葉山の町政

木古庭会館 11月20日(水)

最終更新日:2013年11月20日

「町長と葉山のはなし」開催結果の概要

「町長と葉山のはなし」

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1.日時

平成25年11月20日(水) 19時~20時35分

2.場所

木古庭会館

3.出席者

19人

4.町長より

 はじめに、就任してから1年9ヶ月間に行ってまいりました政策のポイントと、今後の方向性についてお話いたします。

 まず、人口についてですが、葉山町は今までずっと微増が続いている状態でしたが、昨年は約33,800人だった人口が、今年10月末現在で約33,600人に減少しておりますが、ほとんどが自然減ですので、急激な減少はないと考えております。

 現在、町の財政は住民税などの税金でまかなっております。その多くは住民税で、企業がないため法人税の収入はわずかです。2008年度調査では、葉山町は全国12番目に所得税の多い町となり、裕福な町といえます。しかしながら財政難の状態にあるのは、お金の使い道がほとんど決まってしまっており、借金の返済が多いためです。新たに借金をすれば収入となりますが、あえて借金をせずに税金だけでまかない、葉山を自主自立の町にしたいと考えております。とはいえ、1980年代に建てた庁舎を含む町の施設は、老朽化してきております。公共施設の整備など必要なところにはお金をかけ、施設の長寿命化を図ってまいりたいと思います。

 昨年春、職員の人件費が全国で1位の高水準となりました。人件費の削減が大きな課題となっておりますが、現在は4年間で2億4千万円の削減を行っています。国家公務員の人件費削減目標が7.8%であり、それとほぼ同規模で行っています。他にも約1億円の事業費削減を行う予定ですので、それをどう還元していくのかを町民の皆様に説明する必要があると思っております。

 昨年度力を入れてまいりました防災に関してですが、いままで津波や防犯など数種類あったマップを一冊にまとめ、今年4月に防災ガイドマップとして全戸配布いたしました。最近ではゲリラ豪雨や台風など風水害も発生しておりますので、災害発生時の対応など、各家庭で防災について話し合うための1冊としていただきたいと思います。また、聞き取れないなど多数のご指摘をいただいておりました防災行政無線についてですが、付け替え工事がまもなく終了し、デジタルの音になることで聞き取りやすくなると思いますが、設置後も難聴地域の調査を行い、情報伝達が迅速に行えるようにしてまいります。

 今年度から子育てをテーマに取り組んでおります。公園の遊具の増設などを含め、子どもたちのために何ができるのかを、子ども育成課だけでなく様々な課で考えてまいりました。来年度も引き続き子育てをテーマとしてまいりますが、併せて健康というテーマも考えていきたいと思います。葉山は高齢化率が28%と高い町ですが、75歳以上の方の医療費は県内で下から3番目となっており、健康な方が多いと感じております。今後も葉山を元気で健康な方が多い町にしていきたいと思います。なお、12月号の「広報はやま」は高齢者をテーマとしておりますので、ご一読をお願いします。

5.意見交換

意 見:
 ゴミの焼却施設について、町長の考えを聞かせてください。

回 答:
 皆様ご存知のとおり、ゴミ処理の広域化計画からの脱却問題で、現在最高裁に上告されている状態です。焼却炉を町独自で持つことは難しいので、いくつかの自治体と一緒に行うのが好ましいと考えています。裁判終了を待たずして、他の自治体とのパートナーシップの構築に向けて取り組んでいきたいと思います。

意 見:
 一色・堀内地区と木古庭地区では、下水道問題なども含めてかなりの差があります。家がまばらで、1人暮らしの高齢者世帯や空き家がたくさんある木古庭地区を、どう考えていますか。
 また、葉山町には学校の数が多いように思います。

回 答:
 葉山町を活性化させるためには、この地域の一次産業がとても重要になります。さらにこの地域には触れられる自然がたくさんあり、魅力もたくさんあります。海と山があってこその葉山町だと考えています。
 学校の数に関しましては、現在1クラス25人程度の少人数クラスで授業を行っています。英語学習や特別支援学級など、教室の用途が決まっており、空き教室は無い状態と教育委員会から聞いておりますので、町内に4校という数は適切と考えております。

意 見:
 町長には大井川鉄道の家山をぜひ見学していただきたいです。温泉があり、宿があり、そこでは町内の方が働いています。木古庭地区にふさわしいと思います。

回 答:
 現在、商工会主体となって南郷トンネル付近の活性化事業を計画しております。トンネルを利用するとこの地域からも比較的行きやすい場所ですので、道の駅のようなものをつくり、観光客向けに葉山町の特産品を集めて、観光の拠点となる市場を作りたいと考えております。

意 見:
 ゴミの戸別収集についてですが、木古庭は65歳以上の高齢者が多く、独居も多いです。高齢者には特にゴミの分別は難しいので、メモを残して収集しないのではなく、まずは分かりやすい指導をしっかりしていただきたいです。

回 答:
 ゴミの戸別収集には、職員が収集のために町内を歩くことによる、高齢の方の見守りや防犯の意味合いもあります。そのための福祉課職員による研修や、ゴミの削減のための指導も行ってまいります。

意 見:
 家の近くに1.5メートル幅の川が流れています。先日の台風で山から竹や枯葉が流れてきて川を堰きとめてしまい、氾濫してしまいました。そのときは道路河川課の職員が素早く対応してくださいましたが、氾濫は毎年のように起きているので、町として何か対策をしていただけませんか。

回 答:
 台風26号のときには、町でも被害があったと聞いています。海側だけでなく、山側の地区でも水害に対する心配があることがよくわかりましたので、今後の対策を考えていきます。

意 見:
 民生委員と地域住民とのコミュニケーションがとれていないように思います。行政が舵を取り、話し合える場を作っていただきたいです。また、社協の方から、要援護者リストについては情報がないと聞きました。社協と福祉課の連携は必要だと思います。
 また、防災倉庫に避難者名簿(カード)をつくっていただきたいです。

回 答:
 町内会・民生委員・福祉課・防災係の4つのつながりは必須ですが、個人情報保護法が壁となって、情報の共有ができないのが現状です。ちなみに要援護者リストの管理は防災係が行っております。それぞれの役割が縦割りで決まってしまっているため、連携を図ることが難しい状況にあります。要援護者リストは取り扱いが非常に難しいですが、より充実したものにするためには、情報の共有も必要かと思います。

意 見:
 財政に関してですが、単年度計画だというお話でしたが、必要なところには長期的な計画でお願いしたいです。若い人たちが希望の持てる町になってほしいと思います。

回 答:
 皆様からいただく貴重な税金ですので、大切に使わせていただきます。葉山町の誇りとなるものに、使っていきたいと思います。