英二君)守ります。
○1番(伊東圭介君)今のいつだという話もありますけども、(私語あり)まずね、町長、この道義的な部分で執行権者である森英二さん、そして議会の議員であります森勝美さん、執行権者の行うもの、予算についてもね、すべてチェックをする議員が利害を一緒にする一つ屋根の下に住んでいる。これについて道義的に町長どういうふうに考えますか。
○町長(森英二君)この執行権者である私とそのチェック機関である議員、これが同じ家族が進めていくということは好ましくはないんではないかという認識は持っております。したがって、そのことを支援してくださっている方々とお約束としてそこに書いたわけでして、それは実行していきます。ただ、時期について、いつとは書いてないんですけれども、これは…ちょっと黙って聞いてください。人が話してるんですからね。要するに森議員としての考え方、スケジュール、予定、そういったものも十分考慮しなければいけないでしょう。私、夫ではあっても、それを強制することはできないわけですから。いつのタイミングということは本人が一番考えております。そんな遠いところではもちろんありません。
○議長(笠原俊一君)これにて、1番議員伊東圭介君の総括質問を終わります。
この際、昼食のため、暫時休憩をいたします。(午後12時01分)
○議長(笠原俊一君)休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時00分)
休憩前に引き続き、総括質問を続行いたします。第3番、13番伊藤友子議員、登壇願います。
○13番(伊藤友子君)13番伊藤友子でございます。私は、21世紀同志会と公明の会を代表して、平成20年度予算並びに町長の施政方針等について総括的な質問をいたします。
提案されました平成20年度の一般会計予算案を見ますと、88億3,000万円と、前年度当初と比べ、マイナス2%で、1億8,100万円の減額になっておりますが、この要因は町長選挙後において編成期間が短く、政策的事業にかかわる検討が十分にできないなどから、人件費や公債費といった義務的経費や施設の維持管理費等のほか、4月から行う町民生活に必要な福祉関連事業等を編成した骨格予算としたことが前年度対比マイナスとなった要因とのことでございますが、次の3項目について町長に質問いたします。
まず、1項目目は、町の財政見通しをどのように把握していらっしゃいますか、お伺いいたします。昨年11月28日付で、町は平成23年度までの中期財政見通しを公表しましたが、特に三位一体の改革による税源移譲については、個人住民税所得割の税率フラット化により葉山町は減収となります。財政への影響が生じています。さらに、国庫補助負担金の廃止や縮減などで、従来の財源確保が難しい状況にあると思います。基金の保有残高も年々減少し、底が見えてきている状況にありますが、町長はマニフェストで財政の健全化のためには事業の廃止や見直しをする反面、逆に多くの財源を伴う事業も打ち出していらっしゃいます。例えば「森英二のお約束、マニフェスト」から拾った一部でございますが、土・日の開庁、休日議会の開催、図書館、南郷上ノ山、南郷公園など、公共施設の原則無休化、誕生お祝金の創設、児童手当の増額、小児医療費控除の拡大などなどでございます。財政の健全化とは何をもって健全化を目指すのか、町長のお考えをお伺いいたします。
2項目目の町長マニフェストの取り組みについてお伺いをいたします。去る1月20日の町長選挙に際し、町長はマニフェストという政権公約を掲げられました。その施策を当初予算に盛り込んだ事業や今後検討の後、改めて予算化する事業もあるということでございますが、今回は当初予算に取り入れた事業の中から3点につきまして町長のお考えをお伺いしたいと存じます。
まず、マニフェストで「ごみ処理広域化を見直し、自区内処理を原則に脱焼却、脱埋め立てを目指す処理計画を策定する」としていますが、この件につきましては、議員17人は去る2月12日、議会全員協議会でごみ処理に対する町長のお考えを伺いました。2市1町で進めてきたごみ処理広域化をやめて、自区内処理でいくということでございました。その理由に、用地選定に問題がある。最終的には現在のクリーンセンターになるのではと推測していらっしゃいました。ごみ処理の広域化は平成12年の策定の第3次葉山町総合計画の中の基本計画にも近隣自治体との広域的連携を推進すると明記されております。8年以上も葉山町は近隣市と連携して、ごみ広域処理を検討、推進してきました。今、ここで町長がかわり、突如自区内処理を宣言なさるのであれば、町長みずから明快な根拠を示されることが必要と考えます。町長の御所見を伺います。その明らかな根拠をお示しいただくことが先決だと思います。
また、本年度の予算には負担金が計上されております。2市1町ごみ処理広域化負担金という名目でございますが、その意図は何でしょうか。
次に、公共下水道でございますが、町長マニフェストでは公共下水道計画を見直し、現在行われている工事は市街化区域にとどめ、市街化調整区域は合併浄化槽とし、公費助成を行う。また、団地のコミプラは公共下水道につなげず、イトーピアのコミプラも復活させるとあります。しかし施政方針では「下水道整備につきましては平成19年度に取得した事業認可に基づき、施設及び管渠の整備を行い、水環境の推進に努める」とありますので、まずは下水道事業の現在の進捗状況と20年度の整備計画をお伺いいたします。
3点目でございますが、町長交際費についてお尋ねをいたします。マニフェストでは、町長交際費の全廃、町交際費の公開を掲げていらっしゃいますが、交際費の基準についてどのような御見解を持っていらっしゃるか、お伺いいたします。
3番、次に3項目目の第3次葉山町総合計画の中期基本計画について。施政方針の中で述べられておりますが、本来、予算編成は基本計画及び実施計画に掲げられた事務事業を根拠として実施されるものと考えておりますが、既存の計画をどのように認識されて予算を編成なさいましたか。その御所見をお伺いしたいと存じます。
以上をもちまして、私の第1回目の質問を終わります。御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(笠原俊一君)答弁を行います。
○町長(森英二君)ただいまの伊藤友子議員の御質問に順次お答えいたします。
まず、第1項目、平成20年度予算案並びに町長の施政方針等についての町の財政見通しについて、財政健全化とはというお尋ねについてお答えいたします。歳入において、町税収入は景気の回復基調があるものの、給与所得等の伸び悩みにより、小幅な増収にとどまり、極めて厳しい状況が見込まれております。また、歳出については扶助費等の伸びにより、義務的経費の高どまりや後期高齢者医療特別会計への創設による新たな繰出金の対応などにより、増加傾向が続くものと見込まれます。したがいまして、限られた財源を有効活用すべく的確な対応が求められ、効率的で効果的な運営により、より質の高い行政サービスを提供していくことが重要であると思っております。財政の健全化に向けては、財政状況を分析し、集中改革プランに基づく事務事業の見直しや歳出全般の効率化と財源配分の重点化を図り、自主的かつ主体的な財政構造の構築が必要であると認識をしております。
次に、ごみ処理広域化の見直しについてとの御質問でございますが、2月12日開催の議会全員協議会におきまして御説明させていただきましたとおり、町のごみ処理の方向性につきまして、自区内処理を原則に町民と協働で模索していく考えから、これまで進めてまいりました2市1町によるごみ処理広域化につきまして見直しをさせていただく決断をいたしました。今後、町民から委員を募り、町のごみ処理の方向性について検討を進めてまいります。
次に、下水道事業の進捗状況と20年度の整備計画についてのお尋ねですが、現在取得している下水道事業認可区域350ヘクタールのうち、平成19年度末には約262ヘクタール、約75%の面整備が終わり、処理区域人口は約1万6,400人、人口普及率は約50%を見込んでおります。平成20年度の整備計画につきましては、主に汚水の増加による汚水場水処理機器の増設工事と、一色地区を中心に下山川流域等の面整備、約7.3ヘクタールを予定しております。
次に、町長交際費についてとのお尋ねでありますが、町長交際費につきましては、実情として町長個人の概念は存在せず、葉山町として社会通念上の儀礼の範囲において必要な経費であると理解したところであります。
次に、3点目の第3次総合計画に基づく中期基本計画についてというお尋ねですが、中期基本計画は、議会及び葉山まちづくり町民会議の委員の方々からいただきました御意見や御提言を反映し、関係各機関の協議・協力をいただき、平成18年3月に総合計画審議会の議を得て、平成18年度から平成23年度までの6年間を計画期間として策定しました。この基本計画は基本構想を具体化し、実現するために基本構想の下位計画として策定されたもので、予算編成につきましては、基本構想の施策の大綱に基づき、施策を総合的・体系的に示した現計画に基づいて計上しましたが、基本計画の一部において見直しが必要と考えておりますので、今後、必要な手続を得て作業を進めてまいります。
以上で第1回目の答弁といたします。
○議長(笠原俊一君)再質問を行います。
○13番(伊藤友子君)御答弁ありがとうございました。順次再質問をさせていただきます。
まず、その財政の見通しについてでございますが、議会の方に提示されました中期財政見通しから判断をさせていただいておりますが、これは平成19年11月28日資料提出があったものでございまして、平成19年度当初予算をベースにして、平成23年度までの財政見通しを、いろいろな前提条件をいろいろと現時点で組める決めるだけのものをですね、歳入や歳出入れまして、それで財政課のほうでこれは内容を財政収支を推計したものと考えております。これによりますと、23年度までにですね、どうしても収支とそれから支出のですね、バランスがだんだん大きくなりまして…収入ですね、収入と支出の。どうしても収入は少なく4億円くらい下がっておりまして、その反面、支出、どうしても住民の福祉サービスなどで必要なものがだんだん多くなってまいりますので、その収入とそれから支出の差が15億円強となるようになります。で、この財政見通しをですね、新町長となられまして、どのように御判断なさいますでしょうか。
○町長(森英二君)大変重要な御指摘をいただいております。御承知のように、当町における収入の多くは勤め人といいましょうか、サラリーマン中心とした町民税が中心になっております。で、これからの数年間は、特にそういった大きな収入の柱になっています60前後、前の人の退職が多くなっている。町民税が多少減る傾向にあると。そういう状況の中で、確かに支出のほうはふえてまいるわけですけれども、23年度で14億円というのは、これはもう何としても避けていかなければいけないということで、先ほどから議論になっております、特に大きな事業としては公共下水道の問題がございます。ですから、これにつきましては、財政の全体の見通しと合わせながら面整備を行うと。進めるということと同時に、接続率の向上ですね。これは当然下水道使用料の収入増を図るための接続率の収入と。それから、先ほどの収入のほうでは未済額の減少、そういったものも極力努力をして、バランスをとっていかなければいけないと。そういうふうに考えております。
○13番(伊藤友子君)対策といたしましては、大変に町長も頭をこれから悩ましていかなければならない問題だと思います。というのは、葉山町にですね、今、おっしゃいましたように、収入の大宗は町税でございまして、そのほかに特に何で葉山町が潤うかというものが、財源になるものがない状態でございますから、大変だとは思います。しかし、今、公共下水道を挙げられましたけれども、この公共下水道以外にもですね、この長期のプロジェクト計画、そして葉山がこの風光明媚だというところでですね、どうしても水環境を確保しなければならないということで進めてまいりました事業です。私もかつて今、町長が議員でいらっしゃいまして、同僚議員として御一緒させていただいたこともございまして、そのときには町長は下水道推進委員会の委員長もしていらっしゃいましたことを懐かしく私は思い出しております。で、それはですね、住環境とともにですね、次の世代にいい水環境を残そうということで始められた事業でございます。本当にこれは大変な事業ではございますけれども、みんなでやらなければ次の世代に残せる環境などはないということで、ここまで議会も一生懸命頑張ってまいりました。ですから、公共下水道事業だけが財源不足の根源というわけではない。そのほかの対策で考えていかなければならないことだと私どもも考えております。
財源の確保というものは本当に大変です。この小さい自治体5万人以下には、これから交付金も来ません。補助金も大きな事業をやるときに来ない。また、予算編成、それから国の制度改正などですね、なかなか国からお金が回ってこなくなってしまいました。それでも、何とか知恵を出してですね、この葉山町が独自に進める方策というものを、ほかに町長はお考えになっていらっしゃいませんでしょうか。
○町長(森英二君)今、代表的な一つの例として下水道事業を取り上げましたけれども、やはり予算を組むときに、ここのところしばらくは枠法式で全体的に枠を決めて、全面的に削減するということで、各界の人に、相当な重いをしていただいております。私も、例えば町内のお年寄りの方々が年に1回程度グループで日帰りの旅行をする。そのときに町のバスを借り上げて行ってきているわけですけれども、そのバスの借上料も今回の予算にはのせておりません。そういったわずかなところにまで踏み込んで、経費の削減を図ってきているわけですけれども、その中でも、私は後の質問者の中にも大きく取り上げられているんで…と思っていましたが、人件費ですね。これは、やはり実際としての支出では非常に大きい比率を占めております。この人件費の総枠をどこまで下げられるかということは、よく現状の内容を分析しながら、その総枠の削減計画というものを、中長期的なものをつくらなければいけないと思っております。そのときに、みずから率先して、町長等の特別職の削減、そして全庁的な削減に持っていくということも大きなテーマだと考えております。
○13番(伊藤友子君)そのほかに事務事業の見直しですとか、人件費等を含めてですね、これから手をつけなければいけない事業の廃止ですとか、中止ですとか、あるいは統合ですとか、そういうことも視野に入れなければいけないと思いますし、また、その補助金の補助費の縮減ですとか、それからスクラップ・アンド・ビルドみたいに、もう要らなくなった事業もありますでしょうから、そういうのを思い切ってとか、いろいろ、これから手をつけていただけなければならないと思います。先ほど、お話に他の議員にありましたように、地方行政の、やはり存在の意義というものはですね、住民への福祉サービスだと、私も福祉サービスをいかに向上させるかにあるというふうに、私も考えております。それは、町長の施政方針にも非常に感じるところでございました。この役場は、最大のサービス事業ですとおっしゃっておりましたが、それは確かに同感でございます。しかし、限られた財源の範囲内で、先ほど町長がマニフェストに掲げられていらっしゃいましたような、役場の土・日の開庁とかですね、なかなかそういう、そのいろいろな役所の他の場所の一年じゅう無休化とかですね、そういうのというのはやはりお金がかかりますので、なかなか大変ではないかなと。ですから、新事業につきましても、町長もそういうふうにお考えでしょうけど、何が町民に一番やらなくちゃならないかという優先順位を決められて、そして効率的な、財源の…財源をどう配分するか、そういうことをお考えになって進めていただきたいと存じます。
この問題につきましては、これで…もう一つですね。一般に経常収支比率というものが、いかに町の財政基盤を考える上で重要かということで、15年度は葉山町88.1%、16年度90%、17年度が90.5%でございます。これは、以前に行革大綱で葉山町はなるべく行革を推進してきたわけですが、17年度で85%を目標にしてきたと思いますが、それよりもはるかに高い数値でございますので、町長がこれから住民サービスのためになさろうということをですね、ここで加えていきますと、やはり経常収支比率の悪化にますますつながるのではないかという心配をいたしますが、これについて、もう一つお伺いをいたします。
○町長(森英二君)先ほどの役場は最大のサービス業ということで、いろんな、例えば年中無休とか、今具体的にちょっと検討に入っているのは、例えば南郷公園、こういったところについてですね、要するに人件費増になっては、経費増になっては意味がないわけですから、指定管理者制度を導入しまして、住民サービスに充実できないかということなども検討しております。
