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平成17年葉山町議会第1回定例会会議録


(第6日)


・招集年月日 平成17年3月25日(金曜日)



・招集場所  葉山町役場議場



・開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

開議 午前10時00分
散会 午後4時27分

・応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

  出席18名欠席0名

第1番 伊東圭介 出席 第10番 笠原俊一 出席
第2番 佐野司郎 出席 第11番 横山すみ子 出席
第3番 金崎ひさ 出席 第12番 鈴木道子 出席
第4番 待寺真司 出席 第13番 鈴木知一 出席
第5番 中村陽 出席 第14番 守屋亘弘 出席
第6番 阿部勝雄 出席 第15番 森勝美 出席
第7番 近藤昇一 出席 第16番 伊藤純子 出席
第8番 畑中由喜子 出席 第17番 伊藤友子 出席
第9番 加藤清 出席 第18番 中村常光 出席


・地方自治法第121条により出席した者の職氏名

町長 守屋大光 助役 鈴木勘之
収入役 行谷明 教育長 木太郎
総務部部長 鈴木旦男 福祉環境部部長 根岸隆男
都市経済部部長 石川嘉一郎 消防長 石屋博
教育次長 後藤一雄 総務課課長 茂木輝夫


・職務のため議場に出席した者の職氏名

議会事務局局長 石川恵一 次長 綾部征三
局長補佐 高橋孝行    


・会議録署名議員


第4番 待寺真司 第5番 中村陽


・議事日程

第1一般質問
1.中村陽

(1)過去の質問の進捗状況について
(2)堀内ジョナサン前のバス停について
(3)町内急傾斜地について
(4)教員について
(5)選挙について


2.畑中由喜子

(1)マニフェストについて
(2)防災計画について
(3)住民基本台帳の閲覧について
(4)まちづくりについて


3.佐野司郎

(1)住民との協働について
(2)まちづくりについて


4.森勝美

(1)仮称保育園、教育総合センターについて
(2)幼児、児童、生徒の安全管理体制について
(3)逗葉新道の無料化について
(4)タウンミーティングについて
(5)教育総合プラン中間報告について
(6)ペイオフ対策について


5.鈴木道子

(1)環境問題について
(2)町民の健康と安全について
(3)教育について


・議事の経過

○議長(中村常光君)おはようございます。ただいまの出席議員は18名でございます。全員出席でありますので、本会議を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。(午前10時00分)



