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平成19年葉山町議会第4回定例会会議録(第2日)


・招集年月日 平成19年12月5日(水曜日)

・招集場所 葉山町役場議場

・開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

 開議 午前10時00分 散会 午後12時01分

・応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

  出席17名 欠席0名

第1番 伊東圭介 出席 第10番 加藤清 出席
第2番 鈴木知一 出席 第11番 横山すみ子 出席
第3番 金崎ひさ 出席 第12番 鈴木道子 出席
第4番 待寺真司 出席 第13番 伊藤友子 出席
第5番 山梨崇仁 出席 第14番 中村常光 出席
第6番 阿部勝雄 出席 第15番 森勝美 出席
第7番 近藤昇一 出席 第16番 守屋亘弘 出席
第8番 畑中由喜子 出席 第17番 笠原俊一 出席
第9番 佐野司郎 出席


・地方自治法第121条により出席した者の職氏名

町長 守屋大光(欠席) 副町長  
教育長 木太郎 町長職務代理者・
総務部部長
石川嘉一郎
保健福祉部部長 根岸隆男 生活環境部部長 石川恵一
都市経済部部長 高梨勝 教育部部長 吉田仁
消防長 坂本光俊 総務課課長 上妻良章


・職務のため議場に出席した者の職氏名

議会事務局局長 鈴木和雄 次長 山本孝幸
局長補佐 高橋孝行    


・会議録署名議員

第7番 近藤昇一 第8番 畑中由喜子


・議事日程

第1 一般質問
1.森勝美
 (1)安全で安心して暮らせるまちづくりについて
 (2)環境保全対策について
2.近藤昇一
 (1)町長の辞任について
 (2)副町長の公有地占用問題について
 (3)真名瀬漁港再整備計画の問題点について


・議事の経過

○議長(笠原俊一君)おはようございます。ただいまの出席議員は17名でございます。全員出席でありますので、本日の会議を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。(午前10時00分)