そういった、先ほどの話で福祉サービス、特に高齢者に対する福祉のサービスというような場合、高齢者に限らずですけれども、そういった中での優先順位、総枠、優先順位というものがあろうかと思います。そういった意味で、例えば、高齢者に対する福祉サービスという場合でも、先ほどちょっと例に出しましたマズローの欲求説ではございませんけれども、基本的に大切な、重要な補助をしなければいけない部分と、例えば遊興的、お遊びというか、レクリエーション的なものとの優先順位をつけた補助のあり方ということは、これからどんどん選別が必要になるだろうというふうに考えております。そういったことをバランスよくとりながら、やはり85%という経常比率は目指していかなければいけないんじゃないかなと思っております。高く今なっているのを引き下げていくということは大事だというふうに考えております。
○13番(伊藤友子君)その辺を期待をいたします。次にまいります。
町長マニフェストの取り組みについてでございまして、まず、ごみ処理広域化の見通しについて。これでお尋ねをいたしますが、先ほど第1番目の質問にもお話ししましたように、自区内処理に方向転換をなさるという。これは、これだけではですね、なぜっていう理由につきまして、もう再三述べていらっしゃいますけれども、それにつきまして、なかなか私には納得がまいりません。自区内処理を掲げられたことはわかりました。その処理場が問題であるということで、いずれは今の処理センターに、清掃センターになるだろうという、それは町長のあくまでも御推測でいらっしゃるのではないかと。その域をまだ脱していないと私は判断させていただいてますが、それでよろしいですか。(「はい」の声あり)それは…次に。
そしてですね、そのもう一つの理由に、これから自区内処理は、まちづくり町民会議の中に、ごみの問題をいろいろと検討する会議を開いて、町民の有志を募って、そして、そこで集約したものを1年ぐらいかけて、ごみ処理の方向性を見出すとおっしゃっておいでですが、そこに私は非常に疑問どころか、新町長になられたときにですね、こんなに8年も総合計画、基本計画、それから実施計画に掲げられている広域化を否定なさるのであればですね、もっと明快な青写真をお持ちになってですね、これはどうですかと、そういうふうに職員、議会にお出しになるのが私は本当だし、もし町長になられたときには、これが自分の政治生命だと思われてお出しになっているのでしょうから、そのくらいの御覚悟があってですね、それで町民会議に、この案はいかがですかといって出すんなら、話はわかるんですけれど、全く今スタートライン。自区内処理はわかったけれども、じゃあどうするんですかということを伺ってもわからないというところで、今ここで、もう少しですね、明快に、あ、そうかという根拠がありましたらお尋ねをしたいと思います。
○町長(森英二君)先般来、この広域化の問題についてはお話ししておりますが、現実問題として、21…1月の21日に私、就任いたしまして、29日に広域化のイエスかノーかの判こに当面したわけですね。その間に、じゃあ自区内処理だったらどういう方法で、どれくらいのメリットがあるのかという検討する事実余裕はありませんでした。ですから、判は押さない、そして、これから時間かけて研究するんだということも言ってきているわけでして。事実、2月のたしか2日が日曜日だったかと思いますけれども、横須賀でかなりいい、ごみにも関する勉強会がありました。ここにおられる議員の複数の人が参加しておられますけれども、これも今までにない発想といいましょうか、技術的なもので説明がありまして、かなり有望なといいましょうか、明るい見通しが感じているところであります。しかし、それで今、自区内のこういった方法でいけるんだという明確なものを示すべきだと言われても、私自身、正直言いまして、まだそこまで至っていないというふうに申したほうがいいと思います。これから、それを時間かけるということです。
○13番(伊藤友子君)それでございますとね、やはりますます今2市1町の広域化を、じゃあ反対に伺いますが、何ゆえに全否定をなさらなければならないのか。全部、これはだめで自区内処理でいきます。自区内処理というのは、葉山町単独処理が基本ですよね。もう処分場から、焼却施設から、それをどういうふうにするにしても、いろいろな施設を単独で賄わなければならないと思うんですが、2市1町を、そんな今、御自分で自区内処理はしますけれども、これといってわかりませんとおっしゃるんだったら、2市1町の広域化についてですね、今全くやりませんというのは、ちょっとおかしなことで、これもありかと。そして、方向性は2つあっても、これから検討するとかっていうんだったら、まだ話はわかりますが、もう、ここまでずっと10年余り、正確に言うと9年ですが、4市1町から2市1町に変わりはしましたけれども、広域化でいくという中にはですね、やはり、この葉山町が置かれている地域性もあると思います。それから立地条件もあると思います。そのようなことをいろいろ、いろいろ加味した上で、もう約10年前から、三浦半島でできるんだったら大きなところと一つになって、お互いに連携し合いながらやろうということで、足並みをそろえてきたはずでございますので、ここでですね、それを覆す根拠というのは、ぜひ必要だと思うんでございますよ、はい。
いずれにしても、単独処理、自区内処理が、ものすごく安くなるとかですね、それから今の、私などはやっぱり広域化でなければならないだろうと思っております。ただ、個人個人が、各家庭が排出するごみのですね、総量が余りにも多いので、それについて10%削減して、まずは、この2、3年のうちにですね、ごみ処理を12億かかるところから10%の削減ができたら1億2,000万円浮くんですよ。これは、どこのところから取っても、今葉山町には、とても大切な財源になるはずなんですね。でも、それは全く自区内処理でも、広域化でも関係ないところで、そこを自前でやっていかなければならないので、そうじゃなく、将来の方向でですね、大きなごみの、その処理の仕方ですね。1年で10億、12億というのは、葉山町のわずか60億弱しか町税としてないところでですね、とっても大変です。その辺を私たちは、みんな考えようとしておりますから、自区内処理に変えなくても、広域化でもできるわけで、その辺の町長が自区内処理に方向転換なさったということが、ああそうかというところがわからないんでございます。いかがでしょうか。
○町長(森英二君)ちょっと順番にお答えしたいと思いますが、自区内処理という場合に、先ほど守屋議員との質疑応答の中にも出てきましたけども、最終処分場のすべてまでを葉山の中でやるというケースと、そういった部分的なもの、例えば、最終処分場は隣の逗子さんとか、どこかと提携するとかいうことだって、自区内処理の分野であろうというふうに認識しております。必ずしも、だから広域でなくても、葉山…広域でなかったら、じゃあ葉山だけかという意味じゃなくて、まだ方法は、逗子とか三浦とか、いろんなところともですね、あるという意味を申しておきたいと思います。
それから、広域の場合はですね、今の広域の場合の一つの大きな問題と私思いますのは、自区内処理であれば、自分たちで町民が徹底的に省資源化をするということを、まず念頭に置いて、どんどん進めなければいけません。しかし、今の広域化の計画ですと、分別する前にも横須賀へ運んで、そこで分別するんだと。そうすると、要するに省エネ・省資源に対する熱意といいましょうか、努力というものは格段に違うというのが言われているわけです。また、人情としても、自分たちの、葉山で使うものを少なくしなければ金かかってしまうんだという逼迫感を持つのと、何でもとにかく隣へ出せば済むんだということ、これ極端な言い方をしてますけれども、分別に対する取り組みの差が出てくるんじゃないかなということを思います。
それと、葉山では…議会では、ごみ特別委員会がずっと研究をしてきているわけですよね。その集約というか、結論というか、そういったものがまだない。事務方とキャッチボールしている段階で判こを押して、ゴーサインを押すということはできなかったということは、先ほど来説明しているところですので、御理解をいただきたいと思います。
○13番(伊藤友子君)幾ら町長のお話を、これ以上ですね、あちらから、こちらから聞いても、私は、やはり具体的なものがないもんですから、抽象論にすぎないので、納得がまいりません。一つはですね、私のほうから申し上げますと、広域処理及び町単独処理におけるコスト比較表というのが、ごみ特に出されました。去年でございます。それを、これ2市1町になってからですが、生ごみ資源化施設、それから焼却施設、不燃ごみ等選別施設、最終処分場、この4つをですね、この4つの2市1町での葉山町で、どれだけの負担金は出すかというときにですね、これにつきましては、循環型社会形成推進交付金というものが3分の1交付されますので15億円で済みます。ところが、葉山町が今、焼却施設が守屋議員もおっしゃいましたけれども、全く老朽化しています。ものすごいお金をかけて、気息えんえんで、今燃しているという状態だと思いますが、これをもし、新設…焼却場だけをですよ、新設したときの試算が25.5億円なんです。もう、ここでですね、これには交付金ありません。3万2,700人の人口のところへ、もう交付金も補助金も来ないんです。そうすると自前でやらなきゃならない。25.5億円。この際いかがですか、10億円も差が出るんです。
これで、もし町長のおっしゃるですね、自区内処理、これを目指しますと、全部生ごみ資源化施設、これ委託に出したって、また金がかかるわけですが、その焼却施設は25.5億円、不燃ごみ等選別施設、最終処分場。最終処分場なんて、もしあったらとっくの昔にやっていますよ。もう、それは町長が議員でいらっしゃるときにおわかりだったと思いますが、下水道の処分場、それについてものすごい苦労して、結局は11カ所を4カ所にし、4カ所をどこにもなかった。それで、時の町長に頼んだというくらいに、葉山町は、非常にどこをとっても大切な、貴重な土地しかないんですね。ですから、とてもじゃないけれど、最終処分場なんて、今後だって見つけられないんだろうと、私は確信をしているくらいでございます。こういうものが、私の2市1町でしかないなという判断基準、そして、独自にごみを排出するのをですね、いかに少なくするか、そういうことを研究するというのが現実的ではないかと私は考えておりますので、ただいまの町長のお説にですね、これを覆すだけの具体性がありますと、私もなるほどと思うんでございますが、これにつきましては、また今後に譲りたいと思います。
次に、下水道についてお伺いいたしますが、この、今回の町長の下水道、2つ方針があると思いました。それは1つには、今度の施政方針と、それから予算書を拝見いたしますと、従来どおりの下水道事業を推進するということで…いうふうに理解をいたしましたが、それでよろしゅうございますね。
○町長(森英二君)この下水道事業につきましては、当然のごとく水処理を適切に行って、きれいな河川、海を守るという大命題がありますから、いずれの方法を併用というか、とろうとも、速やかにきれいになるような方策を考えていくということで、20年度、21年度については、今予算書にも出させて…20年度ですね、方法でいくということでございます。
○13番(伊藤友子君)それから、平成19年度から23年度までに、次期事業認可を取って、これは葉山浄化センターのトンネル2本、3系列目の水処理施設、これをやらないと、先ほどのお説のようにパンクしてしまうということで、これをやることになっていますね。それで、2億と、ことし2億、来年が5億と、約7億強でございますが、それは推進なさるということでよろしゅうございますね。
はい。次にですね、これはマニフェストの中でお伺いするのは、こっちのほうなんですが、公共下水道と合併処理浄化槽の違いを、町長はどういうふうにお考えになっていらっしゃるかお尋ねいたします。
○町長(森英二君)私は、この公共下水道は従来は建設省の管轄でございました。浄化槽につきましては、元の厚生省の管轄で、政府の所管が違っているわけです。どうしても力関係で、公共下水道をどんどん進めようという、いわば国策のようなものがありましたから、それ優先で進んできました。当町の場合も、15年前に、それにのっとってスタートしたといういきさつがあります。しかし、その後、合併を含めて浄化槽の性能、これは公共下水道と全然引けをとらない。全く同じような水質が、処理能力を持っているということが、もう周知の事実として、したがって今、元の厚生省、今、何でしょうか。そこは、どんどん普及を進めているわけですね。例えば、山梨県のある町、具体的には牧丘町というようなところを何年か前に、公共下水道でいこうというふうに計画を全部練りましたけれども、しかし、余りにも費用がかかるということで、これを全部やめまして、合併浄化槽に切りかえて今、普及を図っているという例は、そこの山梨だけじゃなくて、いろんな場所であります。テレビで特集もされております。
そういったことを考えて、実は、この合併浄化槽は今、家を新築する場合は義務化されているわけですよね。単独浄化槽はだめですけれども、合併浄化槽。そうしますと、これは安い費用で、速やかに設置できるわけですから、早い時期に水質汚濁防止ができるという、非常にいいメリットがある。安いし、早いと。処理能力は変わらないということがありますので、この公共下水道で、どこまでやれるのかということと、これは財政との絡みですね。それと比較しながらといいましょうか、重層的に分析しながら考えたいと、そういうふうに思っております。
○13番(伊藤友子君)よくわかります。私も、早くて、安くて、効率のよい下水道というのを最初に、非常に研究して議員になったもんですから、今の町長のおっしゃるように、合併処理浄化槽は、確かにあのころよりも日進月歩の勢いで、非常にいい水を出しているようでございます。ただし、やはり先ほどのごみ処理と同じように地域性、それから、その町の置かれている立地条件、これが、やっぱり物を言うと思うんですよ。逗子市はほぼ100%、もうできました。横須賀市もそうでございますね。三浦市は同時に葉山町と進行して公共下水道を布設しております。ですから、町長のお考えになる市街化調整区域については、これから合併処理浄化槽も考えていくというのは一考を要するかもしれませんけれども、要は、町で一局集中管理をするメリットと、これから合併処理浄化槽はどうしても個人で、今の単独浄化槽をちょっと大きくしたようなものでございますから、それを個人で保守点検整備から、汚泥の引き抜きから全部やらなきゃならない。その煩わしさと、そういうものを研究していく余地はあろうかと思います。
次にまいります。町長交際費についてお尋ねをいたします。これは、マニフェストで町長交際費の全廃、町交際費の公開というふうに書かれておりますが、書くに当たっては、やはりしっかりとした調査、検証をなさったと思うんですが、今現実に町長というお立場になられて、ほかに交際費をお使いになって行かれるおつき合いもあると思うんですが、いかがでございますか。
○町長(森英二君)町長交際費…失礼しました。町の交際費という考え方で包んで出席したというケースは幾つもあります。それらは、一つ一つを考えても、すべて町としての交際の範囲ということで、私は基本的に町長個人的に、町長の交際費というものはあり得ないという認識を持っておりまして、それならば、自分のポケットマネーで出せばいいんだということですね。ですから、町長という立場で出向くときは、すべて町としての交際費。ですから、これは堂々とすべて公開をしていきたいというふうに考えております。
○13番(伊藤友子君)伺っていても、よくわからないんですね。じゃあ、なぜですね、このマニフェストにね、堂々と町長交際費の全廃、町交際費の公開、お書きになったんですか。最初から、そのようなことはおわかりになっていたと思うんですね。
○町長(森英二君)正直言いまして、それを書いている時点で、町長交際費と町の交際費というのは、両方があるんではないかと、現実に。というふうな理解をしていたものですから、私の考え方としては、町長交際費は個人的なものであって、個人のポケットマネーという意味で、町長交際費はなくしますよという意味で書いたわけです。
