葉山の町政

上山口児童館 7月9日(火)

最終更新日:2013年7月17日

「町長と葉山のはなし」開催結果の概要

「町長と葉山のはなし」

※7月9日のアンケート集計結果はこちら(PDF 11KB)  

1.日時

平成25年7月9日(火) 10時30分~12時

2.場所

上山口児童館

3.出席者

21人

4.町長より

 今年度は子育てを重点テーマとして取り組んでいますが、果たしてそれが本当に正しいのか、本当に葉山の魅力につながるのかという点を、マーケティングを通して再確認していきたいと思い、この意見交換会を開催しております。「葉桜児童館」・「ぽけっと」・本日の「上山口児童館」と3箇所での開催となりますが、子育てに関するいろいろな分野からの話を聞かせていただきたいと思います。
 まず、「葉桜児童館」と「ぽけっと」での概要についてお話いたします。今年度、海や山に親しむためのプログラムを実行していますが、山に入るとヤマカガシやマムシなどの危険な生物もたくさんいるので、危ないのではないかという意見をいただきました。血清については病院で用意しているとの確認はとれていますが、対策をどう講じればいいのかという説明も併せておこなう必要があると思います。その他、公園に関して、子どもたちがのびのび遊べるような公園が近くにない、遊具が足りない、といった意見をいただきました。また、保育園に関しては、もっと機能を充実させてほしいという意見が多かったです。
 では、これまでの取り組みについてご説明いたします。
 葉山町では、今年の4月から小児医療費無料化を拡大しました。所得制限はありますが、小学6年生まで無料化しているのは近隣では他にありません。
 また、公園の遊具についても、他市で古い遊具で遊んでいた児童がケガをするという事故を受け、全国的な取り組みと同じくして当町でも点検をしてまいりました。遊具の撤去が続いていましたが、近年は増設という方向ですすめており、平成24年度には8箇所の遊具を新設しました。今後も順次すすめてまいりますが、この近くですと木古庭の公園にブランコを新設する予定でおります。
 保育園の設置についてですが、現在町では30人ほどの待機児童がおります。潜在的に我慢している方もいらっしゃると思いますので、平成26年度中の新設を目指し、アンテナを張りめぐらせて情報収集に努めております。認可保育園の新設によって、町立保育園の機能も充実できると思います。特定保育や一時保育、病後児保育など、保育の質や幅を広げていきたいと思います。  海や山に親しむプログラムとして、今年度、竹の子掘りを計画しましたが、残念ながら雨でながれてしまいました。森戸海岸では、稚魚の放流やタッチプール、潮干狩りなどを通して、海にいる生物に親しんでもらうためのプログラムを実施しました。海のプログラムについては小学1~3年生を対象に、山のプログラムについては小学4~6年生を対象におこないましたが、来年度以降も継続しておこなってまいりたいと思います。
 次に役所内のことについてですが、副町長の辞任に関しては、みなさまにご心配をおかけいたしました。副町長が不在の状態は危機管理上問題がありますが、そもそも私と副町長とで政策的な意見の相違があるという状態はよくありませんので、本人の意を汲んで辞任という形になりました。こういった状況の中、職員たちは「我々の力で・・・」と一致団結して業務に取り組んでおります。また、町議会副議長の天皇陛下お出迎えの件についても、街宣車が町内を走行した時期もありましたが、警察からの情報で、相手団体も現在は活動をやめているということを確認しております。私はこの一件で、葉山町が「御用邸の町」としていかに世間から注目されているか、ということを改めて強く感じさせられました。
 最後に職員についてですが、接客においてのルールを示した「接遇マニュアル」を作成し、服装や電話の取り方など、接客において統一した意識を持って取り組めるよう、接遇向上を目指していきます。接客マナーについてお気づきの点がありましたら、ご意見・ご指導をいただきたいと思います。

