葉山の町政

図書館 11月17日(日)

最終更新日:2013年11月17日

「町長と葉山のはなし」開催結果の概要

「町長と葉山のはなし」

※「町長と葉山のはなし」(図書館)アンケート集計結果はこちら  

1.日時

平成25年11月17日(日) 10時~12時

2.場所

図書館

3.出席者

21人

4.町長より

 就任から1年9ヶ月間の政策のポイントと現在の状況をお話いたします。

 まず、政策に関してですが、就任当初は防災に力を入れてまいりましたが、今年度と来年度につきましては子育てに力を入れ、2年をかけて他市町の標準に近づけていく予定です。子育てに健康というテーマをからめていきたいと考えております。

 また、「広報はやま」をより見やすく、より分かりやすいものにするために改善し、あわせて町のホームページの全面改正を来春に行う予定でおります。

 以前から、音がこだまして聞き取れないなどの数々のご指摘をいただいておりました防災行政無線についてですが、全町の取替え工事を今年中に終わらせる予定でおり、工事が終了後一斉に切り替えを行います。その後、難聴地域などの調査を再度行い、改善を進めてまいります。また、防災マップに関しても、今まで津波用、防災用、洪水用などたくさんあったものを一冊にまとめたものを作成し、配布いたしました。この防災マップをもとに、家族で防災や避難方法などについて議論していただきたいと思います。この地域は台風による水害や風害も心配されますので、そういった情報や、消防・救急についてなどの情報も記載されております。全戸に配布しておりますが、もしお手元に届いていないようであれば、ご連絡を頂きたいと思います。

 また町の財政についてですが、現在4年間で2億4千万円の人件費の削減を行っています。広報紙に広告を掲載することによる広告収入や、1億円強の事業費の削減を行うなど、お金のない状況を打開していきたいと思います。

 仕事の進め方の見直しという点についてですが、以前、庁舎内は昼間消灯しておりましたが、今は電気をつけて庁舎内を明るくしています。そういった事もあわせて、職員自身が考えた接遇マニュアルを作成し、接遇向上に向け浸透させて参ります。機構改革については進行形ですが、現在、防災は総務課の中の防災係として機能していますが、再来年度からは防災の担当課として、テロなどを含む危機管理全般を行っていく予定です。

 ゴミ問題などの公衆衛生問題を改善し、経済や文化を発展させることが人口の問題につながっていきます。昨年末は約33,800人だった町の人口が現在は約33,600人と、しばらく微増が続いていた状況が減少に転じました。町の活力ともなる人口の大幅減は避けなければなりません。

5.意見交換

意 見
 葉山町は重要な課題をたくさん抱えていると思いますが、今後10年の目標を示していただきたいです。先ほど人件費の削減の話も出ましたが、スリムな組織への構造改革が必要だと思います。もっとボランティアの方を活用するなど考えてはいかがですか。

回 答
 10年後がどうなっているのかを考えるのはとても大切なことだと思います。財政破綻した夕張市は、国の補助金に依存した結果、見えない借金が重荷になっていたようです。10年後も人口3万人以上を維持し、魅力を発揮できるよう、将来の葉山町の負担にならないような政策を行っていかなければなりません。そのためには、農業などの一次産業の活性化とIT関連などの静かな産業の発展が必要になると考えます。御用邸のある葉山町は気候的に位置的にもとても恵まれており、葉山が好きで住んでいる町民がたくさんいますので、その魅力を大切にしていきたいと思います。
 財政の問題ですが、2008年の調査では、全国で12番目に所得の高い方たちが住んでいる町であり、その分税収も多くあります。葉山町の財政が厳しいのは、国や県からの借金をなくし、税収だけで賄おうとしているからであり、町独自の予算を守っていくためにはもうしばらくは厳しい状況が続いてしまうと思いますが、先行きがないわけではありません。

意 見
 人口が減っているということですが、人口構成はどうなっていますか。ご高齢の方が亡くなるのは仕方のないことですが、問題は若い人たちが減っているかどうかです。
 また、葉山にはプロとして働いてきた方や資産を持っている方がたくさんいます。そういった葉山の特性を生かし、町民の知的資産を町の財産として活用するなど、納税意識として、自分のお金がどこに使われているかに興味を持ってもらうため、町債を発行するなど考えてみてはいかがですか。