○13番(伊藤友子君)このようなことは、ちょっと簡単に電話でですね、行政にお聞きになっても、すぐわかることで、守屋町政の時代から町長交際費なんてなかったということですよ。だったら、ここになぜお書きになるのでしょうか。私は、これはですね、マニフェストを取り上げさせていただいているんで申し上げますが、この政権公約、これは理想と現実と絡んでいるところもあるでしょうけど、こんな簡単な町長交際費の全廃、こんなことはですね、奥様の勝美議員が、ちょっと総務にお聞きになったってわかることですし、それから森町長も議員をやっていらしたので、いろいろなことはおわかりになっていらっしゃるんで、ちょっとお聞きになればわかって、こんなことをお書きになるというのは、このマニフェストを見てですね、ああ、普通の方は町長交際費全廃ね、それならいいわというので、やはりあれじゃないですか。1票入れる有権者にとってもは、これは大きな魅力だったんじゃないかと私思うんです。
そのほかにもですね、申し上げたいのは、副町長、収入役の廃止。収入役なんて、とっくに廃止していますよ。(笑い)なぜ、そんな簡単なことがね、小学生だって、ちょっと電話して聞いたら、収入役はもうありません。(「承知してやったんだよ」の声あり)だから、承知…よくわかっています。承知してやったことにですね、町長は、やはり責任を感じていただきたい。これはマニフェスト、政権公約ですよ。私が入ったら、こうやります。町民の皆様の福祉のために、幸せのためにやすりますというのがマニフェストですよ。ね、詭弁。今ここで、ほかの方がおっしゃいましたけども、言いたくない言葉ですが詭弁です。そして、お立ちになってしまって、いや私はっておっしゃってもですね、これは後の祭というもので、そのほかにいろいろなことで、この10項目のマニフェスト、これについてはですね、どうぞ責任を感じていただきたいと思います、町長として。いかがでしょうか。
○町長(森英二君)先ほども言いましたように、自分としての認識といいましょうか、調査不足のところがあったことは認めます。このマニフェストに書いたことについての説明というとおかしいですけども、進捗とか、いろんなことも含めて、何らかの機会をとらえて、町民の方に説明はしたいと考えております。それは公職選挙法の問題もありますので、非常に進め方は大変だと思いますけども、何らかの方法を考えたいと思っております。
○13番(伊藤友子君)ぜひ、そうなさってほしいと思います。別に、今までの前の町長が全くだめで、それから議会も全くだめで、御自分だけがこういうふうに、町民に花を飾ってですね、見せたというわけではないということをですね、ぜひ御説明いただければ、それをしていただいても、今になっては仕方がないですが。
それから、次のほうに、時間がございませんのでまいりますが。葉山町総合計画中期基本計画というものを町長の施政方針の中でも出されていらっしゃいます。先ほど1番議員も、この辺をおっしゃっておいでですが、1期4年で、町長は、そのきっかけをつくれば…改革のね、つくればよろしいような御発言をしていらっしゃいましたけれど、例えば、ごみ行政にしても、下水道行政にしても、ここで大改革を行うとすると、私は、時間がそんなにないというふうに思います。というのは、この中期基本計画、町長がこれをお書きになっているから、私も一生懸命見たわけでございますが、この中期基本計画には、もちろん下水道もごみ処理も。ごみ処理は広域化で、近隣と力をあわせてやっていくというふうなことは書いてますし、下水道は公共下水道でやっていくことを書いています。水処理ですね。ただ、この第3次葉山町総合計画中期基本計画というのは、これは葉山町総合計画が15年から…平成12年から平成26年までが総合計画、そして前期基本計画、それが平成12年から17年度まででございましたね。今18年度から23年までを、この中期基本計画として実施計画と一緒に、これに焦点を合わせ、ここから外れないように行政マンは事業を執行しているはずでございます。これを大変革なさらないと、町長の、その思いは達せられないわけでございますよ。ごみ処理を自区内処理にする。そういうときにですね、この一朝一夕で、この中期基本計画でさえも変えることができない。なぜかと言いますと、総合計画審議会を開いて、これを変えたいけれど、そこから始まりまして、優にこれでも1年4、5カ月かかっているんです、策定までに。その辺でございますね。今、きょうからおやりになったって、来年の7月、8月までは優にかかるかもしれない。そういう難題がございます。
ですから簡単に、葉山町が何を基本に、何を指針に行政が動くかという、その根底を変えるわけでございますから、大変なことでございますが、いろいろと安易に町長は、これをお考えになっているように思えて仕方がないんでございますが、この辺はどうお考えでしょうか。
○町長(森英二君)私は、1期4年と言ったのが安易なのか、よくわかりませんけれども、私は1期4年の中で全力投球して、スピード感を持ってやると、職員の皆さんへのあいさつでも言いました。この中期計画は23年度までになっています。私の任期24年1月までなっています。その中に、これは入っているわけですけれども、その中で、今のごみ処理計画も見直すべきは見直すということで、それは審議会等にも諮って、修正もしなきゃいけないところは修正する。下水道問題もしかりですよね。下水道問題審議会というものにも図らなきゃいけない面も出てくると思います、方向転換する場合。そういったことを考えたときに、この24年、1月までの4年間で、すべてを完了する、できるとは思いません。安易な約束はできないと思います。ただし、その方向づけと道筋をつけていくというのが自分の使命だととらえているという意味でございます。全部やるということは、例えば2期8年という約束をいただいたとしたって、それが可能かどうかというのは未知数ですよね。ですから、特に1期4年となれば、非常に短いという意見もたくさんいただいております。その中で、何がどれだけできるんだと。確かにそういう疑問の方も大勢おられます。しかし、その中で方向性をとにかくきちんと変えるべきは変えるというのをやるのが、自分の4年間の仕事であるというふうに訴えてきているわけです。
○13番(伊藤友子君)それでは、基本構想を…中期基本計画は、それじゃいつから変えたいとお考えですか、できることならでもよろしいですが。
○町長(森英二君)今、大きくその中にかかわってくるのは、ごみの問題だと思います。2市1町の広域でいくということが明確にうたってあるわけですから、これの方向転換が、その単独処理の場合の数字、いろんな比較ができて、それがゴーサインといいましょうか、議会の皆さんの承認も得ながら、そうやってスタートしていくときには、それを変えていかなきゃいけないと、時期的にはそういうふうに考えております。
○13番(伊藤友子君)そうすると、その時期的というのは、いつでございますか。時期。それがなければ、町長だってやりますとは言ったって、なかなか動けないはずだと思いますし、現実に具体性がないものを、いつから変えていくんだろうなという心配がございますが。
○町長(森英二君)先般の2月12日の全員協議会の際には、私は1年と、くださいという発言しました。しかし、先ほどの守屋議員の要望的なあれでは、1年というのは長い、半年ぐらいでどうなんだという御提案もいただきました。そういった範囲の中で努力していきたいというふうにとらえております。
○13番(伊藤友子君)くどいようでございますが、半年だろうと、1年だろうと、具体的な青写真があってこそ、その最後の、おしまいのところが見当がつくものでございますが、町長の今の、今回半分は安心を私いたしましたけれど、自区内処理案について、何ら具体案がなくてゼロに近いということで、私はきょう判断させていただいたもんでございます。それで、基本構想を変える気はおありでしょうか。
○町長(森英二君)今の段階で基本構想までどのように踏み込んで改訂するかというのは、まだこれからの検討課題としたいと思います。
○13番(伊藤友子君)この基本構想…中期基本構想は、町長もよくごらんになっていらっしゃると思いますけれども、4本の柱がございますが、これも変えるおつもりでしょうか。それを、最後に伺っておきます。
○町長(森英二君)この葉山町の背骨とも言える、この基本構想の4つ、これは今変える必要は感じておりません。
○13番(伊藤友子君)もう、私の時間も終わりに近いので、これで終わらせていただきますが、大きな葉山の町によかれと思うことは、議会と行政と、この基本構想基本計画…総合計画ですね。そして実施計画にのっとって、ここまでやってまいりました。それを、やはり町長もお心にとめて、これからいろいろとお考えいただきたいと存じます。ありがとうございました。これで終わります。
○議長(笠原俊一君)これにて13番伊藤友子議員の総括質問を終わります。
第4番、3番金崎ひさ議員、登壇願います。
○3番(金崎ひさ君)3番金崎ひさでございます。新葉クラブを代表いたしまして、平成20年度予算に対し、通告に従いまして3項目10点の質問をさせていただきます。
平成20年度の当初予算は、新町長が誕生し初めての予算編成となるため、骨格予算となっております。一般会計は88億3,000万円であり、前年比マイナス1億8,100万円となっております。そして、6月補正におきまして、政策的経費を計上するとの御説明がありました。また、特別会計は、20年度より後期高齢者医療特別会計が組まれ、5つとなりました。特別会計合計額が77億8,779万2,000円であり、前年比マイナス14億2,094万2,000円となっております。その要因は、老人保健医療から後期高齢者医療へ移行したことにより、15億7,156万3,000円が減額され、また下水道事業が9,615万6,000円の減額予算となっておりますが、国民健康保険及び介護保険特別会計が増額された結果でございます。
骨格予算とはいえ、森町長名で出されている以上、町長の思い入れが入っているものという考えのもと、まずは一般会計予算から8点について質問をいたします。
1点目、基金繰入金について伺います。大変厳しい財政状況の中で、町民の皆様の御要望におこたえするためには、基金からの繰り入れは必要なことと思います。来年度は、財政調整基金が2億7,000万円、公共公益施設整備基金が1億1,930万円、ふるさと葉山みどり基金が5,397万円、都市計画事業整備基金が5,397万円の繰り入れとなっております。これらを繰り入れて行う事業内容をお聞かせください。そして、汚水処理施設管理基金は今年度で底をつき、20年度からは使用料のさらなる200円の値上げが決定しております。今後の葉山町の安定した運営には、やはりある程度の基金残高が必要であります。財政調整基金に5億円ぐらいは常に残しておきたいというのが前町長の御答弁でございましたが、森町長のお考えを伺います。
2点目は、主馬寮跡地の利用計画について伺います。土地開発公社からの買い戻しが、来年度から4年間で実施されますが、20年度は初年度として4,000万円が計上されております。この土地の購入は、「昭和の日」の記念事業との絡みがございますが、町長の選挙公約を見させていただき、この土地の利用計画を改めて伺っておく必要があると思いましたので、質問をいたします。
3点目は、ごみ問題についての将来展望を伺います。議員全員協議会で御説明を受けました限りでは、将来展望が推察できませんでした。町長は、2市1町との取り組みを中止するというお考えのようでございましたが、20年度も2市1町ごみ処理広域化協議会負担金の予算、51万7,000円が計上されております。そのあたりの整合性を伺います。
4点目は、庁用車管理事業について伺います。町長車は廃止するということが町長の公約にうたわれておりますが、昨年度に比べ、庁用車管理事業が増額になっておりますので、町長の考えを伺います。
5点目は、太陽追火式ハイブリッド型発電機の費用対効果について伺います。今年度に引き続き、来年度も予算づけされ、全校に取りつけるとのことでございますので、その効果が大きいものと思われますので、その状況をお知らせください。
6点目は、高齢者福祉対策の向上について伺います。町長の施政方針で、高齢者福祉の充実に努めるとありますが、予算を見る限りでは削減されており、町長の意図するものが見えておりません。いかような方策をお考えなのかお知らせください。
7点目は、災害時等の危機管理体制について伺います。今議会初日に審議された副町長を置かない条例が否決され、議会からは危機管理の面からも副町長を置くべきという意思が示されました。にもかかわらず、町長はその日に、新聞記者には副町長は置かないと述べられたとの報道がありました。町長不在の折の危機管理体制について、改めて真剣にシミュレーションする必要があると思いますが、町長のお考えを伺います。
そして、人災、天災に備え、町民お一人の一人の意識の向上を図る必要があると思いますので、20年度に計画されている事業において、町民との協力体制について質問をさせていただきます。また、教育費としてAEDを20年度は10カ所設置するための予算47万3,000円が計上されています。町施設に14カ所設置されることになりますが、関係職員に対する救命講習を消防と連携して行う必要があると思いますが、そのお考えを伺います。
一般会計予算の最後は、人件費削減の方策について伺います。どのような手順で、どのような方法で人件費を何%削減する方針なのか伺います。
次に、国民健康保険特別会計予算について伺います。患者負担及び医療費抑制のためのジェネリック医薬品の普及、啓発を行うとのことでございますが、その方策について伺います。
最後に、下水道特別会計予算について伺います。公共下水道に関しましては、さまざまな公約を掲げていらっしゃいますが、その基本であります下水道審議会の開催予算が計上されておりません。そして、イトーピアのコミプラを復活し、葉桜団地をもそこに流入させるとの公約をなさっているようでございますが、そうであれば20年度の新規事業であります葉山浄化センター建設工事委託は必要ないものと思われます。総括質問として下水道事業に対する町長の方針を伺っておく必要を感じております。
以上で私の1回目の質問を終わります。御答弁をよろしくお願い申し上げます。
○議長(笠原俊一君)答弁を行います。
○町長(森英二君)ただいまの金崎ひさ議員の御質問に順次お答えをしてまいります。
まず、第1項目の一般会計予算についての基金繰入金についてというお尋ねについてお答えをいたします。財政調整基金につきましては財源調整のため2億7,000万円を、公共公益施設整備基金につきましては主馬寮跡地の公園用地取得事業や道路整備事業、小・中学校の整備事業などの財源として1億1,930万円を、ふるさと葉山みどり基金につきましては葉桜緑地崩落対策工事などに5,397万円を、さらに都市計画事業整備基金につきましては公共下水道事業の財源として1億2,000万円をそれぞれ取り崩し、総額5億6,327万円を繰り入れすることといたしました。
次に、主馬寮跡地の利用計画についてのお尋ねでございますが、この跡地につきましては、一色上原地区の地区計画においても、地区施設として位置づけていることから、公園として整備を図ってまいりますが、まずは当該地についての葉山町土地開発公社の持ち分を、平成20年から平成23年の4カ年で、土地の取得、買い戻しを行います。なお、今後の利用計画につきましては、当該地のきっかけとなった一色上原地区の活動や「昭和の日」記念事業、一色上原地区の地区計画を踏まえ、議会や町民の皆様との調整を図り、計画を進めてまいりたいと考えております。
次に、ごみ問題についての将来展望を伺うとの御質問でございますが、ごみ処理事業の今後の取り組みといたしましては、さきの施政方針のとおり、分別収集の適正化によるごみの資源化・減量化の推進及び現処理施設の適正な運営に努めるものでございます。また、ごみ処理の方向性といたしましては、自区内処理を原則に町民と協働で模索してまいります。
次に、4点目の庁用車管理事業についてのお尋ねでございますが、庁用車の管理につきましては、葉山町庁用自動車管理規程に基づいて行っております。庁用車は管財課が所管し、各課が共用的に使用できる共用自動車と、特定の課等に専属的に配属された専用自動車とに区分しております。また、従前は、町長専用車として使用しておりました車両につきましては、現在は総務課専用車として、町長のみならず多目的に利用できる車として活用をいたしております。
次に、ハイブリッド型発電機の費用対効果については、教育長のほうの答弁でお願いいたします。