○議長(笠原俊一君)日程第1「一般質問」を行います。
第1番、15番議員森勝美議員、登壇願います。
○15番(森勝美君)おはようございます。15番森勝美でございます。通告に従いまして、前回準備していたができませんでした質問と、新たな質問2項目9件について質問させていただきます。
守屋町長は議会開催の招集をしておきながら、あえてその前日に辞職するという極めて無責任というほかはない、議会軽視というより議会無視の対処の仕方ではないかと思います。公職選挙法に触れる疑いが持たれた寄附行為ということであるが、その上、副町長も海浜不法占用で告発され辞職するという、葉山町民にとってこれほどの不名誉はありません。守屋、田中、守屋と52年間という超長期にわたる体制は、永遠に不滅と信じて疑わなかったであろう支援者はどのように思っているのか。諸行無常とはこのことかと改めて思うのではないかと推察されます。しかし、町長が一時的にいなくても、行政は続いていくものであり、幸い私の今回の質問は教育長、消防長、担当部長にしっかり御答弁をいただければよい内容でもあります。
そこでまず、安全で安心して暮らせるまちづくりについて質問させていただきます。ことしの夏の暑さは異常というほどの酷暑が続いたことと、高齢化率の高いことから、当町でも救急車の出動回数もかなり多かったと思われます。また、急患が重なることもあろうかと思います。救急体制の強化が望まれますが、どのように対応されているのか、お伺いいたします。
次に、自動体外式除細動器AEDの増設計画についてですが、現在、AEDが設置されているのは役場庁舎、福祉文化会館、保健センターで、いずれも消防署に近い場所ですが、今後の増設計画についてお伺いいたします。
次に、地域医療の充実についてですが、救急車で病人を運ぶ場合、近い場所に医療機関があることが重要と思いますが、町内に受け入れてくれる医療機関はどのくらいあるのか、お伺いいたします。
次に、本年10月1日より、緊急地震速報が発令されることになりました。テレビを見たり、ラジオを聞いている人は情報をキャッチできますが、そうでない人に町としてどう対処を進めるのか、お伺いいたします。
次に、環境保全対策についてお伺いいたします。景観行政団体となった当町は、景観条例の策定を平成20年に予定していますが、景観については町民の関心も高いことから、条例を策定するまでに町民一人ひとりが理解し、参加できる具体的な方策もあるのか、お伺いいたします。
次に、真名瀬浄化装置廃止による海への影響についてはどのように考えておられるのか、お伺いいたします。
次に、真名瀬漁港区域内に昭和の散歩道の一部として計画されている遊歩道が、海の環境に与える影響についてお伺いします。
次に、ごみの広域処理計画で当町は不燃ごみの選別施設を担当予定でありますが、出入りする車両の排ガス・騒音等の住民生活への影響についてはどう考えておられるのか、お伺いします。
次に、学校での環境教育の重要性が言われておりますが、小さいうちから環境に関心を持たせることで、頭ではなく、日常で感じるように習慣づけられることに意味があると思いますが、どのように考えておられるのか、お伺いします。
以上で、第1回目の質問を終わります。御答弁をよろしくお願いします。
○議長(笠原俊一君)答弁を行います。
○町長職務代理者・総務部部長(石川嘉一郎君)ただいまの森勝美議員の一般質問につきまして、順次御説明を申し上げます。
まず、第1点目の安全で安心して暮らせるまちづくりについての1点目、救急体制の強化についてというお尋ねでございます。現在、高度救急資機材を搭載した高規格救急自動車2台に配備し、9名の救急救命士を養成し、運用を図っておるところでありますが、今後もさらなる救急救命士の養成を行ってまいりたいと考えております。また、三浦半島メディカルコントロール協議会の協力を得て、多様化する救急事故に対応できるよう救急体制の強化に努めてまいります。
2点目のAED、自動体外式除細動器の増設計画はというお尋ねでございます。これまで設置したAEDは、救急車2台に各1台、消防車に1台、本部に1台、さらに葉山町役場庁舎、福祉文化会館、保健センターに各1台の計7台となっております。AEDは現在、官民問わずさまざまな施設において、その設置が推進され、救急時の必要性をかんがみ、既に増設に向けた検討を行っているところであります。
3点目の地域医療の充実についてというお尋ねでございますが、町が行う地域医療対策の円滑な推進を図るため、逗葉医療医師会など関係団体の協力のもとで急患診療業務や成人病検診等を行い、町民の健康の保持増進と福祉の向上に寄与することを目的に、逗葉地域医療センターが設置されております。特に平成20年度からは、特定検診や特定保健指導、後期高齢者医療制度がスタートするなど、保健医療を取り巻く環境は大きく変化することになりますが、町民が住みなれた地域で適切なサービスの提供を受けられるよう、引き続き環境づくりに努めてまいります。
4点目の緊急地震速報についての運用でございますが、緊急地震速報につきましては、既に「広報はやま」や自主防災組織の訓練、講演会等において周知をいたしておるところでありますが、今後も住民・関係施設等に対し、さらに情報の提供に努めてまいりたいと考えております。
次に、2項目目の環境保全対策についての1点目、景観形成に向けて、具体的な啓発推進の方策はというお尋ねであります。魅力ある景観づくりにつきましては、これまでも都市計画マスタープランや緑の基本計画、環境基本計画などの個別計画に基づき、法令による土地利用の制限や緑の保全制度、またまちづくり条例などを駆使しながら、豊かな自然と都市の調和が図られた都市景観の形成に努めてまいりました。今後の具体的な景観施設につきましては、景観法の施行を機に、景観計画及び景観条例を策定し、良好な景観形成に向けた啓発を広報紙やホームページ、リーフレットなどを活用し、積極的に行ってまいりたいと思っております。
2点目の真名瀬浄化装置廃止による海への影響についてのお尋ねでありますが、真名瀬に実験的に設置した下水浄化装置につきましては、対象地域の約60%が下水道に接続されており、その役割がほぼ完了したものと判断し、平成18年5月に機能を停止いたしました。なお、水質につきましては、問題が生じていないものと認識いたしております。
3点目の昭和の散歩道の真名瀬漁港遊歩道計画についてのお尋ねでございます。漁港環境施設として風光明媚な海岸の景観を損なうことなく、環境に配慮した遊歩道を真名瀬漁港区域内に整備を行うものでございます。
4点目のごみの広域処理計画が当町の環境に与える影響についてというお尋ねでありますが、ごみ処理広域化による町の環境に与える影響としましては、2市1町ごみ処理広域化基本計画案に、広域化によるデメリットとして記載しておりますとおり、搬入車両の増加等による沿道環境への影響が考えられております。したがいまして、広域施設用地選定に当たりましては、町民生活への影響を配慮し、慎重に進めてまいりたいと考えております。
以上、森議員の質問に対してお答えをさせていただきました。
○教育長(木太郎君)5点目の学校での環境教育の取り組みについてというお尋ねでございますが、学校における環境教育は生涯の学習としての環境教育の基礎となることから、知識を習得することだけではなく、環境に対する豊かな感受性と見識に基づいて、環境問題の解決に必要な判断力と主体的な行動ができる能力や態度の育成を図ることが大切であると考えております。各学校では、教科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間などで環境教育に取り組んでおります。具体的には、下水処理場・クリーンセンター等の見学、ビーチコーミングでの海岸汚染に関する学習、太陽光発電等、クリーンエネルギーに関する学習など、自己の体験から身近な環境問題を考える学習や地球温暖化、酸性雨、森林の減少、砂漠化、大気汚染、省資源等、地球環境に関する学習など、さまざまな取り組みを行っているところでございます。以上でございます。
○議長(笠原俊一君)再質問を行います。
○15番(森勝美君)御答弁ありがとうございました。まず、救急体制の強化についてお伺いしたいと思います。去る10月4日にですね、南郷上ノ山公園のテニスコートでプレー中に心臓発作で倒れた方がおりまして、夫の仲間なんでございますけれども、救急車が通報してから15分ぐらいかかったようでございました。で、救急車の到着時間のですね、目標値はどのようにされているのか、お伺いします。
○消防長(坂本光俊君)救急車の到着目標値というものは特に定めてはおりません。
○15番(森勝美君)以前に伺いましたときは、出動までには1分半ということでしたが、その出動開始をされてから、やはり町内ですと、一番遠いところまで大体6キロぐらいになりますかね。それを救急車の速度と計算したらどのぐらいになるのか、平均値というものは出るとは思うんですけれども、そういう平均値とか、それから最悪値ですね、遅く時間のかかったということの統計は取られているんでしょうか。
○消防長(坂本光俊君)119番を確知してから救急車が現場到着するまで、全国平均では6分30秒ほどかかっております。当町におきましては5分30秒で到着しております。木古庭地区での平均はですね、大体9分かかっております。長柄地区では7分かかっております。以上であります。
○15番(森勝美君)今のお伺いしたところでは、長柄地区といいましても南郷上ノ山公園ですが、救急車の場合は信号もそのまま突っ切るものですから、やはりこの7分で多分到着できるだろうという予測できますが、公園までなぜか15分、通報してからかかったということと、それから私、昨年ですが、やはり近所の方が倒れられて救急車要請したときに、やはり7分以内では…十二、三分かかっていました。それも住所も電話番号、その場所といったことも説明してのこういう時間がちょっとかかって、やはりこの方も間に合わなかったという事実があるんですけれども。そうですね、15分かかったという要因の一つに、公園の入り口の車どめですか、何か、進入禁止のところにかぎがかけたまんまのところがあったということで、そのかぎを外すのに時間がかかったということもあるらしいんですが、救急車の音がすれどもなかなか来ないということで、支えていた方はどんどん心臓の音がね、弱っていくので、ものすごく焦燥感を持ったということなんですね。で、そういうことを考えますと、やはり救急車は早く来るものという感覚を持っていますので、できるだけ7分以内、木古庭でも9分というふうに時間を確実にできるにはどうしたらいいのかをこれからも検討課題と思いますが、多分その最悪時というのが15分、電話をしてから15分ですから、準備にそんな時間かかるとは思いませんし、救急車が出払っていたということがもしかしてあるかもしれませんけど、そういう遅くなった場合の何ですかね、原因というのはどのようにお考えになっていらっしゃいますか、お伺いします。
○消防長(坂本光俊君)緊急車両でありますけれど、交通事情や交差点での赤信号では一時停止あるいは徐行運転をいたしておりますので、遅くなる一つの原因ともなっております。それで、先ほど議員御指摘の10月4日の救急事案でありますけれど、私どもの統計から見ますと、現場到着まで8分で到着しております。
○15番(森勝美君)そうしますと、何ですかね、その現場にいた人たちは、感覚的にということは私ないと思うんですけど、時計を皆さん持っていますし、時計はコートにもありますのでね。だから、その15分、ほかの方はね、20分という方もいました。ですから、現場に到着したのが8分であれば、まだその方は心臓は動いていたということを私は聞いていますので、これは今後のですね、救急車はそのためにサイレンを鳴らしているのであって、一時停止はするにしてもそんなに時間かかるわけではないですからね、もう今後についてのそういった目標値をオーバーしたような場合のね、ケースの原因と対策を総合的に考えていただきたいと思いますけれども、いかがですか。