回 答
 高齢者の減が若者の増を上回っている状況です。若い人たちにとって葉山が住みよい町になるよう、保育園の新設や公園遊具の設置、小児医療費の無料化拡大など、子育て環境を整えているところです。
 知的財産の活用については、NPOや生きがい事業団の活動や、町で活躍している専門家の力を借りて、例えば葉山の歴史書を作っていただく、また、各種審議会の委員になっていただくなど働きかけをしております。
 町債についてですが、必要な借金はすべきだと思いますが、何をするべきなのかが問題です。役場庁舎を始め多くの施設が昭和50年代に集中して建設され、30年が経過してきて老朽化が進んでおります。そこで修繕計画を策定し、まず小学校の耐震補強工事から進め、公共施設の整備やメンテナンスなどを行ってまいりますが、積極的な投資なども考えていく必要があるのかもしれません。

意 見
 葉山について参加者同士で話し合ってみてはいかがでしょうか。

(話し合い)
  • 葉山の自然がすき
  • 緑がきれい
  • 子どもを預ける施設がほしい
  • 朝の渋滞を解消してほしい
  • 公園を増やしてほしい
  • 図書館をもっと利用しやすくしてほしい
  • 中学校給食を実施してほしい
  • 交通の便をもっとよくしてほしい

意 見
 葉山の図書館がどうあるべきか考えていただきたいです。全国から要らなくなった本を集めている自治体もあるようですし、葉山にはいい本を持っている人がいるはずです。リサイクルや知識の継承の意味でも、葉山らしさを出してほしいと思います。蔵書のバランスを見直し、図書館を情報センターとして位置づけるのも一つの案だと思います。

回 答
 以前、予算がないことから、図書館の雑誌を大幅に削減し、開館時間も短縮しましたが、図書館は教育委員会が所管しているため、教育長が時間の延長を検討しています。
 色々な角度から検討する必要があるでしょう。例えば、今後は、果たして自治体ごとに図書館が必要なのか、また、葉山の図書館は絵本ならどこよりも充実しているなどの特色を持たせることはどうか、または、ボランティア活動の拠点として施設を活用したり、民営化するなど構想はたくさんありますので、皆さんの声を頂きながら考えてまいりたいです。

意 見
 子育て世代の30歳代は中学校給食に関心が強い。実現されれば、葉山から都心に住んでいる人も戻ってくるのではないでしょうか。

回 答
 逗子市では、来秋からランチボックスを始めると聞いています。鎌倉市長選でも、市長の公約となっていました。
 葉山町でも、教育委員会が学校給食を検討していますが、来年度は具体策の検討年次になるでしょう。ところで、夏に行った「子ども議会」での中学生の意見はお弁当派が多数でした。給食にするのであれば、食の意味を考えたり好き嫌いをなくすなど、教育にプラスになるものでなければなりません。
 食育の観点からも、様々なご意見をうかがい検討する必要があると思います。

意 見
 交通渋滞の解消のため、町が率先してノーカーデーを実施したらどうでしょうか。車の使用を減らすことで、環境にもよいですし、バス利用者が増えればバス運賃も安くなるのではないでしょうか。

回 答
 快適にバスを利用していただけるよう、バス停に屋根を設置することや、渋滞解消にバスベイの設置を考えています。
 また、京急バスに対して、町内の8の字運行や横断するルートを要望しています。
 葉山と横浜駅を結ぶ直通便が一足早く実現しました。
 昨日、湘南国際村で自転車レースがあり、今後も国際村での開催を働きかけ、自転車のまちにしたいという思いもありますが、道路の整備が一番の課題となっています。

意 見
 海岸清掃を海開きの前にやるのは、海の家の業者のためと見られてしまうのではないですか。

回 答
 確かに海開きに合わせた時期にクリーン葉山を行っています。海岸の清掃は美化財団が行っていますが、葉山の魅力の一つである海岸の清掃は町民の皆さんと一緒にやることに意味があると思います。また、海の家などの業者も参加し、海水浴場期間中は毎日清掃をしております。

意 見
 国道や県道のわきにある看板や広告の規制はあるのですか。また、葉山小学校前の花壇の手入れがされていない状態です。

回 答
 景観については、神奈川県条例により規制の強化を働きかけていきたいと思います。また、花壇の場所も県が管理していますので、いずれも県に要望していきます。

意 見
 ゴミの戸別収集の予定は。

回 答
 12月の議会を経て正式に報告をしますが、6月から戸別収集を始める予定で動いています。公務員がゴミを1軒1軒収集することで、ゴミの減量化と同時に地域の見守りの福祉につなげたいと考えております。
 また、現在約900あるステーションを半分に減らし、そこに資源ステーションを設置します。ステーションを「ゴミを集める場所」ではなく、「資源を集める場所」として認識していただき、各家庭でもゴミについて見直しをしていただきたいと思います。金属や缶、ビンはリサイクルすることによりお金になりますので、そのお金を町内会・自治会に還元することも考えております。

「町長と葉山のはなし」