5.意見交換

意 見
 再来年から子育ての新制度がはじまり、「認定子ども園」ができるという話を聞きました。どういう施設なのかという情報も少ない中、幼稚園からは園がなくなるともとれる話を聞き、今後どうなるのかが不安です。女性の社会進出が進む中、葉山は小さな町なので、選択肢があまりありません。ごく一般的な幼稚園に入れたいと考えている人も多いと思いますが、途中で子ども園に変わってしまうのではという不安もあります。子どもたちが安定した環境で過ごせるように、配慮していただきたいです。

回 答
 子ども園は、幼稚園の機能と保育園の機能を一元化した施設です。国の政策としてすすめていますが、実情はペースダウンしていて、難しいようです。保育園は、長い時間子どもの面倒をみることを目的としていますが、幼稚園は幼児教育を目的としています。認定子ども園にするには、幼稚園の機能を持ちながら、預かる時間を長くすることが求められますが、保育士と幼稚園教諭とでは資格も違うので、一元化することは難しいのではないでしょうか。子ども園の設立にはしばらく時間がかかると思いますので、今ご心配をいただく必要はないと思います。
 また、町からも保育園の設置は進めておりますが、子ども園は進めていませんのでお伝えいたします。

意 見
 保育の質をもっと上げるというお話がありましたが、現在、障がい児の受け入れ枠は、葉山保育園に学年に関係なく1つしかありません。統合保育を求める障がい児が園に1人とは限りませんので、いろいろな選択肢をもてるよう、町として幼稚園や保育園をバックアップしながら、フレキシブルな対応をお願いします。

回 答
 障がい児の受け入れについて、小学校では特別支援学級として対応し、たんぽぽ教室も設置しています。保育園では、統合保育の場合先生が1人付かなければなりませんので、財政的な面や、保育士本人の安定雇用の面からも、枠を設けざるを得ません。

意 見
 認可保育園では、療育手帳をもっている園児に対する人件費の補助があるはずです。

回 答
 療育手帳を持っている園児に対する人件費の補助については、確認します。ですが、待機児童を多く抱えているという問題もありますので、人件費の確保については今後の検討課題です。

意 見
 子どもが発達障がいをもっています。保育園では統合保育の希望者が3人いるから難しいと言われましたが、子どもを集団の中で学ばせたいというのが親の思いです。今後、このようなニーズはもっと増えてくると思いますので、枠を最初に決めるということをせずに、そのときの状況で判断していただきたいです。

回 答
 保育士の安定雇用が保育士本人にとっての問題になりますので、今後の課題です。

意 見
 夏のプール開放についてですが、今年は葉山小学校と長柄小学校で夏休み中プールを開放し、上山口小学校ではおこなわないようですが、この地域はバスの本数も少なく、海に行くにも距離があります。子どもたちが葉山小学校や長柄小学校のプールに行くことは大変ですので、プール開放の小学校の選定をする際、配慮していただきたいです。
 バスの本数も1時間に2本しかありません。利用したいときに利用できないと、ますます利用者が減ってしまいます。小さいバスでもいいので本数を増やしていただくよう、京急と調整をしてください。

回 答
 バスに関しては、他の場所でも話が出ました。京急としても、大きなバスを小さなバスにしても運営経費は変わりませんし、運転手の確保なども関係するので、町からは京急に対して要望を伝えてお願いすることしかできません。交通網に弱い葉山ですので、渋滞問題なども考えていかなければなりません。要望を続けてまいります。
 プール開放については、教育委員会に報告します。ところで、プールに関しては、海老名市では学校のプールを廃止し、大きな市営プールを造ったそうです。体育の時間にはバスなどを使って移動して水泳の授業をおこない、市民も利用できるようにしているそうですが、それについてどう思いますか。

意 見
 上山口小エリアは、自然がいっぱいで楽しいところですが、交通の便も悪く、おいていかれていると常に感じています。「葉山であって葉山でない」という感じがしてしまいますので、そういった施設も一色や堀内あたりにできるのであれば、利用が難しいです。ここからでは海まで距離があるので、プール開放でしか水遊びができない環境です。やってはいけないことや危険なことを自然の中で学ぶことも大切です。