○議長(中村常光君)日程第1「一般質問」を行います。
第1番、5番議員中村陽君、登壇願います。
○5番(中村陽君)おはようございます。5番中村陽です。質問通告に従い5点6項目質問させていただきます。
1、過去の質問の進捗状況について、1、海の問題について、1の2、学校の芝生について。2、堀内ジョナサン前のバス停について、2、バス停に日よけがないことについて。3、町内急傾斜地について、3、どのように対応されているのか。4、教員について、4、配置について。5、選挙について、5、結果の考え方について。また、個別に伺っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(中村常光君)答弁を行います。
○町長(守屋大光君)中村陽議員の質問に対しお答えをいたします。
まず、1項目目の過去の質問の進捗状況についてというお尋ねの中で、1点目がバス停、堀内ジョナサン前のバス停についてというお尋ねからお答えをいたしたいと思います。御指摘の逗子駅方面行き向原バス停につきましては、国道134号線の歩道に設置されているわけでありますが、この道路の管理者である神奈川県の道路占有許可基準のバス停留所上屋の設置基準によりますと、4メートル以上の歩道部分には占有幅2メートル以内の屋根のついた上屋の設置が認められますが、本件に係る現在の歩道の幅員はこの基準を満たしておらず、設置許可がされないものであります。しかしながら、隣接する民地などを利用して屋根の占有幅を除いた歩道の有効幅員が2メートル以上確保できる場合はこの限りでないということでありますので、バス事業者と引き続き協議を行ってまいりたいと思います。
次に、海の問題でありますが、1点目のトイレの改修についてでありますが、森戸海岸公衆便所の建てかえを初めパーティーションの取りかえやペンキの塗りかえ、またドア修繕などを行っております。17年度につきましても、老朽化などにより破損を確認している箇所やトイレを使いやすくするための計画的な検討も進めており、快適なトイレを提供するために美化促進及び衛生環境面での維持保全に努めてまいります。
次に、バーベキュー、ボート、喫煙のエリア規制についてでありますが、神奈川県とも現在引き続き協議をいたしておるところであります。
次に、3点目の海の家のあり方でありますが、海水浴場開設期間終了後に各海水浴場組合や関係する行政機関など既に数回の会議や打ち合わせを行い、平成17年度に向けて各海水浴場組合において海の家の運営方法などの自主ルールを作成いたしておるとのことであります。
4点目のごみ処理でありますが、海岸のごみ処理につきましてはかながわ美化財団との連携を密にし、海岸美化の向上に努めておるところであります。また、17年度に向けて海岸美化財団と清掃方法や研修方法について改善するための協議も行っております。
5点目のパトロールについては、平成16年度と同様、海水浴場開設期間中につきましては青少年補導員を初め、町職員、海岸組合員により日中及び夜間のパトロールを実施する予定であります。
次に、町内の急傾斜地の関係の御質問でありますが、どのように対応しているのかというお尋ねについてお答えをいたします。現在、町内では急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律に基づき神奈川県知事より14カ所の急傾斜崩壊対策危険区域の指定を受け、そのうち11カ所につきましては、崩壊対策工事を県が主体となり現在施工中の箇所を含め継続的に実施しており、3カ所につきましては未着手となっております。いずれにいたしましても、安全・安心まちづくりに向け、急傾斜地の調査区域の指定等地元の要望を踏まえ県に対し要望をしてまいりたいと思っております。
次に、選挙の結果についてというお尋ねでありますが、引き続き御信任をいただきましたので、全力投球で住民の負託にお答えしてまいる所存でございます。
以上で私に対する質問のお答えといたします。
○教育長(木太郎君)過去の質問の状況についての中の学校の芝生についてのお尋ねでございますが、学校の芝生は美観上すぐれ、弾力性による不測のけがから身を守り、また砂じんの飛しょうを防止する効果がありますが、維持管理が大変であるとお答えした経緯がございます。昨年12月に職員を派遣し、学校の芝生化を実施している先進地を視察させていただきました。その報告によれば、芝生は踏圧の影響を受けやすく、養生を図る必要があるため立入禁止とする期間があります。したがって、芝生を植える場所としては中庭のような場所、グラウンドでの芝生はトラックの外側の一部、トラックの内側を分割して植え込みをしているそうでございます。維持管理に関しては、学校の保護者、地域のボランティアによる学校支援部隊が組織されており、協働の管理がなされております。校庭の芝生化を図るためには一般開放の利用者も含め、多くの協力者、理解者が必要であり、何よりも学校を中心とした地域の熱意が大切であるとの報告を受けております。葉山の学校グラウンドの実情を踏まえ、研究を重ねてまいりたいと考えております。
次に、教員について、配置についてとの御質問でございますが、町立学校の教員については公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律並びに同施行令、同規則に基づく定員措置を受けて、経験や年齢構成等を考慮しつつ適切に配置しております。なお、平成15年度より都道府県教育委員会の判断により、一律に40人を下回る数の基準を定めることが可能となり、また神奈川県においては小学校1年生を対象に1学級35人以上の場合は、県教育委員会との協議を得た上で規定定数の枠内での少人数学級を特別に編制することも可能となっております。以上でございます。
○議長(中村常光君)再質問を行います。
○5番(中村陽君)御答弁ありがとうございました。まず、過去の質問の進捗状況について再度御質問させていただきます。
まず、トイレ改修についてお伺いいたしますが、トイレ改修は長期的な計画に基づいて取りつぶしと改修と、取りつぶしをするものとそれから新しく建て直すということで行われると思いますが、何年間をめどに何個改修されるかお答え願えますでしょうか。
○都市経済部部長(石川嘉一郎君)今、観光施設としての公衆トイレについて、特に海岸線ですけども、10基を設置してございます。その中で堀内方面についての大変老朽化してるもの、それから一色方面で老朽化しているものもございますけれども、その点のどこをどう統合してやっていこうかということで現在検討しておりますけれども、特に一色方面については今後下水道の面整備に入りますので、それを見た状況で一色地区の公衆トイレの問題の改修、建てかえ等を今検討しているところです。堀内地区につきましても、その統合を含めた建てかえ等も現在検討しておりまして、近い…ことしはちょっとできませんけれども、来年以降その建てかえ等に入っていきたいというふうに考えております。
○5番(中村陽君)ありがとうございます。一応何年ぐらいでというかですね、3年か、僕は4年ぐらいではないかと思ってるんですけれども、一応めどをお伺いしたいんですが。
○都市経済部部長(石川嘉一郎君)できることなら少しでも早く整備をしたいんですが、御指摘のように3年程度を目標にやっていきたいなということを考えております。
○5番(中村陽君)ありがとうございます。ぜひトイレは、その堀内、一色、下山、全部葉山の観光の生命線だと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
続きまして、バーベキュー等のエリアに関して先ほどお伺いしましたが、協議中ということですけれども、当町の方針としてはですね、実験でもいいからやってみたいとかですね、あるいはもう本当に放置ボートも含めてもう規制をしてくれというふうに本当に強気にですね、いかれるのか、それとも三、四年、例えばめどにですね、きれいにしていきたいということ、後で選挙の結果ということにも含まれていくんですけれども、任期中に何とかきれいにされたいということであるかどうか教えていただければと思います。
○町長(守屋大光君)この問題はもう町単独でできる問題でない、県との共同作業、またさらには利用者との対応も視野に入れながら考えていかなければならない問題であります。したがって、町の姿勢としては、一刻も早く解決したいという意向は持っております。したがいまして、そういう意向に基づいて今、県と協議をいたしておるところであります。
○5番(中村陽君)できるかできないかわからないんですけれども、一応任期中にお願いできるのかどうかということを伺いたいんですけども、いかがでしょうか。
○町長(守屋大光君)できるかできないかわからないけど、町の意向としてはそういうつもりで県と協議をいたしておるということであります。
○5番(中村陽君)はい、わかりました。ぜひ任期中によろしくお願いいたします。
続きまして、海の家についてお伺いいたしますが、海の家についてですね、私は自由に使っていただいていいと思いますし、本当に今まで昨年の夏はずっと見させていただきましたけれども、一番本当に怖いのはですね、薬の問題だと思います。今、若年層で本当にその簡単に薬、麻薬ですね、こういうものが手に入ってですね、私が見に行ったときもですね、実際葉山でもあったとかですね、おれがなくしてやったんだというようなことをおっしゃっている方がいましたが、いやいや、そんなまだあるんだよとかですね、いろんなことをおっしゃっている方がいらっしゃいました。で、これはあるないにかかわらずですね、今後も、過去あったとしても、これからどうするかということが一番大事だと思います。本当に安心して住んでいくためにはですね、そのドラッグというものを入れないようにしていきたいと思うので、ぜひその各お店にもですね、ノードラッグ、あるいは町としてもノードラッグということを言って、啓発をしていっていただきたいなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○町長(守屋大光君)これは啓発はもとよりも、むしろ取り締まりの方の分野に入ってくるんじゃないかと思います。したがって、警察とも連携を保つ中でこの海岸が整然と、しかも多くの方々に利用・活用されるよう当然のことながら考えていかなければならない問題であろうかと思います。したがって、この問題についても、さらに警察と連携をとりながら対応すべき問題と思っております。
○5番(中村陽君)本当に身近なところにきてるというふうなことでですね、具体的に言えば、たばこ吸ってるのかなと思ったら大麻だったというようなことがかなりあってですね、わかんない、わかんなければいいやというふうに考えている若者がすごい多いというのが今の現状でありまして、取り締まりももちろんですけれども、やってはいけないんだということももうちょっと啓発ということが必要ではないかと思います。これは教育の分野でも言えるんではないかと思いますし、きのう、いろいろ同僚議員の中の質問にもありましたけれども、もっともっと啓発ということもやっていただければと思うんですが、いかがでしょうか。
○町長(守屋大光君)実態が中村議員のおっしゃるように深刻な状況なのかどうかについてもまだ私の方もよく把握しておりませんので、警察とも連携をとる中でその実態というものをもう一度よくつぶさに伺った上で次の対応というものを考えるべきじゃないかなというふうに思っております。
○5番(中村陽君)ありがとうございます。そうやってですね、動いていただけるというのが一番大きいと思いますし、そのパトロールということに関してもですね、非常につながりがありますし、見ていただくというのが一番いいんではないかと思います。
続きまして、ごみ問題についてですけれども、昨年も指摘させていただきました。そして今回もその予算化についてですね、ちょっとこれは一つの大きな要因だったわけですけれども、実態は本当に仕事行く前にちょっと軽い気持ちで掃除していただくとかですね、あるいは契約と全然違う時間にやって帰られてるということがあって、当町の職員の方もですね、勤務時間決まっておりまして、なかなかその勤務時間外にやってることを見に行くというのはなかなか難しいとは思うんですけれども、ぜひやっぱり監視の強化ということと、それから契約の見直しということについてですね、ちゃんとやっていただければ全然支払うことについて異議は全然ございませんが、やっぱり見に行ってですね、朝ごみ落ちているのに拾ってもらってなくてという話で、ものすごいそれは悲しい話だと思いますので、ぜひそこの交渉ですね、価格の交渉、あるいは監視ということを強化していただきたいんですが、いかがでしょうか。
○町長(守屋大光君)もう既にこの件については、知事との懇談の折にも、また予算要望、いろんな制度要望の折にも申し入れてあります。まず、確認をしたのは、引き続きこの美化財団という財団を継続する知事として意思があるのかどうかという確認から入りまして、引き続きもしこの美化財団を存続させるんであれば、こういうような実態があるので、ぜひそれを改善するよう強く申し入れるというお話もしてございます。したがいまして、中村議員から指摘されるまでもなく、実態というものをもうちょっと把握すべき問題であるという認識を持っております。
○5番(中村陽君)わかりました。本当に大変ですけれども、激務の中ですけれども、見に行っていただくというのが一番いいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
続きまして、学校の芝生について再質問させていただきます。わざわざ先進校に派遣していただいて本当にありがとうございます。で、結果ですけれども、本当に私としてはできるところからで結構でございますので、どこの学校でも結構です。本当にこれも一度予算化してですね、どこかで来年…来年度ですね、実行していただければと思いますが、いかがでしょうか。
○教育長(木太郎君)先ほどもですね、答弁させていただきましたけども、非常に学校、要するにグラウンドを子供たちがどう使うかというのが一番問題なんですね。そこに立った考え方しなきゃいけないというのが実態だというふうに感じてます。で、葉山小学校で、前回も申し上げましたけども、実験的に種子をまいたんですね、グラウンドのところに端の方にですね、遊具なんか置いてあるところにまいたんですが、やはりですね、子供たちが活発に動き回りますから生えてこないんですね。その子供の足が入らないところ、例えば遊具の下、足元とかそういうところは芝生が生えてきてるんですね。だから、全体的にやってもそれがはげたときに、じゃあどうするかとういうのがそこに出てくるわけですね。ですから、よく、もっともっと研究して、強い、子供たちが乗ったぐらいじゃとてもじゃないけどはげるようなことがないとかということをよく実験的に見ないといけないなと。で、うちの職員が見に行ったところによれば、ほとんど中庭の使われてない場所、それも半分使って半分は養生してるとか、そういうようなのが今実態だというんですが、その芝生自体がだんだんよくなってくるかもしれませんので、よくこれからも研究しながらやっていきたいなと思いますけれども、今がそういう子供たちが入るところはもうつるつるになっちゃうというのが今現状なんで、これからもよく研究していきたいと、そういうふうに思っております。
○5番(中村陽君)ありがとうございます。一つ提案というかですね、皆さんの時代とちょっと違うかもしれないんですけども、私たちの時代のときまではですね、少なくても学校で相撲をとるということもありました。かなり危険な…それからプロレスがはやってしまってですね、かなり相撲というよりはプロレスブームになって、校庭なんかでは危ないと。相撲もとれないという状況になっておりまして、これは一ファンということなのかもしれないですけれども、相撲はやはり国技ですので、国技というもの、唯一の国技をですね、廃れさせないということに関してもですね、それから面積的に大きさがぴったりいくのではないかと。先ほどからおっしゃられているその中庭程度というのは、確かに本当にぴったりのものではないかと思いますので、ぜひ相撲がとれるような面積で結構ですので、どこかでやっていただければと思います。いかがでしょうか。
○教育長(木太郎君)相撲のとれる程度というと10メーター真四角ぐらいかなというふうに思ってるんですが、どこにどうイメージをしていくかなというのがちょっと今すぐわいてこないんで、よく学校側ともですね、こういうふうに議員の方が言っていただいてるんで、どうするかなというのもひとつ考えていきたいなと思いますけども。今後の課題というか、よく学校側と調整を図りたいなと、そう思います。
○5番(中村陽君)ありがとうございました。
続きまして2番の、バス停の日よけということについてお伺いしたいと思うんですけども、自分の家の近くですのでなかなか僕も言いづらいなということで、これはずっと本当に前から言われててなかなかというのはあるんですけども、考え方をですね、基本的にお伺いしたいと思いまして。利用者の多そうなところ、あるいは調査していただければその多いところというのはわかると思うんですけども、そういうところはですね、なるべく日よけがあった方がいいか、お金はどこから出るとかですね、その管理はどこでやるということは別にして、あった方がいいかなということをまず基本的に確認したいんですけれども、いかがでしょうか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)バス停に利用者が多ければ当然ですけれども、あった方がいいか、ない方がいいかと言えば、当然あった方がいいというふうに思います。
○5番(中村陽君)その中で、多分すべてのバス停にというのは本当に無理だと思いますし、利用者の多いところ、あるいは年齢層が高いところ、これからどこも高くなってしまうんでわからないですけれども、利用者の調べている中でですね、きっと高齢者が使うようなところというのはいぶり出されてくると思いますので、ぜひそういうところにつくった方がいいのでなないかということとですね、基本的にそのバス停をもしつくるということであれば、町としてはどういうお考えをお持ちか教えていただければというふうに思います。
○都市経済部部長(石川嘉一郎君)バス停の設置につきましては、国・県道が主になると思いますけれども、その中で一つの制約がございます。というのは、道路構造令といったものに、その中での規制というものが一つありますけれども、じゃあその基準に合わないから設置できないということではなくて、バスベイを設置するために何かこういう方法があるんではないかといった地元の方々と町で知恵を出し合いながら設置するということも一つ可能ではないかなというふうにも感じておりますので、その法令等に基づかないで、可能な知恵を出し合いながら設置するということも一つあるということを御承知いただければなというふうに思います。
○5番(中村陽君)ありがとうございます。そういうことだと思いますし、もう一つ、金銭的なこととですね、管理について一応お伺いしたいんですけれども、これはなかなか言いにくいんですけど、どこに日よけをつくるということでですね、出す出さないということではないと思うんですけれども、基本的に町としては余裕があればバス停の日よけにお金を使ってもいいという考えがあるかということと、それから管理ということに関しては、もし立った場合は町や県というものはかかわらないということでよろしかったでしょうか。
○都市経済部部長(石川嘉一郎君)設置の経費につきましては、いろいろな手法があると思います。県が国・県道を整備する際に設置する県費負担でやる場合、あるいは京浜急行等のバス会社が負担をして設置する場合、それもそれぞれの状況によってやると思いますけれども、今までの経緯から申しますと、そういう中で、町がというんではなくて、県土木・県あるいは事業者、バス事業者等が設置しているのが実態でございます。
○5番(中村陽君)もしも立てにくい場所とかですね、そういうのがあったら、僕はその日よけということであれば、別に看板でもいいのかなというふうに考えてるんですけども、例えば海ですと、よくその「おかえりなさい」とか「ありがとうございました」、「またのおこしを」というような看板をですね、自治体がつけてるとは限らないんですけども、そういうような看板であればできるんではないかと思うんですけども、そういう費用に関して、もしつくってもいいなというお考えがあるかどうか伺います。
○町長(守屋大光君)これは主観の問題になってこようかと思いますけども、私はなるべく看板はみだりに立てない方がいいんじゃないかなというふうに思っております。
○5番(中村陽君)いろいろそれは確かに今、逗葉新道のところのこともですね、盛んに言われてるんで、確かにそういうふうに僕も考えますので、一応その案として一つ御提案申し上げておきますので、却下でも構いませんのでよろしくお願いします。
続きまして、急傾斜地の問題についてなんですけれども、14カ所というお話を一応伺ってですね、また調査をしていただけるということではあるんですけども、これも急傾斜地の管理ということが一番問題になってくると思うんですけれども、県の方に依頼して、県が管理できないといったときに、当町として管理していかなければいけないんではないかというふうに思うんですけども、それもなかなか予算のお金の問題が出てきますので、そういうことのためにその基金を活用するということのお考えがないかどうか伺います。
○総務部部長(鈴木旦男君)基金につきましては、目的基金と定額基金とさまざまありますけれど、御案内のとおり財政調整基金等がございますので、あるいは公共公益施設整備基金もございますので、それぞれの目的に沿ってですね、対応してまいりたいと思います。
○5番(中村陽君)可能性としては急傾斜地を管理するというところに使う可能性もあるということで一応よろしいでしょうか。
○総務部部長(鈴木旦男君)御案内のとおり、急傾斜地の整備につきましてはですね、町が分担金を払って県の方で整備をしていただいておりますので、負担の問題ですね、国がやるか、県がやるか、町がやるかということになりますので、それについては十分検討してですね、対応してまいりたいというふうに思っております。
○5番(中村陽君)ありがとうございます。本当に財政はいつでもゆとりあるということではないですけれども、すきがあったらというかですね、余裕があったらお考えいただきたいというふうに思います。
続きまして、学校の教員の配置についてお伺いしたいんですけども、ちょっと細かく書いてなかったものですからこちらの方でもいけないんですけども、少人数にするということと、もう一つですね、伺いたかったのはローテーションの問題なんですけれども、大体その小学校の教諭は何年間で学校を異動するか、あるいは中学校の教諭は何年間で異動するかというのを教えていただければと思いますが。
○教育長(木太郎君)異動についてはですね、一応10年を一つのめどに考えております。10年サイクルで管内異動または管外異動というのがございまして、広域で積極的に異動させるべきだというのが今、神奈川県の考えでございますし、湘三管内教育委員会の方もそういう形で今動いているというのが実態でございます。
○5番(中村陽君)10年ということですけれども、それはちょっと僕は長いんではないかなというふうに思いますし、よく学校になれたのにとか、あの先生はいい先生だから動かさないでほしかったとかですね、僕もあの先生はいい先生だからということで来てほしいなと思うような人がいたりするのは事実なんですけども、基本的な考え方としてですね、先生によってその…サービスという言い方をしていいのかちょっと、一番適切かどうかわかんないんですけども、サービスということが言えると思うんですけども、先生によって違うということがあってはいけないのかなというふうに考えますが、その辺はいかがお考えになりますか。
○教育長(木太郎君)先生によって違うとかサービスというのはちょっとよく理解できないんですが、先生方というのはみんな適切なすべてのクリアして教員になってきて、教員免許をお持ちの方たちというふうに私は理解しておりますし、いろいろ最近言ってる指導力不足とかいろんなのがあるんですが、これはこれでまた対応を図るというふうに考えてるわけですけども、この異動に関しては10年がどうのということがあるかもしれませんが、10年を一つのめどにということで、じゃあ10年以前じゃだめなのかということはないわけですけから。やはり先生方の、我々もそうですけども、異動希望をとって次に適切な場所に異動させていくというような体制をとってるんですが、葉山の場合は中学校が2校しかないんで、10年で例えば行ってこいってやっても20年でおしまいになっちゃうというのが現状で。小学校は4校ですけど。10年ずつやったら40年で葉山でおしまいになっちゃうというようなこともあるかもしれないんですが。極力そういうことのないように、ほかの地域をやはり見ることも一つの教員としての資質の向上とか、新しいものを入れてくるということではいいんではないかということで、今積極的に広域人事をお願いしてるというところでございますけど。
○5番(中村陽君)10年という年数についてはいろいろ考え方あると思うんですけど、先ほど言い方が、サービスという言い方がなかなか悪かったのかもしれないんですけども、要するにいろいろな指導の仕方ということに関してですね、一律であるというふうに思っておりますし、大体中学校であれば3年間、あるいは小学校だと高・中・低というふうに学年が分かれますので、僕は3年間、中学校の場合は3年間から6年ぐらい、あるいは小学校については2年から6年ぐらいというのが一番適切ではないかというふうに考えますし、ぜひそういう考え方も頭に入れていただければというふうに思います。
ちなみにお伺いしたいんですけれども、その10年以上を超えていらっしゃる先生というのは今、葉山の小学校の中にお見えになりますか。
○教育長(木太郎君)的確な数字を今申し上げるのはですね、資料持ってないものですから、今何人いるかというのはわからないんですが、まだこういう広域人事とか、10年以上はもう同一校ではよそうねというのが定着してきたのがですね、ここ数年、まだ四、五年ぐらいと言っていいでしょうかね。そういうような状況なもんですから、一遍にとにかく10年以上いるから、じゃあといったらもう全員いなくなっちゃたりなんかする。こういうことがないように、逐次整理を今して、10年以上は極力なくなるようにしようよというのが今の状況でございますので、まだ数名10年以上の先生がいるというふうに聞いております。
○5番(中村陽君)ありがとうございます。そのことに関してはわかりました。
続きまして、少人数の教育のことに関してなんですけれども、これは前にも聞いてるんですけども、基本的に少人数教育というものを推奨されるのか、それとも、いや我慢するということなのか、もしお考えがはっきりしていればお伺いしたいんですが。
○教育長(木太郎君)この少人数、今40人学級というのが今、国からの通達でありますし、県もそれを推進してるというのが今実態でございます。ただし、先ほど申し上げましたように、1年生については幼稚園から上がってくるとやはりきめ細かい指導が必要じゃないかということで、36人以上いるところでは少人数学級を認めようよというのがつい昨年から始まったのが実態でございまして、昨年は葉山小学校がその対象になりましたので、1クラスふえたということでございます。