高齢者福祉対策の向上についてという御質問ですが、高齢者の方々が、住みなれた地域で、生きがいを持って暮らしていけるように、ねんりんふれあいの集い、憩いの日など、生きがい対策推進事業を初め、住みなれた住宅で快適な生活が送れるよう、住宅改修費用の一部を助成しているところです。また、介護保険制度の適用にならない方で、日常生活に支障のある在宅の高齢者に対しては、ホームヘルパーの派遣や機能低下を防ぐための訓練等のデイサービスを実施し、虚弱のひとり暮らし高齢者で希望される方には緊急通報システムを設置し、高齢者の自立支援に努めております。高齢社会を迎え、特に高齢者が要介護状態に陥らないように、健康づくりや介護予防などの生活支援施策を推進するとともに、安心して、生き生きと生活できる環境づくりに努力してまいりたいと考えております。
次に、一般会計予算について7点目の災害時等の危機管理体制についてのお尋ねですが、本町の災害時等における危機管理体制については、自然災害の対応は葉山町地域防災計画、武力攻撃事態・緊急対処事態については葉山町国民保護計画に基づき対応を図っております。また、葉山町災害対策本部条例に基づく葉山町災害対策本部運用要綱や各種マニュアルの策定を行い、特に職員の危機管理体制については、葉山町職員災害時初動対応マニュアルをもとに、職員の震災対応初動訓練や災害対策本部運営図上訓練等を実施し、危機管理及び防災体制の確立を図っております。さらに、災害時における組織の変更として、本部長には町長、副本部長に教育長、総務部長を充てることを検討しております。
次に、8点目の町長公約であります人件費削減の方策について伺うとのお尋ねでありますが、このたびの施政方針におきまして、役場を最大のサービス業と位置づけ、最少のコストで最大の効果を目指し、組織の簡素化・効率的な行政運営を進めると申し上げました。その具体的な方策といたしまして、まず初めに、私を含めた特別職の給与の削減を行いたいと考えております。その後、僣越ではありますが議員の皆様にも御協力をいただき、さらに一般職員の給与及び人員の人数の適正化等所定の手続を踏みつつ、人件費総額の削減に向け、検討してまいりたいと思っております。
次に、ジェネリック医薬品の普及、啓発についての方策を伺うという御質問ですが、平成19年10月15日付で厚生労働省より、平成24年度までに後発医薬品の数量シェアを30%以上にするという目標が掲げられ、後発医薬品の安心使用促進アクションプログラムが発表されております。しかしながら、本医薬品を使用するには、医師の処方が必要になることから、本町では、まず患者負担及び町の医療費抑制のため、保険料の納入通知書送付の際に、制度の周知チラシの同封や広報等による町民周知に努めてまいりたいと考えております。
次に、下水道特別会計について。下水道事業に対する町長の方針を伺うというお尋ねでございますが、下水道の事業につきましては平成18年度に取得しました事業認可に基づき、施設及び管渠の整備を行い、水環境の保全に努めてまいりたいと考えております。なお、厳しい財政状況を勘案し、年度ごとに他の事業との兼ね合いを考慮しながら推進してまいります。
以上で第1回目の答弁を終わります。いろいろと詳細にわたっての御質問ありましたが、再質問の中でお答えしたいと思います。よろしくお願いいたします。じゃあ、教育長お願いいたします。
○議長(笠原俊一君)次に、答弁を行います。
○教育長(木太郎君)ハイブリッド型発電機の費用対効果についてというお尋ねでございますが、環境基本計画に基づき、教育委員会といたしましてもさまざまな施策を展開しているところでございますが、その中で、次世代を担う子供たちに環境教育の一環としてハイブリッド型発電機を平成19年度に小学校2校、中学校1校に導入し、現在活用しているところでございます。石油や石炭などの資源の埋蔵量には限りがあり、代替エネルギーが求められております。こうした中、葉山の子供たちにハイブリッド型発電機を通じ、自然エネルギーに目を向け、地球環境について知識を持ってもらうことが大事なことだと考えており、平成20年度においても、残りの小学校2校、中学校1校にも導入するよう予算化をお願いしているところでございます。以上でございます。
○議長(笠原俊一君)再質問を行います。
○3番(金崎ひさ君)御答弁ありがとうございました。総括質問4番目でございまして、本来ならば重なった部分は、当然再質問はしないで納得するところでございますけれども、今回はなぜ
か聞けば聞くほど疑問がわきますので、全域にわたりまして再質問をさせていただきます。
基金繰入金について、まず伺いますけれども、1番議員のおっしゃいましたように、6月補正の1億8,000万を今回の補正額としてマイナスでございますけれども、6月補正で町長の政策的なものをするのに、どこから財源を持ってくるのかとかというお話がございましたけれども、基金から繰り入れるということもあるかと思いますけれども、これは、もし町長が政策的事業を行う場合には、臨時財政対策債からの資金調達になるんでしょうか。ちょっと総務部長、そのあたりどうですか。
○総務部部長(石川嘉一郎君)当初予算におきまして、歳入の面では税収を含め、年間予算で計上をさせていただいております。6月の補正時につきましては、現在のところ基金等を取り崩したものを財源、あるいは国からの補助、県からの補助、起債等があればです。対象事業があれば、それらを財源として事業を進めていきたいというふうに思っております。
○3番(金崎ひさ君)確かに、毎年5億ぐらいの臨時財政対策債でございますけれども、ことしは3億で、2億ぐらいのゆとりがございますので、町長がどのような政策的な事業を行うかということで、そのあたりから出すのかなというふうに会派としては考えておりましたけれども、実は、先ほどの第1質問のほうで申し上げましたけれども、財政調整基金、大体5億ぐらいがあれば町の運営、何かあれば臨時的に使えるということで、タイミングを逃さないでの財政力というものになるのかなというふうに、ずっと私は議員になって町長にお聞きしましたら、そのぐらいあればというふうなお考えをお持ちでしたけれども、森町長はどのように、そのあたりをお考えでしょうか。
○町長(森英二君)私は、できることならば、もっと多ければ理想ですけれども、やはりこの財政の厳しいところからすれば、5億円ぐらいは一つのめどといいましょうか、目安かなと考えております。
○3番(金崎ひさ君)今回、取り崩しからしますと5億は下がるんですけど、毎年のことで下がっては、また何かに積み立ててということで、大体5億ぐらいに思っていらっしゃっておりますので、そのあたりで財政を進めていくのかなというふうに思っております。そして、葉山ふるさとみどり基金が、昨年から比べて10倍という金額になっておりますけど、今お聞きしましたら、葉桜のところの傾斜地の工事を行うということでよろしいでしょうか。
○町長(森英二君)そのとおりでございます。
○3番(金崎ひさ君)わかりました。あと細かいことは、委員の同僚議員にお任せしてすることにいたします。
それで、主馬寮跡地の問題ですけれども、私やはり今回は町長就任なさって初めてのことですので、やはり町長が町民向けに公約として、選挙で言われたことというのが、とてもいろいろと気になりまして、町長になられた後に、やはり「昭和の日」のことを、かなり快しと思っていらっしゃらないような雰囲気を受けたものですけども、今の御答弁では、この主馬寮跡地に関しましては「昭和の日」の記念事業との関連を、やはり考えていらっしゃるということでよろしいんでしょうか。
○町長(森英二君)これは、必ずしも昭和の道と関連づけてと言うよりも、たまたまこれがスタートといいましょうか、流れがそうなっておりますが、私が問題にしていたのは、20メートルのコンクリートの遊歩道のところでありまして、ここにまで言及はしておりません。
○3番(金崎ひさ君)遊歩道に関しましては、漁村再生工事のところで遊歩道というのが、「昭和の日」の散歩道の一端になると兼ね合うということで、「昭和の日」の散歩道の位置づけというふうに、何か突然なったというところが非常に問題であったというふうに私は思っておりますけれども、この主馬寮跡地の用地の買収に関しましては、やはり国が「昭和の日」をつくったということがきっかけとなりまして、あそこが葉山にとって大事な場所なので、あそこを公園にしてということで、あそこを中心に4キロ4キロの川に向かっての遊歩道、それから逗子に向かっての海岸を散策する道ということで、私は常に前町長のときも、歩ける海岸、砂浜もいい散歩道で、遊歩道であるというふうに常に申し上げておりまして、コンクリートでつくることのみが遊歩道ではないということは申し上げております。この計画というのは、やはり葉山の浜道といいますかね、葉山の海岸を楽しむ散歩道というものは、コンクリートでつくるということでは、まず、そのことはなしにしても、葉山の住んでいらっしゃる方を楽しむことにおいても、それから、海岸を楽しむということにおいても、安心して歩ける海岸を楽しめる道ということが必要だというふうに私は思っておりますけれども、町長は、そのあたりはいかがでしょうか。
○町長(森英二君)たまたま、その20メートルのコンクリートの遊歩道からスタートしたわけですけれども、それに続いて460メートルですか、その道路の計画等もございます。これは、県のほうとのせんだって来の話し合いで、これをどのように展開していったらいいのか、いろいろと考えていきましょうということで、まだ、どういう方向で行くと、最終的に決まっているわけでもありませんし、私は、それを否定しているわけでもありません。直近では、3月の6日に、今の予定では、県の水産課初め担当の部局の人が葉山に、この役場に見えて、それから町の担当職員、それから地域でこの問題に関心を持っている住民の方々との、いろいろと意見交換、そういったものを予定しております。そういったものを繰り返しといいましょうか、重ねながら、あるべき姿を考えていきたいと、そういう段取りになっております。
○3番(金崎ひさ君)そのあたりは、今後見守りたいと思いますけれども、やはり、この主馬寮跡地というものを、「昭和の日」の記念の事業の中心にするということを町長がまだ考えていらっしゃるということだけ確認をさせていただいて、それはその確認でよろしいですね。先ほどの御答弁どおりでよろしいですね。
○町長(森英二君)失礼いたしました。今、海岸沿いの道路の問題に何か絞って答弁したように思いますけれども、この昭和の道全体の中心的存在が主馬寮だということの認識、これはこの公園…土地をどう活用するかということが一番メーンでありまして、そういう位置づけはとっております。
○3番(金崎ひさ君)ちょっとよくわかりませんが、そのあたりは主馬寮跡地の取得に関しましては、国とのやはり交渉段階の中で「昭和の日」ということの設置がかなり大きな要因を占めたのではないかというふうに思っておりますので、やはりそれとこれとは別という考え方を持っていらっしゃるのかなと思いましたもので、町長のお考えを伺いました。ちょっとよくわかりませんでしたけれども、「昭和の日」の記念事業ということも当然考えるということを、1質の答弁で伺っておりますので、そのように考えさせていただきます。
次にごみ問題ですけれども、この前の全協で町長がお話しになりましたときに、皆さん全議員が感じたように思いますけれども、ほとんどの議員が感じたのではないかと思いますけれども、町長の将来展望が見えない。そして、2市1町はやめたよ、でも三浦市さんにまたちょっと何かお願いしたいとかね、埋め立ては三浦市さんにお願いしたいとか、そのようなことを時々おっしゃるんですよ。そういうことが可能なのかどうかということも私は首長間の話し合いの中で、ちょっと難しいんじゃないかなというふうに思うんですけれども、まず2市1町ごみ処理広域化協議会の負担金というのがまだ残っておりますね。これはやはり町長が揺れ動いているのかなというふうに思いましたけれども、そのあたりは町長のお考えをお聞かせください。
○町長(森英二君)昨年の3月、2市1町で覚書を締結しております。それに基づいていろいろな協議はまだ実質上続いているわけですから、そのための負担金はまだ生きていると、負担金はですね、生きているということであって、まだ破棄されているわけじゃありませんので。考え方として申し述べたりしておりますけれども、公式な場において覚書が破棄されたりしているわけじゃありませんので、それまでのいろいろな運営といいましょうか、協議をする費用は従来どおりのせているということでございます。
○3番(金崎ひさ君)それでは、全協で町長が発言なさった2市1町ではもう印鑑を押さなかったんだということは、これは二重投資、もう損失を覚悟しての計上ということになりますか。気持ちとしては2市1町はやらないんだけれども、覚書が生きているのでとりあえずはこの協議会負担金は払っておきましょうということなんでしょうか。
○町長(森英二君)実質的には、職員間で協議はまだしているわけですから、そのための費用は残っているということです。
○3番(金崎ひさ君)わかりました。そうしたら、無駄といいますか、町長のお気持ちとしては2市1町はやらないんだけれども、この49万6,000円は、しょうがない、約束だから、とりあえず無駄にはなるけれども払っておこうというふうなものという、そういう趣旨のものでよろしいんですか。部長、よろしいんですか。
○生活環境部部長(石川恵一君)今、町長述べましたけども、確かに今、2市1町でもって事務局がございます。そこに職員も派遣し、負担金を払って事務を行っております。20年度の事業につきましては、当然負担金という形で予算書のほうには計上させていただいておりますけども、今、町長お話はいたしましたけれども、基本的に覚書が解除になれば当然その時点でもう事業がなくなるということですので、その部分で精算をするのか、もしくは20年度当初から負担金を出さないのか、その辺につきましては事務局のほうと相談をしながら進めていければと、そのように思っております。
○3番(金崎ひさ君)ついでに部長にお聞きしたいんですけれども、先ほどの計画案、地域計画案を町長が印鑑を押さなかったということの話なんですけれども、これは地域計画案というのは町長のお話では時間がなかったということもあるし、用地がとんでもない、クリーンセンターになっていたというふうなことがございましたということなんですけれども、これは部長、先ほど午前中の御答弁の中で、交付金をいただくための計画案なので、その詳細を確定したものではないんだけれども、その計画案として出したというふうにおっしゃいましたけれども、それで間違いないですか。
○生活環境部部長(石川恵一君)国の交付金というのは、当然ですね、事業を行うに対しまして、国でもってその事業を交付金の対象とするかという部分がございます。2市1町で広域で行う事業、今まで議員の方々に基本計画案という形でもってお示しをさせていただきましたけども、それを膨らませまして、事業としたらこうなるだろうという部分で計画をさせていただきました。その計画につきまして、国と県と一緒になりまして、国にこういう計画で国が交付金を出す事業と対象になるかと、そういうことをヒアリングをしていただく会議を開いていただいたと。当然、認めていただければ、これから事業を行うと。今は状況違いますけども、当時は2市1町で広域で進めていくという形でもって事務は進めておりましたので、地域計画というものを作成させていただきました。
○3番(金崎ひさ君)この印鑑を押したことが英断なのか英断でないかというふうな話が2人の議員から出ましたけれども、ということは、町長は印鑑を押さなかったことにより、国・県の交付金をいただかないで、今後の葉山町のごみ処理に関しては、すべて自前でやるという決断をなさったということでよろしいんでしょうか。
○町長(森英二君)はい、基本的にはそういうことでよろしいと思います。
○3番(金崎ひさ君)ごみに関しまして、どのくらいのお金がかかっていて、そしてこれからどれくらいのお金がかかるかという将来展望を示していただけますか。町長御自身がどのように考えていらっしゃるか。そして、それが自前でどのようにできるのかという考えをお持ちだと思うんですよ、印鑑を押さなかったということは。首長としての責任だと思いますけれども、そのあたりのあらましの金額でもいいんですけれども、どのように考えていらっしゃるかということをお聞きします。
○町長(森英二君)先ほど13番議員さんからも、そのたぐいの質問がありましたけれども、何せ町長になって9日目の判断で判を押すか押さないかでした。そのときには明確な自区内処理のときのコストがどうなるのか、事業費がどうなるかというものは持っておりません。その後においても、この半年あるいは1年かけて詳細を詰めてからいくんだと。それまではまだ、私としては数字をつかんでいないということです。