○消防長(坂本光俊君)確かに救急車が早く到着していましたら助かったかもしれませんが、地域によって、また道路状況によりまして救急車の到着が違ってきます。そこで呼びかけに対して反応しない人がいましたら、居合わせした人がまず必要なことは、第一に119番通報をすることが大切であります。そして、心肺蘇生をするかしないかによりまして、命の助かる大きさは変わってくると思います。
○15番(森勝美君)その心肺蘇生ですが、次に質問しますけど、AEDのことですけれども、やはりみんな高齢で素人です。ですから、例えば管理事務所にそのできるですね、そういう救急措置ができる方がいらっしゃれば別ですが、たまたまその日はあいにく決算の委員会に管理事務所の職員もこちらの庁舎の方に来ていまして、いたのは事務員さん、パートの方だけだったようなんです。それと、携帯を隣のコートの方が持っていたので、その方から事務所の方に連絡をして、それからその方が救急車に救急119番をしてくださったと思うんですね。ですから、そういった直接に関係者がしたわけではないので、その時間的なね、ロスもあったかなと思いますが、今後ともそういったことも考えますと、とにかく南郷上ノ山公園はスポーツ施設でして、多くの利用者がいるんですね。ですから、だれかその救急救命士的な講習を受けた方でも配置するとか、そういうことも考えられるんではないかと思いますけども、その辺はどのようにお考えでしょうか。
○消防長(坂本光俊君)ちょっともう一度よろしいでしょうか。救急講習のことですか。毎月ですね、第3金曜日の日にですね、救急講習を行っています。町の関係者の職員も随時救急講習に参加をしていただいております。
○議長(笠原俊一君)あともう一つ、今、南郷上ノ山公園の方は教育長だと思うんで、設置できないかということでね。
○教育長(木太郎君)今現在、人事に関しては町長部局の方にお願いというか、やっているものですから、私どもは配置された職員に対して救急の講習をなるべく受けるようにして、たくさんの人が集まるんである場所ですから、そういう体制は必要じゃないかと、そういうふうに考えております。
それから、こういうことがありますので、たくさんの人が集まる場所にはですね、こういう除細動器も一つの救急の体制のものではないかと思っておりますので、要望はしてまいりたいなというふうに考えております。
○15番(森勝美君)よろしくお願いします。そういったことの経験からですね、そのテニスの仲間は次々と講習を受けに行っているようでございます。で、高齢化が進んでいまして、どこでそういう事態が発生するかわかりませんので、なるべくそういうそこにいる方ね、新たにそれこそ雇うということは難しいということありますので、その場にいる方ができるような体制というのが重要かと思いますので、よろしくお願いします。
それで、横浜市ではですね、119番通報の内容で緊急度、重症度を識別するシステムのコールトリアージなどを盛り込んだ条例案を制定するという、この12月議会にね、提案するようですけれども、そのことは御存じでいらっしゃいますか。
○消防長(坂本光俊君)横浜市消防局におきまして、救急出動時、受信状況にですね、応じまして、救急隊員3名で出動するところを2名で出動するというようなことは聞いております。
○15番(森勝美君)通報が入りますと、緊急度を3段階に分けて判定して、緊急度に応じた患者の救出の仕方をそういうシステムを考えているということなんですね。それはなぜかというと、関西のですね、震災の折にやはりだれを一番に救出するかという、非常に難問ですよね。そういった場合の対応として生かされるということで、もうトリアージって、その緊急度に応じた救出方法を考えていこうということらしいんですね。やはりこれはどこでも必要なことではないかと思うんです。最近、軽度でも救急車を利用するというような話も聞いていますので、その辺をしっかりと分けるといいますか、区別するといいますか、そのトリアージを確実にできるようにですね、するために、そういった考えが必要かと思います。当町も本当にさっきから申し上げますが、高齢化が進みまして、救急車のね、出動が、回数がふえていると思いますけれども、そのことを今後の研究課題としていただけたいと思いますが、いかがですか。
○消防長(坂本光俊君)現在もトリアージについては救急救命士によります教育がされております。今後、またさらに検討していきたいと思っております。
○15番(森勝美君)ありがとうございました。で、その10月4日の件ですけれどもね、そのAEDの設置があれば蘇生できたのではないかと、本当に大いに悔やまれるわけでございます。犬の遊び場はね、ありますけれど、人命を重視してほしいというふうに私は思います。で、南郷公園ではやはり先ほど申し上げましたとおり、多くの利用者、スポーツだけではなくて、散歩をしている方が非常に多いんです。そういった場合にも強くAEDの設置が望まれるんですけれども、ほかにもですね、学校の体育館、それから…などですね、スポーツを夏でももうバドミントンはもう閉め切った部屋で、蒸し暑い中でやるというのは大変な私、スポーツだと思うんですけど、そういった場合にでもですね、いざ元気でも、急に心臓のこの何かボールが当たっても震えて、それが死に至るというケースも、いろんなニュースでもごらんになっていらっしゃると思うんですけど、それがあるのとないのと、AEDがあるのとないのとではもう大いに蘇生のね、率が違ってくるというふうに聞いています。それで、港湾事務所に、葉山港のですね、港湾事務所にも1台あるんですが、ことしの夏一度それを利用したということを聞いています。港湾事務所は、あれは県の施設ですから、当町ではないんですが、やはりそういった場所にもあるということでですね、今後AEDの設置場所を、まあ町長いないんですが、学校施設なら教育長が責任者でいらっしゃいますし、大いにこれは来年度予算に盛り込んでいただければと思います。リースで大体1カ月4,000円とか、そのように聞いています。逗子市はですね、もう13カ所、学校はもちろんのこと、公園、それから、とにかく人の集まるところには設置されているということですので、今後どのように対応されるのか、来年度予算はどういうふうにそのAEDについてはなっているのかをお伺いできますか。
○町長職務代理者・総務部部長(石川嘉一郎君)先ほど1回目の答弁で申し上げさせていただきましたとおり、その緊急性の問題あるいは施設等の問題、それ等を勘案しまして、その設置に向けての検討を現在行っておりますので、増設については当然やっていきたいという考え方でおります。
○15番(森勝美君)積極的に対応していただきたいと思います。
次に、地域医療の充実についてお伺いしますが、またその10月4日の話になりますけれども、倒れた方の搬送先をですね、探すのに、やはり時間がかかったということも聞いています。町内にありますね、ハートセンターにまず近いですからお願いしたところ、断られたということで、横須賀の方の病院に搬送されたようですが、この救急指定になっている、その町内のね、病院で救急指定になっている病院っていうのはどのぐらいあるんでしょうかね。
○消防長(坂本光俊君)葉山管内では葉山ハートセンター1件だけです。2次の方ですね。救急指定、2次病院ですか。2次病院の方で。横須賀管内では横須賀市立市民病院、横須賀市立上町病院、湘南鎌倉総合病院、横須賀共済病院等はあります。
○15番(森勝美君)一番近い葉山のハートセンター2次ということで、やはり心臓の発作ということは、やはり心臓のハートセンターが専門と思いますので、だれでもそこにという、救急隊の方もそう思われるんですよね。ですから、これを何とか1次にするとかいうことはできないんですか。2次というね、ハートセンター2次、救急2次の病院とおっしゃいましたね。それで、その方は断られたということなんです。その事情はよくわかりませんけれども、その2次ということで断ったということが考えられるんでしょうか。
○消防長(坂本光俊君)この10月4日の事案につきまして、CPAの状態、意識がない状態でありましたので、横須賀市の横須賀共済病院、これが3次扱いになっておりますので、そちらの方に直ちに搬送したと思います。
○15番(森勝美君)横須賀までかなりスピード出して行ったとしても、ある程度の時間はかかりますよね。だから、それ町内、逗子市内のならば近いですからね、今、逗子市の沼間に予定されている病院については、葉山町民も多くも利用できるという、思っているんですけれども、逗子市から何か協力の話が、新聞紙上でははっきりとはなかったんですけれども、話を葉山町にもしたというような記事を読んだように思いますけれども。葉山にもそういう話があったのかどうか、御存じの範囲でお聞かせください。
○保健福祉部部長(根岸隆男君)逗子市のその総合的病院の誘致については、今年度、たしか2回ほど逗子市の方から葉山の方にお越しになって、その誘致に向けての現状の説明、これについてはお話がございました。町におきましてはその話をお受けしていると。要するに、お話しをお聞きしているという状況にございます。
○15番(森勝美君)本当にこれが実現できたらいいと思いますので、協力依頼がありましたら、要請がありましたら、ぜひ協力をしていただきたいというふうに思います。
次に、移ります。緊急地震速報の運用についてなんですけれども、まず、非常に今のテレビ・ラジオ等では盛んに何ですかね、コマーシャルなどでもしていますけども、当町の場合、先ほどのお話ですと、何でしたっけ、その周知をしている、情報の提供に努めるというようなね、ですが、そのどうやって情報の提供をするのかをお聞きしたいんですけども。
○消防長(坂本光俊君)緊急地震速報を有効に活用するためには、住民に対する周知が必要なため、あらゆる機会を通して情報を広めてまいります。現在のところは、テレビ・ラジオ、携帯会社のやりますメールでの発信が現在行われていると思います。
○15番(森勝美君)できるだけ多くの方、特に高齢者が災害時には救出がおくれるということもありますので、高齢者にわかりやすい周知の仕方を今後研究していただきたいと思いますけれども。この設置にある程度の費用がかかるということで、なかなか進んでないという自治体が多いと聞いていますけれども、当町では携帯のメール機能を使うという、今、消防長お話しされましたけど、そうじゃないですか。とにかく高齢者を救出するための手段ですね。情報の提供だけではなくて、どういうふうにするかを今後研究をしていただきたいと思いますけど、いかがですか。
○消防長(坂本光俊君)今後さらに研究していきたいと思います。
○15番(森勝美君)では、次に移らせていただきます。景観形成に向けては具体的な啓発ですね、必要だというふうに思いまして、今回条例制定の前に住民に多くの住民に協力をしていただければと思うんで、私も今回質問をさせていただきますけれども。先ほどですね、住民の意識の高揚が私は必要ではないかと思うんですが、それをどう進めるかについて、広報紙で、リーフレットなどでお知らせするということだけですけど、これだけでは「広報はやま」を読みすればいいんですけれども、なかなか回覧板を回してもよく理解されてないという面もあるんですね。ですから、私は「花いっぱい運動」もボランティアの方たちしています。そういった活動をしている方たちにお願いする形でもいいですけれども、各町内会ごとにですね、そういったテーマを決めて、景観に対するテーマを決めて、どういうふうにこの町をしていこうか、自分たちの住んでいるところをしていこうかというふうに積極的に参加できるようなプログラムをつくる必要があると思うんですけれど、そのことについてはどのようにお考えでいらっしゃいますか。ただ、リーフレットを作成すれば、だけではこの景観についての協力は得られないんじゃないかと思いますけど、いかがですか。
○都市経済部部長(高梨勝君)先ほど御答弁させていただいたのは、こういうことなどということで、これからですね、いろいろやはり皆様と御協力をいただきながら、よりよいものを作成していきたいというふうに思っておりますので、今後の課題とさせていただきます。