じゃあどうなのかというとですね、教師と認められた人を町費で雇ってつくるのかどうか、それはまたなくはないんですが、かなり町の負担もかなりふえるし、じゃあ1年生だけでいいのかって、2年も3年もということになってくると、大変な費用がかかってくるだろうということに今のところなるわけですから、今は全国的な考え方に葉山町ものっとって対応を図っているということでございますので、今は40人学級が今基本というふうに考えております。
ただし、予算、17年度予算でお願いしたところでございますが、町費の教員を、町の費用で教員を募集して、総合学習とか少人数授業のアドバイスをするとか、そういう形に先生を補助してですね、少しでも学力の向上につながるようなことができないかというのが今回のお願いしている予算の段階でございます。
○5番(中村陽君)お考えについてはわかりました。全国的流れでもありますし、そうなっていくのかなということは僕の中でも見受けるんですけども、その検証というものが非常に重要だと思いますが、始まったばっかりでですね、なかなか検証ということがしにくい状況ではあるんですけれども、何かの基準をつくっていただいて、公表してというかですね、こういうことを研究していこうと。少人数学級でいくとこのことについて改善されるんじゃないかというようなその要因を分析するということをこれからやっていかなければ、全国では確かに通用するけれども、当町では通用しないということも十分考えられますので、その辺研究していくということはお考えにありますか。
○教育長(木太郎君)全国レベルでもそうだと思うんですが、40人より少ない方がいいに決まってるんですね。葉山町もそうしてもらえるんなら最高にいいと思います、30人なり25人なり。少ない方が先生の目も行き届くし、そうであろうというふうに思っておりますから、全国で皆さん少人数学級にしてくれないかというのは願いだと思うんですね。ただ、それは御承知のとおり、神奈川県だけで見ても何千人という先生をふやさなきゃなんないというのが今実態でございますので、要望はあると機会を持って私どもは申し上げますけれども、なかなか実態が伴ってこないということでございますので、先ほど申し上げた小学校の段階で町費の教員を雇ってですね、少しでもそれに向いていければいいかなということで今17年度から対応したいというふうにお願いしているというところでございますけども。
○5番(中村陽君)教育長の思いはよくわかりますし、私もその方がいいのかなというのは半分本当に思ってますし、ただ、半分その思いはですね、前から言ってますけども、多人数で競争社会というところもありますので、少人数でですね、ちょっと、私は中学生を見てる、今の中学生を見ている限りですね、高校に行ってなかなか適応できてない、例えばですね、こういう言い方をするとおかしいのかもしれないのですけど、久里浜や汐入の方のですね、学校は少人数だけではないんですけども、クラスが多い。要するに学校全体の人数が多くてという中でですね、クラスも多いと、人数も多いというところにどうも押されているようなですね、報告をですね、ちょっともらっててですね、学校がおもしろくないとかですね、そういうことを言ってる子供がいまして、ちょっとそれは本当に少人数でいったら大丈夫なのかという不安があるものですから、少人数の調査だけをですね、ずっと継続して、これから何年その少人数でやっていくかわかんないですけれども、必ず調査して、合ってるかどうか、合ってるかというかですね、望ましい方向に、思いの方向に進まれているかどうかということを検証していただきたいというふうに申し上げてるんですけれども、いかがでしょうか。
○教育長(木太郎君)先ほども申し上げましたとおり、決められたからほっとけばいいという考えは一つもないんですね。常に研究してるということは校長会等でもやっておりますし、先生たちの研究会でもそういう、常に研究材料として子供たち一人ひとりを見ていかなきゃいけませんから、そういう対応は常に頭の中に入れて研究をしてるというのが実態でございますので、じゃあどうなんだ、どうなんだということになれば、その都度の状況はお話しすることは可能だと思いますけど。
○5番(中村陽君)わかりました。ぜひよろしくお願いします。
続きまして、選挙についてちょっとお話を伺いたいと思います。結果の考え方についてですね、今回の場合は3人の方が出られて、町長が再選されたということで、よくそのいろんなことをですね、おっしゃってる方がいますが、ひとつその町の外から出た目で見たというふうに考えたときにですね、私は、当選されたから当然自分の思いを町政に反映していくというのもそうですけれども、ただし、外から見たときにですね、やはり投票者の過半数ではないというところがあると思うんですけれども、その辺についてどういうふうにお考えになられておりますか。
○町長(守屋大光君)選挙についてはいろいろ見方があろうかと思いますけども、結果として御信任をいただき、一生懸命町民の負託にこたえるべきであるというふうに私は思っております。
○5番(中村陽君)私は、その町長の今のおっしゃったような言われ方からすれば問題はないと思うんですけども、一応その…反対ということではないんですけども、ほかの方2人を御支持された方もかなりいらっしゃったということで、それは事実ですので、よく胸にとめていただけるかということなんですけれども、いかがでしょうか。
○町長(守屋大光君)それはもう論ずるまでもないことだと思います。
○5番(中村陽君)はい、わかりました。ぜひいい町政を運営していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上、質問を終わらせていただきます。
○議長(中村常光君)これにて5番議員中村陽君の一般質問を終結いたします。
次に第2番、8番議員畑中由喜子君、登壇願います。
○8番(畑中由喜子君)8番畑中由喜子でございます。本日は通告に従いまして4項目5点にわたり一般質問をさせていただきます。
まず、1項目目にマニフェストについて。マニフェストに示された政策の推進について伺っていきたいと思います。本年1月に執行された町長選挙に守屋町長はマニフェストを掲げて臨まれ、当選を果たされました。国レベルにおける政党がつくるパーティーマニフェストに対して、市区町村の首長のマニフェストはローカルマニフェストと呼ばれます。ローカルマニフェストはこれまでの選挙公約と違い、首長が政権をとったときに、任期中の4年間にどのような政策をどのように進めていくかを示す政権公約であり、有権者と首長との契約という性格を持つものです。選挙後は当然マニフェストに掲げた政策を進めることが前提となります。これまでの町長選では選挙公約を掲げるのが通例となっておりましたが、守屋町長が葉山町において初めての住民との契約であるマニフェストと銘打って取り入れられたことで今後有権者の政治参加が促進され、住民が主体となったまちづくりができるようになることが望まれます。マニフェストの性格上、町長の掲げられた22項目の公約は、今までになく具体的なものとなっておりますが、数値目標や期限、予算、財源、そしてその工程などが明らかでないものもあります。いずれもマニフェストには欠かせない要素であり、今後どのように推進していくのかお考えを伺います。
2項目目に防災計画について。自然災害が多発しており、全体的な見直しが必要ではないかと感じますので、質問をさせていただきます。昨年は世界各地で異常気象が多発し、大きな災害をもたらしました。多くの犠牲者を出した阪神・淡路大震災からことし10年を数えますが、昨年は新潟県中越地震によって大きな被害が発生しました。豪雪地帯の被災地は復興も雪解けを待たねばならない厳しい状況です。また、暮れに起こったスマトラ沖地震による大津波の被害は甚大で広範囲に及びました。その威力のすごさに世界じゅうが大きな衝撃を受けました。その衝撃も冷めやらぬ今月20日に、断層のないと思われていたいわゆる空白域の玄界灘を震源とするマグニチュード7.0クラスの福岡県西方沖地震が発生しました。まさに日本列島は地震の活動期に入ったという感がいたします。被害の大きかった玄界島は全島避難となりましたが、幸いにも人的被害は福岡市内で倒壊したブロック塀の下敷きになった1人にとどまりました。しかし、福岡市内のビルでは地震で破損した窓ガラスが雨のように路上に降り注ぎ、都会の地震災害の恐ろしさを見た気がいたします。私たちは、今後これらの災害を教訓に万一に備えていかねばなりません。予算総括質問では、防災マップを取り上げて取り組み内容を伺いました。17年度は葉山町防災計画の見直しの年に当たりますが、いつ発生してもおかしくないと言われる首都圏直下型、東海、東南海地震、あるいはそれらの地震による津波の被害を想定し、被害を最小限にとどめるためにこれまでにないきめ細かな内容を盛り込む必要があると思います。どのような見直しをお考えか伺います。
3項目目に住民基本台帳の閲覧について、個人情報保護の方策について伺います。この4月から個人情報保護法が施行される一方で、全く矛盾したことに、住民基本台帳法では住所、氏名、生年月日、性別の4情報がいまだに何人も閲覧できる規定のままになっており、閲覧制度を悪用した犯罪が各地で起きております。この閲覧制度のために名古屋市内で女子中学生が暴行される大変不幸な事件が起こってしまいました。今月9日に強制わいせつ容疑で逮捕された愛知県内の容疑者は、区役所の住民基本台帳で女子中学生が住んでいることを調べ、犯行の対象に選んだと供述しているという大変ショッキングなニュースが報じられました。このような卑劣な犯罪は断じて許すことはできません。しかし、このようなニュースが報じられると、すぐに模倣犯があらわれるということも予測されます。大量に閲覧できる制度が悪用され、少女が被害者となる事件が起こってしまった以上、国は一刻も早くその責任においてこの制度を廃止すべきですが、町も個人情報保護と住民の安全を守る立場から早急に対策を講じるべきであると考えます。どのような対策をお考えか伺います。
4項目目にまちづくりについて、1番目に、地区計画によるまちづくりの今後の方針と進め方について伺います。16年度の町長施政方針では「行政と住民が協働で町並みや自然環境の保全に向け旧市街地において初めて地区計画の策定に取り組んでおり、きっとよい方向に進展するものと期待しております」と述べておられるように、機会あるごとに町長は地区計画によってまちづくりを進めると言ってこられました。16年度に取り組まれた一色地区地区計画は既存の市街地に進められた初めての地区計画であり、今後の他地区への先駆的な取り組みとして注目されておりました。しかし、17年度予算において地区計画策定事業は前年度と比べ大幅な減額となっています。一色地区の地区計画はどのような状況になっているのか、また今後の方針と進め方についてお考えを伺います。
次にまちづくりの2点目に、まちづくりの観点から県警跡地に建設予定の特養と老健施設について伺います。葉山町保健福祉計画に基づき、町が選考した事業者によって芝崎の県警跡地に特別養護老人ホームと介護老人保健施設の建設計画が進められています。葉山町まちづくり条例に基づく住民説明会も開催され、現在は近隣住民との話し合いも最終段階に差しかかっていると思われます。そして、17年度予算にはいよいよ町の補助金も計上されました。これまでの説明会で事業者からは、特別養護老人ホームの建物は広さを確保する上で建ぺい率の面からどうしても一部5階建てとなること。そのため12メートルの高度地区であるが、平均地盤面のとり方で実質は高さ16メートルになるが、法的には問題ないという説明が繰り返されました。高度地区指定やまちづくり条例の理念が台なしです。町だけでなく、国・県補助も投入される半ば公的な性格の施設でありながら、葉山町のまちづくりにそぐわない建物となることに納得がいきません。どちらの施設も町の高齢者保健福祉にとって必要なものだけに、残念でなりません。町はもっと強い指導力を発揮すべきではないのか、工夫されれば解決策が見出せたのではないかと残念に思います。今後のこともあります。まちづくりの理念を生かすにはどうすればよいのかお考えを伺いたいと思います。
以上で私の1回目の質問を終わります。御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(中村常光君)答弁を行います。
○町長(守屋大光君)畑中議員の御質問に対しお答えをいたします。
まず、マニフェストについて、マニフェストに示された政策の推進についてのお尋ねでありますが、お示しさせていただきました政策につきましては、喫緊な課題となっております少子高齢化への対応を初め、教育、環境、防災、社会基盤の整備などさまざまな分野にわたっておりますので、任期を視野に入れつつ議会や町民の御理解をいただきながら着実に推進を図ることが務めであると認識いたしております。したがいまして、その方向で鋭意努力させていただく所存でございます。
次に2項目目の防災計画について、自然災害が多発しており、全体的な見直しが必要ではないかというお尋ねでありますが、当町の地域防災計画は平成9年に地震災害対策計画編及び風水害等災害対策計画編について大幅な見直しを行いましたが、その後も毎年防災会議を開催し、委員より提案を受け随時見直しを行い、修正をしておるところであります。今後も被害の軽減に向けて常に見直しを行い、最善の地域防災計画となるよう努めてまいりたいと思います。
次に3項目目の住民基本台帳の閲覧について、個人情報保護の方策はというお尋ねでありますが、住民基本台帳法第11条第1項の規定では、何人でも住民基本台帳の写しの一部の閲覧請求をできるとあるため、だれでも不特定多数の者の住所、氏名、生年月日、性別の4情報を収集することが可能であります。しかし、近年、住民のプライバシー意識の向上により、この情報がダイレクトメールの送付等に利用され、迷惑と感じている人も多く、全国的に問題視されてきてることも承知いたしております。
このようなことから、全国の市町村で構成する全国連合戸籍事務協議会を通じ、毎年国に対し公用・職務上の請求のほかは閲覧を禁止できるよう法改正を要望しているところでありますが、国では閲覧制度は公共目的を初め幅広く利用されていることから、直ちに法改正は困難なものであるとしております。以上のことを踏まえ、今後も協議会を通じ、引き続き国に対し法改正を働きかけてまいりたいと思います。
次に、まちづくりについて、地区計画によるまちづくりの今後の方針と進め方についてのお尋ねでありますが、まず1点目の地区計画によるまちづくりからお答えをいたします。地区計画は地域の方々の意見を尊重してきめ細かなルールを決めることにより、地区独自のまちづくりを目指す手法の一つであります。本町では湘南国際村を皮切りに5地区の都市計画決定されておりますが、これらは民間の大規模開発による造成地に限られておりましたが、旧市街地における地区計画も進めており、現在は策定する上での作業に取り組んでいるところであります。今後は地区の特性や将来性を生かし、さらに住民の意向や意識の高まりを見きわめる中で地区計画を活用したまちづくりを進めてまいりたいと思います。
次に、2点目のまちづくりの景観から県警跡地に建設予定の特養と老健についてのお尋ねがありました。これらの施設につきましても介護保険事業計画の施設整備計画に基づくもので、介護サービスの推進を図る上で必要な施設でありますが、その建設に当たりましては、現時点ではまちづくり条例の規定に則して開発事業の手続を進めているところであり、周辺住民との調整結果を踏まえ、事業者と町の協議を進めております。
事業計画の概要といたしましては、既存の建築物と比較して周辺環境に及ぼす大きな影響は低いと思われますが、開発事業の指導に当たりましては、県警跡地周辺のすぐれた住環境を考慮する中で条例の適正な運用と同時に地域特性や町並みの保全に十分配慮し、開発事業の協議に当たっているところであります。
以上で畑中議員の質問に対するお答えといたします。
○議長(中村常光君)再質問を行います。
○8番(畑中由喜子君)御答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問をさせていただきたいと思います。
まず1項目目のマニフェストの導入について少し伺いたいと思います。ローカルマニフェストというのは、候補者が有権者に対してみずからの政策をできるだけわかりやすく説明するものであります。つまり、どのような状況分析のもとで、どのような理念に基づいて、どのような目標を掲げ、どのような手段を用い、どのようなステップを踏んで目標を実現するのか、そのためにどの程度の財源を要し、その確保のめどは立っているのかといった点を明確にする必要があるということに、一応定義のようなものでしょうが、なっております。それがいわゆる従前の選挙公約とは違うというところと言われておりますが、そういった面から、このマニフェストは総合計画に反映されるべきものというふうに思いますが、そのあたりはどのようにお考えでしょうか。ちょうど総合計画基本計画の見直しが17年度に行われる時期もぴったりというところではあるんですが、いかがお考えですか。
○町長(守屋大光君)このマニフェストでお示しさせていただいた事項については、もう当然のことながら総合計画に合致するものばかりでございます。したがいまして、畑中議員のおっしゃる総合計画というのは、実施計画に基づいた総合計画という恐らく意味であろうかと思いますが、当然できることから実施計画に組み入れていくことは必要であると思っております。
○8番(畑中由喜子君)総合計画でございますと、これは重点的な取り組みという考え方でよろしいでしょうか。
○町長(守屋大光君)この期間の問題もございますので、優先的な部分と、さらに、やりたいけどももうちょっと時間を要するという部分も当然出てこようかと思います。ただ、マニフェストでございますので、この任期中に全部対応させていただくという意気込みで取り組んでまいりたいと思っております。
○8番(畑中由喜子君)この4年間、任期中の4年間でこれだけのことを実施していかれるという非常な意気込みを感じますけれど、先ほど第1質問でも申し上げましたように、では、どのような数値目標あるいは期限、予算、財源といったような部分については、選挙期間中にお出しになりましたマニフェストには明らかになっていないものもある、年度が入っているのはありますけれども、それ以外のものはほとんど入ってないわけです。やはりそういうところを明らかにしていくという必要があるというふうにこれは強く思いますが、もう町長もそれは同じようにお考えとは思いますけれども、そのあたりをどのようにあらわしていらっしゃるのか、明らかにされるおつもりか伺いたいんですが。
○町長(守屋大光君)もう既に17年度で対応を図らせていただく部分もございます。今そのほかにまさにおっしゃった年度を設定させていただいてるものもあります。そのほかの部分については、状況と照らし合わせながらこの4年間という一つの任期というものを想定する中で対応を図っていきたいというふうに思っております。
○8番(畑中由喜子君)今まで総合計画基本計画にもなかなか目標年次あるいは目標数値というものが盛り込まれていなかった。これはかねてより私も申し上げていることですし、議会からも指摘のあったところで、総合計画のあり方そのものが問われる部分でもあったわけです。で、非常に、基本構想というのは非常に理念的なところだけで、実際にこれをどういうふうに実現していくのかというところは、本来であれば基本計画あるいはもちろん実施計画にゆだねられるところではあるんですが、その基本計画あるいは実施計画でさえも、その目標数値などが明らかでなかったという点が非常に問題であったというふうに思われますが、町長はこのたびこのマニフェストを掲げられたということによって、総合計画の内容、そのあり方も当然変わってくるんではないかと、変えるべきではないかというふうに思うんですが、その辺いかがお考えでしょうか。もうこれは決断をしていただきたいと。そうでなければ、マニフェストを掲げられただけで何も変わっていかないんではないかという危険性があるわけです。いかがですか。
○町長(守屋大光君)この総合計画の基本的な考えについては、前にも畑中議員の御質問の際に私の考えは述べさせていただいたと思いますけども、いわゆる構想段階、構想についてはですね、基本計画自体、御承知のようにいろいろな施策に当てはまるようになってるわけでございます。また、なってなければ困るわけであります。要は、実施計画にどういうような目標年次を入れて対応するかということに集約されるんではないかなというふうに思っております。したがって、実施計画の場合にはそう長期的なものではございませんので、当然のことながらこのマニフェストでお示しさせた事項については、極力実施計画に盛り込んでいくというのはもう必然的なことであろうかと思います。したがって、そういうような基本的な考え方でこの総合計画というものをとらえていきたいというふうに思っております。
○8番(畑中由喜子君)今、町長は極力盛り込んでいきたいというふうにおっしゃいましたけれども、マニフェストに掲げられた以上、すべての項目がやはりきちんと位置づけられるべきだというふうに思います。そうでなければならないというふうに思うんですね。で、万が一、どうしても調査研究の結果位置づけることもできない、進めることもできない、中にはそういう事業も社会の状況の変化に応じて出てくる可能性、全くないわけではありません。ただ、その場合にはどういう理由でこれができなくなったかということを明らかにしていただかなければいけないんだと思うんですね。ですから、そういう意味では、すべての項目にわたって、22項目挙げておられますけれども、それがそういう形で住民の前に明らかにしていただきたいというふうに思うんですが、いかがですか。
○町長(守屋大光君)まさにですね、今おっしゃったこのやる方法についても説明をすると同時に、できなかった場合に、万一ですね、その理由については当然御説明しなきゃならんと思います。したがって、そういう事情というものをどういう場で対応したらいいかということについて、いろいろな機会があろうかと思いますけども、まちづくり会議のような場において申し上げるのも一つの方法であろうかと思うし、また、そのほかの従来の、例えば町内会長さんのお集まりの会議でお話しすることも一つの方法であろうし、いろいろな方法があろうかと思いますので、機会をとらえながら、基本的な考え方としてはまさに今、畑中議員がおっしゃったような、また私が申し上げたようなことで一致してると思いますので、その部分についてこれからどういうところで御説明したらいいか、またいろいろ考えたいと思っております。
○8番(畑中由喜子君)もう一つ、総合計画でこれまで非常にその進行管理がきちんと行えなかったと、これは当然なんですね。目標値も目標年次も掲げていなければ、どのように進行管理をするのかというのは非常に難しい関係にあるわけです。ところが、今回そのマニフェストを掲げられたということによって進行管理もこれは当然すべき問題だと思うんですね。それで、住民の方が町長が選挙で掲げられたマニフェストの実現、どこまでやれているのかということを評価しながら次のステップに進む。そして、また4年後の選挙においてはこれでよかったのかどうかという、そこに帰結するわけですね。ですから、この進行管理というのが非常に重要なことになってくるわけでございますけれども、今後どのような形でこれを取り入れられるのか。まず、取り入れられるかどうか伺っておきたいと思います。
○町長(守屋大光君)今ここでこういう形でという具体的なところまで踏み込んだお答えは差し控えさせいただきたいと思いますけども、今おっしゃるように、個別の問題と全体の問題の進捗状況、また達成度というような部分についても、当然のことながら先ほど申し上げたような機会をとらえて御説明をさせていただくことになろうかと思っております。
○8番(畑中由喜子君)それらのことがこれまでのいわゆる総合計画のあり方と大幅に違うやり方を目指していただくというお約束をいただいたということで考えていきたいと思います。
それで、もう一つ、財政計画への反映ということも必要になってくるわけですが、昨年の9月、平成15年度の決算委員会に中期の財政見通しというものをお示しいただきました。この内容で十分かどうかというのはもちろんあるんですが、このマニフェストに示されました内容についても、やはり財政計画あるいは財源などにどのように取り組むのかというところをやはり明らかにしていただく必要があるのではないかと思いますが、その辺はいかがでしょうか。
○町長(守屋大光君)事業でありますので、当然財政と密接な関係があるということはもう論ずるまでもないと思います。ただ、その見通しの対応について、なかなか今の社会状況の変化が激しい中で立てにくい。また、一度お示しすると、あのとき違うじゃないかというような議会からの御指摘もいただくことが多いわけであります。したがって、この財政見通しについていつも議会でもいろいろ議論をさせていただきますが、町の財政見通しが必ずしも3年後、5年後同様になる可能性の方が非常に可能性として私は低いと思います。というのは、なぜ申し上げるかというと、政府があれだけ情報からすべてのことがわかっていても政府の財政見通しだって狂ってくるわけであります。経済もそのとおりに進捗しないというのが世の中の状況であろうかと思います。したがいまして、財政見通しというのは、あくまでも一つの目安としてお示しするという前提でお示しするんであれば差し支えないと思いますけども、それがもう絶対的にあのときああ言ったけどこう違うんじゃないかというようなことにもしなるようなことであれば、お示しはできないということになろうかと思いますので、そこらの入り口の問題を整理する中でこの財政問題というのはいつも論じておりますけども、整理をした中で対応を図るべきじゃないかなというふうに思っております。
○8番(畑中由喜子君)私が考えますのは、事業を組み立てるときには、当然財政の見通しがなければ組み立てられないわけですよね。その時点で組み立てたものが、単年度で済む事業なら構いませんけれども、長期的にかかわるものもある。で、それが進んでいく中で、あるところでその財源確保が難しくなったり縮小したりしなければならない、あるいは逆に拡大するということもあり得ると思います。ただ、それも先ほどから申し上げているように、そういうふうに変わらざるを得なかった理由をきちんと説明していただければいいんであって、そこをうやむやにされ…何ていうんでしょう、うやむやにしておきたいという考え方では通らないというふうに思うんですよ。計画どおりにいかなかったことも、どういうことが理由でっていうことをおっしゃっていただかなければ住民には理解できないわけです。で、これからは住民とともに進めるまちづくり、それはもう町長も嫌というほど言ってらっしゃいますし、当然これからの日本の進む道というのは住民が参加するまちづくりになっていくわけですよね。していただかなければまた立ち行かない。そういう中で、どうやってお互いの理解をきちんと深めていけるかといったら、そういうことですよね。そこのところを理解していただきたいと思うんですが、いかがですか。先ほど申し上げたように、状況が変わるというね、変化するってことは当然あり得るんです。それまでもいけないなんて、だれも言わないと思います。ただ、それがきちんと説明されなければいけないというふうに考えているんですが、いかがですか。