○3番(金崎ひさ君)それはとても、町長として問題だと思うんですよね。とりあえずやめたということなんでしょうか。ちょっと、とりあえずやめたということですか。そして将来展望、財政的見通しも含めて将来展望はわからないけれども、とりあえず2市1町はやめたと。そしてそのやめたということに関しては、すべて今後のごみ処理に関しては、例えば炉を建てかえるにしても何にしても、すべて自前でやらなければいけないということを町長として決断したということだとおっしゃっていましたけれども、それは1年は遅いというふうな、1年間かけて町民を巻き添えてとおっしゃいましたけれども、財政的なものを町民が責任をとるわけではないですので、町長のある程度の財政計画と、それから見通し、そしてこのような形でやるんだというごみ問題に関するそういう青写真のようなものがある程度、もうそれは決断するには9日しかなかったかもしれませんけれども、もう既に1カ月たっておりますのでね、何か考えていらっしゃるのではないかなと思うんですけれども、何もございませんか。
○町長(森英二君)そういった全体のことを含めて、町民会議の中のごみ問題専門部会つくって、そこで考えていただくということです。
○3番(金崎ひさ君)せめて財政に関しては、それは町民の方たちも、こうあればいい、あああればいいということはあると思います。でも、お金がなくてできることではないですのでね、せめて例えばこのくらいの枠で、今、11億ぐらいかかっていますけれども、11億でどのくらいのことができるのか、そしてそういう何というんですかね、少し町長として、やはり一種の方針を、人に任せて人から出たものをいい悪いではなくて、町長として自区内処理をやるんであれば、こういうふうな形でやりたい。そして今おっしゃっていることは、逗子市と提携をしたり、それから三浦市さんと提携をしたりということしか耳に入ってないんですが、町長の直接お言葉から聞いていますけれども、じゃあ逗子市の首長にある程度打診したのか。そして三浦市の首長に2市1町ではやらないけれども、うちの埋め立てだけやってくれよという話を少ししたのか。そのあたりはどうなんですか。
○町長(森英二君)逗子さんは、鎌倉と広域という検討ずっと進めてきておりますが、今現在そのゴーサインが出てないわけですね。私の見通しとして、逗子は鎌倉と離れて独自にやるのではないかという予測をしたものですから、その時点で逗子さんとも話は、部分的な協調ということでできるんじゃないかなという思いを語ったわけです。で、三浦市さんとはまだその後話はしておりません。
○3番(金崎ひさ君)いろいろとお話を聞いていますと、自区内処理すべてを葉山町だけでやるということではなくて、近隣の市町村に助けを求めて、お互いに連携しながらやるというふうな考え方を町長は持っていらっしゃるようでございます。それで、やはりこれはそういう話をする前に、例えばですね、自分が町長になったらこういうふうにごみ処理をしたいので、こういうふうにしたいのでやりますということを打ち出して、そして2市1町は自分のあれに、趣旨に合わないからやめましたというふうにはっきり打ち出したら、ついていく方もついていきやすいし、これから葉山町はどうすればいいかということを考えることもできるんですけれども、今の町長の姿勢では要するに2市1町はだめだよというだけで、あとはどうなるかわからないという状況だということを、もう一度確認をして、そしてそれでは非常に無責任のそしりを受けるのではないかなと思いますので、一刻も早く一種の方針を出すべきではないかなということを提言したいんですけれども、いかがでしょうか。
○町長(森英二君)承知をいたしました。
○3番(金崎ひさ君)ごみ問題に関しましては、予算の総括でございますので、大変な問題ですので、いろいろ言わせていただきましたけれども、また改めまして町長の姿勢を聞きたいと思います。
それで、次の庁用車管理事業について、これはほかの庁用車が問題ということではなくて、町長車を廃止するという町長の公約に関しまして、もう既に廃止したとおっしゃっておりますけれども、私は町長が町長車というものに乗っていらっしゃるのを何度も見かけましたけれども、それはいかがなものでございましょうか。
○町長(森英二君)金崎議員、まだ疑問があるようですけれども、町長車はもうありません。私が時々出張といいましょうか、会合に出かけるときに、黒塗りの車に乗っているのは、あれは共用車です。お間違えのないように御理解いただきたいと思います。
○3番(金崎ひさ君)先ほど町長交際費のときも、ヤジで詭弁だという話が出ましたけれども、
それは町長、じゃあ共用車で、町長以外の方が乗られたことがあるんですか。ありますか。
○総務部部長(石川嘉一郎君)ございます。
○3番(金崎ひさ君)それでは、あるということで、私はですね、町長車が悪いというふうに思ってはいないんです。実は議長代理であちこちに出て、出るチャンスが多くて、そして町長とも同席することがあります。分刻みで町長は動いていらっしゃいますのでね、町長車というものは私は必要だというふうに思っておりました。そして、これをやめろと言っているわけではないんですね。ですから、入ってみると、外から見るとやはりあれは不経済だったけれども、やはり自分の仕事としてみると町長車は必要だと、必要だよというふうに町長がおっしゃっても、私はそれはもう当然だと思います。
それで、町長交際費ですけれども、あると思っていたら、実はなかったということで、これは町民向けの自分の間違いであったというふうに先ほどおっしゃっていましたけれども、やはり町民に対してね、町長車が公用車だとかね、それから総務課の専用車だとか、そういう言葉をかえて、やはりほとんどが町長が乗っていらっしゃると思うんですけれども、町長になったけれども、町長職というものはやはり分刻みで動くので、町長車というのは必要でしたということで、使われて、認められたらいかがかなと思うんですよ。何もそんなことにこだわる必要はないと思いますけれども。じゃあ部長にお聞きしますけれども、あの車に関しては順番制、先取りをした方が何でも乗れるという形でよろしいんですか。
○総務部部長(石川嘉一郎君)町長が使用しないときには、他の職員が使用できるようにはなっておりますが、まだそこまで希望が多くございませんので、その使用については今後きちっと規約なり規則なり、そういうものをつくっていく必要があるというふうに思っております。
○3番(金崎ひさ君)やはりね、私は町長専用車をやめろとは言っていないということは、先ほど申し上げましたけれども、やはり自分の公約にこだわって、あれは町長車ではない。共用車だとおっしゃるんであれば、今、部長がおっしゃいましたようにね、どういうふうな形で、だれがどういうふうに乗って、ルールをつくって、そしてぜひ決算のときには見せていただきたいと思います。
ハイブリッド型発電機の費用対効果について伺います。これ、やはり教育目的で、昨年度の予算のときに…今年度の予算のときに360ワットの発電で、そして通路の門だとか夜間の照明に使うんだというふうにおっしゃっていました。これ、計画どおり、教育長の予想どおり、教育的観点からやはり非常にいい試みだったというふうに思われ…思われたから予算づけしたんでしょうけれども、思われましたか。
○教育長(木太郎君)まだできたばっかりなんですが、かなり学校のほうでは勉強のほうで、環境教育のほうで使っているというふうに聞いておりますけども。今後その活用について、まだ子供たちの目でですね、どんな形で利用されていくかということは、これから研究していく必要があるんではないかなというふうに思っております。
○3番(金崎ひさ君)私は太陽光発電の質問をしたときに、やはり公共、町の建物に南向きの屋根にはこれをつけると、非常に今幾ら発電して、そして幾ら売電してというふうなのが図面で出るんですね。だから、本当にこれは補助金も出ますしね、いろんな環境面からもやったらどうかというふうに提案したことがございます。そして、この太陽光と風力と一緒になったということで、やはりハイブリッド型発電機というのは全校に備えつけることには異議はございませんけれども、多少葉山町の財政を潤うようなもののほうがいいんじゃないかなというふうに思うんですけれども、そこまでは期待できませんか。
○教育長(木太郎君)そこまでまだいく段階ではないですが、まず子供たちからその意識を持たせることで、将来大きくなったときにですね、自分が建物を建てるときにこんなことがあったなということがわかれば、非常に環境がよくなっていくのではないかなというふうに期待していくところでございます。
○3番(金崎ひさ君)私が一番なぜこんな質問をしたかといいますとね、昨年やったし、平等の観点からね、全校にやらなくてはならないという意識だけでなさったんだとしたら、無駄だなと思ったんですけれども、そうではないということだけ確認をさせてください。
○教育長(木太郎君)一言で「そうではない」でいいのかどうかというのはあるんですけども、やはり平等にですね、子供たち全員が同じ意識で勉強させたいというのが私の考えでございます。
○3番(金崎ひさ君)平等もですけれども、もし余り効果が発揮しないものであれば、こういうものもあるんだということで、見に行くこともできるかと思います。期待をしたいと思います。ぜひ効果を上げられるものであるということを期待したいと思います。
それで、高齢者福祉対策の向上について伺います。高齢者の総枠が非常に下がっておりまして、これは下げたくないところを下げたんだなというふうに思いますけれども、やっぱり枠配分のために、仕方がなかったのかなと思いますけれども、町長は高齢者福祉に関しましては、やはりグループホームをつくるんだというのが選挙公約でございましたけれども、これは町が運営するグループホームをつくるということで、そういう意味が高齢者福祉対策の充実になるというふうにお考えなんでしょうか。
○町長(森英二君)ただいまグループホームという御発言ありましたけども、正確にはグループホームというのは痴呆の方の集まっている介護施設ですね。私の挙げているのは、健常者でお年寄りの人、だからグループリビングという公約の中でもうたっております。葉山にもグループリビングの勉強会というのがNPOがございますね。それは、もし適切な、例えば町有地で適切に利用できる場所があれば、町設民営という方法もあるのかなというふうに、幾つか選択肢があると思いますけれども、そういう意味で今、町有地をすべてリストアップしまして分析を進めております。
○3番(金崎ひさ君)私もグループリビングの会に入っておりますので、これはグループリビングに持ち帰りまして、皆様にお伝えしたら喜ばれるかと思います。町長の任期中にぜひ実現できるといいなというふうには思います。
それでは、次の危機管理、災害時の危機管理体制について伺いますけれども、AEDが10カ所設置されました。それで、当然だと思いますけれども、これは職員、周りの方たち、学校の先生には、使い方の講習は受けておりますか。受ける予定ですか。
○町長(森英二君)私の今、知っている範囲では、保健センターの場所を使いまして定期的に、一般市民の方を対象に、希望者を対象に講習会をやっております。あとは設置する場所にいる職員とかアルバイトの人を含めて、それを使えるようにしなければ何の意味もないと思いますので、それは進めていくように考えております。
○3番(金崎ひさ君)進めるというよりも、置くと同時にやるべきだと思うんですよ。学校も教育長、いかがですか。学校の先生も全校に来年度、この予算が通りましたら来年度ふえるわけですので、やはり学校の先生たちにもそのことはぜひ、設置と同時にやらなければならないことというふうに思いますが、あわせてお聞きします。
○教育長(木太郎君)教育施設のほうにかなり充実させていただきます。したがって、消防とも連携とりながら、救急救命講習等でも今、採用しているそうなので、ぜひ各校何名かは受講させたいと、そういうふうに思っております。
○3番(金崎ひさ君)対策本部、副町長がいないということで不安に感じていたんですけれども、町長、教育長、総務部長をトップとして、それでシミュレーションをなさるというふうなことを今、答弁なさいましたけれども、それでよろしいですね。(「はい」の声あり)ぜひそのようにしていただきたいと思います。副町長を置かないという御決断が変わらないのであれば、大変不安でございます。議会としてもそういう危機管理の、災害時のときの体制を考えなければいけないなというふうな話がちょっと1番議員から雑談で出ておりましたので、議会としても考なくてはいけないなというふうに考えております。それから…私は思っております。
それから、危機管理ですけれども、町長がそういう形で、副町長がいらっしゃらないということで、やはり町民皆様が一人ひとりがこういうときにはどうすればいいかというふうな思いを持つことが大切だと思います。幸いなことに、葉山町は女性防火防災クラブもいらっしゃって、2年交代でみんな女の方が1回体験して、2年間体験して、そして地域に戻るという形を組んでおりますので、それとか昨年から…今年度から1泊2日の宿泊訓練もあります。そのようなことで、どんどんとやはり町だけが何かをしてくれるではなくて、町民全体が考えられるチャンスをつくっていただきたいと思いますが、それはいかがでしょうか。消防長。
○消防長(坂本光俊君)女性防火クラブにつきましては、現在各町内会の推薦によりまして、現在78名の方がいます。温度差もありまして、会長さんによっては推薦するのに苦労している会長さんもいらっしゃいます。その辺は検討させていただきたいと思います。
○議長(笠原俊一君)金崎議員ね、先ほどの正面でやりとりしていますと、記録には町長は「うん」と答えちゃいますけど、残りませんのでね、質問のときはちょっとそこら辺を、記録に残すのか残さないのか、確認しながらやっていただきたいと思います。
○3番(金崎ひさ君)どの部分で町長がうなずいたかというのがちょっと覚えてないんですけれども、まあいいです。
次、人件費削減について伺いますけれども、まず特別職の給料を削減して、そして議員、それから一般職の給料も削減というふうに今おっしゃいました。これは特別職の人間、生きておりますので、給料で生きておりますので、一般職を同列に削減するということは、生活をできるところは保障しますか、町長。そのあたり、ちょっとお聞かせください。
○町長(森英二君)どの人にとっても給料というのは大切なものでございます。一人ひとりの、個人個人の給料は下げなくても、人件費が下がれば一番理想的ですよね。そういう意味で、場合によっては給与削減の場合もあるかもしれないけれども、基本的には人件費の総額の抑制、削減ということを言っております。
○3番(金崎ひさ君)団塊の世代の方が退職なさる年代になっておりますので、本来ならば私も職員であれば退職ということでございますけれども、新しい方を入れる…人数に。職員の人数に関しましては、町長はどのようにお考えですか。
○町長(森英二君)これはそれぞれの職務分掌といいましょうか、業務の内容、そういったことをよく精査した上で、適切な人数でその仕事をこなすということは基本です。ですから、場合によっては外部からその専門家的な人を臨時的にといいましょうか、お願いするということもありますし、とにかく人件費総額については、これからは非常に大きな課題になってくると意識しております。
○3番(金崎ひさ君)では、ジェネリック医薬品の普及、啓発について伺います。国民健康保険料を、普及することによって保険料が下がるところまでもっていけば本当にいいかと思います。これは私、実は、ジェネリック医薬品に関しては非常に詳しいんでございまして、それで、議会の中でジェネリック医薬品を推奨するような一般質問がかなり出たことはあるんですけれども、議員が言っていることだからということで、別に何も申し上げませんでしたけれども、町長の施政方針に上がっているということで、一言町長にお考えをお聞きしたいと思ってこれを入れたんですけれども、普及をするということは大切なことで、そして町民の方に普及するということのようでございます。周知をするということでございましたけれども、このジェネリック医薬品に対する信頼度というものがやはり今、問われておりまして、日本では。そして、町民の方にジェネリック医薬品というものがあって、これを使うといいんですよ。それから医者に言ってくださいよということもあるかと思いますけれども、医者に対しても、ジェネリック医薬品を処方してくださいとか、成分で、オリジナルなメーカーではなくて、成分で処方すればジェネリック医薬品を出すこともできるということなので、やはり町民だけではなくて医師会だとかそれから薬局の方とかにも、そういうものを葉山町としてはこういうことを推薦しているのでやってくれというふうなPRも必要かと思います。そして一番大切なのは、ジェネリックをつくっていらっしゃる会社に、葉山町はこのようにやりたいので、信頼をおけるものに、ロットによって成分が違うのでは困りますので、信頼のおけるものに、ぜひ情報開示をしてくれと。厚生労働省にも必要があると思うんですよ。そのあたりは安易に考えていらっしゃると非常にこれはまずいことになると思うんですが、町長いかがですか。
