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平成18年葉山町議会第1回定例会会議録(第5日)


・招集年月日 平成18年3月22日(水曜日)

・招集場所  葉山町役場議場

・開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

開議 午前 10時00分
散会 午後 4時25分

・応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

  出席17名 欠席0名

第1番 伊東圭介 出席 第10番 笠原俊一 出席
第2番 佐野司郎 出席 第11番 横山すみ子 出席
第3番 金崎ひさ 出席 第12番 鈴木道子 出席
第4番 待寺真司 出席 第13番 鈴木知一 出席
第5番     第14番 守屋亘弘 出席
第6番 阿部勝雄 出席 第15番 森勝美 出席
第7番 近藤昇一 出席 第16番 伊藤純子 出席
第8番 畑中由喜子 出席 第17番 伊藤友子 出席
第9番 加藤清 出席 第18番 中村常光 出席


・地方自治法第121条により出席した者の職氏名

町長 守屋大光 助役 鈴木勘之
教育長 木太郎 総務部部長 鈴木旦男
福祉環境部部長 根岸隆男 都市経済部部長 石川嘉一郎
消防長 石屋博 教育次長 後藤一雄
総務課課長 山本孝幸    


・職務のため議場に出席した者の職氏名

議会事務局局長 石川恵一 次長 行谷正志
局長補佐 高橋孝行    


・会議録署名議員

第16番 伊藤純子 第18番 中村常光


・議事日程

第1一般質問
1.待寺真司
(1)安全で安心して暮せるまちづくりについて
(2)18年度予算編成を踏まえた上で、今後の行政事務事業の展開について伺う
2.守屋亘弘
(1)当町基礎的財政収支(プライマリーバランス)の状況について
(2)逗葉新道沿道地域のあるべき姿について
(3)各医師会等への補助金と医療施設への一部税の減免措置について
(4)ごみ広域化各施設供用開始までのタイムスケジュールについて
3.近藤昇一
(1)第三次総合計画について
(2)文化施策について
(3)地域経済の活性化について
4.阿部勝雄
(1)福祉施策等の切捨てと住民負担増について
(2)改正介護保険について
5.佐野司郎
(1)教育委員会移動後のスペースについて
(2)2市1町ごみ処理広域化について
(3)町民と海とのかかわりについて
(4)長柄、桜山古墳について


・議事の経過

○議長(伊藤友子君)おはようございます。ただいまの出席議員は17名でございます。全員出席でございますので、本会議を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。(午前10時00分)