○町長(守屋大光君)もちろん、御説明はしなければならんということはもう論ずるまでもないと思いますけども、その御説明をさせていただく中で、その内容が問題になってくるわけであります。したがいまして、事業を推進する上で財政計画もなくて事業やるわけがあり得ないわけでありますので、その点の計画自体に意見が分かれる場合も時としてあるわけであります。したがって、そういうような状況を超越する中で一つの計画というものは当然お示し、過去にもいわゆる経済状況が不変だという前提でこうなりますよというようなお示しをさせていただいた経緯もありますので、そんなことも踏まえながら、財政計画というのはもう今申し上げたように、当然視野に入れながら事業展開は行われるわけでありますので、その点についてもうちょっと成熟した議論をする中で考えていきたいなというふうに思っております。
○8番(畑中由喜子君)すべての情報を共有していかない限り、住民との協働ということはあり得ないことでございますので、その辺もよく考えていただきまして、これからのまちづくりに取り組んでいただきたいと思います。で、マニフェストを導入されたことは一定の評価をされるものと私は思っております。ただし、目新しさだけをねらったということで終わってはならないというふうに考えます。なぜならば、これは有権者との契約ということでございますので、その辺を深く肝に銘じて今後のまちづくりに邁進していただきたいというふうに思います。
2項目目の質問に移ります。防災計画なんですけれども、見直しの内容というものはどのようなことをお考えなのか、常に見直しを行って最善の防災計画となるように努めていくという御答弁でございましたけれども、非常にきめ細かさが必要になってきているのではないかというふうに思います。そして、その計画はつくるだけ、あるいは見直していくだけということではなくて、実際に役に立つものとしていかなければ無意味だと思うんですね。で、その内容の住民への周知、あるいは参加していただくという意識の醸成、それらも必要だと思いますけれども、あわせてお考えを伺いたいと思います。
○消防長(石屋博君)見直しの内容でございますけども、もちろん事務局の案といたしましては職員の増員配置、これらを一応考えております。そして、さらには防災関係機関等のですね、修正案をいただきまして、それらをまとめまして担当者会議等を開きながら県と協議をして修正をしていきたいと思ってます。また、具体的な内容でございますけども、現在さらに手がけてますのは、避難所運営マニュアル、それから津波対策避難計画、こういったものを今計画してございますので、それらを住民の方々にできた段階で機会をとらえて説明等をしていきたいと思っております。
○8番(畑中由喜子君)そうしますと、先日質問申し上げましたその防災マップとの関係ではどういうふうになっていくでしょうか。
○消防長(石屋博君)その津波避難対策関係の一部をその防災マップに反映しながら配布等していきたいと思っております。
○8番(畑中由喜子君)県のデータを町の地図に落とすというふうに言われました。これは、これはちょっと古いんですけれども、神奈川県のアボイドマップ、鎌倉市、逗子市、葉山町の分で、例えばこれを投影させるという考え方でよろしいんでしょうか。これの新しい版ということでよろしいんですか。
○消防長(石屋博君)現在、神奈川県に影響があると考えてる地震の中で南関東地震が一番被害が大きいというその中で、津波も約3メーター弱の津波が想定されるということで県の方から発表されています。その発表内容について防災マップに落として対応していきたいと思っております。
○8番(畑中由喜子君)わかりました。先日、おとといですか、地震調査委員会がその30年以内に震度6弱の地震が起こる確率を示す全国地図を公表しました。昨日も同僚議員も取り上げておられましたけれども、それによりますと、三浦半島は最もその確率の高い赤で、赤い色で塗られていると。それは三浦半島の断層群もあるということが調査のその結果に加味されているというふうに解説がございましたけれども、本当に私たちの住んでいるこの地域というのは、いつ何どきもう地震が起こってもおかしくないという状況の中にあるわけで、この地域防災計画というのはこういう形で今非常に分厚い立派な資料になっているわけですけれど、これをどうやって住民の皆さんに日々の生活の中で自分たちの生活、安全を守るために生かしていけるかというところが非常に重要ではないかなと考えております。計画は計画としてあるわけですよね。そのいろんなところと協定を、有事のときには協定があって、どういう応援体制をとるとかということも詳しくありますけれども、主には住民が自分たちの命を守るということも同時にあらわしていかなきゃいけないんじゃないかと。計画の中に盛り込んでいかなきゃいけないんじゃないかというふうに考えるんですけど、それは全く別のものとして考えて住民には周知をしていくというふうにとらえていらっしゃるんでしょうか。この生かし方ですよね、この計画の。
○消防長(石屋博君)これまでもですね、「広報はやま」とかいろんなパンフレットを使って、使用して、住民の方には周知をさせていただいております。今後もいろんな形をとらえながら周知をしていくように努めてまいりたいと思っております。
○8番(畑中由喜子君)今までと同じやり方をしていたのではなかなか住民の中にその危険性、危険度の問題とかも浸透していかないという面があるのではないかなというふうに思うんですね。ですから、もっと具体的な明示の仕方という、表示の仕方というんでしょうか、その工夫が求められているのではないかなというふうに切実に思います。
それで、実際の地震のときの災害などを、各地の災害などを拝見してますと、一番直近の福岡の西方沖地震でも、亡くなられた方はブロック塀の下敷きになっておられるということですよね。で、かつて葉山町の消防の方では通学路のブロック塀、危険なブロック塀の調査を行いました。もう随分前、10年ぐらい前でしょうか。で、それが実際どのように生かされているのかというのがなかなか見えないんですけれど、あれが生かせるような、あるいはもっとまたさらにね、調査を重ねていかなければ現状に見合っていかないと思うんですけれども、実際に町の中を歩いて、その危険な箇所を抽出するとか、それから改善をしていただくようにするとかということも、防災の観点から欠かすことができないというふうに思います。そういうことはこの防災計画には一切盛り込まれてないわけなんですけども、表現はされてないわけなんですけれども、役割としてね、そういうこともぜひともしていただかなきゃいけないというふうに思いますが、いかがですか。
○消防長(石屋博君)議員おっしゃるように、何年か前にですね、通学路を初めといたしまして、最終的には全町的にブロック塀の調査をさせていただきまして、危険箇所については修正等を要請いたしました。そしてその後、生け垣の推奨、これらを推進をしているという状況でございます。
○8番(畑中由喜子君)古いデータになってしまうと思うんですけれども、それでどれぐらいが改善されて、危険がなくなったのかどうかね、そこまで追跡しなければいけないことだと思いますし、それが実際にその調査が役立ったということでなければならないというふうに思います。また改めてそのような調査も必要になってくるのではないかということと、もう一つ、その生け垣の設置のための補助金がありますよね。それがなかなか生かされていないというのが、これは前から申し上げておりますけども、これは町長の方にお話ししなければいけないことだと思いますが、ブロック塀を生け垣に変えていただくような努力を皆さんに、町民の皆さんにお願いしていかなきゃいけないと思うんですね。生け垣というのは生きてる木ですから、ブロック塀のようにつくってしまったら、一度つくってしまったらそのままでいいというわけにはいきませんし、手入れもしていなかきゃいけなので大変は大変だと思います。ただ、その危険性の回避ということでは本当に意義のあることですし、また防火の面からも役立つというふうにも聞いております。そして、何よりも町並みの景観を形成する上でもブロック塀よりは生け垣の方がずっとまさっているわけですね。そういう面でこれをさらに促進させるために、前から申し上げておりますけれども、ブロック塀を取り壊す、撤去するときの費用にも補助をつけるように条例を改正していただけたらと思うんですけれども、お考えはいかがでしょうか、防災の面からも。
○町長(守屋大光君)この生け垣については、今、畑中議員がるるおっしゃったように、いろいろな面から望ましいということはもう既に承知、既成の事実であろうかと思います。で、そういう状況の中でですね、解体費用、いわゆるブロック塀の解体費用について今御提案がございましたけども、その点についても検討を加えたいと思っております。ただ、現段階においてですね、とにかく対応させていただくのは今おっしゃったようないろいろな角度から見た場合に、生け垣はこういう効果があるんだということをもうちょっと「広報はやま」でも紹介する中で対応を図っていきたいなというふうに思っております。
○8番(畑中由喜子君)予算の必要なことですので、なかなか「はいはい」というふうにはおっしゃれないかもしれませんけれども、たくさんのメリットがあることですし、そんなに多額な予算も要するものではないというふうに思いますので、ぜひこれは進めていただきたいと思います。
それで、防災会議というのが年に2回、17年度は予定されておりまして予算化されているわけですが、ここの会議で結局防災計画の見直しだけを諮問するのではなく、先ほど申し上げましたように、計画の内容の住民への周知とか、実際に役立つものとしていくような工夫もその中でぜひ協議をしていただきたいと思いますけども、諮問内容にね、含めていただきたいと思いますけれども、いかがですか。
○消防長(石屋博君)おっしゃることよくわかりましたので、十分検討して対応してまいりたいと思います。
○8番(畑中由喜子君)住民の生命と財産を守る重要な役割を負っていらっしゃると思います。よろしく対応をお願いいたします。
3項目目の住民基本台帳の閲覧についてという項目に移りたいと思います。まず、町の実態についてなんですけれども。これは予算の委員会の中でも多少議論があったように伺っておりますが、どのような状況か教えていただけますか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)請求件数ということでよろしいでしょうか。15年度5,921件の公簿の閲覧がございました。
○8番(畑中由喜子君)閲覧を求めてきた方というのは、どういう立場の方なんでしょうか。事業者が多いのか、個人なのか。その辺の区分というのはわかりますか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)個人というケースはほとんど少なく、会社等の団体が多いというふうに聞いております。
○8番(畑中由喜子君)その閲覧目的というのは、どのようなことでしょうか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)それはさまざまな目的だと思いますけれども、やはり詳細にちょっと把握しておりませんけれども、やはりダイレクトメールで調査をするというような目的のために、閲覧を申請してくるというケースが多いように聞いております。
○8番(畑中由喜子君)この住民基本台帳法、本当に問題があると思うんですね。法律がある以上、町がそれを無視することができないという立場だということも、重々承知の上ではございますけれども。葉山町においてはまだ重大な事件あるいは事故につながるようなことはないと思いますけれども、実際に名古屋市で起こったような痛ましい事件、本当に許されざる事件が起こっているわけですね。それに住民基本台帳の閲覧ということが悪用されてしまったということからすると、町も他人事として見ているわけにはいかないと思うんですね。そのために大量閲覧をとにかくさせないという工夫が必要かと思うんですが、閲覧そのものをすべて禁止するということは、法律のある限り難しいというふうには考えられますけれども、大量に閲覧するということができないような工夫。例えば1日に2件以内とか3件以内とかしか閲覧させませんよとか、そのような工夫というのは、できるんではないかと思うんですね。
で、この法律では、利用目的以外に使って、悪用してはいけない。当たり前なんですけれども、ダイレクトメールというのも、ある意味非常に住民にとって迷惑というのもあるわけです。明らかですよね。欲しいという方もいらっしゃるかもしれませんけれども、大方のところでは迷惑なものですし、ごみの観点から言っても、本当に不要なものが多いわけです。それを防ぐ意味でも、大量の閲覧ということに関して、何か工夫が必要ではないかというふうに思います。実際に大量閲覧をさせないと。独自の条例をつくっている町もあるわけです。市もあるわけです。そこは国と闘っているようでございますが、実際にはそういうところもあるわけですね。そうやって市民、あるいは町民の安全を守ろうという自治体もあるわけですから、葉山町はどのようにその点をお考えか、伺っておきたいんですが。
○町長(守屋大光君)まさにその問題についてですね、先日も庁内の会議で私の方から指示をいたした事項の一つであります。痛ましい事件が発生する中で、住民基本台帳法という法律に基づいて対応するわけであります。したがいまして、この住民基本台帳法の法律に基づいてやる中で、あのような事件が発生したということについては、やはりこの法律自体に問題があるんではないかという視点から、何か新たな対応がとれないかということで、私自身職権でですね、時と場合によっては拒否するんでなく、停止するという方法がとれないものかどうか、ちょっとよく調べてほしいという指示を、もう既にしておるわけであります。したがいまして、この条例というものも一つの方法かもわかりませんけども、いずれにしても法律が変わらない限り、どういう方法をとろうと、限界はあるわけでありますけども、限界がある中でも、半歩でも一歩でもこういった方向に、いわゆる未然防止の一策になればなという思いを抱きながら、今、研究をしているところでございます。
○8番(畑中由喜子君)これはですね、早急に対応していただくべきだというふうに、調べていただいているのは、もう一歩踏み出していただいているというふうには解釈いたしますけれども。早急に対応をすべき問題だと思います。今はまだダイレクトメールの段階でとどまっているわけですけれども、ストーカーだとか振り込め詐欺のようなものに悪用されるという危険性が指摘されております。未然に防ぐために、本当に町が行動を起こさなければならないというふうに思います。これはもう一方的に国の責任ではあると思っております。みんなそう思っていると思うんですね。ただ、国の法律がそう早急には変わらない中で、もちろん変えていただくような努力も、全国連合戸籍事務協議会ですか、を通してしていただいているというのも承知はしております。ただ、葉山町としても、その独自に意見書を上げるなり、していただく必要もあろうかと思いますし、議会でもその対応を考えるべきかもしれません。ただ、実際に窓口で日々起こってくる危険性のある問題ですので、早急に、しかもやはり職権でということだけではなく、条例で、そうすれば職員が対応できるわけですので、そのあたりの対応をぜひともお願いしたいと思います。
実際にはこの5,921件、何人ぐらいの閲覧者で、これだけの件数の閲覧が行われたのかおわかりですか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)おおむね20社ぐらいによって、これだけの件数が閲覧をされたという数値でございます。ぴったりというか、20社ぐらいということで、今御理解いただきたいと思います。
○8番(畑中由喜子君)やはり1社当たり相当数の閲覧をしてるということがわかりますし、これは早急な対応をしていただきたいと思います。ただ、窓口でね、工夫をされて、どういう人なのか、その人の身分証明なども、きちんととられているということでよろしいですよね。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)所定の用紙に申請していただいて、当然今御指摘の点はやっております。
○8番(畑中由喜子君)窓口でいろいろ工夫されるということには限界があるというふうに思いますので、ぜひこれは条例などの対応をしていただきたいというふうに思います。
最後にまちづくりについて、地区計画の点で伺っていきたいと思います。地区独自のまちづくりを進めるということで、地区計画を導入してこられましたけれども。この一色地区の地区計画の進捗状況というのは、どの程度のところまで進んでいるのか。16年度中には策定できなかったわけですので、あの予算はどういう措置をされるのか。次年度に引き継いでもよかったのかなとも思うんですけれども、その辺はいかがですか。
○町長(守屋大光君)住民の皆様方の御協力をいただき、大分整理がされてきております。今残されてきているのが、境界の確認の問題。この境界の確認は2種類ありまして、民民との境界の確認が一つと、それから道路との境界の問題が一つ残っております。それからもう一つはセットバックの取り扱いの問題。この3点が一番これから整理しなければならない、大きな部分じゃないかなというふうに思っております。ただ、今申し上げた3点も、全体の中の比率からいくと、非常に集約されてきていると思いますので、さらに住民の皆様方と意思の疎通を図りながら対応を図っていきたいというふうに思っております。
○8番(畑中由喜子君)見通しとしてはいつごろ策定できるかというのは、いかがですか。
○町長(守屋大光君)個人の問題が含んでおりますので、なかなかその見通しというのは立てにくい状況であります。しかしながら、なるべく早く目標に向かって対応を図ることができればということで、今、協働で汗を流しているところであります。
○8番(畑中由喜子君)この地区計画には国有地が含まれておりまして、地域の住民にとってだけではなく、葉山全体としても国有地の問題が、非常に今後のまちづくりの上でも、重要なポイントを占めてくるのではないかということも考えられますし、町は住民の方にお任せするだけではなくて、十分に力を注いで、この地区計画の策定に向けて努力をお願いしたいと思います。
最後の、県警跡地に建設を予定されております特養と老健の建物についてなんですけれども、確かに開発事業の手続を、条例や法律にのっとって進められているというのは、第1質問のときにも申し上げましたとおり、私も承知いたしております。ただ、まちづくりの理念という面で、12メートルの高度地区指定のかかっているところに、実質は16メートルの建物ができてしまうという、そこのところで、やはりまちづくりの、葉山町のまちづくりの理念が踏みにじられてしまうという悲しさを覚えるわけです。葉山町も補助金を出す、非常に葉山町も関与する建物であるだけにですね、そこのところの工夫が必要だったのではないかというふうに考えているわけです。ここでまた3月の30日に、計画に変更が生じたということで、また説明会が開催されるようでございますけれども、町の方ではその内容は把握しておられますでしょうか。
○都市経済部部長(石川嘉一郎君)その具体の内容についてはちょっと、私のところまでまだ届いておりませんけれども。早急に確認をさせていただきたいと思います。
○8番(畑中由喜子君)説明会には常に福祉環境部長と、それから福祉課長も出席されて、丁寧なまちづくり条例上の説明会、あるいは事前の説明会にも対応されたことは、非常によかったと思うんです。ただ、残念ながら、都市経済部の方が、都市計画課ですね。建物の建築そのものにまつわる部分で、やはり町の出席がなかったことで、非常にはっきりしないことがたくさんあって、それが残念だったように思いますので、今後の部分では、ぜひとも両方をきちっと対応していただきたいと思いますけども、いかがですか。
○都市経済部部長(石川嘉一郎君)一応行政が出ていい場合等いろいろな状況がございますけれども、ただいまの点については検討をさせていただきたいというふうに思っております。
○8番(畑中由喜子君)これからのまちづくりには、住民に参加していただいて、住民の意見を十分に反映したものにしていくということが、何よりも大切なところでございますので、すべての面において、その辺を大切にしていただきたいと思います。以上で私の質問を終わります。
○議長(中村常光君)これにて8番議員畑中由喜子君の一般質問を終結いたします。
この際、昼食のため、暫時休憩いたします。なお、再開は午後1時といたします。
(午前11時49分)
○議長(中村常光君)休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時00分)
休憩前に引き続き一般質問を行います。第3番、2番議員佐野司郎君、登壇願います。
○2番(佐野司郎君)2番佐野司郎でございます。本題に入ります前に、町長に応援いただきまして、おかげさまで昨日、私の母校であります慶応義塾高校、甲子園で1勝させていただきました。守屋亘弘議員ともども御礼を申し上げます。
それでは通告に従いまして質問をさせていただきます。質問に入ります前に、今回の通告の総体的な趣旨について、少し述べさせていただきたいと思います。本年1月、葉山町の町長選挙が行われ、守屋町長が当選して、4期目の町政を担うことになりました。その選挙に出馬を表明するのに際しまして、きのうも同僚議員が述べておりましたけれども、町長は8合目まで来た、ぜひ頂上を目指したいと述べられました。これはある具体的な施策が、どのあたりにあるかというよりも、町政に対する町長の心情的なものであろうと、私は理解しております。
一方、地方自治体、とりわけ葉山のような小さな自治体を取り巻く変化の状況は、大変厳しいものが予測されております。今定例会で現町長の実質的4期目のスタートである17年度の予算が認められたわけですが、葉山のまちづくりにとって、多くの意味で大事な年であると考えます。町長はそれなりの意気込みを持って17年度に臨んでおられることと思いますが、8合目からのまちづくりについて、この際幾つかを伺っておきたいと思っております。
まず、住民との協働についてであります。町長は1月の選挙の折にも、協働によるまちづくり、町の運営にさらに重点を置いていきたいと述べられたと記憶しておりますが、いよいよそれが具体化していくわけですので、町長の考えている協働が、単によくありがちなきれいごとで終わる懸念のないものである、大きな期待を持つ中で、どのように考えているか、お聞きしたいと思います。
そこでお伺いいたします。町長がお考えの、葉山町における協働で行政の果たす役割と、住民に期待する役割はどのように想定されておられるのでしょうか。また、住民全体の意向を把握することと、住民に町の基本的な方針を十分理解してもらうための方策は、何を考えていらっしゃいますのでしょうか。今後、これまでより一層強力に住民との協働を求めていくわけでありますが、これまでの「くれ竹の郷推進事業」などで得られた成果は、どのように生かして活用されようとしているのでしょうか。そして住民との協働とは言いますが、すべて一人ひとりに対してのものとは想定していないと思いますので、対する住民基盤はどのような形態を考えておられますのでしょうか。
次は、その協働で行われるであろうまちづくりそのものについてであります。人口3万2,000人余りの葉山町には、おのずと大きなところと違ったまちづくりの戦略が求められると思いますが、いかがでしょうか。具体的には、私は海岸地区の活性化が、葉山のまちづくりにはまず必要ではないかと考えていますし、これまでそのような必要性は町長も言及しておられます。そこでこの地区の活性化には、どのような点が優先されて取り組むべきものであるか、お考えがあれば、その項目をお挙げいただきたいと思います。
次に、上山口地区と長柄地区の一部の変容が顕著に見られるわけですが、将来に向かってまちづくりでの両地区の位置づけを変更していく必要があるように思われますが、そのお考えはありませんでしょうか。
最後になりますが、町長は8合目を過ぎた4期目の任期でのまちづくりには格別の思い入れを持っておられると思いますが、課題として認識されているものは、どのようなものがありますでしょうか。それをお聞きしたいと思います。
以上、お伺いいたします。御答弁をよろしくお願いします。これで第1回目の質問を終わらせていただきます。
○議長(中村常光君)答弁を行います。
○町長(守屋大光君)ただいま佐野議員より、2項目8点についてお尋ねがありました。順を追ってお答えをさせていただきたいと思います。
まず1項目目の住民との協働について、1点目、行政が果たす役割については、住民側の役割はというお尋ねから、お答えを始めさせていただきたいと思います。御案内のように、町政を運営する上で、住民との協働の取り組みは、現在の地方自治制度における、住民を代表する首長や議会、並びに議会制民主主義とは別次元における重要な手法の一つとして、さまざまな場面で取り上げられております。特に近年は、地方分権の進展に伴い、国と地方の関係も、従来の上下・主従の関係から、対等・協調へと変化しつつある中で、自主的・自立的まちづくりや町政運営の確立が求められております。このような状況から、協働による取り組みが大変重要なものと認識いたしております。その役割といたしましては、町政運営にかかる基本的事項や、行政施策の推進にかかることなど、広範囲にわたるものと受けとめており、おのずからケースごとに応じた弾力的な役割が求められ、相互に理解されるべきものと考えております。
次に、2点目の住民意向の把握と町の基本方針の理解を得る方法はというお尋ねでありますが、住民の意向を把握する方法や、基本方針の理解を得る方策は、それぞれ個々具体的な施策や事業などによって、さまざまな方法や方策が考えられますので、新たにお願いしておりますまちづくり町民会議や住民懇談会、各種説明会、既存のはがきやホームページによる町への提言やアンケート調査、また広報紙の記事掲載などによる意見や要望の集約など、さまざまな選択肢の中から弾力的な考えを持って行うことが肝要なことと考えております。
次に3点目の「くれ竹の郷推進事業」で、協働について得たものは何かというお尋ねでありますが、「くれ竹の郷葉山推進事業」の協働につきましては、葉山生活文化とその活用による郷土愛の醸成、協働の仕組みづくりの推進により、この事業を通してNPO葉山まちづくり協会の設立により、さまざまな公共的団体や住民活動団体の連携や協力関係が芽生え、相互理解が図られてきたことはもとより、自然景観や町並みと歴史的建造物の保全への取り組みが進められております。一方ではワインやオリーブなど、地場産品の開発への機運が盛り上がってきたことでも、認識を新たにいたしておるところであります。
次に、4点目の協働の住民基盤はどんなものを考えるのかというお尋ねでありますが、行政が主体となる公共サービスの提供をする時代は終わりつつありますが、その一方で、三位一体の改革等により、地域の課題を地域みずから解決する動きが活発化してきております。こうした背景をもとに、住民・企業・行政が、それぞれの役割を認識しながら協働してまちづくりを行う時代になってまいりました。そしてその協働の基盤を確立するため、従来から行っております審議会・委員会はもとより、住民懇談会や新たに設けさせていただくまちづくり町民会議などが基盤になっていくものと考えております。
