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葉山町環境基本計画




葉山町環境基本計画
【概要版】

地球上の人々と協調・共生をはかり、
豊かな自然に囲まれた中で
安全で快適な生活を実現するまち



計画の目的

本計画は、葉山町環境基本条例に掲げる基本理念の実現に向けて、環境の保全等を総合的、計画的に推進するために策定するものです。

基本理念

  • 環境の保全及び創造は、町民が健全で恵み豊かな生活を営む上で必要となる良好な環境を確保するとともに、これを将来の世代へ継承していくことを目的として行われなければならない。

  • 環境の保全及び創造は、町、事業者及び町民がそれぞれの責務を自覚して、公平な役割分担の下に行われなければならない。

  • 環境の保全及び創造は、地球的規模の環境問題を町、事業者及び町民が自らの課題と認識し、それぞれの事業活動及び日常生活において、積極的な取組によって行われなければならない。



計画の期間

本計画の期間は、平成13年度(2001年度)から平成22年度(2010年度)までの10年間とします。
ただし、本計画の基礎的条件である環境や社会経済情勢の変化に対し、必要に応じて適宜見直しを図るなど柔軟に対応していきます。


計画で対象とする環境の範囲

本計画で対象とする環境の範囲は、次の通りとします。
なお、私たちのあらゆる活動が関わっている地球環境に対しては、「自然環境」、「生活環境・快適環境」、「廃棄物・エネルギーの循環」、「環境パートナーシップ」の4項目を通して常に配慮を心がけていきます。




望ましい環境像

私たちの町の環境は、首都圏近郊にありながら、山林などの緑と海に囲まれた豊かな自然環境を有していますが、近年の開発の進展に伴って、自動車による大気汚染や生活排水による水質汚濁、生態系の分断等、様々な環境問題が顕在化してきています。

これらを踏まえ、地球温暖化・オゾン層の破壊・資源の枯渇といった地球規模の問題から、汚染物質、騒音・振動、さらに安全性・快適性といった私たちの生活に密着した日々の生活に関わる問題までを包括的に環境問題として捉え、環境基本計画における施策の方向を決定するものとして、私たちが目指すべき町の"望ましい環境像"を次のように設定します。
地球上の人々と協調・共生をはかり、
豊かな自然に囲まれた中で
安全で快適な生活を実現するまち


環境像を実現するための基本目標

本町の望ましい環境像「地球上の人々と協調・共生をはかり、豊かな自然に囲まれた中で安全で快適な生活を実現するまち」を目指すための方針として、4つの基本目標を掲げ、施策を展開していきます。
基本目標
人と自然が豊かにふれあえる健全な生態系の保持
葉山町の海・山の豊かな自然環境を残し、生物とふれあえる場の保全に努めます。
基本目標  
健康に暮らせる良好な生活環境の保全と潤いと安らぎのある快適環境の創造
豊かな自然と歴史や文化を尊重した潤いのある美しい景観を維持し、まちの発展と調和したまちづくりに努めます。
基本目標
資源やエネルギーを有効利用する循環型のまちづくり
ごみの減量や資源のリサイクルに努め、環境にやさしい循環型のまちづくりを目指します。
基本目標
環境パートナーシップの形成
身近な生活環境から地球環境問題まで、広い分野にわたる環境問題の総合的な解決へ向け、地域や家庭などで身近にできることから取り組んでいきます。また、町民・事業者・町が一体となり、環境保全に関する取組を効率的に推進していきます。


施策の展開図 環境特性と課題・施策・配慮事項・・・詳しくは環境特性のページへ

基本目標 施策の柱 施策の展開








調


































基本目標1

人と自然が豊かにふれあえる健全な生態系の保持
1.動植物・生態系の保全 自然環境の保全、「ふるさと葉山みどり基金」の充実、緑化協定等の締結、自然観察会等の実施・広報啓発活動
2.河川や海辺などの水辺地の保全 海岸保全地域の保全、生態空間に配慮した水辺整備、河川・海岸の美化清掃活動、水辺環境の保全・維持・再生、水生生物の保護
3.農地の保全 農地の保全、環境保全型農業の推進、荒廃農地の拡大防止、農業体験機会の提供、遊休農地の有効利用
基本目標2