○議長(伊藤友子君)日程第1「一般質問」を行います。
第1番、4番議員待寺真司さん、登壇願います。
○4番(待寺真司君)おはようございます。4番待寺真司です。質問に入る前に、昨日は日本じゅうが沸き返る出来事がありました。ワールドベースボールクラッシックにおいて、王監督率いる日本チームが初代チャンピオンになったことは、皆様周知のことだとは思いますが、王・長嶋世代の野球ファンや、少年野球チームでプロ選手を夢見て日夜練習に励んでいる子供たちはもとより、全国民に対して本当にその活躍は心に感動を与えるすばらしい優勝であったと思います。けさ方もいろいろな報道に触れるにつれ、今回は初めての試みでもあり、また審判の問題など、多々課題も見つかったなどという報道が耳に入ってまいりましたが、そういった報道を耳にするにつれ、どこかで聞いたフレーズだなと思いましたら、本年、平成18年度予算、枠配分ということで初めての試みの18年度予算が、20日、議会を通過しました。いろいろと課題も今後出てくると思いますが、そんなことを考えながら、本日一般質問に立たせていただきたいと思います。この優勝に関しても、監督、コーチ、選手が一丸となって目指し、つかんだ栄冠であり、町になぞらえば、町長、議会、職員が一丸となって町民に感動を与えられるような行政運営を行っていくなのかなと考えておりました。
さて、それでは通告に従いまして、2項目8点についてお伺いいたします。新潟中越地震の発生後、現地での救援活動に際して感じたことや考えたことについて、平成16年第4回定例会での一般質問や、翌17年第1回定例会において、安全で安心して暮らせるまちづくりについて何点か伺いましたが、その後の進捗状況や新規事業の内容等について、6点ほど質問させていただきます。
まず1点目ですが、平成16年第4回定例会において、災害ボランティアセンターの運営に関してなど、社会福祉協議会との関係について、防災計画の中で明文化する必要性について質問しましたが、町長の御答弁では、やはり的確な対応という上で、社協との連携、協定というのも当然考えていかなければならないとのことでしたが、その後1年少しが経過しましたが、提携や協定に関しての進捗状況について伺います。
2点目は、時間がなくなってしまい、余り議論ができなかったのですが、長期避難を余儀なくされるような大災害に備えて、防災機能を兼ね備えた公園整備が必要であると質問しましたが、その後防災公園機能を高めるための防災備品の購入に関して、検討されたか伺います。
3点目ですが、自然災害が発生したときの職員の緊急招集に関して、訓練の頻度や内容について伺います。
4点目は平成18年度の予算審議において説明を受けましたが、新規事業として取り組んでいく、神奈川県防災行政通信再整備事業に関して、3年間の事業計画であるとのことでしたが、再度事業完成後の効果について、詳しく御説明をいただければと思い質問させていただきます。
5点目ですが、防災や防犯には欠かすことのできない、地域の皆様との連携づくりなど、顔の見える関係をどのように積極的に構築していくのか、行政としての対応及び推進策について伺います。
6点目は、これもやはり何度か質問させていただいておりますが、通行の安全性の確保だけでなく、防災や防犯の観点からも、町内の国・県道及び町道など、すべての道路に関して、さまざまな面から対策を講じていく必要があると強く思いますが、今後の町の対応について伺います。
さて、2項目目ですが、去る20日の本会議において議決されましたが、本年度初めて導入した枠配分方式による予算編成により、3億円という巨額を削減する当初予算となりましたが、その背景に今後の財政事情の厳しさがあるため、財布のひもをしっかりと締めて、この難局を乗り越えて、葉山町が独立自主の町として持続できるように考えた予算であると判断できます。そこで18年度当初予算の編成を踏まえて、今後各事業、部課がどのように事業を展開していくかに関して2点ほど伺います。
1点目は、持続可能なまちづくりを実現していくためにも、長期財政計画に基づく事業の展開が不可欠であると思います。今後の行政事務事業の展開について、町長はどのように財政事情を勘案しつつ展開されていくのか、その御所見について伺います。
2点目ですが、今予算において、青少年育成のための事業費や、その活動をサポートしている補助団体の助成金がカットされていますが、教育委員会として今後青少年の健全育成活動やその助成をどのように考えていくのか、見解をお聞かせください。
以上で私の1回目の質問を終わります。御答弁よろしくお願い申し上げます。
○議長(伊藤友子君)答弁を行います。
○町長(守屋大光君)ただいまの待寺議員の質問に対し、順次お答えを申し上げます。
まず1項目目の安全で安心して暮らせるまちづくりについて、6点ほどお尋ねがありました。まず、防災計画における社会福祉協議会との連携について、その進捗状況はというお尋ねからお答えをいたします。現在、神奈川災害救援ボランティア支援自治体ネットワーク会議及び横須賀三浦地域における災害ボランティアネットワーク検討会並びに社会福祉協議会主催による災害に強いまちづくり企画講座等に参加するなど、関係者との連携を深めております。また、ことしの1月には葉山町地域防災計画におけるボランティア活動受け入れ計画を策定し、社会福祉協議会、NGO等のボランティア団体の協力を得ながら、ボランティアネットワーク等の組織づくりに向けて取り組んでおります。
次に、2点目の防災機能を高めるための防災備品の購入検討についてはというお尋ねでありますが、災害時における防災資機材、備蓄食糧等については、整備計画に基づき順次整備を進めておりますが、今後も時代の趨勢、住民の意向等を勘案しつつ、検討を加えてまいりたいと考えております。
次に、3点目の発災時の職員緊急招集についてはというお尋ねでありますが、職員の招集については、葉山町地域防災計画により、地震及び風水害等の災害が発生した際の配備基準を定めております。災害対策本部が設置されていないときの事前配備につきましては、災害の状況に応じ、1号から3号配備までの基準をそれぞれ定めており、その基準に基づいて職員を招集いたしております。
次に、4点目の神奈川県防災行政通信再整備事業の完成後の事業効果についてでありますが、現行の設備は地上無線系において、気象、地震、津波情報等の伝達及び被害情報、要請情報等の伝達などを運用しておりますが、大きな問題点として、無線回線が1回線しかないため、情報伝達中は無線電話やファクスが使用できないなどの問題がありました。今度配備される設備は、専用光回線を利用した有線系と、地域衛星ネットワークを利用した衛星系の2通りのシステムが導入されますので、今までの情報等の伝達に加えて、ヘリコプター・テレビ等による被災地情報が映像で把握できるなど、システムバージョンがアップされます。また、回線数も4回線となりますので、複数の通信が可能となり、災害時の対応が円滑に機能することになろうかと思います。
次に5点目の防災・防犯の取り組みにおいて最も大切な、顔の見える関係づくりの推進策はというお尋ねでありますが、安全で安心なまちづくりを推進するには、行政による取り組みだけでは当然限界があることから、既に防災関係では町内会・自治会による自主防災組織、女性防火防災クラブや、消防団OB会の相互の協力や、毎月地域で行っております、防災倉庫の防災資機材の点検、操作、訓練、総合防災訓練を初め各町内会による避難救援訓練等を実施しており、また防犯関係では、各地で児童・生徒の痛ましい事件が発生する中で、新聞でも既に報道いたしましたが、わんわんパトロール隊による活動や、町内会・自治会での防犯パトロール隊、青少年問題協議会の取り組みとしては、教育委員会、学校、家庭や地域、関係機関が連携のもとでのあいさつの励行運動などにより、犯罪の防止に対する対応を図っておるところであります。今後も引き続き各団体の御協力を得ながら、さらにこの運動を展開してまいりたいと思っております。
次に6点目の国・県道及び町道の安全対策についてでありますが、国・県道につきましては、神奈川県に道路拡幅を初めとする安全対策を継続的に要望し、元町交差点改良工事、桜山トンネル改良工事及び県道311号線の歩道整備工事等を現在施工しております。一方、町道につきましても、今年度一色小学校正門前の歩道整備や、既設歩道の段差解消工事等を実施しており、引き続き緊急車両の進入が不可能な道路など、都市防災上安全を図るため、景観に配慮した道路改良工事や、段差のない歩道の整備、道路標識、区画線及び道路施設補助具等の交通安全施設の整備に努めております。今後も安全で安心して暮らせるまちづくりに向け、交通管理者とともに連携を図り、快適な道路交通環境の整備を進めてまいりたいと思います。
次に2項目目の、平成18年度予算編成を踏まえた上で、今後の行政事務事業の展開について、1点目の財政計画に基づく今後の行政事務事業の展開についてのお尋ねがありましたが、平成18年度施政方針においても述べさせていただきましたが、三位一体の改革の結果には、まだ課題が多く残されていると思っております。また、社会を取り巻く環境の変化を的確にとらえ、財政見通しを図りつつ町政運営を推進していくことが最も重要であるという認識は持っております。
このような中で総合計画が示す将来像や基本目標を実現すべく、平成18年度からスタートする中期基本計画に沿って各種の施策や事業を展開するわけでありますが。急速に進む少子高齢化社会への対応として、子育てのしやすい環境の創出や安全・安心対策、また町並みの保全といったような多くの課題に、今後も取り組んでまいりたいと考えております。
以上で待寺議員の私に対する質問のお答えといたします。
○教育長(木太郎君)青少年の健全育成活動の助成に対する教育委員会の見解について伺うという御質問でございますが、青少年の健全育成活動の助成については、大変重要なことと位置づけており、厳しい予算編成の中、18年度予算においては、内容的には余り変更のないよう努力をいたしたところであり、今後におきましても青少年の健全育成には、重きを置いてまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(伊藤友子君)再質問を行います。
○4番(待寺真司君)御答弁ありがとうございました。それでは順次再質問を行わせていただきたいと思います。安全で安心して暮らせるまちづくり、これは私、本当に議員活動として大きなテーマとして取り上げておりまして、これまでも幾度となく質問をさせていただいております。そこでまず1点目につきまして、新潟中越地震のときに、向こうに支援活動に行った際に、やはりボランティアの受付センター、そういったものはその地区の社協が運営してたということで、平成16年の12月に、社協と地域防災計画の中で、協定という形でしっかり明文化した方が、いわゆるダブルスタンダードにならないで、いざというときにそういった指導とか指示とか、そういうのが混線しないのでいいのではないかなという視点から質問をさせていただきました。町長の御答弁の中に、いろいろな各団体等の取り組み、それから今後新たに地域防災計画に向けて、地域のネットワーク、組織づくりに取り組むということでございますけれども。やはり私はそこの取りまとめを、社協ともう少し積極的に、いろいろな情報交換を通して行っていく必要があるのではないかと思っておるんですけれども、町長、その辺についてはお考えいかがでしょうか。
○町長(守屋大光君)このボランティアの方々の受け皿というか、ボランティアの活動をどういう形で受け入れて、さらにその方々の御意向を、社会に大きく貢献していただけるような対応というものは、もう申すまでもなく、既に検討、あらゆる角度から検討をさせていただいております。その検討させていただく過程の中で、やはり何といっても、行政が直接そういう活動をされる方々と接触を図ることももちろんでありますけども、やはり一番いいのは、この受け入れ機関として社会福祉協議会が一番適切ではないかという視点から、従来から機会あるごとに社協と連携を図らせていただいておるわけであります。したがって今後につきましても、さらにこの連携を深め、万一の事態に備えるということは、もう申すまでもなく、大変重要なことでありますので、遺漏なきようそういう体制がとれるような対応を、さらに考えてまいりたいと思っております。
○4番(待寺真司君)ぜひ自然災害、それから防災・防犯についても、すべてそうなんですけれども、準備してもし過ぎることはないというふうに私自身も思ってますので、今後さらに社協との関係づくり、それからできればこういった場合には、社協がどういうふうに動くとか、そういった明文化した一つ一つの細かい動きについても、今後の検討課題として進めていっていただきたいと思います。
それで3月のですね、11日付の神奈川県新聞に大きく1面で出ておりましたけれども、社協との関係が非常に重要になるという部分では、高齢者・障害者の個人情報が、同意なしでも提供できるということで、政府の方針としてこういった指針の改正が出てきたということで。この記事を読むにつれ、やはりそういった情報というのは、町と、それから社協も当然たくさん持ってると思います。この情報がやはり一致するとか、ばらばらの情報であってはやはり混乱を来すと思いますので、その辺も含めてですね、今後情報共有、これがかなり必要な部分になってくると思いますけれども。この部分に関しては、当然消防の方もいろいろな形で絡んできていただいて、行政、もちろん消防も行政なんですが、消防、それから社協、こういった3者の関係で、いろいろとシミュレーションをしていただきたいというふうに思いますけれども。消防長、今度のこの個人情報の件に関して、いろいろと各自治体で個人情報保護を重視する観点からですね、なかなか進まないのじゃないかというふうに新聞記事でも出ておりますけれども。この辺の取り組みについてですね、今後どのように図っていこうというような、もしお考えがありましたらお願いしたいと思います。
○消防長(石屋博君)個人情報ということで、大変難しい問題ではありますけども、福祉課の方ともまた調整しながら、対応を図ってまいりたいと思っております。
○4番(待寺真司君)この記事をちょっと読んでる中ではですね、個人情報を共有する民生委員や防災組織関係者らは、避難支援者に条例や契約、誓約書の提出などによって守秘義務を確保して個人情報を共有していこうというような政府の指針でありますので、これを読んで一方ではですね、今、警察であったり、例えば教師のパソコンから、個人のパソコンから、防衛情報も含めて、よく私もその、なかなかコンピューターの方はそんなに詳しくはないんですけれども、そのファイル交換ソフト・ウィニーというものを介して、どんどんネット上に流れてしまうというようなことがありまして。一方で政府はこういった障害者・高齢者の個人情報を、災害のときにはすぐに共有できるように準備しろという、ちょっと何か今の社会現象と矛盾しているような動きがあるんですが。
若干ちょっと質問の、当初より予定したものと違うものをお聞きして申しわけないんですけれども。この町としてこの個人情報のウィニー、ファイル変換、それから職員が家に持ち帰って仕事する。これは教育長にもお伺いしたいんですけれども、教員に対してもそういうことだと思うんですが。町として今の状況をかんがみて、この情報の安全性の確保に対して、特にウィニー対策について何か検討されておりますでしょうか。
○総務部部長(鈴木旦男君)総合的にはですね、御案内のとおり、個人情報保護条例がございますので、そういう中で総括管理をしております。それから電算室でも予算措置をさせていただきましたように17年度も、いわゆる個人情報についての漏えい等を注意しなきゃならない中で、その対応をさせていただいております。したがいまして、役場が保有する個人情報についてはですね、常々仕事を通じまして、外への情報の漏れがないように注意を図っておりますので、今後についてもそれらを総合的に対応する中で、しっかりした対応を引き続き図ってまいりたいというふうに思ってます。
○教育長(木太郎君)子供のそういう個人の情報ですのでですね、安全には安全を期さなきゃいけないということで、前回の校長会でもその旨を伝えて、特に注意するようには喚起しているところでございます。
○4番(待寺真司君)既にいろいろな対応をとっていただいているということで安心なんですけれども、やはりどうしても、特に先生とかお仕事が非常に多くて、その情報管理、それから自宅に持ち帰って仕事をするということで、ノートパソコンがよく盗まれたりとかですね、そういったことでの情報が漏れるというような事件も多々発生しておりますので、今後もさらに注意をしていただきますようお願いを申し上げて、次の2項目目の質問に移らせていただきます。
防災資機材の整備計画については、私もいろいろと防災計画等々、それから現状の資機材の充足度についても指標で見させていただいておりますけれども、今回私が、前回ちょっと時間が足りなくて質問できなかった部分では、今、全国で大体13カ所ぐらい、防災公園という、都市街区がメーンなんですけど、千葉とか東京、大阪、兵庫、そういった人口密集地において、工場の跡地なんかに総合公園として、防災公園と位置づける、そういった機能を備えた公園が非常にふえてきてるということで、これはやはりいろいろと大きな地震が日本全国発生する可能性がある中、非常にこれからも進んでいくというふうに思っているんですが。
葉山の場合、今、堀内に防災広場がありますし、木古庭に関しても防災目的で土地もあります。それから今、この間3月の頭に、全員協議会の方でお話をいただきましたけれども、一色上原地区の大蔵省跡地に関しても、今後の経緯がどうなるかは国の御返答次第だと思うんですが、そういった新しい公園づくりをするに当たっては、防災機能、防災設備というかですね、いろいろ今防災計画とか、防災公園ということでネットを調べますとですね、いろいろとおもしろいというか、なるほどアイデアだなというような設備がいろいろありまして、その一つがベンチなんですね。通常は公園のベンチとして使えるんですけれども、その下がコンクリートで、3つに、かまどのようになるように分かれてて、上を外すと、上は例えば傷病者とかが休んだり寝たりできるんですけれども、その下は今度、当然長期避難になった場合に、そこで火を起こして御飯を炊いたりお湯を沸かしたりというようなできる、そういった設備が今、先ほど申しました13カ所の防災公園には積極的に導入されているというふうに書いてありましたので、町としても長期避難所として、非常に葉山町は山が近くまで迫ってまして、人口3万2,000人がもし本当に大災害で長期避難を余儀なくされた場合、地域のそういった小さな公園にあってもですね、そういった設備を兼ね備えていくということが、非常にいざというときに大事ではないかと、私自身は考えるんですけれども。今後、財政事情もいろいろあるとは思いますけれども、そういった防災公園機能を備えた空間地づくりについて、町長の御所見をお聞かせいただければと思います。
○町長(守屋大光君)防災上の観点、災害が発生した場合の対応として、神戸のあの大きな災害の教訓として、堀内地区に空間地を確保したわけであります。したがってでき得れば、住宅が密集する地域においては、それぞれの地域においてある程度の空間地を確保したいというのは私の思いであります。また、そういう対応がやはり、いざという場合に大きく役立つということは、もう今さら申し上げるまでもないと思っております。したがいまして財政状況との絡みも出てまいりますけども、でき得る限りそういうような空間地の確保というものは、念頭に置きながら考えていきたい、対応を図っていきたいと思っております。
ただ、今、待寺議員が防災公園というお話が出ましたけども、どうも国の基準というか、一定規模の面積がないと防災公園という名称自体が使えないというような、不都合な部分がありまして、我々一般的に見れば、ある程度の空間地で、それぞれの器具を設置して対応すれば、防災公園として十分機能するんじゃないかと思うわけでございますけども。一般論と国の規定というものはずれがありまして、その点で前にも消防長ともいろんな視点から議論をしたことを、改めて思い出すわけであります。いずれにいたしましても、今おっしゃるような視点で今後対応を図るというのは、私も重要なことであるという認識を持っておりますので、その点について、さらに検討を加えてまいりたいと思います。
○4番(待寺真司君)今、町長の御答弁にありましたけども、私もこういったものに多分補助があるのではないかといって調べた中では、防災公園に関しては1ヘクタール以上がないと、その部分に入らないということで、これはちょっと今の葉山では難しいかなというふうに思った次第ではありますけれども。今、公園に関しても、そういった細かい設備にはなりますけれども、やはりいざというときに役立つものというのは、いろいろと今、本当にネットで見ましても、そういった設備はいろいろな業者が販売しているということも情報として出ておりますので、今後消防長も含めまして、いろいろな形で御検討をいただければと思います。
それで、防災資機材の件に関して、いろいろと整備計画において進んでいるということでありますけども。私、新潟の後、いろいろと消防長に、洗濯機が足りなかったとか、簡易トイレのお話とかさせていただきましたけれども、そういった部分を踏まえて、新しい何か資機材みたいのがもし購入、導入されているようでしたら、ちょっと教えていただきたいんですけれども。
○消防長(石屋博君)18年度予算の中で、避難所用といたしまして、マジックパネル。プライバシーの関係もありまして、このマジックパネルをですね、6畳間を10部屋ほど確保できるようにということで、こういった備蓄資機材を計上させていただいております。
○4番(待寺真司君)ありがとうございます。6畳間10部屋ということで、これもまた徐々にですね、広げていただければというふうに思います。小千谷市の総合体育館の中を見ますと、みんな段ボールでこう囲ってですね、非常に段ボールの数がたくさん必要であったということも聞いておりますので、事前にこういった準備をしていただいているということで、大変心強く思いますので、財政事情それから整備計画等々勘案しつつ、また充実を図っていただきたいというふうにお願いを申し上げます。
それでは3点目なんですけれども、この3点目につきましては、ちょっと1点だけですね、その対応について伺いたいんですが。今、町の職員のこの住んでいる場所ということを、ちょっと名簿等で見させていただくと、町外の職員の方等がかなりふえてきている状況の中で、例えば閉庁の土・日であるとか、そういったときに大災害が起きたとき、要するに町内ではある程度情報伝達もすんなりいくのかなと思うんですけれども、町外にいる職員に対しての、そういった情報伝達であるとか、緊急の招集について、どのような対応をとられようとしているのか、その辺についてお聞かせいただければと思います。
○総務部部長(鈴木旦男君)これについては平成の14年度から、職員の災害時の緊急招集訓練、並びに初動態勢訓練を、引き続き春と秋、やっております。さらには緊急連絡網による訓練も重ねてやっておりまして、去る…去年の11月に、一番大事な初動対応マニュアルをつくりまして、その対応を各部課を通じて図っております。
一番大事なのは、大災害が起きたときに、職員がどういう動きをして、防災計画等に基づいた対応を図るべきかというのが非常に大事だということの中で、町長を中心とした災対本部の中で、できるだけ適正かつ円滑な対応が図れるような対応を図るために、ダイジェスト版を常に持って、本を持って対応できるようにつくりました。さらには町長がですね、大災害が起きた山古志村等へ実際行ったときの経験からですね、災害対策本部の設置にかかわって対応すべき、また注意すべき諸事項について、去年の5月にですね、部長会議を開きまして、いろんな医師の要請から遺体安置所の設置等ですね、一番、防災計画等にも若干あるんですけど、具体的な対応を図るべき事項を拾ってですね、さらに研究しようということで、一時やりました部長会議等で議論をしたところでございますので、それについてはやはり重ね重ね、訓練を重ねることによって、しっかり対応を図れるようにすることが一番重要じゃないかなというふうに思っております。
○4番(待寺真司君)今年度予算に、国からの法律の部分で、国民保護計画と、それからそういった武力災害や、武力攻撃や大規模テロに際しての、葉山町国民…葉山町保護計画、そういったものが予算の中で今年度策定に向けて動かれるということでありますけれども、やはりそういった中でも、当然いろんな形での初動の動き方、そういったものもまた新たにいろいろな観点から御検討していただけるものと思いますので、その際、先ほども社協とのところで申し上げましたけれども、ダブルスタンダードができないような形で、今まである防災計画と、それから今度の保護計画の対応について、余りその差異が起きないような形で、そしてすんなりと職員が動けるというような状況づくりをしていただきたいと思います。
それでは4項目目に移らせていただきます。予算の審査の中で説明をいろいろと受けましたので、1点だけちょっと伺わせていただきますけれども。委員の皆様からも、ちょっとびっくりした声が上がったのが、今まで1回線で使ってるときには、ファクス1個使ってると送受信ができないということで、それは早急に改善が必要かなというふうに思ったんですが、県との3年計画の中で、その回線の増設に関しては、どの程度の見込みで設置できるのか。その辺について、もし県とそういった時間的な協議ができているようでしたら教えていただきたいんですけれども。
○消防長(石屋博君)この1回線しかないというのは、県の防災行政無線の関連でございまして、県から警報等を受信している際にですね、この1回線しかないがために、ほかの応援要請とかそういったものはできないんだということでございます。そして今回新しく整備いたします設備につきましては、4回線を確保するということで、これを3年間のうちにですね、実施するということで、いずれにしてももう既に計画は始まっておりますので、これを早急にということはちょっと難しいのかなというふうには思っておりますけど。県の方にも確認をしながら、確認をいたしましてですね、またできるところはできるようにですね、やっていただくようにですね、お願いしてまいりたいと思いますが。いずれにいたしましても既に計画を執行しているという状況でございます。
○4番(待寺真司君)何か神奈川と和歌山県を除き、全市町村整備済みということで、資料の方にも書いてありまして。関東大震災であったり、東海地震の危険性が叫ばれている中、随分ちょっと整備的にはおくれているのかなと。これは県との部分でもあるんですけれども。3年計画ということでありますけれども、やはり結構大地震については、その逼迫性も叫ばれてる中でありますので、ぜひ今後とも県との協議、あるいは連絡を密にとっていただきまして、できれば早めの回線増設に踏み切っていただければというふうにお願いを申し上げます。
さて、5項目目につきまして、防災・防犯の取り組みにおいて、顔の見える関係づくりということで質問をさせていただきましたけれども、私自身もいろいろな防災組織にも所属しておりますし、今度は一色の第3町内会、私の住んでる町内会では、新1年生の親御さんを対象にですね、町内会の地区内の道路の安全箇所とか、防犯上のチェックとかをしていこうというような動きで、今度それが実行されるということで。こういった動きは教育長からも先般御答弁いただきましたけれども、上山口小学校のPTAの皆様がやっておられたりということで、いろいろな意味でその地域の方々が、小地域と申しましょうか、福祉に関しても今、小地域活動というような形でやっておりますけれども。その小地域でいろいろな情報の蓄積が進んでおりますので。これを最終的にですね、町全体のマップというか、そういったものに落とし込むのは、やはり私は町の仕事ではないかと思いますので。この辺についてその防災だけではなくて…防犯だけじゃなくて防災の面でも、そういった全町を挙げたマップづくりというのが必要ではないかというふうに思いますけども、町長、教育長の御見解を伺わせていただきたいと思います。
○町長(守屋大光君)やはり犯罪を防止するということは、多くの方々にその意識を持っていただくということが一番重要であると思います。したがってその意識をお持ちいただく前提として、今、待寺議員の御指摘のような点も、大変重要な一つの要素だと思っております。したがってそういうような事柄も含めて、総合的に防止対策というものをさらに煮詰め、対応を図ってまいりたいと思います。