次に2項目目のまちづくりについて。小さい町としてまちづくりの戦略は必要ではないかというお尋ねでありますが、潤いある町並みや美しい自然など、住環境のよさを将来に向けて引き継いでいくことや、町民の方々が生き生きと生活できるよう、また魅力や活力あるまちづくりを進めることは、町政を運営する上で重要な責務と考えております。そのような中で、これまでにも議会や町民の御理解をいただきながら、数々の施策を展開しているところでありますが、今後も引き続き総合計画の基本構想に基づく基本計画や実施計画を初め、福祉、環境、教育、都市計画などの個別計画を基本にし、住民や事業者の方々を巻き込んで進めることが戦略であると認識いたしております。
次に、海岸地域活性化に必要な項目は何だと考えているかというお尋ねでありますが、現在海岸地域では、県立近代美術館葉山館の開館を初め、神奈川県の総合計画でも位置づけられております三浦半島ぐるり一周プロムナード構想や、真名瀬漁港及び葉山港の整備事業など、海岸地域の核となる施設整備や、神奈川県による県道森戸海岸線の拡幅が進められており、交通安全の確保と地元商業を含め、海岸地域の活性化を推進しております。今後も引き続き、海岸地域の活性化につながる施設整備や、新たな事業の展開を考えながら、神奈川県や商工会、また漁業協同組合などと連携を図り、海岸地域の活性化に努めてまいりたいと考えております。
次に変わりつつある長柄、上山口のまちづくりにおける位置づけの変更は、将来に向かって考える必要はないかというお尋ねでありますが、平成16年3月に三浦半島中央道路が一部開通し、長柄地区と上山口地区が直接結ばれて、ほぼ1年が経過し、また三浦半島中央道路を経由し、湘南国際村に至る新規バス路線の開通など、地域のポテンシャルの高まりを背景にした対応が始まったところであります。
沿道利用の需要の高まりを前提に、旧逗葉新道と中央道路の交差点部周辺及び上山口・木古庭地区の県道横須賀葉山線沿道を、将来的には交流拠点にふさわしい土地利用への誘導を目指すとともに、葉山らしい良好な住環境の保全を重視した市街地の形成に努めてまいりたいと考えております。今後は地域の方々の御意向を十分に踏まえながら、沿道沿いの軸を中心に、緑と良好な住環境の調和を重視した、地区の魅力を高めるまちづくりに取り組んでまいりたいと思います。
次に、4点目の町長の今任期でまちづくり課題の認識としては何があるかというお尋ねでありますが、地方分権の進展や介護保険法の施行から5年の経過を初め、年金や健康保険等の社会保障制度の変革とともに、社会経済が大きく変化していく中で、急速に進む少子高齢化への対応を初め、教育、環境、防災、社会基盤の整備など、総花的ではありますが、十分配慮し、町民が安全で安心して暮らすことのできるまちづくりを進めることが重要な課題であるという認識を持って取り組んでまいりたいと思います。
以上で佐野議員からの質問に対するお答えといたします。
○議長(中村常光君)再質問を行います。
○2番(佐野司郎君)御答弁ありがとうございました。それでは幾つか2回目の質問をさせていただきたいと思います。
まず協働についてでございますけれども。お答えでは簡単に言えば弾力的にケース・バイ・ケースでというお答えが主流であったと思いますけれども。協働という言葉、最近本当に町長がおっしゃるように、必要な地方自治体の自立的運営については必要なことですし、頻繁に使われるようになったんですけれども。耳障りはいいんですけれども、現実には声だけ、形だけということも考えられないではないと思います。これをやっぱり実効あるものにするには、制度でございますので、それを運営する人間が成否を決めるんではないかというふうに私は考えております。役割についてなんですけれども、お答えでは基本的な事項ですけれども、広範囲でケースごとに、弾力的に対応ていくしかないだろうというお答えなんですけれども、一つ、私が感じたまんま言わせていただきますと、議員になりまして、視察やセミナー等に参加いたしまして、成功した事例を幾つか見たり聞いたりしてまいりました。その中には町並み保全や水質の浄化、第三セクターを含めた観光施設とか、地場産品の開発、福祉施設、美術館や図書館の文化施設の運営等々等、たくさんの中には具体的に、前年行ってまいりました奈良市の音楽療法の初めての公的な利用とか、住民ネットワークの構築とか、いろいろなユニークなものも含まれているわけですけれども。そのときに大体共通していることがありまして、それは何かというと、成功した事例というのは、職員さんの情熱、熱意というのが必ずついておりまして。もちろん首長というか、町長とか市長の熱意もあって職員が動く場合もあるんですけれども、その職員の職分を超えた熱意、夜中までそれに取り組んでいるグループと、個人的にも一緒にやったとか、あるいはもうだめだと思われたのに、熱心に理解を求めるために努力をしたとかということがあると、なぜか成功例につながっているということだろうと思うんです。ですから、弾力的に対応するのはもちろんなんですけれども、行政として一番大事なのは、やはりそこに携わる職員さんだと思うんです。ということは、逆に言っていけば、町長の役目は、庁内でその職員をどう動機づけるかということだろうと思うんです。そうすると本当に形だけじゃない、住民との協働というのが生まれてくるんではないかと、私は体験として思ってるんですけれども。その辺の職員に対する、協働教育といったらちょっと大げさですけれども、その辺について町長はどうお考えでしょうか、お聞かせ願いたいと思います。
○町長(守屋大光君)住民の方々との協働の取り組みについて。試みとしてと申し上げたらいいのか、もう既に事業として展開をさせていただいております「くれ竹の郷推進事業」でありますが。当初はこの協働とは何ぞやというところからスタートいたしまして、その協働作業というものの意味であるとか、目的であるとか、目標であるとか、やはり当時担当した政策調整室の室長を初め、職員は昼夜、委員の皆様方といわゆる懇談をさせていただき、また協働で物事に取り組む姿勢というものを、住民の方々にお示しをさせていただく中で今日に至っておると思います。そういう意味で、まさに佐野議員がおっしゃるように、職員の姿勢というものは、やはり一番重要視されておるわけでありまして、そういう視点で考えた場合に、今までの葉山町がとってきたその事業の足跡というものを、つぶさに検証してみますと、やはり職員も熱意を持って、住民の熱意とともに、この事業に取り組んできた成果として、今日に至っておるのではないかなというふうに思っております。
したがいまして、これからまだまだ入り口からちょっと中へ足を踏み入れた段階であろうかと思いますので、さらにこれからの大きな目標に向かって、さらに対応を図っていけるような仕組み、また職員の教育というものを前提に考えながら、対応を図っていきたいなというふうに思っております。
○2番(佐野司郎君)そういう意味で、くれ竹の郷、私も関心を持ってずっと見てきましたけれども、それなりの成果は上がっていると私は思っております。ですけれども、それを支えてきたのは、やはり町長の熱意と申しますか、粘りというものもあったんでしょうし、最初は何が何だかよくわからないというのが議会の反応でもありましたけれども。そういった意味で、とりわけ町長、もちろん教育長、それから助役、収入役、三役を初め庁内のトップの人たちの考え方というのは、大変住民との協働を成功させる上で、制度よりも情熱、職員の考え方というのは、大変重要だろうと私は思っておりますので、ぜひ今後もその努力をお願いしたいと思います。
それで次にまいります。住民の意向ということについてでございますけれども。これは端的にお聞かせ、先ほどまちづくり町民会議というのが、こんだ新しく組織されるということがありましたけれども。町民会議の提言を受けてというふうに、神奈川新聞にも記事として載せられておりましたけれども。町民会議の意向、100名程度というふうに新聞には書かれておりましたけれども、町民会議の意向が町民全体の意向ということに、イコールになる可能性が高いというふうに今、町長はお考えでしょうか。
○町長(守屋大光君)全くイコールとは言い切れない部分もあろうかと思いますけれども、やはり最終的に何人応募していただけるか、その点を見きわめながら、今御質問の点とも連動してくるんじゃないかと思いますが、余りにも少ない場合は、果たしてそういうことにつながらないと思いますけれども。ただいずれにしても、新たにつくる町民の意向を聴取する機関として設置するわけでございますので、かなり私は重要視しながら、重視しながら見守っていきたいなというふうに思っておると同時に、この御意向というものは大切にしたいと思っております。
○2番(佐野司郎君)今、重要視したいというお答えがあったんですけれども、先ほど町長みずから述べておられましたけれども、今までも住民協働の、協働というものに参画するルートというのはたくさんあったわけでございまして、それがどういう形で取り上げられるかということでございますけれども。先ほど言ったように、意見、住民の意見というものをあらわす場としては、各種審議会や委員会、協議会というのもありますし、地域の懇談会を初め、いろんな会議がある。それから役場の窓口というのも、住民の意見が寄せられるはずですし、何よりも議会というものがありますので、それぞれの議員は住民の、特に自分の支持者の意見というのは常に把握してるはずでございますので、それもある。それからインターネットやはがきによる意見の提出も可能だということで、その中で新たに町民会議というものが加わるわけですけれども。重要視するということなんですが、それらこれまでの住民の意見を表明されるルートと、新たにできる町民会議の位置づけとして、町長はその調整等を含めまして、どういうお考えをお持ちでしょうか。
○町長(守屋大光君)もう申すまでもなく、議会制民主主義制度というものがこの国の制度の中にある状況の中で、議会の意向というものは最重要視するのは当然のことであります。しかしながら、昨今の成熟した社会状況の中で、議会とはまた別の視点で、住民の意向というものを非常に聴取する方向へと、世の中全体が動いてまいりました。したがってそういう一つの大きな世の中の潮流の中で、やはりこのまちづくり町民会議というものを設置し、そこで御意向を伺うという機関としてこの会議を位置づけたいというふうに思っております。したがいましてですね、この住民の意向というのは多岐にわたっておりますので、やはりそういうもろもろの、今まさに議員のおっしゃったような、いろいろな従来からもいろんな機関があるわけでありまして、とりたててこの機関だけの意向を重視するという意味でなく、幅広くこの住民の意思というものをお聞かせ願える場として、対応を図っていきたいなというふうに思っております。したがってどれを重視して、どれを重視しないというような差別的なことは考えておりませんけれども、総合的に幅広く住民の御意向を伺う機関として、ぜひ大切にこの会議を育てていきたいなというふうに思っております。
○2番(佐野司郎君)それが理想な形だと思います。そういうことであれば、例えば行政の施策というのは、総合計画を含めまして、すべて既存のものを含めまして、新しい町民会議も含めまして、町民の意見・提案というものを十分取り入れて、施策として具体化されて予算がついて、我々議会の前に提示されるわけでございますよね。そうするとそれは十分町民の理想どおりいけば、町民の意向というものは十分反映されてるということになりますので、それはそのまま本当に住民のことを考えて、住民の意思を尊重してできた施策と考えられるようになるわけですけれども。そうすると議会というものは、違う住民を抱えてるわけではありませんので、それに住民の意向と違うということがあれば別ですけども、その辺がちょっと、私議員として納得できない部分なのでございますけれども。かつてまちづくり委員会というのがあって、議会の方々もメンバーとしてお入りになってたときに、私も副委員長という立場で入っておりましたけれども、その中の議員の一人が、議会が偉いのか、お前たちが偉いのかというふうに、かつてここにはもう既にいらっしゃらない議員でいらっしゃいますけれども、言われたことがございます。その辺の懸念を率直に言わせていただければ、そういうことでよろしいということでございましょうか。
○町長(守屋大光君)私は基本的に、住民の意向と議会の意向というのは、本来イコールじゃないかというふうに思っております。ただ、個々の問題について、若干意見が異なることもあろうかと思いますが。目的だとか目標であるとかという部分については、私は大体共通認識が得られるんじゃないかなという気がしてならないわけでございます。ただ、いずれにいたしましても、この問題については、やはりそのときどきによって若干そういう危惧も想定できますので、さらにこのある意味では議員の皆様方の意向によって、町民の意思というものを確認する機関をつくらせていただいたという部分もあると思いますので、議員の皆様にもよく御理解をいただきたいと思っております。
○2番(佐野司郎君)極端な例を想定いたしまして、無理な質問をさせていただきまして、申しわけございませんけれども。そうならないためには、やはり同じ土俵でということが必要だと思うんです、住民の方々と、あるいは町民会議なら町民会議の皆様が、同じ共通の理解を持って、同じ土俵に乗ってるということになれば、議会とのそういうそごというのも、ほとんど生じないだろうということで、お集まり、御参画いただいた住民の方に、情報提供をさらに進めるというふうに、町長も既に表明されておりますけれども、そこで共通の理解、理解の共有というものを得るために、何か特別なことを考えていらっしゃいますでしょうか。
○町長(守屋大光君)今基本的に、まだこの流れが出てきておりませんので、今ここで特別に云々というところまでは考えておりませんけれども、実際にこの会議がスタートする中で、どういうような、当初こっちが考えていたものどおりにいくのか。いや、こんなこともあったのかということも恐らく出てこようかと思いますので、その時点でまたよく考えさせていただければなというふうに思っております。
○2番(佐野司郎君)そのためにひとつあれなんですけれども、くれ竹の郷で先ほど成果を述べていただきました。そういう具体的な成果も、私も認めるところでございますけれども、一番協働についての成果というのは、まちづくりに携わるグループが共通の会議を持ったり、意見の交換をしたり、共通のイベントをしたということが、大変重要だったんじゃないかと思います。というのは、そういうことによって、自分たちが鏡を見るように自分たちのしてることもわかるし、自分たち以外の方がまちづくりにどういう部分に情熱を持って、どういう活動をしてるのか。あるいはしようとしてるのかというのは、よくわかるんだと思います。それがいろいろなことで具体的な成果が上がる糸口になった。共通な拠点を持てた。いつでもそこに行くと、意見の交換ができるような拠点が持てた。NPOも生まれたというのが、一つのこれは全部100%すばらしい成果とは言いませんけれども、当初予定してたよりも、私の感覚では成功したんじゃないかというふうに今思っております。それをやっぱりこんだも生かすべきだと思います。それが先ほど言った住民の方に情報を提供して、ただ一方的に行政から住民に流すんではなくて、自分たち以外にもそれに関心を持つ人たちが、議員でもそうですけれども、いろんな話をして、会派でいろんな話をしたり、会議以外でもいろんな意見の交換をして、一つの妥当な意見というのが出てくる。私個人で自分の言いたいことだけを言っていれば、ちょっとというようなこともありますけれども、やはり4人で話し合えば4人の妥当な意見、あるいは自分の違ってる点も、あるいは自分のいい点も発見できるということで、ぜひそういうまちづくりに関心を持っている方々の、お互い同士の接触の場を設けていただきたいと思いますけれども、いかがでございましょうか。
○町長(守屋大光君)今、議員が懸念されるように、この「くれ竹の郷推進事業」の体験から、熱意のあまりにですね、ひとり歩きしていっちゃうこともあれば、空回りしてしまうこともあれば、さまざまな状況を踏まえる中で、今日に至っておると思っております。そういう状況の中で、やはりこれからさらに前進していく上においてですね、やはり大分お互いに意見を述べ合いながら、協力をしながら前進していくという土壌ができつつあるように思います。したがってそういうようなことを前提に参画していただく、個々の皆様に御理解をいただく中で考えれば、そう摩擦も起こらないし、またそれぞれの思いが100%まではいかないまでも、修正される中で、一つの大きな力となって推移していくんじゃないかなというふうに思っております。したがって今御指摘のような点も踏まえて、円滑に、しかも目的に早く達するような仕組みを、ぜひつくっていきたいなというふうに思っております。
○2番(佐野司郎君)ありがとうございます。その中にですね、先ほど町長もおっしゃっていましたけど、地域のことは地域でということで、私はいろいろな住民のくくり方というのはあると思いますし、いろんな活動があると思いますけれども、やはり同じところに住むという利害関係を共通に持っている地域というのは、やはり一つの大きな基盤であろうと思っております。その地域のコミュニティーというのも、私も再三お願いしておりますけれども、ぜひ充実になお一層力を入れていただきまして、地域の基盤というものを含めたまちづくりに対する一つのお互いにやりとりする場というものを、順次考えていっていただければ、成功に至る、私の今の考えですけれども、成功に至る一つの方法かなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
それではまちづくりに入らせていただきます。まちづくりでまず最初に聞きたいのは、現時点で町長は、合併ということに関して、確認でございますけれども、合併ということに関してどうお考えになっているか、お聞かせ願いたいと思います。
○町長(守屋大光君)合併については、基本的に私は住民の方々の意思に基づいて方向性が定まってくるものと思っております。現時点で私もいろいろな会議に出たり、多くの住民の方々と接する中で、なかなかそういうような声を耳にする機会がない、機会というか耳にしたことがないのが実情でございます。恐らく議員の皆様方も同様ではないかなというふうに思っておりますけども、現時点ではそういう状況であるという認識の中で、今のところ合併という問題が、とりわけクローズアップして考えるところに至ってないというふうに思っております。
○2番(佐野司郎君)私もそのように受け取っております。だとすると、今の葉山町、三万二千幾つかの人口のまま、しばらくは、多少ふえるかもしれませんけども、そのサイズでこれからもやっていくということが前提だと思います。やはりちょっと例えいいかどうかわかりませけれども、スーパーマーケットと個人商店というようなこともありますけれども、やはり自治体も規模によってまちづくりというもの、町のあり方というものを考えないと、合併しないんであればいけないんだと思います。今、葉山がそういう合併の声が聞こえない状態でも、やっていけるんじゃないかなという住民の方が考えるというのは、葉山の今までのやり方がよかったんじゃないかと、私は評価しております。この町のつくり方がよかった、今になってみればよかったんだなと。いい点が多かったんだなという。全部よかったかどうか知りませんけれども、いい点が多かったんだろうなというふうに解釈をしております。
それは何かというと、選挙の折にもどなたかがおっしゃっておりましたけれども、一味違う、ちょっとしゃれた町なんだよねって、外から来る方が言っていただいております。なるほど自然環境をとってみても、それから文化的な生活的な遺産をとってみても、あるいは食べ物屋さん一つをとっても、ちょっと違うかなというような気がいたします。葉山の目指すべきはそこなんじゃないかなという気がしております。いわゆる俗化されない、例えば観光地で土産物屋がたくさん並んで、おじさんだのおばさんが客引きでわあわあ言ってるというような雰囲気もない。静かな佇まいだけども、ちょっと訪れてみたいなという町にしていく以外にないんじゃないかなと。煙突も駅もいらないという選択が、ここで生きてきているんではないかと私は思うんですけれども。そういう意味の小さな町の小さな戦略という意味で、町長いかが、感想で結構でございますけれども、お考えでしょうか。
○町長(守屋大光君)この葉山のまちづくりの特徴というか、方向性というものを一口で申し上げれば、「葉山らしさ」という形容をする表現を従来から使わせていただいておるわけでありますけれども、やはり葉山の方向性というか、町の姿というものを、多くの方々と、特に選挙の際なども、お互いに話し合う場において、やはりある意味では共通しているんですね。高齢者も若い方々も、きのう葉山に引っ越してきた方も、100年、200年前から住んでいらっしゃる方も、共通認識は、やはりこの自然環境をまず守ってほしいというのが、基本ベースにあろうかと思います。
そういう中で、葉山の生活文化というものを重視しながら、最近になって特に感ずることは、葉山に引っ越して来られる要件として、セキュリティーの問題を重視する方がふえてきてるように思います。したがってそういう問題、さらには交通網というものも、従来は鉄道を主体にした交通網という概念が強かったんですけども、最近は必ずしも鉄道を使わない方が、葉山にかなり居住してきている。というのは、高速道路網が整備されている関係で、車を使われて仕事をされるという方が、葉山に住居を求めているというような実例も、最近かなりふえてきているように思います。したがって、そういうようなもろもろの視点から考えた場合に、まず環境面を重視しながら、将来に向けて味付けをしていくのが葉山の特徴じゃないかな。またそういう方向をぜひ目指すべきじゃないかなというふうに思っております。
○2番(佐野司郎君)はい、私もそう思いますし、ただ、それを行うのは民間の住民であるわけでございまして、行政がすべてそれをやるわけではないんですけれども。やはりそういう思いというものが町の方針として打ち出されることによって、そういったまちづくりが少しずつ進んでいくんじゃないかということで、施策として何をしろというんではないんですけれども、そういった小さな戦略というものは打ち出すべきだというふうに思っておりますので、今後とももしそういうチャンスがあれば、考えていただきたいなと思っております。
それに関連いたしまして、海岸地区というのは、毎回の質問で大変恐れ入りますけれども、やはり、私は海岸地区に住んでるわけでも何でもありませんけれども、葉山の町にとって、葉山らしいって今、町長がおっしゃった、葉山らしい原点というのは、あそこにあるんだろうと思いますので、ぜひ活性化していただきたいと思っております。資源といたしましてももちろん、住宅地としても閑静で住みよさそうなところですし、海もありますし、先ほど言った近代美術館もハーバーも、それから遊漁船の基地であります港もありますし、道についてもいろいろ最近手が入るようになってきました。そういういろんな要素があるということでございまして、活性化するにはじゃあ何が必要なんだろう。結局は人が住んでくれて、人が訪れてくれれば、やはりおのずと活性化するはずでございます。それを取り除いていくことが一番大事なことだと思いますけれども。ニワトリと卵、イタチごっこという表現もありますけれども、寂れてくる、人が来なくなってくる、また寂れるということを、いい方に回転させ始めれば、きっと活性化がなるんだろうと思っております。
その中で、この前の質問で提言させていただきましたけれども、活性化ゾーンというのを定めて、目標を決めて、それを推進する機関なり組織なりを定めたらどうかというふうな質問をしましたら、そうすれば県の方も認知しやすくなるので、いい話かもしれないねというお答えをいただきました。私はぜひそうしていただきたいということと、もう一つは県だけに頼らないで、少なくとも安全で歩ける町、安全で歩ける道にしてほしいなという、この2点が私の希望でございますけれども、その点についていかがでございましょうか。
○町長(守屋大光君)このまちづくりというのは、やはり今おっしゃるように、まず安心して買い物ができ、安心して歩くことができるような対応というものは、もう申すまでもなく、一番重要であるというふうに思っております。そういう状況の中で、県道の海岸線の道路の現状というものを見た場合に、そういう点を満たしてないというふうに思っております。しかしながら幸いに、ボンジュールからちょうど海岸線に突き当たるある三差路部分が、目に見えて一つの新しい形が出てまいりました。したがって私が一番危惧してたのは、あの部分がまず最初に立ち消えてしまった場合には、もう海岸線の道路のあすはないなというぐらいのつもりで考えておりましたけども、幸いに地元商店街の皆様方の熱意と、県当局の御配慮によって、あのような形ができてまいりました。先般も知事との懇談の中で、美術館をつくり、葉山港を整備し、双方とも県の施設をつなぐアクセスがあんな状態で、せっかくの施設がね、機能が半減しちゃうと。何とかそれを結ぶ道路をあわせて整備していただくことによって、初めて巨額を投じてつくった施設が生きてくるんじゃないかという手法で知事にもお話をし、また県の幹部にもそういう声を伝えておるわけでございます。
ただ、いずれにいたしましても、今後さらに推進する上においては、地元の方々の熱意と町の熱意というものが、県の気持ちを動かしていく大きな原動力になると思いますので、引き続き地元の方々とスクラムを組んで、県当局に働きかけていきたいなというふうに思っております。
○2番(佐野司郎君)はい、ぜひ県が目を向けていただきまして、町も努力して実現するように。特に森戸神社の入り口から向原に上がる先のカーブのところまで、歩いていても大変危険な思いをすることが多いということで、あの辺だけでもせめて歩けるようになればいいなというふうに、そういう日が来るのを待望しております。
それからまちづくりについてでございますけれども、先ほど上山口、長柄というのが新しい道でつながって、違った様相を呈してきたと。それから上山口・木古庭地区というのは、きのうも走ってみたんですけれども、ほぼ市街地ですよね。見渡したところ、横須賀の阿部倉よりちょっと密度が低いかなという程度で、もう市街地でございますし、長柄におきましても住宅地が密集してるところもありますし、逗葉新道があったせいかどうか知りませんけれども、まだ農業用地が主体のところもありました。でも、既にもう変わってきているということは、町長もお認めいただけると思います。
第3次総合計画やマスタープランを見ますと、逗葉新道が県道になったときは、交差点付近は市街地に組み入れるであるとか、緑陰地区だとか山手地域だとかというのが載っております。ですけども、これを今詳しくやる気もありませんけれども、既にこの計画そのものが現状と合わなくなってきている部分があるんじゃないかと思うんです。結局後から追っかけて、現実にうちが市街地になっちゃって、現実どういう理由でうちが建ってるかわかりませけども、市街地に近い状態になっているにもかかわらず計画ではこうなってる。あるいは山手地区といっても、堀内も一色もみんな入ってる。堀内の一部も一色もみんな入って、役場の近辺も入って説明がなされているんですけども、そうでない地区もあるということなんで、大字ではなくて、もう少し地区の特性をつかまえて、町は、ここの地区はこうしていきたいんだというものをどこかで打ち出さないと、現実ばっかり先に進んで、計画そのものが計画に合ってこないという事態が、もしかしたら来るんじゃないかと懸念してるわけですけども、その辺のお考えというのは、そういう意味での位置づけを変えるというお考えはありませんでしょうか。
