葉山の町政

下山口会館 11月26日(火)

最終更新日:2013年12月10日

「町長と葉山のはなし」開催結果の概要

「町長と葉山のはなし」

「町長と葉山のはなし」(下山口会館)アンケート集計結果はこちら(PDF)  

1.日時

平成25年11月26日(火) 10時~11時40分

2.場所

下山口会館

3.出席者

19人

4.町長より

 就任から1年9ヶ月間の取り組みについてお話しをさせていただきます。

 日本一の高水準にあった人件費ですが、現在、国の人件費削減率の7.8%とほぼ同規模である、4年間で2億4千万円の削減に取り組んでおります。また、経費削減のため、使用済み封筒の使い回しをするなどの小さな取り組みから、大きな事業としては横浜市に委託していたし尿処理を町で行うことにより、約1億円以上の事業費削減が可能になります。

 昨年度から力を入れてまいりました防災についてですが、聞き取りづらいなどの声をいただいていた防災行政無線の付け替え工事を全町で行い、年が明けるころには、システムの一斉切り替えを行う予定です。また、今年度防災のガイドマップを全戸配布いたしました。津波・風水害・火事・救急などの情報が載っていますので、このガイドマップを活用して防災の第一歩をご家庭で考えていただきたいです。各町内会の皆様からの知恵をいただきながら、防災のあり方について考えていきたいと思います。

 本年度は子育てに重点をおいてまいりました。待機児童や子どもへの虐待、また親である夫婦間の暴力など様々な問題がありますが、子育て環境を充実したものにするため、今年度は子育てをテーマとした意見交換会も児童館などで行いました。さらに、小学校低学年の児童を対象に、海に触れ合うことを目的としてアサリ掘りや稚魚放流を行なったり、また、残念ながら雨天のため実現できませんでしたが、竹林整備の一環として高学年の児童を対象にたけのこ掘りの企画もしました。行政として、あえて子育てというテーマを設定することにより、町職員が1つの方向に向かうことができると思います。保育園の建設も含め、来年度も引き続き子育てをテーマにしてまいりますが、さらに健康というテーマにも重点を置いていきたいと思います。日本人の死因第3位である肺炎を予防するため、75歳以上の方には予防接種の補助を行いますので、ぜひ予防接種を受けてください。

5.意見交換

意 見:
 し尿処理投入施設の損害賠償問題、横須賀市長坂地区のゴミ焼却施設の問題、経常収支比率の問題についての町長の見解を教えてください。

回 答:
 し尿処理投入施設の損害賠償請求については、まだ賠償請求があったわけではありませんので、請求があればそれを受けて対応を考えます。
 横須賀市長坂地区にゴミ焼却施設をつくる計画については、現在横須賀市で説明会を行っております。広域化計画脱却による裁判については、高等裁判所での判決が出たのち、さらに最高裁に上告されている状況ですが、早期に裁判を終結させたいと思っています。焼却炉を町独自で持つことは難しいので、いくつかの自治体と一緒に行うことで、コストダウンにつなげていきたいと考えております。裁判終了を待たずしても、他の自治体とのパートナーシップの構築に向けて取り組んでいきたいと思います。
 経常収支比率については現在100%を超えています。つまり税収よりも、お金の使い道がほとんど決まっており、借金の返済が多いためです。税収のほかに国や県からの補助金や交付金などがありそれらを活用し財政運営をしております。2008年度調査では、葉山町は全国で12番目に所得税の高い町となっており、裕福な町と言えます。しかしながら、なぜ財政が厳しいのかと申しますと、借金をせずに税金だけでまかなおうとしているからです。自主自立の町にするためむやみに借金はしませんが、施設修繕や保育園の建設など必要なところにはお金をかけていきたいと思います。
 また、サービス向上のために職員による接遇マニュアルを作成しました。さらに人件費に見合った仕事を職員がすることにより、葉山らしさを将来につなげていきたいと考えています。