○15番(森勝美君)この景観について、葉山の町民の方がですね、葉山を大事に思う、緑と、それから海のある葉山を美しい葉山としてですね、残すためには、ただそれ眺めているだけではだめということをもうよく皆さん御承知ですので、積極的に町の方から本当に景観形成を完璧なものというのは難しいかもしれませんけれど、浸透させていくためには、本当に真剣に取り組む姿勢を見せなければ、私はいけないと思っています。ですから、プロジェクトチームをつくるなり、景観に対しての造詣の深い方にトップに立っていただいて推し進めるとかね、この条例を策定するについてはただ形だけというのでは、私は恥ずかしいと思います。で、葉山を本当に品格のある美しい町に保ち続けるための私は条例制定だと思っていますので、その取り組み方いかんでは、成功するかしないか、大きな境目ではないかと思いますので、まずその取り組みの姿勢を伺いたいと思っていましたが、もう一度お聞かせください。
○都市経済部部長(高梨勝君)よりよいものにしていくための努力をしていきたいと思います。
○15番(森勝美君)20年といいましても、すぐもう来年ですから、気持ちだけでは進まないと思いますので、積極的に町民に働きかけるためには、どういったことが必要かということをお考えいただいて、積極的に各町内会に働きかけるような方法をお考えいただければと思います。
で、次に移らせていただきます。真名瀬の浄化装置の廃止についてですけれども、これはもう以前から下水道が地域で80%以上の接続があればというお話を聞いていましたですけれども、60%が接続したので廃止をしたということで、水質検査の資料もいただきましたけれども、これ保健所に問い合わせましたら、保健所というのは遊泳できるかどうか、海水浴ができるかどうかのレベルなので、魚に対しての影響とか、そういったことはよくわからないということなんですが、このBOD値が非常に悪いんですよね。コミプラや下水道の処理水に比べて、大体コミプラや下水道の処理水というのは6とか7だと思うんですね、BOD値。それに比べて非常に高い。これはちょっと私は海の海産物を食べる側としてはね、これでいいのかなと思いますけれど、そのように海に与えている影響をどのようにお考えなのか、もう一度お聞かせください。
○生活環境部部長(石川恵一君)議員の言われますように、下水道、それから合併浄化槽等につきましては、当然そのような措置をとるという施設です。今回言われている真名瀬につきましては、実験的な施設ということで、そういう部分も含んでおりましたけども、町内の全域を見たときに、公共下水道につきましては、認可区域内でもまだ75%、残りの25%が残っております。全体区域を見ても、まだ4割に満たないという部分で、6割の方が下水道につながないという状況の中では、海に与える影響ということでは、全町的なものを考えていきたいと思います。当然下水道につきまして、これから推進していきたいと、そのように思っております。
○15番(森勝美君)この海というのは非常に波が洗ってくれるということで、波の荒い日はきれいになると思いますけれど、最近はあれですよね、護岸堤といったもので波が以前よりは弱くなったというふうに聞いています。そうすると、海水の浄化、海の浄化ということも少しは悪くなるかなというふうに思うんですね。で、この検査の結果では非常に心配だというものを、要するにPCBとか、そういったものは検査の対象にはなっていない。まさかと思いますけれども、そういう心配も川の流れ方の様子では心配されるというふうに、私は思うんですけれども。そういった検査についてはどのようになるか、されるのか、この検査の対象が違うんですか。
○生活環境部部長(石川恵一君)ございません。今、意味がうまく受け取れなかったんですけども、対象が違うというのは当然河川の水質検査等、海水の水質検査、そのものについては当然違いは出てくると、そのようには思っております。
○15番(森勝美君)魚とかですね、海藻に影響が出ないかどうかという、そちらまでやはり心配していただかなければいけないと思います。これ環境は、葉山は川だけじゃなくて、それこそ環境保全については川だけではなくて、海ももうもちろん大事なことですのでね、流れていく水だけの問題ではなくて、それを受け入れている海の生物に影響があるということがもう一番の問題、心配な種ですので、これでこの装置を廃止して、それだけで海にとっていいのかどうかということをもう一度私は伺いたいと思います。これ海の魚を人間が食べているんですよね。海藻も食べますし。ですから、そこのところをもうちょっと安全だというふうに何かお示しいただく材料というのは、何かないんでしょうか。
○生活環境部部長(石川恵一君)先ほどもお話しさせていただきましたけども、当然公共用水域の保全を図るという部分で、公共下水道を推進しております。河川から海に流れます。また海につきましては、日本全国どこもつながっておるわけですので、当然どこの自治体におきましても、河川を保全することによりまして海水の保全を図るということで解釈をしております。
○15番(森勝美君)私が心配していても仕方ありませんけれども、でもやはり海というのはつながっていて広いとはおっしゃいますけど、護岸堤をつくったことによって水の流れが変わったということも聞いていますし、その点でですね、水がこの河川から流れた水が浄化されるというのが少し遅くなったりするということが魚や海藻類に影響を与えないように、今後の見守っていきたいと私は思います。
次に移ります。昭和の散歩道の真名瀬漁港遊歩道計画についてですけれども、砂浜が狭くなるということで、皆さん、署名もたくさん集まって、見直しの陳情も出ましたが、その真名瀬漁港の整備によって漁港内に魚が入らなくなったというような漁師さんのお話もありますし、この日本人が好んでいますね、白砂青松の、それから風光明媚の葉山の海岸が売りだったというところにコンクリートのですね、構造物ができることに対して、私は環境の面からいっても、余り好ましいものではないというふうに考えています。で、この目的がですね、町民のためではなくて、観光客のために巨額の費用を使うということへの疑問も町民からも出されていますし、その民意を反映していないという、昨日8番議員さんの質問の中でも判明したわけです。で、これについて町長も辞職されてですね、責任を取る執行者がいないということであれば、もう一度、もう昨日から皆さんも心配されています入札、これをとめるということが最も私は重要じゃないかと思いますが、その点についてお伺いします。
○都市経済部部長(高梨勝君)昨日も申し上げたとおり、この事業につきましては、3年前から国・県等、それから議会等にもお示しして事業を御承認いただきまして進めてきたものでございます。そして、この遊歩道につきましても、今年度の予算を御承認いただきまして進めておるものでございます。そういったことからも申し上げまして、私どもの方、事業課としては、これは事業を進めさせていただくということのお答えしかできません。以上でございます。
○15番(森勝美君)その事業を進めさせていただくというお話ですけれども、これは町長が執行責任者であるわけで、今、不在という事実があるわけです。このときにですね、例えば何か問題が起きたような場合に、だれがじゃあ責任を取るのかと、昨日からそのように問われているわけですけれども、なぜその民意が反映できないんだということをお伺いしたいと思います。
○町長職務代理者・総務部部長(石川嘉一郎君)ただいまの御質問でございますけれども、今、担当部長よりお答えを申し上げたとおり、私ども行政といたしましては、今までこれをやる経過について住民への説明、関係者への説明、それから議会の皆さんへの説明等を、それの手続を踏んでまいりました。それで、事業執行に当たりましては、予算も当然議会の承認をいただく中で、その際の説明もさせていただいたわけです。それを踏まえて、関係する県あるいは国への協議もさせていただいて、その適正といいますか、その内示までいただいた事業でございますので、これについてはそういうもろもろの経緯を踏まえての事業ですので、我々行政としてはこれを推進していく義務というものがあろうかと、我々は思っております。
○15番(森勝美君)住民への説明とおっしゃいましたが、ごく一部の方への説明だったように聞いています。それから、これを推し進めるのが義務だとおっしゃいますが、これは町民の税金であり、また国からの補助、交付金というのも国民の税金であります。この町民がちょっと待ってほしいという要望を出している以上は、それが地方分権ですよね、行政と町民との協力関係ということを考えれば、やはりもう一度町長も、何度も申し上げますが、執行責任者としていらっしゃらない中、それを進めることは、私はもう一度考え直すべきではないかというふうに思います。で、以前ですね、昭和の散歩道の署名が7,000人あるということで、この民意を反映するための遊歩道計画を進めるんだというお話がありましたけれども、この7,000名については署名の内容がこの真名瀬漁港区域内の遊歩道を進めますという内容は一言も入っていませんよね。それをもって7,000人の署名があったというふうに委員会でもお聞きいたしましたけれども、それであるならば、この7,000人の署名された方たちに全部一人ひとりに当たって説明をするべきだというふうに思いますが、それをそういう労は取れますか。
○町長職務代理者・総務部部長(石川嘉一郎君)御指摘の点についての説明というものは、それは我々としては説明するものの性格ではないというふうに思っております。
○15番(森勝美君)それではですね、このまあ町長いらっしゃらないので、答弁のしていただきようもないんですけれども、町長も7,000人の署名があるのでこの遊歩道計画は昭和の散歩道としてあるんだということでしたけど、それ取り消していただかなきゃいけないと思います。では、そうではないですか。どうでしょうか。
○町長職務代理者・総務部部長(石川嘉一郎君)再三お答えを申し上げておるところですけれども、この真名瀬漁港再整備事業につきましては、漁港区域内の施設整備ということで、その発端があるわけでございます。したがいまして、その後からいろいろ守屋町長からその辺の結びつき関係についてのお話ありましたけれども、その再整備についての一つの施設整備ということで我々は進めております。町長についてはそれの政策的あるいは政治的な判断でそういうお話もありました。我々も承知をいたしておりますけれども、漁港再整備の中での一つの施設整備ということで進めておりますので、その点は御理解を賜わりたいと思います。
○15番(森勝美君)県とも相談してということをよくおっしゃいますが、県は町が要望しなければ何もしません。それは私確かめてあります。ですから、これは町の、漁港区域内は町の独自の事業ということになるはずですので、これを町民が何とかちょっと待ってほしいというならば、それにこたえるのが筋ではないかと思います。時間もありませんので、私はこれについて、首長の町長のですね、執行責任者がいない中での進め方は疑問を呈しておきます。
次に移らせていただきます。ごみの広域化の処理計画で、とりあえず皆さん、本当にごみの広域化に町民が賛成しているとは思いませんが、分担する町、当町のですね、不燃ごみの処理施設の担当になっていますが、以前から車が車両が10トン車が1日50台出入りするということですので、これは非常に公害をまき散らす。要するに環境に与える影響がものすごい大きいと思うんですね。で、周辺の方たちの公害による喘息が非常に発生するんではないかと危惧されます。で、そういったことを何も考えないで、まず広域だという考え方についてはですね、いま一度町民に、陳情もありましたけれど、その説明はするということで委員会では採択をしました。全員の総意で採択をしましたので、これを進めていくに当たっては、いま一度広域化について検証する必要があると思いますけれども、いかがですか。