○教育長(木太郎君)学校としてはですね、先回のいろんな痛ましい事件が起こっているのをきっかけということでもないんですが、その前から子供の安全というのについては、もう万全を期しているんですが、幾らやってもですね、尽きることはないと思うんですね。したがっていろんな知恵を絞りながら対策を考えていかなければいけないというふうに考えておりまして、先般御報告申し上げましたけども、公用車に子供のスクールガードの標識を出したり、各町内会とか地域、PTAの協力を得ながら、腕章をつけて歩くことでですね、抑止ができるんではないかなというふうに考えておりまして、そういうのも一つの方法かなというふうに思っております。
それからマップに関しましては、それぞれの小学校・中学校でですね、全体をまとめてはいないんですが、各学校単位で今、作成ができてるというふうに聞いておりますけども。それを全体的な形でまた、全町民の方にも見れるような形がとれれば、もっと他の地域のことも目に入ってくるのではないかなというふうに考えております。
それから先ほどの上山口小学校のPTAの方たちはもう、よく歩いて、危険な箇所、道路に関してもそうですし、河川等も含めてよく調査をしてて、報告を聞いてるわけですが。先般、長柄小学校の方でも何かそういうことの相談に乗ってくれないかという話もありますので、少しずつそういうふうな形がとれていくのかなというふうに考えております。
○4番(待寺真司君)先ほど申しましたように、もう各地域でいろいろと本当に、町民によるいろいろな活動がされてて、もうこれ本当に、葉山に住んでる子供たち、幸せだなと私は本当に思います。地域の方が本当に真剣になって、防犯についてももう校門の前に立っていただいて、腕章していただいて。本当にいい取り組みがされておりますので、その最終的に何かこう、目に見えるもの、形にすることによってですね、さらに意識が高まるのではないかというふうに思いますので。防犯だけではないんですけれども、防災マップなんかにつきましても、消防署の方に行って私もらいまして、家の…家というかお店のチラシ入れのところに入れておくと、防災マップ、実は一番なくなるのが早いんですね。そういった意味でも、住民の方もそういった防災・防犯というのは、常に気にされてるところもあると思いますので。何か三浦市でもいろいろな各地区ごとのシミュレーションした、津波なんかもシミュレーションした防災マップづくりを行って、全戸に配布したというような情報も入っておりますので、町としてもですね、防災・防犯両面から一つのマップに落としてみるというのも、一つの非常にいい事業ではないかというふうに思いますので、今後検討をぜひ進めていただきたいと思います。
それからですね、子供の防犯面についてなんですけれども、昨今の、会派の同僚議員の方から情報としていただいたんですけれども、横須賀の池上小学校で車上からの声かけがあって、横須賀市では緊急情報が回ったということなんですが。それが葉山、接してる木古庭地区になりますので、上山小学校区になるんでしょうか。そういったところへの情報が非常に遅いという指摘があったということでありますが、やはり子供たちの安全を守るには、地域の、近隣の自治体ともいろいろと関係づくりをしていく必要があると思うんですが、逗子の教育委員会であり、あるいは横須賀市の教育委員会と、こういった全般的なですね、子供の防犯対策について、検討をどのように進めているのか、教えていただきたいと思います。
○教育長(木太郎君)三浦半島の教育長会議等もございまして、それから事務局の連絡会議もあるんですが、そこの辺を利用して話し合いはしてるんですが、正式にですね、協定とかというものはまだ結んでおりませんので、今のところ各自治体では、自分のとこが今精いっぱいな対応ではないかなと思っておりますけども。今の御指摘の点を踏まえながら、今後の課題かなというふうに考えておりますので、今後対応を図ってまいりたいと、そういうふうに思っております。
○4番(待寺真司君)ちょっと記憶が、何年前か忘れましたけども、コンビニの強盗がですね、ずっと逗子、葉山、この境界線沿いに潜伏してるんじゃないかとか、いろいろそういったときに、やはり両方の教育委員会がお互いに連携する。そういったことで情報が早く伝わって、子供の避難の初動につながると。非常に大事なことだと思いますので。ぜひ、近隣、近接の小学校だけでもいいのかなと思いますけど、ただ全般的にですね、各自治体との教育委員会と、ぜひ細部にわたって今後詰めていっていただければと思いますので、またこれも要望させていただきます。
それからあと、子ども110番の家なんですけれども。大分かかってる標識も古くなってきてて、この子ども110番の家の対応マニュアルなんかも、私手元にあるんですけれども。この子ども110番の家のこの登録の仕方とか、あるいは新たにどの程度加わってるとか、その現況についてですね、少し教えていただきたいんですけれども。
○教育長(木太郎君)今現在ある黄色い縦長のやつなんですが、PTAの方で作成したというふうに聞いておりまして、もう既に10年近くたつんではないかなと。かなり色もあせておりまして。最近私どもにちょっと見せてもらったのがですね、15センチ・20センチぐらいの形のプラスチック板にですね、緑の字で「子ども110番」というふうに書いたものを見せてもらったんですが。大変立派なもので、これをきちっと張れば、今度はそういう老朽化するということもないだろうというふうに思っております。
それで私が学校教育の方にも話してるんですが、PTAのせっかくいいものをやっていただいているんですが、ただかけっぱなしで、実際に人がいないのにですね、家族の方がだれもいないところに110番ってかかってる。これはやっぱり10年とかってオーダーでは、とても対応できないんではないかなという提案はさせてもらっておりまして、今後の張る場所についての登録制とかですね、そういうことも大変大事じゃないかなと思っております。というのは腕章今回私どもつくったやつも、ただ腕章つくったんではなく、そこにナンバーを全部入れまして、このナンバーはどこにお願いしてるかということが、きちっとわかるように。それが随時引き継いでいかれるようにというふうに考えて、ナンバー入れさせてもらったんですが。同じように子ども110番にもナンバーを入れてですね、ことしはこの家庭でやってるとかっていうのは、そういう位置づけが必要ではないかなと提案はさせてもらってるんですが。何せPTAの方たちが一生懸命やってることで、期待していきたいなというふうに考えております。
○4番(待寺真司君)今、教育長から本当に登録制が大事だという御答弁いただきましたけども、私も本当にそのとおりだと思いまして。自分の学校区もたまに巡回…巡回というか仕事で出るときによく見て歩くんですけれども。かかってる家が本当にカーテンが閉まってて不在で、このときもし子供がこの札を見てここに来て、だれもいなくて、そうなった場合、本当に不安を覚えてしまう。あるいは本当に大事に至ってしまうのではないかななんてちょっと気もいたしましたので、今回ちょっと質問をさせていただきましたけれども。この子ども110番の家の対応マニュアル。これ非常にわかりやすく丁寧に書いてありますので、ぜひ今かかっているお宅に再度ですね、もうかなり前の部分が古くなってる。これは多分新しく出されたものだと思うんですけれども。もう一度その辺をですね、かけている家の方に認識していただくためにも、対応マニュアルについては、ぜひPTAを通して配付をしていただければなと、そういうふうに思いますので、またよろしくお願いいたします。
それでは続きまして、国・県道及び町道の安全対策についてなんですけれども。先般、町民の方からちょっと御指摘をいただきまして、現地を視察に行かせていただいたんですけれども、御用邸から、それこそ消防署に上がってくるこの国道なんですけれども。皆さん、歩道を歩かれてる方はお気づきになるかとは思いますが、もう歩道の真ん中、あるいは真ん中からちょっとどっちかに寄ったところに、電柱であったりとか、道路の標柱のかなり太いのが入ってて、本当に両側ともなんですね。それで特に老人の方、老人バギーを使ってる方とか、あとあそこは保育園の子供たちが海に遊びに行くときの通路になってて、いつもその障害物をよけて通るというようなことで、一つ一つ写真を見せていただきながら現状を確認したら、いや、本当に危ないなというようなところもありました。今後ですね、こういった国道のそういった道路標柱など、簡単に動かすなどということは難しいとは思いますけれども。国に対して、あるいは県道なんかでもそういったところが海岸道路、非常に歩いてて電柱、不安なところもありますけれども、その辺、国・県に対して安全対策として、町の方からいろいろ、徐々に要望していくということは可能なんでしょうか。
○町長(守屋大光君)この歩道の整備についてはですね、もう既に何年来、県の方にはその都度、要望をいたしておりますけども、我々の要望がなかなか現実の姿にはね返ってこないというのが実情であります。したがってその歩道のフラット化であるとか、今御指摘のような電柱、標識のそれぞれの標柱の問題等々、すべて総合的に要望の中に取り入れさせていただく中で対応を図っております。どうも特に国道134号線等々見てもですね、今御指摘のとおり、私自身もそういった面については強く前々から感じております関係もあり、そのような要望はさせていただいてるというのが実態でございます。
○4番(待寺真司君)一遍にとはいかないと思いますけれども、1本ずつでも解消していくことによって、安全性が担保できるのではないかと思いますし、また歩道の段差については、若干消防署から大道までおりていくところ、昔に比べるとスロープが緩やかになって、通りやすくなったというような御意見もちょうだいしておりますので、その他スロープのきついところについては、また今後の検討課題として、ぜひ安全性を確保していただきたいと思います。
それでですね、国・県道の安全、それから町道もいろいろな不安な場所等々、各議員さんもいろいろと思っているところがあると思うんですが。緊急活動とか消防活動において、特に実際行ってみて大変だったとか、そういった通行が難しいとか、あるいはここの川岸のところは危険だとか、そういうことの情報に関しては、担当課の道路河川課とはしっかりと情報を共有されているのか、消防長に伺いたいと思うんですけれども。
○消防長(石屋博君)道路工事関係につきましては、事前に条例に基づきまして、道路工事届を受けまして現地を確認いたしますし、また日常の消防業務の中でも緊急上障害があるかどうかということにつきましては、常に確認をしております。
○4番(待寺真司君)ありがとうございます。道路というのは非常にお金のかかる事業でもありますし、なかなか整備といっても財政事情を勘案しつつ、なかなか進んでいかないというのも、ちょっと感じているところではありますけれども。ちょっと予算審議の中でも質問させていただいたんですが、子供の防犯とか、それから交通安全の面から、ちょっと私が今一番気になっているところとして、平成16年度に実施設計をされました下山口上山口線について、その後まだ具体的な工事着手であったりとか、進捗状況がなかなか見えてこないというところがあるんですけれども、町長、下山上山線について、危ない危険箇所から徐々に直していくということであろうかと思いますけれども。その辺の今後の着手についてのお考えについて、ちょっとお聞かせいただければと思います。
○町長(守屋大光君)この整備についてはですね、既に基本的な道路の取りつけのコースというものもお示しさせていただく中で、今、地権者との基本的な町の対応として、無償で土地を提供していただけるかどうかという点が一つと、もしそうでない場合は、有償でどういう形で対処したらいいのかというようなことを、検討をしておるところであります。したがっていつ何年度にどこの区間をというような、具体的なまだところまで踏み込んでおりませんけども、ただ、いずれにいたしましても、懸案の道路の整備ということについては認識をいたす中で、今申し上げたような、一つ一つ一番肝心な問題から今整理をさせていただいているところであります。
○4番(待寺真司君)私もよくあそこの道路を使うこともあるんですけれども。やはり非常に暗かったり、危険箇所が多いな、急カーブのところもありますし、地域の方からもそういう声が届いておりますので、ぜひいろいろとこれから有償無償での土地の問題について、一番大変なところに入ってくると思いますけれども、ぜひ職員と一丸となって、早めのそういった整備を進めていただきたいと思います。
それではすいません、残り時間が少なくなってまいりましたけれども。続いて2項目目に移らせてていただきますが。まず1点目につきましては、町長の施政方針演説にももう内容がすべて含まれておりましたし、それから本当に今回の予算を見て、子育て支援の部分について、大きな予算をとっていただいているという部分も含めまして、町長のこれから目指すまちづくりというものが、私も中期基本計画の審議委員の一人として見させていただいておりましたけれども、色濃く反映されてるのかな。それからまたこれからのマンションの乱開発についても、町長の強い御指導のもと、いろいろな条例が入ってきまして、本当に葉山の町並みを守っていく、すばらしい町にこれからもなっていくものだというふうに思いますので、今後もぜひ町長のかじ取り、よろしくお願いしたいと思います。
それで最後2点目ですけれども、今回予算審議をさせていただく中で、町の答弁の中で、命にかかわる部分は削らないとの方針で、いろいろと事業の見直しをしたという御答弁がありましたけれども。私ちょっとそれの御意見を伺う中で考えたんですけども、もちろん病気やけがの治療というのは一番命に直結することだから、重大事ではありますけれども、逆にやっぱり子供たちの命をはぐくむという観点もあると思います。そういった部分では情操教育に関する事業や相談事業、こういったものが予算的に減ってきておりますけれども、その予算だけじゃなくて事業内容の充実、これが大事になりますので、これから情操教育、そういったものを学校教育の中でどのように取り入れていく、どのような方針で子供たちの命を守りはぐくんでいくのか、その辺について教育長の御所見をお聞かせいただければと思います。
○教育長(木太郎君)当然今おっしゃるように、子供たちの健全育成というのは大事なことでございますので、子供にとっては学校にできることは学校ですべてやっていただきたいなというふうに考えております。
ただ、今、生涯学習等でも対応してるものについては、青少年の育成事業についてはもう、極力減らさないようにやってるわけですけども。この中でも今見てると一番大きいのは、あいさつ運動が一つの区切りがついてるのかなと思っておりまして、これ、全面的に廃止するわけではないんですが、この辺の事業をちょっと大幅に…大幅というかかなり、半分ぐらい減らさせていただいたというのもあるんですが。これは一応17年度で方向性が見えたということでございますので、全体的には多少努力してもらいたいなというとこでございます。
あと補助、社会教育関係の補助事業なんですが、やはりこういう状況でございますので、補助というもののあり方をもう一度検討する必要があるかなと思いまして。それにはまず、私が職員に言ったのは、一応今、三位一体改革というふうに国が打ち出しているわけですから、その辺がどういう状況で今後ついてくるのかということをやっぱり見きわめる必要があるんじゃないかなということもありますので。そういう意味で今回は30%というふうなのがありますけども、少し大幅に皆さんで努力してもらいたいというようにお願いしたとこでございますので、じゃあこれがこのままずっといいのかどうかというのは、もう一度この18年度をよく見ながら、19年度以降に対応していきたいというふうに考えております。
○4番(待寺真司君)ありがとうございました。これで一般質問終結いたします。御答弁ありがとうございました。
○議長(伊藤友子君)これにて4番議員待寺真司さんの一般質問を終結いたします。
第2番、14番議員守屋亘弘さん、登壇願います。
○14番(守屋亘弘君)14番守屋亘弘です。一言お断りを申し上げます。体調が思わしくございませんので、行き先短い老骨にむち打って登壇いたしました。お見苦しい点が多々あろうかと存じますが、御容赦いただきたいと存じます。
私は以下4点について質問をいたします。まず第1点は基礎的財政収支の状況についてであります。基礎的財政収支、プライマリーバランスとは、行政サービスの費用を新たに借金せずに、町税等の基本的歳入で賄えるかどうかをはかる指標ということであります。当町に置きかえるならば、私の理解するところ、町債を除いた歳入、公債費を除いた歳出を比べて、歳入が上回っていればプライマリーバランスは黒字ということになります。政府は2011年に国と地方のプライマリーバランスを黒字化するという方針のようであります。
当町の一般会計の18年度末借金残高は、ついに60億を超えて、現在の見通しでは60億400万円という見通しであります。これは今年度末見通し59億700万円に対して、9,700万円の増ということであります。この原因については、町長御自慢の自主財源比率が、結論から申し上げますと3%程度低下したと。平成15年度の実績では76.2%を境にして、ばらつきがありますけれども、16年度から18年度を計算しますと、73.3%と、約3%の落ち込みになります。当町の一般会計、歳入100億としますと、3%は3億円に相当する金額になります。
このような落ち込みに加えて、例えばいわゆる複合施設建設事業に見られるように、交付金の見通し、受け取るという見通しが甘かったゆえに、6億2,800万円の事業総額に対して、5億2,100万円の借金をし、実に83%に相当する借金をして行うというようなことに、私は起因していると存じます。これから平成19年度以降、町長のお話では、当町にとって三位一体の改革により、大きな影響を受けるということであります。また、いわゆる2007年問題、すなわち団塊の世代の方々が大量に退職するという問題。これは町財政の面では町税の収入減、片や福祉コストの増大というような懸念を持つものであります。
ここで整理しますと、収入増は極めて望むことが難しく、片や扶助費等の費用の増大、2つ目には漂流する下水道事業問題、3つ目にはごみ処理広域化に伴う資金需要の増大という点が挙げられると存じます。こういう点を踏まえて考えますと、極めて町財政はさらに厳しい状況に追い込まれるのではないかと思慮しております。これを踏まえて19年度以降のプライマリーバランスを、町長はどのように見通しておられるのかをお伺いいたします。
第2点は逗葉新道沿線地域のあり方についてであります。三浦半島中央道の開通に伴い、同中央道の交差点から長柄交差点までの1.8キロの、今までの自動車専用道が一般道路化されました。現在では歩道の整備工事が着々と行われております。かつて、平成15年12月11日、かつての建設経済常任委員会の審査の中で、同地域のまちづくり構想案について説明がありました。私の理解する範囲で、同地域のまちづくりについては、地区計画等の導入を目指すということであったと理解しております。しかし、現在ではそのようなビジョンは白紙に戻ったようであります。さきに申し上げたとおり、歩道等の整備が進んできた中で、当地域のあり方としてどのような方策がよろしいのか、町長のお考えをお伺いいたします。
第3点は医師会等の補助金並びに医療施設の税の減免措置についてであります。逗葉医師会、逗葉歯科医師会、あるいは逗葉医療センター等への補助金は、18年度予算では約1,200万円弱が計上されております。片や平成16年…失礼。医療機関への固定資産税、都市計画税の減免措置につき、16年9月15日、10番議員笠原俊一議員が、税の公平性という観点から極めて重要な問題提起をされました。その際の町長答弁は、よくさらに検討し、対応を図ってまいりたいということでありました。現在までのその検討結果をお伺いいたします。
第4点はごみ処理広域化の、平成22年供用開始までのタイムスケジュールについてであります。町長のお話では、1市2町で広域化を図り対応すれば、先ほど申し上げたとおりの時点で供用開始が可能であるとありました。この具体的スケジュールをぜひ御提示いただきたいと存じます。
以上、私の第1回目の質問といたします。御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(伊藤友子君)答弁を行います。
○町長(守屋大光君)ただいまの質問に対し、順次お答えを申し上げます。
まず1点目の当町基礎的財政収支の状況についてというお尋ねの中での平成19年度以降の見通しはということでありますが、今定例議会の予算総括質問の三位一体改革による税源移譲に関する御質問に際してお答えさせていただきましたように、平成19年度以降は、個人住民税の税源移譲額は減額の見込みとなっているほか、増額要因としては定率減税の段階的廃止による、平成19年度全面廃止や老齢者控除の廃止、公的年金控除の縮小などの税制改正により、平成18年度と同様な措置がとられますが、一方納税者の年齢構成の変化や、マンションや一戸建て住宅の建設などの影響が徐々に出てまいりますが、これらはプラス・マイナスそれぞれの要因となっております。
また、固定資産税や町税は、横ばいから漸減に推移するものと考えております。このために行政改革大綱、並びにそれらに基づく集中改革プランに沿った効率的・合理的な行政運営が必要なものと理解いたしており、さらに時代に即した施策事業の見直しなどにより対応し、中期財政見通しを図りつつ、収支バランスを保つことが肝要であると思っております。
次に2点目の逗葉新道沿道地区のあるべき姿というお尋ねの中の、当町への玄関口、同地区への地区計画策定はということに対し、お答えをいたします。旧逗葉新道沿道の地区計画につきましては、平成15年度から16年度にわたり、良好な住環境の維持向上を目的に、地元の地権者の方々へ説明及びアンケート調査、懇談会を開催してまいりましたが、総体的にはこの地区にお住まいの方々は、日常生活の利便性の向上、緑や景観を重視した良好な住環境の保全など、さまざまな意見があり、一つ一つ方向性に絞り込むことが難しいこと。また、土地利用の制限を伴う地区計画については、地権者の100%の同意を得ることが理想であるため、皆さんの合意を得ることは非常に難しい状況にあることを考慮いたしますと、手法についての検討が必要であるとの判断をしております。
しかしながら、旧逗葉新道沿道につきましては、都市計画マスタープランにおいて、背後の住宅地との調和が図れる施設の誘導と、景観を重視した積極的な緑化の誘導を図ることと位置づけられており、まちづくり条例に基づく建築指導においても、良好な景観の創出に配慮した、ねばり強い指導や屋外広告物の積極的な取り締まりを既に実践しております。
また、一方で当該道路は葉山の玄関口として、景観法による景観重要公共施設に位置づける方向で、既に県との打ち合わせを始めておりますが、詳細については県が策定を予定しております公共空間ガイドラインの内容を見きわめながら、今後とも沿道の軸を中心に、緑と良好な住環境の調和を重視した、地区の魅力を高めるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
次に3点目の各医師会等への補助金のあり方と、医療施設への税の減免措置の検討結果はというお尋ねでありますが、医療関係の補助金につきましては、逗葉医師会、逗葉歯科医師会、逗葉薬剤師会並びに逗葉地域医療センターの法人や団体に対しまして、町民が適切な医療機会に恵まれる健康な生活が営まれるように、地域医療の充実を図るなど公益上の必要があることから、逗子市との均衡を考慮しつつ補助を行っております。また、医療施設への税の減免措置につきましては、同様の考えから、現段階では引き続き実施していくことがふさわしいものと認識いたしております。
次に、4点目のごみ広域化各施設供用開始までのタイムスケジュールについてでありますが、ごみの広域的処理における各対象施設につきましては、そのあり方を含め、本年2月1日に設置させていただいた2市1町ごみ処理広域化協議会におきまして、実現に向け対応を進めてまいります。具体のタイムスケジュールでありますが、内容によっては用地取得等の検討も必要であり、現時点でのその時期の明示は難しいものと思われます。なお、平成18年度に予定しております広域化を進める上で骨格となるごみ処理広域化基本計画案策定の中で、基本的な部分は明らかになっていくものと考えており、その際には町民を含め、ごみ特別委員会委員の皆様にお示しをし、御意見をいただきながら検討を加えてまいりたいと思っております。
以上でお答えとさせていただきます。
○議長(伊藤友子君)再質問を行います。
○14番(守屋亘弘君)プライマリーバランスという考えは、平成13年の経済財政諮問会議での骨太の方針でも、私の理解する範囲では、主に世代間の負担の公平という観点から、現在の借金を将来世代に先送りすべきではないという視点に立ったものと考えておりますけれども、平成17年度町長施政方針の中に、基金や世代間の負担の均等を図るため、起債などを活用し云々とありましたけれども。さすがに18年度のそれにはこのような記載がない。また、第3次行政改革大綱の財政の健全化という項では、将来の世代に過大な負担を残さない、健全な財政基盤の確立が必要とありましたので、やっと今まで私が主張したことが御理解いただけてきたんではないかと思いますけれども、先ほど申し上げたとおり、非常に19年度以降、非常に厳しいということではありますけれども、具体的に税の配分問題等で、町税が金額としてどの程度減少してしまうのか、町長いかがでしょうか。
○町長(守屋大光君)守屋議員の今の前段の部分でございますけども、世代間の公平性というものの基本的な概念は、借金だけが残るんではなく、物も残るわけであります。したがってどうも借金だけがひとり歩きしてるようなお考えのようでありますけども、現に施設も器具も残っていくわけであります。したがいまして時代の要請に基づいて先取りをするという面、個人の家で申し上げれば、家を建てるのにローンを組みますけども、借金だけが残るのでなく、家も残っていくわけであります。そういう視点から世代間の公平性というものを考えるべきではないかということを私は申し上げておるわけであります。
それから後段の部分の今後の見通しでありますけども、見通しにつきましては施政方針で述べさせていただいたような認識を持っております。
○14番(守屋亘弘君)もう一度伺いますけど、具体的にどの程度の金額が減少するのか、お答えください。
○町長(守屋大光君)今の段階で具体的にというような状況には、まだ至っておりません。19年度以降でございますので。これからまだ1年ありますので、その間、国の方でどういうような対応が出てくるか、今のこの段階において、御質問に対して的確に断言できるような資料が整っておりませんので、控えさせていただきたいと思います。
○14番(守屋亘弘君)そうすると具体的にですね、深刻な影響があるということは、どの程度の度合いとして影響なんでしょうか。
○町長(守屋大光君)ですから深刻な影響が想定されるということを申し上げてあるわけで、具体的に幾ら減収するから、そういう非常に大変なんだというような、踏み込んだところまでまだつかみようがないわけであります。したがって国と地方の税の配分の問題について、10%のフラット化というものを想定した場合に、かなり厳しい状況が想定できるということを申し上げておるわけであります。
○14番(守屋亘弘君)税の配分の問題ということで、例えば7対3だったものが6対4になるというような想定をすればですね、具体的に金額はどの程度と出てこようかと思いますが。18年度税制改正において、19年度以降に影響することであろうかと思いますが、その点,まだ明確に町長は把握されてないということなんでしょうか。
○町長(守屋大光君)明確に把握されてないというよりも、国の方でまだ変化する要素が含まれておりますので、今この段階で明確にお答えする状況にないということを申し上げておるわけであります。
○14番(守屋亘弘君)では、集中改革プランの中で、収入の確保という項がありますけれども、そこの記載されている文言は、国・県補助金等の積極的確保とあります。17年度から実施ということになっておりますが。現在17年度末を迎えて、17年度では具体的に成果があったのか。その金額はどの程度だったのか、いかがでしょうか。
○総務部部長(鈴木旦男君)これについては、17年度予算並びに18年度予算でもお示しをさせていただいておりますように、葉山町が行っております各種事務事業の中で、国庫補助負担金の対象となる事業については、積極的に県を通じまして国に働きをかけいたしまして、その財源の確保に図っておりますので、予算書に記載のとおりでございます。