回 答
 海山プログラムを実行しましたが、「海に入ったことがない」「(親の都合で)海に行かない」という子どももたくさんいました。葉山は自然が豊富だから海や山で遊べばいい、という訳ではありませんので、公園のことも含め、今後考えていかなければならないと思います。

意 見
 公園点検を年1回おこない、結果を町に報告していますので、素早い対応をお願いします。上山口地区には公園が一つしかありませんので、公園をつくっていただきたいです。
 また、最近不登校児が多くいるようです。学校に行きたくても行かれない子を、どう学校に戻してあげるのか、町としてどう対応していくのかの答えを出してほしいです。

回 答
 最近問題になっている「いじめ」については、力を入れていますが、不登校児については、教育委員会の対応が求められますが、専門家による心理的ケアが必要になると思います。子どもに関する問題は早期発見が大切ですので、子どもと親との関わり方についてのプログラムを実施し、家庭環境にも踏み込んで子育てに関するケアを強化しておこないます。

意 見
 子育てをしながらお金を稼ぎたいと考えているママはたくさんいると思います。遠くまで通勤しなくても葉山で働けるような環境づくりをしていただきたいです。子ども育成課や産業振興課など、いろんな課をまたいでのことだと思いますが、町の活性化にもつながり、税収も見込まれますので、葉山で働きたいと考えている人たちが意見交換できる機会を作っていただきたいです。

回 答
 ママ限定というのは難しいと思いますが、高齢者に関して申しますと、生きがい事業団はシルバー人材センターに体制が変わります。求人を増やすよう努められると思います。 
 それに関連して、在宅で働くパパを増やそうという計画もあります。芸術家やデザイナーの方々に葉山に来てもらったり、葉山という空間をうまく利用できる企業を誘致したり、いろいろな方法で町の税収アップにつなげていきたいと思います。鎌倉市での「カマコンバレー」といった取り組みも参考にしながら、古民家の保存や利用についても考えていきたいと思います。

意 見
 横須賀市と教育環境に差があり、戸惑いました。タクシーはべビーカーでも利用しやすいが、バスとタクシーでは費用が違うので、負担が大きいです。最終バスに乗ることが困難な時もあり、その都度タクシーは利用できません。
 子育てに関しても、一時預かりをしているところがありません。何かあったときに必ず預かってもらえる場所が少なく、ファミリーサポートセンターに関しても、事前の顔合わせが必要だったり、自宅近くで預かってくれる方がいないと利用できないなど、緊急時に対応していただくのが困難です。

回 答
 「ぽけっと」では緊急時はお子さんを預かってくれるはずですので、ファミリーサポートセンターと併せてご利用ください。子育て情報を掲載した冊子「葉みんぐ」も活用していただきたいです。

意 見
 働くお母さんのために保育園を造ることも大切ですが、子どもが小さいうちは働かないで子どものそばで過ごしたいと考えるお母さんもいます。そういうお母さんに目が向いていないのではないでしょうか。幼稚園などに通うと助成金がありますが、家で頑張って子育てをしている家庭にも、税制面での優遇などがあるといいと思います。「子育てしながら働く=美徳」の風潮もありますが、24時間子どもに愛情を注いでいるお母さんも応援してください。
 また、子育てというと乳幼児が対象と思われがちですが、高校や大学に通わせるのも大変です。年齢に関係なく、子どもをかかえる全ての家庭に支援が行き届くようにしていただきたいです。

回 答
 町レベルでの対応に限界はありますが、今後、中学生や高校生にも目を向けなければと思います。特に葉山には中学生たちが遊べる場所がありませんので、そういった環境も整えていく必要があります。働かないで子育てに専念されるお母さん方のためにも、この児童館や公園などの整備が大切なことだと思っています。

意 見
 上山口は広い地区ですが、子どもの遊び場は1箇所しかありませんし、県道の北側には遊べる場所がありません。小学校は小さい子どもを遊ばせることができませんし、県道を渡るのも危険ですので、地域的なことを考え、早急に対応してください。

回 答
 課題認識が足りませんでした。他でもご意見を頂いていますので、課題として受け留めさせて頂きます。