○町長(森英二君)これは意外な言葉ですけどもね、安易にとは考えておりませんよ。いいですか、医療を受けた人と、町の医療費を引き下げるというためにやっているわけですよ。そのためにどうしたらいいかということはずっと考えております。例えば今、製薬会社という話がありました。その中では大手の大沢薬品。これは新聞1ページ大のアピールですね。いかにジェネリック医薬品は安全であるかと、そういう検査を得ているかということを、定期的にアピールしているんですよ。そして、私も医師会、それから薬局、全部回っております。どうやったら普及させられるかということなんですよ。そのために、より大事なのは、住民一人ひとりの人が、このジェネリック医薬品のことを知ること。知ること。そして、それを容易に自分が医師に、あるいは薬剤師に意思表示ができること。これを先ほどの私の答弁では簡単にはPRだとか、いろいろ言いましたけれども、今はパソコンでダウンロードすれば、ジェネリック商品お願いというカードがダウンロードできるんですよね。皆さんそれを持って薬局に行けば、自動的にそれを選んでくれるわけですよ。そういういろんな普及策を住民に対して、または医師会、薬局に対して、これは私は本腰を入れて、金崎議員に負けないぐらいの勉強をしていきたいと思っておりますので、御理解をお願いします。
○3番(金崎ひさ君)私が安易にというのは、使う側だけの問題で、その薬に対する信頼度、だから製薬会社に対する、そういうこれだけやっているんだから信頼を裏切らないでまじめにやってくれという要望も町としては出すべき、そのあたりも必要だということを申し上げたんです。
では、時間が本当にないんですけれども、この下水道の問題はやはり聞きたいことがたくさんございますので、ちょっとすべていけないと思いますけれども、やらせていただきます。4分間だけ。このコミプラが非常に問題で、イトーピアのコミプラをつくり直して、葉桜の分も流入できるような規模にして、そして行うということを、先ほど御答弁なさったんですけれども、これは本当に町長そのように考えていらっしゃるんですか。
○町長(森英二君)それは下水処理場への流入の量を抑えていくということでは非常に効果的だということで、これは時間はかかると思います。それと法律の壁とか、いろいろ担当…事務担当から聞いておりますと、いろいろ非常に難しい問題がありますけれども、その希望を捨ててはおりません。
○3番(金崎ひさ君)そうするとね、やはりわからないんですよね。じゃあ何で、16番議員もおっしゃいましたけれども、何で今年度新規事業で3系列、イトーピアと葉桜の流入量が減ると3系列なんて要らないですよね。それはどうですか。
○町長(森英二君)先ほども私、表を、ここからだから見えませんけれども、現在の普及率それと接続率、そして流入の量、実際処理している量を、推移を見ていくと、もうここで3系列目を入れないとパンクしてしまうというのが現実なんですね。ところが今のコミプラを復活して実現させるというのは時間がかかるわけですから。それが実現したときには、今度は4系列目はなくてもいいよというふうにもつながる場合もありますし。要するに今の時点でそれをやらないと間に合わないということで、2億円の計上をしたということです。
○3番(金崎ひさ君)そうすると、当面賄うために二重投資をするということですね。二重投資ということですね。
○町長(森英二君)二重投資ではなくて、タイムラグといいましょうか、時間的な差があるということです。今もその工事の着手をしていかないと、3系列目ですね、あふれてしまうという状況があると。それをそのまま看過することできないから、あと何年先になるかわからないコミプラのものを当てにしてつくらないでいれば、大変なことになるということです。
○3番(金崎ひさ君)時間がまいりました。下水道に関しましては、私は一般質問でまた質問させていただきます。ありがとうございました。これで終わります。
○議長(笠原俊一君)これにて3番金崎ひさ議員の総括質問を終わります。
この際、暫時休憩をいたします。再開は3時30分といたします。(午後2時59分)
○議長(笠原俊一君)休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後3時28分)
休憩前に引き続き、総括質問を行います。第5番、5番議員山梨崇仁君、登壇願います。
○5番(山梨崇仁君)5番山梨崇仁です。質問に入ります前に、本年、平成20年1月20日執行されました葉山町長選挙におきまして、初当選されました森町長にお祝い申し上げます。森町長におかれましては、厳しい財政状況のもとではありますが、あらゆる面において、常に町民本位のまちづくりを進めてくださるよう、期待を込めてお願い申し上げます。
また私自身は、町民の目線で町民の満足度と、葉山町の将来にわたった自立と繁栄のまちづくりを主眼にチェックし、提案する議員として全力で働いてまいる所存でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。
さて、それでは4年間の町政運営の基本となる施政方針、そして20年度の予算に対してお考えを伺ってまいります。なお、建設的な議論となるためにも、明快かつ具体的な御答弁をお願いいたします。
最初の質問は、前守屋町政との違いについて伺います。当初私は、副町長を置かない条例や2市1町ごみ処理広域化からの撤退のように、前町長の方針を転換する点が多いかと思っておりました。しかし、森町長のこのたびの施政方針を伺いますと、それほど明確な対立軸を打ち出されていないように感じております。平成20年度予算案で考えれば、政策的経費を省いた骨格予算でありながら、一般会計の昨年度比がたったの2%減にとどまるという数値は、財政状況が極めて硬直化していることをあらわしているのか、それとも町長が予算査定の中で、それほど事業方針の転換やコスト削減を望まれなかったのか、どのように考えるべきなのでしょうか。さて、無論行政の継続性があるということは理解した上で、新町長へ期待する町民の観点から伺います。
町民の皆様にとって、前守屋町政から新森町政にかわったことで、どのような変化があり、どのような点において変わらないのか。何を改革し、何を引き継ぐのか、可能な限り具体的に教えてください。
次に、施政方針において、マニフェストで役場は最大のサービス業と述べられました点について伺います。まず、マニフェストについては、どのような姿勢で実現しようとお考えでしょうか、教えてください。
次に、施政方針の中で述べられたその言葉の後には、人件費の総額抑制と副町長を置かない条例とおっしゃっておりますが、既にその後者の副町長を置かない条例は、反対多数で否決されております。では、役場を最大のサービス業と述べられた具体的内容は、人件費の総額抑制のことを指すのでしょうか。個人的には、葉山町の財政状況は非常に逼迫した状況にあると考えております。その点、町長のおっしゃるとおり、人件費の総額抑制には賛同せざるを得ない思いもありますが、その手段やプロセスとしては、どのような方法を考えていらっしゃいますでしょうか。
また、公約には職員の削減ともありますが、この件につきましても、地方公務員をどのように削減するのか、具体的に伺います。
次に、アブラハム・マズローの欲求の5段階理論による町長の行政運営の考え方について伺います。民間企業においてマズローの欲求説は、特定の集団に対するマスマーケティングや社員のモチベーション教育に応用して使われるかと思いますが、それ自体は実証性がないと言われ、まして葉山町全体の町民を考える行政活動にあてはめられるような普遍の真理ではありません。そもそも施政方針において、町長は欲求5段階理論を説明した後、多様化する欲求にバランスをとるとおっしゃいますが、私の考えでは行政は、個人と個人の間で解決できない課題、すなわち公共性の高い課題や、資本投資が膨大で採算性の少ない、経済性の低いものこそが本来の守備範囲であると考えております。つまり行政は公共にある課題の解決装置であり、階層ごとに多様化しているとお考えの住民の欲求を満たすための運営ではありません。改めまして、マズローによる町長のお考えを伺います。
次に、真名瀬漁港再整備事業の方向性について伺います。すでに平成19年末から着工しました20メートルの防波堤延伸工事がおおむね終了し、現在は十分に港内の静穏度化が図られたものと考えております。骨格予算においても、効果調査、種苗放流の事業が計上され、これまでの莫大な投資の費用対効果をチェックすることはもとより、今後の真名瀬漁港のさらなる活性化を大いに期待するところであります。
さて、町長におかれましては、漁港の活性化と観光資源の創出といった観点からでしょうか、市場を設けて漁業との交流、水産品の地産地消を図りたいと選挙中や、先日の本会議でもおっしゃっていたことを記憶しております。私も地域活性の観点から、市場の構想はぜひ推進していただきたいと考えておりますが、現状において場所やその仕組みなどに具体的な方策がありましたら、お聞かせください。また、いかなる事業においてもデメリットが想定できると思われます。想定される課題や障害など、わかる範囲でお教えてください。
一方漁港内に目を向けますと、今でも460メートルの砂浜が美しく弧を描いております。しかし、その浸食は年々進んでおり、これまでの経年変化を見るだけでも大幅な砂浜の減少があることは周知の事実です。またこのまま放置すれば、いずれ真名瀬漁港から砂浜が消えるのではないかと心配する声もあります。
そこでお伺いいたします。県では、松沢知事が平成19年6月の定例会において、横須賀海岸秋谷地区の養浜を事例に出し、本格的な養浜を主体とした海岸ごとの計画を平成22年度までに策定するとして、地域の実情に合った侵食対策に乗り出すことを明言しております。当町においても、置き砂や養浜といった手法を用いて、海岸を自然のままの姿で保全することが可能ではないかと考えておりますが、いかがお考えでしょうか。今後の方向性について伺いたいと思います。
最後に、町民との協働について伺います。町長が施政方針の中でも明らかにされていますように、町民と行政の協働によるまちづくりは、今後の行政運営に必要不可欠な要素であると認識しております。その点、当町におけるまちづくり町民会議は、まさにその協働の象徴とも言えるのではないでしょうか。今後町長がその会議をさらに活性化させ、討議結果を尊重することは有用な方策だと考えております。しかし、これまでの町民会議を考えますと、提言などの結果こそ公表されるものの、それまでのプロセスとその後の対応や政策への反映は見えないというのが実情です。町民との協働には、行政の内情や限界を伝える情報公開と町民の皆様から知恵や行動をお借りするといった、協力してもらう姿勢が必要です。その点、情報公開に対する行政の対応として、町長にどのようなお考えがあるか伺います。
情報といいますと、町長は就任後間もなく、ホームページに町長の一日としてその動向を載せるようになり、その後、予算内示、記者会見、施政方針と次々と御自身の情報を発信されるようになりました。まさに先ほどから申し上げる情報公開に向けた第一段階の姿勢として評価させていただいております。
では、ホームページのその他の個所にはどのようなお考えがあるでしょうか。当町のホームページは文字が多く、見る人の集中力を要求します。私は以前からホームページのデザインや情報サービス、アクセシビリティーは、町のイメージに非常に大きな影響があるものと考えておりますが、情報化社会のかなめとも言える町のホームページについて、町長の御所見がありましたら伺います。
以上、2項目5点の質問でございますが、明快かつ建設的な議論を期待しております。御答弁何とぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(笠原俊一君)答弁を行います。
○町長(森英二君)山梨議員の御質問にお答えをしてまいります。
まず1点目の前町長の方向性、手法において引き継ぐ点、転換する点のお尋ねですが、葉山町は人と自然が共存する魅力ある町として発展し、現在でも豊かな自然環境と良好な住環境が形成され、海及び緑を核とする観光と住宅の町は、引き続き継承すべきものと考えております。したがいまして、町政運営に当たりましては、方向性として、第3次葉山町総合計画の中期基本計画をもとに、町民会議の活用やパブリックコメントの実施などを従前にも増してまちづくりに生かしてまいります。また行政の継続性も考慮した場合、総合的に判断する中でケース・バイ・ケースで対応したいと考えております。
行政手法の転換すべきものとしては、既に情報の公開や透明性の取り組みが行われておりますが、従来にも増して行政全般の情報にわたりホームページを拡充し、インターネット配信も進めたいと思います。
次に2点目の「役場は最大のサービス業」の公約を含む具体的内容についてのお尋ねですが、私はマニフェストで述べました役場は最大のサービス業の施策として、町民のニーズを第一に考え、他市との協議による諸証明の発行、役場の土・日の開庁や図書館、南郷上ノ山公園等の施設の利便性を図るため、無休化を提示いたしたところですが、今後制度、内容を精査し、さまざまな課題や手法を整理し、実現に向けて研究してまいります。
3点目のアブラハム・マズローによる行政運営の考え方についてとのお尋ねでありますが、このたびの施政方針におきまして、人間の欲求5段階説に基づき、それぞれの段階の町民ニーズにこたえる行政を行うことについて申し上げました。その重点的な取り組みといたしまして、生理的欲求に対しましては、子育て、高齢社会、障害者・児福祉に向けた施策の推進を。安全の欲求に対しては環境保全対策の推進や防災・安全対策の推進など。また、帰属の欲求に対しては、よくわかる魅力ある教育の推進。そして自我の欲求に対しては、町民が町政に積極的に参加できるようにするため、民主的・効率的な行政運営の推進や行政改革の推進を図っていくものであります。最も基本となる生きていくための生活の安定、そして安心・安全の確保があってこそ次の欲求を満たすための施策の充実へと進むものと考えており、どのような町民ニーズに対してもバランスをとり、最大多数の最大幸福を実現できるよう町政運営を図っていきたいと思っております。
次に、真名瀬漁港再整備事業の方向性についてのお尋ねですが、真名瀬地区漁村再生計画に基づき市町村創造型事業として、19年度に引き続き沖防波堤周辺の生物調査などを中心に効果調査を実施してまいります。また、漁礁周辺にサザエ、アワビの種苗放流をしてまいります。
次に、2点目の町民との協働とそれを促すための情報発信についてのお尋ねですが、町民の皆様との協働は、現在の行政運営にとって非常に大切なことと考えております。したがって今後は、町民の皆様との協働をより前進させる形の町民参画を重要視してまいりたいと考えております。
また、それらを促すための手段として毎月配布させていただいております「広報はやま」、また葉山町ホームページ、葉山まちづくり協会からの「くれたけ通信」等をより充実させ、情報発信をさせていただくことを考えております。
以上で、山梨議員に対する第1回目の答弁といたします。細部にわたりましては再度質問でよろしくお願いいたします。
○議長(笠原俊一君)再質問を行います。
○5番(山梨崇仁君)御答弁ありがとうございました。では、順次再質問に入らせていただきます。
まず初めに、前守屋町政の評価という視点で伺いました。基本的には総合計画にのっとって引き継ぐ方針でいらっしゃると。その中では、情報公開、今、ホームぺージというお話もありましたけれども、積極的に進めていきたいというふうにお話しいただきましたので、それは私から町民の皆様にもお伝えしてまいります。ただ、町民の皆様は何かとですね、せっかく町長がかわられたということで、自分たちの目に映るもの、例えば庁舎内の1階がやはり主になると思うんですけれども、もしくは行政のサービスといった意味で、接点が一番大きいところに何かと変化というものを求めるものだと私は思います。もしなければ結構なんですけれども、森町長のお考えの中で、具体的に町民から見た中で、こういった変化をもたらしたい、ホームページ以外に何かそういうものがありましたら、教えていただけますか。
○町長(森英二君)ホームページにつきましては、これはインターネットを利用できる人にある意味では限られるということもあります。そういった環境にある人には大きな変化ととらえていただけると思いますが、そのほかにつきましては、例えば「広報はやま」、今、月1回発信しております。これが中心としては、町からのお知らせ的なものが中心になっておりますが、例えばもう1回、15日ぐらい、半ばに発行して、これは主として町民から町へ対する発信、こういったものを募集といいましょうか、情報収集して、それを広く皆さんに知ってもらうような、そういうPRというものも一つの方法として、インターネットとは別な手段ではないかなと考えております。