○生活環境部部長(石川恵一君)私の方からお答えできますのは、今回基本計画案というものができまして、7月にパブリックコメントをさせていただきました。この11月の30日にその町民からいただいた意見に対してホームページあるいは担当課の方でもって公表をさせていただいております。そういう中でもって、2市1町が広域というものが過去10年間、2市1町になってからも2年間、進んできているわけですので、その部分につきまして町民の方々に対してお知らせはしていると、そのように思っております。
○15番(森勝美君)手続としてはそういうふうになろうかと思いますけれども、これこそですね、住民一人ひとりの協力がなければ進まない問題ですので、とにかく減量をして自区内処理という独自でやることが葉山にとっては環境にも優しいというふうに私は思いますので、今後もそういうふうに努力をしていただきたいと思います。
それから、光化学スモックがですね、発生しやすい場所というのが長柄の交差点ということで、小学校でも光化学スモック発生すると外へ出ないようにということもしています。これが学校周辺ですよね、保育園あり、学校あり、役場あり、それこそ住宅もある中を1日50台の10トン車が通るとなれば、こういう対策だって、ただは済まないというふうに思いますが、費用も非常にかかるものだろうというふうに思いますので、その点も考慮して今後進めていただきたいと思います。
で、次に移らせていただきます。学校の教育では非常に先ほど教育長の御答弁ではいろんな多方面で子供たちに教育をしているという、非常にいいと私は思いました。それでですね、せんだって環境フェスタで、私、生ごみのコンポスター化の実演をしましたら、もう子供さんがもう二、三人来て、「何、何」っていう感じでのぞきますので、「学校にもあるよね」と言ったら、「ある」って、「どうやって使っているか知っている」と言ったら、「知らない」というものですから、私が逐一説明をしました。それで、お母さんに…。
○議長(笠原俊一君)森議員、そろそろまとめに入っていただかないと。
○15番(森勝美君)生ごみは大事なものだからということをね、言ってあげてねと言ったら、「はい」って言って。それからもう一つ役場の入り口にあります空き缶の調整機ですか、あれに缶からを入れていましたら、また小学3年生の男の子たちが来て、「何やっているの」って、「これを缶をここに入れるとシール出てくるのよ」って、「そのシールどうするの」って言うから、「たくさん集めたら鉛筆とか、ノートとかもらえるので、それはおばさんは発展途上国に送るのよ」と言ったら、「へえ」とか言いまして、「やらせて」というんで、その子供たちがもう喜々としてお手伝いをしてくれました。だから、子供にとっての環境教育がいかに大事か。もう実践させていただきました。ありがとうございました。一般質問を終わります。
○議長(笠原俊一君)これにて、15番議員森議員の一般質問は終結いたします。
第2番、7番議員近藤昇一君、登壇願います。
○7番(近藤昇一君)7番近藤です。一般質問を始めるに当たりまして、一言申し上げたいと思います。守屋町長辞任に当たり、私は恐らく本会議の中で最も長く対話した者として、この定例会で最後の対話ができ、守屋町長辞任の本当の理由を述べていただけるものとして期待しておりましたが、診断書を添えて欠席届が出されたとのことで大変残念でなりません。町長にあっては、残る22日までの任期の間に、議会と町民に説明することを求め、また議長におかれましても、その努力を求めるものであります。
それでは、通告に従いまして、一般質問を行わせていただきたいと思います。第1に町長の辞任についてであります。去る11月15日の新聞報道により、葉山町長守屋大光氏の2つの政治団体が、2005年の町長選挙後、町長自身が会長を務める私的懇親グループに計270万円を寄附していたことが判明しました。公職選挙法は、政治団体による選挙区内の有権者への寄附を禁じており、県選管は法に抵触するおそれがあると報道されております。私たち議員有志は、21日、議長に対し、葉山町議会としてこの問題は看過できないものであり、直ちに葉山町長守屋大光氏から説明を求めるため、議員全員協議会の開催を求めるものであるとの申し入れを行いました。しかし、この要求が受け入れられる前に町長の辞任が発表されました。私は22日の各派代表者会議の席上で、辞任の意向を表明する町長に対して、議員全員に説明すべきであることを要求し、各派の代表からも合意を取りつけました。その後の各派代表者会議、議会運営委員会では、議長から、町長が本会議に出席する可能性について言及され、定例議会最終日の全員協議会において町長があいさつしたいとの意向であること、これはあいさつにとどめることが報告され、私は一般質問に町長が出席するものとして、これを了解いたしました。その後、昨日の各派代表者会議で、町長の欠席届が提出され、9日まで職務代理者を置いたことが明らかにされ、今日に至っております。であるならば、最後の可能性として定例会最終10日、11日は、出席の可能性があれば、そこでの全員協議会では、町長への質問も可能なものとすべきであることを議会運営委員会の席上、議長に申し入れたところであります。
先日開かれた町民の御意見を伺う会では、町民から町長の辞任について、270万円の寄附があるとして辞任すると新聞報道があるが、昨今よくある話で、修正して事を済ませていることが多い。これだけの問題なら修正で済むのではないか。それを辞任となると、もっとほかにあるのではないかと疑ってしまう。議員は住民に説明する責任があるのではないかとの意見にもあるように、この問題は、町長においては、町民から選ばれている公職の立場から、町民に説明する責任があります。また議会には、町政をチェックする立場から、辞意を決意された要因について真相を知らなければいけない義務があります。さらに副町長問題も町長辞任の一つの要因であると報道されていることが事実であるとすれば、議会もその一因を担っていることを反省しなければならないのではないでしょうか。それは、私たちが求めた百条調査委員会設置、辞職勧告決議案がいずれも否決されてしまったことであります。その後、総務建設常任委員会で辞職勧告決議案の可決が副町長の辞任を早めたことを考えれば、もっと早く議会の意思決定がされていれば、副町長の辞任が早まり、町長を辞任に追い込む要因の一つを取り除いた可能性があります。つまり、議会自身も今回の町政の混乱を引き起こした要因になったことへの反省が求められるものと考えます。
最後に、町長に関する2つの政治団体と私的団体の責任についてでありますが、私たちは今回の事件について、2つの政治団体と1つの私的団体が公職選挙法に抵触するおそれがあるということであり、守屋町長個人だけが疑いを指摘されているものではないと考えますが、選挙管理事務局の見解を伺います。
第2に、副町長の公有地占用問題についてであります。この問題についても、当の本人が辞職されているので、この場で本人から聞くことができませんので、担当部署から改めて議会や漁協との約束事である撤去の確認についての見解を伺っておきます。また、この問題は定例会最終日に、総務建設常任委員会の中間報告が予定されておりますが、そこで示されるように辞職しても所管事項として、引き続き問題解決まで取り組むことが確認されています。町の担当部署での決意について伺います。
第3に、真名瀬漁港再整備計画の問題点についてであります。今、住民団体から真名瀬漁港再整備計画をめぐって、環境破壊等の問題で陳情が議会に提出されるとともに、防波堤延伸工事その2、その3の請負契約締結をめぐって、独禁法違反で排除措置命令、課徴金納付命令を受け、国土交通省や県内自治体から指名停止処分を受けていた株式会社不動テトラを落札業者としたことなどが発生したため、改めて整備計画策定の経緯について解明を求められることになりました。私たち日本共産党葉山議員団は、真名瀬漁港再整備計画の中で遊歩道の計画については既に反対の態度を表明してきましたが、沖防波堤及び防波堤延伸工事について、その時点では科学的根拠が判明していないため、賛否の表明はしてきませんでした。その科学的な評価について、議員団独自に日本共産党神奈川県議会の協力を得て、平成15年度の真名瀬漁港区域再整備調査業務委託報告書、また平成16年度真名瀬漁港静穏度解析等調査業務委託報告書について海洋環境学者に分析を依頼し、指導と報告書の評価を受けました。その結果、今後さらに、これについて検討を進める必要があると判断いたしました。
真名瀬漁港再整備事業は、総事業費5億8,000万円。国の漁村再生交付金事業として2005年度着工から2010年度までの工期で推進されています。事業着手前には、財団法人漁港漁場漁村技術研究所に調査委託し、03年度調査報告書、04年度調査報告書が提出され、2005年度に国の漁村再生交付金の交付を受け、事業に着工。事業は防波堤の整備による、安全で快適な漁場地域の形成、自然環境の保全とつくり育てる漁業への転換、散策路整備による都市住民との交流促進の3つの目標を掲げて工事を着工したものの、防波堤再整備では最初に工事を進めたのが、既設防波堤の延長工事ではなく、沖防波堤の新設工事でした。2006年度に人工リーフタイプのに沖防波堤が施工されましたが、事前の環境への影響については十分に調査した形跡はなく、事後の2007年度真名瀬漁港再整備事業効果調査業務委託中間報告がなされておりますが、改めて、それらの調査報告書を分析した結果、以下に示すような問題点が浮き彫りになっております。
その1として、静穏度調査での検討結果の疑問についてであります。2004年度調査報告書は、沖防波堤等の計画に当たり、実証的に裏打ちするために防波堤による反射等が航路に与える影響や漁船の操船に対する影響等を考慮して、配置案を検討し、計画案で想定したような泊地の静穏度を確保できるか確認すること。そして、沖防波堤等の設置により森戸地区の砂浜に与える影響を把握することが目的とされ、反射波の波高分布の計算や静穏度解析計算、砂の移動パターンを予測する汀線変化予測計算を行い、最適な計画配置案を決定するとしたものであります。港の形の案の検討では、1、既設防波堤の延長が必要か。2、沖防波堤は必要か。3、既設防波堤を延伸する場合、直線で延ばすか、それとも曲げた方が有利か。4、沖防波堤位置は航路の確保等を考慮して、浅い位置にする方がよいか。さらにチビ磯に寄せた位置がよいのか。5、港口部への影響を考慮して、沖防波堤の向きはW波、西方からの波ですね。これに対して反射波が航路に向かない方向がよいかなどの目的で実施したとしています。計画案1から計画案9まで9つの検討案を示して比較検討した結果、最適案として計画案9を決定しております。
しかし、静穏泊地を確保する整備水準の目標とした出漁限界波に対する検討や一般的には第1種漁港などの休憩用泊地の静穏を確保するための許容波高条件とされる1年確立波に対する検討も現行と計画案9の解析結果しか示されていません。さらに、港形案の検討では、既設防波堤の延長が必要かとしながら、既設防波堤延伸の独自の検討の形跡が見られないことであります。検討結果は、沖防波堤だけでは現況に対して港内静穏度の改善は不十分で、静穏泊地は形成されない。開口部を狭くする必要があるが、既設防波堤の先端部には暗礁があるので、航路確保のために沖防波堤を既設防波堤側に寄せることが難しい、このため既設防波堤の延長が必要であると結論づけています。沖防波堤の新設は既定の事実として、そのために既設防波堤の延伸が必要との認識を示したにすぎません。計画案にも、既設防波堤の延伸だけの事例は計画案7だけで、延伸の角度をどうすれば効果的かの検討は皆無となっています。これらの疑問について、どう答えるのか伺います。