○町長(守屋大光君)都市計画のマスタープランでもお示しさせていただいているようなやはり将来に向けてのまちづくりのあり方、また方向性というものをつぶさに考えた場合に、今、議員の御指摘をいただくようなことも重々理解ができるわけでございます。一方でこの将来に向けてのまちづくりを展望した場合に、やはり市街化調整区域の取り扱いの問題というものが、大きな一つのネックになってくると思っております。したがって先般も県の土地利用計画審議会の後、雑談の中で、やはり県全体が2009年をピークに人口が減少してくるという一つのデータの中で、いつまで人口抑制策をとるのかということをお尋ねしたわけでございます。しかしながらまだまだ当面は、引き続き抑制策をとるんだというようなお話をされておりました。
じゃあそういう中で、葉山の町を照らし合わせた場合、どういう方法がいいのかという視点で考えた場合に、私は地区計画によるまちづくりを進めていくのが一番いいのかなと、また葉山に適してるんではないかなというふうに思っております。ただ、今言うそれは部分的なものですので、全体の構想的なものをもう一回よく照らし合わせてみなきゃいけないと思いますけれども、そういう両面からですね、これからのまちづくり、また地域のそれぞれの問題というものを解決する一つの手だてにしていきたいなというふうに思っております。
○2番(佐野司郎君)逗葉新道の県道化ということも、さっきの大きな一つの要素でございますけれども。やはりマスタープランにしろ、総合計画にしろ、計画というものが存在いたしますので、できればそれに沿うような町が形成されていくことが望ましいと思います。それとやはりそれから大きく外れるようであれば、計画そのものを考えていかなきゃいけないと。それも多少きめ細かくやってほしいというのが私の希望でございますので、これからいろいろな計画を練るときに、もし頭の隅にでも入れておいていただければ大変ありがいたいということの意見として述べさせていただきます。
最後になりますけれども、先ほどこの任期、どういうおつもりでまちづくりをというお問い合わせの中で、少子高齢化に対処していく、安全で安心のまちづくりをしていくんだというのが、こういう要約が合ってるかどうかわかりませんけども、私にはそういうふうに聞こえた御返答をいただきました。私が聞きたいのは、ちょっと変な表現になりますけれども、いつのことか私にもわかりませんし、どういう形で訪れるかわかりませんけれども、やはり世代交代というのは必ず来るような気がするんです。それはこの任期かもしれないし、まだもっと先かもしれません。でもやはり町長として、トップでございますので、世代交代に遭遇することは必ずあると私は思っております。これからどんどんどんどん年寄りが、町長よりも年寄りがどんどん町のことを運営していくということは、そうは考えられませんので、ないとは言えませんけれども。やはり次の世代が町を運営していく時代が来るんだろうと私は思っております。そのときに町長は既に経験しておりますけれども、前任者が後任者に与える影響というのは、いろいろな意味で十分身をもって体験なされていると思います。ですから今期が終わりという意味では決してありませんけども、やはり次世代にどうやって町を渡していくかということも、まちづくりの中に取り入れていただきたいなというのが私の今の希望でございますけれども、全くの感想で結構でございますので、その点について考えることがあれば、お聞かせ願いたいと思います。
○町長(守屋大光君)この町の歴史、流れという視点で考えた場合に、今、佐野議員のおっしゃるように、いつかはバトンをタッチするときが来ようかと思います。ショートリリーフになるか、ロングリリーフになるかわかりませんけども。昨日の慶応高校が見事に勝利を得たように、余りリリーフにバトンタッチするときに、塁を埋めないような方法でバトンをタッチした方が、よりいいんではないかなという気がいたしております。したがいまして塁にランナーを残してバトンタッチが、リリーフをお願いすることのないよう、よく心しながら対応してまいりたいなというふうに思っております。
○2番(佐野司郎君)話の最初に戻りますけれども、8合目を過ぎて頂上を目指すということで4期目を迎えられたわけですけれども、4期目のうちに町長の心情として、どのくらい頂上に近づけるかというのは、ひとつあるかと思いますけれども、ぜひ私も予算を賛成して認めたところでございますので、その機関車の石炭というのはもう町長に与えたわけでございますので、ぜひ自分の理想に向かって邁進していただきたいと思っております。以上、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(中村常光君)これにて2番議員佐野司郎君の一般質問を終結いたします。
次に第4番、15番議員森勝美君、登壇願います。
○15番(森勝美君)15番森勝美でございます。通告に従いまして、6項目について質問させていただきます。
まず(仮称)保育園・教育総合センターについてお伺いいたします。建設費が平成17年度予算に計上され、議会では辛くも可決されたとはいえ、葉山小学校の校地は災害の折の避難所となっており、PTA会員の方々や周辺住民は、校地が狭くなることへの強い不安を抱いております。新潟中越地震、福岡西方沖地震のごとく、地震災害はいつどこで発生するか、全く予測がつかない状況を考え、周辺住民の方たちにどのように理解していただくのかお伺いいたします。また、建設費が当初の計画に対し、大幅に増額したことについて、PTA会員全体へ説明する必要があると思いますが、どのように対応されるのかお伺いいたします。なお、計画が浮上した段階で、PTA会員に対して担当職員が説明会を開催した折に、出された葉山小学校トイレのにおい対策の要望に対し、検討を約束したと聞いておりますが、検討結果の報告はどのように考えておられますか、お伺いいたします。また、保育園に子育て支援センターを設置しない理由についてお伺いいたします。
次に2項目目の質問に移ります。幼児や児童・生徒の安全管理体制についてお伺いいたします。大阪寝屋川市の市立中央小学校で、訪ねてきた卒業生が先生を刺殺する事件が、先月ありました。子供の体に被害がなかったとはいえ、事件を経験した子供たちの心には、深い傷が残ったはずだと思います。また、子を持つ親たちの脳裏には、8人の子供の命が奪われた、大阪教育大附属池田小学校事件の悪夢が蘇ったに違いありません。
同じような事件は頻繁には起こるわけではありませんが、一たん起きれば大惨事になりかねないし、大きな地震と同じで、どこででも起こり得る危険をはらんでいると言えます。多くの自治体や学校は、それぞれに工夫をして安全対策をとっております。例えば東京都江東区では、警察官が幼稚園と小・中学校の校内に立ち入るようになったり、大阪市では警察官OBに小学校を巡回してもらうなどの方法をとっているようです。地域によっては親たちが資金を出し合って、警備員を雇う学校もあります。このように地域の実情に応じて、学校と親たち、そして自治体や地域が密接に連携して、最低限の備えを行う必要があると思います。そこで当町における保育園や小・中学校での安全対策は、どのようにとられているのかお伺いいたします。
次に、このテーマの2点目は、緊急時や行事の中止連絡など、大切な緊急連絡の方法についてお伺いいたします。一般的に行われているのは、電話連絡網によるものが多いと思いますが、どうされておりますか。また、今の方法で問題点はないか、お伺いいたします。
質問の3項目目に移ります。三浦半島中央道路が開通して1年がたちます。イトーピアや葉桜住宅地を通り抜ける車両は、朝夕の通勤時間帯は特に多く、住民が危険を感じることもたびたび発生しております。逗葉新道の無料化が実現すれば、かなり緩和されるものと考えます。17年度町長施政方針でも「無料化の実現のため関係方面に要望してまいります」と述べられておりますが、具体的にどのように要望していくのかお伺いいたします。
4点目は、町長はさきの町長選挙におけます選挙公約に、タウンミーティングを実施すると述べられておりますが、具体的な内容についてお伺いいたします。
次に、葉山町教育総合プランが中間のまとめとして策定されました。これに携わった多くの策定委員の方々の成果をどう生かしていくかが重要な課題となります。お考えをお伺いいたします。また、生涯学習の一環として、町民のスポーツへの関心は高く、学校体育館を利用して多くの人たちがスポーツを楽しんでおります。しかし学校の休日か夜間の利用に限られているのが現実です。常時利用可能なスポーツ施設が望まれておりますが、どのように考えておられるか、お伺いいたします。
最後にペイオフ対策についてお伺いいたします。いよいよ4月1日より、1,000万円を超える預金の全額保護措置が原則としてなくなるペイオフ全面解禁となります。当然町としても公金の保全策を進めておられることと思いますが、それには金融機関の選別と同時に、金融機関が破綻しても、例外的に全額保護される決済用預金を、多くの金融機関が導入していることも踏まえて、どのような保全策を進めておられるかお伺いいたします。
以上で第1回目の質問を終わります。御答弁をよろしくお願いします。
○議長(中村常光君)答弁を行います。
○町長(守屋大光君)森議員の質問に対して、順次お答えを申し上げます。
まず1項目目の(仮称)保育園・教育総合センターについて、災害時の避難所として狭小になる。周辺住民へどう理解を求めるかというお尋ねでありますが、建設予定地は避難場所として指定している校庭には、もともと含まれておりませんので、御指摘の事項には当てはまらないと思っております。
それから次に4点目の、保育園に子育て支援センターを設置しない理由は何かというお尋ねでありますが、当町では子育て支援の拠点として、児童館、青少年会館が重要な位置づけとなっており、乳幼児育児支援事業等を通じて、子育て支援センター的な機能を果たしているものと考えております。しかし子育て支援センターは、地域全体で子育てを支援するための中核となる施設でもあり、既に既存施設の活用も含め、検討を進めております。
次に、3項目目の逗葉新道の無料化について、関係方面への要望をどういう手法でするのかというお尋ねでありますが、逗葉新道通行料の無料化につきましては、その実現に向けて昨年1月に神奈川県と神奈川県道路公社に対しまして、また7月には神奈川県議会に対しても要望しておりますほか、政党や県町村会からも重ねて要望を行っておるところであります。
次に4項目目のタウンミーティングについて、具体的な目的と進め方についてはというお尋ねでありますが、マニフェストの中で、行政への住民参加の手法の一つとして、タウンミーティングを取り上げたわけでありますが、タウンミーティングは町民と行政が、情報を通した対話により、お互いの信頼関係を築き、町民の参画と協働によるまちづくりを進めることを基本と考えておりますので、ふさわしい方法や時期を研究し、対応をいたしたいと思っております。
次にペイオフ対策の御質問がございましたけども、この件については私が申し上げるよりも、直接収入役の方からお答えをさせていただきたいと思います。以上で私に対する御質問のお答えといたします。
○収入役(行谷明君)森議員の質問項目の6番目のペイオフ対策についてと、どのように対応されているか伺うというようなことでございますが。平成14年4月から、当座預金や普通預金を除く定期預金等について、ペイオフが一部解禁されました。そしてこの4月1日からペイオフが全面解禁されることになり、やはりもし金融機関が破綻した場合には、一つの金融機関ごとに、預金者1人当たり元本1,000万円とその利息だけが保護されるということで、凍結が完全に解除されるわけでございます。
そこでこの対応でございますが、きょう現在、歳計現金は全部普通預金に集中をしてございます。それでは4月1日からどうするかというようなことでございますが、先ほど御質問の中にもありましたように、決済用預金を一部導入いたしまして、この決済用の預金に余裕が出た場合でございます、支払い準備金に支障のない範囲というようなことでございますが、短期の定期預金を組みまして、運用していく考えでございます。法にもございますように、確実かつ安全というようなことがございます。これに基づいて運用してまいりたいと思います。
○教育長(木太郎君)(仮称)保育園・教育総合センターの中のですね、建設費の増額について、PTA会員全体の説明が必要と思うがという御質問でございますが、平成17年3月3日、福祉文化会館においてPTA会員に対し最終の計画案を示し、説明会を開催したところでございます。
次に、PTAの説明会の折に出された、葉山小学校のトイレのにおい対策の要望に対し、検討結果の報告はどのように考えているかというお尋ねでございますが、平成15年6月の説明会において、保護者から女子トイレのにおいの指摘がありました。学校トイレの改修については、児童・生徒が良好に学校生活を過ごせるよう、環境面を配慮し、整備に心がけてまいりました。トイレの悪臭対策として、トイレ清掃を初め、尿石除去、高圧洗浄のほか、バクテリアの働きを応用したバイオ技術による小便器の悪臭、尿石及び下水管の詰まりを解消するプレートの装着等を実施するなど、できる限り工夫を行ってまいりました。今後もできる限り悪臭を出さないよう取り組んでまいります。また、トイレ改修計画につきましては、教育総合プランにおいて、施設全般における中長期プランの中で、整備管理に努めてまいりたいと考えております。
次に幼児・児童・生徒の安全管理体制について、安全対策の現状と改善策についてとのお尋ねでございますが、子供たちを犯罪から守るためには、教職員を初めとする関係者が、危機管理意識を持って緊密に連携し、ソフト・ハード両面から必要な対策を講じることが必要と考えます。各小学校では、教育委員会が平成3年に作成した学校安全の手引や、文部科学省から平成14年に出された危機管理マニュアル、平成15年の取り組み事例集をもとにして、各学校の実態に応じた独自の防犯マニュアルを作成し、安全管理や安全教育を推進しております。また、葉山警察署と連携した防犯訓練の実施や、保護者・地域住民の協力によるわんわんパトロール、動く子ども110番など、日ごろから関係機関や地域と連携した取り組みが行われております。
次に、保育園・学校と家庭との緊急連絡の方法と問題点についてとのお尋ねでございますが、現状の電話による緊急連絡網の場合、不在がちな家庭が少なくなく、確認に手間と時間がかかること、電話回線が限られており、連絡に時間がかかること、人伝えによる情報伝達には、ややもすると言い間違いや聞き違いが起こりやすいことなどなど、刻々と変化する正確な情報が共有できないことなどの問題点が考えられます。
その対策についてのお尋ねでございますが、事態にもよりますが、緊急を要する場合には、安全が確認されるまで児童・生徒を学校にとどめておき、連絡網を回すのが現状において最善の策かと考えております。また、そこまで深刻な事態になれば、印刷物を配布し、一斉に知らせるのがよい方法かと考えております。いずれにいたしましても、情報をいち早く的確に、できれば双方向でやりとりのできる方法が望まれております。
次に教育総合プラン中間報告についてどのように生かしていくのかを伺う、また生涯学習のスポーツ施設についての考えを伺うということでございますので、一括してお答えさせていただきます。平成14年6月より、概ね30名の策定委員による精力的かつ広範囲にわたる協議の集大成として、中間まとめがなされ、今年度内には策定委員会委員長より答申をいただける予定でございます。教育委員会といたしましては、その答申の趣旨、内容を最大限尊重し、今後の施策並びに教育活動に生かすべく、努力してまいります。なお中間まとめでも、策定委員会よりの提言がありますように、推進協議会を設立するなどして、現実に向けた継続的な取り組みが不可欠と考えております。
次に生涯学習のスポーツ施設でございますが、中間まとめの第4章、学習を支援する施設の期待、にもございますように、スポーツについて住民の関心は高く、また常時開放型の施設設置を求める声もございます。利用者の利便性、財政状況を十分勘案しながら、今後検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(中村常光君)再質問を行います。
○15番(森勝美君)御答弁ありがとうございました。順を追って質問をさせていただきます。まず、災害時の避難所として、葉山小学校は指定されているわけですが、昨日の神奈川新聞では、三浦半島断層群のうち、武山断層帯の地震発生確率が最も高いと予測されました。このような情報を知った住民が、ますます不安をかき立てられたことと思いますが、この場所が避難所としては指定されてないというお話でしたが。災害が起きた場合の仮設住宅などを建てるような場合には、できるだけ広い場所が必要と思われるんですね。そういう場合に、この場所に建物があると、その分だけ少なくなるということもあるわけですよね。改めてその件についても
お伺いしたいと思います。
○町長(守屋大光君)災害が発生した場合、いろいろな事柄が想定されるわけでありますけれども、まず御質問の1点目であります、校庭が避難場所となっておるわけでありまして、今度の建設予定地は避難所としての場所から外れてる部分であります。したがってそういうことでありますので、御理解をいただきたいのがまず1点。それから2点目に、建物を建てると、そこに仮設住宅等を建設する場合に、建てられなくなるんではないかというような御質問であったと思いますけれども、建物、今度建設予定している建物というのは、耐震性も当然考慮に入れた建物を設置するわけでございます。したがって万一の場合には、当然避難所としての機能も果たせるものと思っております。
○15番(森勝美君)それをお聞きしたかったんです。建設されるその複合施設が、単なる建物だけで、避難所の機能を果たさないとしたら、本当に意味のないものというふうに私も思っていましたが、今、町長の御答弁では、避難所としての機能も果たせるという御答弁ですので、それにもう一つ。その場合の、せんだって同僚議員の質問にありましたけれども、自家発電という質問があったように思うんですけど。これ、違う場所でPTAのお母さんから聞いたのかもしれませんが、自家発電が使えるようになっているのかどうか。避難所としての機能とすれば、それも必要と思いますが、いかがですか。
○総務部部長(鈴木旦男君)御案内のとおり、ここの庁舎もですね、災害時には災害の拠点等として当然利用していくわけでございますけれど、御案内のとおりここの庁舎もそうなんですけど、自家発も、すべてここの議場がここで電気ついてるように、こういう照明等が自家発電によって機能するわけじゃございませんので、災対本部の室等で利用する部分のみ、自家発電で利用できるようになっておりますので、当然この教育総合センターにつきましても、一部の箇所については当然そういうような対応を図っていく必要があるというふうに考えております。
○15番(森勝美君)これから建設されるもので、絶対地震に耐えられる。マグニチュード8以上の震度にも耐えられるということが、まず第1条件だと思いますが、それは建ててみなければわからないなんていうことにならないように、その辺の確認はされているのかどうか、お伺いします。
○町長(守屋大光君)建物にですね、森議員御承知のとおり、絶対なんていうことはあり得ないわけであります。したがってなるべくいろいろな状況を想定する中で、耐えられるような設計を心がけていくというのは当然のことでございます。したがって結果として、果たしてどうかということになると、絶対だとは言い切れない部分も、当然出て来ようかと思います。と申しますのは、あちこちの大規模の地震が発生した直後に現地へ行って見ますと、断層の上に乗っている建物というのは、幾ら強固のものでも絶対ではないわけであります。したがってそういう視点で考えた場合に、あそこに断層があるとは申し上げませんけども、やはり絶対という言葉が果たして使えるかどうか、疑問な部分もあろうかと思いますが、強固な建物にし、対応をいたしたいというふうに思っております。
○15番(森勝美君)それをぜひ願いたいと思います。次に建設費の増加について、この3月3日にですね、とりあえずPTAの会員の方に御説明会を開いたわけですけれども、夜ということもあり、ちょうどひな祭り、家族の一番団らんする時間にですね、小学校のお母さんたちを対象に開いたこの説明会に出席できる親御さんが、10人ぐらいしかいらっしゃらなかったんですね。それをすべてと今いうような教育長の御答弁でしたが、この6億1,480万円という建設費が提示されたときに、そのお母さんたちが、そんなお金があるのという驚きの声を上げられました。これでPTAのお母さんたちの代表の、10人ぐらいの説明で終わらせるというのは非常にまずいんじゃないかと私は思っておりますので、PTAの多くの会員が出席できる時間帯に、もう一度説明会を開くべきではないかと思いますし、PTAのお母様方もそのような要望がそのときに出されました。それについてどのように対応されるのか、お伺いします。
○教育次長(後藤一雄君)3月の説明会についての出席人数は、そのような状況でございましたが、それ以前、2月の16日のPTA運営協議会の委員会でも説明された中で、3月に入ってもよいから、一般のPTAを対象に説明をしてくれという経緯の中で、説明をしてきたものでございまして、ただいま申しましたように、役員さんについては2月の16日の会議で説明してございます。
○15番(森勝美君)それでも多分不足だと思います、多くのお母さんたちがじかにお話を聞かない以上は、やはりもう一度開くべきではないかと、私は思います。
平成15年度の施政方針の第4番目にですね、住民が参加する自治のまちづくり。住民とのさまざまな会合や集合に出向いて、住民の意向や要望の動向に注視し、町政運営に生かしていきたいと、町長の御答弁でありまして、その年の9月にですね、この複合施設の建設計画が浮上してきたわけですよね。その年度内にもかかわらず、町長はこのPTAの説明会に全く出られなかったということを伺っているんですけれども。やはり直接町長から御説明するのと、職員だけの説明とは、全く納得する力が違うんじゃないかと思うんです。ですから今後について、町長が御出席されて説明会が開けるのかどうかお伺いします。
○町長(守屋大光君)もうその件については、過去にも御説明申し上げているとおりでございまして、出る出ないについては、私が判断すべき問題と思っております。
○15番(森勝美君)それでは、また施政方針申し上げるんですけど、17年度の施政方針では、一に町民サービスという一文がございます。それをもってすれば、そういう御答弁については納得いきかねます。その点をよく御考慮いただきたいと思います。
次に、トイレのにおい対策について、ただいま教育長の方から御答弁いただきましたが、この複合施設に巨額の投資をし、また借金もすると。3億8,000万円ですね。その金額を聞いたときに、やはりPTAのお母さんたちは、今小学校にいる児童であるその子供たちのためのトイレのにおいの改善が、まず完全にできていない。そういう嘆きの言葉を伺いました。早急な対応を図るというふうに職員が申し上げたようですが、徐々に改修はしてると御答弁いただきましたけれども、徐々にではなくて、早急に即するべきではなかったかと。もう1年以上たってますよね。今年度の予算にもそれは載せてありません。そういう対応の仕方では、PTAの会員の方たちに不信感を持たれます。そしてこの町債はだれが負債を負っていくのか。これ、30年ぐらいでですね。それを今小学校に行ってるお子さんたちが背負っていくんではないかということで、お母さんたちはそれならなおのこと、早急にこのトイレの改修はお願いしたいというふうにおっしゃっているんですが、いかがですか。
○教育長(木太郎君)今回、建てることとトイレを同時に考えられていらっしゃるように聞こえるんですが、これはちょっと考えが違うと思いまして。お金がそっちに使うからトイレを直さないなんてことは、一つも言ってないわけでして、随時対応してますし、今、学校長の方からも、今のところ非常に快適だという報告は受けてるわけです。私どもはそういう対応があればすぐ、そういう苦情等があればですね、すぐ行っていろいろやってるわけですが。葉山小学校だけに今お話が集中してるように見えるんですが、葉小を見ていただいてもですね、バイオの対応をしたり、管の入れかえをしたりですね、一つ一つ今対応を図ってきて、今のところ校長の方からは、悪臭で困ってるというような報告は受けてないのが今現状ですし、今後も使ってればまたにおってくる可能性は出てくるわけですから、そのときには次の手段を考えて対応していく。これがトイレ対策の一つじゃないかなと私は思っておりますけども。
○15番(森勝美君)複合施設とそれからトイレの問題は関係ないみたいにおっしゃいましたが、現実の問題として、小学校の庭に、校庭につくるわけであって、それを子供たちは見るわけですよね。トイレの、校長の方からは何もないとおっしゃいましたけれど、お母さんたちが学校に訪れたときに、トイレを使ったときに、余りにも真冬なのにえらいひどいにおいがしていたということをおっしゃってるんですよね。だから校長は男子トイレのみお使いになるんでしょうけれども、その辺のところですよね。もう少しやはり子供たちは日常、本当に3Kといって学校のトイレを嫌うわけですよね。だけど学校のトイレが楽しいというふうにね、なるぐらいの配慮が必要だなというふうに思うんです。ですから一方で、複合施設に巨額のお金をかけるなら、その辺をしっかりと対応してからにしてほしいというのが、葉山小学校のPTAの親御さんたちの気持ちだと私は思うんですね。それが普通の心、親心だと思うんですけれど。それを対応を教育総合プランの中の施設の整備にのっとってっておっしゃるんですけど、それはいつからでしょうか。
○教育長(木太郎君)いつからやれと言われても、すぐそこでですね、何年からやるってわけにいかないんで、随時状況を見ながら対応していきたいと思っておりますし、校長が男だから女性のところは知らないんじゃないかということは、私は校長としてはないと思います。女性の教師もたくさんいるわけですから、報告はすべて受けているでしょうし、そのときの対応については、私どもの方に来れば、そういう情報が入ればですね、即対応していくのが私どもの役だと、そういうふうに考えておりますけど。
○15番(森勝美君)でしたら教育長もじかにごらんになるように、視察をされたらいかがかと思います。よろしくお願いします。
次にですね、それとまた17年度の施政方針ですが、一に町民サービスという、平成17年度の施政方針で町長が述べられております。職員ともども明るく勇気持ってまちづくりを目指す方針と結んでおられます。PTA会員の方たちと、葉山小学校の子供たちが、気持ちも明るく持てるようにしていただきたいなと、今の複合施設に関しては思います。それからトイレの改修について思いますので、よろしくお願いします。