○5番(山梨崇仁君)町民から町へという新しい観点ですので、非常におもしろいなというふうに思ったんですけれども、ぜひとも具体的な形として実現していただければ、協働を促す意味でも非常に重要な要素かなというふうに思います。情報公開もしくは協働につきましては、最後にお時間がありましたら、また項目で伺わせていただきます。
では続きまして、行政は最大のサービス業であるとおっしゃいました点につきまして伺います。まずマニフェストの中で、役場の土・日開庁だったりとか、図書館、南郷公園の原則無休化ということに触れられておりますが、ほかに逗子市役所での住民票の取得を可能にといった言葉がございます。これにつきまして、実際に逗子市さんの方と何かしら調整を図っておいた上でのお話なのか、現状の進捗について伺わさせてください。
○町長(森英二君)実際のところ、まだ逗子市さんと具体的にその件について話はしておりません。ただ最近、県央の方ですか、3つの市ぐらいで相互乗り入れの諸証明の発行というものも、つい最近の新聞にも出ておりました。これは技術的な問題はかなりクリアされているんじゃないかなと思いますので、いずれ相談はしたいと思います。でもこれは葉山から逗子に頼む方が多くて、相互ということにはなかなかならないと思いますので、逗子市さんの協力を得なければいけないということなんです。そういうことで、ちょっとここでは今はあえて「他市さんとの」という表現を使って、具体的に名前は挙げませんでした。
○5番(山梨崇仁君)ではもう1点。同じような観点で伺いたいんですけれども、休日議会の開催といったせりふもございます。これにつきましては、私たち議員側、代表である議長にそういったお話があったのかないのかだけ、まずお伺いさせてください。
○町長(森英二君)この点については、まだこれからいろいろと他の自治体の例等を調べながら、議長さんに申し入れをして、皆さんにもお諮りしていきたいなと考えております。
○5番(山梨崇仁君)先ほどから同僚議員の話の中に、この公約についていろいろな意味で質問がされておりますけれども、逗子市さんとそれからこの議会の件につきましては、基本的には、では町長のほうの想像といいますか、夢という形でとらえさせていただきますので、今後公約を達成するということは町長のもちろんの使命であると私考えておりますので、ぜひとも具現化するように行動を起こしていただくことをお願い申し上げます。
同じようにですね、もう1点。ミニバスの拡充について伺わさせてください。
○町長(森英二君)これは従来あるグループの人たちが、このミニバスあるいはコミュニティーバスの運行にいついて、かなり綿密に調査をし、予算の想定をしたりしていたと聞いております。しかし町に提出といいましょうか、町長の方の意向としては、専門家の意見として、いまの段階では葉山にそぐわないんじゃないかという結論が出て、そのままになっているというふうに聞いております。そこで私は、そのときの調査あるいは試行錯誤した内容等をよく教えていただいて、その中でできるものから何か考えられればなというふうに思っております。
○5番(山梨崇仁君)こちらも、では具体的な何か進捗があった上での公約というわけではないというふうにとらえさせていただきます。
ではですね、この後、私、実はこのマニフェストの中で、コスト試算が済んでいるようなものをですね、ぜひ伺いたいと思ったんですけれども、もし町長の中で、このマニフェストの中で、実現にはこれほどのコストがかかると、そういうふうにもう既に算定済みのものがございましたら伺いたいんですけれども。はい、マニフェストに先ほどもおっしゃたようにサービスとしてですね、いろいろなものが、項目が盛り込まれております。しかし現状、逗子市さんのお話であったりとか、議会の休日開催の話、それからミニバスの話を伺いましても、実際にじゃあ具現化してこうやっていくんだというふうなお話が聞けていませんので、ほかにも結構ですので、コストがもう出ていて、これほどの負担になるけれども、ぜひ実現をしたいというように考えられるサービス業というものはございますか。
○町長(森英二君)今現在その分析が全部済んで、コスト計算までできているものはありません。したがいまして、6月の骨格予算に向けて、早いものではそこで何とか実現させたいと。それで無理なものは1年後という形で考えております。
○5番(山梨崇仁君)わかりました。では、6月の補正予算を実に楽しみにさせていただきたいと思います。
続きまして、人件費の総額抑制について伺います。先ほど1質で伺いましたとおりですね、この人件費の総額抑制が非常に重要な町長のポイントになっていると、私考えておりまして、今回質問しているんですけれども。具体的に先ほど答弁の中で、特別職、議員、そして一般職というふうに手順を紹介されましたけれども、じゃあ具体的な総額抑制ということですけれども、それらを下げるのか、それとも個々の給料には反映させない状態でというふうに先ほど3番議員の方の質問にも答えていましたけれども、どういった手法で行っていくのか、プロセスを教えてください。
○町長(森英二君)このいろんな事業計画がある中で、そういったものを積み上げれば、当然歳出計画というものが出てきます。それに対して、歳入の見通し、それと合わせながら、じゃあどれだけ人件費は削減しなければならないのかというものは、そういった中から試算していくという段階になると思います。総合的に関連づけてやっていかなければならない。独立して、人件費だけぽんと、何十%とか、何%とかいう問題ではちょっと難しいと思います。
○5番(山梨崇仁君)といいますと、では、実際に人件費は何%削減するとか、そういったお考えは今、答えられないといった現状でしょうか。確認のため、お願いします。
○町長(森英二君)今の段階で、何%という確定した数字は言える段階ではありません。
○5番(山梨崇仁君)では、具体的にですね、まだ人件費の圧縮というものは何%かというお答えは要りませんけれども、じゃあプロセスとしていろいろあるので、総合的に勘案するというお話をいただきましたけれども、じゃあ、いろいろあるものをどういったプロセスで、いつまでに行うのか教えていただけますか。
○町長(森英二君)年次計画ということで、例えば23年まで下水道とかいろんな事業の進捗しているわけですけれども、その間の全体として出ていく費用、それから歳入の見通し。そういったものを合わせながら、じゃあ21年度は、例えば5%削減しなければいけないのか、あるいは10%削減しなければいけないのかということで、年次計画として立てていきたい。少なくとも5年間…失礼、私の任期中の4年間の分については、できるだけ早く計画というものの数字は出していきたいと思っております。
○5番(山梨崇仁君)4年間でやっていただくことは、町長の任期ですので非常にいいと思うんですけれども、私が伺いたいのは、実際に、では人件費をどうやって下げることを町長が考えていらっしゃるのか。4年間でいろいろ考えながらやっていくというのはもちろんなんです。その中で、じゃあことしはどうするんだ、来年はどうするんだ。来年はこうだから、何%という数字は要りませんけれども、来年はだから私はこういう方法で下げていくんだ、そういった具体的な手法を教えてくださいと申し上げているんです。
○町長(森英二君)例えば、その年その年、定年で退職する職員の方、それから中途で退職する方等おられます。その例えば定年で退職する人の人数というのは、おおよそ想定がつきます。そのときにその方々が再任用職員として仕事をされるということになった場合には、頭数はそのまま変わらないけれども、人件費は減ってまいりますよね。そういったこと、それから中途退職、退社する人、それについて極力人員の交換といいましょうか、配置がえで仕事をこなしていけば、総体の人数は減らしていけると、そうふうに考えております。
○5番(山梨崇仁君)定年退職であったりとか、再任用という制度はもちろん用いることはいいんですけれども、今、町長おっしゃいました中途退職というのは、これは人任せの論理ですので、それは町長が口にされることではないかなというふうに私は考えておりますので。なおですね、実はこの人件費という件につきまして私、町長から以前、選挙中もそうですけれども、何度か耳にするたびにですね、私ももちろんそうだと思いますし、職員の方々も同じだと思います。人件費、給料というのは先ほど町長がおっしゃいましたとおりに、皆さん戦々恐々とされるような非常に大切な問題なんですね。この問題につきまして、町長は経営コンサルタントをなさっていたというふうには聞いておりますけれども、その経営コンサルタントの視点で、まず初めに人件費削減ありきでくるのは、これは選挙において町民の受けはいいのかもしれませんけれども、実際に我々、行政職の皆さんからすればですね、じゃあそれ、どういうふうにやるんだ、いつやるんだというんだということは非常に大切な問題なんですね。先ほどから、サービスの点についても伺っておりますけども、できればもう少し具体的な形がある中で、来年私はこういう手法で、何人の首を切ります、どのぐらいの給料を下げていくんです、そういういったものを言える段階で、人件費を削減しますというような言葉をおっしゃっていただきたいというふうに考えております。
町長、この後はマズローの件について伺いますけれども、もちろんハーズバーグの2要因論というものは御存じでいらっしゃいますよね。ハーズバーグの2要因論という組織論の中で考えられる方策があると思うんですけれども、御存じでいらっしゃいますか。
○町長(森英二君)そのことは承知しておりません。
○5番(山梨崇仁君)では、人件費ということがいかに働く者にとって重要なことか、少しお話ししたいと思うんですけれども。ハーズバーグの2要因論というのは、組織論の中で、1つ衛生的要因、それから動機づけ要因と、2つの要因が人には影響すると言われております。これは欲求の要因なんですけれども。衛生的要因は、たとえ上がっても満足度に影響しないけれども、下がることで非常に不満足度に影響する要因です。例えば給料であったりとか、職場の人間関係であったりとか、そういったものが衛生的要因と言われております。そしてもう一つ、動機づけの要因と言われるものがあります。これは下がることでさほど満足度に影響しませんけれども、上がることで非常にモチベーションに影響するものです。通常、私のこれまでのサラリーマン生活の中での感覚で言いますと、まず初めにリストラクチャリングを行いたい、人件費抑制を行いたいと考えたときに、コンサルタントは、通常初めに、まず動機づけ要因、つまり仕事の分析を行い、あなたの評価はこれぐらいですよと。あなたの仕事は、これだけ大きいんですよと。そういったものを行った上で、モチベーションを上げた上で、社内のコンセンサスをとり、その中で初めて、でも足りないから人件費を下げざるを得ないと。そういったお話をするのが本来ではないかと考えておりますけれども、町長、その点はいかがお考えになりますか。
○町長(森英二君)これからですね、各職場の職員の人たちの業務分析といいましょうか、一人ひとりの業務分析を行いまして、果たしてそこの部門で、これだけの仕事をするのにどれだけの人が要るか。そういう人事配置、人員配置ということ、これがそのまま私は、労働分配率という言葉が民間企業でよく使われます。要するに収益、まあ役所で言えば歳入に対して人件費の占める比率。こういったもの、いろんな基準があると思いますが、いわゆる民間企業でいう労働分配率、これがどういうふうに推移してきて、他市、自治体と比べてどうなのかということが1つ。それからよく言われる国との比較のラスパイレス指数、そういったものもあります。また、県内各自治体との比較の問題、そういった総合的な問題から考えて、果たしてここの部門でこれだけの仕事をするのにこれだけの人間がいたら、どうしても分配率が高くなりすぎてしまうという状況の分析ですね。数値的なものはそういったもの。そしてもちろんモチベーションの分析調査、こういったことも実際には必要になってくるというふうに思っております。
○5番(山梨崇仁君)課業の分析を行うという話が先ほどからありまして、今もそういったお話から入って、他自治体との比較も大事だという話もありましたけれども、私、個人的には葉山町の仕事ですから、葉山町の課業分析を行い、葉山町の中でそれに対する職務の評価、職能の評価を行えばいい話だと思います。それが本来の葉山らしい、葉山の自治体のあるべき姿だというふうに思いますので、その他市の比較をされるという手法もですね、非常に大事だとは思うんですけれども。ぜひ町長ならではの仕事ということで、徹底した業務分析を行った上で、適正な評価を行っていただきたいと思います。
これは本来、ちょっと今回の質問とは離れているんですけども、行政評価の観点からもその業務の分析を行い、その負荷というものを判定することは非常に大事だと思います。私が昨年、質問をさせていただいたんですけども、行政評価、葉山町非常におくれていると思っていますので、人事評価をされる際には、もちろん行政評価を前提に、その事業の評価を行った上で、それがいかに仕事として人に反映されているか、そういった視点を忘れずにお願いしたいと思います。
では続きまして、マズローの欲求説の件について伺わさせていただきたいと思います。正直申しまして、非常にわかりにくい今回の施政方針だなというふうに私感じまして、その根幹にあるのが、このマズローの欲求論を持ち出している町長のお考えかなというふうに思います。大変恐縮なんですけれども、今までお話を伺ってきまして、町長の軸となるもの、芯となる信念というものを私はまだ感じられておりません。ですので、改めましてそのお考えに、もしマズローが入って邪魔されているようであれば、もう一度ぜひ行政運営に携わる者として、お考えをもう一度棚卸ししていただくことも必要かなというふうに思いまして、質問をさせていただきます。
まず、施政方針におきまして町長がおっしゃった言葉なんですけれども、「ある意味で成熟した葉山の人々」と評した上で、「ニーズの内容の精査と分析が大切」とおっしゃいました。しかしその後ですね、「最も期待したいのは、自己実現の欲求のためのボランティア活動への参加とあわせ、政治への積極参加」とおっしゃっております。これが先ほど来、1番議員の質問のときには、ニーズに対してマズローを持ち出されていらっしゃいましたし、事業の優先づけというものをこれではかっていきたいというふうにマズローの件でおっしゃっていたんですけれども、この施政方針を伺った中で私が感じたことは、これは町民への責任転嫁ではないかなと。それから別の視点でスピード感を上げていきたいというふうにおっしゃっていますけども、町民のニーズをマズローの欲求論で把握した上で、では、どうするというふうに事を起こすのでは、現在の葉山町の行政の逼迫した状況では非常にむしろ遅いんではないかなというふうに感じています。必要なのは逆に町長のトップダウンのリーダーシップであって、町民の民意を反映して、ああだこうだと、マズローの欲求がどうだというふうに話をするのではなくですね、私はこうしたいんだというリーダーシップ論から入っていくべきではないなかと考えているんですけれども、いかがお考えでしょう。
○町長(森英二君)町民のニーズというもののとらえ方なんですが、例えばアンケート調査をしてとかということではなくて、統計的にですね、例えば0歳児、1歳児、2歳児はどれぐらいいる。では、その方たちが病院にかかる頻度、内容はどれくらいあるのかと、そういったようなものは数字的に把握できます。また生活保護を受けておられる方はどれくらいいるのかとか、いろいろそういったものは調査はできます。私は、これを持ってきたという意味は、そういった何といいましょうか、一番生理的欲求、一番ベースになる欲求の段階にいる人たちには、ある意味できちんと手厚くして、政策をしていかなければいけないんじゃないかという基本的な考え方があります。
だから、自己実現の欲求の方々には、例えば町民会議にどんどん積極的に参加していただいて、自分の経歴、キャリア、そういったものが町政に反映されるような機会を持っていただく。これは特別に費用をかけてできることではないわけです。だから、そういった第5の段階の人へのニーズの満足していただくには、そういう場を使っていただく機会をつくるということもあります。いずれにしても、そういったことの柱がといいましょうか、バックボーンが見えないというお話ですから、あえて言いますけれども、そういう今ある程度成熟しているという葉山の状況です。高額所得者が多いとか、一般的にはそう言われておりますけれども、その中でまだまだ恵まれないといいましょうか、弱者といいましょうか、ハンディキャップを持った人、そういったところへの配慮は十分だろうか、そういう視点を忘れないでやっていきたいなということが言いたかった一番の理由でございます。