意 見:
 町内会で朝と夕方に児童の見守り活動をしていますが、小学校の近くの道路でもスピードを出す車が多く、見通しの悪いカーブや崩れそうな崖のある箇所があります。看板やガードレールの設置、歩道に色をつけるなど、通学路の整備をお願いします。ハイキングコースについても、山が崩れている箇所があるので、対策をお願いします。

回 答:
 歩道の確保や横断歩道の設置、またスピードの規制は警察の所管になりますので、通学路という点を踏まえ警察に要望を伝えていきたいと思います。また、道路脇の崖崩れの箇所にガードレールの設置ということですが、所有者との折り合いがついていない状況にあります。
 現在町では、全町的に視覚による注意喚起を行っております。例えば、道路幅が狭く見えるようにしたり、ミラーをあえてはずして交差点での注意を促すような交通安全対策を試験的に実施しています。

意 見:
 海岸の規制についてですが、逗子市と歩調をあわせていただきたいです。ゴミ、バーベキュー、騒音、ジェットスキーの規制など問題はたくさんありますが、健全な海岸になってほしいと思います。また、津波などの避難対策はどうなっていますか。

回 答:
 近隣の逗子市とは足並みをそろえたいと思いますが、問題の本質に若干の違いがあると思います。逗子市では、営業時間・音・お酒・バーベキュー・ジェットスキー・刺青(タトゥー)を問題としております。葉山町でもバーベキュー・ジェットスキー・刺青に関しては逗子市と歩調をあわせていきたいと思いますが、海の家の営業時間については現在23時までですが、営業時間について担当部署、関係者と会合を開いて協議しています。飲酒の規制などは葉山独自で考えていきたいと思います。バーベキューはゴミが大きな問題になりますが、戸別収集になることによってゴミステーションがなくなり、葉山はゴミが出せない町であると発信していきたいと思います。
 観光客や海水浴客への津波の避難誘導対策ですが、公園にハザードマップを掲示する周知方法や、放送による対応が可能だと思っております。

意 見:
 バーベキューのゴミの放置や飲酒運転について、警察にもっと取り締まってもらう必要があると思います。公園管理者などにもっと権限を持たせて、パトロールや指導をしてもらうなど、何か対策が必要ではないですか。

回 答:
 取り締まりは行っていますが、啓発のチラシを配ったりしても一過性のものですので、メディアをつかうなど、大々的に知らせると効果があるかもしれません。逗子市では警察OBが見回りをしているようですが、いずれにしても、両者がもめることのないようにしていきたいです。ただし、今年の夏は、以前と比較して、多くの方がバスで葉山の海に来ている状況から町としても対策を考える必要はあると思っております。

意 見:
 来年からゴミの戸別収集が始まるようですが、全町で行うのであれば、人員や人件費が足りなくなるのではないでしょうか。

回 答:
 人件費は増やさずに行う方法をクリーンセンターの職員が考え、アイデアを出し合い、検証を行いました。戸別収集により各家庭でのゴミ出しは楽になりますので、資源ゴミのリサイクルや生ゴミの処理など、ゴミの削減にご協力をいただきたいと思います。また、ゴミの戸別収集には福祉的な意味もあります。福祉課の職員がクリーンセンター職員に対し研修を行い、独居や高齢世帯の方の見守りについて、ゴミの収集と同時に行えるようにします。さらに公務員が町内をくまなく回ることで、防犯の観点からの安心感を同時に提供できると考えています。戸別収集には様々な付加価値があると思っております。

意 見:
 急斜面地に建つ家が増えています。道路や消火栓などの有無や、災害時の避難においても問題がでてくると思います。下山口の地形を考え、何か規制が必要なのではないでしょうか。
 また、下山口の町内会加入率は60%程度ですが、町でももっと加入を推進してください。

回 答:
 斜面地の家については現地の状況を確認しますが、ある程度は自己責任になるのではないでしょうか。
 町内会の加入率は、全町で現在75%程度です。新しく転入してくる方にはパンフレットや町内会長の連絡先、町内会館の地図などを渡していますので、町内会からも加入をPRしていただきたいです。町内会に加入していることによって得られる情報はたくさんありますので、町と町内会とのつながりを今後もアピールしていきたいと思います。