次の質問に移らせていただきます。安全対策の現状と改善策についてですが、昨日も同僚議員から質問があり、丁寧な教育長の御答弁がありました。その中でやはり、電話による緊急連絡網を利用したケースは、非常に大変というふうに御答弁ありましたけれど、今までで電話による緊急連絡網を利用したケース、私の記憶では1回ぐらいあったかなと思うんですが、いかがですか。
○教育長(木太郎君)電話でですね、緊急で子供をうちに帰すための手段としたのがですね、コンビニ強盗が横須賀であったと。その強盗がですね、逗子の橋の周辺に逃げてるという情報が入りまして、一番子供に近い長柄小学校が一番問題だったということでございますので、校長の方から各家庭に全部連絡をとったと。最近のお母様方も、かなり働きに出ていらっしゃる方がいたんで、連絡がとれなかったということでございますが、その連絡のとれなかった子供たちに対しては、学校でとれるまでおいて、最終的には先生が送って行ったというようなふうに報告を受けております。
○15番(森勝美君)はい。それはまだ記憶に新しい、私、議員になって間がなくでしたので、よく覚えております。そういった場合に、非常に電話の連絡網は問題があると、先ほども御答弁されました。最大の問題はやはり、家庭が今留守が多いということに尽きると思うんですね。連絡がつかなくて、次から次へと情報伝達する間に、時間もかかるし不在者で後回しになったりして、また電話を受けた方からまた問い合わせが来ると。そういうようなことが多くて、かなり問題があるというふうに、私も確認をしておりますが。この欠点を補って、情報が素早くスムーズに流れる方式として、今急速に普及が広まっています、携帯電話とパソコンによるメールを活用した連絡網のシステムが今、横須賀市のベンチャー企業によって開発されました。御存じかと思いますが。親の安心、子供の安全をコンセプトとしたこのシステムは、2月19日に川崎起業家オーディションにおいて優秀賞を受賞し、各方面で注目されております。
このシステムは事前に保育園や学校など、情報を発信する側が、ホームページに事件や火事などに関する連絡メモを入れておき、緊急事態発生時に、教職員らが携帯電話からホームページに接続し、該当するメモを選んで、あらかじめ登録されている保護者のメールに一斉に送信するシステムということなんですね。横須賀市の幾つもの幼稚園では、1年ほど前から導入されているようです。そのうちの一つ、上町幼稚園での導入のきっかけは、園のすぐ近くで火災が発生したそうなんですが、そのとき電話連絡網で保護者に、至急お迎えに来てほしいと回したところ、不在で連絡のつかない家庭が非常に多く、200人の園児の家庭に連絡が徹底したのは、その3時間後だったそうです。その間ずっと4人の職員が電話4件に張りつき、その間保護者からの問い合わせのベルが鳴りっぱなしで混乱し、連絡網が滞ったそうでございます。この出来事を契機とし、一刻を争うときに、有効に活用できる携帯電話を使った緊急連絡網システムの導入にたどり着いたとのことです。導入費用や利用コストは電話より安いようです。教育長は既に御存じということでございますが、どのようにこの件について、今後対応をされていらっしゃるか、お伺いしたいと思います。
○教育長(木太郎君)新しいシステムかなと思うんですが、果たして携帯電話が100%いいのかどうか。メールをお持ちの方だったら電話もうちにつながりますし、いろいろなケースをよく調整しながらですね、一番いい方法を考えなきゃいけないと思うんですが。これがいいからすぐという状況には、今のところならないと思いますので、よく調査し、検討したいなというふうに思っております。
○15番(森勝美君)できるだけ早急に検討を進めて対応していただければ、何よりと思いますので、お願いします。また、携帯メールを利用したシステムでは、いろんな面で活用が可能です。逗子市では職員の3割程度が市内在住ということで、地震など災害発生時には、職員が所有する携帯やパソコンのメール機能を活用して、10分以内で全市的な被害状況を庁内で把握できるようにするシステムを構築しました。特別に財政措置が必要ではなく、どこの自治体でも実現可能と思います。このシステムが私はあわせて住民サービスの視点からも、次のようなシステムを提案したいと思っています。
その方法は、あらかじめ町民の方々がお持ちの携帯及びパソコンのメールアドレスを町に登録してもらう。そして災害発生時には、登録されたすべての、あるいは地域ごとに分類されたメールアドレスに、瞬時にして一斉に発信することで、災害状況及び町の対応を知ってもらうことができると思うんです。
こういった情報の把握により、パニック状況になるのを防ぐことも可能となりますし、きのうも同僚議員の一般質問におきまして、児童を巻き込んだ学校での実験を、いち早く他の学校に状況を知らせる方策についての質疑がございましたが、いつどこにいても、こういった携帯メールの機能を活用することで、今活用しています町の防災行政無線、非常に難聴の場所もあるわけですが、これだけでなく、町民と行政の双方向のコミュニケーションのツールとしても、応用の範囲が飛躍的に広がる可能性があると思いますが、改めて町長の御感想を伺いたいと思います。
○町長(守屋大光君)森議員のいい御提案でございます。私どもも、もう既にそういった時点で検討はいたしておるところでございます。
○15番(森勝美君)ぜひ、早急によろしくお願いします。それは単に他町、他市に先駆けてのすばらしい町民サービスと思いますので、よろしくお願いします。次に移ります。
次、逗葉新道の無料化についてです。昨年度ですね、町長が県議会、それから市町村会等を通じて、道路公社、県知事あてに要望の御努力をしていただいたわけですが、相変わらず無料にはなっていないわけです。で、一般道路にするために、県では税金を投入して、10億円道路公社にお支払いするわけですよね。そして今までは、逗葉新道は長柄の交差点から逗子まであったわけですが、今は葉山のトンネルから逗子までという、半分になったんです。それでもなおかつ料金が変わらないということに対して、その税金を投入する、その上に町民、多くの町民ですよね、利用してる方は自分たちのまたお金を払うということに、納得しかねているわけですね。この点も何とか理解をいただく根拠になろうかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○町長(守屋大光君)森議員と余り考えが一致することがないわけでございますけども、この件については私も議員と同様でございまして、今お話がございましたように、従来の長さが半分になったんだから、できればもう当然無料化にしてほしいんだけども、百歩譲っても半額にすべきじゃないかというような話ももう既にしてあります。しかしながら地元の御意向はよくわかりますというような返事をいただいておりまして、よくわかるじゃ困るんで、何らこちらの要件を早く実行に移して初めて「よくわかる」という言葉につながってくるんじゃないかということも申し入れてあります。したがって道路公社でも、今検討がなされてるものと思っております。
○15番(森勝美君)本当に検討という言葉は便利なもので、いつまで検討してても検討ということですので、これは住民、それから町として、どういうふうに対応するかというのは、以前にも申し上げましたが、県の方では全町民の署名があったら考えざるを得ないというふうに聞いております。そうしますとですね、やはり町内会を通じて、町長の方からお願いをすれば、私は町内会長さんが動いてくださるんじゃないかなというふうに思います。特にイトーピアの自治会長の方からお願いしたときには、一部の町内会の方たちが協力はしていただいたんですが、それだけでは何とも要望は通らないという状況だったわけですね。それで町長もみずからそうやって、県にも道路公社にもお願いをしていただいたんですけど、何ともいかないと。それならばやはりそういうふうにおっしゃるなら、町長の一声で皆さん動いてくださるんじゃないかなと思うんで、その辺を確認をしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○町長(守屋大光君)この道路公社並びに県、あるいは県議会に要望をしてるのは、町長名で要望しております。したがって町長名で要望するということは、町民を代表して要望してるということになろうかと思います。中には森議員の懸念するように、一、二反対する人もいるかもわかりませんけども、一般的に考えれば、町長名で要望をするということは、町民を代表して、町民の総意のもとに要望するということになるんではなかろうかな。これが一般的な解釈じゃないかと思っております。
○15番(森勝美君)それでしたらもうなおのこと、もう少し早く回答をいただくように、町長の方からぜひ町民の総意だということをお伝えして、いついつまでとか、はっきりした回答をいただいていただきたいと思います。
次に移らせていただきます。タウンミーティングのことについては、非常にこれはすばらしいことで、本当に一に町民サービスということの、もうあかしではないかと私は考えておりまして。ですけれども、町長自身が確実にミーティングにお出になるかどうかということが、一番の問題ですよね。それをやはり今までの経緯から考えれば、余りうのみにできないかなというふうに思うんですけども、その辺は今後町民と真剣に向き合っていただいて、タウンミーティングを地区ごとになさるという、その地域の皆様とのコミュニケーションをつくって、その地域にとって一番重要なことを、地域の人たちに考えていただく励みにもなると思うので、その辺をしっかりとお願いしたいと思います。
それについて、もう先ほど御答弁いただきましたけれども、最も今後重要なのは、やはり第3次総合計画とか下水道問題があると思うんですけれども、今、最も重点を置いてミーティングに臨むというものは、一体何ですか。
○町長(守屋大光君)最も重点を置いて臨む施策については、先日御承認をいただいた予算を見ればおわかりのことと思います。
○15番(森勝美君)ぜひ着実にタウンミーティングを実施していただきたいと思います。私は知事のタウンミーティングに2度ほど出まして、やはりあの場で意見を言うということは、ものすごく何ですか、地域のことを訴えるのに効力があるというふうに思いましたので、ぜひお願いします。
次に移らせていただきます。教育総合プランについて…その前に、保育園に子育て支援センターを設置しない理由をお伺いしましたが、後先になってすいません。保育園にたんぽぽ教室、言葉の教室が予定されているんですね。だけど、子育ての支援の一環したものから考えれば、やはり子育て支援センターがそこにないということも、ちょっと不自然だなというふうにも思います。それから4月から子育て相談窓口を設置するように、児童福祉法が改正されますよね。それもまた窓口は福祉課の方ということで、ばらばらというふうに受けて、一貫性がないというふうに思うんですけれども。これはやはり検討すると町長おっしゃっていましたが、この子育て支援センターというのは、今非常に重要なあれを占めているので、その辺ははっきりしたビジョンというものは、やはりないとこれ、今後についてですね、力を入れていくにしても、かなり重要なことだと思うんですけれども、いかがですか。
○町長(守屋大光君)子育て支援センターはないけども、その機能については児童館、青少年会館で現在果たしておると思っております。しかしながら私も前々から申し上げてるように、安心して子育てのできる環境づくりというのは、私が目指す一つの施策の重要な位置づけになっておりますので、検討もいたしておるということは、先ほど申し上げたとおりでございます。
○15番(森勝美君)ありがとうございました。次にまた今度は教育総合プランについてお伺いします。総合プランがせっかくできたんで、これを非常に活用していただかないと、もったいないということなんですが。福祉の充実を表現した言葉で、揺りかごから墓場までという言葉がありましたけれども、この教育総合プランというのは、幼児から高齢者まで、生きている限りは学習をという、文字どおり生涯学習についての指針というふうに思いますが。先ほど中で今後生かすに当たって検討すると、それから推進協議会もつくって、これを活用していくというお言葉でしたけれども、やはりすばらしいプランなんだけれども、プランがプランだけに終わることのないように、ぜひ取り組みはしっかりとしていただきたいと思います。
次のスポーツ施設についてですけれども、この町民体育館について。これは総括質問でも少し触れましたけれども、町民体育館と温水プールの建設予定地だった、今、葉山小学校校地に(仮称)保育園・教育総合センターが建設されようとしています。この校地への町民体育館は、建設については、PTAの反対もあり、また町長自身が平成7年に就任した当時に、検討が必要ではないかということで、中止になったとせんだってもお答えありました。総括質問の中でね。その件なんですけれども、町民体育館に期待をしていた町民は、今でも町長が白紙撤回をしたと思い込んでいるんですね。それでこの体育館ができなかったのに、この場所に複合施設ができることは納得できないと、もう常におっしゃる方がいるんです、事実。これについて、やはり町民にはっきりと説明すべきであると思いますし、ずっと検討をするというふうにおっしゃっているので、体育館は今後どこに町民体育館を予定しているのかも、やはり町民のそういう期待に対してはこたえなければいけないんじゃないかと思いますけれど、いかがでしょうか。
○町長(守屋大光君)森議員、よく町民、町民というお言葉をおっしゃいますんですが、どういう町民がおっしゃってるのか、よく私もわかりませんけども。あの当時を思い浮かべてみますと、ちょうど平成5年だったと思います。ちょうど選挙のときに、この体育館・温水プールの委員会から答申が出て、あの場所に設置すべきというようなお話があったように記憶いたしております。しかしながらその答申に対して、異論を唱える方がおられました。したがってその異論が出てくるということは、もうちょっとよく考えるべきだというシグナルじゃないかということで、私はじゃあそういうシグナルを送られる方の意向も重視しながら、よく考えましょうやということで、今日に至っておるわけでございます。したがって、あの場所以外のところで、新たに考えるということで検討した場合においてですね、果たしてどういう場所が適当な場所なのか等々についても、またさらに新たな場所が決まれば、また一考を要するんじゃないかという意見が出てくる可能性もあるでしょうし、もっともっと検討を要するんじゃないかなというふうに思っております。
○15番(森勝美君)やはり教育総合プランの中でもうたっているとおり、やはり町民のスポーツ熱、それと健康づくり、これが医療費の削減にもつながっていくことと思います。したがって、またタウンミーティングの話になりますが、そういう折にも多分町民の方から御意見は上がると思うんですね。それに対して、ちゃんとした御説明、お答えができるように、町長は今後の方針についてはしっかりと、単年度の施政方針のみでなくて、長期、中長期にわたる計画というものをお持ちになっていて、それを町民に説明をしていただくと。そういう態度が今後非常に重要になってくるかと思いますので、その点をどのように対応していただけるのか、お伺いします。
○町長(守屋大光君)町民の御意向に基づいて、町として対応を考えるということは、申すまでもないわけでございます。したがいましてそういう意向がどういう形で出てくるか、そういった点も伺う中でですね、新たな検討というものも考えられるんではないかなというふうに思っております。ただ、いずれにいたしましても、すべての要望がすべてオーケーというわけじゃございませんので、今の財政状況であるとか、諸般の状況も照らし合わせながら、取捨選択をしていかなければならんというふうに思っております。
○15番(森勝美君)それはそのとおりだと思うんですが、まず福祉の拠点、それからその前に町民体育館の構想というものがあったわけですね。それを飛び越えて複合施設、(仮称)保育園・教育総合センター複合施設がまず先に出てきてしまったと。であるならば、やはり町民にこういうので、こういう理由によってこういうふうになりましたということを、町民はもう納得すれば理解は早いですし、じゃあ今度は何が先につくられるのかって、やはり期待を持って町民も明るく考えられると、前向きに考えられるということをお考えになって、その辺を的確に説明をしていただきたいというふうに思うんです。それについてやはり順番とすれば、まず町民体育館の方が先になるかなと思うんですが、それもまた町民から十分なアンケートなり何なり、幾らでも方法はあると思うんですね。それをしていただきたいというふうに思うんですが、いかがですか。
○議長(中村常光君)要望ですか、答弁いるの。
○15番(森勝美君)町長に。
○議長(中村常光君)要望ですか、答弁いるの。
○15番(森勝美君)はい、御答弁お願いします。町長に。
○町長(守屋大光君)今の御趣旨の御質問と、その前の御質問と同じじゃないかなというふうに思っております。したがって、この町民の要望を伺う中で、事業を考えていきたいと。さらにはその状況に応じて、一方財政的な見地からもよくしんしゃくする中で、方針を打ち出していきたいというふうに思っております。
○15番(森勝美君)それについて、要するに優先順位をつけていただきたいと思います。これで私の一般質問を終わらせていただきます。
○議長(中村常光君)これにて15番議員森勝美君の一般質問を終結いたします。
この際、暫時休憩いたします。なお、再開は午後3時30分といたします。
(午後2時55分)
○議長(中村常光君)休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後3時30分)
休憩前に引き続き、一般質問を行います。第5番、12番議員鈴木道子君、登壇願います。
○12番(鈴木道子君)12番鈴木道子でございます。今回は通告に従いまして、3項目にわたり質問させていただきます。
1項目目、環境問題についてお伺いをいたします。二酸化炭素など、温室効果ガスの排出削減を義務づける京都議定書が、去る2月16日に発効しました。温室効果ガス削減に関する唯一の国際的な取り決めであり、地球温暖化防止への重要な第一歩です。1990年の排出量を基準として、先進国全体で5%、日本は6%の削減率を2012年までに達成するよう義務づけられています。しかし、2003年度の日本の温室効果ガスの総排出量は、逆に1990年比で8%もふえてしまい、6%削減の目標を達成するには、2012年までに合わせて14%の削減をしなければなりません。
一昨日成立した政府の2005年度予算の中にも、環境省重点施策として「家庭・学校から広がる環境の国づくり」と銘打ち、学校への燃料電池導入事業や、我が家の環境大臣事業など、さまざまな新規事業が盛り込まれております。事業者の努力は無論のこと、私たち一人ひとりの取り組みがなければ、到底実現できない目標であり、きめ細やかな施策が必要と考えます。そこで当町では、行政、学校での取り組み、また各家庭への周知の状況をまずお伺いをいたします。
2項目目、町民の健康と安全についてお伺いをいたします。女性のがんの中で、乳がんは罹患率第1位となりましたのが1994年で、既に10年が経過し、約3万5,000人が発症し、約1万人が死亡し、年々増加する傾向にあるそうでございます。乳がん検診の国際標準は、乳房X線撮影、いわゆるマンモグラフィによるものです。1980年代から導入している欧米諸国では、90年代から乳がん死亡率が減少しております。日本では現在、全国市区町村での導入は58%ですが、受診者は例えば50歳以上の対象人口を見ますと2.1%と、大変少ない状況が見られます。2005年度の国の予算では、新規事業としてマンモグラフィ緊急整備事業39億円が盛り込まれ、検診体制の緊急整備が図られようとしております。当町での検診状況につき、最初にお伺いをいたします。また、受診率の向上策についての取り組みもお伺いをいたします。
次に町民の安全についてお伺いをいたします。昨今の報道による、学校への不審者の侵入や、児童・生徒の通学時における事故など、不安な事件がたびたび報道されております。また、葉山生活安全だよりの犯罪発生件数によりますと、平成15年度の357件をピークに、平成16年度は287件と減少しておりますが、空き巣ねらいにつきましては、特に長柄地区で7件から20件と増加となっております。子供の安全も含めて、警察はもちろん、地域、行政、学校の連携が何よりの防犯対策であると思います。そこで当町の状況をお伺いいたします。
また、町の安全について、各町内会で自主的に実施されております防犯パトロールの状況と、保険制度の対応の用意についてお伺いをいたします。昨日の同僚議員の質問の中にもございましたが、庁用車の防犯パトロールを提案いたしますが、御見解についてお伺いをいたします。
3項目目、教育についてお伺いをいたします。子供たちの中には、朝食をとらないなど、食週間の乱れや肥満の増加、逆に過剰なダイエットに走る子供の増加など、食生活を取り巻く環境の変化が問題になってきております。栄養や食事のとり方など、食の自己管理や望ましい食習慣を子供たちに身につけさせる必要が、緊急の課題となってきております。規則正しい食生活を身につけるには、幼児から始める食育が大事であると言われております。国としても、今後5年間の目標として、食育への取り組みを推進する市町村、保育所の割合を100%にする目標が出ております。当町での幼児期における対応、また学校での対応状況についてお伺いをいたします。
次に教員の資質向上策についてお伺いをいたします。教育委員会、また教員の皆様方が教育に対し、献身的に日々取り組んでいらっしゃることには、深く敬意を表しております。しかし、先日教育に関する全国世論調査結果の報道によりますと、学校教育に対する不満は、教員の質が60%とトップであり、学力低下の原因としては、教員の質の低下を挙げる人も41%と、厳しい結果となっておりました。
具体的調査項目から、今の小・中学校で教育者としてふさわしくない教員がふえてきていると思う人が、80%に達しているとのことでございます。いわゆる指導力不足の教員に対し、県教育委員会では、県立学校の職員に対し、第三者の判定委員を設置し、該当者も出ているそうでございます。県教育委員会から市町村教育委員会への指導の手引によりますと、1、生徒を無視し、自己中心的な授業を行うなどして授業が成り立たない、教材研究を行わないなど授業に意欲がない。生徒や保護者から授業に対する苦情が多い。2、生徒の意見を聞かず、一方的な指導しかできないなど、生徒指導が適切でない。3、私生活が乱れ、勤務に影響が出たり、生徒にセクハラまがいの言動を繰り返すなど、資質に問題がある、などの教員が該当するとあります。教員は未来を担う子供たちを育てるために、限りない研さんが必要と考えます。当町の資質向上策についてお伺いをいたします。
次に新年度より当町では、中学校での2学期制が導入されることになっておりますが、小学校での2学期制導入についての御見解、予定につきお伺いをいたします。
以上、第1回目の質問を終わります。御答弁をよろしくお願いをいたします。
○議長(中村常光君)答弁を行います。
○町長(守屋大光君)鈴木道子議員の質問に対し、順次お答えを申し上げます。
まず1項目目の環境問題について、京都議定書発効に対する町としての取り組みはというお尋ねでありますが、1997年、国際的な温暖化防止に関する仕組みが合意され、いわゆる京都議定書として採択され、本年2月の16日に発効いたしました。国においても1999年4月、地球温暖化対策に関する基本指針を閣議決定し、同時に地球温暖化対策の推進に関する法律を制定いたしました。このような状況の中で、本町におきましても、2002年3月、葉山町地球温暖化対策実行計画を策定し、低公害車の導入促進や、電気使用量の削減、廃棄物排出量の削減など、個別自治体として温室効果ガスの削減に取り組んでおりますが、今後も引き続き、その取り組みを継続してまいりたいと考えております。
次に2項目目の、町民の健康と安全について、特に子宮がん、乳がん検診についての状況はというお尋ねでありますが、本町では町民の健康を保持するため、早期発見、早期治療を目的に、各種健康診査を実施いたしております。子宮がん検診につきましては、20歳以上の方を対象に、頸部検査を行い、平成17年1月末現在、827人が受診し、そのうち医療機関で行う施設検診による30歳以上の方の体部検査は、307人が受診しております。乳がん検診につきましては、20歳以上の方を対象とし、視触診による検診を行い、同じく1月末現在、787人が受診し、そのうち40歳以上、偶数年の方に対して行うマンモグラフィによる検診受診者数は187人となっております。
次にマンモグラフィ検診の充実についてはというお尋ねであります。厚生労働省では、乳がんの早期発見のため、視触診だけでなく、平成16年度よりマンモグラフィによる検診対象者を、50歳以上から40歳以上に広げ、受診率向上に取り組むよう方針を打ち出しております。本町においても国の指針に従い、マンモグラフィによる検診を、今年度から50歳以上を40歳以上に年齢を引き下げ、検診を実施いたしております。マンモグラフィの受診率自体は、まだ高い状況にはありませんが、今後も引き続き国の指針を参考にしつつ、逗葉医師会を初め、逗葉地域医療センターとの協力体制により、本町の状況に合った乳がんの早期発見に努めるよう、検診の充実を図ってまいりたいと思います。
次に3点目の自主防犯パトロールと保険制度についてでありますが、現在町内会、自治会をはじめ、愛犬家の方々や、犯罪、非行予防のボランティア団体等の方々が自主的な防犯パトロールを行い、犯罪の未然防止に貢献されております。関係する保険制度につきましては、町と保険会社が契約を結び、自発的な自治会活動や美化推進活動、緑化活動などを対象とする住民活動保険に加入しており、このパトロール活動もその対象となっております。幸いにも、今日まで保険料が支払われた賠償責任事故や傷害事故のケースはないものと承知いたしておりますが、今後も安心して活動しやすい環境づくりの一つとして、この制度の周知に努めてまいりたいと思います。
次に4点目の庁用車の防犯利用についてのお尋ねでありますが、防犯対策には警察署、防犯協会並びに町内会を初め、学校や家庭とも連携や相互協力を図ることが大切であると思います。町内会によるパトロール隊や、犬の飼い主によるわんわんパトロールなど、積極的な取り組みが進められておりますが、このような状況の中で、御提案の庁用車を活用した対策について、どのような形で行うことが有効であり、しかも可能であるか検討してまいりたいと思います。
以上で私に対する質問のお答えといたします。
○教育長(木太郎君)教育について、食育の推進について伺うという御質問でございますが、食生活について、偏食傾向や、朝食を食べない子供の数の増大など、子供たちの食習慣の乱れが社会問題として深刻化しております。成長期である子供の望ましい食習慣は、心身の健全な成長に不可欠な要素であるということは言うまでもありません。そうした中で、学校給食の果たす割合は、重要なものと認識いたしております。栄養バランスや嫌なものを口にできるような献立の工夫はもとより、これからは特に子供たち自身が食について振り返りができるような指導を、栄養士と教員が協力して取り組んでいく必要があります。また、幼児期に家庭での生活習慣を確立することが非常に大切であることを痛感いたしておりますので、幼児にかかわる期間の相互の連携を深め、保護者を対象とした幼児教育講座などの充実を図ってまいります。