○5番(山梨崇仁君)大変わかりにくい御説明をいただきまして、私、正直申し上げてちょっと本当によくわからないんです。であればですね、憲法25条の生存権ですけども、社会保障、社会福祉、そして公衆衛生の管理、そういったものに注力するというふうにおっしゃればいいんではないでしょうか。それをあえて5段階欲求の何々でというふうに説明されたことが、さらに非常にわかりにくくなっているということをですね、ぜひ御理解いただきたいなというふうに思います。
そもそもこのマズローなんですけれども、私もコンサルタントの端っこで働いておりましたもので、よく名前は聞いているんですけれども、これは民間の企業でセグメントごとに分けられた特化した集団に対するマスマーケティングの手法であってですね、これを町民の全体をはかる、それから先ほどおっしゃったように年齢層に分けてはかっていく。その中でマズローの理論を持ち出だすことは、そもそもマズローは心理学者であって、経営学者ではないので、そういった実証的でないものを持ち出すことは非常に危険だと考えておりますので、その辺もぜひ御理解いただきたいなというふうに思います。
さて続きまして、大変厳しいお話をもう1点、実はせていただきたいんですけれども、最大多数の最大幸福を実現すると。これが政治のあるべき姿で、リーダーに課せられたものであるというふうに、こちらも施政方針の中でおっしゃっておりますが、私もこの言葉というのはよく耳にします。それも政治学用語で耳にするんですけれども、これは同時にベンサムの唱えた功利主義の経営学の用語でもありますね。これを町長がどのように取っているかということをぜひお聞きしたかったんですけれども、お願いします。
○町長(森英二君)文字どおり、最大多数の方々が幸せと考えられるような施策ということでございまして、それ以上のものではありません。
○5番(山梨崇仁君)最大多数の、ごめんなさい、言葉のあやを取るようで大変恐縮なんですけれども、最大多数の幸せというもの、最大多数の中には将来生まれてくる葉山の子供たち、将来葉山に移住される方々、その方々のことを想定されたものが入っていらっしゃるのでしょうか。
○町長(森英二君)私は折に触れて、子育てに優しい町。だから葉山に住んで安心して子育てができる町だという、何といいましょうか、言い方、考え方は必要だと思います。したがいまして、今回の20年度の予算では、お子さんの小児医療の無料化というものは、従来と大きく変わっておりませんけれども、これは段階的に引き上げていくとか、あるいは公約の中にも入れた誕生祝金、これを第1子に幾ら、第2子に幾らというようなことも計画的に進めていきたいなと。そういった意味では、葉山は子育てに優しい町だということを、一つのアピールにはする。それはひいては、外から子育て世代の人に来ていただける一つの条件にもなるのかなと思っております。
○5番(山梨崇仁君)子育てを具体的に出されてお話しいただきましたけれども、町長施政方針の中でですね、最大多数の最大幸福とおっしゃった後に「弱者に優しい社会は、すべての人にとって穏やかで住みやすい町であると思います」というふうにおっしゃっております。これが今おっしゃった子育て支援というような考え方でいいのではないかと私、思っておりまして、では、最大多数の最大幸福は何かというふうに考えました。私が感じたものは、葉山町が直面している財政の逼迫、ごみ問題や下水道問題、それからマクロで考えれば、例えばエネルギー問題とか環境問題、そういったこれからの子孫の方々を考えたときにですね、そういった長期的な視点で、最大多数の中に現状の我々に、もしその受け取り方が間違えて受け取られれば、それは今よければいいじゃないか。それから幸福というものは、個々において違います。これもなぜかみんながそれぞればらばらにいいように思えばそれでいいじゃないかというふうにとられる可能性もあるんですね。私が知る限り、ここに民主主義という名前が乗っかってきますと、さらに複雑な問題がはらまれます。この最大多数の最大幸福という言葉、ぜひともですね、政治をやる我々が言うよりも、一つの町の長である首長の町長がおっしゃるという意味では、非常に私は遺憾に思いますので、ぜひとも長期的な視点に立った考え方、未来永劫葉山町がどう持続可能な町であれるのかというような考え方で、ミッションステートメントといいますか、町長の標語となるようなものを改めて考えていただきたいなというふうにと思います。
では続きまして、真名瀬の件にお話を移らせていただきたいと思います。真名瀬の件につきまして、先ほど私、1質の中でですね、市場の構想について町長に伺いました。市場というものが、具体的に今どれだけお考えの中ででき上がっているのか、進捗について御答弁いただけなかったと思いましたので、改めてお話しください。
○町長(森英二君)先ほどもちょっとほかの議員さんの答弁で申し述べましたが、3月の6日の日に、県の担当の方、町の担当者、それから住民、特に海岸で仕事をされていたり、そこを利用されている人たち、合同でいろんな意見を出してみましょうということなんですが、具体的には漁師さん、現地で仕事されている漁師さんの希望というものも出ているわけですね。そういった中に地産地消、要するに地元でとれた魚介類あるいは海藻類、非常に自信を持っております。それをぜひ地元の人に賞味してもらいたいという、これは生産する人の願望だと思います。決して大量生産・大量消費を願っているわけではありませんので、そういった場づくりということがどういうふうにしたら可能なのか、その辺を探っていきたいということで、どの場所にどのくらいの広さでということもまだ具体的になっているわけではありません。
○5番(山梨崇仁君)わかりました。では、こちらにつきましては6月の補正予算で、何かしらの形は出られるのでしょうか。伺います。
○町長(森英二君)ちょっと6月に出せるかどうかというのは、今ここで断言はできませんけども、早ければその場面で、幾らか出てくるかとは思います。
○5番(山梨崇仁君)わかりました。ぜひ期待したいところだと思います。
続きましてもう1点。置き砂や養浜。置き砂、川に砂を置いて、それが自然に流れて海に広がっていく置き砂。それから人工的に砂を持っていって海岸を保全する養浜といった考えを私、先ほど申し上げさせていただいたんですけれども、こういった構想について、町長どのようにお考えでしょうか。
○町長(森英二君)これは大変重要な問題だととらえております。具体的には昨年でしたか、湘南道路、あそこが崩落しました。西湘バイパスですか、それの原因は砂浜が減っているためだということで、今、復旧作業をしているとか終わったとか言っておりますけれども、そういったことで、太平洋岸の、ほかは知りませんが、この近隣の海浜でも砂浜が減っているということについて、根本的にどういう対策が必要か、この辺のところはやはり県とか国との話の中でもテーマにしていきたいなと思って、重要な問題としてとらえております。
○5番(山梨崇仁君)養浜につきましては、さまざまな環境的な問題があるとも言われておりますけれども、近くに堆積されました砂を移動して、浚渫して養浜としたりすることで、環境へ可能な限り負担をかけないような方法で、海岸の保全もできるとも聞いております。ぜひですね、この点につきまして担当部長と協議された上でですね、積極的に進めていただきたいなというふうに思いますので、要望として申し上げさせていただきます。
では、最後になりますけれども、町民との協働についてですね、伺わさせていただきます。先ほども少し申し上げましたけれども、「協働」という言葉に私、非常に敏感になっておりまして、協働という名のもとに行政が町民に依存をし、逆にそれを政策決定の理由とすることでですね、言い方は悪いんですけれども、責任転嫁しているということが私の中でたまに感じられることがあります。その点につきまして、町長、「協働」という言葉にどのようなお考えをお持ちでしょうか。教えてください。
○町長(森英二君)文字どおりともに…共にという場合もありますし、あるいは協力の「協」という字を使うときもありますけども、いずれにしましても、行政が限られた才能、経験だけでなくて、従来から言っております、葉山にはいろんなキャリアを持った、経験豊かな専門家も大勢おられます。そういった人たちに知恵をお借りしながらやっていく。決してこちらの、行政側の考えていることを誘導するために、形だけ民間との協働であるということは毛頭考えておりません。それは注意しなければいけない点だと心しております。
○5番(山梨崇仁君)では、先ほども申し上げました町民会議、協働の一つの形だと私は思っておりますがけれども、町民会議のあり方ですが、例えばごみ問題のようにですね、高度化・複雑化するような問題について、町民の方々に御意見を伺うことはもちろん大事なことなんですけれども、場合によっては専門家を招聘して、その中で対策を、実際にさまざまな情報を与えていただいた上で判断していくことが必要かと思いますけれども、その点町長のお考えはいかがでしょう。
○町長(森英二君)特にごみの問題ですとか下水道の問題という非常に高額で、高度な内容を持ったものについては、なかなか素人にはわかりにくいところもあります。非常に専門的な分野の方、おられるわけですから、そういった人たちの知恵を借りながらやっていくということは非常に大事だと思っております。
○5番(山梨崇仁君)ではその町民会議について、もう一つお伺いしますけれども、今後、例えば町民会議を改編したりとかするような具体的なあり方というものについては、何かお考えをお持ちでいらっしゃいますか。
○町長(森英二君)現在、町民会議には大きく4つの部会がございます。それぞれの部会長さんもおられます。せんだってもその部会長さんと会談をいたしまして、これからの方向ということについては、今、山梨議員がおっしゃったように、自分たちの協議したこと、研究したことができるだけ反映されるようにしたいと、そういう要望も出ました。それは、といいますのは提言で終わってしまったんではよくないんじゃないかと。ですから、テーマによっては具体的にテーマを出して諮問して、答申をいただいて反映させるという仕組みにしていこうということで、再度また近いうちに部会長さんと協議をしながら細部煮詰めていくという考えでおります。
○5番(山梨崇仁君)今、町民会議の再編というふうに伺いましたので、ぜひともですね、議会側にもどのような形式になったのか、町長がよろしければ、どのような諮問があったという資料だけでも結構ですので、お知らせいただきたいなというふうには思いますので、要望として申し上げておきます。
では、情報公開という点で幾つか質問をさせていただきます。先ほど情報公開の中で、ホームページを重要視されているというお言葉もありましたので伺うんですけれども、ホームページもそうですが、我々の議会の中継が今、ホームページで見られる自治体もございます。葉山町におきましても議会中継を望んで、恐らく議長からですね、議会の意思として町長にお伝えされていると思うんですけれども、議会中継の推進につきまして、町長の御所見を教えてください。
○町長(森英二君)これはまだ議長と詰めて話ししている段階ではないんですが、インターネット中継をしたい、するべきだというのが議会の意向というふうには承知をしております。じゃあそ
の配信の実際の方法だとか所管だとか運営、そういったものをどういうふうにしていくのか、これからこれは議会のほうと話をしていくことであると思っております。
○5番(山梨崇仁君)申し上げましたとおり議会のほうではですね、議会の広報特別委員会でその件につきまして議論を経まして、議会運営委員会を経由して議長のほうにお願いをしてございます。議会と相談というふうにおっしゃいましたけども、町長として、ではそれを推進していくというお考えだということは間違いないですね。再度確認をお願いします。
○町長(森英二君)これはもう今の時代、ぜひ実現させていきたいなというふうに考えております。
○5番(山梨崇仁君)インターネットの中継の観点でお話ししましたけれども、自治体さんによっては、逗子市なんかもそうですけれども、1階で議会の模様が中継されて見られることもございます。実際に議会中に、恐らくきょうもそうだと思うんですけれども、1階に来庁者の方がいらっしゃっても、議会がやっているんだと気づく方というのは結構う少ないかなというふうに私、思っておりますので、できましたら議会の中継モニター設置をですね、1階のほうでもしていただけるような案をぜひ御検討いただきたいなというふうに思います。実際にですね、いつごろまでに、実はこれはほかの自治体さんでもやっていますので、予算さえあればもうすぐにでもというような状態だと私は思っているんですけれども、いつごろまでにそういったお話を進めていただけるんでしょうか。
○町長(森英二君)議会の広報ですとか、いろんな段階を経て、議長さんのほうにその内容の報告といいましょうか、それが出ているということであれば、もう話は早いと思いますね。所管の費用の負担はどうなるのかとか、所管がどうするかということになると思いますので、それは早ければ6月の予算でできればベストじゃないかと思います。
それと、今の下のロビーでテレビがありますね。J:COMのあれなんかをよくやったりしているわけですけれども、あそこでそうすればここの中継が見られるということもありますし、それの前に、今来た人が本会議をやっていることがわかる掲示板、ありますね。逗子の場合だと、すぐ受付の横のところにあるんで、本会議中とか書いてあるのでわかるんだけれども。私ちょっと気がつかなかったんですけども、そういったものがあれば傍聴に来る人も便利じゃないかなというふうに思っております。できるだけ早く実現したいと思います。
○5番(山梨崇仁君)これまでさまざまな点で、公約についてという形から施政方針ということでお話を伺ってまいりましたけども、なかなか町長の軸となるものがつかめなくてですね、私、困っていたんですけれども、今の議会の中継の件につきましては非常に心強いお言葉をいただきましたので、大変期待をしております。ぜひともよろしくお願い申し上げます。
では最後に、葉山町のホームページについて町長の御所見を伺いたいんですけれども、1質で申し上げましたように、実際、今のホームページというのは、情報がトップページに集中しておりまして、非常に文字が多くて、私、個人的には見にくいなという印象を持っております。そこについて「町長の一日」というところにはですね、文字が比較的大きめのイラスト入りで「町長の一日」という枠がとられておりまして、ああいった形式、つまり写真であったりとか、イラストであったりとか、そういった絵で見せる。視覚に訴えるようなホームページをつくっていただけないかなというふうに常日ごろ思っているんですけれども、その点、町長はいかがお考えでしょう。
○町長(森英二君)今はいろんな年代層のタイプの人がああいったものを見ているわけですから、できるだけビジュアル化した、そういう伝えやすい、理解しやすいものにしていくということは大事だと思います。ただ、施政方針演説ですとか予算書の内容というものはどうしても文字とか数字になりがちなんですけども、そのところどころに、例えばその間にイラスト的なものが入れる。何かそういう工夫はあったほうがいいかなと、今、特にそういう御指摘がありましたので、その点は注意して、担当のほうと相談したいと思っております。
○5番(山梨崇仁君)ホームページの件につきましても、町長の非常に前向きな御答弁をいただきましたので、ぜひとも御検討いただきたいなというふうに思います。大変抽象的かつわかりにくいお話になったかとも思いますけども、ぜひとも町長のリーダーシップに期待しておりますので、今後よりわかりやすい町の運営を、よりわかりやすい形で情報公開していただくことを私の希望といたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(笠原俊一君)これにて5番山梨崇仁議員の総括質問を終わります。以上で本日の総括質問を終わります。


○議長(笠原俊一君)本日の日程はすべて終了いたしました。明日は午前10時再開をいたします。本日はこれにて散会をいたします。御苦労さまでした。(午後4時23分)




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