○14番(守屋亘弘君)念のため、具体的金額はどの程度なんでしょうか。
○総務部部長(鈴木旦男君)これにつきましては、付属説明書の歳入の国庫支出金、県支出金等をごらんになっていただけばおわかりのとおり、18年度につきましては国庫支出金が3億2,000万強、それから県支出金については6億1,600万強ということでございます。御案内のとおり、国が三位一体改革を進めている中で、いろんな事業の切り詰め等もなされてきておりますけれど、そういうものをある中で、できるだけ国庫補助対象を受けれるものについては、メニューを調査いたしまして各部課とも対応しているわけでございますので、今後も引き続きそういう対応を図ってまいりたいというふうに考えております。
○14番(守屋亘弘君)それでは歳入面で増が見込めないということであれば、当然ながら歳出面で削減をする、当たり前の話なんですが、大なたを振るうとすれば、人員削減、いわゆる職員の方々の削減ということになろうかと思います。平成10年度を基準にして、10%削減で現在まで取り組んでおられると。平成16年度末ですか、までに9.5%削減を行ったと。現在平成17年度4月1日現在では286人。現在私の想定では285人であろうかと思いますが。それではもし、そういう命題で考えますと、例えば3億円の自主財源減ということであれば、1人1,000万円の金額であるという場合に、30人の職員の方の削減を図らなければならない。これは4月1日現在で、私の想定では282人、もし新規採用がなければ282人になろうかと思いますけれども。それから30人減ということになりますと、約250人になると。あるいはこれが極めて難しいということであればですね、人件費の一律10%カット、北海道ではそのような対応をするようでございますけれども、そういうことを考えなければならない。その点、具体的に人件費のカット等を含めて、歳出の削減についてはどう取り組んでいかれるのか。
○町長(守屋大光君)今、守屋議員のお話のように、端的に物を判断した場合には、人員を削減するか給与を減額するか、どっちかの方法しかないというのは、もう論ずるまでもないと思います。しかしながら、この一度採用した人間を理由もなく一方的に解雇なんていうのは不可能であります。また、この新規採用者を徐々に減らしていくという意味合いにおいて10年間10%という、いわゆる職務に支障を来たさない範囲で一つの目標値を立てさせていただき、対応を図っておるところであります。
いずれにいたしましても、私も、職員にもよく言うんですけども、いわゆるバブル経済の時代にというよりも、むしろ高度経済…さかのぼってみれば、高度経済成長期、右肩上がりの時代において、いわゆる事業もふえ、財政状況も増額してくる中で、やはり事業展開をする上で人員が必要であったわけであります。したがって、今度逆に歳入が減ってき、事業も減少してくれば、それだけ必然的に人も要らなくなって来る時代がもう出てくるんではないかなと。これはもう自然のだれが考えても原理であるわけであります。したがって、そういうような時代的な背景を見据えた場合に、今、御指摘のような急激な対応は無理としても、徐々にそういう方向に動きつつあるんではないかなという認識を持っております。
○14番(守屋亘弘君)人件費の削減ということは、経常経費比率の減ということにつながろうかと思いますけれども。先ほど申し上げたプランの中で、2の4、経常経費の抑制とありますが、この具体的目標はどのような数字になるんでしょうか。
○総務部部長(鈴木旦男君)経常経費は御案内のとおり、経常事業を実施している中で、一般財源が幾ら充当されるという一つの財政指標でございます。御案内のとおり、年々一般財源が減収する中で、その対比する比率、占める割合でございますから、当然経常収支自体が、葉山に限らずどこの団体でも増加傾向にあるわけでございます。先ほど来言っておりますように、事務事業が増加してきておりますので、事務事業もですね、住民のニーズ等も非常に高い中で、各種事業を展開している中で、経常経費というのは当然必要なものでございますので、いわゆるアウトソーシングを含めてですね、幅広く行政改革に取り組むということで、経費節減を図りたいという意味で御理解をいただければと思います。
○14番(守屋亘弘君)私の記憶で間違ったら申しわけないんですけれども、第2次行政改革大綱第2次実施計画の1番目にですね、同じような項目がありまして、その際は89%を85%程度に引き下げるということを明確に目標としてはあった。しかしながら、いろいろ事情があったんでしょうけども、その目標値には届かなかったと。今回は重ねて申し上げますけれども、そういう目標値を定めてはないということでしょうか。
○総務部部長(鈴木旦男君)我々行政内部で検討し、さらには行政改革懇談会等でもいろいろ話をさせていただいておりますけど。やはり数値目標を当初、第2次プランのときは実施計画の際は定めさせていただきました。で、予算の概要書等にも示させていただいたんですけど、やはり地域目標ということで立てておったんですけど、今回の行政改革大綱並びに集中改革プランの策定に当たりましてですね、その辺の数値目標がですね、非常に目標としては必要な部分ではあるんですけど。先ほど言いましたような大局的な理由がございますので、なかなかその数値目標にもっていくこと自体が、もう不可能に近い状況があるわけです。ですから、その数値目標はとらさせていただく中で、先ほど言いました中で、委託を含めてですね、経常経費の削減についてはさまざまな面で取り組んでまいりたいということで、御理解を賜りたいと思います。
○14番(守屋亘弘君)先ほど申し上げた中で、下水道事業について申し上げましたけれども、19年度以降、22年までのいわゆる事業量をどうするか。現在、下水道審議会で審査されていると伺っておりますけれども。その際に提示したという財政計画はどういうものだったんでしょうか。
○総務部部長(鈴木旦男君)これについてはですね、財政当局の方と、つまり町長自体と町総合的な財政見通しの中で図っていく財政計画とは違っておりまして、これについては従来から出しております下水道事業の中でのある一定の計画の中での予算立てをしております。したがいまして、財政サイドとのすりつけというのはとっておりません。これについては、御案内のとおり、毎年度、一般会計の事業が主でございますので、そういう中で、下水道事業というのは町の一大プロジェクト事業ということで推進してきているわけでございますけど。全体的なバランスを見ていかないとならないわけなんで、そういう中で財政的な支援を一般会計から行うについては、繰出金についてはそういう中で一定の判断をさせていただきまして、毎年度予算編成の中で判断をさせていただいておるところでございます。
○14番(守屋亘弘君)下水道事業につきましては、全町を網羅するということであれば620ヘクタールになろうかと思います。それで、平成18年度末事業完成が240ヘクタールの見込みであるとしますと、単純な引き算で、あと残りが380ヘクタール。これを平成32年度末までに完成するとすればですね、19年度以降残り14年、それで380ヘクタール割る14年度と約1年あたり、ちょっとはしょった数字で申し上げれば、30ヘクタールになると。まず、それの資金需要については380ヘクタール、今までの1ヘクタールの所要金額が5,000万円としますと、190億になろうかと思います。したがって、さっき申し上げた1年30ヘクタールということは、1年15億の資金需要があるという計算になります。これも大きな歳出増の要因になろうかと思います。そういう点で、残念ながら、本当に確かに設備は残るけれども、当然ながら、町債残が膨らんでいくと。そういう中で、実際問題、町財政が耐えられるのかどうか。その点いかがでしょうか。
○町長(守屋大光君)ですから、町財政が耐えられるようにかじ取りをしていくというのが責任じゃないでしょうかね。ですから、今おっしゃるように、目標というものはあくまでも大きい。その目標に向かって対応を図るということは当然のことでありますけども、さまざまな事情によって、予定どおりにいく場合と、いかないケースと、いろいろあろうかと思います。したがって、そういうような複雑な要素を念頭に置きながら、長いスパンの事業というものは展開すべきであって、余り固定的な概念で決めつけて論議するというのは適切でないと私は思っております。
○14番(守屋亘弘君)この問題はずっとかみ合わないままに来ておりますんで。では、ごみ処理広域化の点、これは後ほどまた触れますけれども。まずは、現時点では、総事業費がどの程度なのか明確ではない。当然それに伴って、当町の負担割合も明確ではない。それともう一つは、一体何を当町が負担する…負担するというのか、担うのか。それも明確ではない。ただ、広域化でごみ処理を行うというメリットについては、交付金が得られるからだと。これも確かに一つの理由になろうかと思いますけれども。私が心配しているのは、それ以外で町の負担はすべて起債で賄うんじゃないかと。一つ懸念しているのは、交付金が得られたと。それは起債条件にあるのかどうか。裏返すと、町が単独でこの事業を行った場合に、起債が認められないんじゃないかと。そういう点があるんじゃないかと思うんですが。いかがなものでしょうか。
○総務部部長(鈴木旦男君)今、この仮定の話でちょっと言われているんですけど、具体的なケースちょっと出さないとですね、起債対象…補助対象、起債対象になるかどうか、はっきり今の段階ではお答えできませんので、具体的に今度、守屋議員の方からお知らせいただければ、それについてお答えをしたいというふうに思っております。
○14番(守屋亘弘君)時間も限られておりますので、では、第2点目にまいります。逗葉新道の沿岸地域のまちづくりということでございますけれども。先ほど私が触れましたとおり、当初のビジョンが白紙に戻ったということは、今のところ地区計画導入等が大変難しい状況にあるというように理解しましたが、既に歩道等の整備は着々と進んでいる中で、何らかの明確な、しっかりしたビジョンを地域住民の方に示して、あるべき姿を住民の方々ともどもに連携して描くべきと考えますが。例えば現在一色地区で取り組んでおられるように、地域計画の策定ももう再考して、一つの方策と当然ながら考えられるという点で、どういう方策が今、ベストとお考えでしょうか。
○町長(守屋大光君)端的に申し上げれば、地区計画によって地域の方々がこういう町をつくろうという像を描く中で対応を図るというのが、理想的な形であろうかと思います。しかしながら、議員も御承知のとおり、あの地域の方々の意識というものが、あの道路を挟んで、私は大きく意識が違うという感じを持っております。と申しますのは、長柄橋から料金所に向かって右側の地権者の方々は、やはりこの土地利用というものを前提にお考えの方が多いように感じております。しかしながら、一方左側にお住まいの方々は、ぜひあの景観を守ってほしいというような願望をお持ちの方が多いという認識を持っております。したがって、この地域に住まわれる方々の大方の方々の認識が一致していれば、この地区計画というのは加速していくわけでありますけども、今申し上げたような地域に住む方々の地権者の方々の認識が違うということは、一つの形を目指した方向へ進めていくというのは、非常に難しい部分が生じてきておるわけであります。したがって、先ほども申し上げましたように、地区計画というものを念頭に置きながら、さらによりよき方法を考えていくというような状況にはあると思っております。したがって、今後さらに、これからどういう形が一番望ましいのか、やはりこれは行政と地域の方々との協働作業でありますので、その地域の方々の認識というものを、どの方向を求めていったらいいのか。整理しながら方向性を定めていく必要があるというような認識であります。
○14番(守屋亘弘君)ちょっと確認で恐縮ですけど、今の町長の御答弁の中で、右側、左側というお話がありましたが、例えば私が考えますと、長柄交差点から左が…失礼。長柄交差点から逗葉新道料金所に向かって左側ということでおっしゃったのか、右側ということでおっしゃったのか、どちらでしょうか。
○町長(守屋大光君)それは先ほど申し上げた長柄橋から逗葉新道の料金所に向かって右側の地権者、それから左側の地権者ということは、さっきもうはっきり申し上げていると思いますけど。
○14番(守屋亘弘君)だから確認したんでありますけれども。要するに、左側の状況を見ますと、一戸建ての住宅がどんどんふえているような状況に見受けられます。それから、右側では休耕田等の空き地が未利用というのか、未利用地というのか、そういうことであります。そうしますと、その両者の中では意見の調和といいますか、なかなかそういうことを図るのが難しいから地区計画の導入も無理だと、現時点ではそういうように解釈してよろしいでしょうか。
○町長(守屋大光君)無理だとは申しておりませんで、温度差がある関係上、非常に難しいということを申し上げておるわけであります。したがって、この地域という全体像を考えた場合に、地区計画というのも手法の一つであろうと思いますし、そのほかにも町並みの保全という対応を保全策を考えた場合に、さまざまな対応策もあろうかと思いますので、総合的にいろいろな対応を考える中で、あの地域の全体像というものをまとめていく必要があるんではないかという認識を持っております。
○14番(守屋亘弘君)こういう問題はですね、ある時点まで期限を定めてどうあるべきかをやらないと、町としてのしっかりしたビジョンなりが打ち出せないと私は考えますけれども。まあ失礼ながら、町長の御答弁では対応を図ってまいりたいというようなことに終わってしまうと。現実は先ほど申し上げたとおり、所要の工事が進んでいる中で、悪いイメージとしては無秩序にいろんな建物が建ってしまう懸念もあると思うんであります。その点を十分お考えになって、対処してほしいと思います。
それから、3点目にまいりますけれども。先ほどの御答弁では、医療機関への減免措置については検討の結果、今後も続けるということであろうかと思いますが。昨今、受益者負担の公平という観点からですね、いろんな料金、使用料等の見直しは図られておりますけれども。先ほど申し上げた税の公平性ということから考えますとですね、早急に努力をしていただきたいと思います。当時の総務部長の御答弁では、15年度現在、該当する件数は17件ということでありましたけれども、現在は…現在も同様な件数なんでしょうか。
○総務部部長(鈴木旦男君)17年度現在は、減免対象については固定資産税が16、都市計画税が15件でございます。減免対象施設、医院が。固定が16、都市計画が15でございます。
○14番(守屋亘弘君)では、一層の御努力をお願いして、これもまた期限をつけてですね、お願いをしたいと存じます。
それから、最後のごみ処理広域化の施設の稼動供用開始までの具体的スケジュールについてなんですけれども。一番早いペースを想定しますと、まず18年度で一部事務組合の設立準備、それから設立並びに循環型社会形成推進地域計画の策定、完成があろうかと思います。で、19年度において、当計画を審議する協議会の設立、これは国と県と組合3者の協議の場になろうかと思いますけれども、それをもって最終的な結論を出して国の承認を得るということになろうかと思います。それで、21年、22年度で該当設備の建設、2年間でどのような設備をつくるのか、現在明確ではございませんけれども、建設完成に持ち込むと。それで平成22年度で供用開始だと。こういうスケジュールでは全くできない。私が考えたってできない。ですから、もし可能ということであれば、ぜひその具体的スケジュールを提示していただきたい。これはさきに総括質問、あるいは予算案等の反対討論で申し上げましたけれども、クリーンセンターの方々、大変な御努力をされている。御苦労されている。で、もし、この期間が18年度以降、22年、21年度、これは四、五年まだかかるよと。最速であっても。現有炉は、昭和52年完成、すなわち1977年完成で、既に30年近く稼動している。私の記憶する範囲で、当時の厚生省の構造指針は耐用年数15年、したがって耐用年数の倍の年数を稼動しているということになります。実際に具体的なプランをお示しいただけないでしょうか。
○町長(守屋大光君)もう何度も申し上げているように、平成22年の供用開始を目標に、これから2市1町で努力をするという方向で今、動いておるわけであります。したがって、よく守屋議員、先ほど来、目標を示せと。平成22年でございます。ただ、あくまでも目標でございますので、その目標に向かって最善の努力を尽くしたいと思っておりますけども、そのとおりにいくかどうかは、結果としてですね、未知の部分も若干残っておりますけども、あくまでも目標は22年目標でございます。
○14番(守屋亘弘君)残念ながら時間がまいりましたので、これにて終了します。
○議長(伊藤友子君)以上で14番議員守屋亘弘さんの一般質問を終結いたします。
この際、昼食のため、暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。
(午後12時02分)
○議長(伊藤友子君)休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時00分)
休憩前に引き続き、一般質問を行います。第3番、7番議員近藤昇一さん、登壇願います。
○7番(近藤昇一君)7番近藤です。通告に従いまして、3点にわたって一般質問を行わせていただきます。
まず第1に、第3次総合計画についてであります。市町村は住民の最も多く存在する総合的な地域の経営主体であり、その果たすべき役割は極めて大きなものがあります。その任務の重大性にかんがみ、市町村は具体的な地域社会の将来のビジョンを住民に示す必要があります。そして、昭和44年には地方自治法の一部が改正され、市町村はその事務を処理するに当たっては、議会の議決を経て、その地域における総合的かつ計画的な行政運営を図るための基本構想を定め、これに即して行うようにしなければならない旨が明記され、すべての市町村が基本構想を策定すべき旨を義務づけられました。
今回、葉山町第3次総合計画中期基本計画策定に当たり、一昨年12月議会での我が党の主張にこたえる形で、公募でまちづくり町民会議を立ち上げ、70人からの町民によって、当町としては初めて町民主体で基本計画の案をまとめ上げるという手法をとりました。このことは、大変評価するものでありますが、これだけの町民が参加した機会に、なぜ基本構想から見直そうとしなかったのか。基本構想を見直さない限り、町民会議からの意見は、これまでの基本構想の枠内に制限され、自由な発想が望めないものとなります。今、葉山町は高度規制、まちづくり条例、地下室マンション規制などを通じて、まちづくりの方向性が固まりつつあるのではないかと思われます。この機会に、多くの町民が参加している町民会議に、町の基本構想案の策定を託すべきではないかと思われますが、町長の所見を伺います。
第2に、文化施策について伺います。日本共産党は、文化が社会進歩と人間の自由な発展に欠かせない活動であり、文化を自由につくり、楽しむことは国民の基本的権利だと考えます。そのための条件整備を整えることは政治の責任で、同時に政治や文化の内容に干渉すべきでないと考えています。世界では、その方向が本流で、国連の世界人権宣言、日本も批准した国際人権規約やユネスコの一連の宣言などでは、国民の文化的権利と、それを保障すべき政治の責任がうたわれています。これは日本国憲法の人権保障の精神にも合致するものであります。ヨーロッパの国々が文化に手厚い助成を行っているのは、こうした文化を尊重する考えが政治の常識になっているからであります。21世紀の日本社会の民主的発展にとっても、文化面で豊かな発展を図ることが欠かせません。そうした文化の役割と国民的権利にふさわしく、文化政策がきちんと位置づけられるよう要求をし続けております。
また、文化は上から与えられるものではありません。そうした意味で、堀口大学文庫のあり方について疑問を感じざるを得ません。なぜ、町と家族の間での相談で堀口大学文庫となったのか、その決定経過について伺います。
次に、スポーツ施設についてであります。昨日のWBCの結果については、多くの国民が喜んでいたのではないかと、またテレビに釘づけになったのではないかと思われます。これを機会にして、野球というスポーツへの関心がますます高まったものと考えております。スポーツは大きくとらえれば、人間の身体的・精神的欲求にこたえる世界共通の文化の一つと考えられます。スポーツライフが充実したものとなるかどうかは、青少年の時期に、さまざまなスポーツに接したか否かによって決まると言われています。そういった面では、学校体育・スポーツは生涯にわたる豊かなスポーツライフの基礎を養うものであり、学校において体育の授業や運動部活動などを通じ、児童・生徒がスポーツに親しみ、その楽しさや喜びを味わう機会を確保することは、スポーツ振興の観点から極めて重要であります。しかし、当町の新年度予算では、中学校のクラブ活動費も大幅に削り、町長のスポーツに対する認識のなさを露呈しています。
政府は2000年9月13日、スポーツ振興基本計画を決定しました。これは、1961年に制定されたスポーツ振興法第4条に基づき策定されたもので、スポーツ振興法が制定されて40年を経過し、初めて出されたものです。長期にわたって基本計画が棚上げされてきたことが、我が国のスポーツの国民的な普及と定着、競技スポーツの発展の両面にわたる立ちおくれの主要な原因になってきました。それだけに、このスポーツ振興基本計画に多くのスポーツ関係者は、大きな期待と注目を寄せていました。この計画の内容は、総論、スポーツ振興施策の展開方策、我が国の国際競技力の総合的な向上策、生涯スポーツ及び競技スポーツと学校教育という項目で展開されています。地方自治体としても検討される施策があります。そこで、スポーツという概念・理念をどうとらえるか。国民の教養にするかが問題となります。この計画では、スポーツの意義を世界共通の人類の文化と述べていますが、それ以外はスポーツの効用を列挙しているだけです。国民とスポーツ関係者が心から納得し、共感できる基本理念を明確にすることが不可欠だと思います。その点で国民とスポーツマンの権利意識が高まる中で、1978年100カ国以上によって満場一致で採択され、ユネスコ体育スポーツ国際憲章の「スポーツの実践は、すべての人にとって基本的権利である」という理念が明記されていないことは大変残念であります。この理念に基づいて、スポーツ価値を広く国民にアピールすることが求められています。今日、葉山町の教育委員会がスポーツの理念をどうとらえているか、問われています。
また、その上で、昨年度また生き生きとだれもが健康に暮らすことができるまちづくりとして、医療機関の協力のもと、正しい運動を会得するため、メディカルフットネス指導による講座を一昨年開設いたしましたが、昨年、年度途中で中止されてしまい、参加者からは再開を求める声が多く聞かれます。これが直ちに再開できないところに基盤の弱さを露呈してしまったものだと考えられます。
また、介護保険の改正に伴い、介護予防に介護事業者がメディカルフットネスに参入しようとしていますが、これらも含めた総合的な町民体育館の見通しと町民の体力づくりについて伺います。
3点目は、地域経済の活性化についてであります。第1に、住宅リフォーム助成制度の設立について伺います。2004年度の町長の施政方針で、活力ある産業をつくるための施策や事業として「新たに高齢者の住宅リフォーム助成制度並びに民間の木造住宅耐震診断、耐震補強工事の助成制度を実施し、高齢者福祉や地震防災対策の両面と、さらには商工業振興策の一助になればと思います。」として、高齢者住宅改修助成事業がスタートしました。この制度については、一定の評価ができるものでありますが、地域経済の活性化を考えた場合に、対象を広げたリフォーム助成制度の創設が商工会関係者からも強く求められています。それは、その事業が、関係業種が限られてきますが、リフォーム助成として対象を広げることで関係業種が広がり、地域経済の活性化にもつながることを指摘してまいりましたが。2年を経過して、その予算は2004年度が300万、2005年度、200万、2006年度は50万円と大きく後退していますが、この制度についての町長の所見を伺います。
第2に、小規模工事等契約希望者登録制度についてでありますが、これは一定金額以下の小規模工事について、地元の小規模工事等契約希望者に直接発注することで、地域経済の活性化を図ろうとする事業で、近隣では鎌倉あるいは逗子がこれを実施しております。このメリットとして、地元の業者が小規模工事等契約希望者に登録することで、順番に仕事が回ってくる。このことで、公共工事の発注に公平さが保たれ、なおかつ地域経済を活性化するという効果があると考えられ、新たな予算化の必要のないものであります。この制度については、これまで何度か町長に伺ってきましたが、たびたび検討させていただきたいという回答しかございませんでした。ここで改めて町長の所見を求めるものであります。
以上で、第1回目の質問とさせていただきます。
○議長(伊藤友子君)答弁を行います。
○町長(守屋大光君)ただいまの質問に対し、順次お答えをいたします。
まず、1項目目の第3次総合計画について、基本構想の見直しはというお尋ねでありますが、基本構想は総合的かつ計画的な行政運営を図るために、地方自治法の定めにより議会の議決を得て定めさせていただいたわけでありますが。多くの町民や議員の皆様も同様と拝察しておりますように、もともと町の目指すべき将来像及びこれを達成するための基本目標や施策の大綱を示したものが基本構想でありますので、21世紀全般のまちづくりの基本をなす将来のあるべき姿は、平成12年3月の策定時から現在も、さらには将来をも含めて固有の財産である海と山の緑などの自然景観や町並みの保全とともに、安全で安心して暮らせる住宅の町が基本の姿で、そこから生まれたのが「海と緑にひろがる交流文化のまち葉山」で、町の姿を大きく変貌させることや、取り巻く情勢に大きな変化がない限り、変える必要はないものと認識いたしております。
次に、2項目目の文化施策について、堀口大学文庫のあり方についてのお尋ねでありますが、堀口大学先生は名誉町民として御承知のとおりでありますが、展示公開につきましては、没後25年を契機に調整を図り、図書館2階の会議室を改修し、多くの町民に公開してまいりたいと思っております。図書館では、これまで586点の資料を収集しておりますが、これらを入れかえながら展示してまいる予定であります。さらに、御遺族の御協力をいただき、先生ゆかりの品々も提供していただけるもの、お借りできるものもあわせて展示できるよう進めてまいりたいと思っております。
次に、2点目のスポーツ施策について、町民体育館の見通しと町民の体力づくりについてのお尋ねでありますが、この課題に関しましては、改めて申すまでもなく、私自身も以前から必要性については十分認識をいたしております。御案内のように、住民の価値観の多種多様化とともに、福祉・環境・教育・安全安心対策など、さまざまな行政需要が増加の一途をたどっております。一方、町を取り巻く状況の変化によって、財政事情は今後も厳しく推移していくものと予想しておりますので、これらを総合的に勘案いたしますと、まだその状況に至ってないというのが実情であります。
また、町民の体力づくりにつきましては、既存の小・中学校の体育施設を学校開放の一環として積極的に御利用いただくとともに、さまざまな形の体力づくりにつながる保健事業、社会教育事業や生涯学習事業も実施いたしておりますので、できるだけ多くの方々に参加願えればと思っております。このほか、本町には幸いにも海岸や山の自然、あるいは公園も各所に点在いたしておりますので、これらの活用を含めて、体力向上の一助となればと思っております。
次に、地域経済の活性化について、小規模工事登録制度についてでありますが、去る9月の平成17年度第3回定例会における一般質問においてお答え申し上げましたとおり、小規模工事の発注につきましては、町内業者で対応可能な軽微の工事等において、商工業の振興及び地元経済の活性化をも考慮に入れ、町内業者に発注するよう努めております。なお、小規模工事登録制度については、入札・契約制度の合理的改革及び町内事業者の現状を踏まえたさまざまな点から、引き続き課題として検討いたしておるところであります。