健康に暮らせる良好な生活環境の保全と潤いと安らぎのある快適環境の創造
1.大気汚染の防止 大気汚染抑止の啓発、交通流の円滑化、公共交通機関の充実・交通システムの改善、低公害車の普及・導入促進
2.水質汚濁の防止 公共下水道事業の推進、生活雑排水対策、水質汚濁抑止の啓発、合併処理浄化槽の普及推進
3.土壌汚染の防止 調査による汚染実態把握、汚染に関する適切な対応の実施、土壌汚染抑止の啓発・指導の徹底
4.騒音・振動、悪臭の防止 建設騒音・道路騒音対策、生活騒音・迷惑騒音対策、悪臭の防止、調査による汚染実態把握
5.緑化の推進 現存緑地の保全、「ふるさと葉山みどり基金」の充実・周知、国営公園の誘致、自然性の高い公園整備、街路樹・緑道の整備
6.水辺地の整備 磯や砂地の保全、親水性の水辺創出、清掃運動などの企画・実施、遊漁船等への環境コスト負担の検討
7.良好な景観の確保 ポイ捨て・不法投棄防止、公共空間・公共施設の美化、空き地等の適正管理、美しいまちなみの実現、景観に配慮した道路整備
8.歴史的な人文資源の保全・活用
文化財の保全、歴史的建造物・遺跡・文化財の調査・情報提供、散策路整備・イベント等の実施、文化性の高いまちなみの創出
基本目標3

資源やエネルギーを有効利用する循環型の まちづくり
1.資源の循環利用 製品の循環利用推進、リサイクルシステムの確立、リサイクルの普及啓発、デポジット制の導入、雨水利用普及
2.廃棄物の適正な処理 ごみ収集の効率化、ごみ処理の広域化、事業所のゼロエミッション化奨励・推進、ごみ持ち帰り体制の確立、処理施設の機能改善、フロン代替ガス使用製品の普及を検討、家電リサイクル法対象家電品の収集体制確立
3.廃棄物の資源化・減量化 分別収集の徹底、生ごみのコンポスト化の推奨、資源回収業者や集団回収団体の育成・支援
4.エネルギーの有効利用 省資源・省エネルギーの啓発、資源・エネルギーの有効活用の促進
基本目標4

環境パートナーシップ の形成
1.環境教育の推進 こどもエコクラブ推進、環境プログラムの作成、環境教育・学習の推進、環境学習リーダーの育成、地球環境問題への啓発
2.環境情報の整備 環境情報の収集・調査、事業計画段階での情報公開、情報交流の場の整備、多様な広報媒体の活用、環境配慮行動の啓発・励行
3.町民・事業者・町の自主的取組の推進 環境NPOの育成、環境に関する取組への奨励・表彰
4.町民・事業者・町のパートナーシップの形成 地球環境に関する広域的な運動の推進、町民・事業者・町のネットワークづくり、関係機関との協議・検討体制の整備



計画の主体

本計画を推進する主体とその役割は、次の通りとします。

町 民
日常生活の中で、環境に配慮した暮らしを実践するとともに、町の環境保全に関する施策に対して、積極的に参加・協力します。
事業者
自らの事業活動が環境に負荷を与えることを十分認識し、公害発生の防止など環境への配慮に最大の努力を払うとともに、町の施策に積極的に協力します。
環境を保全するための中心的な役割を担い、各主体や行政に関わる諸機関、町議会等とパートナーシップを形成し協力しながら、葉山町の環境の状況に応じた施策を策定し、実施します。
また広域的な取組については、国や近隣自治体と連携を図り、協力に努めます。
滞在者
葉山町の町民・事業者・町の環境への取組を尊重し、滞在期間中これに積極的に協力します。


計画の推進体制

本計画に掲げる環境施策をより実効性のあるものとして展開していくために、計画の推進体制を次のように組織します。
この協力体制には、町民・事業者・町がそれぞれの立場で関わり、環境パートナーシップを形成することを目指します。




 
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