その2として、沖防波堤の必要性についてであります。沖防波堤は必要かの検討では、既設防波堤を延長すると港内静穏度は向上するが、静穏領域の幅が狭く、まだ不十分である。よって、沖防波堤も必要であると結論づけていますが、既設防波堤の延伸と沖防波堤の新設を組み合わせれば、既設防波堤の延伸単独よりも港内静穏度が向上することはだれも疑いません。問題は、単独でも港内静穏度が向上すると認めているように、それが漁船を係留するのに十分な静穏度になっているのかどうか、本当に沖防波堤が必要だったのかどうか疑問を持たざるを得ません。外港航路への影響では、既設防波堤の延長は必要かで、外港航路の開港部の付近の波高は既設防波堤の延長による変化はわずかで、場所によっては波高が減少していると分析。沖防波堤は必要かでは、沖防波堤を新設した場合の外港航路への影響は、多少の波高増大があるが、数センチメートル程度で支障がないと分析し、明らかに既設防波堤の延伸だけで外港航路への影響が小さいことが明らかになっています。この疑問に対しての見解も伺っておきたいと思います。
第3として、汀線変化の検討結果についてであります。2004年度調査報告書で汀線変化の検討が行われおります。2003年度調査報告書で、砂浜の消失対策の一つとして沖防波堤の新設をその最大のよりどころにしたものであります。そのため、決定した港形案が背後の森戸地区砂浜に与える影響を確認するため、汀線変化計算を行うとして実施しているものであります。現在の港の形で、将来予測した結果の現況将来予測と計画案9の港形で将来予測した結果の計画案、将来予測のそれぞれ10年後を比較検討しています。現況のままで推移した場合に、森戸神社からデニーズ前面まで広い範囲で、砂浜がほぼ浸食され、漁港泊地側に向け移動し、堆積する傾向があるが、計画案にした場合には漁港側への堆積がなくなり、森戸神社とデニーズの中間付近に堆積し、沖防波堤のトンボロ現象が発生していると予測しています。
結局、2003年度調査報告書で砂浜の消失対策として沖防波堤の新設が頼りとされたものの、2004年度調査報告書では、沖防波堤の新設により森戸神社前面の砂浜の浸食範囲が減少して、デニーズと森戸神社の中間付近に堆積し、これまでの堆積傾向にあった漁港側の岩礁、中根付近の領域が浸食傾向に変化するように、砂場の移動が起きるだけで、沖防波堤の新設では、砂浜の消失対策にならないことを示しております。最近の台風の際に、既設防波堤延伸工事の砂を入れた箇所が一挙に浸食されたことでも、沖防波堤の新設による影響であることは明瞭であります。これらの結果から、沖防波堤建設の根拠であった砂浜の消失対策となっているのかどうかについて伺います。
第4として、2007年度調査中間報告書についてであります。2007年度調査報告書は、2006年度に施工された沖防波堤建設前後において、当沖防波堤とその周辺に生物相の変化を把握することに調査目的が置かれています。一般に藻場の形成には、新規のきしつを設置後3年程度かかるので、継続したモニタリングが必要として、今回は施工して約半年後の初夏の調査で、秋期にもモニタリング調査を計画しており、当報告書は中間報告であること断っております。また、形だけの事前調査が実施され、沖防波堤工事の着工前の2006年7月に簡易な生物調査を実施し、現状建設予定地は砂混じりの岩礁、水深1メートルから5メートルの岩礁上にアラメ、カジメ、オオバ目等の馬尾藻類が分布。砂中生物は節足動物の海蛍もどきが優占、泊地の水深約2メートル緯線の岸側に約0.12ヘクタールの甘藻場が分布などと分析、建設に伴う生物相の変化予想では、漁礁破壊、海底の生態系への影響やマイナス面は全く想定せず、大型漁藻の藻場が形成され、アワビ、サザエなどの漁場が形成、アワビなどの好適な飼料環境に伊勢海老の生息、甘藻場が次第に拡大するなどと予想しております。
事後の調査結果、中間報告では、海草類の分布では荒布の様態が着生、ブロック捨て石部には荒布、カジメ、馬尾藻類のオオバ目の着生を確認。動物の分布では、クロアワビやサザエは沖防波堤上にまだ少ない。伊勢海老は確認できなかった。魚類、キヌバリ、メジナ、ウミタナゴ、チャガラなどは蝟集を確認。甘藻場の分布では、港奥の甘藻場の範囲は約0.17ヘクタールで微増などとしておりますが、さほどの効果が上がっていない…上がっているとは言えない状況であることを告白しています。また、沖防波堤の沖側では、海草類や動物の生物量が多く、岸側では少なく、沖防波堤を設置して波当たりが減じたため、岸側では生物量が少なくなったことが示唆されています。当該海岸漁港のように、岩礁生態系、アラメ、カジメ、ワカメ、アワビ、サザエなどは、荒い波が直接洗うことにより維持されているものであり、沖防波堤の新設により入江が静穏化するということは、波当たりが弱まり、海底の泥の堆積、不泥化や水質汚濁を促すことにもなりかねません。そのことは、漁師が沖防波堤の岸側に群生していた天草がことしの夏場に黄色く変色したと証言しているように、事前調査でも把握されていない海草類であり、ずさんな事前・事後調査を浮き彫りにしているとともに、波当たりを減じたために海草類や生物に影響を与えたことを実証するものであり、極めて重大であります。このことに対する町の見解を伺います。
第5として、現在進行している計画の費用便益比率を何倍と見ているかについてであります。2003年度調査報告書の整備方針では、当該地区の自然環境、岩礁景観、生物生息場条件等や漁場への森戸の磯への影響などを考慮するとしているにもかかわらず、どのように考慮されたのかが不可解であります。費用対効果分析での最大の費用は沖防波堤で、最大の便益は水産物生産コストの削減と漁業外産業の効果とされており、つくり育てる漁業への転換策の目玉として推進された沖防波堤が目指している漁礁効果は、現在のところ見るべきものはありません。最大の費用を要する事業が、最大の便益を生み出す関係になっていないことも重大です。費用対効果分析では、事業費を防波堤延伸8,000万円、沖防波堤2億8,000万円、物揚げ場改良2,400万円、合計3億8,400万円と工事費を試算、沖防波堤工事費が実に総事業費の73%に相当、それに維持管理費を年間100万、50年で5,000万とし、事業費合計を4億3,400万と試算。一方、一方の便益の標準年間便益を水産物生産コストの削減効果1,270万1,000円、漁業就労者の労働環境改善効果542万4,000円、漁業外産業への効果1,122万円、生命・財産保全防御効果144万7,000円、年間便益額の合計を3,079万2,000円と試算。それを50年間に便益が続くとして、総便益を5億8,805万4,000円と試算し、費用便益比率を1.54倍と見積もっております。しかも、漁獲可能資源の維持、培養効果、漁獲物付加価値化の効果などの水産物生産向上は効果なし、自然環境保全修復効果、景観改善効果などの自然保護、文化の継承については、貨幣化して算出できないとしていることが判明しています。また、注目すべきは、遊歩道建設について事業費が見積もられていないだけでなく、漁港環境施設、休憩所など、用地については基本的に現有施設の必要面積を所要面積とするとしていることであり、事業着手段階で5億8,000万円に膨らんだ最大の要因は遊歩道建設にあることは間違いありません。この遊歩道への工事費や維持管理費等を計算に入れず、便益費を見積もっていることも疑問であります。
こうした状況にありながら、事業の手順としては静穏化の効果が明らかな既設防波堤の延伸工事から施工すべきであるのに、沖防波堤工事を先行させ、泊地の静穏の向上、緊急性のある既設防波堤の延伸工事をおくらせたことは重大であり、沖防波堤新設工事の必要性は薄いものと言わざるを得ません。このことに対する町の見解について伺います。また、これらの分析の結果から、町として今後第三者による環境影響評価を再実施する考えはないか伺っておきます。さらに、現在、漁村再生計画、この計画の見直しのために、漁民・住民代表も交えた検討会を立ち上げて、住民合意で進める考えがないかどうか伺っておきます。
以上で第1回目の質問とさせていただきます。
○議長(笠原俊一君)答弁を行います。なお、近藤議員質問の項目の1の中で、選挙管理委員会への質問の項目がありました。答弁者の要求欄にありませんでしたので、登壇の席でできないときには、選挙管理委員会書記長である上妻総務課長より、再質問の中でやっていただきたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、答弁を行います。町長職務代理者・石川総務部長。
○町長職務代理者・総務部部長(石川嘉一郎君)近藤議員の通告に従います一般質問について、順次お答えを申し上げさせていただきます。
まず、1項目目の町長の辞任について、3点ほど御質問がございました。辞意を決意された要因、それと副町長問題も一つの要因と報道されているがという点。それから、町長に関する2つの政治団体と私的団体の責任についての御質問につきましては、これは町長直接本人にかかわる内容と思われますので、私からのお答えは差し控えさせていただきますが、先ほど質問の中で、担当部長、あるいは担当者より説明をできる部分もございますので、それは後ほど答弁をさせていただきたいと存じます。
それから、2項目目の副町長の公有地占用問題について3点ほどございました。1点目の議会や漁協との約束である撤去の認識について、それから町政混乱の責任について、辞職勧告をどのようにとらえるのかという3点につきましても、先ほどの町長と同様、副町長本人の内容と思われますので、これについても私としての答弁は控えさせていただきますが、関連する内容については、再質問でお答えをさせていただければと思います。
3点目の真名瀬漁港再整備計画の問題点について7点ほどございました。まず、第1点目の静穏度調査での検討結果の疑問、それと2点目の沖防波堤の必要性についてのお尋ねにつきましては、関連する事項でございますので、あわせてお答えをさせていただきたいと存じます。漁港の整備において沖防波堤を設置せず、既設の防波堤の延伸をするだけで対策を講じた場合には、港内の静穏度が十分確保されないことから、沖防波堤の整備が必要であるとの判断をいたしたものであります。
次に3点目の汀線変化の検討結果についてのお尋ねでありますが、現況再現計算の結果から、汀線変化が強めに出ていることを考えますと、計画案では汀線は比較的安定するものと判断できるものと報告を受けております。
4点目の2007年度調査中間報告についてのお尋ねでありますが、9月に平成19年度真名瀬漁港再整備事業効果調査業務委託中間報告がまとまり、10月から役場情報コーナーと産業振興課窓口及び町立図書館において公表をいたしております。
5点目の現在進行している計画の費用便益比率を何倍と見ているのかというお尋ねでありますが、費用便益比率は1.17でございます。
6点目の第三者による環境影響評価の再実施する考えはとのお尋ねでありますが、現在、財団法人漁港漁場漁村技術研究所において、生物調査を中心とした効果調査を実施いたしております。
7点目の漁民と住民代表を交えた検討会を立ち上げるべきではないかというお尋ねでありますが、平成15年度より漁業協同組合や地元町内会の意見を取り入れながら、関係機関と調整を図り、計画策定を進めてまいりました。今後も漁業協同組合を初めとする関係者との調整を図りながら、計画を進めてまいりたいというふうに考えております。
以上で御答弁とさせていただきます。
○議長(笠原俊一君)再質問を行います。
○7番(近藤昇一君)まず、最初に伺っておかなければいけなかったと思うんですけども、今回こういう異常な事態の中で、職務代理者としては大変御苦労されていると思うんですけども、その職務代理者としての役割と具体的な権限というのは、どういったものをどのように考えておられるか、これをまず伺っておかなければ、これ質問もできないしね、その辺どのようにお考えでしょう。