次に、リフォーム資金助成制度でありますが、平成16年度より在宅高齢者住宅改修費の助成並びに一般住宅を対象とした耐震診断費、耐震改修工事費の助成を実施し、工事に当たりましては、商工業振興の観点からも町内の施行業者に限定した対応を図っておるところであり、徐々にこれらの制度が浸透しつつあります。今後は、こうした制度の実情をさらに見きわめつつ、地域経済の活性化に効果的につなげることができるよう検討を重ねてまいりたいと思います。
以上でお答えといたします。
○議長(伊藤友子君)再質問を行います。
○7番(近藤昇一君)総合計画というのは、やはり町民のものにならなければいけないと思っているんですよね。まちづくりについて。で、私は昨年、町民会議という、やはり広く、もっともっと多くの町民にも参加していただきたいなとは思うんですけども。とりあえず、この葉山としては70人からの参加者があったということでは、大きな私、成果だと思うんです。で、その成果をやはりこの際、町の総合計画というものをみんなの手でつくるんだという観点でね、私は結果的に同じような基本構想でもいいとは思っているんですよ。だけど、それが、町民が改めてまちづくりの、将来にわたってのまちづくりをどうするのかというのを、みんなの手で案をつくり上げる。そのことによって、葉山はどういうものを目指しているんだということを、それぞれ町民のものにしていく。そのことが私、必要だと思うんで。せっかくこれだけの人たちが集まったんであれば、まあ当然毎年毎年、もっと広く声をかけて広げていくという方向でね、やりながら、総合計画を改めて皆さんで見直してみませんかと。私は今の総合計画の基本的な方向性についてね、間違っているとは思っていないんです。だけど、町民が一緒になってつくるということで、みずからのものにするという作業をね、ぜひやった方がいいんではないかと思って、この提言をしているんですけど、いかがでしょう。
○町長(守屋大光君)近藤議員のおっしゃることをよく私もわかります。ただ、この総合計画というのはですね、確かに今、議員おっしゃるように、町民の手で手づくりでつくっていくというのは、もう基本であろうかと思います。しかしながら、たまたま去年、前々からも私も思っておりましたけども、町民の御参加をいただく中で、まちづくり町民会議という新たな機関ができました。しかしながら、以前からも、町民を無視したような制度でなく、町民を代表する議員の皆様方ともよく検討を重ねた結果、このような構想を打ち立てておるわけでありますので、やはりいずれ一定の時期を見て、この構想を見直すということは、私も異論を持ってるわけではございませんけども。ただ、去年そのまちづくり町民会議ができたから、即座にじゃあこれを根本的に見直すべきかという視点で考えた場合に、果たしてそうかな、もうちょっとよく考えるべきじゃないかなということになるんではなかろうかなというように、私自身は理解いたしておるところであります。
○7番(近藤昇一君)町民会議から出された意見に対する回答の中でね、何点かやはりこれはもう基本構想で定まっていますからという回答があったんですよね。そういう面では、やはり一つの枠をはめてしまったのかなという感が否めないんで。そういう面ではただね、こういったことを繰り返すことによって、町民自身も非常に意識が高まるし、ましてや町の基本的な方向性を示す基本構想ということであれば、より真剣に検討がされると思うんですね。それが改めて町民のものになっていく。で、町民みんながまちづくりに参加していくという私は姿勢になってくると思いますんで。これについては考え方なんでね、基本的にそういう考え方をぜひ持っておいていただいて、来年からとか…ことしからとか来年からというような話ではないと思いますけども、ぜひそういう方向で物事を進めていただきたいと思います。
次に、文化施策についてでありますが、特に今回の場合には、堀口大学文庫ということで、没25年ですか。ということで、この問題について取り上げさせていただいたんですけども。何か、ことしはモーツァルトが生誕250年、シューマンが没後150年、そして宮城道夫、これが没後50年というような非常に何か、いろいろとそういう文化的な人たちの亡くなった日で、特に筝曲家で、そして「春の海」なんかが有名な宮城道夫というのは、20年ほど葉山に在住されたと。そして、生前使用していた家が現存しているのは葉山にしかないという意味合いも、いうことを話聞いたことあるんですけども。これについても、やはり何らかの施策をしなきゃいけないんじゃないかということと、その堀口大学さんの25年についても、いわゆる記念事業のね、検討会やなんかが開かれなかったのかどうかと。私は町民会議の経験があったじゃないかと思っているんですよ。聞くところによると、堀口大学の研究者もいるそうです。そうした人たちを含めて、私は単にこれ堀口大学という方は大変立派な方、私も余り承知はしていないんですけど。そちらの方面については、非常に疎いもんで。でも、いろいろ参考文献を見ますと、外交官であった父の赴任の異動に伴い、海外諸国14年にわたり生活、その間、フランス近代史を中心に翻訳詩集や、みずからの詩集を出すと。日本文学に大きな影響を与えたと。日本の現代詩、特に口語の表現の可能性に大きく貢献、フランスの近代・現代詩を翻訳したり、多くの象徴的叙情詩をつくったということでは、こういう詩の何ですか、社会というんですか、では、非常に何というんですか、貢献された方だと。で、これだけの方を単に文庫だけで済ませていいのかどうかという疑問もあるんですね。そういう面で、なぜせっかくだったら町民会議…町民会議で果たしてそこで足りるかどうかわかりませんけども。あるいは、堀口大学を研究されている方、興味ある方を募ってね、25年を記念して何かやりたいという形の検討会がなされなかったのかというのは、これは教育委員会に聞いた方がいいですか。そういう検討を教育委員会の方はされなかったのかどうか。
○教育長(木太郎君)今、御指摘の点については、そういう方たちと話し合ってですね、どういう方向でいこうかというところまでいかなかったというのは事実でございますけども。ただ、これが開設しただけで終わるんでなくですね、今後もその拠点として発展していけば、よりいいのかなというふうに思っておりますので。また、いろいろお知恵をいただきながら、いい文庫、葉山の名誉町民である堀口先生の功績になっていけばいいかなというふうに考えております。
○7番(近藤昇一君)というのはね、こういったアイデアも聞いたんですよ。よくほら芥川賞とか、菊池寛賞とかありますよね。直木賞とか。この詩の世界では、そういった賞が見当たらないと。堀口大学賞というものをつくってみて、全国に発信したらどうかと、葉山から。全国からその詩をね、募集すると。その中で優秀なものについて、堀口大学賞というものを、これは多分町も参加する形になるでしょうけども、いろいろなそういう財団とかね、記念財団とか、そういうものを立ち上げて、全額町が持つ必要ないと思うんですけど。そういったアイデアも出るんじゃないかと。そうすると、葉山からその文化を発信するというね、壮大な事業が葉山を中心としてでき上がるんではないかと。そういう研究者の方なんかを検討会の中に入れてくれば、当然そういうアイデアも出てきたんじゃないかというね、ことも聞いたんでね。その辺は教育長、どうお考えでしょうか。
○教育長(木太郎君)私としては大変いいお考えだなというふうに思いますが、町だけじゃなくて、県また国も通じながら、いろんな形でいければいいかなと思いますから。まずは、これを機会に拠点ができれば、一つの拠点となって、次にステップできるんではないかなというふうに感じております。
○7番(近藤昇一君)町の方では、宮城道夫については20年ほど葉山に住んでいた。その家が残っているという話も聞いたんですけど。これがちょうど6月の25日で50年だそうです。これについては、新年度予算に何も入っていなかったんで、検討されてないと思うんですけど。ただね、言えることは、この堀口大学の25周年…没後25年記念というんですか、にしても、非常にね、これ思いつきだったんじゃないのかと、気がしてならないんですよね。というのは、亡くなったとのは1981年の3月15日、ちょうど1週間前ですよね。に、25年なんですよ。ということは、このままいけば26周年になっちゃうんですね。やるべきは、本来だったら今年度の事業でやっておけば、ちょうど25年に合ったんですよ。新年度の事業だと26年なんですよ。だから、これはあわててやったなと。だから、相談なんかする暇なかったなというようなね、私はちょっと考えを持ったんですけども。いかがでしょう。
○教育長(木太郎君)そういうふうにお考えの方もいるかもしれませんが、私どもは最善を努力して、没後25年の年に当たるというふうに考えて、今回対応したというふうに思っております。
○7番(近藤昇一君)それとも、例えば宮城道夫なんかはどうでしょうかね。宮城道夫もこれは世界的にやはり知れた人だと思うんですよ。ただ、名誉町民にはなってない人ですけどね。たまたま葉山にその生家がある…生家じゃない、失礼。住んでいた家が現存しているということらしいんですけど。その点、何らか今のところ検討する余地はないということですか。
○教育長(木太郎君)何でもかんでもという考え方、今のところ私ども持っておりませんで。そういうことになりますと、今、東京都知事をやられている石原慎太郎さんも葉山に結構貢献されていると。そのほかいろいろ調べると、たくさんの方、たくさんまだそういう方もいらっしゃるということで、ただたくさんの方が、ぱっと思いついただけで10人ぐらいいるわけですが。宮城さんもそういうやっぱり葉山にいたということだけでですね、やることにはまだまだ抵抗がちょっとあるのかなと。まずは、名誉町民でもありますし、文化勲章をおとりになられた堀口先生をまずきちっとした形で対応していくのが一番の今のできることかなというふうに考えております。
○7番(近藤昇一君)結構そういう方がね、葉山にいられるというのは私も承知していますけども、それらも含めた形での検討会ですか。一体どこで決めるのよというのがね、そんなに恣意的に決めるようなことはないと思うんですけども。公平にそれらも扱っていくという面では、私はいろんな人がそれぞれの役割を果たしながらね、その道でもって貢献された方たちなんでね。対等に扱うという意味では、そういうような検討会なり何なりをやっぱり立ち上げていくべき。あるいは、教育委員会の中にそういう専門部門をつくってもいいでしょうし、そういった考え方は今後持っていかれるおつもりないかどうか。
○教育長(木太郎君)御意見として伺っておきます。
○7番(近藤昇一君)なかなかそういう思いつきの事業から脱却できないのかなというような感はいたします。今回の堀口大学記念事業については、やはり先ほどの指摘が当たっているのかなというような感がしますんで、これからの施策で改めていただきたいと思いますけども。
あとスポーツの部門で言いますけども、先ほど町長は財政的な問題もあって、どうのこうのということだったんですけども。総合計画の中期基本計画に対する我が党の意見に対して、町民体育館については別途検討を考えたいと思いますというのは、どういう意味なのか。別途検討ということは、先ほどの町長の答弁では、あの答弁の内容では全くやる気ないなというような答弁なんですけど。どこか別途でもって教育委員会の中でもって検討しているところがあるんでしょうか。
○教育長(木太郎君)教育委員会でそういう体育館のことで検討しているかというふうに…いうことでしょうか。そうじゃなくて、スポーツ全般について検討する機会を持っているかということでよろしいかと思うんですが。もし、そうであればですね、体育指導員、体育協会等もそういうスポーツの地域スポーツ振興という形で、文部省からも研究しろというふうに言われておりますので、その2つの部署でそれぞれ研究はしているんですが。今のところは具体的な形、道筋が今のところできてないということで、まずそれには予算もかかることでございますので、町民、住民のですね、意向調査等も踏まえると、体育施設の拠点が欲しいというアンケートも結構多くあるわけですから、そこら辺も見きわめながら、少しずつやっていこうかなというふうに考えておりますけども。ただ、体育指導員及び体育協会としては、種目別でそれぞれ子供たちを育てながらもやっておりますので、来るべきときには、すぐ対処できるような研究は続けていくというふうに考えておりますけども。今のところは、教育委員会のポジションとしては、生涯学習課が対応しているというところでございます。
○7番(近藤昇一君)町長にじゃあちょっと。先ほどの答弁との絡みで、これが先ほど言った中期基本計画の意見に対する意見とその対応方法についてということでの町からの回答なんですけども。町民体育館については別途検討を行いたいと考えますというのは、教育委員会の方なのか、町長部局の回答なのか、私はどうもわかりませんので。また、別途の検討をしていくというおつもりがあるのかどうか。これは財政的な裏づけがないと教育委員会幾ら考えても不可能なんでね。私どもその体育館といっても、私、総合的な体育館といっても、逗子のね、アリーナのようなその立派な体育館というのは、今、全く想定していないんですよね。だから、そういう面では最低限必要な広さ、そして最低限必要な設備、そしてそういうのでもって一体幾らかかるのかとかね。じゃ町の財政の中でもって実現可能なのか不可能なのか。それらも含めた検討をね、私やるべきだと思うんですよ。で、今のままだったら、全くやる気ないと。検討もしてないと。今回の回答を見てみると、別途検討を行いたいということで、あれ、少し光が見えてきたのかなと思ったら、今は町長の答弁だと、また真っ暗になってきたというようなね、上げたり下げたりされているんですけど。どうなんでしょう。そういう検討はせめてやってもらえないのかと。特に私ども町民の中から言われているのはね、今の議会の中にはスポーツに関係した議員が数多くいると。私もバドミントンやっていますし、阿部議員は元バドミントン協会の会長やっていますし、野球をやっている方も結構いますし、剣道やっている方。そういう、それだけいながら、何で体育館ができないのというようなね、指摘を受けるんですよね。そういう面では、せめてそういう検討をしてね、こうこうこうだから、もうちょっと待ってくれとか、ただ「財政事情が、財政事情が」じゃ、納得されないんですよ。その辺いかがでしょう。この別途検討というのは、明るい兆しと見ていいのかどうか。
○町長(守屋大光君)この別途という意味合いは、いろいろ見方があろうかと思いますけども、所管からいくと基本的には教育委員会で御検討願うというのが筋ではないかなというように思っております。ただ、一方でそうは言うものの、広い視点で考えた場合には、必ずしもすべて教育委員会にお任せすることもいかがなものかなという視点での考え方もあろうかと思います。いずれにいたしましても、私自身もこの体育協会の会合にも時々状況が許す限り出させていただく中で、この体育館の問題も話題として出てきているのは認識いたしております。で、さらには冒頭で申し上げたように、この体育施設が私も否定しているわけでなく、欲しいわけであります。しかしながら、この施設をつくるという前提で考えた場合に、もちろん財政上の問題もありますけども、場所的な問題、あるいは規模的な問題等々、煮詰めていかなければならないと思っております。
ただ、私自身この思い浮かべてみますと、一色小学校の体育館をつくらせていただいたのが、私が就任後、初めてのたしか事業だったなという記憶がございます。したがって、あの体育館というのは、ある程度のそういった要望というものを加味して、多くの方々にもお知恵をいただく中で、あの施設を建設した思い出がありまして、今、体育協会を初め、多くのスポーツ愛好団体の方々が望んでおられる規模だとか、そういうものはどの程度のものなのか、それをまあ別途考えてみたいという思いでいるわけであります。したがって、教育委員会をも含めて、今後検討することが必要であるんではないかなというように感じております。
○7番(近藤昇一君)そうすると、教育委員会の方でそういう検討するプロジェクトというのか、当然体育関係者、体育協会も含めてね、そういう何らかの会を立ち上げるというおつもりはないかどうか。検討するわけですよね。今、町長言われたように、規模はどのぐらいなのか、お金幾らぐらいかかるのか。そして、最終的にお金が出てくるかどうかは、またね、町長の姿勢次第なんだけども。教育委員会としてはやはりこういったものを、葉山にふさわしい体育館としてはこういうものを考えているんだというものをやはり出さなければ、町長だってね、幾らかかるのかわからないのをつくるとかつくらないとか言えないと思うんで。そういう検討をする場を設けるつもりはないかどうか。
○教育長(木太郎君)先ほども申し上げましたけども、体育協会でそういう体育館の検討部会というのも今ありまして、現に研究はしているわけなんで、その辺のまた結果を見ながら、来るべきときには、そういう形できちっとした検討委員会的なものをつくっていきたいなというふうに思います。
○7番(近藤昇一君)その結果はいつ出るんですか。結果を見ながらということですけども。
○教育長(木太郎君)今のところすぐ、じゃああしたからつくるかというわけにもいきませんし、ことしいっぱいかどうかもちょっとわかりませんので、一つの区切りとしては18年度のというか、19年度予算までのというのは、やっぱり11月ぐらいまでに方向性を出していかなきゃいけないかなというふうに考えますけど。
○7番(近藤昇一君)何か少しね、見えてきたような、可能かどうかはわかりませんけども、筋道ができてきたんじゃないかなというような気がするんですけども。ぜひ11月の結果ね、その結果を受けて、また何らかの研究会をつくるということですけども、その結果もぜひまた教えていただきたいと思います。
さらに、スポーツに関しては、先ほども申しました2000年に決定したスポーツ振興基本計画に基づいて総合型地域スポーツクラブ、この設置、これを何年だっけ、2010年までに全国の各市町村において、少なくとも一つはこの総合型地域スポーツクラブを育成するという基本計画になっていますね。それへ向けては今、町の方ではどのような動きがあるのか、伺いたいんです。
○教育長(木太郎君)現在、神奈川県の18町村の中でですね、今、2町村ぐらいがその方向性ができて、今やっているところがあるやに聞いております、教育長会議の中で。ところがですね、その結果はなかなか厳しい。要するに、運営方法等についても非常に厳しい問題があるんだということを聞いておりまして、町村教育長会の中で、その状況を各団体、町村の方にですね、資料としていただけないかということをお願いしている段階でございまして、それらの実績のある先進地を視察などして、調査を図って、うちの方にスポーツ関係者の方に話していきたいなというふうに考えておりますけど。
○7番(近藤昇一君)そうすると、現実にはこの計画で言っている2010年までにというのは可能なんですか。
○教育長(木太郎君)ですから、どの辺、完璧なものとか何とか、文科省が言っているものが本当に100%できるかどうかというのもあると思うんですが、やはり今、方向性だけは定めなきゃいけないんで、2010年目標に考えますけども、今申し上げたいろいろ問題点が多いというのは情報として聞いておりますので、早急にいろいろ調べて対応できるような処置をしていきたいなというふうに考えておりますけども。
○7番(近藤昇一君)一応ね、国のつくった計画ですから、それに今のところ県下18町村中2町村、その中に葉山が入っていないようですけども。たしか体育協会の中の人たちからも、この要望がね、これに向けての策定していこうよという動きもあるように私も聞いていますんで、ぜひ教育委員会としてもそのバックアップをしていただきたいなと思うんです。
ちょっと立ち戻りますけども、その体育館、いわゆるスポーツ施設について、国の基準というのがあるのかどうか。それについてね、私が持っているのはスポーツ、コミュニティースポーツ施設の整備基準というのが、これがかなり古いものなんですけどね。昭和60年をめどに示した整備基準というのを持っているんですけど。昭和60年の整備基準では、人口が3万人のところでは720平米の体育館が2カ所と。それと、柔剣道場が床面積300平米が1カ所、それからプールが水面積400平米が2カ所、このような整備基準があるんですけど。これは私が持っている資料がかなり60年をめどにした整備基準なんですけど、それ以降のこの整備基準については、国から示されているのは何かあるのかどうか。ちょっと私が調べた範疇ではなかなか見つからなかったんですけど。いかがでしょう。
○教育次長(後藤一雄君)先ほどお話をいただいて、インターネット上でちょっと検索したりしてみたんですが、今の段階でも、昭和61年当時のものを基準にしている、60年当時のものを基準にしているという動きでございまして、これが基準といえども、新たな基準が出ていたという情報は持ち合わせておりません。
○7番(近藤昇一君)多分じゃあ私の資料の方が古いと思うんです。ぜひその60年のときの基準、61年と言いましたね。61年にそういう基準が出されたというのも知っているんですけども。ちょっと私、手に入れることはできなかったんですけど。後ほど示していただきたいと思いますけど、いかがですか。
○教育次長(後藤一雄君)61年度に、この60年度のものを示したものが61年に出たという理解をしておりまして、61年に新たに出たというものではございません。
○7番(近藤昇一君)ほかの自治体がどうかわかりませんけども、そうなると、国の示した20年前の基準にもまだ葉山は達してないという状況だということは言えると思うんです。ぜひ、100%とは言いませんけどね、この基準に近づくように努力していただきたいなと思います。
最後に地域経済の活性化について伺っておきますが。町長、このね、特に私どもは耐震診断の補強工事についてのね、これはもうえらく高く評価しているんですよね。前々から私どもも要求していましたし、これについてはこのやることによって、いざ震災があったときに、細い道がふさがれることなく、その家個人だけの問題じゃなくてね、町全体の問題としても耐震補強をやってもらうということが必要だなということは主張してきたんですけども。ただ、高齢者の改修の補助事業については不十分ではないかと。これ自体について全面否定するものじゃないんですけど、不十分でないかということを指摘し続けてきたんですけども。当初が300万で、現在50万というね、これがどう評価するのかと。もう私も当初から即効じゃなくて、1件の金額は少なくてもいいけども、対象を広げることによって、経済の活性化を促すんではないかということを主張し続けてきたんですけども。これ対象を狭めることによって、当然もうある程度飽和状態になってくるというのはわかりきってたんです。ある程度やっちゃえば、介護保険の方からも出ますし、そういう面では利用者が少ないんじゃないかということは、前から懸念はしてたんですけども。町長はこの辺どのようにお考えなのか、伺っておきたいと思うんです。
○町長(守屋大光君)確かに近藤議員のおっしゃるように、予算の数字から見た場合には後退しているという印象はあろうかと思いますけども、私どもの考えとしては、この厳しい歳入状況の中で、いかにそれを配分していくかという視点で考えた場合に、実態に沿うような、まず当初予算を組ませていただくと。したがって、その結果として、そのような数字になったということであろうかと思います。したがいまして、この状況によっては、当然さらにいろいろな角度から考え直す。また、検討も必要になってこようかと思います。ただ、そうは言いつつも、当初の対応としては実態に沿った予算措置をさせていただいたというのが、その数字としてあらわれてきておるわけでありまして、決して後退しているわけでもなく、意図的にやったわけでもなく、実績を踏まえての数字であるということで御理解いただきたいと思います。
○7番(近藤昇一君)町長、誤解されていると思うんだけど。金額を減らしたからということで言っているんじゃないんですよね。当然私はこの数字というのは実態に合わせた数字だと思っている。それが実態だと思っているんですよ。これでは本当に地域経済の活性化にはつながらないと思っているんですよ。努力しても多分そんなには私はふえないと思っている。最初から言っているんですけど。だんだんこう先細りになるんではないかってね。別にだから町が意図的に、財政事情が厳しいから、ここをばさっと切ったとは思ってないんですよ。実態として減ってしまっていると。だから、先ほど言ったように飽和状態になってきている。だんだん、もうやったから、もういいやってね。そうじゃなくて、対象を広げるという面で、1件当たりの金額を減らしてでもいいから対象を広げていくということで、何ですか、業種もさまざまな業種がこれに参加できる。だけど、業者が参加多く参加すればするだけ、何というか、金額は小さくなりますよね。だけども、そのことによって、地元の業者が仕事をとる努力もまたするでしょうし、こういう制度がありますよということでお客さんにセールスをかけられるということで、地元に仕事がおりる。そこで経済のまた循環がそこで、町内で経済の循環がやられるということでは、制度そのものがやはり見直す時期ではないかなと。2年間…3年目に入って、こういう状態だったら、じゃ別の模索もしてみようというね、時期ではないかと思うんですけど、いかがでしょうか。
○町長(守屋大光君)この今、御指摘のように、社会の状況等について、当然のことながら勘案しながら制度を見直すということは必要であると思っております。したがいまして、今、近藤議員の御意見として承る中で、さらに今後検討してまいりたいと思います。
○7番(近藤昇一君)以前ね、私、商工会の新年会に御招待受けて伺ったときにも、商工会の会員の方からもやはり必要だと、こういう制度が欲しいんだということはね、伺ったことがありますんで。ぜひ、その方向でのね、検討をお願いしたいと思います。
小規模工事等の契約登録制度ですか、これはね、お金もかかんないし、町内の業者にとっては、本当に公平性というものがね、目に見えてわかるという。現実に何十社もいるわけですから、なかなかその仕事が回ってこないという部分はあるかもしれません。そのパイが同じでね、多くの業者が入り込めば、それだけ小さくなってしまうというのはありますけども。でも、町の仕事をね、小さな工事やるにしても、決まった業者じゃないかという、別に私、意図的にそう町がやっているとは思いませんけども。どうしても、知っているところ、わかっているところという形になりますよね。町内の業者にもさまざま数多くいますから。町が把握しきれてない業者だっているはずですよね。そういったところが、どうしたら町の仕事もらえるのかなといったときに、こういう登録制度があれば、あ、町に登録しておけば、順番に回ってきますよということを言えば、ああ、じゃあ登録しておけば公平に回ってくるんだなという、こういう制度だと思っているんですよ。これは一切この制度そのものについてはお金はかからない制度ですよね。ですから、これは直ちにやってもいいんではないかなとは思うんですけども。常に町長の御答弁は検討、検討ということなんですけども、いかがでしょう。
○町長(守屋大光君)今、近藤議員のおっしゃるように、公平性という視点から見た場合には、確かに公平だと思います。ただ、一方で依頼者から見るとですね、私はどうしてもこの事業者にやってもらいたいんだという部分が出てくると思うんですね。長年のいわゆる関係だとか、信頼性の問題だとかですね。ですから、近藤議員のおっしゃるように、順番を決めておいて、順番にこの仕事の配分できるようにということではないんじゃない…そういうことじゃないんですか。
○7番(近藤昇一君)町が発注する小規模な工事ですよ。改修とか、だから依頼者は町なんですよ。依頼者が町なんです。町の仕事をというのは、町の小さな仕事ね、小さな業者でもやれるような仕事があるわけでしょう。というのは、入札に参加する場合には、何でしたっけ、登録と県の資格がありますよね。何百万以上の仕事はそういう資格がなければ取れないとか。しかし、町が発注する30万円以下ですか。の小さな工事ですと、補修とか、そういう工事ですと、どんな業者でも、たしかできるはずなんですよ。そういった工事でも、今のね、経済状況の中では本当に細かい仕事でも欲しいという小さな業者はたくさんいるわけですよ。で、そういう業者が町の仕事が欲しいといったときに、公平に町の仕事が回っていくように。町民の仕事を回せということじゃないですよ。町の仕事を公平に回していくという面では、こういう登録制度をしておけば、登録業者の中から順番にいくんですよという話になれば、業者としては、ああ、町は公平にやっているんだと。いずれ回ってくるだろうというような感覚になると思うんですよ。そういう面で、こういう制度を採用したらどうかということを提言しているんですけど、いかがでしょう。