次に教員の資質の向上策について伺うという御質問でございますが、教育は人なりと言われますように、人との出会いや指導を受けた内容が、その人の人生に大きな影響を与えます。したがいまして、子供たちの指導にあたる教員の資質、能力の向上は、職責上不可欠と考えております。そのため、教員の養成、採用、研修の各段階を通して、教員のライフステージに応じた多様な体系的な研修が行われております。
次に小学校の2学期制導入について伺うという御質問でございますが、小学校においては児童の発達段階に応じた生活のリズムを重要なこととしてとらえております。また、学習内容に関しましても、短期に身につけられるよう、単元構成がされております。教育効果の観点から、小学校については、学期の期間が余り長期でない3学期制が現在のところ適当と考えておりますが、全国的な動向も踏まえ、引き続き研究をし、対応を図ってまいりたいと思っております。以上でございます。
○議長(中村常光君)再質問を行います。
○12番(鈴木道子君)では、順に従いまして再質問をさせていただきます。この環境問題につきまして、先ほど町長の御答弁にありましたように、電気自動車ですとか、低公害車ですとか、さまざまな取り組みを行政としてなさっていらっしゃり、また、引き続き継続するというお話でございましたが、特に京都議定書が発効したという、こういう機会をとらえて、またより一層の対応も私は必要だと思っております。それは先ほども申し上げましたが、きめ細やかな対応ということで、例えば下に環境家計簿が置いてありますが、随分前から置いてあります。これはどのように活用なされているかを把握していらっしゃいますか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)この環境家計簿については、住民の方に利用していただくということで、御希望の方にはお渡ししておるわけですが、実際問題、そのつけられた内容の把握ですとか、そこまでにはまだ至っていないのが現状でございます。
○12番(鈴木道子君)そんな感じでというふうに私も見ておりましたが、せっかくあそこに置いてあるものを、例えばこれは学校教育の方ですけれども、学校教育、または保育園でも理解できると思います、年長の子供たちは。子供のうちからやはり、環境問題についての意識を持たせることが必要だと思っております。いろいろなやり方が、さまざまな自治体でなされておるそうでございますが、特に環境省が我が家の環境大臣ということで、エコファミリーという家族について、そういう命名をしまして、優秀な家庭を表彰したりというような事業に取り組んでおります。ホームページ等にいろいろ細かく出ておりますが、例えばお買い物をしたらレジ袋だけではなく、ヨーグルトやプリンを買ったときについてくるプラスチックのスプーンなどは、もうマイスプーン、お弁当を買ったときのおはしもマイおはしとして、「要りません」と言うとか、子供たちのこれはアイデアで、いろいろなことが出てくるそうでございます。
学校教育現場でも、この環境家計簿等を利用したやり方が、さまざま考えられると思いますが、教育上ぜひ推進することをやっていただきたいと思いますが。ちなみに全国地球温暖化防止活動推進センター発行で、家庭でできる地球温暖化対策。いろいろテレビを1日1時間見るのを減らすとか、いろいろなことが書いてありますが、こういう対策を投げかけることによって、また子供たちの教育上、いろいろなアイデアが出てくると思いますが、その辺のところをぜひ私は進めるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○教育長(木太郎君)はい、大変、今、環境問題は大事な問題ですので、学校の授業の中で先生方も指導しておりますけども、特に総合学習の中でも体験させながら、実際に必要性を感じるような指導を行っているというふうに私は聞いておりますけど。
○12番(鈴木道子君)予算特別委員会でも、行政側としてのし尿処理の対策がまずというような話がございました。これはもうぜひ早急に取りかかってほしいと思いますけれども。本当に小さい町民の間から、また子供たちの間からということで、中学校の3年生に本年度はクーラーが入るということでございますが、このことにつきましても、できる範囲で、先ほど同僚議員から校庭の芝生化というお話がございましたけれども、この芝生化も本当は私はもっと詰めたいんですけれども、通告がしてないのでまたの機会にいたしますが、校庭の芝生化、いろいろもう研究が進んでおりまして、もちろん視察にいらしたので御存じとは思いますが、つけ合わせをしたいと思います。校庭の芝生化ですとか、屋上緑化ですとか、小学校を見てみますと、ヘチマとかアサガオのつるを伸ばして日影をつくるというような工夫もされていらっしゃいます。ぜひ細かい対策をしていただきたいと思っております。これから夏休みに入りますので、先ほどの環境家計簿の、もうただ置いておくだけではなく、学校との連携で何らかの形で工夫ができると思いますので、せっかく置いてありますのに、置いてあるだけで終わっているような感じがいたしますので、ぜひ教育委員会、学校との連携で、夏休みの工夫で、環境家計簿がいっぱいになったら何とか考えるとか、いい、子供たちに対するテーマができると思いますので、ぜひ先生方も工夫をしていただきたいと思います。行政と連携をとって。いかがでしょうか。
○教育長(木太郎君)おっしゃるとおり、福祉の方と、福祉の環境課とですね、うちの学校教育が連携をとりながら、学校の子供たちに指導していきたいと、そういうふうに思いますけど。
○12番(鈴木道子君)では夏休みにそういうふうに実施されることをしっかり見ていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
では、次の町民の健康と安全についてということでお尋ねをいたします。先ほど子宮がん検診の人数、また乳がん検診の人数、お伺いをいたしました。特に乳がん検診につきましてですが、私の知人・友人でも、乳がんで手術をした人が数人おります。これほど身近で罹患率が多くなっているということを実感しているわけでございますが。まだまだ乳がんは早期に発見すれば対処できることであるとか、また乳がんの怖さですとか、いろいろな努力がまだまだできる、周知徹底ができる状況であると思いますが、その辺のところを、意気込みと申しますか、ぜひもう一歩進んだ形で、この乳がん検診はやっていただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)この乳がん検診につきましては、鈴木議員も御承知のとおり、葉山では視触診については20歳からということでスタートしてるわけです。ところがマンモにつきましては、国の指針に従って40歳以上の隔年ということでございまして、これにつきましては、国の方も視触診プラス・マンモを一体化でやるべきという指針も出ておりますので、今後もそういった方向に向けて努力してまいりたいと思います。
○12番(鈴木道子君)周知徹底、広報等を通じまして、乳がん検診期間と申しますか、昨年平成16年は、華岡青洲が初めて日本で乳がんの手術をして200年だったと思いましたけれども、そういう年だそうでございますので、ぜひ周知徹底ということには、一層の努力をお願いしたいと思います。
次の自主防犯パトロールと保険制度ということについてお伺いをいたします。この自主防犯パトロール、お伺いいたしましたら、各町内会、やっているところ、やっていないところ、さまざまでございますが、このパトロールにつきましては、保険制度がボランティア保険でしょうか、いわゆる、それが該当するということは、皆様方御存じでいらっしゃいますでしょうか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)その点なんですけれども、結局町長の答弁の中にも、これが使われた事故等はないということでございますが、周知については決して十分ということは言えないのではないかということで、この周知については、さらにこういった保険制度がありますということでですね、強化していきたいと、広報していきたいというふうに思います。
○12番(鈴木道子君)多分、町内会でございますので、横の連携、町内会連合会の会合等でできているとは思いますが、先ほど町長の話では、セキュリティーの問題を重視している、転入住民が多いというお話もございました。本当に私も葉山に警察署があるということで、いろいろな面でセキュリティで守られていると思いますが、やはりお互いに地域の住民が気をつけるということが、何よりの日常の防犯であると思っております。町内会の防犯パトロールの状況等について、横の連携というのはとられているのでしょうか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)申しわけございません。自主的な防犯パトロールの横の連携と申しますと、どういう…。
○12番(鈴木道子君)実施しているところ、実施していないところの横の連携、各町内会の横の、情報交換と申しますか、そのようなところです。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)町内会全部でおおむね10団体程度まずパトロールをやられておりまして、当然どこの町内会・自治会でパトロールやってるということは、お互い御存じだと思いますが、定められた期日でこの部分についての、お互いに町内会同士の定期的な話し合いまでは至っていないと思います。ただ、町内会長会議等ございますので、その中の話題の一つとして上げられているということは考えられます。
○12番(鈴木道子君)現在も、そしてこれからも防犯ということは、大変大切な問題でありますし、また葉山で中央道が開通いたしましてから、なかなか進入路がふえたということもございますので、町内会で防犯パトロールがどういう日にちでどういう時間帯でやられているかということ、私お尋ねいたしましたら、そこまで把握してないという御返事でございましたので、その辺のところもぜひ町として把握しておく必要があるというふうに思っておりますが、これからぜひ把握をしていただきたいと思いますが、いかがですか。
○福祉環境部部長(根岸隆男君)把握するようにいたします。
○12番(鈴木道子君)また、これが住民の皆様方が、自主的な動きが大きくなりますと、何か腕章ですとか、そういう夜でしたら懐中電灯ですとか、そのような共通なグッズということも考えられますので、そのようなことにも、また将来的には対応するという姿勢を、ぜひ今のうちにお持ちいただきたいと思いますが、いかがですか。
○町長(守屋大光君)この自主防犯パトロールの件につきましてですね、たしか私も昨年、堀内地区で発足したときに伺っております。余り何ていうんですかね、系統づけてだとか、一つの大きな計画的にというような形でなく、自主的に散歩される方はパトロール隊の腕章をつけて、散歩してくださいというような、余り何ていうか、肩ひじ張った対応でないように私も理解しておるわけでございます。ただその町内会によっては、若干温度差があろうかと思いますけども、いずれにいたしましても、多くの人たちが監視をしてるんだよという、その視線を感じさせるような対応の一つの手段として、このようなパトロール隊が組織されたというふうに理解いたしております。したがって、今後この対応というものは、町内会とももっと連携をとってですね、いろいろまた発足してからかれこれ1年近くなろうかと思いますので、いろいろな事柄について要望、あるいは反省等があろうかと思いますので、そういった点を含めて、そういった機会を通じて話し合ってみたいと思っております。
○12番(鈴木道子君)何らかの形でもう少し充実をしてほしいというお声も聞かれておりますので、防犯パトロールをやっていらっしゃる方には、本当に私どももありがたいことだと思い、感謝をしております。それがもう少し実効ある形になるように、町の方も行政としてもぜひ協力をお願いしたいと思います。
それから、次に庁用車の防犯利用ということについてお伺いをいたします。これは皆様方もごらんになったと思いますが、いろいろな自治体で、例えば車に子供110番のステッカーを張るとか、庁用車にそういうステッカーを張るということは、結構いろいろなところでやっているみたいでございます。また、特に松戸市などでは、昨年12月に道路交通法の緩和によりまして、青色の回転灯をつけてもいいというようなことになったそうで、パトカーの模様の塗装で、青色の回転灯をつけた庁用車が、防犯として回っているということを聞きました。これも一つの提案でございます。何らかの形で、庁用車もその職責だけで動くのではなく、防犯ということも兼ねたやり方ができると思いますので、この辺のところも参考にしていただいて、考えていただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。
○町長(守屋大光君)この17年度予算にですね、環境のパトロールに関する予算措置をさせていただいておりますので、環境からさらにもっと幅広く、パトロールという視点で考えた場合に、共通する部分もあろうかと思いますので、庁用車はもちろんのこと、一般住民の方々にも、そういうような視点で、もうちょっと幅広く検討させていただきたいと思います。
○12番(鈴木道子君)ぜひ1台の庁用車が、二重三重に効果を発するような何かやり方を御検討いただきたいと思います。私どももまた、いろいろなアイデアがありましたら、お話を申し上げたいと思っております。
次に教育についてに移らせていただきます。食育の推進ということでございますが、昨日でしたでしょうか、同僚議員が発達につまずきのある子供の件で質問をしていらっしゃいましたが、葉山町の子育てを取り巻く現状分析報告書の中に、発達につまずきのある子供の状況といたしまして、このようなことがありました。文部科学省の全国調査では6.3%、同様の横浜市の調査では6.5%、葉山町が実施した子育てに関する実態調査は、文部科学省、横浜市とは質問内容が違うけれども、子供の行動や生活態度で気になることという指摘を受けたことがあるかどうかは、小学生で19.0%、就学前児童で15.1%があるという回答であると。その具体的な内容は、次が大事なんですが、小学生・就学前児童ともに、家庭における偏食であるが、最も多くなっていますということがございました。事ほどさように、日本全国でも子供の成人病ですとか、生活習慣病ですね、とか、いろいろなことが問題になっている中で、当町でもこのようなことが記述されているということは、まさにこの食育を本格的に取り組む時期に来ているというふうに思います。県の方での本年度からの栄養教諭制度というのが動き出しましたけれども、この当町としては、この栄養教諭制度に対する対応は、どのように考えていらっしゃるかを、お伺いいたします。
○教育長(木太郎君)現在ではその対応がされておりませんですけども、今後県の教育事務所等を通じて対応を図っていきたいなと思っておりますけども、今のところは教員とそれから栄養士との連携で、今対応を図っているというとこでございまして、栄養士教諭については、今のところ対応ができていないということでございます。
○12番(鈴木道子君)小学校が大事ですけれども、さらに幼児のころからの食育ということで、なかなかこれは食育は家庭が基本であることは、間違いないんですけれども、さらに行政の問題であるというふうになってきておりますので、保育園での食育もまた重要だと思います。当町ではもちろん、各お母様方の赤ちゃんの健診時から始まって、保育園での食育、また小学校、さらに中学校、それからそれからずっと続いて、一生の土台となるような年代を通じた原型を持った食育を、ぜひ町として確立する必要があると思います。その点、幼児期からはいかがでございますか。
○教育長(木太郎君)大体、家庭と学校というふうな形がいつも話題に出るんですが、学校すべてに任せるというのはですね、やっぱり限界があるわけですね。だからやはり家庭の教育が大事であろうということで、家庭の親がですね、子供たちと一緒になって食について話し合う。それが一番大事じゃないかなと思っております。学校の給食については、それらを考えて、バランスのいい献立を1カ月考えてつくってるわけですけども、それについては栄養士がランチルームに集まる子供には、一つ一つ説明してやってるわけですけど、それは毎日クラスが変わってくるわけですけども、1カ月に1回は必ずランチルームで、その内容を教えているというようなことですので、両方、家庭と学校が一体となって対応していくのが一番大事だと思っておりますけど。特に就学前については、保育園では給食が出てますけど、幼稚園では出てないわけですから、特に幼稚園に通ってるお子さんについては、御家庭の教育が一番大事だというふうに考えておりますけど。
○12番(鈴木道子君)葉山町といたしましては、まだまだ体制が確立されていないというふうに、皆様お思いになっていらっしゃると思います。私もそう思っております。ぜひこの機会に、盤石な食育の体制をおつくりいただきたいと思います。学校でよく個人の知力、活力、体力、気力、心力がものを言うという時代に入ってきたといいますが、そして慶応、早稲田とかいう学歴よりも食歴だというふうに言われておりますので、この食は大事ですので、ぜひ真剣に取り組んでいただきたいと思います。
続きまして教員の資質の向上策ということに移らせていただきたいと思います。この前の広報を拝見いたしますと、教育委員会だよりの「いそぎく」に、本当にうれしいことに、立派な葉山小学校6年の石上君が、読書感想文で内閣総理大臣賞をいただいたという、新聞でも拝見いたしましたけれども。本当にすばらしいことで、うれしく思っております。また、体育の方では葉山中3年の川村君が、全国都道府県対抗駅伝大会に出場したというニュースが載っておりました。本当に心身ともの、知力、体力ともの優秀なお子さんが出て、とてもすばらしいことだと思います。このような方が出てきたということは、本当に例えば本で言いますれば、読書運動をやっていらっしゃるこの石上君の後に続く何十人、何百人のお子さんたちが、後に続いているというふうに私は思っております。また、川村君も葉山中学校だより等、また南郷中学等の話を聞きましても、各クラブの活動が載っております。本当に皆さん頑張ったクラブで、先生方、また教育委員会の御指導のもとに、このようなすばらしい一つの結果だと思っておりますので、本当に喜んでおります。
急に変わりまして、教員の資質のことでございますけれども、神奈川県内で私が直接耳にしたことでございますが、お子さんが、小学校のお子さんが漢字のテストをやって、漢字が間違ってる。出るところが出てないとか、例えば私の鈴木でしたら「木」の上が出てないと。そういう場面でも丸がついていると。そういうことが何度も繰り返されて、それを父兄会でお話ししたら、あるその担任の先生いわく、僕は今はパソコンの時代だから、漢字は書けなくてもいい、読めればいいと思ってますと、そういうふうにおっしゃったということを聞きました。その先生は宿題一切出さない。夏休みの宿題も一切お出しにならない。テストも自分が丸をつけるのは面倒くさいから、みんなお互いにとっかえっこしてつけなさいと。そんなことでしたから、そういう丸がついてしまったんだと思いますけれども。親御さんが、これ間違ってるから先生に間違ってますとお渡ししなさいと言ってお渡ししても、先生が「ああそう」で終わってしまったと。そういう先生も県内にはいらっしゃるんだということを伺いまして、読み書きそろばんをしっかり教えてほしいという義務教育のうちにあっては、嘆かわしい事態だというふうに私は思いました。
ちなみに先ほど申し上げなかったでしょうか、東京都は1997年から、指導力不足教員の問題に取り組んで、これまでに50人の方が指導力不足と認定されたというニュースを聞きました。葉山町としては教員の資質ということについては、どういう機関と申しますか、どういうところで判断をするのでしょうか。
○教育長(木太郎君)先ほどの宿題を出さない等については、葉山の先生なのかどうかちょっとよくわかりませんでしたけども。私が聞こえる中では、うちの百五十数名の先生方は、みんな一生懸命きちっとやってる先生というふうに、私の方には入ってるわけです。
それから最後のお話ですけども、評価、職員の評価システムがありまして、教頭・校長による評価が行われております。その結果で判定ができるということでございますので、今のところ、私どもの葉山においては、指導力不足の教員は一人もいないと。湘三管内では何か2名ぐらいいて、教育センターで指導を行っているというようなことも聞いたことがございますけども。当町の教員については、そういうことは一切聞いておりませんです。
○12番(鈴木道子君)子供は学校の先生のみならず、親、そして親でなくても私たち大人が補い合い、一人の人間、教師といえども、100%万全ではないと思いますので、みんなで力を合わせながら、次世代の子供を教育するということが私は必要だと思っております。
そのことにつきまして細かいことでございますが、実は先日の卒業式で、出席させていただきましたところ、生徒さんが卒業証書をいただいて、私ども大人が座ってる前を通って自分の席に着くときに、何の会釈もしないと。知らんぷりで前を通りすぎるという状況がございました。よく見てましたら、お二方だけは軽く会釈をして通られたんですが、御家庭の多分しつけ等、きちっとなさっていらっしゃる方だというふうにお見受けをいたしました。これも本当に家庭の教育力が低下しているというふうにも言われておりますので、本来は家庭でこれはしつけるべきことだとは思いますが、学校で一言先生が、こういう場面には軽く会釈をするんだよということ、一言おっしゃっていただければ、子供たちはやると思います、小学生ですから。ぜひそのようなきめの細かい教育をしていただきたいというふうに思います。
お母様方の中には、何か変な言い方ですが、子供は人質なんだからというようなことをおっしゃられて、本当に言いたいことがあるけれども、お互い親同士は言ってるけれども、直接は言っていかないという場面も耳にしております。私どもも気がついたところは、どんどん申し上げるようにしていたしますので、ぜひ先生方、お忙しいとは思いますけれども、きめの細かい教育、これから少子化ですので、少子化は子供の人数だけではなくて質の問題でもあると思いますので、ぜひそういうことにお気を遣っていただいて、本当にこの環境のいい葉山で、伸びやかに子供を個性豊かに、みんなの力で育てていきたいと思いますので、この辺のところを今後とも御留意いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○教育長(木太郎君)卒業式は中学校だったんでしょうか、小学校だったのかというのがございますけども。中学校、私、両方行ってまいりましたけども、中学校は全員きちっと来賓の人にはあいさつをして、自席に戻ってたというのが実態でございました。小学校の場合はちょうど対面式だったのかもしれないんですが、来賓の人とかなり距離が離れてたんではないかなというような感じも私はしておりまして、ただ、あいさつはやはり、人と会うときの一番のやっぱり礼儀じゃないかなというように思っておりますので、奨励して、基本であるんだということを、やっぱり先生方も教えるし、家庭でも教えてもらうということを徹底していきたいと、そういうふうに思います。
○12番(鈴木道子君)青少年問題協議会でも、部会で、近くの…固有名詞出しますが、大船中学を視察に行かれたというふうに伺いました。そのときの子供たちのあいさつが、それはそれはすばらしく徹底していたということで、葉山中学はそういうことであったということで、近々葉山中学もそういうような学校になられることと思いますし、またあいさつというのは小学校のしつけがとても大事だと思いますので、青少年問題協議会のテーマ、あいさつというふうに決まったそうでございますけれども。ぜひ私たち大人も気をつけますので、子供たちがさわやかにあいさつをし合うような葉山町にしていきたいというふうに思います。
次の小学校の2学期制導入ということについてお尋ねいたします。これは予算特別委員会でも、小学生まだだということを伺いました。2学期制については、取り組みが大変ふえてきまして、メリットとして授業時間数がふえるとか、じっくり子供を評価できる、また夏休み、冬休みも学ぶ意欲が薄れない、学校行事を見直すきっかけになる、教員がゆとりを持って授業ができると、いろいろメリットが書かれております。今、学力低下ということが、先日PISAの調査で、いろいろ読解力が低下傾向にあるですとか、読解力、OECD平均だと14位であるとか、前回8位であったとか、いろいろよくない数字が出まして、文部科学省が問題としているところでございますが。そういう学力低下という面からも、2学期制ということは、慎重に今後考えて、導入の方向を検討していい時期だと思いますけれども、その辺はとりあえず中学校はやったので、小学校はまだ今のところはではなくて、ぜひ検討にもう早速入っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○教育長(木太郎君)当然小学校についても検討を行ってるわけです。現在でも行ってるわけですけども。今葉山の中では、もう少しきめ細かく、1学期1学期で対応していく方が、今のところはいいんじゃないかということで対応してるわけですが、中学がそういうふうに移行していきますと、小学校の方も随時移行していくのかなというふうに思いますが、じゃあいつなのかというと、今のところはまだ研究の段階ではないかというふうに感じておりますけども。
○12番(鈴木道子君)最後にですね、私は1番の環境問題、また町民の健康、それから3番目の教育、この三つに関係するたばこの問題について、ぜひちょっと一言お伺いしたいんです。学校で、校庭内は禁煙であるとかいう、さまざまな健康増進法が施行されましてから、いろいろな学校での対応がなされておりますけれども、当町での対応もやはりそれに沿った形でやるべきだと思いますけれども、どのようになっておりますでしょうか。
○教育長(木太郎君)現在のところは研究段階でございまして、やはり子供が最低いる間はですね、何とか校地内では吸わないでもらいたい方向を何とか模索していってですね、1学期中には確立できればいいかなというふうに、これからもう既に話はずっとしてるんですが、対応を図ってまいりたいなというふうに思っております。
○12番(鈴木道子君)ぜひ皆様の協力をいただいて、皆様の気持ちいい形で話がまとまることを、それも早くにまとまることを祈っております。以上で私の質問終わりです。ありがとうございました。
○議長(中村常光君)これにて12番議員鈴木道子君の一般質問を終結いたします。これにて本日の一般質問を終わります。



○議長(中村常光君)以上で本日の日程はすべて終了いたしました。来る28日は午前10時再開いたします。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。(午後4時27分)


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