○町長職務代理者・総務部部長(石川嘉一郎君)職務代理者の職務といたしましては、現町長が行うべき職務は、職務代理者に権限があるというふうに法令上はうたわれておりますけれども、ただ、そのとおりだとなかなか現実にはいかないものだと私は認識をいたしております。ただ、権限はどうかということであれば、町長の持っている権限は代理者が持つということになろうかと思います。しかしながら、私は一般職でありますし、それが十分にできるかどうかということは、私自身も思っておりませんで、できるだけ行政サービス、あるいは行政運営の中に精いっぱい務めていくのが私の責務だというふうに感じております。
○7番(近藤昇一君)職務代理者がそういう認識を持っていられるということで安心しました。それで、これから質問を続けさせていけると思います。いろいろ私も調べてみましたけども、基本的には長が行う権限のすべてに及ぶと解釈されておりますんで、その人事権とか、そういうものについては、また別な話だと思いますけども、そういうつもりで御答弁をお願いしたいと思います。
まず最初に、町長辞任の件の中で伺っておきたかったんですけども、2つの政治団体と、いわゆる新聞報道で私は…でしか承知しておらないもんで、伺っておきたいんですけども、2つの政治団体と私的団体の責任についてね、いわゆる、その270万が2つの政治団体から私的団体に渡ったと。このことが、いわゆる公選法に指摘する…抵触するというふうに新聞報道ではされているわけですね。その守屋町長自身のダイレクトの、直接の公選法違反というような書き方はされていなかったんですけども、その点、その選挙管理委員会事務局としての見解はどのように持っておられるのか伺っておきたいんですけど。
○総務課課長(上妻良章君)近藤議員の御質問に対しまして、事務局としての立場からお答えをさせていただきます。議員おっしゃるように、確かに公職選挙法第199条の5の規定につきましては、これは後援団体に関する規定でございます。また、受ける側につきましても、同法の199条の2におきまして、何人もそういったことに関して要求、強要、脅迫等、恐喝等をしてはいけないという規定にはなってございます。そういった規定を踏まえた上ででございますけれども、議員御承知だと思いますけれども、政治資金規制法におきまして、そういった政治団体の収支報告につきましては年1回、これは県に提出をするものでございます。その内容等につきまして、今現在、葉山町の選管といたしまして、細かい細部、事実認定等、精査はできない状況でございます。そういった状況の中でございますので、選管といたしまして見解ということで、今御質問ございましたけれども、申しわけございませんけれども、現時点におきましては、お答えのしようがないというところで御理解を賜ればと存じます。
○7番(近藤昇一君)町の選管がダイレクトでもって、その物事を把握するというのは、なかなか難しい問題ですけども、少なくともその新聞報道では県の選管の見解として、そのような見解が出ていると。すると、そのことについて県の選管に確認されたかどうか。
○総務課課長(上妻良章君)議員おっしゃるように、11月15日の新聞報道につきまして、公職選挙法に抵触するおそれがあるということで、県は見解を出してございます。そのことにつきまして、県といたしましてもですね、これ以上捜査権、あるいは事情聴取等ができない状況の中で、これ以上の見解は、これ以上出すのは難しいのではないかというところで伺ってはおります。
○7番(近藤昇一君)今、私が指摘したとおりだと思うんですけども、一つには、守屋町長個人のその責任で、これがおさまる問題では私はないと思っておるんです。それも、直接の責任というものが問われるのかどうかというのも若干疑問があります。確かに、これらの団体の長として守屋町長自身がいたということの事実は明らかであり、その責任を逃れるものではないんですけども、町長自身がやめて、この問題について全くの解決というふうに私は思っておりません。そういう面では、町長に本当に町民と議会に対して、きちっと説明を求めるべきだと私は思っています。そういう面で、私は議長に対しては、そういう要求をしました。担当職員の方からもね、議会でこういう発言があったということは、町長自身に伝わるのかどうか。その点はいかがでしょう。
○町長職務代理者・総務部部長(石川嘉一郎君)ただいまの御指摘については、我々今、休暇で町長は不在でございますけれども、その議会の内容については、逐次報告をする予定でおります。
○7番(近藤昇一君)これはあれですか、定期的に町長に報告が行われているということで理解してよろしいんですか。それとも、その休暇中だから、今はできないから、その休暇が明けてからという意味ですか。休暇でいいんですか、休養中なの。
○町長職務代理者・総務部部長(石川嘉一郎君)いずれの判断が正しいかは別にして、休養ということで現在休暇をとっているということでございます。その町長への報告については、いつやるとか、そういう報告をするとかというのは決めておりませんが、町長の体調等もございますので、私どもがまとめる時間等もありますので、適宜その点については判断をしながら御報告をさせていただきたいというふうに考えております。
○7番(近藤昇一君)任期そのものがね、22日までということもあります。時間…残されている時間は大変少ないと思っておりますんで、そういう面では一日も早く、当然町長の体調のぐあいもね、見ながらやらなければならないというのも一定の理解は私もしますけども、しかし国会などで見ている限りでは、入院されている人間に対しても臨床尋問みたいな形で行く場合もございます。承認とか、参考人の場合に。そういう面では、やはり、もし多少でも話ができるような状況であるなら、その報告を議会から…議会というか、私個人でも構いませんけども、議長にも申し入れてありますのでね、そのことを伝えていただきたいと思います。
次に、その副町長の問題ですけども、また、これもいないという非常に異常な事態の中で質問せざるを得ないというのはありますけども、町の担当部署として、この問題について副町長がこれで辞職したと。それで問題が解決したと思っているのかどうか。その点についてだけ、ひとつ伺っておきます。
○町長職務代理者・総務部部長(石川嘉一郎君)私、その点については直接聞いてもおりませんし、お答えができない状況にございます。
○7番(近藤昇一君)これは担当部長でいいですよ。もう問題がこれでもって、いわゆる町は原状回復という通知を漁協に出している。漁協も御本人に原状回復という通知を出している。で、もう副町長やめたから、問題はこれで解決というふうに理解しているのかどうかということを、ちょっと伺いたかったんですけど。
○都市経済部部長(高梨勝君)担当部署といたしましては、この対象にかかわらず、この問題は今、神奈川県に境界確定をしている最中ということで、我々はその確定されたときには、海浜地が確定したところで原状回復していただきたいと。これは、在任中に私たち確認しておることでありますから、今回の事態にかかわらず、やはり海岸管理者としては原状回復を求めていくというのが当然だと思っております。
○7番(近藤昇一君)この問題についてはオンブズマンの方たちの告発がね、一つのきっかけになって、事情聴取も受けているようです。その問題はその問題として進められていくと思うんですけども、少なくとも町とのかかわり合いの中でのね、問題については早急にやはり解決すべきだと思います。で、その見通しというのを何か持っておられたら、お教え願いたいんですけども。
○都市経済部部長(高梨勝君)見通しというより、境界が確定したときに、その海浜地部分については回復していただけるということでした。それから、きのう、昨日ですね、議員さんからのところでも、約1カ月から1カ月半、確定にかかるということがありますので、そちらの方を待って確定次第、早急に行っていただくように努力したいと思います。
○7番(近藤昇一君)ぜひ、この問題についても一日も早く解決っていうのがね、やはり町民からも望まれているし、告発の方については、それはまた別な形で進んでいくか、どうなのかっていうのは、町の方の権限とはまたちょっと離れると思うんでね。少なくとも、町の権限でできる問題についての問題の解決、我々議会としても、その問題については引き続き取り上げていかなければならない問題だと考えております。
それでは、真名瀬漁港の再整備計画の問題点についてですけども、御答弁がえらく簡単な御答弁されてしまったんですけども。私どもとしては、一つ一つ具体的なこの指摘をしながらやっております。そういう面で、細かい質問が…質疑がね、この本会議の場でもって、なかなか難しいというのは承知しております。そういう面で、後ほど、また改めて委員会の場とか、そういうところで所管事項調査でもってやらせてはいただきますけども、やっぱり問題は沖防波堤が必要だという根拠が非常に薄いんではないかと。その根拠そのものが、この中でどのような形でもってあらわされているのかね、報告書の中で。それを、私は少なくとも見た中でね、まず沖防波堤ありき。その中で沖防波堤をつくって、なお不足するから防波堤の延伸だと。その延伸の角度も検討されてない。じゃあ、沖防波堤なしで防波堤の延伸だけでもって、どれだけの効果が上がったのかって詳しい分析がされてない。少なくとも、この比較検討では、沖防波堤と堤防の延伸、それと沖防波堤の延伸だけの図面で、物すごく大きな変化が感じられないんですよ、その比較の中でもね。ましてや、じゃあ沖防波堤だけでもって、静穏度がどれだけ確保されて、泊地の静穏度、いわゆる船をとめるのにどれだけの影響があるのかっていう検討が、詳しい検討がこの報告書の中ではやられてない。なのに、なぜ沖防波堤なのか。
もう一つには、砂浜の消失効果…消失防止効果、これがやはり大きな目的の一つだったわけですけども、これがただ単に砂が移動するだけ。確かに、今、泊地、船がとまる部分についての砂が体積してよくないというのはわかります。だけども、砂浜全体が…の消失効果じゃなくて、砂が移動するだけという調査結果しか出ていないんですよ。そうすると、じゃあ沖防波堤、何のためにつくったの。一番費用がかかったところですよね、という疑問がどうしても生じる。だから、この報告書の中で、沖防波堤の必要性がどのように検討されて、どのような結果が出たのかといのを私は知りたかったんですけども。その点はいかがでしょう。
○都市経済部部長(高梨勝君)多少見解の違いはあるかとは思いますが、この16年の静穏度解析結果の中で、先ほど来、出ている22ページから計画案とか、そういうふうに出ていますが、計画7と計画9については、防波堤内の静穏度は明らかに私たちは、これ違うという判断をしております。漁船1隻分の着く、約10メーターほど静穏度に差があるものと考えます。その7というのが沖防波堤を設置しない場合、計画案9につきましては沖防波堤を設置するものでありまして、こちらの方は防波堤…内防波堤内の静穏度がはかられるというふうな見解を持っております。そして、この結果につきましては、計画案5につきましても沖防波堤を設置するという形になっております。
5と9の違いにつきましては、沖防波堤の角度という点で、こちらの方、どちらの方が、5または9が、どちらの方がよろしいのかということの検討結果といたしまして、これは16年度、29ページで検討結果が最終になっているのは5と9の検討なんですが、両方とも沖防波堤が必要だという検討の中から、結果、泊地の静穏度、内湾の航路の静穏度、外港航路への影響に対して、最も有効であるという結論をつけたのは、このページでございます。また、15年度につきましては、沖防波堤については、今回採用してあります潜行型の藻場形成機能を付加した形ではございません。16年以降にやはり15年の案で懸念されております計画案の中で、沖防波堤の整備に当たっては、景観及び森戸の磯の漁場としての生物環境などに入る必要があるというのが、15年度の計画案1で、沖防波堤を設置したときに、これが課題となっておりました。その課題をですね、クリアするためには、どちらがいいんだと。水の通る透過率の問題もございますが、漁場を復活するということと、今の漁場の問題点ですね。それから景観ということで、外にこの15年度の沖防波堤は出ていました、確かに。それを沈めたという形で沖防波堤の効果があるものと、それから17年の漁港再整備事業でプラスしていただきました、この漁場の形成をということから、この沖防波堤が必要であるということの結論に達していると私は思っております。