○町長(守屋大光君)今、失礼しました。リフォームの延長線上の話として承っておりましたので、依頼者の意向も踏まえないとというお答えを申し上げたんで。この公共工事の町が発注する事業についてのお話であれば、議員のおっしゃる意味もよくわかりますので、考えてみたいと思います。
○7番(近藤昇一君)実際に私はね、そうだとは言わないんですけど、実際町の仕事をもらってない業者から見るとね、いつもあの業者じゃないかと。いつも何社か決まっているとか。そういう見方を今、されてしまっているんですね。そういう面では、登録さえすれば、あなたも回ってきますよということを私どもが言えればね、いや、そうじゃない、町は公平にそうやって扱っているんですよということが言えますんで、ぜひ、この制度については一日も早く実施していただきたいことを要求しまして、私の一般質問を終わらせていただきます。
○議長(伊藤友子君)これにて7番議員近藤昇一さんの一般質問を終結いたします。
第4番、6番議員阿部勝雄さん、登壇願います。
○6番(阿部勝雄君)6番日本共産党の阿部勝雄です。通告に従って一般質問を行います。
一昨日、予算に対する反対討論を行いました。討論ですから、我が党の考えを一方的に述べました。私たちがいろいろ指摘した点について、担当者にも伺ってきましたが、納得しかねる点が幾つかありますので、再度一般質問に取り上げました。小泉改革の三位一体改革は地方に対する財政負担と住民負担を強いた最悪の改革です。こうしたにせ改革を受けた財政難の中での町の予算配分には苦慮されたことでしょうが、配分の重点をどこに置くかで、国の施策をそのまま住民負担に押しつけるか、防波堤となって町民に優しい施策を行うかが問われます。そうした立場で予算配分について対する町長の考えを直接お聞きしたく、一般質問させていただきます。
まず、不要不急の施策についてですが、町長質問にもさせていただきましたが、かながわ海岸美化財団負担金に対する態度です。何年も議会から指摘、町長質問に上がっている問題ですが、毎年少し改善があったとして、さらに町の意思を伝えていくとしてきました。私が議会に送り出していただいてから7年、毎年同じことを議論されています。改善はないというに等しいと思います。近隣自治体との兼ね合いもあるだろうが、こうした財政難を言われるときに、財源の有効利用から見ても、撤退を含めた決断をすべきときと考えます。町長のお考えを伺います。
次に、廃止・削減した施策の中で、特に災害見舞金制度の廃止は、提案説明では保険制度も充実し、加入者もふえたと言われましたが、火災保険加入率は50%を超えた程度。災害時の保険加入は25%と、充実したとはとても言えるものではありません。災害時の被災者に対する町の心を捨て去るのか。保険に入らない自分が悪いと言い切ってしまうのか。町長のお考えをお伺いいたします。
次に、特別選択人間ドック助成金の減額は、他の施策以上の削減率です。その施策の必要性をどのように認識されておられるのか伺います。
次に、社会教育総務費や青年育成費等の補助金削減が30%と、その他の補助金削減率より高いと思われます。枠配分の中で、なぜこの分野の削減を多くなったのか、またこうした削減率が高い中で、ヨットスクールに対する補助金だけが10%削減にとどまったのかをお伺いいたします。
次に、ごみ問題について、4市1町広域連合設立準備協議会が解散し、2市1町の広域化協会へと変身しました。設立準備協議会を立ち上げるときは、首長間の覚書を交わしました。今回の2市1町の広域協議会はこうした覚書を交わしているのかどうか。また、4市1町のときの覚書に拘束されているのかどうかを伺います。
次に、し尿及び浄化施設汚泥分析事業についてですが、し尿及び浄化槽汚泥を公共下水道へ流すために調査することになりました。その後のスケジュールについてお伺いいたします。
次に、国保の問題ですが、町長質問でもこれも取り上げました。繰入金の削減したことについて伺います。医療費がかさみ、保険給付が11%以上も伸びているときに、国・県の支出金は減る。支払基金からの支給率は下げられ、こうした中で、従来から心にとめてきた、できるだけ保険料が上げないように抑えるためにとして繰入金をしてきました。この繰入金が今回、900万円削減されたことは、保険者負担となることは必至であります。町長の従来の考えを改めたものかを再度伺います。
次に、介護保険事業について伺います。今年度、法改正で地域支援事業が義務づけられました。約4,600万の事業費を費やし、事業展開されますが、高齢化率の高い葉山にとっては、介護人口がふえる可能性が高く、介護の必要にならない施策、予防施策の必要性は高いものがあります。予防施策として、配食サービスを含めた介護予防家庭介護支援事業等が、地域支援事業として展開されると伺っていますが、高齢者に対する予防介護としての施策をどのようなものを考えられているのか、伺います。
最後に、介護保険料について伺います。本年度、平均月1,000円の引き上げが行われます。今回は7段階方式をとって、低所得者に対する配慮はなされたようですが、月1,000円の値上げは決して低いものではありません。この保険料の上に、利用料が加われば、大きな負担となることは否めません。低所得者に対する保険料を含めた利用料の減免制度が必要と考えます。利用料についての減免制度を検討する考えはないか、町長のお考えを伺います。
以上で第1回目の質問を終わります。
○議長(伊藤友子君)答弁を行います。
○町長(守屋大光君)ただいま阿部議員から御質問いただきましたけども、通告とちょっと内容が異なっておるようでございますので、通告に基づいて、まずお答えをいたします。
1点目の福祉施策等の切り捨てと住民負担増について、2点ほどお尋ねがありました。1点目の国の負担減を福祉施策等に対するしわ寄せと町の施策はと。また、2点目として不要不急の施策の見直しはというお尋ねでありますが、御案内のように改革の波が徐々に進行する中で、平成18年度は児童手当の対象年齢の引き上げに関連し、児童手当の補助率の引き下げとともに、一般財源化が行われる財政負担としてはね返ってきております。一方、税源移譲に関しましては、平成18年度は定率減税の段階的廃止や高齢者控除などの税制改正に伴い、一時的には増収となっておりますが、19年度からは税源移譲による減収は必至の状況であります。このため、歳入面では、町税全般やその他の収入においても収納率の向上はもとより、特定のものに公の施設の使用の対価として徴収する使用料や役務の提供に対して徴収する手数料のように、受益の限度において公平かつ適正な御負担を図るべく見直しをお願いしたところであります。また、歳出面につきましても、行政改革の継続的な推進はもちろんのこと、高度経済成長期から一定の役割を担ってまいりました既存の制度の施策の見直しを図り、多くの課題やニーズの高い事業や施策への転換を図るなど、限られた財源を有効かつ適正に配分すべく、対応に努めたところであります。
このように、あらゆる視点から将来を展望した場合、一部事業の縮減・廃止とともに、少子化の進展とともに、多くの期待が寄せられている子育て支援への特別な配慮、また安全で安心して暮らせるための各事業や介護保険法や障害者自立支援法など、新たな制度に沿った適正な運営に取り組むことなどに、それぞれ対応をさせていただいたところであります。
次に、2項目目の改正介護保険について、介護予防事業、地域支援事業に対する自己負担と町支援についてのお尋ねでありますが、このたびの介護保険法の改正により、介護予防事業費、包括的支援事業費及び任意事業で構成する地域支援事業が新たに設けられ、市町村は地域支援事業利用者に対し、厚生労働省令で定めるところにより利用料を請求することができると規制されております。これに基づき、今回筋力向上トレーニング流水教室や、転倒骨折予防教室、配食サービスなど幾つかの事業を地域支援事業に位置づけているところでありますが、配食サービスにつきましては利用者から一定の御負担をいただくことといたしております。なお、町支援につきましては、地域支援事業が介護保険の財源と同じ割合で構成されておりまして、町の負担も明確になっていることから、特段設けることは考えておりません。
次に、2点目の改正後の保険料についてでありますが、介護保険料は3年に1度の事業計画改定の際に変更されることとなっており、このたび第3期事業計画により2回目の改定を行ったところであります。保険料の設定につきましては、第2期事業計画において、通常5段階の区分に保険料をいただくところ、6段階制を導入し、低所得者への配慮をいたしたところでありますが、今回は法改正に基づき、現在の第2段階、つまり、非課税世帯をさらに2つの区分に細分化した7段階制とし、新第4段階基準額を3,900円としたところであります。また、税制改正により保険料段階が大きく変更となってしまう方々への対応として、2年間の激変緩和措置もとられることとなっております。
以上で通告によります阿部議員の質問に対するお答えといたします。
○議長(伊藤友子君)再質問を行います。
○6番(阿部勝雄君)御答弁ありがとうございました。通告にというのは、私は前後に変わったところはあると思うんですけど、不要不急な施策についてというのを取り上げてますし、介護保険の使用料…保険料というのも取り上げているし、通告と違うと言われるのはちょっとわからないんですが。
私、一般…失礼。反対討論でも言いましたけれども、不要不急な施策を見直して財政難のときに何とか財源を確保するという立場が必要なのではないだろうか、こういう観点で討論させていただきましたんで、不要不急なものはということで最初に取り上げさせてもらいました。私、町長質問のときも言いましたけれども、かながわ美化財団、この海岸…かながわ海岸美化財団、これの負担金が1,000万を超える。これが毎年何年も続いてきて、何年も指摘、あるいは町長質問で取り上げた問題です。町長もことしも同じ答弁で、改善が少しあったんではないかと、こういうことを言って、去年、おととしの予算書もちらっと見てみたら、私のメモで同じことが、                                                                                        「改善があった」というメモが書いてあって、毎年同じ答弁なんですよ。で、その最後の回答は町の意向をお伝えしておきましょうということで逃げてきている。私らは逃げてきていると思います。実際上、いつものとおりなんですが、じゃあ町の業者さんにお願いしたらどうなんだと。その財政的な負担のあれも、ただではやってくれませんでしょうから、それは財政的にふえるのか減るのかはわかりませんけれども、そういう検討もしないで、とにかく今の美化財団がもっと頑張ってもらうんだという言い方で過ごしてきた、これが私は不要不急の施策の一つだと考えるんで、この辺、例えば町のそれをやめて町の業者さんに海岸美化を頼んだら1,000万では済まないんだよと、こういう話なら、これは我々は不要不急だとは思いません。だけど、いつも本当にやっているのかと、ここにいなくなられました中村さんもよくそれを取り上げて議論してました。毎年のようにその議論されてるのに同じ答弁で逃げてきているんで、不要不急なのかという言い方を私しているんです。町長は不要だとは思っていませんか。
○町長(守屋大光君)この何が不要で何が不急かという視点で物をとらえた場合に、いろいろ見方も変わってこようかと思います。この海岸美化の問題についても年々申し入れもし、改善がなされてきていると思っております。したがって、細かなことについては担当の方からお答えをいたします。
○都市経済部部長(石川嘉一郎君)御指摘のありました海岸美化財団の件でございますけれども、先ほど阿部議員申し上げられましたように、まず費用については現在と同じ内容のことを、清掃をした場合には負担金の倍が必要である、要するに2倍の額が必要になってくるということをまず基本的にあります。それから、今お話に出ました中村…元中村議員が御指摘いただいてた点については、要するにその検収であるとか、日数、時間の問題についてきちっとしてないんではないかという、直接御指摘いただいて、その点については美化財の方に直接お話をし、それらの点については改善が図られてきたということで我々も認識いたしております。
それからもう1点、基本的な問題ですけれども、平成13年でしたか、美化財を設立するに当たりましては、県と13市町の首長さんの合意によって財団が設立されたわけですけれども、それによってその基本的な海岸清掃についての負担、あるいは清掃内容について合意を得て現在に至っているということでございます。
○6番(阿部勝雄君)今のお話ですと、もし今と同じように町民から、あるいは議会からも徹底されてないんじゃないかと、こういう海岸の美化がね、徹底されてないと。この程度の清掃をやるのに町の業者だと2倍かかると、こういう今言われたと思うんですが、そういうことですか。
○都市経済部部長(石川嘉一郎君)今、現在の清掃内容がございます。それを仕様書をもとにして入札にかけるわけですけれども、その仕様書に基づいてその費用が出ます。それの2分の1が各市町が負担となっております。で、その2分の1…残りの2分の1は県が負担していただいていることになっておりますので、単純に考えますと同じ事業をする場合には町単独でやるとその倍がかかるということでございます。
○6番(阿部勝雄君)負担金の問題で2倍になりますよっていうことで、清掃するのに個人でやったら倍になるという意味ではないですね。わかりました。
私ね、今言った、確かに財団つくって県から補助金をもらっているというのもあるんですけれども、このあれがいつも指摘されてて、なぜこんなに毎回その徹底されないのかどうかね。そういう点でこちらとしては撤退も含めてっていう強い意志がないからといつも思うんです。お願いしますよって言ってて、この前、町長質問でも出ましたけど、そういうことを言うのは葉山だけだと言わんばかりに…そういう答弁もありました。で、その辺がどうしても声が届かない原因じゃないかなという気がするんで、できるだけ葉山の意志がこうなんだと、どうしてもそんなにあれだったら町民の要望にこたえ切れないと、撤退も考えざるを得ないということを強く要望していただきたいなと私は思っているんです。今、我々のところでいつも出てる…毎年出てますよね。大丈夫なのか、徹底してない、あんな汚いのはっていうのは、その辺のあれがいつまでたっても同じ結果なんで、何らかの方策を考えない限り、やっぱり靴の下からかいてるような気がしてしょうがないもんですから、その辺、強い意志をというふうに思っているんですが、町長いかがですか。
○町長(守屋大光君)今、担当部長の方から申し上げましたように、負担額相当の清掃はなされてるものと理解いたしております。で、毎年このような議論を同じ場でしなければならないというのは残念であるわけであります。したがって、せっかく御質問をいただいたんで、さらに現場の者に徹底してこの清掃状況を把握し、また、同様の対応を他の業者に発注した場合にどの程度の費用がかかるか、検証してみたいと思います。
○6番(阿部勝雄君)私ら金が足りないから葉山の海岸がきれいにならないとはちょっと思えないもんですから、私はまだやっぱりもうちょっと徹底してやっていただけないのかということはどうしても必要なような気がします。ぜひそのことを強くさまざまなところで、あるいは声を大にして言っていただくことを要望して次に移ります。
1つだけ、災害見舞金。さまざまな今回高齢者福祉について私、切り捨てたと思っているんですが、災害見舞金だけについてここで取り上げました。まだ私が一度災害に遭って大変助かったもんですから、これ気になってしようがないんです。そういう点も含めてですけれども、火災保険に入っている人は50%以上といいますから、かなりあると思います。これはあるんですけれども、地震だとか自然災害に対する見舞金…保険という加入率は審査の中でも25%と言いましたけれども、ほとんどの人が入ってないという方が多いと思います。残念ながら、私ちょうど家を建てて5年目でしたけど、屋根が飛んで大変町にも迷惑かけたことがあったんですけども、あれが借りるところがないんですね。我々サラリーマンはほとんど全額と言っていいほど借金してるし、そうすると貸してくれない。どこも貸してくれない。そういう中での私のときで50万だったか20万だったか記憶ないんですけども、大変本当にうれしく思いました。本当に見舞金というのはそういう点から見て、助かったと思う、そのうれしさの方がこの見舞いの価値なんじゃないんでしょうかと思います。そういう点で、中身の検証をされていただきたい。いわゆる、交通事故でだとかなりの人たちが今、強制保険だとかさまざまな点で入っている。そういう中身の検討をした上での不要不急の削減、撤退、撤廃、そういうことを考えていただきたかったなと思って、改めてここで取り上げました。その辺で再考はないのかお伺いします。
○町長(守屋大光君)私自身もこのような時代的な背景を踏まえた上で、気持ちとしては切るのは断腸の思いであったわけであります。しかしながら、私自身がかたくなにどうこうというような意思は毛頭持っておりませんで、再度、再考を促されたような思いもいたします。いずれにいたしましても、この問題についてはいつ発生するかわからない、また規模においても想定できないわけでありますので、どういう形が一番望ましいのか、検討を加える必要も一方ではあるようにも思っております。いずれにいたしましても、現段階でこういたしますという明言をするまでには私の気持ちも整理されておりませんので、今はこのはっきりしたお答えは差し控えさせていただきたいと思いますけども、いずれも…いずれにおいて、検討を加える中で適切な対応というか、町民の意向を踏まえる中で考えてみたいと思っております。
○6番(阿部勝雄君)ぜひそういう災害時の被災者、少なくともそこぐらいは私は町の心があってしかるべきかなと思います。その辺のさまざまに全く被害者が何らかの保険なり何なりでバックされない、そういう人たちに対する…全額いくわけではないでしょうけど、ささいな見舞金なのかもしれませんけど、ぜひ検討をしていただきたいと思っております。で、次に移りたいと思います。
特別選択人間ドックなんですが、この金額云々よりも町長これに対する考え方ですね。私これ大変重要な施策じゃないかなと思っているもんですから、その施策の必要性について、町長質問のときには額が多いか少ないかと、なぜ削ったっていう立場で議論させていただきましたけど、本当にこれが我々特別なあれで疑問に思ったときには、積極的にそこに行ってドックを受けてほしいということが将来の医療費削減につながるもんだと私考えてるもんですから、その辺の、町長考え方をお伺いしたいんですが。
○町長(守屋大光君)また改めて私の考えを問われたわけでございますけども、現代の社会の状況を勘案すると、治療医学よりも予防を重視すべきだという説が出てまいりました。したがって、私も確かにこの予防を重視するということは十分…絶対必要だなという視点から予算措置をさせていただいた経緯があるわけであります。したがって、この予防を否定するなんていうのは毛頭思っておりませんで。ただ、阿部議員のおっしゃるのは、額が少なくなってくると否定しているように思いますけど、決してそういう意味じゃございませんので、御理解をいただきたいと思います。
○6番(阿部勝雄君)私ね、町長、これが本当に必要だっていうんだと、私の方は実態がね、そういうふうにだんだん下がってきたから、その実態に合わせて削減したんだって町長質問のとき答弁されました。確かに15年度は163万で、16年度は158万の決算でした。ですから、200万あれば間に合うよというのは、これは町長が言われるように実態に合わせて500万から200万に削減したんだ、実態に合わせたんだよっていうのは結構なんですけれども、私言いたいのは、この500万なり…前に予算していた500万がそこに行くようにすることが、もっとPRをしてこれを受けてもらうようにするという施策がないと、せっかくこのいい施策が何となく空文句になって、本人の意思だけに任せてしまうということがあるんで、こういう予防施策としてのあれはPRしないと積極的には受けてくれない。痛くなってからは医者には行くんですけれども、前もって医者に行くような、そういうPRできるような施策でないとまずいのかなと思っているんです。ですから、考え方として予防医学を重視するには本当に前もってこうすることが皆さんの健康にもつながり、将来町の財政、医療費につながるんだという立場で、積極的にこちらからPRしていく必要があると思うんですよ。実態はこうなってきたからそれに合わせて金額を減らしてなぜ悪いではなくて、500万がいいかどうかはわかりませんけど、500万あるんだったらそれいっぱい使うぐらいだけみんな受けてほしいんだと。我々500万用意してるんだというふうにしていくのがこの予防医学ではないかなと思ってるもんで、その考え方を聞いているんです。もう一度御答弁。
○町長(守屋大光君)PRは必要ですけども、強要するわけにはいかないわけであります。したがいまして、今、「広報はやま」でもこの制度をPRさせていただく中で、住民の皆様方がそれぞれの御判断に基づいて対応をされておるわけであります。したがいまして、この実態というものを念頭に置きながら、対応は当然のことながら考えるべきであるという認識を持っております。
○6番(阿部勝雄君)確かに、広報にはこういう助成金がありますよって書いてはあるんですが、私が思うには、こういうことを受けることがこういう効果があったとか、さまざまな…何かの、どこかの宣伝ではないんですけども、これを受けたことによってこういうふうに改善したとか、痛いところが直ったとかって、こういうことまでは言う必要はないんでしょうけれども、ぜひもっと積極的に受ける、あるいはその必要性を説くようなPRを考えていただきたいと思います。次に移らせていただきます。
次になんですが、社会教育総務費だとか青年育成等の助成金の削減、俗に言って、普通福祉の方は10%から多くて20%だったんですが、体育関係のあれで補助金がほとんど30%削減です。この辺のなぜ30%なのかということがまず第一に疑問に思いました。この辺のところは、こちらの教育予算の方なのかもしれませんけど、30%の、さまざまな補助金のあれが30%に減らされています。この辺は枠配分で全体的に30%になったのか、その辺のことも含めてお願いします。
○教育長(木太郎君)先ほどもお話し申し上げましたけども、やはり教育費全体の中で知恵を絞って対応を図ったというのが今回の状況でございます。
○6番(阿部勝雄君)全体の枠は確かに必要ですけど、普通の補助金、他の事業の補助金よりもいろんなところが30%にせざるを得なかったっていう理由があるからそういうふうにして全体的に減ったんだと思うんですが。ということは、町長部局からおまえのところ30%減らせということではないと思うんですね。そうすると、総枠の中からこの分は削れないものがある。だからほかの分は余計減らさなければ枠にはまりませんので、補助金が30%になった。ほかは大体10から20なんですよ。そういう解釈でよろしいですか。削れないものがたくさんあったんだと。
○教育長(木太郎君)中身をきちっと調べるとそういうふうになると思いますけども、やはり教育委員会の主体は子供がまず主体に考えさせてもらいたいというふうに私は考えておりまして、子供の、小学校・中学校の子供たちと、それから高校生の就学もございますけども、幼稚園もありますけども、そういうものに対しては極力少なく対応して、他のものについてはできる限りみんなで協力し合うのが今回の予算ではないかなというふうに考えておりました。特に、補助金という考えは、まずそれぞれの形が自立していただきたいというのが補助金の形でございますので、その辺でやはり補助という考え方を受けてる方たちが少し考えていただいて、対応していただきたいなというふうに考えたわけでございます。
先ほども申し上げましたけども、今回国の三位一体改革等の問題がよくわからないうちに補助金を対応してるわけで…予算を対応してるわけですから、この辺も見きわめながら対応していかなきゃいかんなということで、したがって、来年度に向けてはより精査をしていきたいというふうに考えております。
○6番(阿部勝雄君)そういう枠の中で、30%やむを得ないという中で、なぜヨットスクールは10%削減なんですか。
○教育長(木太郎君)ヨットスクールについてはもう長年の、皆様方よく御存じのとおりだと思うんですが、もともとのスタートは委託事業という形で、町独自の事業だったということでございます。それを町の職員の配置等を考えますと、名前は補助という形になっておりますけども、私は実際には相当ヨット協会に負担をかけた対応で、今、子供たちのヨットをですね、指導する体制づくりができてるというふうに考えております。
○6番(阿部勝雄君)今、町の事業だったんだからと言うんですが、町全体でも10から20の削減ですよね。先ほど3億円の削減をしなければいかんということで、大変苦慮して配分されたんですが、補助金という形もとっており、あるいは町の施策全体からいっても10から20は減らしています。そういう中で私はどうしてもこのヨットスクールについての10%削減にとどまったというところに、私は何となく思いやりがあるのかなと。米軍の思いやり予算ではないですけれども、町の思いやりが入っているなという感じがして否めないんですけれども、全体から見ても教育予算は10%削減ではないですよね。そういう感じはしているんですが、これだけは私どうしても低いなと。削減率が低いなと思いますけれども、いかがなんですか。
○教育長(木太郎君)先ほども申し上げましたとおり、もともとは委託事業という形はよく議員さんも御承知だと思うんですが、総額は相当の費用がかかる事業なんです。この事業自体は。これをですね、ヨット協会の皆様方のですね、ボランティア、私はかなり大きなウエートを占めてるというふうに考えております。したがって、今回の事業の中で10%といえどもですね、大幅な削減に、金額が大きいもんですから、大幅な削減につながっているというふうに考えてるところでございますし、今回のことでですね、今まで町の事業で町の子供たちが参加してたものをですね、保護者に対しても、こういう状況なんで応相分の負担をやむを得ないという形で費用を、それぞれの参加者からも費用を上げさせていただいたという形でございます。その金額をそれじゃあ何%かと言うと、かなりの金額が、10%とか20%じゃございませんので、その辺も御理解願いたいなというふうに思います。
○6番(阿部勝雄君)私あれなんですが、この施策そのものが数十人の施策にしかなってない。そういう中での多額の費用をかけてのヨットスクールということで、もっと広く町民が参加できる方法をと、ずっと指摘してきました。それで、町の施策だからということで、私、考えるには削減率が低過ぎると。だからどんどん削れじゃなくて、ほかと比較してという意味で聞いてくださいね。削ったらいいんだということは私らとしては余り言いませんけれども、ほかと比較して削減率がここだけ低いなという感じを持ってます。そのことを指摘して次に移ります。
ごみ問題ですけれども、4市1町の広域連合設立準備協議会のときに交わした首長間の覚書によって、この前の2月の末に出した結論が、2市、各それぞれのグループごとに検討をしろ…してくださいという内容の最終報告が出されました。これによって今度の2市1町がスタートしたのか、改めて2市1町の首長間の覚書でスタートしてるのか、どちらなんですか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)これまでの4市1町の覚書は廃止をし、新たに2市1町でスタートしたということでございます。
○6番(阿部勝雄君)2市1町でスタートしたとは、覚書なり協定なり、そういうものを結んだということですか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)この枠組みについて覚書自体については2市1町で、例えば首長同士でですね、結んだということはございません。2市1町で今後のごみ処理の広域を4市1町の中の2市と、2市1町の2つに分かれてスタートすると、それが2月1日からスタートしたと、こういうことでございます。
○6番(阿部勝雄君)ということは、4市1町のときの広域連合設立準備協議会の最終報告の中にあるグループごとに検討をしてそういう協議会をという、そのことを守って2市1町で協議会、広域化協議会を立ち上げたと、こういう解釈でよろしいんですか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)4市1町のときに作成いたしましたその基本構想の素案の中間報告については、それに一定の…それにある程度沿った形で進めていくという形はある程度の考え方でございます。それに基づいて私どもは横須賀市、三浦市、そして葉山町とのその新たな枠組みの中でスタートしていくという考え方でございます。
○6番(阿部勝雄君)4市1町の12月27日に出された、ごみ問題特別委員会に出された資料なんですけども、ごみ処理広域化に関する4市1町調整会議、首長会議における方向性の確認事項といって、2番目に「広域化を進めるに当たって横須賀三浦ブロックごみ処理広域化基本構想素案の中間報告の考え方や今までの検討経過を踏まえ、グループごとに広域処理を行うものとする」、これにのっとって2市1町の広域化協議会を立ち上げたと、こういうことですね。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)そのとおりでございます。
○6番(阿部勝雄君)ということは、この4市1町の広域化設立準備協議会のこの拘束…この意見に拘束されてそのとおり進んでいるということでよろしいんですか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)今、阿部議員がそこでお読みいただいたものについてはそのとおりでございますが、この2市1町と2市の中でもですね、4市1町で連絡会議等については設置していくという考え方はございますので、それについては生きてるということでございます。しかしながら、そのごみ処理の広域化に進めていくのについては、2市1町と2市と分かれたと、こういうことでございます。
○6番(阿部勝雄君)なぜこんなことを聞いているかと。もし、この4市1町のときの覚書にのっとってというのは、協定を結んだからと、町長さんはいつもそう言って、だから独自の検討はできないんだと。今そっちでやりますよと言ってるのに独自で検討するのはおかしいという答弁をずっとされてきました。で、今回はこれにのっとってやるときに覚書のところにも協定はしてません。このここでやったごみ処理広域…「グループごとに広域処理を行うものとする」というのに拘束されないとすると、私は本来2市1町のときにどうするのかというのをここに持ち帰って一言検討するべきではなかったのかなという気がしているんです。それを、2月の31日に…2月の…じゃない。1月か。1月の31日に解散して、2月の1日に立ち上げたということは、我々に聞く暇は何もないわけですよね。で、これでまた4市1町のときのそれに拘束されてるんだから単独で検討するなどはできないんだよと、こういう答弁をされるとなると、あたかもその4市1町のときの覚書に拘束されてるのかなと、こういう気がしてるんですが、拘束はないと考えてよろしいですか。
○町長(守屋大光君)首長間の確認事項でありますので、その拘束云々という問題よりも、確認をお互いにし合ったということは大きな意味があるわけであります。そもそもまたこの単独で検討云々というような今お話もございましたけども、広域で対応をしようということでスタートしてきたわけであります。で、今回…今回と申し上げるよりも、厳密に言えば昨年の12月27日において、この広域の枠組みが2つに分かれたというだけであって、この広域の取り組みの方針自体が変わったわけじゃないわけであります。
○6番(阿部勝雄君)これやると時間がだんだんあれなんで、私としては単独で云々しろ、単独で実施しろというのを言ってるわけではなくて、単独でやったらこのくらいの費用、こういうことは不可能だとか、さまざまなことを検討して、広域とその2市1町でも4市1町でもあれなんですが、比較する材料をつくってほしいと、こういうことを常々言ってきました。そのときに町長は片っ方でそういうことはできないよと言ったのは、その4市1町のときの覚書があって、それにのっとってるのに何で単独でやる、検討できるかと、できませんよというのが答弁でしたので、今後2市1町においても単独でやったらこのくらい、負担金…補助金も得られないからこうだと、それを示して町民が選択するべきだろうと私は思ってますんで聞いてるんです。ぜひ単独で云々というのは検討の材料としてやっていただいて、こういう点はできないんだとか、こういう点は広域の方が有利なんだとか、全体を含めて広域は有利なんだとか、そういうことを示していただきたいと常々言ってます。対象2つのもの、あるいは3つのものをして検討する余地のあるものにしていただかないと、1つだけ示されてこれしかないではどうしようもないと思うんで、それのことを言ってます。それを強く要望して次に移ります。
し尿処理浄化槽の汚泥分析事業が今回取り組まれました。私たちずっと要求してきた下水道に、公共下水道にし尿処理を…し尿を入れたらという検討をそちらに流すためだということが書いてありますんで、ある程度のまとまったものが出てきてるんだというふうに思いますけど、今後の計画について、スケジュールっていうんですか、それをちょっとお聞きしたいと思います。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)18年度にそういった調査の予算を計上させていただいて、お認めいただいているわけですけども、今後その具体的にいつというところまでには至っておりません。
○6番(阿部勝雄君)し尿の分析をしてそのとおり変わらないというならいざ知らず、近隣の分析…データがないのかといったら、それぞれ生活の地盤によって変わるんだと言って、それを分析せざるを得ないという答弁でした。もしこれが何年もたったらまた生活環境が変わったからもう一度分析しなければならんということにならざるを得ないんじゃないんでしょうか。そうすると全くむだになってしまうという可能性があります。一定の計画があって、それは2年、3年ってかかるかもしれませんけど、全く計画のないのに分析だけするというのはちょっとおかしくありませんか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)今、私が説明させていただきましたのは、方向的にはそういう方向で考えていくわけでございますが、今この時点で来年度についてはそういった内容の調査をさせていただきますが、今現在のところ、いつなのだというところについては今のところは決まっていないということを申し上げているわけです。
○6番(阿部勝雄君)決まっていないんで突っついてもしようがないんですが、私は早急にこのあれを分析をもとにどういうことができるのか、計画を立てるべきだと思います。本年度中にでもその計画を立てて、それが実行に移せるかどうかというのは、町長がいつも言われるように財政も含めてあると思いますけれども、こういうふうにならばできる、できない、こういうことをしないと分析が全くむだになるようなことでは何百万というお金がむだになってしまうと私は思うんで、その辺を強く要望しておきたいと思います。時間の都合で次に移ります。
国保の繰入金ですけれども、これも町長質問で取り上げましたけど、町長は決算で返るからいいんだというふうにおっしゃいましたけれども、今回は明らかにふえてるのは保険料だけです。この辺から見て、保険料の値上げは明らかでありますけれども、この辺、町長は考えておられる保険料ができるだけ上がらないように繰入金を入れてるんだという考え方を捨て去ったのかどうかをお伺いします。
○町長(守屋大光君)この繰入金で負担の軽減を図るということについては、前、お答えをさせていただいております。しかしながら、社会の状況によってそういう思いがあっても、対応が非常に難しくなってくる時代というものも当然あるわけであります。したがって、阿部議員のおっしゃるように、基本的には私も阿部議員とそんなに変わらないんじゃないかなと思うところもあろうかと思います。しかしながら、今の財政全般を考えた場合には、やはり応分の御負担をいただかなければならない時期が来たのかなと、残念ながらそういう思いを抱きながらこのような対応をさせていただいたわけであります。
○6番(阿部勝雄君)財政的に確かにね、豊かなわけではないのは私も承知してます。もしそうだとしたら、今、今回予算に計上するというのはそのくらいかかるだろうと予想されていますんで、もしこれが余った場合には、これが予算でそれだけかかってもしようがないという予算つくってありますんで、次年度に繰り越すということも可能性がある。で、基金として積み立てておいて保険料に、次年度に影響させる、そういう方法ならば今言ったこういう急激な変化に対して、せっかく予算で入れた900万減ってますけれども、6,100万円の額が余った場合ですね、次年度に繰り越しとして、あるいは基金に繰り入れて保険料に、次年度の保険料に回すというやり方は、これは今言った予算の範囲内ですんで、可能がある…可能性があると思うんですよ。これ毎年一般会計に戻してますけれども、その辺のお考えはいかがですか。
○町長(守屋大光君)今ここでもしの議論をするのは適切でないと思いますので、また、そういう事態が生じた場合にはそのときに検討をすることであろうかと思います。
○6番(阿部勝雄君)時間の関係で、ぜひその残金が出た場合にはいつものように一般会計のあれに戻すということのないようにして、検討を加えて、次年度の保険料にはね返るような、そういう方法が不可能なものなのか、ぜひ検討をしていただきたいと思って、述べて次に移ります。
介護保険料の…介護保険事業についてですけれども、今回地域支援事業が義務づけられて、4,600万円の負担として新たに施策が発足されましたけれども、今回、今さまざまな施策をと言って、介護予防としての施策を検討されてるようですけども、先日、社会福祉協議会の計画案を資料としていただきましたけれども、この中の地域包括支援センター運営事業、あるいは…そこに入るのかな。これが今言ったその介護保険の地域支援事業かなというふうに思いますけど、これだけだと中身がよくわかりません。で、具体的にこういうのにこうかかるんだというのをわかれば簡単に教えていただきたいんですが。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)地域支援事業でございますけれども、地域支援事業につきましては大きく介護予防事業と包括的支援事業、そして任意事業と、3つに分かれております。そして、介護予防事業策としては介護予防のいわゆる特定高齢者、虚弱の高齢者でございますけども、そういった方に対する事業、それから通所、通所型介護予防事業、栄養改善事業、さまざまな事業に分かれていて、それを地域支援事業として予算を組み立てているということで、メニューがかなりありますので、一つ一つちょっと読むのはちょっと控えさせていただきます。
○6番(阿部勝雄君)たくさんあるメニューで、今、社協がやってる施策の中でかなりダブった考え方のような気がして聞いてるんですが、例えば移送サービスですかね、これと移動支援、あるいは相談事業というのはこれは相談ですからいろいろなあれもあるんでしょうから、ダブっているかどうかはわかりませんけど、かなりの額をかけているんですけれども、今、社協でやってます送迎事業、こういうものとの兼ね合いというのはどう変わってくるのか、その辺がわからなかったもんですから。現在社協がやってる事業でかなり地域支援事業の中身が一緒になってるような気がするものがたくさんあると思っているんですが、いかがですか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)確かにですね、高齢者の一般施策と申しますか、高齢者福祉事業としてやってきた事業がございまして、あるいは保健センターでやってきていた健康づくり事業ですとか、そういった事業の中で、地域支援事業のいわゆる介護保険制度の中に入れられるもの、入れていいとされているものについては、この中に新たに地域支援事業として位置づけています。今、御指摘になられたものですとか、それからデイサービスですとかホームヘルプ、これまでやってた事業についてはこれまでどおりですね、一般の高齢者施策に位置づけているということで、すべてが介護保険に入れてないと、入れられないというのもございますし、そういったことでダブっているというか、介護保険事業とそして一般事業と、2つでやっているというふうに御理解いただければと思います。
○議長(伊藤友子君)持ち時間が5分を切っております。
○6番(阿部勝雄君)わかりました。さまざまな事業があってよくわからないんで、後ほどまた個人的にでも聞かしていただきますけれども。どうもこういうあれというのはちょっと気になっていたんですけど、このあれは、地域包括支援センター、こういうものっていうのは指定管理者制度にはかからないものなんですか。こういうもの、事業をやるときにそういうあれはないものなのか。単なるそういうところに依頼さえすればいいものなのかどうか、ちょっと気になったんですけど、いかがなんですか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)指定管理者につきましては公の施設という部分が大前提になろうかと思いますけれども、それ以外でもですね、直営あるいは委託という考えは当然あるわけですが、少なくても事業所とは別のところで配置、設置するという基本的な考え方がありますので、私どもとしては社会福祉法人の社会福祉協議会に位置づけているということでございます。
○6番(阿部勝雄君)わかりました。これ細かくてよくわからないんで、後ほどじっくり聞かせていただきますんで。
最後に、介護保険の保険料とあれが、今回保険料については7段階で、第2段階が現行より80円だか何か値下げになります。それ以外のあれは1,000円ずつの値上げになりますけれども、この値上げから考えると他と比べても低い方ではないというかな、平均より…平均1,400円だと言われているところもありますんで安いのかもしれませんけど、隣の逗子よりちょっと高いですね。全体的にも高いです。値上げだけじゃなくて高い。それを含めて今後やっぱり1,000円値上げした上に保険料プラス利用料、この制度がある。前にもデイサービスの食事代とかこういうのがかなり負担になってきているという点で、低所得者に対する何らかの施策、補助ができないもんか。そういう点で御検討をいただけないかということをお願いしたい。いかがですか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)6段階のときも阿部議員にもお褒めいただいたことがあると思いますけども、今回も7段階を設定しておりまして、1,000万円以上の方には基準額の2倍という金額をいただくと。そこについてはですね、1ではなくて現の、新の第2段階の方に位置づけるということで、葉山の場合はこれでもかなり低所得者に対しては配慮がされているんではないかというふうに思っております。金額のことで、3,900円の金額で1,000円アップということでございますけど、これ御承知のとおり3年間を見通してですね、見通しての金額であるということと、予算委員会でも説明させていただきましたけども、これまでの3年間で特別会計の残額が幾らあるかという部分によっても保険の設定が違ってきます。したがいまして、今回はこういった金額の設定をさせていただいたということで御理解いただきたいと思います。
○6番(阿部勝雄君)時間がありませんので、ぜひ今後とも低所得者に対する検討をぜひお願いしたい。以上で終わります。
○議長(伊藤友子君)これにて6番議員阿部勝雄さんの一般質問は終結いたします。
この際、暫時休憩いたします。3時30分再開いたします。(午後2時56分)
○議長(伊藤友子君)休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後3時28分)
休憩前に引き続き、一般質問を続行いたします。第5番、2番議員佐野司郎さん、登壇願います。
○2番(佐野司郎君)2番佐野司郎でございます。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。本日最後になりましたので、簡潔に行いたいと思っております。
まず最初は、教育委員会移動後の3階の利用予定についてでございます。既に工事が行われております(仮称)保育園・教育総合センター複合施設が18年度に完成する予定でございます。そこには町立保育園などとともに、現在この庁舎の3階におります教育委員会が移ることになっております。もともと庁舎が手狭になったことが複合施設建設の理由の一つになっていたわけですので、そのスペースの活用については庁舎内の検討は進んでいると思います。その結果をお聞かせ願います。
2番目は、ごみ処理の2市1町の広域化についてであります。昨年末、広域連合の覚書が解消され、新たな方向性が決定しました。議会ではごみ問題特別委員会の存続が確認されました。これは2市1町の広域処理実現と、それまでの葉山町のごみ処理について大きな関心を抱いてることのあらわれであります。議会として、実現に向かってかかわりを確保しようとする姿勢をあらわしたものとお考えいただきたいと思います。そこで、特別委員会の委員長としての立場からも今後の推移の予定、予測、または広域化処理実現までの葉山町のごみ処理の見通しについて伺いたいと思います。
3番目は、町民と海のかかわりについてであります。私はこれまで海または海岸と町民のかかわりについて幾つかの質問、要望をしてまいりました。葉山の海岸は海水浴が全盛であったころに比べて、その性格を少しずつ変えてきているのではないでしょうか。県に海岸の管理権があるということで、県へ要望していくことを町長は幾つか約束してくれました。その中には実現したもの、実現に向かっているものもあります。そのような状況の中、町長は町民の財産としての海について現在どのようにお考えでしょうか。この時点での所見を改めてお伺いしたいと思います。そして、海・海岸と密接な関係のある海岸通りの活性化に対する方策をお持ちでしょうか。お考えをお聞きしたいと思います。
最後は、長柄・桜山古墳についてであります。18年度予算審査の中で発掘調査が行われると聞きましたが、その内容・規模など、詳細についてお聞かせください。また、今後の利用やあり方についていろいろな意見がこれまで出されてまいりましたが、それらのことも考え合わせたとき、葉山側のアクセスが必要だと思いますが、既に検討はされているのでしょうか。あればお示しください。
これで私の1回目の質問を終わります。御答弁をよろしくお願いいたします。
○議長(伊藤友子君)答弁を行います。
○町長(守屋大光君)ただいまの質問に対し、お答えをいたします。
まず1項目の、教育委員会移動後のスペースについて、その検討結果はというお尋ねでありますが、この件に関しましては議会と御相談をさせていただいておりました議員控室や協議会室、委員会室、会派控室などについて、おおむね話し合いがまとまっておりますが、さきの総括質問でもお答えさせていただきましたように、子育て支援対策の充実や、介護保険の施行から6年が経過し、需要も増加してきていることなど、行政を取り巻く状況の変化に対応すべき課題など、行政組織の見直しを行い、これらを踏まえて6月ごろまでに検討し、平成19年度から改変を実施してまいりたいと考えております。したがいまして、このような状況を総合的に勘案し、組織の改変には住民サービスや職場としての環境面や効率性などを考慮し、各部課の配置を考え、同一時期に対応を図ることが時間的・経済的にも合理的であることから、しばらく時間をいただきたいと思います。しかしながら、教育委員会移転後のスペースは約半年間はむだにするわけにはいきませんので、会議室や事務スペースとして活用したいと考えております。
次に、2市1町ごみ処理広域化について協議・進行予測はというお尋ねでありますが、本年2月1日に設置させていただきました2市1町ごみ処理広域化協議会におきまして、その実現に向け鋭意検討を進めてまいります。18年度事業といたしましては、根幹となるごみ処理広域化基本計画案を策定する予定であり、各施設の配置・スケジュール等、整理すべき事項をその中で取りまとめてまいります。なお、今後2市1町において具体の方向等が出ました折には、町民を初め、ごみ問題特別委員会等議員の皆様にお示しをし、御意見をいただきたいと思っております。
次に、2点目の広域化実現までの葉山の施設維持は大丈夫かというお尋ねでありますが、現在のクリーンセンターは昭和52年4月に稼働を始め、29年が経過し、老朽化が進んでおります。その維持につきましては毎年多額の経費を要しているところでありますが、引き続き定期的かつ継続的に整備・補修を行い、円滑な処理ができるよう適切な維持管理に努めてまいります。
次に、3項目目の町民と海とのかかわりについて2点ほどお尋ねがありました。まず1点目の、町民の財産としての海のあり方はというお尋ねでありますが、葉山海岸は平成8年に日本の渚100選、また一色海水浴場は平成13年に日本の水浴場88選に選定されるなど、日本を代表する海岸として知られております。葉山の海には町の内外からの方や、散歩やマリンスポーツ、また家族や友人との憩いの場、青少年の体験の場として海を利用されており、さらに今後町民の財産としても親しまれる海となるよう、美化保全に努めるとともに、ルールやマナーの定着を図るべく啓発活動に取り組んでまいりたいと思っております。
2点目の、海岸通り活性化の方策についてでありますが、現在海岸通りの地域では県立近代美術館葉山、真名瀬漁港及び葉山港の再整備事業など、核となる施設の整備や県道森戸海岸線の拡幅工事が実施され、その環境が整いつつあります。今後も町民が親しめる海岸通りの活性化につながる施設の整備や、新たな事業の展開を進めつつ、人と海との触れ合い、憩いの場としての海岸通りの活用を行うため、神奈川県や商工会、また漁業協同組合などとも連携を図ってまいりたいと思っております。
以上で私に対する質問のお答えといたします。
○教育長(木太郎君)長柄・桜山古墳について2点の御質問がございましたが、1点目の長柄・桜山古墳の発掘についての質問のうち、発掘の詳細は、今後の利用のための葉山側アクセスはという御質問でございますが、平成16年度より古墳の適切な保存管理と整備活用を進める前提として指定地の公有地化を図り、今年度で公有地化は完了いたしました。18年度からは考古学の先生方に助言をいただいて策定した発掘調査計画に基づいて、逗子市と共同で発掘調査に取りかかりたいと考えておりますが、この調査は古墳の現在の保存状況を把握するとともに、古墳の詳細な形や規模・構造など、整備に当たって必要となる情報を収集することを目的としております。計画では2基の古墳の調査をそれぞれ6年かけて行い、得られた調査結果をもとに整備計画を立ててまいりたいと考えております。これまでと同様に補助金の関係がございますので、文化庁・県教育委員会の御指導をいただきながら、逗子市ともこれまでどおりの十分な協議を行い、対応してまいりたいと考えております。
今後の葉山側のアクセスという御質問でございますが、発掘調査の成果をもとに、専門家の方や関係行政職員、地域住民の方に御参加をいただき、整備委員会を組織し、具体的な整備計画を検討していただく中で方針が出てくるものと考えております。以上でございます。
○議長(伊藤友子君)再質問を行います。
○2番(佐野司郎君)この私の質問に際しまして、大して難しいことをお聞きするわけではありませんので、私の質問が多少でも生きるかどうかというのは、町長と教育長の気持ちを率直に述べていただくと質問が成り立つわけで、通り一遍の質問でございましたら、今、ただいまいただきましたのでいいと思います。
最初のことについて質問させていただきます。あくまでも私個人の考えでございますけれども、私は議会の会派別控室あるいは議会のシェアを広げることに反対でございます。と申しますのは、それが要らないという意味ではございませんで、それはあった方がいいにこしたことはないと思いますけれども、私が耳にしたことを申し上げますと、町の委嘱を受けて活動してるグループや、あるいは町と提携していろいろ活動している町民のグループの方々から、会議も会議室が不足していて思うようにできない場合があるという話を何度か聞いております。で、補助金も減ってる中で自分たちで会議…部屋を確保して会議を進める等々、大変難しいというお話も伺っておりますので、まず町長にお伺いしたいんですけれども、やはり私はこれを利用するについて、もちろんあれを、複合施設を建てるときに庁舎が手狭だということで職員の業務に関するスペースも当然欲しかっただろうと思いますけれども、私は町民に見える形でまずそれを最優先にして、そこを町民が利用できるようにするというだけでなく、庁内行政改革・行政組織改革に合わせてというお言葉いただきましたけれども、そのときの基準にやりくりをして町民が実際に使える部分がふえた、あるいはいろいろな相談事について環境のいいところで福祉や何かの相談ができるようになったっていう成果が欲しいんですけれども、それを第一の基準に置いてもらいたいというのが私の意見なんですけれども、それについていかがお考えでしょうか。
○町長(守屋大光君)今、佐野議員のお考えについては私も同感でありまして、そういう意向を踏まえる…そういう御指摘をいただくまでもなく、やはりこの町をこれからどういう形でこの庁舎内全体を考えていったらいいかということを、職員とともに検討をいたしておるわけであります。その検討過程の中で、先ほども申し上げましたけども、議員の皆様方にもいろいろな面で御配慮をいただいておるように報告を受けております。したがって、そういうようなこの何を基準にこの庁舎のいわゆる運用方法・活用方法を考えていったらいいのかということについては、今、議員の御指摘のように、もう論ずるまでもないことであろうかと思います。しかしながら、その論ずるまでもないことがいざ詰めてくると一番難しい問題でも一方であるわけであります。そういうもろもろのことを考えると、やはり1階の今の福祉、町民課、いわゆる窓口対応をするスペースが非常に手狭でないかと。したがって、相談ブースの問題等々についても、やはり今お話のような形で十分ではないというような、担当からも報告を受けておりまして、そういうさまざまな視点から、今申し上げました、いわゆる町民にとってどういう対応をしたらいいかという基本的な部分を念頭に置きながら、この庁舎、あるいは新しくできる複合施設の活用を考えていきたいと思っております。
○2番(佐野司郎君)基準として優先順位をつけるというふうに受け取っていいと思います。何度も言いますけれども、控室が欲しくないとか、会議室が議会としてはもっと欲しいということは事実でありますけれども、やはり町民ということで。私も朝、正面玄関から議会に来ることがあるんですけれども、あの階段の下の相談スペースなんですけれども、相談なさっている方の意見は聞いておりませんけれども、私が上がってくるときにちょっとまずいんじゃないかなと。近くていいのかもしれませんけども、もっと違った形でスペースを確保すべきなんじゃないかなと思います。それから、会議室についても共同で使える会議室というのはたくさんあっていいと思いますし、議会もそこを使わせていただくことはぜひお願いしたいぐらいなもんですけれども、やはりみんなが使える、少なくとも、町にかかわる活動をしてる人たちが会議をスムーズに開けるというような会議室等をつくるのがいいんじゃないかと思います。議会についても、これも改めて断りますけど、私個人の意見ですけれども、やはり今のスペースを削ってもらっては困ると思うんですけれども、共同で使える部分がふえればそれで上々じゃないかなというのが私個人の意見でございます。
で、費用についてなんですけれども、こういう事情ですからそうお金をかけたくないというのが基本にあると思いますけれども、どの程度の改造を予定していらっしゃいます…想定してますでしょうか。