○7番(近藤昇一君)時間も残り少ないんでね、これ一つ一つ、またやっていると、まず、多分時間なくなってしまうという思いがあるんですけど。今御答弁があったんですけども、だれが見ても、2つ、両方やれば効果が上がるのは当たり前だと思っているんですよ。ただ、沖防波堤なしで、先ほど言った計画案5ですか…7か。7での検討結果が私は不十分だと思っているんです。計画案7と9との比較で見ますと、確かに多少の変化はありますけども、大きな変化は、これ感じられないと。少なくとも22ページと23ページのこの比較から見てね。図面から見て。だから、どうしても沖防波堤必要なんだという、非常に根拠が薄いと私は思っている。この問題については、また改めて委員会の中でやらせていただきますけども。
それと、もう一つは、委員会の中で私も先般伺っておいて、宿題になっている部分があるんですよね。当然、私はその答えについて、もう文書でもって来ると思っていましたから、通告しておりませんでした。しかし、その後、きょうまで、何の回答もございませんので、これは仕方ない、きょう聞くしかないかなと。時間がないんですけど、思っているんですけども。一つには、これまで議会の答弁の中で台風荒天時に油壺へ避難を余儀なくされるとの説明がありながら、町で実態を把握していないという説明してきましたね。ところが、この報告書の中に、2003年度の調査報告書の中には、荒天時利用船隻数、漁船隻数として、平成8年から平成14年までの他港避難の隻数が示されていると。私としては、その以降の資料について提出を求め、その資料についてはいただいております。しかし、これからね、住民の、さらにその中の9ページの中では、漁港利用者及び地区住民の要望が挙げられているわけですけども、防波堤の延長が短いので、港内静穏度が悪く、荒天時には避難が必要であるとされている。また、207ページには、参考資料として、葉山町漁業協同組合事務室にてヒアリングが掲載されている。しかし、そこでは、荒天時に陸上に引き上げる。台風は鐙摺港とあるだけで、どこにも油壺港への避難については触れていない。そして、沖防波堤の建設が住民や漁業関係者の要望でなかったことが、ここで明らかになっているわけです。これから、導き出される結論というのは、沖防波堤の建設じゃなくて、防波堤の延長であったはずなんです。また、油壺港への避難の困難さも沖防波堤の理由にはならなかったということが、少なくとも、この調査書の中身で明らかになった。いわゆる堤防、沖防波堤ありきで計画が推進されている。計画全体がね。そうではない。私は委員会の中でも指摘したんですけども、これに対する見解は伺っておきたいんですけども。
○都市経済部部長(高梨勝君)この現地ヒアリングの件でございますが、確かに207ページの表題1のところには、油壺が…の言葉は出てきませんが、こちらの方、最終ですね、211ページにまで、これは調査報告書が及んでおります。211ページをごらんいただきますと、一番最後の締めの部分で、台風のときは船揚げ場に置いておけない。大型漁船は油壺などに避難する。葉山港は台風でも大丈夫という記載がございまして、一番最初の聞き取りのときに…と最終的に順序立てていきますと、やはりこれ油壺に、この15年につきましても、この台数も、ほぼ多くが油壺に行っております。葉山港が大丈夫になったのは、実は国体のですね、新港整備後に避難が大丈夫になったということになっておりますので、そちらの方で御理解いただけると思います。
○7番(近藤昇一君)これもね、また改めて委員会の中で議論しようと思うんですけども。ヒアリングと言いながら、1隻1隻船の種類によって話を聞いているんですよ。最後の結論の中ではいきなり油壺が出てくるんですよ。一人ひとりのヒアリングの中からは出てこないんですよ、油壺は。今ね、言われた211ページは、総体のまとめみたいな形でもって出てくるんですよ。で、こんな形では、実際にじゃあ漁師がそういう話をしたのかということの証明にはならないんですよね。ヒアリングをした者が、最後に一文を書き加えることだって可能だ…可能なような状況でここに出されているんですよ。このようなヒアリングで、本当に…本当の意味のヒアリングかっていう、私は疑問は持ちます。これについてもまた改めてやらせていただきますけども。
そして、先ほど費用対効果…費用便益比率について1.17倍と。これはどこから出てきている数字なのかなと私思うんですけども。少なくとも、我々調査した段階では、1.54倍と見積もっているんですけども。ちょっと、また時間かかるようだったら、あと9分しかありませんので、改めてやろうと思いますけども。少なくとも、この調査報告書の中では、遊歩道の建設については、費用対効果は入っていないと。遊歩道計画について、さらに漁村再生計画ですか。その漁村再生計画の中でも、費用対効果についての検討は、少なくとも我々が入手している資料の中からは見つからない。これの費用対効果を含めたなんて、一体どのくらいになるのかっていうのがあるんですよね。その辺は、検討…遊歩道も含めた形での検討がされているのかどうか。この1.17というのは、どういう数字なのかわかりません。
○都市経済部部長(高梨勝君)実は、1.54の数字は、これは15年度の我々から出す方の報告書で…の中の数字でございますね。それで、先ほど申し上げました1.17につきましては、今度17年度に漁村再生整備交付金になりました。そのときに、メニューが違うということで、再度ですね、この費用対効果を出し直すという形で、県の方に出し直しております。その中では、先ほど来、出ておりませんでした遊歩道、休憩所、案内板、それから漁場の改良等、プラスになったものについても、この中で費用対効果が載せてあります。ただし、そちらの方につきましては、15年の中にもありましたとおり、貨幣化して、便益額を算出した額を以内ということの整備に、遊歩道については確かになっております。
○7番(近藤昇一君)結果としてね、遊歩道を入れることによって便益率が…便益…費用便益比率が下がってしまったという結果ですよね。それで、だって1.17倍でしょう。1.54から1.17、どうやって上がるの。それは、また。じゃあ、そのね、いわゆる今言われた遊歩道を入れた形での便益比率が計算された、その根拠についての資料の提出を、また求めたいと思います。残り7分なもんで。
そういう形で、明らかにこれは比率としては下がっているわけですよね。この遊歩道の問題では、何度も、何人かの議員からも指摘されていますけども、やはり私は、きょう入札の締め切り、公告の締め切りで、明日開札という事態なんですよね。新たな町長が生まれた場合に、どうるのかっていうのは、まだわかりません。引き続き続けるのか、それとも中止するのか。私は、もしかしたら、この町長選挙が行われる中では、一つの争点になる可能性が十分あるって考えられる問題なんですよね。そういう面では、職務代理者として、その判断が私は求められていると思います。もし、このまま、昨日も言ったように工事が進めば…契約が済んで、工事着工となった場合に、それを中止した場合には、業者からはそれなりの損害賠償が求められるでしょう。今、現在中止すれば、せいぜい購買図書、何千円かの図書を買っているはずですから、それだけの弁償で済む。新たな町長が、これを推進すると言うんであれば、新たに入札を始めても、十分年度内には間に合うし、そういう理由としては、いわゆる国や県に対しても、十分説得できる理由だと思うし、第一に国との関係がまずくなるっていうね、答弁昨日行いましたけども、とんでもない話ですよ。一体どこを見て政治をやっているのか。国や県を見て政治をやっているのか、町民を見て政治をやっているのか。全くその理解…態度がね、何ていうんですか、理解できない。それで、いわゆる国や県の仕事を、補助金が出るからということで、大きな失敗を犯したのは、やはり夕張なんですよ。夕張は、かつて炭鉱でもって栄えました。そして、国のエネルギー方針の変換ですさんできた。次に、国や道が行った方針はリゾートです。それに町も乗りました。補助金出るから、補助金出るから、どんどん金使って。そのことによって今の夕張がございます。だから、夕張単独でもって、あのような事態が引き起こされたんではない。そのことを教訓にするならば、今回の事業でも、国から補助金が出る、県から…県もあったっけ。県も補助金が出る、だからやるんだと。それだけでもって事を進めれば、必ず、また夕張の二の舞、私はそれが一番恐れているんですね。
葉山町は幸いのことに大型のいろんな公共事業というのは、今まで大きなものはございませんでした。そういう中でも、もう小さなものでも目を光らせていかなければ、果たして、国がやるからいいんだと。これは下水道でも言えることです。そこを十分考えなければならないと私思っています。そういう面で、今回の遊歩道の入札について、本日締め切りです。あした開札です。やはりその判断が、今の職務代理者に私は求められていると思います。また、そのことの判断の責任が、後々町政へ大きく影響してくると思います。その上での御答弁をお願いしたいと思います。
○町長職務代理者・総務部部長(石川嘉一郎君)非常に難しい答弁を迫られたわけですけども、私、今まで近藤議員さんとは長いおつき合いをさせていただく中で、いろいろな御指摘をいただきました。そして、行政運営をやるに当たっても、非常に参考になる御指摘もいただきました。そういう中で、今判断せよというお話でございますけれども、私は、日ごろ近藤議員が言われているような、いろいろな計画性、あるいは緊急性、手続、そういうものも勘案して、判断するには、いろいろな判断の材料があると思います。それが、ちゃんと流れに沿ってやってきたのか、あるいは住民福祉になるのか、そういったものを、この一つの判断とさせていただくに当たっては、今、この真名瀬漁港再整備については、町長以下、町側行政として、その計画の説明も行ってまいりました。議会の皆様にも計画の説明もさせていただきました。関係漁組、あるいは住民の方々への説明もやってきたつもりでおります。そういう中で、その計画に沿ったことを、予算もいただいた中で県とも協議をし、国への、それも内示もいただいているこの計画の中では、まだ今後についてはわかりませんけれども、現時点では、これはその行政として遂行すべき事案であるというふうに私自身は判断をいたしております。したがいまして、今後どうなるかは別にいたしまして、現時点の予算をいただいた事業内容については、行政の我々にとって責任を持ってやるのが、その責務であるというふうに感じております。非常に今までお知恵をいただいた中での、その判断も含めて、そういうふうな考えを持っております。
○7番(近藤昇一君)もう時間もないんで、最後にいたましすけども、非常に残念な答弁であります。もしかすると、葉山町に一定の損害を与えるという判断であると私は思います。今までの経過の中でね、私どもも反省しなきゃならない部分もございます。しかし、この根拠となった計画や報告書を、これについての大きな矛盾点が今出ております。その矛盾を発端に、住民もいろんな運動を起こしております。そこにも、目を傾けた町政が行われるべきであることを指摘して、私の一般質問を終わります。
○議長(笠原俊一君)これにて7番近藤議員の一般質問は終結いたします。


○議長(笠原俊一君)以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。明日から12月9日まで4日間は委員会等開催のため休会とし、来る12月10日、午後2時再開といたします。本日はこれにて散会をいたします。御苦労さまでした。(午後12時01分)




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