○町長(守屋大光君)今の時点でですね、ここまでというようなところまで明確にまだ方向性が定まっておりませんけども、いずれにいたしましても、この今まで報告を受けている範囲において、議員の皆様方の格別の御配慮というものは重々私自身も肌で感じております。一方でそういった対応を考慮に入れる中で、やはり行政側もさらに真剣にこの問題について取り組んでいかなければならない。その取り組んでいくプロセスの中で、この6月をめどに機構の組織改革を行います。その機構改革を行う中で、どういうスペースをどういうような形でつくっていったらいいかという時点で方向性がある程度定まってくるんではないかなという気がいたしております。今、現時点ではその組織改革の方もまだまだ道半ばでありまして、6月を目安に9月議会にはお示しをさせていただき、さらに一定の期間を経て、来年の4月には間に合うように万全を期したいというのが基本的な私の頭の中に描いてるスケジュールでございます。またいずれにおいても、いろいろな面で御相談、あるいは御指導をいただく部分もあろうかと思いますので、その節はよろしくお願いをいたしたいと思います。
○2番(佐野司郎君)最後は私のお願いになりますけども、先ほど言ったように、町民にすぐ役立つ形で目に見える形でという基準を一つ入れていただきたいということと、それに関して各部課と窓口とですね、町民のグループというのは大変密接につながってる部分もあると思いますので、その方たちの意見もぜひお聞きになって、どういったスペースが必要か、あるいはどういった部屋が必要かということを検討していただきたいと思います。で、職員の職場につきましても、手狭なことはよくわかりますけれども、何とかやりくりしていただいて、事務の遂行上、不都合がないということで何とかやりくりをしていただいて、その上でスペースが余りましたらぜひ議会にも特段の御配慮をいただきまして、議会の意見の幾つかを入れていただければさらに私もうれしいと思いますけれども、そういう緊急度の優先順位というものを検討のときに、もし採用していただけるんならそういう…町長はそれはもちろんだとおっしゃっていただけましたんで、それを最優先にしていただきたいと思います。お願いをしておきたいと思います。
で、2番目に移らせていただきます。ごみなんですけれども、この広域化については先ほど同僚議員からも質問がありまして、いろいろな問題を抱えながらきておりますけれども、私が推測いたしますに、4市1町のときよりも単純に考えて数が減るわけですから、お話もしやすくなりますし、日ごろ生活圏等いろいろな面で密接なかかわりのある横須賀と三浦ということで、具体的なことを決めていくのも今までよりはスピードアップできるんではないかなというふうに考えて、推測しております。で、その決めていく中で、私ごみ問題特別委員長として一番せつないのは、頭越しに決めたじゃないか、一方的に報告だけがあったじゃないかと言われるのが大変つらいんですね。ですから、これから具体的なことが早急に決まって、基本計画等決まっていく中で、一番聞きたいのは町民…先ほど言った町民にも議会にも情報を提示して意見を聞いていくつもりだと、町長の口から聞いたからもうそれでいいんでしょうけれども、もう少し具体的にどういうふうにそのやりとりをやっていくかお聞かせ願えればありがたいと思います。
○町長(守屋大光君)今お話しのように、5人で相談するよりも3人で相談した方が事の進行は早いと思います。したがって、2市1町の枠組みの中で今後のスケジュール等について協議を重ねていくわけであります。今の段階で午前中…先ほどのお尋ねにもお答え申し上げたように、まだ具体的にこういう形でこういうスケジュールに基づいて進行させていくんだというところまで骨格が固まっておりません。したがって、その方向性が見えるたびにですね、また議会にも当然のことながらこの情報をお伝えすることによって、また御意向等も踏まえる中で、この事業全体が遺漏なきよう進捗するように配慮してまいりたいと思っております。
○2番(佐野司郎君)それで、根岸部長にお願いがあるんですけれども、ごみ特がですね、私と打ち合わせて今までも情報をきちっとごみ問題特別委員会を開かせていただきまして、お示しいただいたんですけれども、先ほど言ったような批判をなさる方もいらっしゃいますので、それを避けるためにもですね、そのごみ問題特別委員会だけでなく、正・副委員長にですね、事の推移を、細かなことで結構ですので、時々流していただいて、こういう話があったよとか、こういう意見を言う人がいたよとかいうことで結構ですので、流していただいて、それじゃあみんなに聞いていただこうという機をつかみたいので、正・副にはなるべく小まめに事の推移を御提供できないでしょうか。お願いと質問なんですけれども。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)今、町長申し上げましたように、より具体的に進んでいくと思いますので、今、佐野議員のおっしゃるようにポイント、ポイントでですね、お知らせするという必要があるということになりまして、そういうふうに判断した際には、今いただきました方々にお知らせをしてまいりたいというふうに思います。
○2番(佐野司郎君)ぜひよろしくお願いいたします。それから町民の意見を聞くというふうに町長おっしゃったんですけれども、それは具体的にどういうふうな方法をお考えでしょうか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)これも町長が今申し上げたように、具体的にどうという方法論までは決まっておりませんが、18年度後半に向けて、ごみ処理の広域化の基本計画の案を2市1町でつくります。そして19年度の最初に、要するに前半に、それぞれの市町村において、それぞれの市町村が行うか、あるいは2市1町の協議会が主になって行うかは定まっておりませんが、2市1町のそのそれぞれの区域内においてまず説明会、住民の説明会を開催するということが一つ。それからこれもまだ方法は決まっておりませんが、一応案が案としてできますので、それに対してパブリックコメント等に図っていくということと、2つやっていきたいというふうに思います。
○2番(佐野司郎君)その方もぜひできるだけ…相手があることですし、事の進展があることですけれども、きめ細かに情報と意見を…意見聴取を行っていただければ事がスムーズに行くんではないかと思います。もともと広域処理というのは町が広域で処理をしようということで決めて、その覚書を交わして4市1町で事を進めてきたわけですけれども、たまたま4市1町ではということになりまして、違う枠組みの広域処理ということを目指しているわけですので、何としても実現しなければいけないという問題だと思います。で、個別というか、町独立の自区内処理ということについてもお聞きしましたけども、町長は現実的でない…現実的ではないというふうなお考えをお持ちなようですので、先ほど同僚議員が言ったその対比の比較としていろいろな情報を得るということは必要なことであるかもしれませんけれども、急に個別処理に…個別自区内、完全自区内処理に振りかえるということも大変難しいと思いますので、何とか成功をおさめていただきたいというふうに願っておりますので、それには議会も町民も一体となって実現を目指す以外にないというふうに私は思いますので、ぜひよろしくお願い申し上げます。
それから、老婆心ながらただいまの使っている焼却炉についてお伺いしましたけども、だんだんだんだん老朽化して修理、緊急な…しかも緊急な修理が時々入るというようなことを聞きましたんで、あれがとまってしまいますと大変…ほかに方法はあるんでしょうけれども、直接的に町民が困るという事態になりかねませんけれども、これから修繕費もだんだんだんだんふえていくんではないかなというふうに考えております。22年が目標だということでしたけれども、建前でいけば目標なんだから、やってみなきゃわかんないということでしょうけれども、平たく考えればやや無理な面もあるんじゃないかなというのが率直な感想でございます。で、その間、だんだんだんだん修理費が膨大にふえていって、大丈夫なのかなというのは私だけではないような気もいたします。これから広域の処理が実現するまで、本当にもつのかどうかということもちょっと私は心配をしているんですけれども、その辺に関しまして、どの辺まであの炉で大丈夫な…何とかしなければいけないと、修理をしながらでも何とかしなければいけないというお答えになるのかと思いますけれども、ざっくばらんに言って、本当にどのぐらいもつものなんでしょうか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)この件については耐用年数云々というお話も先ほど出ましたけれども、私どもとしては当然のことながらあそこが地震等で壊れるとかそういうことがない限り、要するに修繕によってですね、それは経費としては町長の答弁のとおりかなりの経費を要しますけれども、修繕等々でですね、維持していくという方針でおります。
○2番(佐野司郎君)ぜひ実現が来るまで立派に働いてもらいたいものだなというふうに願っております。
では、次に移らせていただきます。海岸なんですけれども、たびたび質問の折に少しずつ取り上げさせていただいて、道路はどうするんだ、遊歩道はどうなんだ、ハーバーはどうなんだ、いろいろなことをお伺いしてきました。で、まず最初にお聞きしたいのは、この前に海の家の問題が、何番でしたっけ、畑中議員から出されたときに、町長は議会と一緒になって解決しようじゃないかと。それで、それには県の方が管理者であるので、県の条例というものも考え直してもらわなきゃいけないんだから、県とほかの自治体も含めて協議をするということなんですけれども、具体的にどんなことについて話し合おうと思ってらっしゃいますでしょうか。
○町長(守屋大光君)昨年の秋、知事との地域懇談会の折に、早速この問題を葉山町の一番主なテーマとして取り上げ、要望をいたしました。で、知事の方もかなり反応を示していただいたように、私自身感触を得ております。と申しますのは、この海岸の保全の問題を含めて問題を提起したのは、海岸利用の問題と、もう一つは波打ち際が非常に今、浸食されてきております。したがって、その相模湾全体の調査を実施してほしいという要望をいたしました。そうしたところ、相模湾に面する自治体の、今、協議会が知事の提案ででき上がりつつありまして、早速我々の意向を踏まえて調査に入るような対応を考えておられるようであります。したがって、それは一つの私が申し上げた成果だと思っております。
それからもう一つは、海岸の利用の問題について、昨年来、さまざまな問題が提起されております。したがって、法で対応できる問題と法以外に頼らなければならない問題等々含まれておるように思いますので、で、さらに法の問題とあわせて、県でやっていただくことと地元でやらなきゃならないことも含めて、さらに煮詰めていきたいと思っております。
○2番(佐野司郎君)ぜひ一日も早くということになりますでしょうけれども、いろいろある中でそれだけを優先するわけにいきませんけれども、やはり葉山にとって大事な海岸のことでございますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
海岸についてはですね、放置ボートの問題があったり、私がお願いしたハーバーや何かのことだけではなくて、大変たくさんのことが出ていると思います。私は個人的な考えとしては、海水浴一辺倒、海水浴が全盛だったころに比べてやっぱり海岸は変わってきておりますし、変えなきゃいけなんじゃないかなというふうに思っております。どういうふうに変えるかというと、やはり住宅の町として住んでいる人が一番先にその海岸を有効に利用できる町にしなければいけない。もちろんほかの方が訪れてはいけないというんではなくて、むしろ喜んで訪れてくれるような町民の財産としての海と海岸の利用が必要なんではないかなと思っております。
で、幾つか具体的にお聞きしたいんですけれども、まず最初に、ハーバーにクラブハウスが建つことが予定されて、やっと現実に、おくれおくれでしたけど現実になってまいりました。私、議員になって初めての一般質問のときに、ハーバーを町民が少しでも多く使えるようにぜひ県に交渉してくれというお願いをして、町長がわかったよと言ってくれたんですけれども、クラブハウスも多少の負担をしても町民がそこで、地域の町民が…住民がそこを利用できるスペースが欲しいなと、どうか聞いてほしいというお願いをしたはずなんですけれども、そのことについて県に伺っていただけましたでしょうか。
○都市経済部部長(石川嘉一郎君)葉山港の施設利用の要望につきましては、日ごろ町の方からいろいろな面でお願いをしております。まず建物につきましては、クラブハウスを、今、建設中でございますけれども、その利用について地元が活用できるような形でお願いしたいということで、県側もそういう形での検討をしていただいているという状況にあります。また、現在では港まちづくり協議会の設立に向けて、県・町・地元・関係機関と協議会を設置して、新たな港を拠点とした事業を展開していこうということで現在進めております。港を拠点にした新たなそういう事業についても、地域の方々が参加した中で進めていきたいと、利用していきたいというふうに考えております。
○2番(佐野司郎君)ありがとうございました。私がお願いしたことが聞き届けられて本当にありがたいと思っております。
次に遊歩道の話なんですけれども、真名瀬港の改良に伴って遊歩道が、予算が次々に計上されるという予定でございますけれども、私は遊歩道をぜひ早く実現してくれという立場で再三お願いをしているわけですけれども、県の三浦半島ぐるり一周に乗るという格好だからこそ多少の問題があるんで、町もその辺を県とすり合わせて、葉山はこういう遊歩道をここからここまでこういうふうな様子で通したいんだと、それにはこんな効果があるんだ、町民の方もそこを散策できるようになるし、訪れる人も十分海が楽しめるようになるんだというようなことをきちっと一つの計画として示していく必要があると思うんですけれども、県がやってくれることだからお願いしとけばいいというんではなくて、町としても遊歩道をぜひこういう格好でほしいんだということを一度は示さなきゃいけないと思うんですけれども、町長いかがでございましょうか。
○町長(守屋大光君)そもそもこの遊歩道の話が持ち上がったのがですね、森戸橋からみそぎ橋の間、森戸海岸のあの砂浜の一番川側の部分ですけども、約300メーターぐらいですかね、県で遊歩道をつくっていただきました。で、皮肉を申し上げるつもりはなかったんですけども、まさか県はあれだけつくってもう忘れられているんじゃないでしょうねというところから端を発しまして、この葉山町でも既存の路地を含めてこの遊歩道計画をぜひ進めていきたい。で、安心して町の中を散策できるようにしたいんだというようなお話をいたしました。そうしたら、もう概略の図面でもいいからそれを図に落としてきてくれないかというようなことで、下水道の整備とあわせて、葉山マリーナのところからずっと一色の方向にかけて、その青写真を県にお渡しをいたしました。そういう経緯の中で、県でもぜひプロムナード計画ともあわせながら、この葉山の町の遊歩道の整備を行っていただきたいということになったわけでございます。そして、さらにこの森戸、真名瀬、それから芝崎の各町内会から高潮対策を含めて町あるいは議会に要望が出てまいりまして、ちょうどその部分が漁港区域に指定されておった関係上、農林水産省の方に伺いまして、その整備の要請をいたしました。そうしたところ、国はわかったけども、これはやはり地方分権がある意味じゃ進捗しているのかなと改めて感じたのは、県にぜひそのお話・意向を説得しといていただかないとこの話は進んでいかないというようなお話があって、早速その足で県に行ったところ、県のもう予算づけが全部終わってしまった後で、1年間待ってくれというようなことで、ようやく平成18年度事業に組み入れられていったわけでございます。そのような経緯を踏まえて、遊歩道対策を含めて、総合的に今、県にもお願いをし、一つ一つこの事業が動き出しておるように私自身も感じております。
○2番(佐野司郎君)常任委員会で視察に行った折も、遊歩道ではありませんけれども、サイクリングロード等々見てまいりましたけれども、やはりこういうものができるんだぞというものが示されておりますので、理解も得られやすいんではないかというふうに考えますので、町民の方にももう少し前へ進みましたら、こんな遊歩道ができるんだよというふうに、積極的にお示しいただければいいんじゃないかなと思います。
で、道路改善につきましては、もうこれ以上広げるのは難しいだろうなと思ったところが折を得て、橋のかけかえだとか交差点の改良だとかということで広がってまいりました。本当にうれしいことなんですけれども、まだまだ狭いところもたくさんありますので、この先もぜひ、なるべく少しでも広がりますように御努力をいただきたいと思っております。やはり、海岸通りの次の活性化策にもなるんですけれども、やはりもう葉山の町はあそこだけが商店街とは言いがたい状態ですけれども、やはりちょっとしゃれた通りであるということ、あるいは人がちょっと訪れてみようかなというものがあるということが大変活性化につながるんじゃないかと思うんですけれども、それには道路状況が余りにもひどいということでは成り立ちませんので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。
もう一つ、この前の一般質問で私がお願いしたことで、これは県ではないんですけれども、そこにいらっしゃる待寺議員からも言われておりますけれども、ごく最近また子連れの方が磯遊びをしてて、貝を採取したということで警察に連れて行かれてしまった、そういう事例が何件かあるというふうに私も聞いておりますし、待寺議員もそれはちょっと、少し行き過ぎだよというような御意見をお持ちだと思いますけれども、私もそう思います。この前、何とか漁業協同組合との仲立ちを町長してくれるということで、その後、ちょっと難しそうだよという御返事もいただきましたけれども、やはりこのまんまではいけないような問題だろうと思います。町民の財産である海ということから考えれば、規制はもちろん、場所の指定、あるいはその装備、あるいは時間、あるいは有償…どのぐらいのお金がかかるか等々、規制とかいろいろな規則は必要ですけれども、今のようにちょっととったら警察、罪にはなるかならないかは私、知りませんけども、警察に連れて行かれるということ自体が子供心にどう感じるかということを考えますと、難しいながらも再度努力をしていただきたいんですけれども、いかがでございましょうか。
○町長(守屋大光君)先般の御指摘をいただき、その後、漁業組合を通じていろいろなアプローチをさせていただきました。結論から申し上げますと、やはり今の法律上どうしても無理だというのが結論であります。ただ、そうはいうものの、会員制にするなり、何らかの証明書を持つ限定された人に何とかこの対応をしていただけるような方策がないのかということを申し上げましたところ、やはりこの漁業法等々の法律的な障壁がありまして非常に難しいものなんだなということを、改めてお話を伺う中で感じたわけであります。ただ、この思いというものを決してまだまだ私自身も捨てたわけでなく、さらに何かいい方法がないかと思って、今あらゆる方向から御相談をし、検討をさせていただいておるようで…おるところでございます。
ただ、しかしながら、この非常に難しいのは、もう世の中すべて度合いの問題だと思うんですけども、不法にこの魚介類をとる一部の心ない人たちがいるがために、全体が被害をこうむるような事態というのは、この海の問題に限らず、往々にして世の中全体の中ではあるものでございます。したがって、今回の問題についてはそういう広い視点で見た中の一つの現象として、もうちょっと配慮していただけるような何か方策がないか、今後ともさらに要望、またお願いをしてまいりたいと思います。
○2番(佐野司郎君)素人考えではございますけれども、例えば入漁料を払ってアユを釣るとかですね、あるいはマス釣り場を特定の場所につくっているとかもありますし、アサリを年間を通じて掘らせているところもあります。で、それがそのまんまその方法が当てはまるかどうかは別にして、どこかに、少なくとも子供の教育に寄与するぐらいのことは許される部分があって法なんではないかと私も思いますので、私の小さい頭ではその辺ぐらいしか思い浮かびませんけども、時間、場所、あるいはお金で買い上げる、あるいは証明書もそうでしょうし、場合によっては町がその責任を真ん中に立ってとるというような方法を考えれば可能な部分も出てくるかもしれないと思って、まだ希望を捨てておりませんので。私だけがそう思っていたのかと思いましたら同僚議員も複数そういう体験をした人がいて、ちょっと何とかならないかなというふうに言われておりますので、何とか打開策を引き続き行っていただきたいと、ここでお願いをしておきたいと思います。
それから、海岸道路の活性化なんですけれども、一色の県美からずっと文化ゾーンをつくるということで、既にイメージとしては定着しておりますけれども、それに続く手前側の何かゾーンを一つつくって、人が、あるいは町民が少しでも海岸通りに足を向けてくれる、あるいは駐車場を整備するとか、いろいろな方法あると思いますけれども、何か一つ…もう一つ商工会任せではなくて、きっかけが何かあればいいなというふうに考えておりますけれども。例えば町のパイロットショップですとか、あるいは花ノ木公園見てもあれだけの人が押し寄せて来るわけですから、人が行ってみようかなというものをどこか一つポイントをつくるとかという方法があって、町が…あの通り地帯が活性化してくれば、私は財政難といえどもそれはやがて返ってくるもんだと思います。一つの投資としてあの地区をあのまんまにしておくのは大変もったいないという気がいたしますので、そういう観点からも考えていただいて、何か一つきっかけづくりということに知恵を絞っていただきたいと思うんですが、私ももちろん相談されればない知恵を絞りますけれども、海岸通りが活性化を…活力を失っていくという、このまんま放置してはいけないということで流れを変えるという意味で、一つそういうことを考えてみる気はございませんでしょうか。
○町長(守屋大光君)この葉山の海岸線を見た場合に、あの地域を活性化させるという視点で考えた場合、一番の私は要素は道路の整備だと思います。道路の整備がまず進むことによって必然的に活性化の方向に向かうんではないかなというくらい、道路の整備を重要視しております。幸いにも、元町地域の方々のお骨折りによって、あの交差点の改良についても順調に進んできております。また、さらには今マンション問題を含めて開発のお話も出てきております。ある意味ではその開発というのが町にとってはチャンスの部分もあろうかと思います。したがって、そういうようなもろもろの要因を視野に入れる中で、知事にも、せっかくこの美術館をつくり、それから森戸橋もかけかえていただき、鐙摺の港も整備していただく中で、そのつなぐ道路が一々警察で許可を得なきゃ大型車が通行できないというのは非常にもったいないことであると同時に、また町民にとっても何か非常に残念なんだと。だから残念だけじゃなく、ぜひそういった視点で考えていただければこの費用対効果という視点から考えても、もっともっと県の投資した意味というものが生かされるんじゃないかなというお話も、事あるごとにさせていただいております。幸いに、県も大分この配慮していただいておりまして、今、順調にこの拡幅に向けて、ポイントの場所については何か確保されたような感じをしております。今後、決して今の状況だけで満足するわけでないわけでありまして、さらに御用邸側、逗子側、鐙摺側へと、この道が早期に拡幅できるような知恵を絞り、また皆様方にも御協力をお願い申し上げながら、県にも対応を図っていただくよう要請をしてまいりたいと思っております。
○2番(佐野司郎君)やはり、海岸通り一つ一つ見ますと、大変個性的な、魅力ある店とか食べ物屋さんがございます。そういうものが海岸通りをちょっとしゃれた通りにしてもらえれば、やはり葉山全体がちょっとしゃれた町になって、人が気持ちよく訪れていただけるし、町も運営していかれるということにつながると思いますので。今、議長席にお座りですけれども、伊藤議員が何で美術館にバスが入らないんだという質問をなさったのをよく覚えておりますけれども、そういういろいろな議員の質問や要望も加えていたただきまして、あの通りが再び活性化…活気を取り戻すことをぜひお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
では、最後の質問に移らせていただきます。古墳なんですけれども、今、発掘について教育長からお話を聞いたんですけれども、やはりお墓ですので、2つとも発掘していいのかとか、掘り返していいのかという議論もあったような記憶をしております。で、学術的なことだということなんですけれども、学術的なことと町の事業として古墳というある意味では観光資源、ある意味では学習資源というものをどう生かしていくかというのはあると思いますんで、学術的調査だけではなくて、そういう目的もあると思いますんで、その辺をどういうふうに考えて、6年間かかると申しますけれども、進めていくかということは大変重要なことだと思うんですけれども、その学術的な相談だけでなくて、そういう事業的な相談をどこでどうしていくかということが気になっておるんですけれども、教育長いかがでしょうか、その辺はどういうような組織、あるいはどういう機関で検討していくのか、いや、もう既にそうしているのかわかりませんけれども、その辺について御説明をお願いいたします。
○教育長(木太郎君)先ほども申し上げましたけども、まず調査がありきであろうと。今のところは確かに古墳かどうかという調査しか今のところやってなく、国が…結局、国指定になったということが大きな問題が一つクリアできたということで、第2のステップに今度は1号墳からかかっていきたいと思っております。その結果をもってその将来の整備計画にしていくわけなんで。果たしてどんなものがどういう形になってくるか、じゃあそれが出てきたらどういう形で展示していったらいいかとか、そういう細かいことがこれからやっていかなければならないということを聞いておりまして、今のところは学術的な人、それから国・県と一緒になって調査を行っていきたいというのが今の現状でございます。その1号墳が出ればですね、大体方向性が出てくるということで、今、先ほど申し上げた、それでも6年間かかってしまうというのが今の報告書の結果なんですが、その結果で整備委員会を今度立ち上げたいと思っております。それと並行して2号墳の方の調査に今度かかっていくと。都合13年間ぐらいのオーダーがかかって、それからようやくといいますか、それからアクセス道路の問題とかになっていくんではないかなと。途中で、1号墳の調査の結果で整備計画が出て、その後少し早目にアクセスを考えた方がいいなということがまた出てくれば違うと思いますけども、今のところはそんな長期計画が今できているというのが現状でございます。
○2番(佐野司郎君)会派で古墳の保存とか展示について勉強したくて出雲の方にまで行ってまいりましたけれども、大変難しい。で、学術的にすごい価値があるんだけれども、採算的にはかなり難しいとかですね、保存するということは周辺地も含めて大変なことなんだということを痛切に感じてまいりました。しかしながら、個人的にはどんな方がああいうお墓をつくったんだろうというすごい興味もありますんで、まず学術調査が先行するのは当然のことと思いますけれども、1号墳のめどがついた段階でどうしていくかということがないと、やはり状況に流されてそれからアクセス道路をどうしようかとかああしようかと言っても大変…逗子とちょうど境界上ということもありますけども、やはりその長期的な計画はぜひしっかりしたものが必要だというふうに感じております。今、お伺いいたしましたらそういう整備委員会みたいなものはきちっとつくるという御返事でしたので、大変安心しておりますけれども、ぜひそういうことで教育委員会だけでなく、町の事業としてもこれから取り組んでいかなきゃならないことが出てくるかもしれませんので、その辺の連携をよくとって、せっかくの古墳でございますので、有効に、しかも金銭的に余り負担のないような計画をぜひつくっていっていただきたいとお願いをしておきます。
これをもちまして私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(伊藤友子君)これにて2番議員佐野司郎さんの一般質問を終結いたします。これにて本日の一般質問を終わります。


○議長(伊藤友子君)以上で本日の日程はすべて終了いたしました。明日は午前10時再開いたします。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。(午後4時25分)




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